JPH09295914A - 化粧料 - Google Patents

化粧料

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JPH09295914A
JPH09295914A JP35829596A JP35829596A JPH09295914A JP H09295914 A JPH09295914 A JP H09295914A JP 35829596 A JP35829596 A JP 35829596A JP 35829596 A JP35829596 A JP 35829596A JP H09295914 A JPH09295914 A JP H09295914A
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一弘 鈴木
Fumihiro Hata
文弘 秦
Hiroshi Shibata
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Abstract

(57)【要約】 【課題】使用感に優れ、塗布後の感触も良好な上、充分
な強度並びに形状保持性を有する化粧料を提供する。 【解決手段】短径:0.6〜2.0μm、長径:5〜4
0μmの粒子径を有するウィスカー状炭酸カルシウム粉
末を含有することを特徴とする化粧料。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は化粧料に関し、更に
詳細には、使用感に優れ、塗布後の感触も良好なうえ充
分な強度並びに形状保持性があり、また、安定性も良好
な新規な化粧料を提供するものである。
【0002】
【従来の技術】ファンデーションや口紅等の化粧料は、
各種の油剤、界面活性剤、粉体を中心に構成されてお
り、化粧料としての快適な使用性並びに使用感を得るた
めに、種々の形状、性質を有する成分の配合検討がなさ
れてきた。これらの成分に加え、更に所望に応じてステ
ィック状や固型粉末状等の形状に成型するために特定成
分の配合が検討されてきた。
【0003】口紅等のスティック状化粧料の強度を向上
させるには、高融点ワックスを多量に配合したり、ショ
糖脂肪酸エステルや有機変性粘土鉱物等の油ゲル化剤を
添加して固化させる等の方法がこれまで採用されてき
た。また、パウダーファンデーション等の固型粉末状化
粧料においては、ペースト状の粘稠性油剤や固形状油剤
を粉体間のバインダーとして配合する等の方法が用いら
れてきた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の技術では成型性を保持するための強度を向上さ
せるものの、反面、配合量や他の成分との組み合わせに
よっては使用感触上問題を生じる場合があった。例え
ば、スティック状に成型するために高融点ワックスを多
量に配合すると強度は向上するものの、伸びが悪く滑ら
かさがなくなり、また、ゲル化剤の添加で固化させると
液状油のべたつきが生じ使用感が悪くなったり、経時的
に液状油が表面に出てきてしまうといった欠点があっ
た。さらに、このべたつきを解消するために吸油量の大
きい煙霧状無水珪酸や板状粉体等を配合すると、外観が
損なわれたり、系が脆くなり強度が下がり使用性の劣る
ものとなった。
【0005】また、固型粉末状においては上述した油剤
の配合によって静置時の成型強度はある程度保たれるも
のの、輸送や落下時等の耐衝撃性が充分ではなく、多量
に配合すると粉体の濡れが進行して使用感が重くなった
り、経時的に系が締まって使用性が悪化する場合があっ
た。従って、使用性や使用感を損ねることなく、良好な
強度並びに形状保持性を有する化粧料の開発が望まれて
いた。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記実情に鑑み、本発明
者らは鋭意研究の結果、特定の粒子径を有するウィスカ
ー状炭酸カルシウム粉末を必須成分として含有すれば、
良好な使用性、使用感を有し、且つ、強度並びに形状保
持性に優れた化粧料が得られることを見出し、本発明を
完成するに至った。即ち本発明は、短径:0.6〜2.
0μm、長径:5〜40μmの粒子径を有するウィスカ
ー状炭酸カルシウム粉末を含有することを特徴とする化
粧料である。以下、本発明を詳細に説明する。
【0007】本発明に使用されるウィスカー状炭酸カル
シウム粉末は従来公知の方法にて製造されるものを含
め、いかなる製造方法のものも含まれるが、短径:0.
6〜2.0μm、長径:5〜40μmの粒子径を有する
ものである。粒子径が上記未満であると、充分な強度並
びに良好な形状保持性を得ることができず、また、上記
粒子径を超えた炭酸カルシウムを配合すると、ざらつき
感を生じ、良好なのび・広がりやなめらかさを得ること
ができず、使用感触上好ましくない。良好な使用性と強
度向上の観点から、より好ましくは、上記粒子径を有
し、且つ、かさがJIS規格の「K5101 顔料試験
方法 見掛け比容(静置法)」にて測定した値で、7.
0〜15.0ml/gのものである。この粒子径並びに
かさの範囲内においても、比表面積が大きくなると、す
なわち、粒子径が小さくなると該粉末の凝集性が強くな
る傾向が見られるので、比表面積が、25.0m2/g
以下であるものが好ましく、さらに好ましくは、10.
0m2/g以下のものである。これらの特性を有する市
販品としては、ウィスカルA(丸尾カルシウム社製)等
が挙げられる。
【0008】本発明におけるウィスカー状炭酸カルシウ
ム粉末の含有量は、特に限定されないが、好ましくは、
1〜45重量%(以下、単に「%」と記す)配合され
る。この範囲内で用いれば、本発明の効果をより発揮す
ることができる。
【0009】更に、口紅等に代表される、形状がスティ
ック状の油性固型化粧料においては、上記必須成分に加
えて、固形状油剤及び/又は油ゲル化剤を配合すること
が好ましい。固形状油剤としては、通常の油性固形化粧
料に使用される、いわゆるワックス類であり、例えば、
キャンデリラワックス、ビーズワックス、カルナウバワ
ックス、モクロウ、モンタンワックス、セレシンワック
ス、パラフィンワックス、マイクロクリスタリンワック
ス、フィシャートロプシュワックス、ポリエチレンワッ
クス、ポリエチレンポリプロピレンコポリマー等が挙げ
られ、油ゲル化剤としては、デキストリン脂肪酸エステ
ル、アミノ酸脂肪酸エステル、12−ヒドロキシステア
リン酸等のオキシ脂肪酸エステル、有機変性粘土鉱物等
が挙げられる。
【0010】特に、固形状油剤の中でも融点が80〜1
05℃のワックスを用いると高温での安定性がより良好
なものとなり好ましい。特に好ましいワックスとして
は、セレシンワックス、パラフィンワックス、マイクロ
クリスタリンワックス、フィシャートロプシュワック
ス、ポリエチレンワックス、ポリエチレンポリプロピレ
ンコポリマー等が挙げられる。
【0011】これら固形状油剤の含有量は、好ましくは
5〜40%である。また、油ゲル化剤の含有量は、好ま
しくは0.1〜5%である。この範囲内で用いれば使用
感が良好で形状保持性にも優れた化粧料を得ることがで
きる。
【0012】本発明の化粧料には、上記した必須成分以
外に、他の通常の化粧料に使用される、例えば、スクワ
ラン、流動パラフィン、ヒマシ油、液状ラノリン、シリ
コーン油、フッ素系油剤等の液状油分、ワセリン、ラノ
リン等の半固形状油分、体質顔料、有機あるいは無機の
着色顔料、白色顔料、パール剤、有機粉末等の粉体成分
(これらは、金属石鹸、界面活性剤、シリコーン化合
物、フッ素化合物等で表面処理したものでもよい)、有
機シリコーン樹脂、有機シリコーンガム、界面活性剤、
高分子化合物、ゲル化剤、紫外線吸収剤、酸化防止剤、
防腐剤、多価アルコール類、香料、美容成分、塩類、水
等を本発明の効果を損なわない範囲で適宜選択して用い
ることができる。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明の化粧料は、スキンケア化
粧料、メーキャップ化粧料、毛髪化粧料のいずれにも用
いることができるが、ファンデーション、下地化粧料、
アイシャドウ、チークカラー、口紅、リップクリーム、
コンシーラー等のメーキャップ化粧料が好ましく、就
中、油性固型化粧料が好適である。
【0014】
【実施例】次に実施例によって本発明を更に詳しく説明
する。本発明はそれによって限定されるものではない。
【0015】実施例1〜6及び比較例1〜3 口紅 表1に示す組成の口紅を製造し、使用感並びに強度につ
いて評価を行った。
【0016】
【表1】
【0017】(製造方法) A:成分1〜6を105℃に加熱した後、成分7を添加
して95℃にて均一に溶解する。 B:Aに成分8〜12を添加して混合分散する。 C:Bを容器に充填してスティック状の口紅を得た。
【0018】(評価方法) 1.使用感 化粧歴10年以上の女性50名を評価パネルとし、上記
口紅を唇に塗布した際の「のび・広がり」、「なめらか
さ」並びに「べたつきのなさ」について評価した。各々
の使用感が良好であると評価した人数から以下の基準で
判定した。
【0019】2.強度 上記口紅を30℃の恒温槽にセットし、24時間後に取
り出して折れ荷重を測定した。測定は、レオメーターN
RM−2002D(不動工業社製)を用いて行い、実施
例1及び2は比較例1の折れ荷重値を100とした時の
相対値、実施例3及び4は比較例2を100とした時の
相対値、実施例5及び6は比較例3を100とした時の
相対値で比較評価した。以上の評価方法により得られた
結果を表1に併せて示す。
【0020】上記結果から明らかなように、本発明に係
わる実施例1〜6は、使用感が良好で、且つ、充分な強
度を有する口紅であった。それに対し、比較例において
は、全ての項目を満足するものは得られなかった。
【0021】実施例7〜9及び比較例4〜5 パウダ
ーファンデーション 表2に示す組成のパウダーファンデーションを製造し、
使用感並びに強度について評価を行った。
【0022】
【表2】
【0023】(製造方法) A:成分1〜8を混合粉砕する。 B:成分9〜15を加熱溶解してAに添加し、均一に混
合する。 C:Bを金皿にプレス成型してパウダーファンデーショ
ンを得た。
【0024】(評価方法) 1.使用感 化粧歴10年以上の女性50名を評価パネルとし、上記
パウダーファンデーションを肌に塗布した際の「のび・
広がり」、「てかりのなさ」並びに「マットへのとれ」
について評価した。各々の使用感が良好であると評価し
た人数から以下の基準で判定した。
【0025】2.強度 金皿にプレス成型した上記ファンデーション各10個を
容器にセットし、60cmの高さから床に落下させた時
の状態を観察した。内容物に生じたひび割れ、金皿との
空隙、一部破損した数を集計し、評価した。以上の評価
方法により得られた結果を表2に併せて示す。
【0026】上記結果から明らかなように、本発明に係
わる実施例7〜9は、使用感が良好で、且つ、充分な強
度を有するパウダーファンデーションであった。それに
対し、比較例においては、全ての項目を満足するものは
得られなかった。
【0027】実施例10及び比較例6〜7 スティック
状ファンデーション 表3に示す組成のスティック状ファンデーションを製造
し、使用感並びに強度について評価を行った。
【0028】
【表3】
【0029】(製造方法) A:成分1〜3を105℃にて溶解した後、成分4〜8
を添加して90℃とする。 B:Aに成分9〜17を加え均一に混合分散し、脱泡後
取り出す。 C:Bを容器に充填してスティック状ファンデーション
を得た。
【0030】(評価方法) 1.使用感 化粧歴10年以上の女性50名を評価パネルとし、上記
スティック状パウダーファンデーションを肌に塗布した
際の「のび・広がり」、「なめらかさ」、「ざらつきの
なさ」並びに「べたつきのなさ」について評価した。各
々の使用感が良好であると評価した人数から以下の基準
で判定した。
【0031】2.強度 上記スティック状ファンデーションを30℃の恒温槽に
セットし、24時間後に取り出して折れ荷重を測定し
た。測定は、レオメーターNRM−2002D(不動工
業社製)を用いて行った。以上の評価方法により得られ
た結果を表3に併せて示す。
【0032】上記結果から明らかなように、本発明に係
わる実施例10は、使用感が良好で、且つ、充分な強度
を有するスティック状ファンデーションであった。それ
に対し、粒子径の小さい炭酸カルシウムを配合した比較
例6は、充分な強度を得ることができず、また、粒子径
の大きな炭酸カルシウムを配合した比較例7は、強度は
向上するものの、ざらつき感を生じ、使用感触上好まし
いものではなかった。
【0033】 実施例11 スティック状ファンデーション (成分) (%) 1.セレシンワックス 20.0 2.パラフィンワックス 4.0 3.カルナウバワックス 2.0 4.トリ2−エチルヘキサン酸グリセリル 5.0 5.流動パラフィン 8.0 6.ポリイソブチレン 2.0 7.パラメトキシ桂皮酸2−エチルヘキシル 2.0 8.デカメチルシクロペンタシロキサン 15.0 9.ウィスカー状炭酸カルシウム粉末(注3) 20.0 10.酸化チタン 10.0 11.マイカ 4.0 12.微粒子酸化亜鉛 3.0 13.ナイロンパウダー 1.0 14.セスキオレイン酸ソルビタン 0.4 15.着色顔料 3.4 16.防腐剤 0.1 17.香料 0.1 (注3)長径:12μm、短径:0.6μm、かさ:7ml/g、比表面積:1 6m2/g
【0034】(製造方法) A:成分1〜3を105℃にて溶解した後、成分4〜8
を添加して90℃とする。 B:Aに成分9〜17を加え均一に混合分散し、脱泡後
取り出す。 C:Bを容器に充填してスティック状のファンデーショ
ンを得た。 実施例11は、充分な強度を有しながら、使用性並びに
使用感に優れるものであった。
【0035】 実施例12 口紅(含水タイプ) (成分) (%) 1.セレシンワックス 15.0 2.ポリエチレンポリプロピレンコポリマー 10.0 3.メチルポリシロキサン 13.0 4.液状ラノリン 5.0 5.精製水 4.0 6.グリセリン 4.0 7.ジイソステアリン酸ポリグリセリル 1.0 8.パラフィンワックス 5.0 9.ジペンタエリトリット脂肪酸エステル 10.0 10.ウィスカー状炭酸カルシウム粉末(注4) 25.0 11.酸化鉄雲母チタン 2.9 12.着色顔料 5.0 13.香料 0.1 (注4)長径:30μm、短径:1.6μm、かさ:11ml/g、比表面積: 3m2/g
【0036】(製造方法) A:成分7〜9を85℃に加熱した後、成分6を添加し
て分散する。 B:Aに85℃に加温した成分5を添加混合して乳液と
する。 C:成分1〜4を105℃にて溶解し、それにBと、成
分10〜13を添加して均一に混合した後、脱泡して取
り出す。 D:Cを容器に充填して口紅を得た。 実施例12は、充分な強度を有しながら、使用性並びに
使用感に優れるものであった。
【0037】 実施例13 下地化粧料(スティックタイプ) (成分) (%) 1.パラフィンワックス 11.5 2.ポリエチレンワックス 9.0 3.メチルフェニルポリシロキサン 5.0 4.流動パラフィン 12.0 5.ジペンタエリトリット脂肪酸エステル 5.0 6.デキストリン脂肪酸エステル 0.5 7.オクタメチルシクロテトラシロキサン 10.0 8.デカメチルシクロペンタシロキサン 14.0 9.有機シリコーン樹脂 3.0 10.無水ケイ酸 9.5 11.ウィスカー状炭酸カルシウム粉末(注5) 20.0 12.着色顔料 0.4 13.香料 0.1 (注5)長径:15μm、短径:1.5μm、かさ:12ml/g、比表面積: 6m2/g
【0038】(製造方法) A:成分1〜6を105℃にて溶解し、95℃で成分7
〜9を添加して均一に混合する。 B:Aに成分10〜13を加え充分に混合分散し、脱泡
後取り出す。 C:Bを容器に充填して下地化粧料を得た。 実施例13は、充分な強度を有しながら、使用性並びに
使用感に優れるものであった。
【0039】 実施例14 コンシーラー(スティックタイプ) (成分) (%) 1.マイクロクリスタリンワックス 4.0 2.カルナウバワックス 4.0 3.ポリイソブチレン 4.0 4.ジオクタン酸ネオペンチルグリコール 21.0 5.ショ糖脂肪酸エステル 3.0 6.ウィスカー状炭酸カルシウム粉末(注6) 32.0 7.酸化チタン 8.0 8.マイカ 10.0 9.タルク 10.0 10.着色顔料 4.0 (注6)長径:20μm、短径:1.0μm、かさ:10ml/g、比表面積: 7m2/g
【0040】(製造方法) A:成分1〜2を105℃にて溶解した後、成分3〜5
を添加して均一混合し、90℃とする。 B:Aに成分6〜10を加え充分に混合分散し、脱泡後
取り出す。 C:Bを容器に充填してスティック状のコンシーラーを
得た。 実施例14は、充分な強度を有しながら、使用性並びに
使用感に優れるものであった。
【0041】 実施例15 スティック状油性アイシャドウ (成分) (%) 1.キャンデリラワックス 4.0 2.ポリエチレンワックス 11.0 3.メチルフェニルポリシロキサン 10.0 4.トリイソステアリン酸ジグリセリル 8.0 5.ワセリン 7.0 6.レシチン 0.4 7.酸化鉄雲母チタン 15.0 8.マイカ 20.0 9.ウィスカー状炭酸カルシウム粉末(注7) 20.0 10.着色顔料 4.5 11.香料 0.1 (注7)長径:40μm、短径:1.8μm、かさ:15ml/g、比表面積: 1.8m2/g
【0042】(製造方法) A:成分1〜2を105℃にて溶解し、成分3〜6を添
加して均一混合して80℃とする。 B:Aに成分7〜11を加え充分に混合分散し、脱泡後
取り出す。 C:Bを容器に充填してスティック状油性アイシャドウ
を得た。 実施例15は、充分な強度を有しながら、使用性並びに
使用感に優れるものであった。
【0043】
【発明の効果】本発明の化粧料は、使用感に優れ、塗布
後の感触も良好なうえ充分な強度並びに形状保持性を有
するものである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 A61K 7/032 A61K 7/032 7/48 7/48 (72)発明者 柴田 洋志 兵庫県明石市魚住町西岡1692−101号 (72)発明者 藤原 敏男 兵庫県姫路市大塩町292の4

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】短径:0.6〜2.0μm、長径:5〜4
    0μmの粒子径を有するウィスカー状炭酸カルシウム粉
    末を含有することを特徴とする化粧料。
  2. 【請求項2】ウィスカー状炭酸カルシウム粉末のかさ
    が、JIS規格の「K5101 顔料試験方法 見掛け
    比容(静置法)」にて測定した値で、7.0〜15.0
    ml/gであることを特徴とする請求項1に記載の化粧
    料。
  3. 【請求項3】ウィスカー状炭酸カルシウム粉末の比表面
    積が、25.0m2/g以下であることを特徴とする請
    求項1又は2のいずれかに記載の化粧料。
  4. 【請求項4】ウィスカー状炭酸カルシウム粉末の含有量
    が1〜45重量%であることを特徴とする請求項1〜3
    のいずれかに記載の化粧料。
  5. 【請求項5】請求項1〜4記載の成分に加え、更に、固
    形状油剤及び/又は油ゲル化剤を含有することを特徴と
    する化粧料。
  6. 【請求項6】固形状油剤が融点80〜105℃のワック
    スであることを特徴とする請求項5記載の化粧料。
  7. 【請求項7】固形状油剤の含有量が5〜40重量%であ
    ることを特徴とする請求項5又は6のいずれかに記載の
    化粧料。
  8. 【請求項8】油性固型化粧料であることを特徴とする請
    求項1〜7のいずれかに記載の化粧料。
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