JPH09297681A - 設計支援システム及び設計支援方法 - Google Patents

設計支援システム及び設計支援方法

Info

Publication number
JPH09297681A
JPH09297681A JP8109288A JP10928896A JPH09297681A JP H09297681 A JPH09297681 A JP H09297681A JP 8109288 A JP8109288 A JP 8109288A JP 10928896 A JP10928896 A JP 10928896A JP H09297681 A JPH09297681 A JP H09297681A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
general
program
control program
specific process
name
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8109288A
Other languages
English (en)
Inventor
Hajime Taruishi
肇 垂石
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP8109288A priority Critical patent/JPH09297681A/ja
Publication of JPH09297681A publication Critical patent/JPH09297681A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 仕様書書及びソフトウェアを効率的に再利用
し、かつ、人為的な不一致、ミス等を防止して高品質な
製品を作成することを可能とする。 【解決手段】 制御プログラムを作成可能な設計支援シ
ステムにおいて、ある特定のプロセスについて作成され
た制御プログラム2及び当該プログラムを説明する仕様
書1の中で、ある特定のプロセスに関わることを示す変
数もしくは名称を汎用的な名称に変更して、プログラム
2及び仕様書1を汎用的制御プログラム7及び汎用的仕
様書6に変換する汎用化処理手段4と、汎用的制御プロ
グラム7及び汎用的仕様書6における汎用的な名称を他
の特定のプロセスに適合する変数もしくは名称に変更し
て、汎用的制御プログラム7及び汎用的仕様書6を他の
特定のプロセスに対する制御プログラム2及び当該プロ
グラムを説明する仕様書1に変換する特定化処理手段8
とを備えた設計支援システム。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明はプロセス制御のた
めのプログラム及びその仕様書等のソフトウエア設計,
生産を支援する設計支援システム及び設計支援方法に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】プロセス制御を行うプラント設備等の発
注を受けた場合、その受注先はハードウエア設備の建設
を行うと共に、各機器を制御する制御プログラム(プロ
セス制御ソフトウエア)を作成し、そのプロセス制御ソ
フトウエアに対応する仕様書を添付して発注元に納入し
ている。
【0003】従来のプロセス制御ソフトウェア設計・製
造過程においては、制御内容を定義する「仕様書」と、
それを実現する「ソフトウェア」が別々に作成、管理さ
れ、その設計・製造過程が進められる。ここで、仕様書
の生産を支援する装置は、例えばCADやワードプロセ
ッサであり、ソフトウエアの生産を支援する装置は、プ
ログラム作成装置である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、プロセス制
御の分野においては、過去に作成したプログラムや仕様
書に修正を加えて再利用するケースが多く、ソフトウエ
アだけでなく仕様書をも効率的に再利用できる支援シス
テムが要望されている。
【0005】また、近年ソフトウエア製品を極めて短期
間に設計製造することを求められる場合が増えており、
いわゆるコンカレントエンジニアリングの実現が要請さ
れている。
【0006】上記した仕様書及びソフトウエアは、別個
のシステムで作成され、管理されるため、再利用される
場合にも、それぞれを別個に人手で編集され、再利用さ
れている。
【0007】しかしながら、このように技術者が個々に
編集し保存したものを、再利用する他の技術者が個々に
再編集するのでは、効率的に再利用し、再利用による生
産性を向上させるのが困難である。
【0008】また、仕様書とソフトウエアの両者が別個
に作成管理されているため、再編集時における人為的な
不一致、ミスも発生しやすく、かえって仕様書及びソフ
トウエアの品質が低下する恐れがあり、その品質確保が
困難である。
【0009】本発明は、このような実情を考慮してなさ
れたもので、プロセス制御についての「仕様書」及び
「ソフトウェア」を効率的に再利用し、かつ、人為的な
不一致、ミス等を防止して高品質な製品を作成すること
を可能とする設計支援システム及び設計支援方法を提供
することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1に対応する発明は、プロセス制御用言語か
らなる制御プログラムを作成可能な設計支援システムに
おいて、ある特定のプロセスについて作成された制御プ
ログラム及び当該プログラムを説明する仕様書の中で、
ある特定のプロセスに関わることを示す変数もしくは名
称を汎用的な名称に変更して、プログラム及び仕様書を
汎用的制御プログラム及び汎用的仕様書に変換する汎用
化処理手段と、汎用的制御プログラム及び汎用的仕様書
における汎用的な名称を他の特定のプロセスに適合する
変数もしくは名称に変更して、汎用的制御プログラム及
び汎用的仕様書を他の特定のプロセスに対する制御プロ
グラム及び当該プログラムを説明する仕様書に変換する
特定化処理手段とを備えた設計支援システムである。
【0011】また、請求項2に対応する発明は、プロセ
ス制御用言語からなる制御プログラムを作成可能な設計
支援システムにおいて、ある特定のプロセスについて作
成された制御プログラム及び当該プログラムを説明する
仕様書の中で、ある特定のプロセスに関わることを示す
変数もしくは名称を汎用的な名称に変更するのを支援し
て、プログラム及び仕様書を半自動的に汎用的制御プロ
グラム及び汎用的仕様書に変換する汎用化処理手段と、
汎用的制御プログラム及び汎用的仕様書における汎用的
な名称を他の特定のプロセスに適合する変数もしくは名
称に変更するのを支援して、汎用的制御プログラム及び
汎用的仕様書を半自動的に他の特定のプロセスに対する
制御プログラム及び当該プログラムを説明する仕様書に
変換する特定化処理手段とを備えたことを特徴とする設
計支援システムである。
【0012】さらに、請求項3に対応する発明は、プロ
セス制御用言語からなる制御プログラムを作成可能な設
計支援システムにおいて、ある特定のプロセスについて
作成された制御プログラム及び当該プログラムを説明す
る仕様書の中で、ある特定のプロセスに関わることを示
す変数もしくは名称を汎用的な名称に変更して、プログ
ラム及び仕様書を汎用的制御プログラム及び汎用的仕様
書に変換する汎用化処理手段と、汎用化処理手段により
変換された複数種類の汎用的制御プログラム及び汎用的
仕様書をライブラリとして保存する記憶手段とを備えた
設計支援システムである。
【0013】さらにまた、請求項4に対応する発明は、
ある特定のプロセスについて作成された制御プログラム
及び当該プログラムを説明する仕様書の中で、ある特定
のプロセスに関わることを示す変数もしくは名称を汎用
的な名称に変更して、プログラム及び仕様書を汎用的制
御プログラム及び汎用的仕様書に変換する汎用化処理ス
テップと、汎用的制御プログラム及び汎用的仕様書にお
ける汎用的な名称を他の特定のプロセスに適合する変数
もしくは名称に変更して、汎用的制御プログラム及び汎
用的仕様書を他の特定のプロセスに対する制御プログラ
ム及び当該プログラムを説明する仕様書に変換する特定
化処理ステップとを有する設計支援方法である。 (作用)したがって、まず、請求項1及び4に対応する
発明の設計支援システム及び方法においては、汎用化処
理手段によって、ある特定のプロセスについて作成され
た制御プログラム及び当該プログラムを説明する仕様書
の中で、ある特定のプロセスに関わることを示す変数も
しくは名称を汎用的な名称に変更して、プログラム及び
仕様書が汎用的制御プログラム及び汎用的仕様書に変換
される。
【0014】また、特定化処理によって、汎用的制御プ
ログラム及び汎用的仕様書における汎用的な名称を他の
特定のプロセスに適合する変数もしくは名称に変更し
て、汎用的制御プログラム及び汎用的仕様書が他の特定
のプロセスに対する制御プログラム及び当該プログラム
を説明する仕様書に変換される。
【0015】したがって、本システム及び方法において
は、仕様書書及びプログラムを効率的に再利用し、か
つ、人為的な不一致、ミス等を防止して高品質な製品を
作成することができる。
【0016】次に、請求項2に対応する発明の設計支援
システムにおいては、汎用化処理手段により、ある特定
のプロセスについて作成された制御プログラム及び当該
プログラムを説明する仕様書の中で、ある特定のプロセ
スに関わることを示す変数もしくは名称を汎用的な名称
に変更するのが支援され、プログラム及び仕様書が半自
動的に汎用的制御プログラム及び汎用的仕様書に変換さ
れる。
【0017】また、特定化処理手段により、汎用的制御
プログラム及び汎用的仕様書における汎用的な名称を他
の特定のプロセスに適合する変数もしくは名称に変更す
るのが支援され、汎用的制御プログラム及び汎用的仕様
書が半自動的に他の特定のプロセスに対する制御プログ
ラム及び当該プログラムを説明する仕様書に変換され
る。
【0018】さらに、請求項3に対応する発明の設計支
援システムにおいては、汎用化処理手段により、ある特
定のプロセスについて作成された制御プログラム及び当
該プログラムを説明する仕様書の中で、ある特定のプロ
セスに関わることを示す変数もしくは名称を汎用的な名
称に変更して、プログラム及び仕様書が汎用的制御プロ
グラム及び汎用的仕様書に変換される。
【0019】そして、記憶手段に、汎用化処理手段によ
り変換された複数種類の汎用的制御プログラム及び汎用
的仕様書がライブラリとして保存される。したがって、
汎用性が高い制御プログラム及び仕様書のセットを供給
できるライブラリが構成され、新たな制御プログラム及
び仕様書を作成する際に、仕様書及びプログラムの効率
的な再利用が図られる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て説明する。 (第1の実施の形態)図1は本発明の第1の実施の形態
に係る設計支援方法の一例を示す概念構成図である。
【0021】この設計支援方法は、ある特定のプロセス
装置で用いるためにプロセス制御用言語によって作成さ
れた制御プログラム1、及びその制御プログラム1の内
容を説明する文書や図形からなる制御仕様書2からなる
特定プロセス用プロダクト3を汎用化処理4によって、
汎用プロダクト5に変換するものである。
【0022】また、逆に、この設計支援方法は、汎用化
された制御プログラム6、及びその制御プログラム6の
内容を説明する汎用化された制御仕様書7からなる汎用
プロダクト5を特定化処理8によって、特定プロセス用
プロダクト3に変換するものである。
【0023】なお、本設計支援方法は、プロセス制御用
言語を使用した制御プログラムを作成可能であり又仕様
書作成可能な装置に対して適用されており、これは、パ
ソコンやワークステーション等の情報機器により実現さ
れるものである。すなわち上記汎用化処理4や特定化処
理8は、このような計算機における処理により実行され
る。
【0024】まず、再利用でなく、特定のプロセスに対
して初めて仕様書及びプログラムを作成する場合には、
図2に示すような、特定の対象プラント・機器に対応す
る特定プロセス用プロダクト3が作成される。
【0025】図2は本実施の形態における特定プロセス
用プロダクトの内容例を示す図である。このような特定
プロセスに対する制御プログラム2は、コントローラが
順次実行できる命令語オブジェクト単位2aで表現され
る。実際にプログラムが作成されるときには、その特定
プロセスの内容を説明する制御仕様書1を元にプログラ
ム作成装置により特定の制御用プログラム2が作成され
る。
【0026】各命令語オブジェクト単位2aは、同図に
示すようにオペコードとオペランドからなっている。制
御プログラムでは、プロセス信号を外部から取り込み、
演算後、別のプロセス信号として外部に出力するという
順で命令語オブジェクト単位(命令語)が組み合わされ
るのが基本的・一般的な形である。
【0027】したがって、制御プログラムを構成する命
令語のうち、入出力に関する命令語オプジェクトが外部
プロセス信号との入力または出力を決定しているとして
よい。具体的には、命令語オプジエクトが以下に示すよ
うにロード命令やストア命令等の入出力命令となってい
る場合に、 オペコード=LD(Load)またはST(Store) オペランド=外部信号アドレス そのオペランドの内容が特定プロセスを表現する要素で
あると考えてよい。
【0028】実際、この命令語単位は、プログラム的側
面でいえば入出力先とやり取りを行うための「外部変
数」である。逆にいうと、外部変数が関わるところ以外
は、そのプログラム内のみでの閉じている汎用的な処理
部分である。
【0029】したがって、外部変数とプロセス機器の対
応を決定するデータベースがあれば、この外部変数につ
いて、特定プロセスにおける実際のタグNo(TagN
o)を知ることができる。なお、タグとはプロセスを管
理するために設けられる一種の管理単位であり、タグN
oは、実際のプロセス機器を特定するIDNo(実際に
は英数字文字列)に対応するものである。
【0030】さらに、図2に示す制御プログラム2内に
は、各オペランドの変数が格納されたアドレスを指し示
すデータが含まれている。ー方、制御仕様書1は、図2
に示すように、一般には文章や描画表の要素の集合で表
現される。特定プロセスを代表する要素は、すなわち仕
様書中で特定のプロセスであることを示す部分はテキス
ト部分にあり、実際、特定プロセスを表現する「プロセ
ス機器名」、「計器名」等が登場し、一般に上記Tag
Noで特定されることとなる。
【0031】なお、制御仕様書1のデータには、テキス
トや描画そのもののデータ1a他、上記した変数名のア
ドレスを指し示すデータ1bが含まれている。このよう
なデータを含む特定プロセス用プロダクト3は、汎用化
処理4によって、図3に示すような汎用プロダクト5に
変換される。
【0032】図3は本実施の形態における汎用プロダク
トの内容例を示す図である。上記したように汎用プロダ
クト5は、制御仕様書6と制御プログラム7からなる。
制御仕様書6のデータには、テキストや描画そのものの
データ6a他、上記した変数名のアドレスを指し示すデ
ータ6b及びアドレスに対する変換処理された汎用名の
格納エリア6cが設けられている。
【0033】一方、制御プログラム7には、命令語オブ
ジェクト単位7a及び各オペランドの変数が格納された
アドレスを指し示すデータを有するプログラム本体7b
の他、アドレスに対する汎用名の格納エリア7cが設け
られている。
【0034】このような汎用名の格納エリア6c,7c
は、図4に示す汎用化処理4によってそのデータが作成
され、設けられることとなる。図4は、本実施の形態に
おける汎用化処理を示す流れ図である。
【0035】まず、汎用化処理が開始されると、特定プ
ロセスのために記述された特定プロセス用プロダクト3
の制御仕様書1及び制御プログラムに共通なアドレスが
抽出される(ST1)。これは、いわゆる上記「外部変
数」を抽出する処理である。
【0036】次に、外部変数とプロセス機器の対応を決
定するデータベース,ここでは変数のデータベースD1
を用い、対応するアドレス情報をもとにTagNo,機
器名等が本方法に係るシステムの使用者(ユーザ)に示
される(ST2)。
【0037】次に、使用者が希望する,当該プロセス機
器をもっともよく表現する汎用名を当該使用者に入力さ
せ、定義させる(ST3)。この定義入力により、アド
レスに対する変数名が仕様書及びプログラムのファイル
に図3に示す汎用名の格納エリア6c,7cに付加さ
れ、汎用プロダクト5の仕様書とプログラムのファイル
が作成される(ST4)。
【0038】このようにして作成された汎用プロダクト
5は、所定の記憶装置に保存され管理される。こうして
一種のライブラリが作成されるが、保存された汎用プロ
ダクトの種類が多くなってくると、例えば汎用化された
変数名を対応させるだけで、発注された特定プロセスの
プロセス制御ソフトウェア設計・製造を実施できる場合
が増えてくる。
【0039】つまり、プロセス制御ソフトウェアは、多
数のプログラムモジュール(もしくはオブジェクト、プ
ログラム単位、サブルーチン等ともいう)を組み合わせ
て作成するものであるから、その各モジュールについて
予め作成しておいた汎用プロダクト5を適用できる場合
は多い。
【0040】次に、このような場合に予め作成した汎用
プロダクトから特定プロセス用プロダクトを生成する特
定化処理について図5を用いて説明する。図5は、本実
施の形態における特定化処理を示す流れ図である。
【0041】まず、使用する汎用プロダクト5が表示さ
れ、特に、外部変数に相当する部分が汎用名の格納エリ
ア6c,7cに格納された汎用名で示される(ST1
1)。次に、外部変数とプロセス機器の対応を決定する
データベース,ここでは特定プロダクトの変数のデータ
ベースD2の内容から対応する特定変数の候補が示され
(ST12)、使用者により変数(外部変数)が特定さ
れる(ST13)。
【0042】すなわち、特定プロセスのTagNoとア
ドレスのデータを持つデータベースD2により、対応す
るデータが表示され、使用者にユーザ特定機器を選択さ
せる。
【0043】次に、汎用名に対するアドレスが特定変数
に対するアドレスに置換され、すなわち自動的に仕様書
のプロセス機器名とプログラムの外部変数のアドレスが
書換えられ(ST14)、図2に示す特定プロセスプロ
ダクトが生成される(ST15)。
【0044】このようにして、過去に作成された特定プ
ロセス用プロダクトを汎用処理し保存管理されていた汎
用プロダクト5から、新たな特定プロセスに対応する制
御プログラム2とその制御仕様書1が同時にかつ半自動
的に生成されることになる。
【0045】上述したように、本発明の実施の形態に係
る設計支援方法によれば、特定プロセスの為に作成され
た特定プロセス用プロダクト3から汎用プロダクト5が
半自動的に生成され、さらに、逆に汎用プロダクト5か
ら新たな特定プロダクト3が半自動的に作成されるの
で、同時並列に設計・製造作業を行うことができ、した
がって、仕様書とプログラムを個別に再利用する場合に
比して、生産性を著しく向上させることができ、さらに
品質の安定を容易に達成することができる。
【0046】このように、プロセス制御についての「仕
様書」及び「ソフトウェア」を効率的に再利用し、か
つ、人為的な不一致、ミス等を防止して高品質なソフト
ウエア製品を作成することができる。 (第2の実施の形態)図6は本発明の第2の実施の形態
に係る設計支援システムの一例を示すブロック構成図で
あり、図1,図4及び図5と同一部分には同一符号を付
して説明を省略し、ここでは異なる部分についてのみ述
べる。
【0047】この設計支援システムは、上記第1の実施
の形態に係る設計支援方法を実施する装置の一形態を示
したものであり、設計支援システム本体10と、キーボ
ードやマウス等の入力装置11と、CRTや液晶ディス
プレイ等の表示装置12とによって構成されている。
【0048】設計支援システム本体10は、パソコンや
ワークステーションからなり、図4に示す汎用化処理4
を実行する汎用化処理部4aと、図5に示す特定化処理
8を実行する特定化処理部8aと、記憶装置13と、そ
の他図示しない周辺要素とによって構成されている。ま
た、当該システムは、プロセス制御用言語を使用した制
御プログラムを作成可能であり又仕様書作成可能な装置
でもある。
【0049】記憶装置13には、変数データのデータベ
ースD1と、特定プロダクトの変数のデータベースD2
と、特定プロセス用プロダクト3と、汎用プロダクト4
とが保存されている。なお、この記憶装置13は、設計
支援システム本体10に内蔵されているものでも、外部
に接続されるものでもよく、さらに複数の記憶装置から
構成されるものでもよい。
【0050】以上のように構成された本発明の実施の形
態に係る設計支援システムは、上記第1の実施の形態で
説明した汎用化処理及び特定化処理を実現する。また、
上記したように、汎用プロダクト5の制御仕様書6及び
制御プログラム7の集合は、一種の汎用ライブラリとし
ての役割を果たすことになる。
【0051】そこで、特定プロセス用プロダクト3及び
汎用プロダクト5における制御仕様書1,6及び制御プ
ログラム2,7の保存形態について図7及び図8を用い
て説明する。
【0052】図7は本実施の形態における各プロダクト
の保存形態の一例を示す図である。図8は本実施の形態
における各プロダクトの保存形態の他の例を示す図であ
る。
【0053】図7において、特定プロセス用プロダクト
3A,3B,3C,..(以下、特定プロセス用プロダ
クト3A等と略す)は、記憶装置13内の特定プロセス
用プロダクトファイル14に保存されている。また、各
特定プロセス用プロダクト3A等においては、それぞれ
制御仕様書1A等及び制御プログラム2A等が一体とし
てもしくは関連付けられて保存されている。
【0054】同様にして、汎用プロダクト5X,5Y,
5Z,..(以下、汎用プロダクト5X等と略す)は、
記憶装置13内の汎用プロダクトファイル15に保存さ
れている。また、各汎用プロダクト5X等においては、
それぞれ制御仕様書6X等及び制御プログラム7X等が
一体としてもしくは関連付けられて保存されている。
【0055】次に、図8においては、特定プロセス用プ
ロダクトの制御仕様書1I,1M,..(以下、制御仕
様書1I等と略す)は、記憶装置13内の仕様書ファイ
ル16に保存されている。また、この仕様書ファイル1
6には、特定プロセス用プロダクトの仕様書のみなら
ず、汎用プロダクトの制御仕様書6P,6Q,..(以
下、制御仕様書6P等と略す)も保存されている。
【0056】一方、特定プロセス用プロダクトの制御プ
ログラム2I,2M,..(以下、制御プログラム2I
等と略す)は、記憶装置13内のプログラムファイル1
7に保存されている。また、このプログラムファイル1
7には、特定プロセス用プロダクトのプログラムのみな
らず、汎用プロダクトの制御プログラム7P,7
Q,..(以下、制御プログラム7P等と略す)も保存
されている。
【0057】つまり、図8の場合においては、制御仕様
書1I等及び制御プログラム2I等からそれぞれの特定
プロセス用プロダクトが構成されており、同様に、制御
仕様書6P等及び制御プログラム7P等からそれぞれの
汎用プロダクトが構成されている。
【0058】これらの対応する各々の仕様書及びプログ
ラムは関連付けられており、汎用化処理部4aもしくは
特定化処理部8aの処理動作時に汎用プロダクトもしく
は特定プロセス用プロダクトとして供されることにな
る。
【0059】また、上記図7及び図8の場合は、特定プ
ロセス用プロダクト及び汎用プロダクトの保存形態の例
を示したにすぎず、本実施形態においては、多数のプロ
ダクトについて種々の保存・管理形態が考えられる。
【0060】また例えば、各ファイル14,15,1
6,17は、それぞれ異なる記憶装置に記憶されるよう
になっていてもよい。上述したように、本発明の実施の
形態に係る設計支援システムによれば、汎用化処理4及
び特定化処理8を具体的に実現する手段を設けたので、
上記第1の実施の形態に係る設計支援方法の奏する効果
を現実に実施できるシステムを提供することができる。
【0061】また、特定プロセス用プロダクト及び汎用
プロダクトからなる多数のプロダクトについて、種々の
保存・管理形態を提供し、多数の汎用プロダクトの集合
としてのライブラリを供給できるので、特定プロセス用
プロダクトのより効率的な再利用を実現させることがで
きる。なお、本発明は、上記各実施の形態に限定される
ものでなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々に変形す
ることが可能である。
【0062】
【発明の効果】以上詳記したように本発明によれば、特
定のプロセスについて作成されたプロダクトを汎用化し
て保存管理しておくことにより、プロセス制御について
の「仕様書」及び「ソフトウェア」を効率的に再利用
し、かつ、人為的な不一致、ミス等を防止して高品質な
製品を作成することができる設計支援システム及び設計
支援方法を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る設計支援方法
の一例を示す概念構成図。
【図2】同実施の形態における特定プロセス用プロダク
トの内容例を示す図。
【図3】同実施の形態における汎用プロダクトの内容例
を示す図。
【図4】同実施の形態における汎用化処理を示す流れ
図。
【図5】同実施の形態における特定化処理を示す流れ
図。
【図6】本発明の第2の実施の形態に係る設計支援シス
テムの一例を示すブロック構成図。
【図7】同実施の形態における各プロダクトの保存形態
の一例を示す図。
【図8】同実施の形態における各プロダクトの保存形態
の他の例を示す図。
【符号の説明】
1,6…制御プログラム 2,7…制御仕様書 3…特定プロセス用プロダクト 4…汎用化処理 5…汎用プロダクト 8…特定化処理

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プロセス制御用言語からなる制御プログ
    ラムを作成可能な設計支援システムにおいて、 ある特定のプロセスについて作成された制御プログラム
    及び当該プログラムを説明する仕様書の中で、前記ある
    特定のプロセスに関わることを示す変数もしくは名称を
    汎用的な名称に変更して、前記プログラム及び仕様書を
    汎用的制御プログラム及び汎用的仕様書に変換する汎用
    化処理手段と、 前記汎用的制御プログラム及び汎用的仕様書における前
    記汎用的な名称を他の特定のプロセスに適合する変数も
    しくは名称に変更して、前記汎用的制御プログラム及び
    汎用的仕様書を前記他の特定のプロセスに対する制御プ
    ログラム及び当該プログラムを説明する仕様書に変換す
    る特定化処理手段とを備えたことを特徴とする設計支援
    システム。
  2. 【請求項2】 プロセス制御用言語からなる制御プログ
    ラムを作成可能な設計支援システムにおいて、 ある特定のプロセスについて作成された制御プログラム
    及び当該プログラムを説明する仕様書の中で、前記ある
    特定のプロセスに関わることを示す変数もしくは名称を
    汎用的な名称に変更するのを支援して、前記プログラム
    及び仕様書を半自動的に汎用的制御プログラム及び汎用
    的仕様書に変換する汎用化処理手段と、 前記汎用的制御プログラム及び汎用的仕様書における前
    記汎用的な名称を他の特定のプロセスに適合する変数も
    しくは名称に変更するのを支援して、前記汎用的制御プ
    ログラム及び汎用的仕様書を半自動的に前記他の特定の
    プロセスに対する制御プログラム及び当該プログラムを
    説明する仕様書に変換する特定化処理手段とを備えたこ
    とを特徴とする設計支援システム。
  3. 【請求項3】 プロセス制御用言語からなる制御プログ
    ラムを作成可能な設計支援システムにおいて、 ある特定のプロセスについて作成された制御プログラム
    及び当該プログラムを説明する仕様書の中で、前記ある
    特定のプロセスに関わることを示す変数もしくは名称を
    汎用的な名称に変更して、前記プログラム及び仕様書を
    汎用的制御プログラム及び汎用的仕様書に変換する汎用
    化処理手段と、 前記汎用化処理手段により変換された複数種類の汎用的
    制御プログラム及び汎用的仕様書をライブラリとして保
    存する記憶手段とを備えたことを特徴とする設計支援シ
    ステム。
  4. 【請求項4】 ある特定のプロセスについて作成された
    制御プログラム及び当該プログラムを説明する仕様書の
    中で、前記ある特定のプロセスに関わることを示す変数
    もしくは名称を汎用的な名称に変更して、前記プログラ
    ム及び仕様書を汎用的制御プログラム及び汎用的仕様書
    に変換する汎用化処理ステップと、 前記汎用的制御プログラム及び汎用的仕様書における前
    記汎用的な名称を他の特定のプロセスに適合する変数も
    しくは名称に変更して、前記汎用的制御プログラム及び
    汎用的仕様書を前記他の特定のプロセスに対する制御プ
    ログラム及び当該プログラムを説明する仕様書に変換す
    る特定化処理ステップとを有することを特徴とする設計
    支援方法。
JP8109288A 1996-04-30 1996-04-30 設計支援システム及び設計支援方法 Pending JPH09297681A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8109288A JPH09297681A (ja) 1996-04-30 1996-04-30 設計支援システム及び設計支援方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8109288A JPH09297681A (ja) 1996-04-30 1996-04-30 設計支援システム及び設計支援方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09297681A true JPH09297681A (ja) 1997-11-18

Family

ID=14506383

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8109288A Pending JPH09297681A (ja) 1996-04-30 1996-04-30 設計支援システム及び設計支援方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH09297681A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001525566A (ja) * 1997-11-26 2001-12-11 メラー ゲゼルシヤフト ミツト ベシユレンクテル ハフツング 小型制御装置
JP2016095853A (ja) * 2014-11-12 2016-05-26 横河電機株式会社 プロセス制御システムおよび設定システム
JP2016095852A (ja) * 2014-11-12 2016-05-26 横河電機株式会社 プロセス制御システムおよび設定システム
JP2020201768A (ja) * 2019-06-11 2020-12-17 東芝エレベータ株式会社 情報処理方法および情報処理装置

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001525566A (ja) * 1997-11-26 2001-12-11 メラー ゲゼルシヤフト ミツト ベシユレンクテル ハフツング 小型制御装置
JP2016095853A (ja) * 2014-11-12 2016-05-26 横河電機株式会社 プロセス制御システムおよび設定システム
JP2016095852A (ja) * 2014-11-12 2016-05-26 横河電機株式会社 プロセス制御システムおよび設定システム
JP2020201768A (ja) * 2019-06-11 2020-12-17 東芝エレベータ株式会社 情報処理方法および情報処理装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3488019B2 (ja) 制御設計用コンフィギュレーション・ツールの部品再利用方法
US5202996A (en) Software structuring system and method by data table translation
JP4884685B2 (ja) データベースに項目追加を行うコンピュータ、プログラムおよび方法
JPH09297681A (ja) 設計支援システム及び設計支援方法
JP2006260314A (ja) アプリケーションソフトウェア構成管理装置、アプリケーションソフトウェア構成管理方法、およびプログラム
US6345270B1 (en) Data management system
JPH043248A (ja) 出力仕様例示形情報処理システム
US7343593B2 (en) Method and device for porting software programs to a target platform by way of an electronic data processing system
JP2004110704A (ja) 設計支援システム
JP2005031737A (ja) ソースコードの生成システム及びその生成方法及びその生成プログラム及びソフトウェア開発支援ツール
JP3704374B2 (ja) ドキュメント管理システム
US20040181774A1 (en) Work flow program generating apparatus and method
JP2010282286A (ja) 開発支援装置,プログラム
JP2007213508A (ja) 生産計画システムおよび半導体装置の製造方法
JP2002334246A (ja) 納入予定調整管理システム
JP2009157534A (ja) プログラム作成支援システム、そのプログラマブルコントローラ支援装置、プログラマブル表示器支援装置
JP2023050656A (ja) 設計支援システム、設計支援方法及びプログラム
JPH06332909A (ja) 計画管理システム
JP2000250744A (ja) ソフトウエア要求定義支援装置
JP4438625B2 (ja) 表示装置
JP2022026169A (ja) 書類ナビゲーション装置、書類ナビゲーション方法、および、書類ナビゲーションプログラム
JP2013041392A (ja) 数値制御装置および加工プログラム生成方法
JP2005190178A (ja) データメンテナンス装置、データメンテナンス方法、及びデータメンテナンスプログラム
JPH04365172A (ja) 検索装置
JP2012173983A (ja) 業務アプリケーション構成装置