JPH09296661A - 開口枠付き引き戸 - Google Patents

開口枠付き引き戸

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JPH09296661A
JPH09296661A JP27226296A JP27226296A JPH09296661A JP H09296661 A JPH09296661 A JP H09296661A JP 27226296 A JP27226296 A JP 27226296A JP 27226296 A JP27226296 A JP 27226296A JP H09296661 A JPH09296661 A JP H09296661A
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JP
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frame
sliding door
lower frame
stile
vertical frame
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JP27226296A
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Katsuji Azuma
勝二 東
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YKK AP Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 開口枠に対し、車椅子の通行が可能な状態に
引き戸を収納しながら、引き戸の走行時の安定性を高め
る。 【解決手段】 開口枠6の下枠7に上端のレベルが揃え
られたレール71を形成し、引き戸8を開口枠6内に3枚
建てで収納する。縦框2の内側の見込み片22を下框1の
のみ込み部分の断面形状に応じて切り欠き、下框1の端
部を縦框2の外側の見込み片21に直接,または間接的に
突き当て、縦框2にのみ込ませて連結する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は下枠を挟んで車椅
子の通行が可能に状態に、開口枠内に引き戸を収納した
開口枠付き引き戸に関するものである。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】2枚建
ての引き戸を収納した開口枠においては、引き戸が全開
した状態で開口枠内に残された、通行可能な幅は引き戸
1枚分であるため、引き戸の幅寸法によっては車椅子の
通行が不可能なことがある。
【0003】開口枠に対して3枚建てで引き戸を収納す
れば、引き戸の全開状態での通行可能な幅が引き戸2枚
分になるため車椅子の通行を可能にできるが、引き戸の
幅寸法が高さ寸法に対して小さくなるため引き戸の走行
時の安定性が低下し、円滑に走行することが難しくな
る。
【0004】引き戸の走行時の面内方向の安定性は下框
の2箇所に設置される戸車間距離によって決まり、高さ
寸法に対する幅寸法の比率が一定の引き戸に関しては戸
車を縦框寄りに配置する程、安定性が高いが、戸車は戸
の荷重を受ける下框に取り付けられることと、下框は縦
框の側面に突き当たって連結されることから、戸車を縦
框寄りに位置させることには限界がある。
【0005】この発明は上記背景より、引き戸走行時の
安定性を確保しながら、車椅子の通行を可能にする開口
枠付き引き戸を提案するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明では開口枠内に引
き戸を3枚建てで収納することにより、引き戸が全開し
た状態で開口枠内に車椅子の通行が可能な幅を確保する
と共に、各引き戸の下框を縦框内にのみ込ませることに
より、戸車を可能な限り縦框寄りに位置させ、3枚建て
の引き戸の走行時の安定性を高める。
【0007】縦框は見付け方向に並列する見込み片を持
ち、その内側の見込み片が下框ののみ込み部分の断面形
状に応じて切り欠かれる。下框の端部は縦框の内側の見
込み片を貫通し、外側の見込み片に直接,または間接的
に突き当たった状態で、縦框にのみ込まれて縦框に連結
される。戸車は下框の縦框へののみ込み部分に取り付け
られる。
【0008】下框の端部が縦框の外側の見込み片に突き
当たって連結されることにより下框が縦框内に深くのみ
込まれ、下框に取り付けられる戸車を縦框寄りに位置さ
せることが可能になり、3枚建ての場合のように高さ寸
法に対する幅寸法が小さい引き戸の走行時の面内方向の
安定性が向上する。
【0009】開口枠の下枠には見込み方向に並列する、
引き戸の枚数分のレールが形成されるが、全レールの上
端のレベルは揃えられ、車椅子通行時の上下動が防止さ
れる。
【0010】
【発明の実施の形態】この発明は図5〜図7に示すよう
に開口枠6内に引き戸8を3枚建てで収納した開口枠付
き引き戸であり、戸車5が取り付けられる、各引き戸8
の下框1を縦框2にのみ込ませ、縦框2の外側の見込み
片21を貫通し、下框1のビスホール13に螺入するねじ3
で縦框2に連結したものである。
【0011】図7に示すように下枠7に形成され、見込
み方向に並列する引き戸8用のレール71の上端のレベル
は車椅子の通行時に車椅子に衝撃を与えないよう、同
一,あるいはほとんど同一に揃えられる。
【0012】図1,図3に示すように下框1と縦框2は
共に見付け方向に並列する見込み片11,12、21,22を持
ち、下框1は各見込み片11,12に形成されたビスホール
13,13において縦框2の外側の見込み片21に、もしくは
図示するように外側の見込み片21と内側の見込み片22に
接合される。
【0013】縦框2の内側の見込み片22は下框1の、見
込み片22から見込み片21までにのみ込まれる部分の断面
形状に応じて切り欠かれ、下框1の、見込み片22から見
込み片21までにのみ込まれる部分の端部は縦框2の外側
の見込み片21に直接,または間接的に突き当たって縦框
2に連結される。
【0014】縦框2の内側の見込み片22は図1に鎖線で
示すように下框1を全高に亘ってのみ込む場合には下框
1の全高分切り欠かれ、下框1は見込み片11,12の各ビ
スホール13,13に螺入するねじ3により縦框2の外側の
見込み片21に接合されるが、図1,図2では縦框2の内
側の見込み片22を切り欠くことによる縦框2の強度と剛
性の低下を軽減するために、実線で示すように下框1
の、下側の見込み片11より上側の部分も切り欠くことに
より縦框2の内側の見込み片22の下端からの切欠き長さ
を短くしている。
【0015】この場合、下框1の縦框2寄りは下側の見
込み片11から上側の部分で、縦框2の外側の見込み片21
から内側の見込み片22までの部分が切り欠かれ、見込み
片11から上側の部分の端部は縦框2の内側の見込み片22
に突き当たり、見込み片22を貫通し、ビスホール13に螺
入するねじ3で接合される。このねじ3は縦框2の外側
の見込み片21に明けられた孔から見込み片22まで差し込
まれる。
【0016】下框1の、下側の見込み片11を含む、切欠
きから残された部分の端部は縦框2の外側の見込み片21
に接合される。この下框1の下側の端部は縦框2の見込
み片21に直接突き当たって接合されてもよいが、図面で
はねじ3の頭が縦框2の見込み片21から突出しないよ
う、下框1の端部と見込み片21間に隙間をおき、隙間に
縦框2に一体化するライナー4を差し込み、下框1の端
部を見込み片21に間接的に突き当てて接合している。
【0017】戸車5は図1,図2に示すように下框1の
端部寄りの、縦框2へののみ込み部分に位置し、下側の
見込み片11に底面側から固定されるが、車輪自身の軸支
位置は縦框2の見付け幅内に納まり、引き戸8の立面上
は図4に示すように縦框2の下に位置する。
【0018】引き戸8の開閉を操作する引手81は図5に
示すように引き戸8の転び防止のために、高さ方向の中
央より下に取り付けられる。
【0019】
【発明の効果】開口枠内に引き戸を3枚建てで収納する
ことで、引き戸が全開した状態で開口枠内に車椅子の通
行が可能な幅を確保し、各引き戸の下框を縦框内にのみ
込ませることで、戸車を縦框寄りに位置させるため、車
椅子の通行を可能にしながら、3枚建て引き戸の走行時
の安定性を高めることができる。
【0020】特に縦框の内側の見込み片を下框ののみ込
み部分の断面形状に応じて切り欠き、下框の端部を縦框
の外側の見込み片に直接,または間接的に突き当てて縦
框に連結するため、下框を縦框内に深くのみ込ませるこ
とができ、下框に取り付けられる戸車を可能な限り縦框
寄りに位置させることができる。
【0021】また開口枠の下枠に、見込み方向に並列し
て形成されるレールの上端のレベルを揃えてあるため、
車椅子通行時の上下動を防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】下框と縦框の連結状態を示した立面図である。
【図2】図1の平面図である。
【図3】図1の端面図である。
【図4】引き戸を示した立面図である。
【図5】開口枠付き引き戸を示した立面図である。
【図6】図5の横断面図である。
【図7】図5の下部の縦断面図である。
【符号の説明】
1……下框、11,12……見込み片、13……ビスホール、
2……縦框、21,22……見込み片、3……ねじ、4……
ライナー、5……戸車、6……開口枠、7……下枠、71
……レール、8……引き戸、81……引手。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下框と上框及びその両側の縦框から組ま
    れ、下框に戸車が支持された引き戸を開口枠内に収納し
    た開口枠付き引き戸であり、開口枠の下枠には見込み方
    向に並列し、上端のレベルが揃えられたレールが形成さ
    れ、引き戸は開口枠内に3枚建てで収納されており、各
    引き戸の縦框は見付け方向に並列する見込み片を持ち、
    その内側の見込み片は下框ののみ込み部分の断面形状に
    応じて切り欠かれ、下框の端部は縦框の外側の見込み片
    に直接,または間接的に突き当たった状態で、縦框にの
    み込まれて縦框に連結され、下框の縦框へののみ込み部
    分に戸車が取り付けられている開口枠付き引き戸。
JP27226296A 1996-03-04 1996-10-15 開口枠付き引き戸 Expired - Fee Related JP3231635B2 (ja)

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JP27226296A JP3231635B2 (ja) 1996-03-04 1996-10-15 開口枠付き引き戸

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JP4623396 1996-03-04
JP8-46233 1996-03-04
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Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH09296661A true JPH09296661A (ja) 1997-11-18
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012117319A (ja) * 2010-12-02 2012-06-21 Ykk Ap株式会社 建具

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2012117319A (ja) * 2010-12-02 2012-06-21 Ykk Ap株式会社 建具

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