JP2816272B2 - 位置決め装置 - Google Patents

位置決め装置

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JP2816272B2
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  • Container, Conveyance, Adherence, Positioning, Of Wafer (AREA)
  • Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)
  • Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体素子製造のリソ
グラフィ工程に用いられる露光装置や電子線描画装置等
に関わり、とくにウエハ等の試料の位置決め精度を高め
た位置決め装置に関する。
【0002】
【従来の技術】特開平2−12085号公報には試料テ
−ブルを上下方向に昇降する手段と、回動する手段と傾
斜する手段等が開示されている。しかし試料の位置誤差
を低減する具体的方法については述べられていない。ま
た、特開昭62−32305号公報には、レ−ザ等のコ
ヒ−レント光を光分割器により2分割し、それぞれの光
を移動鏡と固定鏡により反射された光の干渉により移動
鏡を搭載した試料テ−ブルの位置決めを行なう装置にお
いて、上記2分割した光の光路のそれぞれの中に光束を
4回反射させる手段を設けて位置決め精度を向上するこ
とが開示されている。しかし試料の傾き、ねじれ、回動
等により発生する位置誤差を低減する具体的方法につい
ては述べられていない。
【0003】また、特開平2−68609号公報には、
位置決め前と位置決め後の姿勢の変動分よりステ−ジの
チルト変位により発生するアッベ誤差を補正することが
開示されている。また、特開平2−82013号公報に
は、直動ステ−ジの位置決め前と位置決め後のレ−ザ干
渉計用ミラ−の姿勢を計測してその姿勢変動により発生
するアッベ誤差を補正することが開示されている。しか
し、試料を搭載するテ−ブルの傾きや撓みによって生ず
るアッベ誤差の補正に関しては述べられていない。
【0004】図5は従来の投影露光装置例の概略を示す
斜視図である。図5において、露光照明系6の光がレテ
ィクル5と縮小レンズ7を経てステージ1上に固定され
たウエハ(被処理物体)2に投影されレティクル5のパ
ターンを転写する。上記パターン転写において、ステー
ジ1の位置はレーザヘッド、ビ−ムスプリッタ19、レ
ーザ干渉計131、132等よりなる測長系により例え
ば0.008μmの精度で計測され、サーボモータ3に
より所定ピッチ毎に移動して例えば±0.02μmの精
度で位置決めされる。傾斜測定器8は本発明により設け
られたものであり、その作用効果については実施例欄に
て説明する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】図6は上記図5の投影
露光装置におけるウエハ2の位置決め誤差要因を図解し
たものである。位置決めは干渉計とウエハ2の間の距
離、例えば、y軸方向では干渉計132とミラ−92間
の距離Y2とミラ−92とウエハ2間の距離Y1の和によ
って行なわれる。距離Y2は干渉計132により精度良
く計測して所定値に設定できるものの、距離Y1につい
ては直接的な計測方法が無いためその誤差ΔY1を補正
することができなかった。x軸方向についても同様であ
る。
【0006】ウエハ2とミラ−92は剛体であるテ−ブ
ル1上に置かれるので、誤差ΔY1比較的小さな値であ
る。しかし、最近のようにLSI技術の急速な進歩によ
りウエハの位置決め精度に対する要求が厳しくなると、
〜に示したような各種の誤差に対する対策が必要に
なっている。
【0007】はテ−ブル1の撓みによって発生する誤
差成分である。 はテ−ブル1の熱膨張により発生する誤差成分であ
り、実質的にの誤差成分を助長する。 はモ−タ31、32等による位置決め制御誤差により
ものであり、通常は制御精度を高めることにより低減す
ることができる。 はミラー91、92等の非平面性により発生するもの
で、例えば制御により距離Y2を一定値に保つと距離Y1
がミラー92の凹凸分だけ変動することになる。
【0008】はミラー91、92等の傾きにより発生
する誤差成分である。 はミラー91と同92の非直交性により発生する誤差
成分である。 は干渉計131、132等の調整誤差により発生す
る。干渉計から出射されレ−ザビ−ムはミラ−面に直交
してミラ−面上のウエハ面位置に正しく照射する必要が
ある。このレ−ザビ−ムの照射位置がずれ、さらにの
誤差成分が発生すると後述のアッベの誤差が発生する。
また、によってもアッベの誤差が発生する。 はテーブル1が移動時に進行方向に対して左右に首を
振るヨーイングにより発生する誤差成分である。 また、は位置測定に用いるレ−ザ光の波長変動により
発生する誤差成分であり、上記各誤差の全てに影響を与
える。
【0009】図7は上記アッベの誤差の説明図である。
図示のようにミラ−92の面が角度iだけ傾き、さらに
レ−ザビ−ムの照射位置が点線で示した正しい位置から
実線のようにずれると、ミラ−面位置がアッベの誤差分
だけずれて測定されることになる。
【0010】図8は上記〜と距離誤差ΔY1、ΔY2
およびウエハ面の高さ誤差ΔZとの関連性を説明する図
である。上記図6の説明からみてアッベの誤差には
等の要因が関係する。また誤差ΔZはの要因が関
係する。上記特開平2−68609号公報と特開平2−
82013号公報はアッベ誤差の補正に係るものである
が、上記による成分を補正出来ないという問題があっ
た。本発明の目的は、上記各誤差の発生にかかわりなく
試料を正確に位置決めできる位置決め装置を提供するこ
とにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、直交する二つのミラーの少なくとも一方の水平方向
面に沿って少なくとも二つのレーザ干渉器を所定の距離
を置いて配置するようにする。さらに、上記二つのレー
ザ干渉器の一つを上記ミラーの上下方向に沿って設けた
一対のレーザ干渉器により構成するようにする。さら
に、上記直交する二つのミラーの他方側にも上記ミラー
の上下方向に沿って設けた一対のレーザ干渉器を設ける
ようにする。
【0012】また、上記可動テ−ブルの上部に上記半導
体ウエハ等の試料の傾斜を測定する傾斜測定器を設ける
ようにする。また、上記可動テ−ブルを3点にて支持し
て各支持点の高さを別個に調整することのできるアクチ
ュエ−タを備えるようにする。
【0013】さらに、上記可動テ−ブルの自重によるた
わみ量を算出する演算手段と、上記ミラーの上下方向に
沿って設けた一対のレーザ干渉器により上記ミラーの傾
斜角を算出する手段と、上記たわみ量と上記ミラーの傾
斜角よりアッベの誤差量を算出する手段とを備えるよう
にする。
【0014】さらに、上記可動テ−ブルを上記二つのミ
ラーの一方の反射平面に沿って移動させた際に上記各レ
ーザ干渉器が測定する上記各ミラーの位置情報より、少
なくとも上記二つのミラーの非直角度誤差とヨ−イング
量とを算出し、さらに、上記ミラーの上下方向に沿って
設けた一対のレーザ干渉器が検出する上記各ミラーの非
平面情報を記憶するようにする。さらに、気圧値または
気圧値と気温値度とより上記レ−ザの波長変化分を算定
し上記各レーザ干渉器の距離測定値を修正するようにす
る。
【0015】
【作用】可動テ−ブルを上記二つのミラーの一方の反射
平面に沿って移動させ、上記二つのミラーの少なくとも
一方の水平方向面に沿って配置した二つのレーザ干渉器
により少なくとも上記二つのミラーの非直角度誤差とヨ
−イング量とを算出し、さらに上記ミラーの上下方向に
沿って設けた一対のレーザ干渉器により各ミラーの非平
面度を検出して記憶する。
【0016】また、上記傾斜測定器が検出するウエハの
傾斜角と、上記ミラーの上下方向に沿って設けた一対の
レーザ干渉器が検出するミラーの傾斜角と、上記可動テ
−ブルのたわみ量の算出値とよりアッベの誤差量を算出
する。さらに、上記ミラーの非直角度誤差、非平面度、
アッベの誤差量、可動テ−ブルのヨ−イング量等により
ウエハ位置誤差を補正する。
【0017】また、上記可動テ−ブルを3点支持するア
クチュエ−タによりウエハの傾きを調整するまた、気圧
値または気圧値と気温値度とより上記レ−ザの波長変化
分を算定して各レーザ干渉器の距離測定値を修正する。
【0018】
【実施例】図1は本発明による可動テ−ブル(以後テ−
ブルと略称する)1とその周辺部の位置測定用の干渉計
の配置を示す斜視図である。テ−ブル1上にはミラー9
1、92とウェハ2を真空吸着した保持台10が取付け
られる。テ−ブル1はサーボモータ31、32により駆
動されてX,Y方向に移動することができ、そのX方向
とY方向の位置はそれぞれレーザビ−ムを用いた干渉計
131および同132により測定される。
【0019】本発明においては上記干渉計131と同1
32の上下方向に所定の間隔をおいて他の干渉計15
1、同152をそれぞれ設けるようにする。例えば干渉
計132と同152によるミラ−92までのそれぞれの
距離測定値の偏差分よりミラ−92の傾きやその変化分
等を検出することができる。しかし、アッベの誤差は上
記ミラ−92の傾きとその上下方向の位置ずれによって
発生するからミラ−92の上下方向の位置ずれも合わせ
て検出する必要がある。ミラ−91に付いても同様であ
る。
【0020】ミラー92の上下方向の位置はウェハ2が
載置されているテーブル1の支持状態、すなわち、テー
ブル1の自重によるたわみにより変化する。図2に示す
ように、テーブル1の自重によるたわみ量δとたわみ角
iはそれぞれ式(1),(2)で与えられる。 δ=−(wl4)/(8EI) (1) i=(wl3)/(6EI) (2)
【0021】ただし、Eはテーブル1材のヤング率,I
は同断面2次キーメント、wは単位長さ当たりの重量で
ある。テーブル1の支点からの長さをb、同厚みをh、
同材料の密度をρとすると、Iとwは式(3),(4)のよ
うに与えられる。なお、テーブル1の支点位置はロ−
ラ、コロ等のテーブル1の摺動部材の端部が該当する。 w=bhρ (3) I=bh3/12 (4)
【0022】例えば、lを最小150mm,bを最小3
00mm,hを最大20mmとし、材料を鋼材とすると
δは0.71μm,iは6.4×10~6ラジアンとな
る。上記δによるアッベの誤差は実際上十分に無視でき
る程度の値であり、アッベの誤差は実際には干渉計のア
ライメント誤差により発生する。例えばアライメントず
れにより上記δが0.2mm発生し、また傾斜角iが2
0″あるとアッベの誤差は0.02μmとなる。
【0023】また、上記テーブル1の変形によりミラー
92とウェハ2間の距離も変化するため、水平距離誤差
成分ΔY1が発生する。上記δが0.71μmの場合、
このΔY1の値は略0.32μmになる。テ−ブル1の
熱膨張により発生するミラー92とウェハ2間の距離変
化誤差も上記ΔY1成分に含めて補正するようにす
る。例えば、ウェハ2周辺の温度変化が0.1℃,該距
離lが150mmで、材料が鋼材の場合のテ−ブル1の
熱膨張量は0.165μmとなる。
【0024】また、本発明では図4に示した縮小レンズ
7の下部に傾斜測定器8を設け、ウエハ2の傾斜量を例
えば0.1μm/20mmの精度で測定するようにし
て、上記テーブル1の変形に、テーブル1の支点におけ
る傾斜量を加味して上記δとiの値やΔY1成分の値を
さらに精度良く求めるようにする。また、傾斜測定器8
によりテーブル1の移動に伴って生じるミラー92の上
下動(ピッチング)による誤差も同様にして検出して補
正することができる。
【0025】さらに本発明では図1に示すようにテーブ
ル1を圧電素子等よりなる3本のアクチュエ−タ12に
より支持して上記ピッチング誤差や上記δや傾斜測定器
8の測定値より上記ピッチング誤差やウエハ2の傾斜
量、上記δ等を補正できるようにする。また、ウエハを
傾斜させて処理する場合があり、このような場合にはア
クチュエ−タ12によりウエハ2の傾斜量を任意に設定
することができる。
【0026】また本発明においては、干渉計132と同
152の横並び方向に所定の距離をおいて他の上下一対
の干渉計133と153とを設け、可動テーブルのヨ−
イング誤差やミラ−の非直交性誤差等を検出するよ
うにする。ヨ−イング誤差やミラ−の非直交性誤差
等は干渉計132と同133との測定値の差分により測
定する。
【0027】ミラ−の非直交性誤差はミラ−91と同
92の位置を同時に測定することにより算出することが
できる。たとえばミラ−91のy軸に対して完全に並行
であれば干渉計132と同133がそれぞれ検出するミ
ラ−92までの距離よりミラ−の非直交性誤差を算定
する。また、ミラ−91がy軸に対して非並行であれば
テ−ブル1をy方向に移動しながら干渉計131により
ミラ−91までの距離を測定してその変化分よりミラ−
91のy軸に対するずれを検出し、上記干渉計132と
133が検出したミラ−92までの距離を補正してミ
ラ−の非直交性誤差を算定する。
【0028】また、本発明においては図1に示すよう
に、干渉計133の上下方向にも干渉計135を設け、
ミラ−92の非平面性も測定出来るようにする。すな
わち、テ−ブル1をx方向に移動しつつ干渉計132と
同152および干渉計133と同153等によりミラ−
92の面を走査して距離測定を行なうことによりミラ−
92の非平面性を2次元的に測定する。また、これらの
測定結果、または同測定結果より算出したミラ−92の
非平面度を記憶し、テ−ブル1の位置に応じてこれらの
値を読みだすことによりウエハ2の位置毎にミラ−92
の非平面性による誤差を補正することができる。
【0029】また、上記x軸方向と同様にy軸方向に沿
って干渉計131、151と同様の一対の干渉計を設け
ることにより、ミラ−91の非平面度を測定して補正す
ることができる。レーザ波長が変化する上記の各誤差は
いずれもその影響を蒙り、また、各誤差補正後の値に新
たな誤差が付加される。この誤差は空気の温度と気
圧変化により発生する。
【0030】図1のように複数の干渉計設ける場合に
は、例えば干渉計132と同152の位置をずらせる必
要上各干渉計とミラー92間のパス長が長くなり、上記
レーザ波長変化による誤差の影響を受けやすくなる。レ
ーザ波長λ=633(nm)とすると、パス長1m当り
の誤差は、1.05μm/℃、0.346μm/mm
Hg程度になる。このため、本発明では温度と気圧を測
定してレーザ波長λの変化量を算定し、上記各誤差を補
正するようにする。
【0031】図3は図1のレーザ測長系をさらに詳細に
示す斜視図である。レーザヘッド20が放射するレーザ
ビームはビームベンダー18で反射後ビームスプリッタ
191により干渉計131、151側と同132、15
2および133、153側に分岐される。干渉計13
1、151側に分岐されたレーザビームはビームスプリ
ッタ192により2分され、その一方は干渉計131に
入射し、λ/4板22を通してミラー92にて反射し、
λ/4板22,干渉計131,コーナキューブ16を通
りレシーバ211に戻り測長される。他方のレーザビー
ムはビームベンダー182により進路を曲げられて同様
に干渉計151を通りレシーバ212に戻り測長され
る。
【0032】干渉計132、152および133、15
3側に分岐されたレーザビームはビ−ムスプリッタ19
3、194とビ−ムベンダ183により4分割され、4
分割されたビ−ムのそれぞれは同様にしてミラー91に
反射し、各干渉計132、152および133、153
と対応するレシーバ21により測長される。上記の構成
により、テーブル1をサーボモータ31、32等により
X,Y方向に移動しながら、干渉計132と同152お
よび干渉計133と同153等により同時測長を行なう
と、ミラー92の非平面誤差,傾き誤差,アライメ
ント誤差、非直交度誤差等が測定できる。
【0033】さらに、傾斜測定器8が検出するウェハ2
の傾斜値と、ミラー91の傾斜量(干渉計132の値−
干渉計152の値)/(レーザ光軸間距離)とを比較す
ることにより、テーブル1の支持状態や熱膨張によの変
化により生じるたわみ誤差や,アライメント誤差等
を測定することができる。
【0034】図4は上記各誤差量によりテーブル1の位
置を補正する本発明の位置決め装置のブロック図であ
る。制御用計算機23は各干渉計131〜133および
同151〜153の信号をミラー91、92等の位置デ
−タに変換し、同時にその補正値25を算出して各位置
デ−タを補正し、各ミラ−の現在値26を算出する。ま
た、制御用計算機23はステージ駆動機構3の目標値2
4を生成して上記現在値26と比較し、各ミラ−の位置
誤差デ−タを生成する。D/A変換器27はこの位置誤
差デ−タをアナログ変換し、ドライバー28を介してス
テージ駆動機構3を駆動し、各位置誤差デ−タがゼロに
収斂するようにする。
【0035】
【発明の効果】本発明により、ウエハを搭載するテ−ブ
ル上のミラーの非直交性、傾きや、テ−ブルの支持状態
や熱膨張等による変形(たわみ)量、レ−ザ干渉計のア
ライメント誤差等を検出してアッベの誤差を算出するこ
とができる。さらに、ミラーの非平面度やヨ−イング量
等の分布を検出し、これらをテ−ブルの位置情報に関連
づけて記憶することができる。
【0036】また、上記アッベの誤差やミラーの非平面
度、ヨ−イング量等によりレ−ザ干渉計の距離測定誤差
を補正することができる。さらに、レ−ザ光の波長変動
を算出してレ−ザ干渉計の距離測定誤差を補正すること
ができる。また、上記テ−ブルを3点支持するアクチュ
エ−タにより、ウエハの傾きを制御することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の位置決め装置の主要部を示す斜視図で
ある。
【図2】テ−ブルのたわみを説明する断面図である。
【図3】本発明によるレーザ測長系の斜視図である。
【図4】本発明によるレーザ測長系の制御系を示すブロ
ック図である。
【図5】投影露光装置の主要部を示す斜視図である。
【図6】位置決め装置における各種の位置誤差原因を解
説する平面図である。
【図7】アッベの誤差を説明する断面図である。
【図8】各種の誤差要因と位置誤差間の因果関係図であ
る。
【符号の説明】
1…テーブル,2…ウエハ,31、32…サーボモー
タ,5…レチィクル,6…露光照明系,7…縮小レン
ズ,8……傾斜測定器,91、92…ミラー,10…保
持台,12…アクチュエータ,131〜133、151
〜153…レーザ干渉計,16…コーナキューブ,18
1…ビームベンダ,191…ビームスプリッタ,20…
レーザ,211…レシーバ,22…λ/4板,23…制
御用計算機。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平3−82013(JP,A) 特開 平2−68609(JP,A) 特開 平4−140691(JP,A) 特開 昭62−260211(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H01L 21/027 H01L 21/68

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体ウエハを水平方向に保持する可動
    テ−ブル上に互いに直交して設けた二つのミラーのそれ
    ぞれにレーザ光を入射し、上記二つのミラーからの反射
    光をそれぞれの入射光とを比較して各ミラーの位置ある
    いは位置の変化を測定する二つの測長手段を有し、上記
    二つの測長手段の一方を上記一つのミラーの水平方向面
    に沿って一対のレーザ干渉器を所定の距離を置いて配設
    し、上記二つの測長手段の他方を、上記他のミラーの上
    下方向に沿って一対のレーザ干渉器を配設し、且つ上記
    一つのミラーの水平方向面に沿って配設した一対のレー
    ザ干渉器をそれぞれ上記ミラーの上下方向に沿って設け
    た一対のレーザ干渉器の2対により構成すると共に、上
    記可動テ−ブルの上部に上記半導体ウエハの傾斜を測定
    する傾斜測定器とこれらを制御する制御計算機とを備え
    た位置決め装置において、 上記可動テ−ブルの該ミラーの反射面に沿う水平方向の
    移動と、該ミラーの水平方向に沿って設けた一対のレー
    ザ干渉器により、該ミラの非直交性と該可動テ−ブルの
    ヨーイング量を算出する手段と、上記可動テ−ブの自重
    によるたわみ量を算出する演算手段と、上記ミラーの上
    下方向に沿って設けた一対のレーザ干渉器により上記ミ
    ラーの傾斜角を算出する手段と、上記ウエハの傾斜角と
    上記たわみ量と上記ミラーの傾斜角よりアッベの誤差量
    を算出する手段と、上記可動テ−ブルを3点にて支持し
    て各支持点の高さを別個に調整するアクチュエータとを
    備えたことを特徴とする位置決め装置
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