JP3756775B2 - 開閉扉の戸車装置 - Google Patents
開閉扉の戸車装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP3756775B2 JP3756775B2 JP2001090623A JP2001090623A JP3756775B2 JP 3756775 B2 JP3756775 B2 JP 3756775B2 JP 2001090623 A JP2001090623 A JP 2001090623A JP 2001090623 A JP2001090623 A JP 2001090623A JP 3756775 B2 JP3756775 B2 JP 3756775B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- door
- rail
- guide
- opening
- doors
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Support Devices For Sliding Doors (AREA)
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、開閉扉の戸車装置に関し、特に間仕切り等に使用する床面に敷設されたレールに沿って走行する開閉扉の戸車装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の戸車装置の一例を図4及び図5に示す。図は間仕切り1の出入り口パネル2における開閉扉3a、3bの戸車装置50を示す。但し4はガラス戸パネル、5は横桟、6はガラス窓を示す、上記戸車装置50は戸車51とレール52とよりなり、戸車51の車輪54は両側にフランジ55を備え、レール52は車輪踏面を凸字状に突出屈曲したものである。この場合レールの凸字状を保持するために補助レール56を備え、両者を溶接している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上記従来のレールは通路面の凹凸は避けられず、従って土砂、塵埃が蓄積するのみでなく、身体障害者及び高齢者等の通過に支障を与える等の問題があった。
【0004】
本発明は、上記従来のレールの凹凸面の有する問題点に鑑み、これを解消することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本発明の開閉扉の戸車装置は、開閉扉に取り付けられる戸車と、該戸車の車輪の走行を案内するレールとよりなり、対をなす開閉扉間の適所に扉走行用ガイドを取り付け、かつ開閉扉のそれぞれには、該走行用ガイドに対する案内部材を取り付けたレール走行型の開閉扉の戸車装置において、前記走行用ガイドを、断面U字状として、レール上への設置部を含む全体が開閉扉の振れ止め可能な両扉が重合する重合部の長さとほぼ同じ長さを有するように形成し、両扉間の常時重合する非通路のレール上に設置するとともに、前記案内部材を、断面U字状の走行用ガイドの起立片に各々嵌挿入できるように逆U字状に形成するようにしたことを特徴とする。
【0006】
この開閉扉の戸車装置は、レールを平坦面することにより、土砂や塵埃の蓄積その他身体障害者及び高齢者等の通過に障害を与えることはなく、また、開閉扉の振れ止め可能な所定長さに形成した走行用ガイドによって案内部材を案内することによって、開閉扉の揺れを防止することができる。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の開閉扉の戸車装置の実施の形態を図1乃至図3に基づいて説明する。図は前記従来例と同様に間仕切り1の出入り口パネル2の開閉扉3a、3bに本発明の戸車装置を適用したもので、該戸車装置10は開閉扉に取り付けられる戸車11と、該戸車の車輪12の走行を案内するレール13とよりなる。レール13の車輪走行面13aは平坦面とし、床面Fとほぼ同一面に敷設する。
【0008】
上記車輪12は円筒状とすると共に、対をなす開閉扉3a、3b間の適所、即ち両扉間の常時重合する非通路Aのレール上に扉走行用ガイド15を取り付ける。かつ開閉扉のそれぞれには、該走行用ガイド15に対する案内部材16を取り付ける。この走行用ガイド15は断面U字状とし、案内部材16はこれに嵌挿入すべく逆U字状とし、開閉扉のほぼ全長に亘って取り付ける。
なお、走行用ガイド15は開閉扉の振れ止めを兼ねるもので、その長さL2は両扉の常時重合する重合部L1に対して可及的に長く設ける。
【0009】
上記構成において、開閉扉の開閉に際しては、扉は走行用ガイド15により左右に揺れることなくレール上を走行する。この際、上記走行用ガイドは可及的に長く設けることが好ましいが、実験結果によると、通常の開閉扉で長さは50mmでその効果を得ることができた。
【0010】
なお、上記実施例は間仕切りの開閉扉に本発明を適用した例を示したが、これに限らず通常の開閉扉に適用できることは勿論である。
【0011】
【発明の効果】
本発明によれば、開閉扉は走行用ガイドに沿って進退する故、レールから外れることはない。またレールは平坦状としたから、土砂や塵埃の蓄積の恐れはなく、また身体障害者及び高齢者の通過に支障を来すことはない。また、開閉扉の振れ止め可能な所定長さに形成した走行用ガイドによって案内部材を案内することによって、開閉扉の揺れを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の開閉扉の戸車装置の一実施例を示し、図4におけるX−X線に沿う従断面図である。
【図2】 図1におけるB部の拡大図である。
【図3】 図4におけるY−Y線に沿う横断面図である。
【図4】 間仕切りの全体正面図である。
【図5】 図4におけるX−X線に沿う従来例の開閉扉の戸車装置の縦断面図である。
【符号の説明】
1 間仕切り
3 開閉扉
10 開閉扉の戸車装置
11 戸車
12 車輪
13 レール
15 走行用ガイド
16 案内部材
A 両扉の重合部
Claims (1)
- 開閉扉に取り付けられる戸車と、該戸車の車輪の走行を案内するレールとよりなり、対をなす開閉扉間の適所に扉走行用ガイドを取り付け、かつ開閉扉のそれぞれには、該走行用ガイドに対する案内部材を取り付けたレール走行型の開閉扉の戸車装置において、前記走行用ガイドを、断面U字状として、レール上への設置部を含む全体が開閉扉の振れ止め可能な両扉が重合する重合部の長さとほぼ同じ長さを有するように形成し、両扉間の常時重合する非通路のレール上に設置するとともに、前記案内部材を、断面U字状の走行用ガイドの起立片に各々嵌挿入できるように逆U字状に形成するようにしたことを特徴とする開閉扉の戸車装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001090623A JP3756775B2 (ja) | 2001-03-27 | 2001-03-27 | 開閉扉の戸車装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001090623A JP3756775B2 (ja) | 2001-03-27 | 2001-03-27 | 開閉扉の戸車装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002295114A JP2002295114A (ja) | 2002-10-09 |
JP3756775B2 true JP3756775B2 (ja) | 2006-03-15 |
Family
ID=18945386
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001090623A Expired - Fee Related JP3756775B2 (ja) | 2001-03-27 | 2001-03-27 | 開閉扉の戸車装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3756775B2 (ja) |
-
2001
- 2001-03-27 JP JP2001090623A patent/JP3756775B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2002295114A (ja) | 2002-10-09 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2543985Y2 (ja) | 建設機械用重装備車輌の運転室前面窓装置 | |
JPS6214296Y2 (ja) | ||
JP3756775B2 (ja) | 開閉扉の戸車装置 | |
JPS626223Y2 (ja) | ||
JPH0643439Y2 (ja) | 門 | |
JPH07331949A (ja) | 引き戸の開閉支持構造 | |
JPH04823Y2 (ja) | ||
JPS627832Y2 (ja) | ||
JP3608687B2 (ja) | 開閉戸のサッシ | |
JP2574832Y2 (ja) | サンルーフ装置のシール構造 | |
JP2544295Y2 (ja) | 折畳み式扉装置 | |
JPH0229179Y2 (ja) | ||
JP3257928B2 (ja) | 門 扉 | |
JPH10219743A (ja) | 建設機械のキャブ | |
JP2000303739A (ja) | スライド式ドア | |
JP3045485B2 (ja) | 横引き門扉の扉体倒れ防止装置 | |
JPS5810845Y2 (ja) | ガレ−ジの開閉機構 | |
JP2001342782A (ja) | 門扉装置 | |
JP4122032B2 (ja) | 引戸装置及びその組立方法 | |
JP2927640B2 (ja) | 作業車の運転キャビンにおけるフロントガラス開閉構造 | |
JPH09279931A (ja) | 引戸の走行装置 | |
JP3781169B2 (ja) | 引き戸構造 | |
JPS63171564U (ja) | ||
JP2003214014A (ja) | 引戸装置 | |
JP2001254561A (ja) | 戸 車 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20050222 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20050407 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20050621 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20050810 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20051129 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20051222 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090106 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120106 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120106 Year of fee payment: 6 |
|
RD02 | Notification of acceptance of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R3D02 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |