JPH0929730A - 被破壊物の破壊方法 - Google Patents
被破壊物の破壊方法Info
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- JPH0929730A JPH0929730A JP17785595A JP17785595A JPH0929730A JP H0929730 A JPH0929730 A JP H0929730A JP 17785595 A JP17785595 A JP 17785595A JP 17785595 A JP17785595 A JP 17785595A JP H0929730 A JPH0929730 A JP H0929730A
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- Processing Of Stones Or Stones Resemblance Materials (AREA)
- Drilling And Exploitation, And Mining Machines And Methods (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 放電による衝撃エネルギーを用いて被破壊物
を破壊する際、充電電圧の大きさと、装着孔間の距離の
関係によっては、装着孔間に生じる破壊面どうしが繋が
らず、破壊が不充分であったり、充電電圧の大きさに比
べて装着孔どうしの間隔が狭いと、破壊は充分に行われ
るものの、不経済である。 【解決手段】 金属細線を介して互いに接続した一対の
電極をコンデンサーに接続し、被破壊物の複数の装着孔
に破壊用物質を注入するとともに電極を装着し、コンデ
ンサーに電気エネルギーを充電蓄積し、金属細線に短時
間で放電供給することにより、被破壊物を破壊する際
に、コンデンサーに充電蓄積する充電電圧Vc(ボル
ト)と、隣合う装着孔間の離間距離L(cm)との関係
を、 |Vc|/2400≦L≦|Vc|/240 とした。
を破壊する際、充電電圧の大きさと、装着孔間の距離の
関係によっては、装着孔間に生じる破壊面どうしが繋が
らず、破壊が不充分であったり、充電電圧の大きさに比
べて装着孔どうしの間隔が狭いと、破壊は充分に行われ
るものの、不経済である。 【解決手段】 金属細線を介して互いに接続した一対の
電極をコンデンサーに接続し、被破壊物の複数の装着孔
に破壊用物質を注入するとともに電極を装着し、コンデ
ンサーに電気エネルギーを充電蓄積し、金属細線に短時
間で放電供給することにより、被破壊物を破壊する際
に、コンデンサーに充電蓄積する充電電圧Vc(ボル
ト)と、隣合う装着孔間の離間距離L(cm)との関係
を、 |Vc|/2400≦L≦|Vc|/240 とした。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、放電による衝撃エ
ネルギーを用いた被破壊物の破壊方法に関する。
ネルギーを用いた被破壊物の破壊方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、放電による衝撃エネルギーを用い
てコンクリート構造物や岩石などの被破壊物を破壊する
破壊方法は、金属細線を介して互いに接続した一対の電
極をコンデンサーに接続し、被破壊物に装着孔を穿ち、
この装着孔に水や油などの破壊用物質を注入するととも
に前記電極を装着し、コンデンサーに充電蓄積した電気
エネルギーを短時間で金属細線に放電供給することによ
り、金属細線を急激に溶融蒸発させるとともに破壊用物
質を気化させ、その際の膨張力で被破壊物を破壊させる
ものである。
てコンクリート構造物や岩石などの被破壊物を破壊する
破壊方法は、金属細線を介して互いに接続した一対の電
極をコンデンサーに接続し、被破壊物に装着孔を穿ち、
この装着孔に水や油などの破壊用物質を注入するととも
に前記電極を装着し、コンデンサーに充電蓄積した電気
エネルギーを短時間で金属細線に放電供給することによ
り、金属細線を急激に溶融蒸発させるとともに破壊用物
質を気化させ、その際の膨張力で被破壊物を破壊させる
ものである。
【0003】そして、この破壊方法を用いて被破壊物を
破壊する際に設ける装着孔の間隔は、経験によってその
都度決められる。
破壊する際に設ける装着孔の間隔は、経験によってその
都度決められる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、被破壊
物に形成する装着孔の間隔は経験によって決めているの
で、コンデンサーに蓄積する電気エネルギー、すなわち
充電電圧の大きさによっては、装着孔間に生じる破壊面
(亀裂)どうしが繋がらず、破壊が不充分であったり、
逆に充電電圧の大きさに比べて装着孔どうしの間隔が狭
いと、破壊は充分に行われるものの、不経済であるとい
った課題がある。
物に形成する装着孔の間隔は経験によって決めているの
で、コンデンサーに蓄積する電気エネルギー、すなわち
充電電圧の大きさによっては、装着孔間に生じる破壊面
(亀裂)どうしが繋がらず、破壊が不充分であったり、
逆に充電電圧の大きさに比べて装着孔どうしの間隔が狭
いと、破壊は充分に行われるものの、不経済であるとい
った課題がある。
【0005】そこで本発明は、上記課題を解決し得る被
破壊物の破壊方法の提供を目的とする。
破壊物の破壊方法の提供を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明における課題を解
決するための手段は、金属細線を介して互いに接続した
一対の電極をコンデンサーに接続し、被破壊物に複数の
装着孔を穿ち、これら各装着孔に破壊用物質を注入する
とともに前記電極を装着し、コンデンサーに充電蓄積し
た充電電圧による電気エネルギーを、金属細線に短時間
で放電供給することにより、金属細線を急激に溶融蒸発
させるとともに破壊用物質を気化させ、その際の膨張力
で被破壊物を破壊させる被破壊物の破壊方法であり、コ
ンデンサーに充電蓄積する充電電圧Vc(ボルト)と、
各装着孔のうち隣合う装着孔間の離間距離L(cm)と
の関係を、 |Vc|/2400≦L≦|Vc|/240 とすることにより、被破壊物を確実に破壊するものであ
る。
決するための手段は、金属細線を介して互いに接続した
一対の電極をコンデンサーに接続し、被破壊物に複数の
装着孔を穿ち、これら各装着孔に破壊用物質を注入する
とともに前記電極を装着し、コンデンサーに充電蓄積し
た充電電圧による電気エネルギーを、金属細線に短時間
で放電供給することにより、金属細線を急激に溶融蒸発
させるとともに破壊用物質を気化させ、その際の膨張力
で被破壊物を破壊させる被破壊物の破壊方法であり、コ
ンデンサーに充電蓄積する充電電圧Vc(ボルト)と、
各装着孔のうち隣合う装着孔間の離間距離L(cm)と
の関係を、 |Vc|/2400≦L≦|Vc|/240 とすることにより、被破壊物を確実に破壊するものであ
る。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
1〜図4に基づいて説明する。まず、本発明の実施の形
態に係る破壊方法は、宅地造成地の岩盤破壊および岩石
の小割り作業、トンネルの仕上げ破壊やコンクリート構
造物の解体などに用いられる。
1〜図4に基づいて説明する。まず、本発明の実施の形
態に係る破壊方法は、宅地造成地の岩盤破壊および岩石
の小割り作業、トンネルの仕上げ破壊やコンクリート構
造物の解体などに用いられる。
【0008】そして図1の構成図に示すように、上記破
壊方法に用いる破壊装置1は、プラスチックゴム(合成
ゴム)や防水処理紙製の破壊容器2に、破壊用流動物質
(例えば水や油)3が充填され、破壊容器2の天板蓋2
aに一対の電極棒4,4(例えばCuからなる)が挿入
固定されて破壊用流動物質3に浸漬され、また破壊容器
2に封入されている。
壊方法に用いる破壊装置1は、プラスチックゴム(合成
ゴム)や防水処理紙製の破壊容器2に、破壊用流動物質
(例えば水や油)3が充填され、破壊容器2の天板蓋2
aに一対の電極棒4,4(例えばCuからなる)が挿入
固定されて破壊用流動物質3に浸漬され、また破壊容器
2に封入されている。
【0009】そしてこの破壊容器2は、被破壊物H1を
破壊する際、その被破壊物H1に形成した装着孔20a
に装着するものである。また両電極棒4,4の先端部に
は、金属細線8(例えばCu,Alからなる)が、溶接
やかしめにより取付けられ、両電極棒4,4が天板2a
から突出した部分が端子5,5とされている。
破壊する際、その被破壊物H1に形成した装着孔20a
に装着するものである。また両電極棒4,4の先端部に
は、金属細線8(例えばCu,Alからなる)が、溶接
やかしめにより取付けられ、両電極棒4,4が天板2a
から突出した部分が端子5,5とされている。
【0010】また同図に示すように、金属細線8に電気
エネルギーを供給するためのエネルギー供給装置9が設
けられ、このエネルギー供給装置9は、端子5,5に接
続された電源装置10と、この電源装置10と一方の端
子5との間に直列接続されて電源装置10に蓄積する電
気エネルギー量(充電電圧量)を制御するための充電制
御回路11と、この充電制御回路11と一方の端子5と
の間に接続された放電スイッチを有する放電制御回路1
2と、電源装置10と両端子5,5との間に並列接続さ
れたコンデンサー13とから構成されている。なお図1
は、被破壊物H1に二個の装着孔20aを形成して、各
装着孔20aに破壊容器2を装着し、一個の電源装置1
0に二組の放電制御回路12およびコンデンサー13を
接続した場合を示している。
エネルギーを供給するためのエネルギー供給装置9が設
けられ、このエネルギー供給装置9は、端子5,5に接
続された電源装置10と、この電源装置10と一方の端
子5との間に直列接続されて電源装置10に蓄積する電
気エネルギー量(充電電圧量)を制御するための充電制
御回路11と、この充電制御回路11と一方の端子5と
の間に接続された放電スイッチを有する放電制御回路1
2と、電源装置10と両端子5,5との間に並列接続さ
れたコンデンサー13とから構成されている。なお図1
は、被破壊物H1に二個の装着孔20aを形成して、各
装着孔20aに破壊容器2を装着し、一個の電源装置1
0に二組の放電制御回路12およびコンデンサー13を
接続した場合を示している。
【0011】次に上記構成の破壊装置1を用いた被破壊
物H1の破壊方法を説明すると、図2および図3に示す
ように、被破壊物H1に、複数の装着孔20aを所定間
隔置きに縦横に穿ち、この装着孔20aに破壊容器2を
装着する。
物H1の破壊方法を説明すると、図2および図3に示す
ように、被破壊物H1に、複数の装着孔20aを所定間
隔置きに縦横に穿ち、この装着孔20aに破壊容器2を
装着する。
【0012】このとき、縦横に隣合う装着孔20a間の
離間距離L1,L2(cm)と、予めコンデンサー13
に充電蓄積する充電電圧Vc(ボルト)との関係を、 |Vc|/2400≦L1(L2)≦|Vc|/240・・・(1) とし、上記関係が成り立つように、被破壊物H1に離間
距離Lごとに装着孔20aを穿つ。
離間距離L1,L2(cm)と、予めコンデンサー13
に充電蓄積する充電電圧Vc(ボルト)との関係を、 |Vc|/2400≦L1(L2)≦|Vc|/240・・・(1) とし、上記関係が成り立つように、被破壊物H1に離間
距離Lごとに装着孔20aを穿つ。
【0013】一方で、上記のエネルギー供給装置9を、
各電極棒4,4の端子5,5に接続し、コンデンサー1
3に所定量の充電電圧Vcを充電蓄積し、放電制御回路
12の放電スイッチをオンする。こうすることにより、
短時間で金属細線8に電気エネルギーが供給され、金属
細線8が溶融蒸発するとともに破壊用流動物質3が気化
し、その衝撃力で被破壊物H1に、破壊面(亀裂)25
が生じる。
各電極棒4,4の端子5,5に接続し、コンデンサー1
3に所定量の充電電圧Vcを充電蓄積し、放電制御回路
12の放電スイッチをオンする。こうすることにより、
短時間で金属細線8に電気エネルギーが供給され、金属
細線8が溶融蒸発するとともに破壊用流動物質3が気化
し、その衝撃力で被破壊物H1に、破壊面(亀裂)25
が生じる。
【0014】ここで、図2の断面図における一点鎖線お
よび二点鎖線は、それぞれ一個の破壊装置1で破壊され
る直接破壊領域を示し、被破壊物H1の表面側に生じる
直接破壊領域幅Laと、被破壊物H1の内部側に生じる
直接破壊領域幅Liとでは長さが異なり、自由面に近い
直接破壊領域幅Laの方が大きく、直接破壊領域幅Li
の方が小さい。これら直接破壊領域幅La,Liと充電
電圧Vcとの関係を実験によるデータをもとに表すと、
図4に示すグラフのようになる。
よび二点鎖線は、それぞれ一個の破壊装置1で破壊され
る直接破壊領域を示し、被破壊物H1の表面側に生じる
直接破壊領域幅Laと、被破壊物H1の内部側に生じる
直接破壊領域幅Liとでは長さが異なり、自由面に近い
直接破壊領域幅Laの方が大きく、直接破壊領域幅Li
の方が小さい。これら直接破壊領域幅La,Liと充電
電圧Vcとの関係を実験によるデータをもとに表すと、
図4に示すグラフのようになる。
【0015】このグラフにおいて、直接破壊領域幅La
が(1)式の|Vc|/240に対応する直線であり、
直接破壊領域幅Liが|Vc|/2400に対応する直
線である。
が(1)式の|Vc|/240に対応する直線であり、
直接破壊領域幅Liが|Vc|/2400に対応する直
線である。
【0016】すなわち、(1)式を満足するように、隣
合う装着孔20a間の離間距離L1,L2と充電電圧V
cとの関係を設定することにより、直接破壊領域幅が両
直線で囲まれる範囲に在り、破壊作業を行った際に、隣
合う装着孔20aから生じた破壊面25どうしが繋がる
ことになる。
合う装着孔20a間の離間距離L1,L2と充電電圧V
cとの関係を設定することにより、直接破壊領域幅が両
直線で囲まれる範囲に在り、破壊作業を行った際に、隣
合う装着孔20aから生じた破壊面25どうしが繋がる
ことになる。
【0017】具体的には、縦横40cm程度のコンクリ
ート製の角柱であれば、充電電圧Vcを4000(ボル
ト)とし、隣合う装着孔20a間の離間距離L1,L2
を5cm(直接破壊領域幅は2.5cm程度となる)と
して縦横に配置することにより、亀裂どうしが繋がり、
コンクリート製角柱を確実に破壊することができた。
ート製の角柱であれば、充電電圧Vcを4000(ボル
ト)とし、隣合う装着孔20a間の離間距離L1,L2
を5cm(直接破壊領域幅は2.5cm程度となる)と
して縦横に配置することにより、亀裂どうしが繋がり、
コンクリート製角柱を確実に破壊することができた。
【0018】また充電電圧Vcを6000〜6500
(ボルト)とした場合、離間距離L1,L2は10〜1
5cm(直接破壊領域幅は5〜7.5cm程度となる)
が適している。
(ボルト)とした場合、離間距離L1,L2は10〜1
5cm(直接破壊領域幅は5〜7.5cm程度となる)
が適している。
【0019】このように本発明の実施の形態によれば、
隣合う装着孔20a間の離間距離L1,L2と、コンデ
ンサー13に充電蓄積する充電電圧Vcとの関係を、 |Vc|/2400≦L1(L2)≦|Vc|/240 を満足するようにすることにより、過不足のない必要で
充分な充電電圧で、装着孔20a間に生じる破壊面(亀
裂)25どうしを繋げることができ、確実にかつ経済的
に破壊作業を行うことができる。
隣合う装着孔20a間の離間距離L1,L2と、コンデ
ンサー13に充電蓄積する充電電圧Vcとの関係を、 |Vc|/2400≦L1(L2)≦|Vc|/240 を満足するようにすることにより、過不足のない必要で
充分な充電電圧で、装着孔20a間に生じる破壊面(亀
裂)25どうしを繋げることができ、確実にかつ経済的
に破壊作業を行うことができる。
【0020】
【発明の効果】以上の説明から明らかな通り、本発明
は、コンデンサーに充電蓄積する充電電圧Vc(ボル
ト)と、各装着孔のうち隣合う装着孔間の離間距離L
(cm)との関係を、 |Vc|/2400≦L≦|Vc|/240 としたので、破壊面どうしを確実に繋げることができ、
従来は経験によって装着孔間の離間距離Lを設定してい
たことにより、破壊力の過不足が生じて満足な破壊がで
きないことや、破壊力が大き過ぎ不経済な状態が生じた
のに対し、破壊力の過不足なく被破壊物を確実に、かつ
経済的に破壊することができる。
は、コンデンサーに充電蓄積する充電電圧Vc(ボル
ト)と、各装着孔のうち隣合う装着孔間の離間距離L
(cm)との関係を、 |Vc|/2400≦L≦|Vc|/240 としたので、破壊面どうしを確実に繋げることができ、
従来は経験によって装着孔間の離間距離Lを設定してい
たことにより、破壊力の過不足が生じて満足な破壊がで
きないことや、破壊力が大き過ぎ不経済な状態が生じた
のに対し、破壊力の過不足なく被破壊物を確実に、かつ
経済的に破壊することができる。
【図1】本発明の実施の形態を示す破壊方法に係る破壊
装置の構成図である。
装置の構成図である。
【図2】同じく破壊容器を被破壊物の装着孔に装着した
状態の断面図である。
状態の断面図である。
【図3】同じく被破壊物の破壊後の破壊面を示す平面図
である。
である。
【図4】同じく充電電圧と直接破壊領域幅の関係を示す
グラフ図である。
グラフ図である。
1 破壊装置 2 破壊容器 3 破壊用流動物質 4 電極棒 8 金属細線 5 端子 9 エネルギー供給装置 10 電源装置 11 充電制御回路 12 放電制御回路 13 コンデンサー 20a 装着孔 25 破壊面 H1 被破壊物 L1 装着孔間の離間距離 L2 装着孔間の離間距離 La 直接破壊領域幅 Li 直接破壊領域幅
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 塚原 正徳 大阪府大阪市此花区西九条5丁目3番28号 日立造船株式会社内 (72)発明者 井上 鉄也 大阪府大阪市此花区西九条5丁目3番28号 日立造船株式会社内
Claims (1)
- 【請求項1】 金属細線を介して互いに接続した一対の
電極をコンデンサーに接続し、被破壊物に複数の装着孔
を穿ち、これら各装着孔に破壊用物質を注入するととも
に前記電極を装着し、コンデンサーに充電蓄積した充電
電圧による電気エネルギーを、金属細線に短時間で放電
供給することにより、金属細線を急激に溶融蒸発させる
とともに破壊用物質を気化させ、その際の膨張力で被破
壊物を破壊させる被破壊物の破壊方法であって、コンデ
ンサーに充電蓄積する充電電圧Vc(ボルト)と、各装
着孔のうち隣合う装着孔間の離間距離L(cm)との関
係を、 |Vc|/2400≦L≦|Vc|/240 としたことを特徴とする被破壊物の破壊方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17785595A JPH0929730A (ja) | 1995-07-14 | 1995-07-14 | 被破壊物の破壊方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17785595A JPH0929730A (ja) | 1995-07-14 | 1995-07-14 | 被破壊物の破壊方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0929730A true JPH0929730A (ja) | 1997-02-04 |
Family
ID=16038275
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17785595A Pending JPH0929730A (ja) | 1995-07-14 | 1995-07-14 | 被破壊物の破壊方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0929730A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006046000A (ja) * | 2004-08-06 | 2006-02-16 | Hitachi Constr Mach Co Ltd | 放電破砕装置の破砕諸元を求める方法とコンピュータ読み取り可能な記録媒体 |
-
1995
- 1995-07-14 JP JP17785595A patent/JPH0929730A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006046000A (ja) * | 2004-08-06 | 2006-02-16 | Hitachi Constr Mach Co Ltd | 放電破砕装置の破砕諸元を求める方法とコンピュータ読み取り可能な記録媒体 |
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