JPH09293770A - 吸着ノズル及び実装装置 - Google Patents

吸着ノズル及び実装装置

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JPH09293770A
JPH09293770A JP13127696A JP13127696A JPH09293770A JP H09293770 A JPH09293770 A JP H09293770A JP 13127696 A JP13127696 A JP 13127696A JP 13127696 A JP13127696 A JP 13127696A JP H09293770 A JPH09293770 A JP H09293770A
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JP
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suction
electronic component
suction surface
suction nozzle
nozzle
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JP13127696A
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English (en)
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Tatsuya Minagawa
達也 皆川
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Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、電子部品の位置を正確に認識し得る
と共に、電子部品を安定した状態で吸着し得る吸着ノズ
ル及びこれを用いた実装装置を実現しようとするもので
ある。 【解決手段】一端側に与えられる負圧に基づいて他端側
でなる吸着面に電子部品を吸着する吸着ノズルと、当該
吸着ノズルの吸着面に電子部品を吸着保持し、搬送して
実装対象物の所定位置に実装する実装装置とにおいて、
吸着方向から外観認識される電子部品の外枠の所定の一
辺に対応する吸着面の一辺に、傾斜部又は湾曲部を形成
したことにより、電子部品の外枠の所定の一辺と吸着面
の一辺とが平行関係を有することがなく、吸着ノズルの
吸着面に比較的大型でなる電子部品から剥離した電極端
子が付着した場合でも、電子部品の位置を正確に認識す
ることができる吸着ノズル及び実装装置を実現し得る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【目次】以下の順序で本発明を説明する。 発明の属する技術分野 従来の技術(図7及び図8) 発明が解決しようとする課題(図9〜図17) 課題を解決するための手段 発明の実施の形態(図1〜図6) 発明の効果
【0002】
【発明の属する技術分野】本発明は、吸着ノズル及び実
装装置に関し、例えばICチツプ等の電子部品を実装基
板に実装するための吸着ノズル及びこれを用いた実装装
置に適用して好適なものである。
【0003】
【従来の技術】従来、この種の実装装置においては、図
7に示すようなものがある。すなわち図7において1は
全体として実装装置を示し、回転ユニツト2を介して搬
送テーブル3及びXYテーブル4が並設されている。
【0004】搬送テーブル3は、駆動部(図示せず)に
よつて矢印xで示す方向又はこれとは逆方向に移動し得
るようになされ、当該搬送テーブル3上には複数の部品
供給カセツト5が矢印x方向に沿つて所定ピツチで取り
付けられている。これら複数の部品供給カセツト5に
は、それぞれ実装対象としての複数の電子部品6が順次
1個ずつ供給されるように一列に搭載されている。実用
上、各部品供給カセツト5に搭載される複数の電子部品
6は、それぞれ部品供給カセツト5毎に種類が異なるよ
うに予め選定されている。
【0005】また搬送テーブル3の移動によつて矢印x
方向に移動された部品供給カセツト5は、回転ユニツト
2の正面部に位置決めされる。このとき部品供給カセツ
ト5は、搭載された複数の電子部品6を回転ユニツト2
の下端部(以下、この位置を吸着位置と呼ぶ)に順次1
個ずつ供給するようになされている。一方、XYテーブ
ル4は、駆動部(図示せず)によつて矢印x及び矢印y
で表される平面上を自由に移動し得るようになされ、当
該XYテーブル4上の所定位置には回路基板7が載置さ
れている。
【0006】ここで回転ユニツト2は、図示しないイン
デキサが内蔵された回転ベース部8を有し、当該回転ベ
ース部8の下側周端部には12個のロータリヘツド9が矢
印z方向に沿う駆動軸(図示せず)を中心に30〔°〕間
隔で環状に取り付けられている。この場合、各ロータリ
ヘツド9は、インデキサによつてそれぞれ駆動軸を回動
中心として回転ベース部8の下側周端部に沿つて間欠的
に周回移動し得るようになされている。
【0007】また各ロータリヘツド9は、それぞれ矢印
z方向に沿う回動軸(図示せず)を回動中心として矢印
aで示す方向又はこれとは逆方向に回動し得るようにな
されている。さらに各ロータリヘツド9の下側周端部に
は、それぞれ種類すなわち吸引孔の形状や電子部品との
接触面積等が相異なる5個の吸着ノズル10が、各回動
軸を中心に72〔°〕間隔で環状に取り付けられている。
【0008】これら互いに種類の異なる各吸着ノズル1
0は、ロータリヘツド9と一体となつて当該ロータリヘ
ツド9の下端部を周回移動し得ると共に、当該ロータリ
ヘツド9に対してそれぞれ独立して矢印aで示す方向又
はこれとは逆方向に回動し得るようになされている。
【0009】実際上、回転ユニツト2は図8に示すよう
に構成されており、回転ベース部8の上端部に設けられ
たバルブ8A及び配管8Bを介して図示しない吸着装置
と連通されている。この吸着装置を動作させることによ
り配管8B、バルブ8A及び回転ベース部8を介して所
定のロータリヘツド9における各吸着ヘツド10にそれ
ぞれ所定の負圧を与えることができ、この結果当該各吸
着ヘツド10の先端部に電子部品6を吸着させることが
できる。
【0010】また図7において、搬送テーブル3及びX
Yテーブル4間における回転ユニツト2の下方には、C
CDカメラ15が各ロータリヘツド9の周回軌道上の所
定位置に設置されている。このCCDカメラ15は光源
(図示せず)を有し、撮像対象となる吸着ノズル10に
対して下側から照明光を照射するようになされている。
【0011】ここで搬送テーブル3上の吸着位置に所定
の部品供給カセツト5が位置決めされると、回転ユニツ
ト2は各ロータリヘツド9を30〔°〕ずつ間欠的に周回
移動させながら、所定のロータリヘツド9を選択して搬
送テーブル3上の吸着位置に位置決めする。この後、回
転ユニツト2は、選択したロータリヘツド9を72〔°〕
ずつ間欠的に回転させながら、各吸着ノズル10に搬送
テーブル3上の吸着位置に供給されている電子部品6を
順次1個ずつ吸着保持させる。
【0012】続いて回転ユニツト2は、所定数の電子部
品6を吸着保持してなるロータリヘツド9を回転ベース
部8に対して30〔°〕周回移動させると共に、次のロー
タリヘツド9を搬送テーブル3上の吸着位置に位置決め
する。この後、回転ユニツト2は上述と同様に一連の動
作を繰り返しながら順次電子部品6を吸着保持してい
く。
【0013】この動作に伴つて、回転ユニツト2では、
所定数の電子部品6を吸着保持してなるロータリヘツド
9がXYテーブル4上に載置された回路基板7の基板面
7Aの所定位置に位置合わせされると、当該ロータリヘ
ツド9の各吸着ノズル10が吸着保持している電子部品
6を当該基板面7Aの所定位置に実装する。この後、回
転ユニツト2は上述と同様に一連の動作を繰り返しなが
ら順次電子部品6を実装する。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】ところで、近年、実装
装置1においては、電子部品6を吸着した後回路基板7
の基板面7Aに実装するまでのタクトタイムを一層早め
ることによつて実装基板の生産効率を向上させることが
要求されている。かかる要求に応えるべく、実装装置1
においては、より早いタクトタイムを実現するため、ロ
ータリヘツド9の周回速度及び吸着ノズル10の回転速
度をそれぞれ向上させる必要がある。これに伴つて吸着
ノズル10の電子部品に対する吸着保持力も向上させる
必要がある。
【0015】このため従来、図9(A)及び(B)に示
すような吸着ノズル10が用いられている。すなわち吸
着ノズル10は、光反射率が極めて低い材料(以下、こ
れを遮光性材料と呼ぶ)でなる円柱形状のノズル本体1
1Aにロータリヘツド9と接続された管部11Bが一体
成形され、当該ノズル本体11A及び管部11Bには中
空部11Cが連通形成されている。
【0016】またノズル本体11Aの側面部には位置合
わせ用のピン12が突出形成され、吸着ノズル10を回
転方向に位置合わせするときに用いられる。またノズル
本体11Aの下端部には、遮光性材料でなる円筒部材1
7が嵌め込まれて固定されている。この円筒部材17の
内面には、円柱状でなる凹部空間17Aが形成されてい
る。またノズル本体11Aには凹部空間17A側から吸
着保持部13の一端が中空部11Cと連通するように固
着されている。
【0017】この吸着保持部13は、円筒部材17と同
様に遮光性材料でなり、当該吸着保持部13の他端は四
角柱状に形成されている。この吸着保持部13の先端に
は例えばダイヤモンドでなる遮光性の吸着ヘツド14が
連接形成され、図10に示すように当該吸着ヘツド14
の吸着面14Aにはいわゆるワイヤカツト放電加工法に
よつて所定形状(例えば略X字状)でなる吸引孔14B
が中空部11Cと連通するように穿設されている。
【0018】この場合、吸着ヘツド14の吸着面14A
の面積は、吸着対象としての電子部品6よりも比較的広
くなるように当該吸着ヘツド14の外形形状が予め選定
されている。一般的には、このような実装装置1で実装
対象となる電子部品6は、外形の大きさが縦 0.5〔mm〕
×横 1.0〔mm〕から縦 0.8〔mm〕×横 1.6〔mm〕までの
ものが用いられている。
【0019】実際上、吸着ノズル10を用いて電子部品
6を吸着保持する場合、当該電子部品6の吸引力を向上
させるべくノズルの開口面積を大きくする必要がある。
しかし吸着ヘツドの吸着面に穿設する吸引孔を円形状と
した場合には、吸引孔の孔径を大きくするに伴い、吸着
面における電子部品との接触面積が反比例して狭くな
り、この結果摩擦抵抗も小さくなるため、吸着保持され
た電子部品が搬送中に脱落するという問題があつた。ま
た電子部品6が吸引孔内に入り込むおそれもあつた。
【0020】このため図9(A)に示す吸着ノズル10
においては、かかる問題を解決すべく、吸着ヘツド14
の吸着面14Aを電子部品6の外形形状とほぼ同じ四角
形状でかつ当該電子部品6の外形よりも比較的大きめに
形成すると共に、当該吸着面14Aに略X字状でなる吸
引孔14Bを穿設加工したことにより、吸着面14Aに
おいて吸引孔14Bの開口面積を比較的広くとることが
できると共に、電子部品6との接触面積を格段と広くと
ることができる。この結果、吸着面14Aに対する電子
部品6の吸着力を向上させると共に、当該吸着面14A
と電子部品6との摩擦抵抗を格段と大きくすることがで
き、かくして上述のように吸着保持された電子部品6が
脱落するのを回避することができる。
【0021】因みに、このように吸着ノズル10におけ
る吸着ヘツド14の吸着面14Aを電子部品6の外形よ
りも大きめに形成したことから、CCDカメラ15の光
源は吸着ノズル10に対して下側から照明光を照射する
ように配置した。さらに吸着ノズル10の下側から照明
光を照射するようにしたことにより、電子部品6以外に
反射光が生じるのを回避するため、吸着ノズル10を遮
光性材料で構成するようにした。
【0022】かくしてCCDカメラ15は、実装装置1
の動作前において各吸着ノズル10に対して下側から照
明光を照射しながら撮像することにより、当該各吸着ノ
ズル10の回転中心をそれぞれ検出するために用いられ
ると共に、動作時において電子部品6を吸着保持してな
る各吸着ノズル10に対して下側から照明光を照射しな
がら撮像することにより、当該各吸着ノズル10に対す
る電子部品6の位置をそれぞれ認識するために用いられ
る。
【0023】実際上、動作時において、CCDカメラ1
5を用いて遮光性材料でなる吸着ノズル10を下側から
照明光を照射しながら撮像する場合、図11に示すよう
に円筒部材17の凹部空間17A内に表された破線枠を
撮像範囲PFとして設定する。図12は、CCDカメラ
15による撮像結果をモニタMに表示したものであり、
撮像範囲PFに照射された照明光は、電子部品6以外は
光反射率が格段と低いため当該電子部品6のみ光反射す
ることがわかる。
【0024】ここで、吸着ヘツド14の吸着面14Aに
吸着保持された電子部品6を画像認識する場合、制御部
(図示せず)は、モニタMに表示された撮像範囲PF内
の光量レベルを3階調以上の多階調(以下、これをグレ
イ階調と呼ぶ)に分割して設定し、当該グレイ階調のう
ち所定の階調を閾値として当該階調以上であればこれを
電子部品6として判断するようになされている。ところ
が、吸着ノズル10を用いて電子部品6の吸着及び実装
を反復して繰り返していると、当該吸着ノズル10の吸
着ヘツド14は非常に高い硬度のダイヤモンドでなるた
め、当該吸着ヘツド14の吸着面14Aに電子部品6の
電極端子(例えば鉛(Pb)、錫(Sn)等)が剥離し
て付着するようになる。
【0025】従つて、比較的大型の電子部品(以下、こ
れを大型電子部品と呼ぶ)について画像認識する場合に
は問題ないが、当該大型電子部品よりも小型の電子部品
(以下、これを単に電子部品と呼ぶ)6について画像認
識する場合には、図12(B)に示すように、吸着ヘツ
ド14の吸着面14Aに大型電子部品から剥離した電極
端子16が付着されていることから、続いて電子部品6
について画像認識すると、当該電子部品6と大型電子部
品から剥離した電極端子16とがグレイ階調のうち同じ
階調として判断されるおそれがある。このため制御部は
吸着ヘツド14の吸着面14Aに吸着保持された電子部
品6を画像認識する際、当該電子部品6の大きさを、大
型電子部品から剥離した電極端子16も含めて判断し、
この結果、実装対象となる電子部品6の位置を誤認する
おそれがあつた。
【0026】また、吸着ヘツド14の吸着面14Aに穿
設された吸引孔14Bは、略X字状でなる開口形状を有
するため、吸引力が当該吸着面14Aの中央部に集中す
ることなく当該吸着面14A全体に亘つて分布される。
従つて、図13(A)に示すように電子部品6の被吸着
面6Aが凸状に湾曲してなる場合には、当該電子部品6
の被吸着面6Aの中央部が吸引されないため当該電子部
品6が吸着ヘツド14の吸着面14Aに対して傾斜した
状態で吸着されるおそれがあり(図13(B))、また
当該電子部品6の側面が吸着されるおそれがある(図1
3(C))。この結果、当該電子部品6を回路基板7の
基板面7Aに実装することなくエラーとして排出した
後、再び別の電子部品6を実装対象として吸着し直さな
ければならないため、実装装置1の稼働率が低下すると
いう問題があつた。
【0027】ところで、各吸着ノズル10にはそれぞれ
製造誤差が若干生じており、それぞれ対応するロータリ
ヘツド9に取り付けた後、当該各吸着ノズル10の回転
中心をそれぞれ検出するようになされている。これによ
り、各吸着ノズル10が電子部品6を吸着保持したと
き、各吸着ヘツド14の吸着面14Aに対する電子部品
6の位置ずれ量をそれぞれ対応する回転中心を基準とし
て算出することができる。
【0028】CCDカメラ15を用いて、遮光性材料で
なる吸着ノズル10を下側から照明光を照射しながら撮
像する場合、吸着ノズル10に照射された照明光はほと
んど光反射することなくグレイ階調による閾値以下とな
るため、当該吸着ノズル10の回転中心を画像認識する
ことが困難となる。このため図14に示すように、各吸
着ノズル10の管部11Bにそれぞれ光反射率が比較的
高い樹脂材料でなる傘型形状の光反射部材20を同軸中
心となるように取り付けると共に、当該各光反射部材2
0をロータリヘツド9に取り付けるようになされてい
る。
【0029】実装装置1の動作前において、CCDカメ
ラ15を用いて吸着ノズル10及び光反射部材20を下
側から照明光を照射しながら撮像する場合、図15に示
すように光反射部材20が撮像範囲内に入るようにCC
Dカメラ15のレンズ倍率を予め設定しておく。この場
合、撮像範囲に照明光を照射すると、光反射部材20の
反射面20Aが最も光反射率が高く、当該光反射部材2
0の内側空間部20Bは反射面20Aと比較して格段と
光反射率が低く、また吸着ノズル10は内側空間部20
Bよりもさらに光反射率が低い。なお光反射部材20の
反射面20Aの所定位置には認識マークPが形成されて
いる。
【0030】ここで図16において、各吸着ノズル10
の回転中心を算出する処理手順RT1について説明す
る。実装装置1の動作前において、制御部は、図16に
示すステツプSP1に入つて、各ロータリヘツド9を回
転ユニツト2の下側周端部に沿つて間欠的に周回移動さ
せながら、ステツプSP2において1番目のロータリヘ
ツド2をCCDカメラ15上に位置合わせする。
【0031】続いて制御部はステツプSP3において、
このロータリヘツド9を間欠的に回転させながら順次各
吸着ノズル10及び対応する光反射部材20を撮像す
る。このときステツプSP4で制御部は、各光反射部材
20の反射面20Aに形成された認識マークPの座標位
置をそれぞれ算出する。この後、制御部は、ステツプS
P5に移つて各ロータリヘツド2を周回移動させてn
(2≦n≦12)番目のロータリヘツド9をCCDカメラ
15上に位置合わせしている間に1番目のロータリヘツ
ド9における各光反射部材20を 180〔°〕回転させ
る。
【0032】さらに制御部はステツプSP6において、
再び1番目のロータリヘツド9をCCDカメラ15上に
位置合わせした後、ステツプSP7に移つて当該ロータ
リヘツド9を間欠的に回転させながら順次各吸着ノズル
10及び対応する光反射部材20を撮像する。このとき
制御部はステツプSP8で各光反射部材20の反射面2
0Aに形成された認識マークPの座標位置をそれぞれ算
出する。
【0033】かくして制御部はステツプSP9におい
て、各光反射部材20の反射面20Aに形成された認識
マークPを回転前(0〔°〕)と 180〔°〕回転後とで
それぞれ算出したことにより、当該算出結果に基づいて
各吸着ノズル10の回転中心を算出することができる。
【0034】具体的には図17において、CCDカメラ
15による撮像範囲をxy座標系で表し、回転前(0
〔°〕)の光反射部材20を実線で示すと共に、 180
〔°〕回転後の光反射部材20を破線で示す。この場
合、回転前の光反射部材20の反射面20Aに形成され
た認識マークP1 の座標(x1 、y1 )とし、 180
〔°〕回転後の光反射部材20の反射面20Aに形成さ
れた認識マークP2 の座標(x2、y2 )とすると、吸
着ノズル10の回転中心P3 の座標(x3 、y3 )は、
次式
【数1】 で表される。
【0035】このように制御部は各吸着ノズル10の回
転中心を算出した後、ステツプSP10に移つて当該処
理手順RT1を終了する。かくして各吸着ノズル10に
それぞれ電子部品6を吸着保持して画像認識したとき、
当該各吸着ノズル10の回転中心に基づいて、それぞれ
吸着ヘツド14の吸着面14Aに対する電子部品6の位
置ずれ量を算出することができる。
【0036】ところが、回転ユニツト2においては、各
ロータリヘツド9に取り付けられた光反射部材20はメ
ンテナンスのために所定期間毎に取り外すようになされ
ている。このとき光反射部材20は吸着ノズル10を取
り外した後でなければ取り外すことができず、光反射部
材20のみを着脱することが困難となる問題があつた。
さらにCCDカメラ15で撮像する際に、光反射部材2
0の反射面20Aを当該CCDカメラ15の撮像範囲内
に入るようにする必要があり、このため電子部品6の位
置ずれを画像認識するときと比較して、CCDカメラ1
5のレンズ倍率を調整しなければならない煩雑さがあつ
た。
【0037】本発明は以上の点を考慮してなされたもの
で、電子部品の位置を正確に認識し得ると共に、電子部
品を安定した状態で吸着し得る吸着ノズル及びこれを用
いた実装装置を提案しようとするものである。
【0038】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
め本発明においては、一端側に与えられる負圧に基づい
て他端側でなる吸着面に電子部品を吸着する吸着ノズル
において、吸着方向から外観認識される電子部品の外枠
の所定の一辺に対応する吸着面の一辺に、傾斜部又は湾
曲部を形成するようにする。また本発明においては、電
子部品を吸着ノズルの吸着面に吸着保持し、搬送して実
装対象物の所定位置に実装する実装装置において、吸着
方向から外観認識される電子部品の外枠の所定の一辺に
対応する吸着面の一辺に、傾斜部又は湾曲部を形成する
ようにする。このように電子部品の外枠の所定の一辺と
吸着面の一辺とが平行関係を有しないため、吸着ノズル
の吸着面に比較的大型でなる電子部品から剥離した電極
端子が付着した場合でも、電子部品の位置を正確に認識
することができる。
【0039】さらに本発明においては、一端側に与えら
れる負圧に基づいて他端側でなる吸着面に電子部品を吸
着する吸着ノズルにおいて、吸着面に、中央部が最も大
きく開口された所定形状でなる孔を穿設するようにす
る。さらに本発明においては、電子部品を吸着ノズルの
吸着面に吸着保持し、搬送して実装対象物の所定位置に
実装する実装装置において、吸着面に、中央部が最も大
きく開口された所定形状でなる孔を穿設するようにす
る。このように吸着面の中央部が最も大きく開口されて
いることから、電子部品の被吸着面が凸状に湾曲してな
る場合であつても、当該電子部品を安定した状態で吸着
保持することができる。
【0040】
【発明の実施の形態】以下図面について、本発明の一実
施例を詳述する。
【0041】図7との対応部分に同一符号を付して示す
図1において、実装装置25は、各ロータリヘツド9に
それぞれ吸着ノズル30が取り付けられていることを除
いてほぼ従来の実装装置1と同様の構成からなる。この
場合、各吸着ノズル30はそれぞれロータリヘツド9に
直接取り付けられ、従来の実装装置1(図7)のように
各吸着ノズル10とロータリヘツド9との間にそれぞれ
光反射部材20(図14)が介挿されておらず、また吸
着ノズル30の外観形状はほぼ円柱形状でなる。
【0042】この吸着ノズル30は、図2(A)及び
(B)並びに図3に示すように、遮光性材料でなる円柱
形状のノズル本体31Aの一端及び他端に、ロータリヘ
ツド9と接続された管部31Bと円柱状の段部31Cと
がそれぞれ一体成形され、当該ノズル本体31A、管部
31B及び段部31Cには中空部31Dが連通形成され
ている。またノズル本体31Aの側面部にはピン32が
突出形成され、吸着ノズル30を回転方向に位置合わせ
するときに用いられる。
【0043】ノズル本体31Aの段部31Cには、中空
部31Dと連通するように吸着保持部33の一端が固着
されている。このノズル本体31Aの段部31Cの外周
面には、当該段部31Cと同じ遮光性材料でなる円筒部
材35が嵌め込まれて固定されている。この円筒部材3
5の内面には、円柱状でなる凹部空間35Aが形成され
ている。
【0044】また円筒部材35の外周面上には、光反射
率が比較的高い樹脂材料でなり、かつ円筒形状に成形さ
れてなる光反射部材36が固定して取り付けられてい
る。この場合、光反射部材36は、図3に示すように、
下端部の反射面36Aから周側面にかけて一対の切欠き
36B及び36Cがその厚みを貫通するように形成され
ている。この切欠き36B及び36Cを外部からピン
(図示せず)等で挟持することにより、吸着ノズル30
をロータリヘツド9から取り外したり、嵌め込んだりす
ることができるようになされている。
【0045】また吸着保持部33は、ノズル本体31A
と同様に遮光性材料でなり、当該吸着保持部33の他端
は六角柱状に形成されている。この吸着保持部33の先
端には例えばダイヤモンドでなる遮光性の吸着ヘツド3
4が連接形成され、図4に示すように当該吸着ヘツド3
4の吸着面34Aにはいわゆるワイヤカツト放電加工法
によつて所定形状でなる吸引孔34Bが中空部31Dと
連通するように穿設されている。
【0046】この場合、図4に示すように吸着ヘツド3
4の吸着面34Aは、従来の吸着ヘツド14(図10)
の吸着面14Aの各角部を斜めに削成することによつて
六角形状に形成されている。これにより吸着ヘツド34
の吸着面34Aに電子部品6が吸着されたとき、当該吸
着面34Aの幅方向の各辺が電子部品6の幅方向の各辺
と平行関係を有しないこととなる。また吸着ヘツド34
の吸着面34Aに穿設された吸引孔34Bは、従来の吸
着ヘツド14の吸着面14Aに穿設された吸引孔14B
(図10)と比較して中央部が最も大きく開口されてお
り、吸引力が当該吸着面34Aの中央部に集中するよう
になされている。
【0047】ここで実装装置25(図1)の動作時にお
いて、CCDカメラ15を用いて遮光性材料でなる吸着
ノズル30を下側から照明光を照射しながら撮像する場
合、図5に示すように円筒部材35の凹部空間35A内
に表された破線枠を撮像範囲PF1 として設定する。図
6(A)は、CCDカメラ15による撮像結果をモニタ
Mに表示したものであり、電子部品6以外は光反射率が
格段と低くグレイ階調による閾値以下となるため、撮像
範囲PF1 に照射された照明光は電子部品6のみ光反射
されることがわかる。
【0048】ここで、吸着ヘツド34の吸着面34Aに
吸着保持された電子部品6を画像認識する場合、制御部
(図示せず)は、モニタMに表示された撮像範囲PF1
内の光量レベルをグレイ階調に分割して設定し、当該グ
レイ階調のうち所定の階調を閾値として当該階調以上で
あればこれを電子部品6として判断するようになされて
いる。
【0049】以上の構成において、吸着ヘツド34の吸
着面34Aに大型電子部品から剥離した電極端子37が
付着された状態のまま、当該大型電子部品より比較的小
型でなる電子部品6について画像認識する場合、撮像範
囲PF1 をモニタMに表示した図6(B)に示すよう
に、制御部は電子部品6と大型電子部品から剥離した電
極端子37とをグレイ階調のうち同じ階調として判断す
るおそれがある。しかし、吸着ヘツド34の吸着面34
Aが六角形状に削成されていることから、当該吸着面3
4Aの幅方向の各辺と電子部品6の幅方向の各辺とは平
行関係を有することがない。従つて制御部は、電子部品
6の大きさを大型電子部品から剥離した電極端子37も
含めて判断するのを回避することができ、この結果、電
子部品6のみを正確に画像認識することができる。
【0050】また吸着ヘツド34の吸着面34Aに、略
X字状でかつ中央部が最も大きく開口されてなる吸引孔
34Bを穿設したことにより、吸引力を当該吸着面34
Aの中央部に集中させることができる。これにより電子
部品6の被吸着面6Aが凸状に湾曲してなる場合(図1
3(A))であつても、当該電子部品6の被吸着面6A
の中央部が吸引されるため、当該電子部品6が吸着ヘツ
ド34の吸着面34Aに対して傾斜した状態で吸着され
るのを防止し得、さらに当該電子部品6の側面が吸着さ
れるのを防止し得る。
【0051】さらに実装装置25の動作前において、C
CDカメラ15を用いて吸着ノズル30の下側から照明
光を照射すると、光反射部材36の反射面36Aのみが
グレイ階調による閾値以上となり、吸着保持部33及び
吸着ヘツド34は当該閾値以下の階調となり、また円筒
部材35の凹部空間35Aはさらに低い階調となる。な
お光反射部材36の反射面36Aの所定位置には認識マ
ーク(図示せず)が形成されている。
【0052】かくして従来と同様の方法を用いて各吸着
ノズル30の回転中心を算出することにより、各吸着ノ
ズル30にそれぞれ電子部品6を吸着保持して画像認識
したとき、当該各吸着ノズル30の回転中心に基づい
て、それぞれ吸着ヘツド34の吸着面34Aに対する電
子部品6の位置ずれ量を算出することができる。また、
吸着ノズル30の下端部に光反射部材36を一体となる
ように取り付けたことにより、従来のように吸着ノズル
を取り外した後に光反射部材を取り外すような煩雑さを
回避することができると共に、CCDカメラ15のレン
ズ倍率を電子部品6の位置ずれを画像認識するときと比
較してわずかに調整するだけで済む。
【0053】以上の構成によれば、吸着ヘツド34の吸
着面34Aを六角形状に削成したことにより、当該吸着
面34Aに大型電子部品から剥離した電極端子37が付
着した場合でも、当該吸着面34Aの幅方向の各辺が電
子部品6の幅方向の各辺と平行関係を有しないことか
ら、電子部品6の位置を正確に認識することができる。
また吸着ヘツド34の吸着面34Aに略X字状でかつ中
央部が最も大きく開口されてなる吸引孔34Bを穿設し
たことにより、電子部品6の被吸着面6Aが凸状に湾曲
してなる場合であつても、当該電子部品6の被吸着面6
Aの中央部を吸引することができ、かくして電子部品6
を安定した状態で吸着保持することができる。さらに吸
着ノズル30の下端部に光反射部材36を一体となるよ
うに取り付けたことにより、光反射部材36を吸着ノズ
ル30と一体に取り外すことができ、この結果、従来と
比較してメンテナンス時の取り外しの際に手間がかかる
煩雑さを回避することができる。
【0054】なお上述の実施例においては、電子部品6
の幅方向の各辺に対して吸着ヘツド34の吸着面34A
を六角形状に傾斜させた場合について述べたが、本発明
はこれに限らず、電子部品6の長手方向の各辺に対して
吸着ヘツドの吸着面を六角形状に傾斜させても良く、さ
らに六角形状でなくとも種々の傾斜部又は湾曲部を有す
る形状にしても良い。要は、吸着ヘツドの吸着面の所定
の一辺が電子部品6の外枠の所定の一辺に対して傾斜し
又は湾曲していれば、吸着面の外形形状は種々の形状に
しても良い。
【0055】また上述の実施例においては、吸着ヘツド
34の吸着面34Aに略X字状でかつ中央部が最も大き
く開口されてなる吸引孔34Bを穿設した場合について
述べたが、本発明はこれに限らず、吸引孔の形状は、所
定の開口面積を確保し得ると共に吸着面における電子部
品との接触面積を所定の割合で確保し得れば、略H字形
状等種々の形状にしても良い。この場合、種々の形状で
なる吸引孔は、吸着面に対して中央部が最も大きくなる
ように開口すれば良い。
【0056】さらに上述の実施例においては、円筒部材
35の外周面上に、円筒形状でなる光反射率が高い光反
射部材36をに取り付けた場合について述べたが、本発
明はこれに限らず、光反射部材の形状は、吸着ヘツド3
4の吸着面34Aの周囲に当該吸着面に対して光反射率
が高い面でなる反射面を有するものであれば円筒形状以
外にも種々の形状のものを用いても良い。
【0057】さらに上述の実施例においては、電子部品
6を吸着保持し、搬送して実装対象物の所定位置に実装
する実装装置25に本発明を適用した場合について述べ
たが、本発明はこれに限らず、電子部品6を搬送する場
合等、他のシステムの実装装置に広く適用することがで
きる。
【0058】
【発明の効果】上述のように本発明によれば、一端側に
与えられる負圧に基づいて他端側でなる吸着面に電子部
品を吸着する吸着ノズルと、当該吸着ノズルの吸着面に
電子部品を吸着保持し、搬送して実装対象物の所定位置
に実装する実装装置とにおいて、吸着方向から外観認識
される電子部品の外枠の所定の一辺に対応する吸着面の
一辺に、傾斜部又は湾曲部を形成したことにより、電子
部品の外枠の所定の一辺と吸着面の一辺とが平行関係を
有することがなく、吸着ノズルの吸着面に比較的大型で
なる電子部品から剥離した電極端子が付着した場合で
も、電子部品の位置を正確に認識することができる吸着
ノズル及び実装装置を実現し得る。
【0059】また本発明によれば、一端側に与えられる
負圧に基づいて他端側でなる吸着面に電子部品を吸着す
る吸着ノズルと、当該吸着ノズルの吸着面に電子部品を
吸着保持し、搬送して実装対象物の所定位置に実装する
実装装置とにおいて、吸着面に、中央部が最も大きく開
口された所定形状でなる孔を穿設したことにより、電子
部品を安定した状態で吸着保持することができる吸着ノ
ズル及び実装装置を実現し得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による実装装置の一実施例を示す略線的
平面図である。
【図2】本発明による吸着ノズルの構成を示す部分的断
面図及び断面図である。
【図3】本発明による吸着ノズルの構成を示す斜視図で
ある。
【図4】吸着ヘツドの吸着面の構成を示す平面図であ
る。
【図5】CCDカメラによる吸着ノズルの撮像範囲を示
す平面図である。
【図6】CCDカメラによる吸着ヘツドの撮像状態の説
明に供する平面図である。
【図7】従来の実装装置を示す略線的平面図である。
【図8】従来の回転ユニツトの構成を示す斜視図であ
る。
【図9】従来の吸着ノズルを示す斜視図及び断面図であ
る。
【図10】従来の吸着ヘツドの吸着面を示す平面図であ
る。
【図11】従来のCCDカメラによる吸着ノズルの撮像
範囲を示す平面図である。
【図12】従来のCCDカメラによる吸着ヘツドの撮像
状態の説明に供する平面図である。
【図13】従来の電子部品の吸着状態の説明に供する略
線図である。
【図14】従来の光反射部材の構成を示す斜視図であ
る。
【図15】従来のCCDカメラによる吸着ノズル及び光
反射部材の撮像状態の説明に供する平面図である。
【図16】従来の吸着ノズルの回転中心を算出するため
の説明に供するフローチヤートである。
【図17】従来の吸着ノズルの回転中心を算出するため
の説明に供するグラフである。
【符号の説明】
1、25……実装装置、2……回転ユニツト、3……搬
送テーブル、4……XYテーブル、5……部品供給カセ
ツト、6……電子部品、7……回路基板、7A……基板
面、8……回転ベース部、9……ロータリヘツド、1
0、30……吸着ノズル、14、34……吸着ヘツド、
14A、34A……吸着面、15……CCDカメラ、1
7、35……円筒部材、17A、35A……凹部空間、
20、36……光反射部材、31A……ノズル本体、3
1B……管部、31C……段部、31D……中空部、3
3……吸着保持部、34B……穿設孔、36A……反射
面、37……電極端子。

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一端側に与えられる負圧に基づいて他端側
    でなる吸着面に電子部品を吸着する吸着ノズルにおい
    て、 吸着方向から外観認識される上記電子部品の外枠の所定
    の一辺に対応する上記吸着面の一辺に、傾斜部又は湾曲
    部を形成することを特徴とする吸着ノズル。
  2. 【請求項2】上記吸着面の周囲に、当該吸着面に対して
    光反射率が高い面を形成することを特徴とする請求項1
    に記載の吸着ノズル。
  3. 【請求項3】一端側に与えられる負圧に基づいて他端側
    でなる吸着面に電子部品を吸着する吸着ノズルにおい
    て、 上記吸着面に、中央部が最も大きく開口された所定形状
    でなる孔を穿設することを特徴とする吸着ノズル。
  4. 【請求項4】吸着方向から外観認識される上記電子部品
    の外枠の所定の一辺に対応する上記吸着面の一辺に、傾
    斜部又は湾曲部を形成することを特徴とする請求項3に
    記載の吸着ノズル。
  5. 【請求項5】上記吸着面の周囲に、当該吸着面に対して
    光反射率が高い面を形成することを特徴とする請求項3
    に記載の吸着ノズル。
  6. 【請求項6】電子部品を吸着ノズルの吸着面に吸着保持
    し、搬送して実装対象物の所定位置に実装する実装装置
    において、 吸着方向から外観認識される上記電子部品の外枠の所定
    の一辺に対応する上記吸着面の一辺に、傾斜部又は湾曲
    部を形成することを特徴とする実装装置。
  7. 【請求項7】上記吸着面の周囲に、当該吸着面に対して
    光反射率が高い面を形成することを特徴とする請求項6
    に記載の実装装置。
  8. 【請求項8】電子部品を吸着ノズルの吸着面に吸着保持
    し、搬送して実装対象物の所定位置に実装する実装装置
    において、 上記吸着面に、中央部が最も大きく開口された所定形状
    でなる孔を穿設することを特徴とする実装装置。
  9. 【請求項9】吸着方向から外観認識される上記電子部品
    の外枠の所定の一辺に対応する上記吸着面の一辺に、傾
    斜部又は湾曲部を形成することを特徴とする請求項8に
    記載の実装装置。
  10. 【請求項10】上記吸着面の周囲に、当該吸着面に対し
    て光反射率が高い面を形成することを特徴とする請求項
    8に記載の実装装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2001030543A1 (fr) * 1999-10-29 2001-05-03 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Buse d'aspiration et methode et appareil permettant d'installer des pieces au moyen de celle-ci
WO2001050503A1 (en) * 1999-12-30 2001-07-12 Speedfam-Ipec Corporation Advanced wafer passive end-effector
CN103991713A (zh) * 2014-05-08 2014-08-20 李赵和 一种旋转式粉末吸头
JP2020064909A (ja) * 2018-10-15 2020-04-23 東京エレクトロン株式会社 組付け状態提示装置および組付け状態提示方法

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