JPH09293773A - 位置決め装置および露光装置 - Google Patents

位置決め装置および露光装置

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JPH09293773A
JPH09293773A JP35179296A JP35179296A JPH09293773A JP H09293773 A JPH09293773 A JP H09293773A JP 35179296 A JP35179296 A JP 35179296A JP 35179296 A JP35179296 A JP 35179296A JP H09293773 A JPH09293773 A JP H09293773A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 基板を搭載する移動体の重量やコストを増加
させることなく、位置決め時間を短縮し、装置全体のス
ループットを向上させる。 【解決手段】 基板を保持する保持面を定盤に対してX
Yの各軸方向に移動可能なXYテーブルの移動時に生じ
るXYの各軸回りの回転情報を予め記憶し、XYテーブ
ルの実際の移動時にXYの各軸回りの回転による基板の
姿勢変動を前記回転情報に基づいて打ち消す。この打ち
消し動作は、XYテーブルに搭載されて基板を保持する
回転テーブルを補正駆動して行ってもよく、XYテーブ
ルを定盤に対して浮上させている静圧軸受の供給圧力を
制御して行ってもよい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は半導体ウエハまたは
液晶パネル等の平板状物体にパターンを形成するための
露光装置などに用いられる位置決め装置に関し、特に半
導体メモリや演算素子等の高密度集積回路チップの製造
の際に回路パターンの焼付けを行うべきウエハ等の被露
光体の姿勢を的確に保持して高精度な露光を行うことの
できる位置決め装置および露光装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、露光装置などに用いられる位置決
め装置は、一般にXY平面内をX方向およびY方向に移
動・位置決めするXYステージと、そのXYステージ上
に設置され、Z方向の移動・位置決めおよびZ軸に対す
る回転・位置決めおよびX・Y両軸に対する回転・位置
決めを行う微動ステージと、ウエハの露光領域の高さお
よび傾きを検出する面位置検出装置から構成されてい
る。このような位置決め装置を備えた露光装置において
は、XY平面内を所定距離だけ高速に移動しウエハの露
光領域の面位置を検出して微動ステージでこれを補正し
た後に露光動作する、いわゆるステップアンドリピート
を行って半導体の回路パターンの焼付けが行われる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例ではステップ動作の開始時および終了時に、進行方
向に対するピッチング(縦揺れ)が避けられなかった。
特にステップ動作終了時のピッチングは、ウエハ面が露
光面に対して傾くように作用するので、面位置の検出は
ピッチングの収束を待ってから開始せざるを得なかっ
た。また、基準面自体も加工精度の限界から面のゆがみ
があり、またその上をある重量を持ったステージが移動
するので移動荷重による変形の発生も無視できないた
め、所定の位置への移動が完了した後に面位置の検出を
開始せざるを得なかった。
【0004】そして、その後に測定された面位置を補正
するように微動ステージが駆動し、それが完了してから
始めて露光動作が開始できた。すなわち、XYステージ
の移動とウエハ面位置の測定と微動ステージの補正駆動
が並行にできず、順次行う必要があったため、結果とし
て微動も含めたステージの移動動作に要する時間が長く
なり、ひいては装置全体のスループットを悪化させると
いった問題点があった。
【0005】また、上記問題点に対処するために、微動
ステージの基準面に対する傾きを検出するための角変位
センサを設けたり、微動ステージの傾き変化を検出する
ための角加速度計や角速度計等を設け、その信号をもと
にして微動ステージのチルティング制御を行うことで上
記ピッチングの影響を補正する方法も考えられるが、検
出器をつけることによって移動部の重量が増してステー
ジの高速性が損なわれたり、検出手段の検出動作、演算
動作および制御手段への通信動作などが追加になるため
にステップ時間が長くなったり、コストが上昇するとい
った問題点があった。
【0006】本発明は、上述の従来例における問題点に
鑑みてなされたもので、半導体ウエハまたは液晶パネル
等の平板状物体(以下、基板という)にパターンを形成
するための露光装置等に用いられる位置決め装置におい
て、基板を搭載する移動体の重量やコストを増加させる
ことなく、さらには測定精度を維持したまま位置決め時
間を短縮し、このような位置決め装置を適用した装置全
体のスループットを向上させることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明の第1の構成では、予め基板を保持する保持
面を定盤に対してXYの各軸方向に移動可能なXYテー
ブルの移動時に生じるXYの各軸回りの回転情報を記憶
し、そのXYテーブルの実際の移動時にXYの各軸回り
の回転による基板の姿勢変動を前記回転情報に基づいて
打ち消す補償手段を設けたことを特徴としている。
【0008】前記回転情報としては、例えば前記XYテ
ーブルの移動量に応じたXYの各軸回りの回転方向の最
大回転角およびその減衰特性に関する数値を、予め計算
または測定によって求めておき、それを前記XYテーブ
ルの移動量を変数としたテーブルまたは関数として前記
補償手段に記憶させる。この場合、さらに、前記XYテ
ーブルのXY座標に応じた前記XYの各軸回りの回転方
向の最大回転角およびその減衰特性の補正値を、予め計
算または測定によって求めておき、それを前記XYテー
ブルのXY座標を変数としたテーブルまたは関数として
記憶させることが好ましい。
【0009】また、本発明の第2の構成では、予めステ
ージのピッチング量や基準面の変形量を求めて、これに
起因する基板の露光領域における高さと傾きの変化値等
の面位置の変化量を記憶しておき、面位置検出装置の出
力値に上記記憶した値を補正することで、特別な検出手
段を追加することなく、ステージがまだ移動している時
でも上記面位置検出装置による正確な検出ができるよう
に面位置検出手段の検出信号または計測値を補正する補
償手段を設けたことを特徴としている。
【0010】前記面位置の変化量としては、例えば前記
XYテーブルの移動量、もしくは移動量および移動方向
に応じたXYの各軸回りの回転方向の回転角およびZ方
向変位に関する数値を、前記XYテーブルの移動量、も
しくは移動量および移動方向を変数としたテーブルまた
は関数として前記補償手段に記憶させる。この場合に
も、さらに、前記XYテーブルのXY座標に応じた前記
XYの各軸回りの回転角およびZ方向変位の補正値を、
予め計算または測定によって求めておき、それを前記X
YテーブルのXY座標を変数としたテーブルまたは関数
として記憶させることが好ましい。
【0011】また、本発明の露光装置は、パターンを被
露光基板に露光するための露光装置であって、上述の第
1および/または第2の構成の位置決め装置により被露
光基板の位置決めを行うことを特徴とする。
【0012】
【作用】上記第1の構成によれば、基板を記憶するXY
テーブルの移動時に生じるXYの各軸回りの回転による
基板の姿勢変動を、予め記憶しているXYテーブルの移
動時に生じるXYの各軸回りの回転情報に基づいて打ち
消すため、XYテーブルの位置決め時間を短縮でき、こ
のような位置決め時間を適用された装置全体のスループ
ットを向上させることができる。
【0013】基板の姿勢変動は、例えばXYの各軸回り
に回転可能でかつZ方向に移動可能な回転テーブルを前
記XYテーブルに搭載しその回転テーブル上に基板を記
憶しているときは、その回転テーブルを前記回転情報に
基づき基板の姿勢変動を打ち消すように補正駆動するこ
とで、また、前記XYテーブルを定盤に対して所定量だ
け浮上させる静圧軸受を備えているときはその静圧軸受
の供給圧力を前記姿勢変動を打ち消すように制御するこ
とで補償することができる。
【0014】また、上記第2の構成によれば、基板を記
憶するXYテーブルの移動時に生じるXYの各軸回りの
回転による基板の姿勢変動に起因する面位置検出装置の
測定誤差を、予め記憶しているXYテーブルの移動時に
生じる基板の面位置の変化量に基づいて補正するため、
XYテーブルの位置決め時間を短縮でき、このような位
置決め時間を適用された装置全体のスループットを向上
させることができる。
【0015】
【発明の実施の形態】本発明の好ましい実施の形態に係
る装置は、予めピッチング量を求めておき、ピッチング
終了時に上記ピッチング量を補正するよう微動ステージ
のチルティング動作を制御するように構成したものであ
る。また、上記の予め求めるピッチング量をステップ移
動の距離に応じたテーブルとして記憶しておくように構
成したものである。
【0016】
【実施例】
(第1の実施例)図1は本発明の第1の実施例に係る位
置決め装置の構成を示す。図中、1はステージ定盤であ
り、2(2a,2b)はY方向の駆動を行うYリニアモ
ータ、3はY方向の直動ガイドを行うYガイド、4(4
a,4b)はY方向のみの移動を行い、後述のXステー
ジを搭載するYステージである。5はX方向の駆動を行
うXリニアモータ、6はX方向の直動ガイドを行うXガ
イド、7はX方向に移動するXステージである。これら
のXリニアモータ5およびXガイド6はYステージ4に
結合されているので、Xステージ7はX方向およびY方
向の両方に自在に動作可能である。8はエアパッドであ
り、上記Yステージ4およびXステージ7を上記ステー
ジ定盤1に対して数μmないし数十μm浮上させてい
る。9はZ方向の移動およびXYZの各軸回りの回転方
向に可動な微動ステージであり、10はウエハを真空吸
着で設置するウエハチャックである。
【0017】図2は図1の装置の動作を示す説明図であ
る。なお、以下の全ての図において、同一番号を付した
ものは同一の要素を示している。図2において、15
(15a,15b)はZアクチュエータであり、チルテ
ィング用アクチュエータも兼用している。すなわち、そ
れぞれのZ方向の変位を相対的に増減することでXおよ
びY軸回りの回転方向(チルティング)の変位も同時に
得られる。16はこれらステージ全体を制御する制御ボ
ックスである。
【0018】ここで、例えば図1におけるX方向にステ
ップ動作をする場合、Xリニアモータ5はXステージ7
に対して推力を与え、Xステージ7はXガイド6に沿っ
て直線状に移動し、所定距離だけ移動した後、Xリニア
モータ5はXステージ7に対して制動力を与え、所定位
置に停止する。ところが、Xリニアモータの発生力は、
その作用線と、Xステージ7、Zアクチュエータ15お
よび微動ステージ9からなる移動体の重心位置とが必ず
しも一致しないため、加速時および減速時には図2に示
すようにモーメント力として作用する。一方、エアパッ
ド8(8a,8b)は原理的にステージ定盤1とのギャ
ップが狭まれば浮上力は増大し、広がれば減少するとい
う特性を持っているので、Xステージ7の傾きを水平位
置に復元する復元力として作用する。すなわち、Xステ
ージの加減速時には、上記Xリニアモータ5によるモー
メント力と上記エアパッド8による復元力のつり合う角
度のピッチング角φが生じることになる。
【0019】この現象は、Y方向のステップ動作をする
場合もまったく同様に生じる。
【0020】その後、リニアモータによる加減速がなく
なった後もこのピッチング方向の変位が振動として残留
し、収束まである程度の時間を要する。特にステップ動
作終了時のピッチングは、ウエハ面が露光面に対して傾
くように作用するので、ピッチングの収束を待ってから
露光を開始せざるを得ず、結果としてステップ動作に要
する時間が長くなり、ひいては装置全体のスループット
を悪化させるといった問題点があった。
【0021】ところが、このピッチング量とその減衰特
性は、リニアモータによる加速度および加速時間と、エ
アパッドによる復元力および粘性抵抗と、移動体の重心
位置および慣性モーメントとで決定される。このうち加
速度および加速時間以外は装置固有の値である。また、
リニアモータによる加速度と加速時間はステップ移動量
によって決定されるので、ステップ移動量さえ分かって
いれば、予めピッチング量と減衰特性は一意に求めるこ
とができる。
【0022】本実施例は、この点に着目したものであ
り、予めステップ移動量に応じたピッチング量とその減
衰特性をテーブルまたは関数の形で保持しておき、それ
を打ち消すように駆動制御するものである。
【0023】すなわち、各種のステップ移動量に応じた
ピッチング量とその減衰特性を予め計算で求めておき、
テーブルまたは関数の形で制御ボックス12に保持して
おく。そして図2に示すように、ステップ動作の終了時
に、その保持されたピッチング量とその減衰動作を丁度
打ち消すようにZアクチュエータ15(15a,15
b,15c)を駆動制御することで、Xステージ7がピ
ッチングを行っていても微動ステージ9は常に像面と平
行を保つことができるので、ピッチングの収束を待つこ
となく露光動作に入ることができる。
【0024】また、ピッチング量とその減衰特性を計算
で求めておくのではなく、工場出荷時に各種のステップ
移動量に対応したステップ動作を行ってそのときのピッ
チングを測定する方法をとってもよく、これにより装置
の機差も加味した、より正確な補正動作を行うことがで
きる。
【0025】また上記ピッチングの測定を、装置の現地
設置の際に行ったり、実運用の中での初期動作シーケン
スの1つとして行ってもよく、これにより装置の設置の
状態も加味した、より正確な補正動作を行うことができ
る。
【0026】本実施例によれば、ステップ動作の移動量
に応じたピッチング量を予め求めておき、ピッチング終
了時に上記ピッチング量を補正するように微動ステージ
のチルティング動作を制御するので、位置決め時間を短
縮でき、装置全体のスループットも向上させることがで
きる。また、変位センサや角加速度計や角速度計等も設
ける必要がないため移動体の重量を増加させたりコスト
を増加させることもない。
【0027】(第2の実施例)図3は本発明の第2の実
施例に係る図2と同様の図である。
【0028】第2の実施例は、上記のピッチングの補正
動作としてZアクチュエータ15を用いるのではなく、
エアパッド8に供給する空気圧力を動的に変化させるこ
とにより行うものである。
【0029】すなわち図3に示すように、進行方向のエ
アパッド8aとその反対側のエアパッド8bとの供給圧
力をそれぞれ個別に動的に調整可能にする。そして、第
1の実施例と同様に、予め計算で求めるか、工場出荷時
または現地設置時または初期動作シーケンスにおいて測
定で求めておいたピッチング量とその減衰特性を、制御
ボックス12に保持しておき、ステップ動作終了時にそ
のピッチングを打ち消すように制御ボックス12の制御
のもとにエアパッド8a,8bの供給空気圧をダイナミ
ックに変化させるものである。
【0030】(第3の実施例)本発明の第3の実施例
は、上記ピッチングおよびその減衰特性データを、ステ
ップ移動量のみをパラメータとしたテーブルまたは関数
として保持するのではなく、ステージのXY座標に応じ
たテーブルまたは関数としても保持するものである。
【0031】各リニアモータの発生推力ムラや、位置に
よる推力バランスの違いから、XY座標によってピッチ
ングの状態が異なる場合がある。これを補償するため
に、ステップ移動量およびXY座標をパラメータとした
ピッチング量およびその減衰特性を、予め計算で求める
か、工場出荷時または現地設置時または初期動作シーケ
ンスにおいて、測定で求め、テーブルまたは関数の形で
制御ボックス12に保持しておき、ステップ動作終了時
に第1の実施例と同様にZアクチュエータ15の動作で
補償するか、第2の実施例と同様にエアパッド8の動作
で補償するものである。
【0032】(第4の実施例)図4は本発明の第4の実
施例を示す図である。図中、19は真空吸着で吸着固定
されたウエハである。11はウエハ19面位置測定用の
光照射手段であり、12はこの手段からの照射光をウエ
ハ19の露光領域およびその周辺に導くための反射ミラ
ーである。13はウエハ19の露光領域の高さおよび傾
きを検出する面位置検出手段、14はウエハ19からの
面位置測定用の光束の反射を面位置検出手段13に導く
反射ミラーである。
【0033】図5は図4の装置の動作を示す説明図であ
る。図中、アクチュエータ15(15a,15b)は簡
略化のため2個のみ記載したがXY両軸回りの回転方向
に可動にするためには、少なくとも3個またはそれ以上
のアクチュエータが当然必要である。16はこれらステ
ージ全体を制御するボックスである。17は面位置検出
手段13の検出信号をもとにウエハ19の露光領域の高
さと傾きを求めるフォーカス制御ボックスである。18
は予め求めておいた、ステップ量およびXY座標とウエ
ハ19の像画に対する高さおよび傾きの変動量との関係
を保持しておく参照テーブルである。
【0034】また、111は白色ランプなどの光源であ
り、112は光源111からの光束を断面の強度分布が
略均一の平行光束として射出するコリメーターレンズで
ある。113はプリズム形状のスリット部材であり、複
数の開口部(例えば5個のピンホールなど)を有してい
る。114は投光レンズ系であり、両テレセントリック
系より成りスリット部材113の複数の開口部を通過し
た複数の光束をミラー12を介してウエハ19面上の複
数の測定点に導光している。これら111,112,1
13,114から上記光照射手段11が構成されてい
る。131は受光レンズであり、両テレセントリック系
より成りウエハ19からの複数の測定点をミラー14を
介して受光する。132は受光レンズ131によってウ
エハ19上の各測定点に対して形成される複数のピンホ
ール像を示す。133は複数のピンホール像132から
の光束を、後述する光電変換手段の検出面上に互いに同
一の大きさになるように再結像させる複数の補正光学系
(図では簡略化のために代表して1個のみ記載)であ
る。134は2次元CCDなどの光電変換手段である。
これら131,133,134から上記面位置検出手段
13が構成されている。
【0035】つぎに本実施例における位置決め装置の動
作を順に説明する。たとえば図4におけるX方向にステ
ップ動作をする場合、Xリニアモータ(図示せず)はX
ステージ7に対して推力を与え、Xステージ7はXガイ
ド6に沿って直線上に移動し、所定距離だけ移動した
後、XリニアモータはXステージ7に対して制動力を与
え、所定位置に停止する。次に光源111から投光され
た光束はコリメータレンズ112により略平行光束とし
て射出され、スリット部材を透過して複数の独立した測
定用光束となり、投光レンズ系114およびミラー12
を介してウエハ19の露光領域およびその周辺の測定点
に投光される。複数の測定光はウエハ19の面上で反射
ミラー14および受光レンズ131により各測定点に対
して複数のピンホール像132が形成され、これはさら
に補正光学系133によって光電変換手段134上に再
結像され、光電変換手段134はこれを各測定点のそれ
ぞれの高さに関する信号として複数の電気信号に変換す
る。これらの信号はフォーカス制御ボックス17に入力
され、ある所定の基準面に対する各測定点の高さが求め
られ、次に各測定点の高さの平均値から露光領域の基準
面に対する高さが計算され、各測定点の高さの相対差か
ら露光領域のXおよびY軸回りの回転方向(チルティン
グ)の変位すなわち傾きが計算される。このようにして
ウエハ19の厚さばらつきや楔形状や反りに起因する、
露光領域の投影レンズ(図示せず)の像面に対する高さ
および傾きが求められる。
【0036】ところが、第1の実施例と同様に、Xリニ
アモータの発生力は、その作用線と、Xステージ7の重
心位置とは必ずしも一致しないため、加速時および減速
時には図2に示すようにモーメント力として作用する。
一方、エアパッド8は原理的にステージ定盤1とのギャ
ップが狭まれば浮上力は増大し、広がれば減少するとい
う特性を持っているので、Xステージ7の傾きを水平位
置に復元する復元力として作用する。すなわち、Xステ
ージ7の加減速時には、上記Xリニアモータ5によるモ
ーメント力と上記エアパッド8による復元力のつりあう
角度のピッチング角が生じることになる。
【0037】また、同じ原理で微動ステージ9のXステ
ージに対する相対変位についても同様の現象が生じる。
すなわち微動ステージ9は一般にフィードバック制御に
よってステージ7の移動中であっても常に一定の高さお
よび傾きを保つように保持されているが、一方Xステー
ジ7の加減速時には上記Xリニアモータによって発生し
たモーメント力が発生し、このモーメント力は構造上微
動ステージ9の重心とXリニアモータの作用線より離れ
ているためにより大きいモーメント力として作用する。
従って、このモーメント力と上記フィードバック制御に
よる復元力とがつりあう角度のピッチング角がここでも
生じることになる。
【0038】これらの現象は、Y方向のステップ動作を
する場合もまったく同様に生じる。さらに、ステージ定
盤はその加工精度の限界から面のゆがみが避けられない
ため、ステージの位置によって上面の傾きがわずかに異
なり、当然ステージ定盤を基準とするXステージもある
傾き誤差を持つことになる。
【0039】またステージ定盤の上をある重量を持った
Xステージ、Yステージ、微動ステージの各ステージが
移動するので、この移動荷重による面歪みも避けられな
い。従って、上記ウエハ19の露光領域の高さおよび傾
きの測定を行うには、ステップ動作が完了してステージ
定盤1に対するXステージ7のピッチングと、Xステー
ジ7に対する微動ステージ9のピッチングが解消してい
る必要があった。またステージ定盤1の加工精度に起因
する面歪みや移動荷重による面歪みがあるために、高さ
および傾きの測定を行う位置と露光位置とを一致しなけ
ればならず、結局ステップ動作が完了している必要があ
った。あるいは、完全にステップ動作が完了しない状態
であっても、これら測定誤差が所定の許容値以内になる
と予想されるステップ動作完了の若干手前において、高
さおよび傾きを測定する必要があった。すなわち、XY
ステージの移動とウエハ面位置の測定と微動ステージの
補正駆動が並行にできず、順次行う必要があったため、
ステージの移動動作に要する時間が長くなり、結果とし
てステップ開始から露光動作に入れるまでに要する時間
が長くなり、装置全体のスループットを悪化させるとい
った問題点があった。
【0040】また、上記問題点に対処するために、Xス
テージ7や微動ステージ9の基準面に対する傾きを検出
するための角変位センサーを設けたり、微動ステージの
傾き変化分を検出するための角加速度計や角速度計等を
設け、その信号をもとにしてウエハ19の高さおよび傾
きの測定値を補正をする方法も考えられるが、検出器を
つけることによって移動部の重量が増してステージの高
速性が損なわれたり、検出手段の検出動作や演算動作や
制御手段への通信動作などが追加になるためにステップ
時間が長くなったり、コストが上昇するといった問題点
があった。また、この場合でもステージ定盤の加工精度
に起因する傾きや、移動荷重によるステージ定盤の変形
に起因する傾きは、検出することが困難であった。
【0041】ところが、ステージ定盤1とXステージ7
との相対的なピッチング量は、リニアモータによる加速
度および加速時間と、エアパッドによる復元力および粘
性抵抗と、Xステージ7とZリニアモータ15a,15
bと微動ステージ9およびその搭載物からなる移動体の
重心位置および慣性モーメントとで決定される。このう
ち加速度および加速時間以外は装置固有の値である。ま
た、リニアモータによる加速度と加速時間はステップ移
動量によって決定されるので、ステップ移動量さえわか
っていれば、予めピッチング量と減衰特性は一意に求め
ることができる。
【0042】また、同様にXステージ7と微動ステージ
9との相対的なピッチング量は、リニアモータによる加
速度および加速時間と、フィードバック制御による復元
力などの制御特性と、微動ステージ9およびその搭載物
の重心位置および慣性モーメントとで決定されるため、
これもまたステップ移動量さえわかっていれば、予めピ
ッチング量と減衰特性は一意に求めることができる。
【0043】次に、ステージ定盤1の加工精度による面
歪みや移動荷重による面歪みに起因するXステージ7の
傾きは予め測定などによって求めておけば、XYステー
ジの位置によってのみ決定されるため、XY座標がわか
っていれば一意に求めることができる。
【0044】さらに、これらステージの傾きによるウエ
ハ19の露光領域の高さ誤差もウエハ19と投影レンズ
光軸との位置関係、すなわちステージのXY座標によっ
て決定されるため、XY座標がわかれば一意に求めるこ
とができる。
【0045】本実施例は、この点に着目したものであ
り、ウエハ19の高さおよび傾きの測定をステージの移
動途中の比較的早い段階、例えば定速度移動段階や減速
段階などで行い、これにより発生する測定値の誤差を、
予めステップ移動量とXY座標に関するテーブルまたは
関数の形で保持しておき、それを測定値に対して補正す
ることで測定精度を維持しつつ、全体のステップ時間の
短縮をはかるものである。
【0046】すなわち、例えば定速度移動段階や減速段
階などにおける、各種のステップ移動量に応じたステー
ジ定盤1とXステージ7との相対的なピッチング量およ
びXステージ7と微動ステージ9との相対的なピッチン
グ量を予め計算で求めておくか、または工場検査時等に
上記の各ピッチング量を測定しておいて、テーブルまた
は関数の形で参照テーブル18に保持しておく。つぎに
同様にして工場検査時等にXY座標に応じたステージ定
盤1の加工精度による面歪みや移動荷重による面歪みに
起因するXステージ7の傾きを測定し、テーブルなどの
形で参照テーブル18に保持しておく。
【0047】実際の装置の運用時においては、ステージ
の移動途中例えば定速度移動段階や減速段階において、
上述した一連の動作でウエハ19の露光領域の高さおよ
び傾きを測定する。フォーカス制御ボックス17は得ら
れた高さおよび傾き値を制御ボックス16に通知する。
そして、参照テーブル18から上記保持しておいた測定
誤差に関する諸数値を制御ボックス16に通知する。こ
れは、ステップ駆動のたびに行ってもよく、あるいは予
め一連の露光動作の開始時に一括して行ってもよい。制
御ボックス16はこの測定された高さおよび傾き値と、
予め保持されていた諸数値から、露光動作を行う位置に
おけるウエハ19の露光領域の高さおよび傾きを投影レ
ンズの像面に正確に一致させるようなZアクチュエータ
15(15a,15b)の駆動量を算出して駆動指令を
与える。Zアクチュエータ15が微動ステージ9の高さ
および傾きを変化させ、露光動作を行う位置におけるウ
エハ19の露光領域が完全に投影レンズの像面に一致す
るようにする。
【0048】ただし、この段階においては上述したよう
なステージの移動に伴う各種のピッチング誤差がまだ残
っているから、必ずしもその瞬間のウエハ19の高さや
傾きが像面に一致している必要はない。そして、相前後
してXステージ7の移動が完了し、目標位置すなわち露
光動作するべき位置に達し静定が完了する。その後ただ
ちに露光動作が行われ、その完了後、次のステップ動作
が開始される。すなわち、XYステージの移動とウエハ
面位置の測定と微動ステージの補正駆動が並行動作でき
るため、結果として微動も含めたステージの移動動作に
要する時間が短くなり、ひいては装置全体のスループッ
トを向上させることができる。
【0049】上記の例では、ステージ定盤1とXステー
ジ7との相対的なピッチング量およびXステージ7と微
動ステージ9との相対的なピッチング量を、ステップ移
動量に応じたテーブルまたは関数の形で保持するとした
が、ステージのXY座標も付け加えたテーブルまたは関
数としてもよい。この場合は各リニアモータの発生推力
ムラや、位置による推力バランスの違いから、XY座標
によってピッチングの状態の変化を加味した、より精度
のよい補正動作が期待できる。
【0050】また上記各種の測定を、装置の現地設置の
際に行なったり、実運用の中での初期動作シーケンスの
一つとして行ってもよく、これにより装置の設置の状態
も加味した、より正確な補正動作を行うことができる。
【0051】また、上記の例では、各項目によるピッチ
ング量を個別に計算または測定して保持しておく例につ
いて述べてきたが、個別に計算または測定した値をもと
に、最終的にウエハ面の面位置測定値に対して補正する
べき補正値を計算しておき、これを補正テーブル18に
保持してもよい。また、ピッチング量を個別に計算また
は測定するのではなく、工場検査時や装置の現地設置の
際や実運用の中での初期動作シーケンスの中で、各種の
ステップ量やXY座標に関するウエハ面位置測定の高さ
および傾きの定常的な誤差として一括して測定し、これ
を保持してもよい。この場合、測定項目が減少し、保持
しておくデータ量も削減できることから、より簡便な補
正動作が実現できる。
【0052】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
基板を保持するXYテーブルの移動時に生じるXYの各
軸回りの回転による基板の姿勢変動を、予め記憶してい
るXYテーブルの移動時に生じるXYの各軸回りの回転
情報に基づいて打ち消す補償手段、あるいはステージ移
動途中にウエハ露光領域の面位置を測定し、移動中に測
定するために生じる測定誤差を予め求めておいたステッ
プ動作の移動量または移動座標に応じたテーブルや関数
を用いて補正する補償手段を設けたため、XYテーブル
の位置決め時間を測定精度を落とさずに短縮でき、装置
全体のスループットを向上させることができる。
【0053】また、前記補償手段はソフトウエアで実現
でき、変位センサや角加速度計や角速度計等のハードウ
エアを設ける必要がないため移動体の重量を増加させた
りコストを増加させることもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施例に係る位置決め装置の
構成を示す斜視図である。
【図2】 図1の装置の動作を示す説明図である。
【図3】 本発明の第2の実施例に係る位置決め装置の
動作を示す説明図である。
【図4】 本発明の第4の実施例に係る位置決め装置の
構成を示す斜視図である。
【図5】 図4の装置の動作を示す説明図である。
【符号の説明】
1:ステージ定盤、2(2a,2b):Yリニアモー
タ、3:Yガイド、4(4a,4b):Yステージ、
5:Xリニアモータ、6:Xガイド、7:Xステージ、
8(8a,8b):エアパッド、9:微動ステージ、1
0:ウエハチャック、11:光照射手段、12:反射ミ
ラー、13:面位置検出手段、14:反射ミラー、1
5:(15a,15b):Zアクチュエータ、16:制
御ボックス、17:フォーカス制御ボックス、18:参
照テーブル、19:ウエハ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H01L 21/027 H01L 21/30 515G B23Q 1/14 Z

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板を保持する保持面を定盤に対してX
    Yの各軸方向に移動可能なXYテーブルと、XYの各軸
    回りに回転可能でかつZ方向に移動可能な回転テーブル
    と、前記XYテーブルおよび前記回転テーブルを駆動制
    御する制御手段とを備えた位置決め装置において、前記
    XYテーブルの移動時に生じるXYの各軸回りの回転
    を、予め記憶しているXYの各軸回りの回転情報に基づ
    いて、前記回転テーブルを補正駆動することで打ち消す
    ように動作する補償手段を設けたことを特徴とする位置
    決め装置。
  2. 【請求項2】 基板を保持する保持面を定盤に対してX
    Yの各軸方向に移動可能なXYテーブルと、前記XYテ
    ーブルを定盤に対して所定量だけ浮上させる静圧軸受
    と、前記XYテーブルを駆動制御するとともに前記静圧
    軸受に供給する空気圧力を制御する制御手段とを備えた
    位置決め装置において、前記XYテーブルの移動時に生
    じるXYの各軸回りの回転を、予め記憶しているXYの
    各軸回りの回転情報に基づいて、前記静圧軸受の供給圧
    力を制御することで打ち消すように動作する補償手段を
    設けたことを特徴とする位置決め装置。
  3. 【請求項3】 前記補償手段は、予め計算または測定に
    よって求められた前記XYテーブルの移動量もしくは、
    移動量および移動方向に応じたXYの各軸回りの回転方
    向の最大回転角およびその減衰特性に関する数値を、前
    記XYテーブルの移動量もしくは、移動量および移動方
    向を変数としたテーブルまたは関数として記憶すること
    を特徴とする請求項1または2記載の位置決め装置。
  4. 【請求項4】 前記補償手段は、さらに、予め計算また
    は測定によって求められた前記XYテーブルのXY座標
    に応じた前記XYの各軸回りの回転方向の最大回転角お
    よびその減衰特性の補正値を、前記XYテーブルのXY
    座標を変数としたテーブルまたは関数として記憶するこ
    とを特徴とする請求項3記載の位置決め装置。
  5. 【請求項5】 パターンを被露光基板に露光するための
    露光装置であって、前記被露光基板の位置決めに請求項
    1または2に記載の位置決め装置を用いた露光装置。
  6. 【請求項6】 基板を保持する保持面を定盤に対してX
    Yの各軸方向に移動可能なXYテーブルと、XYの各軸
    回りに回転可能でかつZ方向に移動可能な回転テーブル
    と、前記XYテーブルおよび前記回転テーブルを駆動制
    御する制御手段と、前記基板の面位置を検出する面位置
    検出手段とを備えた位置決め装置において、前記XYテ
    ーブルの移動時に生じる前記基板の面位置の変化量を前
    記制御手段により予め記憶しておき、これを用いて前記
    面位置検出手段の検出信号または計測値を補正する補償
    手段を設けたことを特徴とする位置決め装置。
  7. 【請求項7】 前記補償手段は、予め計算または測定に
    よって求められた前記XYテーブルの移動量もしくは、
    移動量および移動方向に応じたXYの各軸回りの回転方
    向の回転角およびZ方向変位に関する数値を、前記XY
    テーブルの移動量もしくは、移動量および移動方向を変
    数としたテーブルまたは関数として記憶することを特徴
    とする請求項6に記載の位置決め装置。
  8. 【請求項8】 前記補償手段は、さらに、予め計算また
    は測定によって求められた前記XYテーブルのXY座標
    に応じた前記XYの各軸回りの回転角およびZ方向変位
    の補正値を、前記XYテーブルのXY座標を変数とした
    テーブルまたは関数として記憶することを特徴とする、
    請求項7に記載の位置決め装置。
  9. 【請求項9】 パターンを被露光基板に露光するための
    露光装置であって、前記被露光基板の位置決めに請求項
    6に記載の位置決め装置を用いた露光装置。
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