JPH09295404A - インクジェット記録装置 - Google Patents

インクジェット記録装置

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Publication number
JPH09295404A
JPH09295404A JP8109943A JP10994396A JPH09295404A JP H09295404 A JPH09295404 A JP H09295404A JP 8109943 A JP8109943 A JP 8109943A JP 10994396 A JP10994396 A JP 10994396A JP H09295404 A JPH09295404 A JP H09295404A
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JP
Japan
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ink
cap
forming surface
port forming
ejection port
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JP8109943A
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English (en)
Inventor
Yuji Shikame
鹿目  祐治
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Original Assignee
Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 キャップオープン時のブリッジの発生を防止
する。 【解決手段】 キャップ24と記録ヘッド11のインク
吐出口形成面とが離間されたとき、両者の隙間がほぼ一
定(平行)となるように、キャップ24を保持するキャ
ップホルダー28の姿勢を規制する弾性体の突起部30
を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、回復動作を実施す
るインクジェット記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】プリンタ、複写機およびファクシミリ等
の機能を有する記録装置、あるいはコンピュータやワー
ドプロセッサ等を含む複合型電子機器やワークステーシ
ョンの出力機器として用いられる記録装置は、画像情報
に基づいて用紙やプラスチック薄板等の被記録材(記録
媒体、以下記録シートともいう)に画像を記録していく
ように構成されている。これらの記録装置は、記録方式
によりインクジェット式、ワイヤドット式、サーマル式
およびレーザビーム式等に分けることができる。
【0003】一般的に、被記録材の搬送方向(副走査方
向)に対して略垂直な方向に主走査するシリアルスキャ
ン方式を採るシリアルタイプの記録装置(シリアルプリ
ンタ)においては、被記録材が所定の記録位置にセット
された後、被記録材上を記録手段である記録ヘッドを搭
載したキャリッジが移動しながら記録することにより、
被記録材に画像が主走査方向に記録される。
【0004】そして、1行分の記録が終了すると、所定
量の紙送り(ピッチ搬送)が行われ、その後再び、停止
した被記録材に対して、次の行の画像の記録が主走査方
向に行われる。
【0005】上述の動作が繰り返し行われることによ
り、被記録材全体の記録が行われる。
【0006】種々の方式の記録装置の中で、記録手段で
ある記録ヘッドから被記録材にインクが吐出されること
によって記録が行われるインクジェット式の記録装置
(インクジェット記録装置)は、以下に記載するような
利点がある。
【0007】(1)記録手段のコンパクト化が容易であ
る。
【0008】(2)高精細な画像を高速で記録すること
ができる。
【0009】(3)普通紙に対する特別の処理を必要と
せずに記録することができる。
【0010】(4)ランニングコストが安い。
【0011】(5)ノンインパクト方式であるため騒音
が少ない。
【0012】(6)多色のインクを使用してカラー画像
を記録することが容易である。
【0013】また、記録媒体の幅方向に多数の吐出口を
配列したラインタイプの記録ヘッドを使用したライン型
の記録装置では、記録の一層の高速化が可能である。
【0014】更にまた、インク吐出方向を略鉛直下向き
とすることで、重力の影響によりインクの飛翔軌道が曲
げられることがなく記録媒体へのインクの着弾精度を良
好にすることができ、一層の高精細印字が可能である。
【0015】上述したインクジェット記録装置の中で
も、熱エネルギーを利用してインクを吐出するインクジ
ェット式の記録手段(記録ヘッド)は、エッチング、蒸
着、スパッタリングなどの半導体製造プロセスを経て、
基盤上に成膜された電気熱変換体、電極、液路壁、天板
などを形成することにより、高い密度の液路配置(吐出
口配置)を有するものを容易に製造することができ、一
層のコンパクト化を図ることができる。また、IC技術
やマイクロ加工技術の長所を活用することにより、記録
手段の長尺化や面状化(二次元化)が容易であり、記録
手段のフルマルチ化および高密度化実装も容易である。
【0016】上記インクジェット記録装置においては、
記録ヘッドのインク吐出部に紙粉やゴミ等の異物が付着
したり、あるいは吐出部分のインクが乾燥して増粘また
は固着すると、吐出口に目詰まりが発生して吐出不良
(不吐出を含む)を起こすことがある。また、新品のイ
ンクカートリッジやヘッドカートリッジを初めて使用す
る時は、吐出口からインクタンクまでのインク流路の状
態が確実に正常化されているとは限らない。そこで、目
詰まりを防止したりインク流路を正常化するために、記
録ヘッドのインク吐出部(吐出口形成面)に付着した異
物を除去するためのクリーニング手段やヘッドの吐出口
やインク流路の正常化を図るための回復手段が設けられ
ている。
【0017】このクリーニング手段としては、主に可撓
性のワイパー(ワイピング部材)で記録ヘッドの吐出口
形成面をふき取り清掃する機構が採用されている。ま
た、回復手段としては、主に非記録時に記録ヘッドのイ
ンク吐出口形成面にキャップを密着させることでインク
吐出口をキャップでカバーする(以下、キャッピングす
るともいう)とともに、ポンプ等の吸引手段によりキャ
ップを通してインク吐出口からインクを吸引することで
インク吐出口やインク流路の正常化を図るための回復動
作を行うようにした回復装置が使用されている。
【0018】図10に従来の記録装置の回復装置と記録
ヘッドのキャップが記録ヘッドから離間した状態(以
下、キャップオープン状態ともいう)での位置関係を表
す側断面図を示す。
【0019】従来、キャップ24は、ポンプ25と一体
に形成されたアーム251に揺動可能に支持されたキャ
ップホルダー28でもって矢印E方向に揺動可能に保持
されており、また圧縮バネ29等の付勢手段によって記
録ヘッド11の方向に付勢力が与えられている。そのた
めキャッピングの際、上記キャップ24は記録ヘッド1
1のインク吐出口形成面に自動的にアジャストし正確に
密着することが可能である。
【0020】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来構成では、付勢手段である圧縮バネ29の形状や該バ
ネのプラテン27およびキャップホルダー28への取付
位置等のばらつきにより、キャップホルダー28への付
勢力が揺動中心に対して偏ることがあった。上記付勢力
が偏ることによりキャップオープン時のキャップ24の
姿勢が傾き、図11や図12に示すように、回復動作に
よりキャップ24内に吸引されたインクが記録ヘッド1
1のインク吐出口形成面との間でブリッジし、記録ヘッ
ド11が移動する際に上記ブリッジしたインク34が引
きずられ記録シート上に落下し記録シートを汚したり、
またはカラーの記録ヘッド11を使用している時にはブ
リッジしたインク34がカラーインクを吐出するノズル
に接触し吸い込まれて混色するという問題がある。
【0021】そこで、圧縮バネ29の寸法精度を上げた
り、寄せ組や組み付け時の方向指示により圧縮バネ29
のキャップホルダー28やプラテン27への取付位置や
取付方向を調整することによって、キャップホルダー2
8に対するバネ圧のバランスをとり、キャップオープン
時、キャップ24が記録ヘッド11のインク吐出口形成
面に対してほぼ平行に開くように組み立ててブリッジが
発生しないようにしていた。
【0022】このように、部品の精度を厳格にしたり、
組み立て時の調整を実施する結果、コストが上昇する一
因になっていた。
【0023】本発明の目的は、上記問題点に鑑み、キャ
ップオープン時のブリッジの発生を簡単な構成で防止し
得るインクジェット記録装置を提供することにある。
【0024】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、キャリッジに搭載されインクを吐出する
吐出口を有する記録ヘッド、該記録ヘッドのインク吐出
口形成面に当接・離間可能であり当接した時には該イン
ク吐出口をカバーするカバー手段および該カバー手段と
連通している吸引手段を有し、該記録ヘッドのインク吐
出性能を正常な状態に保つための回復動作を実行し、該
回復動作は少なくとも前記カバー手段が前記インク吐出
口をカバーし前記吸引手段により前記カバー手段を通し
て前記インク吐出口からインクを強制的に吸引する吸引
動作と、該吸引動作の後、前記カバー手段と前記インク
吐出口形成面とを離間する動作とを含むインクジェット
記録装置において、少なくとも前記吸引動作を実行し、
前記カバー手段と前記インク吐出口形成面とが離間され
たとき、前記カバー手段と前記インク吐出口形成面との
隙間がカバー領域全域に亘りほぼ一定になるように、前
記カバー手段の姿勢を規制する姿勢規制手段を設けたこ
とを特徴とする。
【0025】ここで、前記姿勢規制手段は、弾性的に前
記カバー手段の姿勢を規制することを特徴とする。
【0026】さらに、前記カバー手段が前記インク吐出
口形成面に当接し前記インク吐出口をカバーしたとき
は、前記姿勢規制手段が機能しないことを特徴とする。
【0027】さらに、前記カバー手段と前記インク吐出
口形成面が離間したときの前記カバー手段と前記インク
吐出口形成面との隙間量は、前記回復動作により吸引さ
れ前記カバー手段内に溜まったインクが、前記カバー手
段と前記インク吐出口形成面との間で完全に分離する距
離よりも長いことを特徴とする。
【0028】さらに、前記カバー手段は、前記インク吐
出口形成面に当接可能なキャップと、該キャップを保持
するキャップホルダーと、該キャップホルダーを前記イ
ンク吐出口形成面に向けて付勢するバネと、前記キャッ
プホルダーの揺動中心に設けられたピンに先端が回動自
在に係合されたアームとを含み、該アームを回動するこ
とにより前記キャップを前記インク吐出口形成面に当接
または離間させるものであって、前記姿勢規制手段は前
記キャップホルダーの揺動中心に対し左右対称の位置に
設けられた弾性体の突起部であることを特徴とする。
【0029】さらに、前記カバー手段は、前記インク吐
出口形成面に当接可能なキャップと、該キャップを保持
するキャップホルダーと、該キャップホルダーを前記イ
ンク吐出口形成面に向けて付勢するバネと、前記キャッ
プホルダーの揺動中心に設けられたピンが摺動自在に係
合される溝を有する固定部材とを含み、前記キャリッジ
を回動することにより前記キャップが前記インク吐出口
形成面に当接または離間されるものであって、前記規制
手段は前記キャップホルダーの揺動中心に対し左右対称
の位置に設けられた突部とこれが当接するストッパとで
構成されることを特徴とする。
【0030】さらに、前記弾性体の突起部の硬度は20
〜80度であることを特徴とする。
【0031】さらに、前記隙間量は少なくとも0.7m
m以上であることを特徴とする。
【0032】さらに、前記アームは吸引手段の一部を構
成するポンプと一体に形成されていることを特徴とす
る。
【0033】さらに、前記記録ヘッドは熱エネルギーを
利用してインクを吐出するインクジェット記録ヘッドで
あることを特徴とする。
【0034】本発明によれば、キャップオープン時には
カバー手段と記録ヘッドのインク吐出口形成面との隙間
がカバー領域全域に亘りほぼ一定になるようにカバー手
段の姿勢を規制する姿勢規制手段を設けたので、カバー
部材とインク吐出口形成面との間がほぼ平行に維持さ
れ、ブリッジの発生を防止することができる。
【0035】この結果、カバー手段を構成する部品の精
度をあげたり組み立て時の調整を行う必要がなくコスト
を低減することができる。
【0036】
【発明の実施の形態】本発明に係るインクジェット記録
装置の実施の形態を添付図面を参照して説明する。
【0037】図1は本発明にかかるインクジェット記録
装置を備えたワードプロセッサを示す斜視図、図2は本
発明のインクジェット記録装置の要部構成を示す斜視図
である。
【0038】まず、ワードプロセッサ装置全体について
説明すると、この装置は図1に示すように、情報を入力
するためのキーボード1と、入力情報等を表示するため
のLCDからなる表示部2と、入力情報を記憶するため
のフロッピーディスクドライバー4、そして入力情報を
記録媒体5に記録するためのインクジェット記録装置3
とからなる。この装置はキーボード1により文字情報を
入力すると、その入力情報が表示部2に表示される。こ
の情報を出力するために、記録装置3に被記録媒体(以
下、記録シートともいう)5をセットし、記録開始キー
を押すと、インクジェット記録装置が作動して、セット
した被記録媒体5に前記情報が記録される。
【0039】図2において、6はキャリッジでありガイ
ド軸7に支持されている、キャリッジ6は、キャリッジ
駆動モータ8に駆動される駆動プーリ8′と自由プーリ
9との間に張設されたキャリッジ駆動ベルト10にキャ
リッジ6の一部が固定されており、キャリッジ駆動モー
タ8の回転に応じガイド軸7に沿って矢印A方向に往復
移動可能である。
【0040】11は、下向きにインク吐出口(図2には
不図示)が形成され、キャリッジ6に着脱自在に搭載さ
れた記録ヘッドカートリッジである。記録ヘッドカート
リッジ11はBk(黒)、Y(イエロー)、M(マゼン
タ)、C(シアン)の4色のインクを記録シート5に吐
出することでカラー記録することが可能である。記録ヘ
ッドカートリッジ11の構成の詳細については後述す
る。12は、Bk(黒)インクが充填されたBk(黒)
インクカートリッジであり、記録ヘッドカートリッジ1
1に着脱自在に搭載され記録ヘッドカートリッジ11に
インクを供給する。13は、Y(イエロー)、M(マゼ
ンタ)、C(シアン)の3色のインクが充填され一体に
構成されたカラーインクカートリッジであり、記録ヘッ
ドカートリッジ11に着脱自在に搭載され記録ヘッドカ
ートリッジ11にカラーインクを供給する。記録ヘッド
カートリッジ11は、フレキシブル基板14により、コ
ントロール基板(不図示)と電気的に接続されている。
【0041】15は、搬送ローラでありギア列等の駆動
力伝達機構16を介して記録シート搬送モータ(不図
示)に連係されている。17は、ピンチローラホルダー
18上に回動自在に支持されたピンチローラである。ピ
ンチローラ17は、不図示の付勢部材により搬送ローラ
15に付勢されている。19は排紙ローラであり駆動力
伝達ギア列20を介して搬送ローラ15と連係されてい
る。排紙ローラ19は、不図示の付勢部材により拍車2
1に付勢されている。
【0042】27は、その上にピンチローラホルダー1
8、排紙ローラ19、駆動力伝達ギア列20やポンプ2
5等が組み込まれるベースとなるプラテンである。
【0043】記録シート5は、22と23の上下二つの
ガイド部材により形成された記録シート給紙口から挿入
され、搬送ローラ15とピンチローラ17間及び排紙ロ
ーラ19と拍車21間に挟持され、記録シート搬送モー
タの回転に応じ搬送ローラ15及び排紙ローラ19が回
転することでB方向に搬送される。
【0044】上記インクジェット記録装置において記録
は以下のように行われる。
【0045】まず、記録シート5は、その先端が搬送ロ
ーラ15とピンチローラ17のニップ部に当接するまで
給紙口から挿入される。その後、記録シート搬送モータ
が駆動され搬送ローラ15が回転することにより、記録
シート5が記録ヘッドカートリッジ11と対向した記録
位置に搬送される。そして、キャリッジ6がガイド軸7
に沿って移動しながら一行分の記録を実行する、一行の
記録が終了した後、記録シート5が次の記録位置まで所
定量搬送され、再びキャリッジ6がガイド軸7に沿って
移動しながら次の行を記録する。以上を繰り返すことに
より記録を実行する。
【0046】24はキャップであり、クラッチ機構(不
図示)及び駆動力伝達機構16を介し記録シート搬送モ
ータから駆動力を得ることで、C方向に移動可能に、記
録シート5の通過する領域外に配置されている。またキ
ャップ24は、記録ヘッドカートリッジ11の回復動作
をするためのポンプ25および記録に適さなくなり上記
ポンプにより吸引されたインクを廃棄する廃インクタン
ク(不図示)と直列に連通されている。
【0047】ここで、キャップ24の矢印C方向への移
動動作を図5ないし図7を参照して説明する。円筒形状
を有するポンプ25はポンプの長手方向の軸心を中心に
図5の矢印D方向に回動可能にプラテン27に取り付け
られている。ポンプ25には2組のアーム251と25
2とが一体に形成されており、一方のアーム251の先
端にはキャップ24が取り付けられたキャップホルダー
28が矢印E方向に揺動可能に取り付けられている。す
なわち、キャップホルダー28に突設されたピン28a
がアーム251先端の2又のヨークにより挟持され、こ
のピン28aを中心としてキャップホルダー28は揺動
する。また、他方のアーム252の先端には駆動力伝達
ギア列16内の1つであるギア161に一体に形成され
たカム161aと係合するカムフォロアー252aが一
体に形成されている。キャップホルダー28とプラテン
27(図5では不図示)との間には圧縮バネ29が取り
付けられ、キャップ24を記録ヘッド11(図5では不
図示)の方向に押圧し、かつカムフォロアー252aを
カム161aへ押圧する付勢力を発生している。以上の
構成により、駆動力伝達ギア161が回転し、カム16
1aに沿ってカムフォロアー252aが移動することで
ポンプ25が矢印D方向に回動する。それによりアーム
251が回動することで、アーム251の先端に取り付
けられたキャップホルダー28とキャップ24とがC方
向に移動する。
【0048】該キャップ24によるインク吐出部(イン
ク吐出口形成面、図3の11h)のカバー動作(キャッ
ピング)は、キャリッジ6に搭載された記録ヘッドカー
トリッジ11のインク吐出口(図3の11c,11d,
11e,11f)がキャップ24と対向する位置(キャ
ッピング位置)にキャリッジ6を移動させ、その後、キ
ャップ24と記録ヘッドカートリッジ11のインク吐出
部(インク吐出口形成面)を密接させることによって行
われる。また、回復動作は該カバー動作の後、ポンプ2
5を駆動して該インク吐出口からインクを吸引すること
によって行われる。よって、回復動作を実施するとB
k,Y,M,Cのインクが同時に吸引され消費される。
【0049】なお、図6および図7において、30はプ
ラテン27上でキャップホルダー28の下側に配置され
た突起部である。上述のピン28aにおける揺動中心に
対し左右対称の関係で2個配置されている。この詳細に
ついては後述する。
【0050】ここで、再度、図2において、26はワイ
パーであり、キャリッジ6の動きと連動して記録ヘッド
カートリッジ11のインク吐出部に当接・離間可能に構
成されている。ワイパー26が記録ヘッドカートリッジ
11のインク吐出部に当接したままキャリッジ6が移動
することによって、インク吐出部についたゴミ等の汚れ
を拭き取り清掃(ワイピング)することができる。
【0051】さらに、記録ヘッドカートリッジ11を下
側から見た斜視図を図3に示す。11aは記録ヘッドで
あり、記録シート5と対向する面11b内で、かつ、キ
ャップ24が当接するインク吐出部(インク吐出口形成
面)11hに、Bk(黒)インクを吐出するノズル列1
1c、シアン(C)インクを吐出するノズル列11d、
マゼンタ(M)インクを吐出するノズル列11eおよび
イエロー(Y)インクを吐出するノズル列11fが直線
状に並んで配置されている。11gは、フレキシブル基
板14と電気的に接続するための基板である。
【0052】次に、インクジェット記録装置を駆動制御
する制御手段について説明する。
【0053】図4は制御系を示すブロック図である。こ
のブロック図は各ブロックの接続関係のみを示し、詳細
なコントロールラインは省略してある。また破線で囲ま
れた部分がCPUユニットである。
【0054】40はCPU(中央演算処理装置)であ
り、後述のROM41やFDD(フロッピィディスクド
ライバー)4等からプログラムや各種データを読み出
し、必要な演算や処理を行い、各種の制御を行うもので
ある。
【0055】41はROM(読み出し専用メモリー)で
あり、CPU40が動作するための各種プログラムや文
字コード、ドットパターン(キャラクタジェネレータ:
CG)等、記録に必要な各種データを格納している。
【0056】42はRAM(ランダムアクセスメモリ
ー)であり、CPU40が命令中のデータや演算結果を
一時蓄えておくワーキングエリア、キーボード1、各部
インターフェース部44あるいはFDD4等から入力さ
れた各種データを格納しておくバッファエリア、文書を
保存しておくテキストエリア等からなっている。また、
CPUユニットは記録ヘッドドライバー45、モータド
ライバー46及び検出部47を介してインクジェット記
録装置(プリンタユニット)3と接続されている。
【0057】記録ヘッドドライバー45はCPU40の
制御により前記のプリンタユニット3に搭載されている
記録ヘッドカートリッジ11を駆動し、モータドライバ
ー46はCPU40の制御によってキャリッジ駆動モー
タ8、記録シート搬送モータ(不図示)等を駆動する。
【0058】検出部47はプリンタユニット3に設けら
れたキャリッジ6の位置を検出するキャリッジセンサー
(不図示)、あるいは記録シートの有無を検出する紙セ
ンサー等からの検出情報をCPU40に伝達する。
【0059】電源48は、記録ヘッドカートリッジ11
の駆動用電源VH 、キャリッジ駆動モータ8、記録シー
ト搬送モータ等の駆動用電源VM 、フロッピィディスク
ドライバー4の駆動用電源VFDD 、並びにその他のロジ
ック回路用電源VCCを供給制御する。
【0060】また、コントローラ43はCPU40の制
御により記録ヘッドカートリッジ11の記録データの転
送を行ったり、駆動電源VH の電圧電力を変化させた
り、各種の制御を行う。
【0061】CPUユニットにはキーボードコネクタ
(KBC)49を介して、記録や編集等に必要な各種デ
ータを入力するキーボード1が接続されている。また、
CPUユニットにはLCDコネクタ(LCDC)50を
介して、キーボード1より入力されたデータや各種情報
を表示するためのLCDで構成した表示部2が接続され
ている。尚、この表示部2はLCDの代わりにCRT等
の他の構成にしてもよい。更にCPUユニットには、フ
ロッピィディスクドライバーコネクタ(FDDC)51
を介してフロッピィディスクドライバー4が接続されて
いる。尚、フロッピィディスクの代わりにハードディス
ク或いは外部RAM等を接続するようにしてもよい。
【0062】CPUユニットはインターフェースコネク
タ(IFC)52を介して、外部制御装置によるインク
ジェット記録装置3の制御や外部機器との通信を行うた
めのRS232C53、セントロニクス54、モデム5
5等のインターフェースを接続することも可能である。
【0063】図6は、本実施の形態において、前述のよ
うにキャップ24を矢印C方向に移動させてキャッピン
グした状態を示す側断面図である。
【0064】キャップ24が取り付けられ、かつポンプ
25と一体に形成されたアーム251に取り付けられた
キャップホルダー28は矢印E方向にピン28aを中心
として揺動可能であるので、キャッピングの際、キャッ
プ24は記録ヘッド11のインク吐出口形成面(図3の
11h)の形状や姿勢のバラツキに沿って自動的に姿勢
を合わせることができる。それによって、キャップ24
はインク吐出口形成面と確実に密着したキャッピングが
できるのである。
【0065】また、図7は、本実施の形態において、キ
ャップオープン時の状態を示す側断面図である。
【0066】ポンプ25およびそれと一体のアーム25
1の回動によるキャップオープン時には、キャップホル
ダー28が下降したとき、プラテン27上に形成された
前述の突起部30がキャップホルダー28の下面に揺動
中心の左右対称の位置で当接する。それによってキャッ
プホルダー28の揺動が規制され、キャップ24は記録
ヘッド11のインク吐出口形成面11hとほぼ平行な状
態でキャップオープンするように保持される。その際の
キャップ24と記録ヘッド11のインク吐出口形成面1
1hの間の距離は1.3mmである。
【0067】また、突起部30は、ゴム等の弾性部材か
らなっている。これにより、キャップオープン時、キャ
ップホルダー28が突起部30に当接した後、部品や組
立の精度のばらつき等によりキャップホルダー28が更
に突起部30に押圧されたとしても、突起部30が弾性
的に変形可能であるので破壊等を防止することができ
る。よって部品や組立の精度を緩和することができ、コ
ストダウンが可能である。
【0068】本実施の形態では、キャップ24の材質が
塩素化ブチルゴム、キャップ24のインク受容容量が
0.14ml、吸引時のインク吸引量が0.12ml、
インクの粘度が1.8cp(25℃において)、インク
の表面張力が46dyn/cm(25℃において)、記
録ヘッド11のインク吐出口形成面11hの材質がポリ
サルホン(PSF)、突起部30の材質が硬度30度の
塩素ブチルゴムである。
【0069】かかる諸元において、キャップオープン時
にキャップ24と記録ヘッド11のインク吐出口形成面
11hとの距離が0.7mm以上であれば、回復動作に
よってキャップ24内に吸引されたインクがインク吐出
口形成面11hとキャップ24との間でブリッジを起こ
すことがないことが確認されている。
【0070】よって、上記のようにキャップオープン時
にキャップ24と記録ヘッド11のインク吐出口形成面
11hとの間の距離が1.3mmであればブリッジは発
生しない。
【0071】キャップオープン時にブリッジが発生する
インク吐出口形成面11hとキャップ24との間の距離
は、キャップ24の材質、キャップ24のインク受容容
量、吸引時のインク吸引量、インクの粘度、インクの表
面張力及び記録ヘッド11のインク吐出口形成面11h
の材質の条件により変化するので0.7mm以上に限定
するものではなく、それぞれのインクジェット記録装置
の諸元によりブリッジが発生しない最低距離よりも長い
距離になるよう設計すれば良い。
【0072】また、突起部30の硬度は30度に限る必
要はなく、20〜80度であれば部品や組立の精度ばら
つきを十分吸収できる。更に、材質は塩素化ブチルゴム
に限る必要はなく、シリコンゴムや圧縮バネ等の弾性を
有するものであればどのような弾性部材であっても構わ
ない。
【0073】図8および図9には、本発明の他の実施の
形態を示す。
【0074】本実施の形態は、記録ヘッド11を搭載し
たキャリッジ6が、その回復動作位置でガイド軸33を
中心に矢印F方向に回動されてキャッピングが行なわれ
る形式のインクジェット記録装置に本発明を適用した例
である。
【0075】ここで、図8は、キャップオープン時の状
態を示す側面概要図である。
【0076】キャップ24が取り付けられたキャップホ
ルダー28は、キャップホルダー28と一体に突出して
形成されたピン282がプラテン27上に形成された突
柱部32間の溝に摺動自在に係合され、該ピン282を
揺動中心として矢印E方向に揺動可能にプラテン27に
取り付けられている。そして、プラテン27とキャップ
ホルダー28との間に配置された圧縮バネ29により記
録ヘッド11の方向へ付勢されている。
【0077】キャップオープン時には、キャップホルダ
ー28の両端に突出して形成された突部281が、プラ
テン27に揺動中心に対して左右対称の関係で形成され
た鉤状のストッパ(規制部材)31に当接することで、
キャップホルダー28の矢印E方向への揺動が規制され
る。それによってキャップ24と記録ヘッド11とは、
ほぼ平行にキャップオープンする。
【0078】図9は、キャッピング(キャップクロー
ズ)時の状態を示す側面概要図である。キャッピングの
動作について説明する。
【0079】キャッピング時、記録ヘッド11を搭載し
たキャリッジ6は、ガイド軸33を中心に矢印F方向に
回転する。すると、記録ヘッド11のインク吐出口形成
面がキャップ24に当接し、更に圧縮のバネ29の付勢
力に抗してキャップ24を押し下げる。さらに、キャッ
プホルダー28のピン282がプラテン27に形成され
た固定部材である突柱部32間の溝に沿って移動する。
すると、キャップホルダー28に形成された突部281
はプラテン27に形成されたストッパ31から離間し、
キャップ24が取り付けられたキャップホルダー28は
ピン282を中心に矢印E方向に揺動可能となる。以上
により、キャップ24は、記録ヘッド11のインク吐出
口形成面に沿って姿勢を変え確実に密着することができ
る。
【0080】なお、本実施の形態では、吸引動作を行う
ためのポンプはプラテン27上の適宜位置に設けられ、
不図示のチューブ等を介してキャップ24内と連通され
ている。
【0081】上記実施の形態では、シリアルタイプのイ
ンクジェット記録装置について述べたがそれに限る必要
はなく、ラインタイプのインクジェット記録装置であっ
ても構わない。
【0082】
【発明の効果】以上説明したように、キャップオープン
時キャップが記録ヘッドのインク吐出口形成面に対し、
ほぼ平行に開くようにキャップの姿勢を規制する手段を
設けブリッジの発生を防止することにより、記録シート
の汚れや混色が発生しない信頼性の高いインクジェット
記録装置を低コストで提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかるインクジェット記録装置の搭載
例としてのワードプロセッサを示す斜視図である。
【図2】本発明にかかるインクジェット記録装置の概略
を示す斜視図である。
【図3】記録ヘッドカートリッジの概略を示す斜視図で
ある。
【図4】制御系の概略を示すブロック図である。
【図5】回復装置のキャップの動きを説明する斜視図で
ある。
【図6】本発明の実施の一形態のキャッピング時の状態
を示す側断面図である。
【図7】本発明の実施の一形態のキャップオープン時の
状態を示す側断面図である。
【図8】本発明の実施の他の形態のキャップオープン時
の状態を示す側断面図である。
【図9】本発明の実施の他の形態のキャッピング時の状
態を示す側断面図である。
【図10】従来のインクジェット記録装置のキャップオ
ープン時の状態を示す側断面図である。
【図11】従来のインクジェット記録装置のキャップオ
ープン時にブリッジが発生した状態を示す側断面図であ
る。
【図12】従来のインクジェット記録装置のキャップオ
ープン時にブリッジが発生した状態を示す側断面図であ
る。
【符号の説明】
1 キーボード 2 表示部 3 記録装置 5 記録媒体 6 キャリッジ 11 記録ヘッドカートリッジ 12 黒(Bk)インクカートリッジ 13 カラーインクカートリッジ 24 キャップ 25 ポンプ 26 ワイパー 27 プラテン 28 キャップホルダー 29 圧縮バネ 30 突起部(姿勢規制手段) 31 ストッパ(姿勢規制手段)

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 キャリッジに搭載されインクを吐出する
    吐出口を有する記録ヘッド、該記録ヘッドのインク吐出
    口形成面に当接・離間可能であり当接した時には該イン
    ク吐出口をカバーするカバー手段および該カバー手段と
    連通している吸引手段を有し、該記録ヘッドのインク吐
    出性能を正常な状態に保つための回復動作を実行し、該
    回復動作は少なくとも前記カバー手段が前記インク吐出
    口をカバーし前記吸引手段により前記カバー手段を通し
    て前記インク吐出口からインクを強制的に吸引する吸引
    動作と、該吸引動作の後、前記カバー手段と前記インク
    吐出口形成面とを離間する動作とを含むインクジェット
    記録装置において、 少なくとも前記吸引動作を実行し、前記カバー手段と前
    記インク吐出口形成面とが離間されたとき、前記カバー
    手段と前記インク吐出口形成面との隙間がカバー領域全
    域に亘りほぼ一定になるように、前記カバー手段の姿勢
    を規制する姿勢規制手段を設けたことを特徴とするイン
    クジェット記録装置。
  2. 【請求項2】 前記姿勢規制手段は、弾性的に前記カバ
    ー手段の姿勢を規制することを特徴とする請求項1記載
    のインクジェット記録装置。
  3. 【請求項3】 前記カバー手段が前記インク吐出口形成
    面に当接し前記インク吐出口をカバーしたときは、前記
    姿勢規制手段が機能しないことを特徴とする請求項1ま
    たは2記載のインクジェット記録装置。
  4. 【請求項4】 前記カバー手段と前記インク吐出口形成
    面が離間したときの前記カバー手段と前記インク吐出口
    形成面との隙間量は、前記回復動作により吸引され前記
    カバー手段内に溜まったインクが、前記カバー手段と前
    記インク吐出口形成面との間で完全に分離する距離より
    も長いことを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに
    記載のインクジェット記録装置。
  5. 【請求項5】 前記カバー手段は、前記インク吐出口形
    成面に当接可能なキャップと、該キャップを保持するキ
    ャップホルダーと、該キャップホルダーを前記インク吐
    出口形成面に向けて付勢するバネと、前記キャップホル
    ダーの揺動中心に設けられたピンに先端が回動自在に係
    合されたアームとを含み、該アームを回動することによ
    り前記キャップを前記インク吐出口形成面に当接または
    離間させるものであって、前記姿勢規制手段は前記キャ
    ップホルダーの揺動中心に対し左右対称の位置に設けら
    れた弾性体の突起部であることを特徴とする請求項1な
    いし4のいずれかに記載のインクジェット記録装置。
  6. 【請求項6】 前記カバー手段は、前記インク吐出口形
    成面に当接可能なキャップと、該キャップを保持するキ
    ャップホルダーと、該キャップホルダーを前記インク吐
    出口形成面に向けて付勢するバネと、前記キャップホル
    ダーの揺動中心に設けられたピンが摺動自在に係合され
    る溝を有する固定部材とを含み、前記キャリッジを回動
    することにより前記キャップが前記インク吐出口形成面
    に当接または離間されるものであって、前記規制手段は
    前記キャップホルダーの揺動中心に対し左右対称の位置
    に設けられた突部とこれが当接するストッパとで構成さ
    れることを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記
    載のインクジェット記録装置。
  7. 【請求項7】 前記弾性体の突起部の硬度は20〜80
    度であることを特徴とする請求項5に記載のインクジェ
    ット記録装置。
  8. 【請求項8】 前記隙間量は少なくとも0.7mm以上
    であることを特徴とする請求項4に記載のインクジェッ
    ト記録装置。
  9. 【請求項9】 前記アームは吸引手段の一部を構成する
    ポンプと一体に形成されていることを特徴とする請求項
    5に記載のインクジェット記録装置。
  10. 【請求項10】 前記記録ヘッドは熱エネルギーを利用
    してインクを吐出するインクジェット記録ヘッドである
    ことを特徴とする請求項1ないし9のいずれかに記載に
    インクジェット記録装置。
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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06336019A (ja) * 1993-05-28 1994-12-06 Canon Inc インクジェット記録装置
JPH06344570A (ja) * 1993-06-04 1994-12-20 Canon Inc インクジェット記録装置
JPH07108684A (ja) * 1993-10-15 1995-04-25 Fuji Xerox Co Ltd インクジェットヘッドのキャッピング装置

Patent Citations (3)

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