JP7186611B2 - 避難扉 - Google Patents
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Description
避難連絡坑と車道トンネルを連通する車両用開口部を開閉する開き扉と、前記開き扉に形成された人道用開口部を開閉する引き戸と、を備えた避難扉において、
前記開き扉は、第1扉体と第2扉体とからなる両開き扉であり、前記開き扉の閉鎖姿勢時には、前記第1扉体に形成された第1開口半部と前記第2扉体に形成された第2開口半部とが連続して前記人道用開口部を形成しており、
前記引き戸は、前記第1開口半部を開閉する第1スライド扉と前記第2開口半部を開閉する第2スライド扉とからなる両引き戸である、
避難扉、である。
1つの態様では、第1扉体と第2扉体は左右対称の同一形状・同一寸法を備え、第1スライド扉と第2スライド扉は左右対称の同一形状・同一寸法を備えている。
前記第2扉体は、避難連絡坑側に位置する第1見付面と、車道トンネル側に位置する第2見付面と、前記第2開口半部の上側に位置する第1戸先側端面、前記第2開口半部の戸尻側に位置する下側の第2戸先側端面を備え、
閉鎖姿勢時には、前記第1扉体の前記第1戸先側端面と前記第2扉体の前記第1戸先側端面が近接対向しており、前記第1扉体の前記第2戸先側端面と前記第2扉体の前記第2戸先側端面の間に前記人道用開口部が形成されており、前記第1開口半部を閉鎖する前記第1スライド扉の戸先側端面と前記第2開口半部を閉鎖する前記第2スライド扉の戸先側端面が当接もしくは近接している。
前記目板部は、閉鎖姿勢時に、前記第1扉体の前記第1戸先側端面と、前記第2扉体の前記第1戸先側端面の間の隙間を、車道トンネル側から覆う。
前記第2扉体の避難連絡坑側には、前記第2開口半部の戸尻側に位置して、前記第1見付面から離間して高さ方向に延びる第2縦枠が設けられ、前記第2縦枠と前記第1見付面の間の空間を第2スライド扉が移動するようになっており(前記第2スライド扉は、前記第2開口半部の避難連絡坑側を閉鎖する)、前記第2縦枠の見付面には前記第2扉体の操作部が設けてある。
1つの態様では、前記操作部は、グレモンハンドルである。
1つの態様では、前記開き扉は、前記操作部の第1操作によって、躯体(例えば、上枠や床面)に対して係止状態となって閉鎖姿勢が維持され、前記操作部の第2操作によって、躯体に対する係止状態が解除されることで開放可能となる。
1つの態様では、前記第1扉体の前記第2戸先側端面の下方部位には、当該第1扉体の開放姿勢固定に用いる係止ロッドが設けてあり、
前記第2扉体の前記第2戸先側端面の下方部位には、当該第2扉体の開放姿勢固定に用いる係止ロッドが設けてある。
本発明に係る引き戸は引き分け式の両引き戸であるので、引き戸を片引きの引き違い引き戸から形成する場合に比べて、災害時に人が避難する際に、左右どちらの方向から人が来ても引き戸の開放の操作性が良く、また、第1スライド扉と第2スライド扉を同時に開放させることで迅速に人道用開口部を形成することができる。
3 第1扉体(開き扉)
30 第1見付面
31 第2見付面
33 上側の第1戸先側端面
34 下側の第2戸先側端面
4 第2扉体(開き扉)
40 第1見付面
41 第2見付面
43 上側の第1戸先側端面
44 下側の第2戸先側端面
48 目板部
5 開口部(人道用開口部)
50 第1開口半部
51 第2開口半部
6 第1スライド扉(引き戸)
62 戸先側端面
7 第2スライド扉(引き戸)
72 戸先側端面
8 縦枠
80 見付面
A 車道トンネル側
B 避難連絡坑側
R1 係止ロッド
R2 係止ロッド
H1 グレモンハンドル(操作部)
H2 グレモンハンドル(操作部)
L1~L7 係止部
Claims (4)
- 避難連絡坑と車道トンネルを連通する車両用開口部を開閉する開き扉と、前記開き扉に形成された人道用開口部を開閉する引き戸と、を備えた避難扉において、
前記開き扉は、第1扉体と第2扉体とからなる両開き扉であり、前記開き扉の閉鎖姿勢時には、前記第1扉体に形成された第1開口半部と前記第2扉体に形成された第2開口半部とが連続して前記人道用開口部を形成しており、
前記引き戸は、前記第1開口半部を開閉する第1スライド扉と前記第2開口半部を開閉する第2スライド扉とからなる両引き戸であり、
前記第1扉体は、避難連絡坑側に位置する第1見付面と、車道トンネル側に位置する第2見付面と、前記第1開口半部の上側に位置する第1戸先側端面、前記第1開口半部の戸尻側に位置する下側の第2戸先側端面を備え、
前記第2扉体は、避難連絡坑側に位置する第1見付面と、車道トンネル側に位置する第2見付面と、前記第2開口半部の上側に位置する第1戸先側端面、前記第2開口半部の戸尻側に位置する下側の第2戸先側端面を備え、
閉鎖姿勢時には、前記第1扉体の前記第1戸先側端面と前記第2扉体の前記第1戸先側端面が近接対向しており、前記第1扉体の前記第2戸先側端面と前記第2扉体の前記第2戸先側端面の間に前記人道用開口部が形成されており、前記第1開口半部を閉鎖する前記第1スライド扉の戸先側端面と前記第2開口半部を閉鎖する前記第2スライド扉の戸先側端面が当接もしくは近接している、
避難扉。 - 前記第1扉体の前記第1開口半部の上側に位置する第1戸先側部位、前記第2扉体の前記第2開口半部の上側に位置する第1戸先側部位のいずれか一方には、車道トンネル側に位置して目板部が設けられ、
前記目板部は、閉鎖姿勢時に、前記第1扉体の前記第1戸先側端面と、前記第2扉体の前記第1戸先側端面の間の隙間を、車道トンネル側から覆う、
請求項1に記載の避難扉。 - 前記第1扉体の避難連絡坑側には、前記第1開口半部の戸尻側に位置して、前記第1見付面から離間して高さ方向に延びる第1縦枠が設けられ、前記第1縦枠と前記第1見付面の間の空間を第1スライド扉が移動するようになっており、前記第1縦枠の見付面には前記第1扉体の操作部が設けてあり、
前記第2扉体の避難連絡坑側には、前記第2開口半部の戸尻側に位置して、前記第1見付面から離間して高さ方向に延びる第2縦枠が設けられ、前記第2縦枠と前記第1見付面の間の空間を第2スライド扉が移動するようになっており、前記第2縦枠の見付面には前記第2扉体の操作部が設けてある、
請求項1、2いずれか1項に記載の避難扉。 - 前記第1扉体の前記第2戸先側端面の下方部位には、当該第1扉体の開放姿勢固定に用いる係止ロッドが設けてあり、
前記第2扉体の前記第2戸先側端面の下方部位には、当該第2扉体の開放姿勢固定に用いる係止ロッドが設けてある、
請求項1~3いずれか1項に記載の避難扉。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018246730A JP7186611B2 (ja) | 2018-12-28 | 2018-12-28 | 避難扉 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018246730A JP7186611B2 (ja) | 2018-12-28 | 2018-12-28 | 避難扉 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JP2020105844A JP2020105844A (ja) | 2020-07-09 |
JP7186611B2 true JP7186611B2 (ja) | 2022-12-09 |
Family
ID=71448560
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2018246730A Active JP7186611B2 (ja) | 2018-12-28 | 2018-12-28 | 避難扉 |
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Country | Link |
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JP (1) | JP7186611B2 (ja) |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002138774A (ja) | 2000-11-07 | 2002-05-17 | Sanwa Shutter Corp | 避難連絡トンネル用の防災ドア |
JP3119781U (ja) | 2005-12-22 | 2006-03-09 | 高利 宮原 | ストッパ付きドア |
JP2017002618A (ja) | 2015-06-12 | 2017-01-05 | ホクデン工業株式会社 | 非常用扉の開閉装置 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPS61187892U (ja) * | 1985-05-16 | 1986-11-22 | ||
JPH0611341Y2 (ja) * | 1986-09-08 | 1994-03-23 | 寺岡オ−ト・ドア販売株式会社 | 扉開閉機構 |
JPH11247521A (ja) * | 1998-02-27 | 1999-09-14 | Hou-Tech Co Ltd | 開口部の開閉方法と装置 |
-
2018
- 2018-12-28 JP JP2018246730A patent/JP7186611B2/ja active Active
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2002138774A (ja) | 2000-11-07 | 2002-05-17 | Sanwa Shutter Corp | 避難連絡トンネル用の防災ドア |
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