JPH09295616A - 長尺物の計数装置および計数方法 - Google Patents

長尺物の計数装置および計数方法

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JPH09295616A
JPH09295616A JP13416796A JP13416796A JPH09295616A JP H09295616 A JPH09295616 A JP H09295616A JP 13416796 A JP13416796 A JP 13416796A JP 13416796 A JP13416796 A JP 13416796A JP H09295616 A JPH09295616 A JP H09295616A
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conveyor
counting
pipes
long
bucket
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JP13416796A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Yamaguchi
容 山口
Hiroshi Harada
洋 原田
Shiro Hatayama
四郎 畑山
Nobuyuki Kuriyaki
伸行 栗焼
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Shin Etsu Polymer Co Ltd
Shin Etsu Chemical Co Ltd
Original Assignee
Shin Etsu Polymer Co Ltd
Shin Etsu Chemical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 搬送時に長尺物が斜行した場合でも正確に計
数することができる計数装置と計数方法を提供する。 【解決手段】 パイプPを整列コンベアC8により平行
に離間して順次搬送し、この搬送されるパイプPの左右
両端部をそれぞれ左センサ306と右センサ306によ
り検出して検知出力に基づきパイプPの本数をそれぞれ
計数し、右センサ306の検知出力に基づき計数された
値が設定本数に達した時にはセンサ306と同側の右側
に配置された押出バー305によりパイプPの右側部分
を移載台301に向けて押し出し、また、左センサ30
6の検知出力に基づき計数された値が設定本数に達した
時には左センサ306と同側の左側の押出バー305に
よりパイプPの左側部分を移載台301に向けて押し出
す。そして、移載台301に計数したパイプPが設定本
数に満たない場合は、排出アーム303を駆動して整列
コンベアC8に戻すように構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、パイプ等の長尺
物の計数に用いる長尺物の計数装置と計数方法、特に、
長尺物を所定の本数に結束する結束ライン等に適用され
る計数装置と計数方法に関する。
【0002】
【従来の技術】パイプ等の長尺物(以下、パイプで代表
する)にあっては、製造後においてビニール紐等を用い
て複数本の束に結束され、結束体として出荷、輸送され
る。このようなパイプの結束に際しては、パイプの結束
本数を計数することが不可欠であり、パイプの計数装置
が用いられる。そして、この種の計数装置として、従
来、特開平7−291221号公報に記載されたものが
知られる。
【0003】上記特開平7−291221号公報には、
台車上に積載された多数のパイプを紐状体により吊り上
げて搬送台上に移載し、この搬送台を傾動させてパイプ
を自重により転動させて平行に整列し、この転動するパ
イプをセンサにより検出して設定本数をストッパにより
堰き止め、この堰き止められた設定本数のパイプを中継
バケットに払い出す装置が記載される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た特開平7−291221号公報に記載の計数装置にあ
っては、搬送台上をパイプが斜めに重なって斜行した状
態で転動した場合等にパイプの本数を正確に計数でき
ず、後に結束されるパイプ結束体の結束本数が多く、あ
るいは少なくなり、正確な設定本数に結束できないとい
う問題があった。この発明は、上記問題に鑑みてなされ
たもので、長尺物が斜行した場合でも正確に計数するこ
とができる計数装置と計数方法を提供することを目的と
する。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、この発明は、整列コンベアにより平行に離間して搬
送される長尺物を計数し、前記整列コンベアの終端に配
置されたバケットに設定本数の纏まりとして送り出す長
尺物の計数装置において、前記整列コンベアの終端部の
左右両側にそれぞれ該整列コンベアにより搬送される長
尺物の端部を検出する左計数センサおよび右計数センサ
を配置するとともに、前記整列コンベアの終端部の左右
両側にそれぞれ左押し出し部材および右押し出し部材を
昇降可能かつ搬送方向に所定範囲を往復移動可能に取り
付け、これら左右の押し出し部材をそれぞれ左右の計数
センサの検知出力に基づき計数された値で制御して整列
コンベア上の設定本数目の長尺物を前記バケット内に押
し出すように構成した。
【0006】そして、この発明にかかる長尺物の計数装
置は、前記左右の押し出し部材をそれぞれ同側の計数セ
ンサの検知出力に基づき計数された値で別個独立に制御
する態様(請求項2)に、また、前記整列コンベアに搬
送台に長尺物を架装して間欠的に搬送するタクトコンベ
アと接続し、該タクトコンベアと前記整列コンベアとの
接続部分に前記バケットを昇降可能に設ける態様(請求
項3)に、さらに、前記整列コンベアの終端に前記バケ
ット内の長尺物をその本数が設定本数に満たない場合に
前記整列コンベア上に払い戻す排出具を設ける態様(請
求項4)に構成することができる。
【0007】さらに、この発明は、整列コンベアにより
平行に離間して搬送される長尺物を計数し、前記整列コ
ンベアの終端に配置されたバケットに設定本数の纏まり
として送り出す長尺物の計数方法において、前記整列コ
ンベアにより搬送される長尺物の左右両端部をそれぞれ
左センサと右センサにより検出して該左右のセンサの検
知出力に基づきそれぞれ搬送本数を計数し、右センサの
検知出力に基づく計数値が設定本数になった時は該右セ
ンサと同側に配設された右押し出し部材により長尺物の
右端部を押し出すとともに、左センサの検知出力に基づ
く計数値が設定本数になった時は前記整列コンベアに左
コンベアと同側に配置された左押し出し部材により長尺
物の左端部を押し出すように構成した。
【0008】そして、この発明にかかる計数方法は、左
右のセンサの検知出力に基づき計数された値がいずれも
設定本数の到達した時に前記整列コンベアを所定距離だ
け逆方向に走行させる態様(請求項6)に構成すること
ができる。
【0009】
【作用】この発明は、整列コンベアにより平行に離間し
て順次搬送される長尺物の左右両端部をそれぞれ左セン
サと右センサにより検出し、これら左右のセンサの検知
出力に基づき長尺物の本数を計数する。そして、右セン
サの検知出力に基づき計数された値が設定本数に達した
時には右押し出し部材により長尺物の右側部分をバケッ
トに向けて押し出し、また、左センサの検知出力に基づ
き計数された値が設定本数に達した時には左押し出し部
材により長尺物の左側部分をバケットに向けて押し出す
ため、長尺物が斜行した状態で搬送された場合でも確実
に設定本数の長尺物をバケットに払い出すことができ
る。
【0010】特に、請求項3記載の計数装置はタクトコ
ンベアと接続するため後の結束等の処理が容易に行え、
また、請求項4記載の計数装置はバケット内に払い出し
た長尺物の本数が設定値に満たない場合、すなわち、端
数が生じた場合は整列コンベアに戻されるため自動化が
図れ、さらに、請求項6記載の計数方法は設定本数に達
した時に整列コンベアを逆走させるため慣性等により長
尺物がバケット内に流れ込むことを防止できる。
【0011】
【実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図面を参
照して説明する。図1から図8はこの発明の一の実施の
形態にかかる長尺物の計数装置をパイプの結束ラインに
適用して示し、図1がパイプの結束ラインのブロック
図、図2が計数装置の正面図、図3が図2の一部拡大
図、図4が平面図、図5が図4の一部拡大図、図6が整
列コンベアの要部拡大図、図7がタクトコンベアの平面
図、図8がタクトコンベアの一部拡大正面図である。
【0012】先ず、図1を参照して結束ラインの概要を
説明すると、この実施の形態における梱包装置は、受入
れステーションS1、整列ステーションS2、計数ステ
ーションS3、整形ステーションS4、袋掛けステーシ
ョンS5、結束ステーションS6および払出ステーショ
ンS7を有する。そして、整列ステーションS2と計数
ステーションS3の間に整列コンベアC8が延設され、
また、計数ステーションS3と払出ステーションS7と
の間にタクトコンベアC9が延設され、整形ステーショ
ンS4、袋掛けステーションS5および結束ステーショ
ンS6がタクトコンベアC9の搬送方向にそって順次位
置する。図1中、MCは主制御盤、SCは副制御盤を示
す。
【0013】受入れステーションS1には台車導入部1
10の一側に受入台100が、他側にフォークリフト装
置130が配設され、受入台100の上部に搬送ベルト
コンベア210が設けられる。図示および詳細な説明を
省略するが、受入れステーションS1においては、台車
導入部110にパイプ(長尺物)Pを積載した台車が導
入され、この台車上のパイプをフォークリフト装置13
0がフォークにより持ち上げて受入台100上に移載
し、この移載されたパイプPが搬送ベルトコンベア21
0により整列ステーションS2に搬送される。
【0014】整列ステーションS2には、受入台100
の上部フレーム100Uに昇降フレーム220が昇降可
能に支持され、この昇降フレーム220に搬送ベルトコ
ンベア210の上方で一部範囲にわたって複数の均しベ
ルトコンベア221が、また、複数の制御片226が設
けられる。均しベルトコンベア221は、外面に突起が
形成されたタイミングベルト228を駆動プーリ224
と従動プーリ225との間に掛装して構成され、搬送方
向Tに二列、搬送方向Tと直角な方向に適宜の間隔を隔
て設けられる。制御片226は、搬送方向Tと直角な方
向に間隔を隔て配置され、搬送ベルトコンベア210と
均しベルトコンベア221との間から送り出されるパイ
プPに接触する。この制御片226は、パイプPとの接
触でパイプPに斜行を矯正するような力を加える。
【0015】この整列ステーションS2においては、搬
送コンベア210により積み重なった状態で搬送される
パイプPの内の上側のパイプPを均しコンベア221で
戻して一列に整列し、パイプPを1本ずつ平行に整列コ
ンベアC8に送り出す。なお、図2中、231は駆動プ
ーリ224に駆動力を伝達する伝動プーリ、229は上
フレーム100Uに取り付けられた重なり防止バーであ
る。
【0016】整列コンベアC8は、図4および図6に示
すように、コンベアフレーム80に搬送方向Tと直交す
る方向の両側でそれぞれローラコンベア81を、これら
ローラコンベア81間に搬送面高さが略一致する複数の
ベルトコンベア82を配置して構成され、後述する計数
センサの出力に基づき所定距離を逆走するように制御さ
れる。周知のように、ベルトコンベア82は、プーリ間
にベルトを掛装して構成され、モータにより駆動されて
ベルトが走行する。
【0017】ローラコンベア81は、多数のローラ81
aを所定の間隔を隔て鎖状に連結して無端状の搬送チェ
ーン89が構成され、この搬送チェーン89をコンベア
フレーム80に支持された図示しないスプロケット間に
掛装して構成される。このローラコンベア81は、図示
しないモータにより駆動されてローラ81aが走行し、
パイプP間にパイプPの端部を載せてパイプPを間隔を
隔て平行に整列した状態で搬送する。
【0018】計数ステーションS3には、コンベアフレ
ーム80の搬送方向T前方に4つの移載台301、移載
プレート302、2つの排出アーム303およびダンパ
ープレート304が設けられ、また、コンベアフレーム
80の搬送方向T前端両側にそれぞれ押出バー305と
計数センサ306が設けられ、この実施の形態にかかる
計数装置が構成される。
【0019】図2,3および図5に示すように、移載台
301は、上部が開口した略U字状をなし、搬送方向T
と直交する方向に適宜の間隔を隔て配置される。これら
移載台301は、下部に昇降用シリンダ307が連結
し、昇降用シリンダ307により駆動されて昇降する。
これら移載台301は、上昇位置でタクトコンベアC9
の搬送台の受面よりも上方に位置して整列コンベアC8
から落下するパイプPを受け止める。
【0020】移載プレート302はそれぞれ、一辺部が
支軸により回動自在に移載台301に取り付けられ、移
載台301と一体に昇降する。これら移載プレート30
2は、裏面にエアシリンダ308が連結し、エアシリン
ダ308により駆動されて回動する。これら移載プレー
ト302は、規定の本数のパイプPを移載台301内に
移載する際に移載台301とともに上昇し、パイプPの
移載を開始する時に上方へ回動してパイプPの落下衝撃
を緩和する。
【0021】排出アーム303は、略L字状をなし、搬
送方向Tと直交する方向に間隔を隔て配置される。これ
ら排出アーム303は、一端部が整列コンベアC8の前
端のプーリと同軸の支持軸に固着され、この支持軸に連
結したエアシリンダ319により駆動されて回動する。
これら排出アーム303は、通常、タクトコンベアC9
の搬送台の受面よりも下方に位置し、ロットの最後にお
いて移載台301に移載されたパイプPの本数が規定本
数に満たない場合に回動駆動されて移載台301内のパ
イプPを整列コンベアC8上に戻す。
【0022】ダンパープレート304は、左右の移載台
301間に適宜の間隔を隔て配置され、一辺部が支軸に
より回転自在な機構を有し、回転軸に固着した連結ロッ
ド311を介してダンパーシリンダ312と連結する。
このダンパープレート304は、大口径のパイプPを計
数する場合に上向きに回動され、移載プレート302の
代用として大口径パイプPの落下衝撃を緩衝する。
【0023】押出バー305は、昇降用シリンダ313
により整列コンベアC8の搬送面上への出没可能に設け
られ、また、この昇降用シリンダ313とともに進退用
シリンダ314により整列コンベアC8の終端側の所定
範囲を往復移動可能にコンベアフレーム80等に支持さ
れる。これら押出バー305は同側の計数センサ306
と対をなし、整列コンベアC8の左側の押出バー305
は左側の計数センサ306の検知出力に基づき制御さ
れ、また同様に、右側の押出バー305は左側の計数セ
ンサ306の検知出力に基づき制御される。
【0024】すなわち、押出バー305は、同側の計数
センサ306が規定本数のパイプPを検出すると、昇降
用シリンダ313により駆動されて整列コンベアC8上
に突出し、次いで、進退用シリンダ314により駆動さ
れて搬送方向Tに移動し、最後に計数されたパイプPを
移載台301に送り出した後に搬送方向Tと逆方向に元
の位置まで移動し、昇降用シリンダ313により没入駆
動されて再び没入する。また、整列コンベアC8は、規
定本数の数本前まで検出すると減速を開始し、計数セン
サ306が規定本数のパイプPを検出すると同時に停止
し、押出バー305が動作するとほぼ同時に所定距離逆
走する。
【0025】計数センサ306は、コンベアフレーム8
0の終端部の側方に立設された支柱399にブラケット
315により取り付けられる。これら計数センサ306
は、受光素子と発光素子を有する光センサ等から構成さ
れ、直下を搬送されるパイプPを検出する。これら計数
センサ306は図示しないコントローラに接続されて検
知信号を出力し、コントローラが計数センサ306の出
力を基にパイプPの本数を計数する。
【0026】また、支柱399には、取付棒318が基
端を回動自在に取り付けられ、この取付棒318にシリ
ンダ317が連結する。取付棒318は、樹脂棒等が用
いられ、先端に可撓性を有する布やゴムの帯状部材から
なるパイプすり切り棒316が取り付けられる。このパ
イプすり切り棒316は、パイプPの口径等に応じてシ
リンダ317により揺動されて高さが調節され、移載台
301に移載されたパイプPがタクトコンベアC9によ
って後工程に搬出される際に搬送台92から飛び出すの
を防止する。
【0027】タクトコンベアC9は、図7および図8に
示すように、コンベアフレーム90のスプロケット間に
2条のチェーン91を搬送方向Tと直角な方向に間隔を
隔て掛装してなり、チェーン91にそれぞれ長手方向同
一の位置で複数対の搬送台92が所定間隔を隔て固設さ
れる。搬送台92は一対のガイド部材92aを略V字状
に所定間隔を隔てチェーン91に立設して構成され、パ
イプPは両端部分を各チェーン91の搬送台92に載せ
て搬送される。このタクトコンベアC9は、搬送台92
を間欠的に走行、すなわち、搬送台92を一定距離走行
させた後に所定時間停止させるという動作を繰り返し、
各ステーションS3〜S7に設定されたワーク停止位置
で搬送台92を所定時間停止させる。
【0028】整形ステーションS4には抱締機構400
や結束機490等が、袋掛けステーションS5には袋供
給機構510、袋開口拡げ機構520および袋開口・装
着機構530等が、結束ステーションS6には袋折り機
構610、横結束機620および縦結束機630等が、
払出ステーションS7にはフォーク移載装置700等が
配置される。詳細な説明は割愛するが、整形ステーショ
ンS4においては結束本数のパイプPを抱締機構400
の抱締紐により所定形状に纏めて結束機490により一
次結束し、袋掛けステーションS5においては一次結束
されたパイプ結束体の端部に袋を掛け、結束ステーショ
ンS6においては横紐と縦紐を結束し、払出ステーショ
ンS6ではパレット置場710のパレットにパイプ結束
体を搭載する。720は空のパレットが待機するパレッ
ト待機部である。
【0029】この実施の形態にあっては、受入れステー
ションS1に台車によりパイプPが搬入され、このパイ
プPが搬送コンベア210により整列ステーションS2
に移送され、整列ステーションS2で整列されて整列コ
ンベアC8により1本ずつ平行に計数ステーションS3
に搬送される。そして、計数ステーションS3において
は所定の本数に計数され、後の整形ステーションS4で
所定形状に一次結束され、袋掛けステーションS5で端
部に袋が掛けられ、結束ステーションS6で横紐と縦紐
による二次結束が行われ、この二次結束されたパイプ結
束体が払出ステーションS7で台車上に積載される。
【0030】ここで、計数ステーションS3において
は、計数の開始に先立って、計数の開始時に移載台30
1が上昇して待機し、この移載台301の上昇動でカウ
ンタがリセットされる。この後、整列コンベアC8の両
側の計数センサ306がそれぞれ搬送されるパイプP、
すなわち、移動するパイプPの端部を検出し、これら計
数センサ306の出力に基づきパイプPの搬送本数を計
数し、これら計数されたパイプPが移載台301内に落
下する。ここで、パイプPが小径であれば移載プレート
302が上昇した位置にあって移載台301に落下する
衝撃を緩和し、また、パイプPが大径であればダンパー
プレート304が上昇して衝撃を緩和する。このため、
パイプPの傷付きと衝撃による装置の破損を防止でき
る。
【0031】そして、いずれかのセンサ306の検知出
力に基づき計数されたパイプPの本数が設定本数になる
と、このセンサ306と同側の押出バー305が整列コ
ンベアC8上に突出して搬送方向Tに前進し、また、他
側のセンサ306の検知出力に基づき計数された本数が
設定本数になると同側(他側)の押出バー305も突出
して前進し、併せて整列コンベアC8が停止した後、所
定距離を逆走する。
【0032】この後、移載台301は下降し、移載台3
01上の計数されたパイプPはタクトコンベアC9の搬
送台92上に移載され、タクトコンベアC9により整形
ステーションS4に搬送される。そして、この計数され
たパイプPはタクトコンベアC9により搬送され、各ス
テーションS4〜S7を経てパイプ結束体として台車に
搭載される。
【0033】一方、計数センサ306により計数された
値が所定の結束本数に満たない場合、例えば、最後のパ
イプPが計数センサ306により検出された後に所定時
間が経過した場合や任意に操作された場合には、排出ア
ーム302が図3中反時計方向に揺動し、移載台301
内の設定本数に満たないパイプPを整列コンベアC8に
戻す。したがって、設定本数に満たないパイプPの処理
も整列コンベアC8を長時間停止させること無く短時間
で容易に行える。
【0034】なお、上述した実施例では、長尺物として
パイプPを例示するが、この発明は種々の長尺物、例え
ば、棒状部材の計数に用いることが可能である。
【0035】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、長尺物を整列コンベアにより平行に離間して順次搬
送し、この搬送される長尺物の左右両端部をそれぞれ左
センサと右センサにより検出して検知出力に基づき長尺
物の本数を計数し、右センサの検知出力に基づき計数さ
れた値が設定本数に達した時には右押し出し部材により
長尺物の右側部分をバケットに向けて押し出し、また、
左センサの検知出力に基づき計数された値が設定本数に
達した時には左押し出し部材により長尺物の左側部分を
バケットに向けて押し出すため、長尺物が斜行した状態
で搬送された場合でも確実に設定本数の長尺物をバケッ
トに払い出すことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一の実施の形態にかかる長尺物の計
数装置が適用されたパイプ梱包ラインの概要を示すブロ
ック図である。
【図2】同計数装置の正面図である。
【図3】図2の一部を拡大した図である。
【図4】同計数装置の平面図である。
【図5】図4の一部拡大図である。
【図6】整列コンベアの一部を拡大した正面図である。
【図7】タクトコンベアの一部平面図である。
【図8】同タクトコンベアの一部を拡大した正面図であ
る。
【符号の説明】
210 搬送ベルトコンベア 301 移載台(バケット) 302 排出アーム 305 押出バー 306 計数センサ P パイプ(長尺物) S3 計数ステーション
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 栗焼 伸行 山口県新南陽市開成町4985 信越ポリマー 株式会社南陽工場内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 整列コンベアにより平行に離間して搬送
    される長尺物を計数し、前記整列コンベアの終端に配置
    されたバケットに設定本数の纏まりとして送り出す長尺
    物の計数装置において、 前記整列コンベアの終端部の左右両側にそれぞれ該整列
    コンベアにより搬送される長尺物の端部を検出する左計
    数センサおよび右計数センサを配置するとともに、前記
    整列コンベアの終端部の左右両側にそれぞれ昇降可能か
    つ搬送方向に所定範囲を往復移動可能な左押し出し部材
    および右押し出し部材を長尺物の端部を前記バケットに
    向けて押し出し可能に取り付け、これら左右の押し出し
    部材をそれぞれ左右の計数センサの検知出力に基づき計
    数された値で制御して整列コンベア上の設定本数目の長
    尺物を前記バケット内に押し出すことを特徴とする長尺
    物の計数装置。
  2. 【請求項2】 前記左右の押し出し部材をそれぞれ同側
    の計数センサの検知出力に基づき計数された値で別個独
    立に制御する請求項1記載の長尺物の計数装置。
  3. 【請求項3】 前記整列コンベアに搬送台に長尺物を架
    装して間欠的に搬送するタクトコンベアと接続し、該タ
    クトコンベアと前記整列コンベアとの接続部分に前記バ
    ケットを昇降可能に設けた請求項1または請求項2記載
    の長尺物の計数装置。
  4. 【請求項4】 前記整列コンベアの終端に前記バケット
    内の長尺物をその本数が設定本数に満たない場合に前記
    整列コンベア上に払い戻す排出具を設けた請求項1、請
    求項2または請求項3記載の長尺物の計数装置。
  5. 【請求項5】 整列コンベアにより平行に離間して搬送
    される長尺物を計数し、前記整列コンベアの終端に配置
    されたバケットに設定本数の纏まりとして送り出す長尺
    物の計数方法において、 前記整列コンベアにより搬送される長尺物の左右両端部
    をそれぞれ左センサと右センサにより検出して該左右の
    センサの検知出力に基づきそれぞれ搬送本数を計数し、
    右センサの検知出力に基づく計数値が設定本数になった
    時は該右センサと同側に配設された右側押し出し部材に
    より長尺物の右端部を押し出すとともに、左センサの検
    知出力に基づく計数値が設定本数になった時は前記整列
    コンベアに左側コンベアと同側に配置された左側押し出
    し部材により長尺物の左端部を押し出すことを特徴とす
    る長尺物の計数方法。
  6. 【請求項6】 左右のセンサの検知出力に基づき計数さ
    れた値がいずれも設定本数の到達した時に前記整列コン
    ベアを所定距離だけ逆方向に走行させるようにした請求
    項5記載の長尺物の計数方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR20190091408A (ko) * 2018-01-27 2019-08-06 상주시 동승 검측의기 유한공사 봉재 자동 카운팅 시스템
CN110254866A (zh) * 2019-07-17 2019-09-20 浙江元邦智能装备有限公司 一种全自动管接头计数包装设备
CN114548347A (zh) * 2022-03-01 2022-05-27 中建铁路投资建设集团有限公司 用于钢筋加工厂成本分批方法、系统以及统计系统和方法

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