JPH09293393A - メモリシステムおよびそれに用いられる半導体記憶装置 - Google Patents

メモリシステムおよびそれに用いられる半導体記憶装置

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JPH09293393A
JPH09293393A JP8102583A JP10258396A JPH09293393A JP H09293393 A JPH09293393 A JP H09293393A JP 8102583 A JP8102583 A JP 8102583A JP 10258396 A JP10258396 A JP 10258396A JP H09293393 A JPH09293393 A JP H09293393A
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  • For Increasing The Reliability Of Semiconductor Memories (AREA)
  • Dram (AREA)
  • Memory System (AREA)
  • Detection And Correction Of Errors (AREA)
  • Techniques For Improving Reliability Of Storages (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 メモリシステムにおいて、不良メモリに起因
するシステム誤動作を防止する。 【解決手段】 メモリ(DM)は、メモリ部(56)の
良/不良を判定するための組込テスト回路(58)と、
該メモリを識別するための識別値を格納する識別子レジ
スタ(54)を含む。このメモリは、コントローラから
センドリンク(10)を介して与えられるコマンドに従
ってテストを行ない、該テスト結果をシンクリンク(2
0)上へ送出する。これにより、メモリコントローラは
不良メモリを識別することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明はメモリシステムお
よびそれに用いるための半導体記憶装置に関し、特に高
速でデータを転送することのできるメモリシステムおよ
びそのための半導体記憶装置に関する。より特定的に
は、この発明は、「シンクリンクDRAM(ダイナミッ
ク・ランダム・アクセス・メモリ)」に関する。
【0002】
【従来の技術】マイクロプロセサの性能が高くなり、ま
た記憶装置としてのDRAMの記憶容量も大きくなって
きている。しかしながら、DRAMの動作速度がマイク
ロプロセサの動作速度よりも遅く、マイクロプロセサが
要求する大量のデータ(命令を含む)を高速でDRAM
とプロセサとの間で転送することができない。この高速
データ転送という要求を満たすために、メモリコントロ
ーラに対して複数のDRAMをバスを介して並列に接続
し、クロック信号に同期して連続的にデータ転送を行な
う高速メモリシステムが種々提案されている。以下、高
速メモリシステムの一例として、記憶装置として「シン
クリンクDRAM」を用いるメモリシステムについて説
明する。
【0003】図10(A)は、現在提案されているメモ
リシステムの構成を概略的に示す図である。図10
(A)において、メモリシステムは、メモリコントロー
ラ1と、複数の並列に接続される複数の半導体記憶装置
(以下、DRAMと称す)DM0〜DM3と、これらの
DRAM DM0〜DM3に共通に接続され、コントロ
ーラ1からのコマンド、アドレスおよびデータを転送す
るセンドリンク10と、DRAM DM0〜DM3に共
通に接続され、これらのDRAM DM0〜DM3から
読出されたデータをコントローラ1へ転送するためのシ
ンクリンク20と、DRAM DM0〜DM3に対し、
識別子(スレーブID)を設定するための制御信号を順
次転送する制御信号線30を含む。
【0004】DRAMは、最大63個まで設けることが
できる。センドリンク10およびシンクリンク20は、
コントローラ1からのアクセス要求(リクエスト)経路
とコントローラ1に対するアクセス応答(レスポンス:
データ返送)経路の和が等しくなるように各DRAM
DM0〜DM3に接続される。すなわち、シンクリンク
20は、DRAM DM0〜DM3それぞれに接続さ
れ、データをDRAMDM0からDRAM DM3方向
へ転送する部分と、DRAM DM3からコントローラ
1方向へデータ(レスポンス)を転送する部分とを含
む。
【0005】この図10(A)に示すメモリシステムに
おいては、DRAM DM0〜DM3は、それぞれ固有
の識別子(スレーブID)が割当てられる。コントロー
ラ1は、このスレーブIDを用いてDRAM DM0〜
DM3にアクセスする。このメモリシステムにおいて
は、センドリンク10およびシンクリンク20において
は、すべて情報がパケットの形態で送出される。またセ
ンドリンク10は、8ビットまたは9ビット幅を有し、
シンクリンク20は、16ビットまたは18ビットの幅
を備える。センドリンクは、図示しないクロックの立上
がりエッジおよび立下がりエッジの両エッジに同期して
情報を送出し、シンクリンクは、このクロック信号の一
方のエッジに同期して情報を送信する。またセンドリン
ク10およびシンクリンク20という2つのバスを用い
て情報を転送するため、DRAMDM0〜DM3に対す
るセンドリンク10を介してのアクセス要求発生時に、
シンクリンク20を介して別のDRAMからのデータを
読出を行なうことができ、高速データ転送が可能とな
る。このメモリシステムのスレーブIDの設定は以下の
ようにして行なわれる。以下、このスレーブIDの設定
シーケンスについて図10(A)〜(D)を参照して説
明する。
【0006】図10(A)において、コントローラ1
は、ブロードキャストモードで、ハードリセットコマン
ドrstHRDをセンドリンク10上に送出する。この
ハードリセットコマンドに従ってDRAM DM0〜D
M3は、自身のスレーブIDを初期値(62)に設定す
る。
【0007】DRAM DM0〜DM3は、識別子入力
イネーブル入力ノードとしてのセレクト入力SINおよ
び識別子設定完了イネーブル出力ノードとしてのセレク
ト出力SOUTを有する。このセレクト入力SINおよ
びセレクト出力SOUTは、DRAM DM0〜DM3
を介して制御信号線30により相互接続される。DRA
Mはセレクト入力SINが“1”にあり、かつセレクト
出力SOUTが“0”のときに、センドリンク10上に
与えられた値を自身の識別子として取込むことができ
る。
【0008】DRAM DM0〜DM3は、スレーブI
Dが62の初期値の間、このセレクト出力SOUTを
“0”の値に維持する。
【0009】図10(B)において、コントローラ1
は、DRAM DM0〜DM3の初期化(リセット)の
後、識別子設定コマンドcfgHRDをセンドリンク1
0上に送出する。この識別子設定コマンドcfgHRD
はパケットの形態で送出され、このパケットは、スレー
ブIDの番号を示すノードと、識別子として取込むべき
値とを含む。コントローラ1は、また制御信号線30上
に、“1”の信号を送出し、DRAM DM0のセレク
ト入力SINを活性状態とする。DRAM DM0は、
そのセレクト入力SINが“1”の活性状態にあり、ま
たセレクト出力SOUTは“0”の非活性状態にあるた
め、このコマンドcfgHRDに従って、初期設定され
たスレーブIDの値62をセンドリンク10上に与えら
れた値0に更新する。DRAM DM0は、このスレー
ブIDを“0”に設定した後、セレクト出力SOUT上
に“1”の信号を送出する。これにより、DRAM D
M0は、自身の識別子の設定が完了したことを示し、次
段のDRAM DM1に対し、スレーブIDの入力を可
能にする。
【0010】DRAM DM1〜DM3は、DRAM
DM0におけるスレーブIDの設定時においては、その
セレクト入力SINおよびセレクト出力SOUTがとも
に“0”であるため、このセンドリンク10上に送出さ
れたコマンドに従う識別子設定動作は行なわない。
【0011】この図10(B)に示す動作が、DRAM
DM1に対しても行なわれる。次いで図10(C)に
示すように、コントローラ1は、再びセンドリンク10
上に、識別子設定コマンドcfgHRDを送出する。こ
のコマンドを含むパケットにおいては、ノード番号およ
び識別子番号(値)が含まれている。DRAMDM2
は、そのセレクト入力SINが“1”であり、またセレ
クト出力SOUTが“0”であるため、この初期値設定
コマンドcfgHRDに従って、スレーブIDを62か
ら2に更新し、このスレーブIDの更新の後、セレクト
出力SOUTを“1”の状態に設定する。
【0012】次いで、図10(D)に示すように、所定
時間経過後(DRAM DM2において、スレーブID
の設定に要する時間経過後)、コントローラ1は、再び
識別子設定コマンドcfgHRDを送出し、またノード
番号62および識別子としての値3を併せて送出する。
DRAM DM3は、このセンドリンク10上の識別子
設定コマンドcfgHRDに従って自身のスレーブID
を62から3に更新し、セレクト出力SOUT上に
“1”の信号を出力する。コントローラ1は、この制御
信号線30を介して“1”の信号が返送されたことを検
出すると、すべてのDRAM DM0〜DM3のスレー
ブIDの設定が完了したことを了解する。
【0013】すなわち、コントローラ1は、制御信号線
30を介して“1”の信号が返送されるまで、この識別
子設定コマンドをその値を順次増分して繰返し送出す
る。
【0014】この制御信号線30を介して“1”の信号
すなわち識別子設定完了信号をコントローラ1へ返送す
ることにより、コントローラ1は、メモリシステムに含
まれるDRAMの数を知らなくても、このメモリシステ
ムに含まれるDRAMに対しスレーブIDを順次設定す
ることができる。また、この制御信号線30を介して識
別子設定完了信号をコントローラ1へ返送することによ
り、コントローラ1は、このメモリシステムに含まれる
DRAMの数および識別子設定完了を認識することがで
きる。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】従来のメモリシステム
においては、コントローラ1は、スレーブIDを順次0
から増分している。このスレーブIDに1を加えた値
が、コントローラ1とDRAMとの距離を示す。したが
ってコントローラ1は、このメモリシステム使用中にお
いて、アクセス不良が生じたと判定した場合、そのアク
セス不良を生じたDRAMのスレーブIDをコントロー
ラ1が利用者に知らせれば、利用者は、この不良を生じ
たDRAMを取替えることができる。
【0016】しかしながら、コントローラ1がこの不良
を検出しない場合、不良DRAMが使用されることにな
り、システムの誤動作が生じる。また、コントローラ1
が、アクセス不良を検出したとしても、そのアクセス不
良検出までに、不良DRAMが使用されており、それま
でにおいて、正確な処理が行なわれている保証はなく、
システムの性能が劣化するという問題が生じる。
【0017】特に、DRAMのスレーブID設定シーケ
ンスにおいては、セレクト入力SINおよびセレクト出
力SOUTがそれぞれ“1”および“0”に設定される
と、DRAMは、その内部回路の良/不良にかかわら
ず、スレーブIDが設定される。したがって、メモリシ
ステム動作前から既に不良を生じているDRAMに対し
ても、スレーブIDが設定され、不良DRAMが使用さ
れるため、メモリシステム動作開始時から、システム誤
動作が生じるという問題があった。
【0018】それゆえ、この発明の目的は、不良メモリ
装置を確実に排除することのできるメモリシステムおよ
びそのための半導体記憶装置を提供することである。
【0019】この発明の他の目的は、メモリ装置の不良
に起因するシステム誤動作を確実に予防することのでき
るメモリシステムおよびそのための半導体記憶装置を提
供することである。
【0020】
【課題を解決するための手段】第1の発明においては、
メモリ装置に埋込テスト回路を設け、システム初期設定
時にこの埋込テスト回路を動作させ、そのテスト結果
を、メモリコントローラへ知らせる。
【0021】第2の発明においては、メモリ装置各々に
埋込テスト回路を設け、メモリシステム初期設定時にお
いて、このテスト結果が不良の場合には、該メモリ装置
へのスレーブID(識別子)の設定を禁止する。
【0022】第3の発明においては、メモリ装置各々に
埋込テスト回路を設け、この埋込テスト回路が不良の場
合には、該メモリ装置のセレクト出力を非活性状態
(“0”)に固定する。
【0023】第1の発明においては、埋込テスト回路の
テスト結果がコントローラへ送出されるため、システム
初期設定時に不良メモリ装置をコントローラが認識する
ことができ、これによりコントローラは不良メモリ装置
へのアクセスを禁止することができ、不良メモリ装置に
起因するシステム誤動作を防止することができる。
【0024】第2の発明においては、セレクト出力ノー
ドは、システム初期設定時に埋込テスト回路により、セ
レクト入力ノードに結合されるため、システム初期設定
時に不良メモリ装置へのスレーブID(識別子)の設定
が禁止され、不良メモリ装置はコントローラにより無視
されて使用されないため、この不良メモリ装置に起因す
るシステム誤動作を防止することができる。
【0025】第3の発明においては、不良メモリ装置の
セレクト出力イネーブル端子は、埋込テスト回路によ
り、非活性状態(“0”)に固定されるため、コントロ
ーラは、スレーブID(識別子)の最大値送出後もスレ
ーブID設定完了信号が返送されないため、このメモリ
システムにおける不良メモリ装置の存在を初期設定時に
認識することができ、使用者によるこの不良メモリ装置
の交換または排除により、実際の処理動作時における不
良メモリ装置の使用を防止することができる。
【0026】
【発明の実施の形態】
[実施の形態1]図1は、この発明の実施の形態1に従
う半導体記憶装置の構成を概略的に示す図である。図1
において、半導体記憶装置DMは、センドリンク10に
結合され、このセンドリンク10上に伝達される情報を
入力するインタフェースとして作用する入力バッファ5
0と、入力バッファ50を介して与えられるコマンドを
デコードし、指定された動作モードを判断し、該判断結
果に基づいて各種制御信号を発生するコマンドデコーダ
52と、セレクト入力SINがHレベル(“1”)にあ
りかつセレクト出力ノードSOUTがLレベル
(“0”)にあるときにイネーブル状態とされ、センド
リンク10を介してメモリコントローラから伝達される
スレーブIDを入力バッファ50を介して受けて格納す
る識別子レジスタ54と、コマンドデコーダ52の制御
の下に、活性/非活性化され、入力バッファ50から与
えられるアドレス/書込データを受けてメモリセル選択
動作、データ読出およびデータ書込を行なうメモリ部5
6と、コマンドデコーダ52の制御の下に活性化され、
このメモリ部56に対するテスト動作を行なう組込テス
ト回路58と、コマンドデコーダ52の制御の下に、メ
モリ部56および組込テスト回路58の出力の一方を選
択して所定のタイミングでシンクリンク20へ伝達する
出力バッファ60を含む。
【0027】コマンドデコーダ52は、識別子レジスタ
54に格納されたスレーブID(識別子)とセンドリン
ク10を介して与えられる識別子とを比較し、これらの
比較結果が一致を示すときにセンドリンク10を介して
与えられたコマンドのデコード動作を行なって必要とさ
れる内部制御信号を発生する。
【0028】メモリ部56は、複数のメモリセルが配置
されるメモリアレイおよびこのメモリアレイにおけるメ
モリセルの選択およびデータの書込/読出を制御する周
辺制御回路両者を含む。組込テスト回路58は、テスト
プログラムを記憶しており、起動時このテストプログラ
ムに従って必要とされるテストデータを発生してメモリ
部56へ与える。この組込テスト回路58は、またテス
ト時においてメモリ部56の周辺制御回路へ制御信号を
与えてメモリ部56を動作させる。出力バッファ60
は、データラッチ機能を備えており、コマンドデコーダ
52からの制御信号に従ってメモリ部56から読出され
たデータおよび組込テスト回路58のテスト結果情報の
一方をラッチし、通常動作時においては、メモリ部56
から読出されたデータを選択し、後に説明する初期設定
時においては、組込テスト回路58からのテスト結果情
報を出力する。
【0029】図2は、センドリンク10を介して与えら
れるパケットの構成を概略的に示す図である。図2にお
いて、パケットは、スレーブIDを格納する識別子エリ
ア62と、コマンドを格納するコマンドエリア64と、
アドレス、データサイズ、書込データなどの情報を格納
する情報エリア66を含む。この図2に示すパケットが
クロック信号(図示せず)に同期してセンドリンク10
上に伝送される。シンクリンク20上にも、同様情報の
みからなるパケットが送出される。メモリシステムの構
成は、図10に示すメモリシステムのそれと同じであ
る。次に動作について、図3に示すフロー図を参照して
説明する。
【0030】まず、コントローラは、メモリシステムに
含まれる半導体記憶装置(メモリ)のスレーブIDの設
定を行なう初期化シーケンスを実行する(ステップS
1)。このスレーブIDの設定は、先の図10において
示したシーケンスと同じシーケンスで実行される。メモ
リシステムに含まれるすべての半導体記憶装置(メモ
リ)のスレーブIDが設定が完了したか否かが判別され
る(ステップS2)。このステップS1およびS2が、
すべての半導体記憶装置のスレーブIDの設定が完了す
るまで実行される。
【0031】すべての半導体記憶装置のスレーブIDの
設定が完了すると、次いでコントローラは、センドバス
10上にテストコマンドをスレーブIDとともに発行す
る(ステップS3)。このスレーブIDは、0から始ま
る。
【0032】メモリシステムにおいては、このセンドバ
ス10上に送出されるスレーブIDと同じスレーブID
を有する半導体記憶装置(メモリ)が起動され、コマン
ドデコーダ52が組込テスト回路58を起動する。組込
テスト回路58は、このコマンドデコーダ52からのテ
スト実行指令に従ってメモリ部56を所定のシーケンス
で動作させてこのメモリ部56が、正常に動作している
か否かを判別する。この組込テスト回路58が行なうテ
スト動作としては、メモリ部56に含まれるメモリセル
がすべて正常にデータを記憶するか否かの判別を行なう
テストモードがある。この場合、組込テスト回路58
は、書込データを発生して、メモリ部56へ与えて、こ
のメモリ部56へ含まれるメモリセルに順次書込データ
を書込み、次いでメモリ部56からメモリセルに記憶さ
れたデータを読出し、この読出したデータが書込データ
と一致しているか否かを判別する。
【0033】この組込テスト回路58は、テスト結果を
出力バッファ60へ送出し、そこにラッチされる(この
テスト結果のラッチは、組込テスト回路58に含まれる
レジスタに格納されてもよい)。次いで、メモリ(半導
体記憶装置)DMは、コマンドデコーダ52の制御の下
に、出力バッファ60を介して、このテスト結果情報を
シンクリンク20上に送出する。コントローラは、この
シンクリンク20を介して与えられるテスト実行結果を
受け、このメモリが正常であるか否かを判別する(ステ
ップS4)。次いで、コントローラは、すべてのメモリ
のテストが完了したか否かを判別する(ステップS
5)。またすべてのメモリが完了していない場合には、
コントローラは、スレーブIDを1増分し、再びテスト
コマンドをセンドリンク10上に伝達する(ステップS
6)。ステップS5において、すべてのメモリのテスト
動作およびテスト実行結果の受信が完了すると、メモリ
システムに含まれる半導体記憶装置DMの良/不良が識
別される。なお、テスト結果はスレーブIDとともに送
出されてもよい。
【0034】メモリコントローラ1は、この半導体記憶
装置の良/不良判別結果に基づいて、動作時において
は、この不良の半導体記憶装置へのアクセスは行なわな
い。
【0035】なお上述の説明においては、ステップS3
においてテストコマンドを発行した場合、このテストコ
マンドに従って、半導体記憶装置(メモリ)は、出力バ
ッファ60を介して所定時間経過後に、そのテスト結果
をシンクリンク20上に送出するように説明している。
しかしながら、この場合、コントローラからのテスト結
果送出コマンドが新たに発行され、このテスト結果送出
コマンドに従って半導体記憶装置(メモリ)DMがその
組込テスト回路58のテスト結果情報を出力バッファ6
0を介してシンクリンク20上に送出するように構成さ
れてもよい(図3において()で示す)。
【0036】図4は、コントローラに含まれるアクセス
制御部の構成を概略的に示す図である。図4において、
コントローラは、メモリ管理テーブル70と、このメモ
リ管理テーブル70を参照して、コマンドの発行を行な
うコントロールユニット75を含む。メモリ管理テーブ
ル70は、スレーブID格納エリア71と、パス/フェ
イルフラグ格納エリア72を含む。このメモリ管理テー
ブル70は、スレーブIDそれぞれに1つのエントリE
Nを形成しており、各スレーブエントリEN(EN1〜
ENMX)は、スレーブIDとパス/フェイルフラグP
/Fを格納する。最大のスレーブIDのMXは、この最
大のスレーブIDのMX発行前に、メモリシステムか
ら、スレーブID設定完了信号が信号線30を介して与
えられており、このスレーブID MXは対応する半導
体記憶装置を持っていない。したがってこの最大のスレ
ーブID MXのパス/フェイルフラグは、フェイル状
態FAILに設定され、この最大のスレーブID MX
の発行は禁止される。同様、このパス/フェイルフラグ
格納エリア72において、フェイル状態に設定されたエ
ントリに対応するスレーブIDの発行は禁止される。し
たがって、コントローラは、不良メモリへのアクセスは
行なうことがなく、常に正常なメモリのみを用いて処理
動作を行なうことができ、不良メモリに起因するシステ
ム誤動作を防止することができる。
【0037】[変更例]図5は、この発明の実施の形態
1の変更例の動作を示すフロー図である。以下、図5に
示すフロー図を参照して、この発明の実施の形態1の変
更例の動作について説明する。
【0038】メモリコントローラは、メモリシステムに
おける半導体記憶装置(メモリ)に対するスレーブID
の設定シーケンスが完了すると(図3のステップS1お
よびS2)、ブロードキャストモードでテスト実行コマ
ンドをセンドリンク10上に送出する(ステップS1
0)。ブロードキャストモードにおいては、メモリシス
テムに含まれるすべてのメモリ(半導体記憶装置)が与
えられたコマンドを実行する。したがって、半導体記憶
装置DMにおいて、コマンドデコーダ52の制御の下
に、組込テスト回路58が動作し、メモリ部56に対す
る所定のテスト動作を実行する。このテスト結果は、組
込テスト回路58を介して出力バッファ60に伝達され
てそこでラッチされる。したがって、このステップS1
0におけるテスト実行コマンドにより、メモリシステム
におけるすべてのメモリ(半導体記憶装置)が同時に組
込テスト回路によりテストを実行し、そのテスト結果を
出力バッファ(または自身の内部レジスタ)において保
持している。
【0039】次いで、所定時間が経過すると、コントロ
ーラ1は、テスト結果送信コマンドをスレーブID(識
別子)とともにセンドリンク10上に送出する(ステッ
プS12)。メモリシステムにおいては、このスレーブ
IDにより指定されたメモリ(半導体記憶装置)DMが
テスト結果送信コマンドをデコードし、その出力バッフ
ァまたは組込テスト回路にラッチされているテスト結果
情報を自身のスレーブIDとともにシンクリンク20上
に送出する。コントローラは、この送出されたテスト結
果情報に基づいて図4に示すメモリ管理テーブルを作成
する。次いで、コントローラは、この返送されたスレー
ブIDまたは発行コマンドに含まれるスレーブIDに従
って、メモリシステムに含まれるすべてのメモリからの
テスト結果が送出されたか否かを判定する(ステップS
14)。テスト結果を送信していないメモリ(半導体記
憶装置)が存在する場合には、コントローラは、スレー
ブIDを1増分し、再びテスト結果送信コマンドととも
にセンドリンク10上に送出する(ステップS16)。
ステップS14において、すべてのメモリ(半導体記憶
装置)DMのテスト結果送信動作が完了すると、メモリ
(半導体記憶装置)DMの良/不良認識シーケンスが終
了する。スレーブIDは特に返送されなくてもよい。
【0040】この図5に示す動作シーケンスの場合、メ
モリシステムに含まれるメモリは、すべて同時にその組
込テスト回路によりメモリ部(内部回路)に対するテス
ト動作を実行する。したがって、メモリシステムにおけ
るメモリのテストをコントローラからのテスト実行コマ
ンドに従って逐次行なう場合に比べて、テストに要する
時間を短縮することができ、メモリの良/不良判別に要
する時間を短縮することができる。
【0041】以上のように、この発明の実施の形態1に
従えば、初期設定シーケンスにおいて、メモリ内の組込
テスト回路に従って各メモリの内部回路(メモリ部)の
良/不良を判定し、該判定結果をコントローラへ送出す
るように構成しているため、通常使用時において、不良
メモリが使用されることはなく、不良メモリによるシス
テム誤動作を防止することができ、信頼性の高いメモリ
システムを構築することができる。
【0042】[実施の形態2]図6は、この発明の実施
の形態2に従う半導体記憶装置の要部の構成を示す図で
ある。図6において、半導体記憶装置は、セレクト入力
SINに与えられた信号を増幅する(バッファ処理す
る)バッファ75と、クロック信号(システムクロッ
ク)CLKに同期して動作し、バッファ75から与えら
れた信号を所定時間遅延する遅延回路76と、バッファ
75の出力信号と遅延回路76の出力信号の一方を組込
テスト回路58のテスト結果指示信号BITに従って選
択する選択回路77と、選択回路77の出力信号をバッ
ファ処理して(増幅して)セレクト出力ノードSOUT
へ伝達するバッファ78を含む。
【0043】識別子レジスタ54は、このバッファ75
の出力信号がHレベルであり、かつバッファ78の出力
信号がLレベルのときにイネーブル状態とされ、コマン
ドデコーダ52の制御の下に、センドバスを介して与え
られたスレーブIDを格納する。組込テスト回路58
は、コマンドデコーダ52の制御の下に、メモリ部56
に対し所定のテストを行ない、該テスト結果を図示しな
いラッチ(またはレジスタ)に格納し、テスト結果情報
指示信号BITを出力する。
【0044】選択回路77は、この組込テスト回路58
からのテスト結果指示信号BITが不良を示すときに
は、この入力ノードaに与えられるバッファ75の出力
信号を選択し、テスト結果指示信号BITが正常を示す
ときには、選択回路77は、その入力ノードbに与えら
れた遅延回路76の出力信号を選択する。次にこの図6
に示す半導体記憶装置の動作を図7に示すフロー図を参
照して説明する。
【0045】まず、コントローラからのスレーブID初
期化コマンド(rstHRD)に従って、識別子レジス
タ54に格納されるスレーブIDが初期値(62)に設
定される(ステップS20)。
【0046】このスレーブIDの初期値(62)への設
定の後、コントローラは、テスト実行コマンドを発行す
る(ステップS22)。このテスト実行コマンドの発行
は、スレーブIDを初期値(62)として発行されても
よく、またブロードキャストモードで発行されてもよ
い。このテスト実行コマンドに従って、コマンドデコー
ダ52の制御の下に、組込テスト回路58がメモリ部5
6に対するテスト動作を行なう。このテスト結果に従っ
て、組込テスト回路58は、テスト結果指示信号BIT
を良/不良のいずれかの状態に設定する。メモリ部56
が正常の場合、選択回路77は、遅延回路76の出力信
号を選択し、一方メモリ部56が不良の場合には、選択
回路77は、このテスト結果指示信号BITに従ってバ
ッファ75の出力信号を選択する。
【0047】次いで、コントローラから、各メモリのス
レーブIDの設定コマンド(cfgHRD)が発行され
る。識別子レジスタ54は、バッファ75の出力信号が
Hレベルであり、かつバッファ78の出力信号がLレベ
ルのときにスレーブIDを格納することができる。した
がって、このメモリ部56が不良であり、組込テスト回
路58からのテスト結果指示信号BITに従って、選択
回路77がバッファ75の出力信号を選択している場
合、セレクト入力ノードSINがHレベルとされると、
応じてセレクト出力ノードSOUTもHレベルとされ
る。したがって、この場合においては、識別子レジスタ
54へのスレーブIDの書込は禁止され、次段のメモリ
(半導体記憶装置)に対するスレーブIDの書込が行な
われる。すなわち、不良メモリ(半導体記憶装置)に対
しては、識別子が割当てられず、コントローラは、この
不良メモリを無視することになり、不良メモリのアクセ
スは防止される。
【0048】このスレーブIDの設定は、すべてのメモ
リに対して行なわれたか否かの判定が行なわれる(ステ
ップS26)。この判定動作は、先の実施の形態1と同
様、制御信号線30から完了信号がHレベルとされて返
送されたか否かにより判定される(ステップS26)。
スレーブIDの設定が行なわれていないメモリが存在す
る場合、次いでスレーブIDが1増分されて、再びスレ
ーブIDの設定コマンドが発行される(ステップS2
8)。すべてのメモリのスレーブIDの設定が完了する
と、不良メモリの識別を含む初期化シーケンスが完了す
る。
【0049】上述のように、組込テスト回路58の出力
信号に従って、バッファ75および遅延回路76の一方
の出力信号を選択する構成とすることにより、不良メモ
リへのスレーブIDの割当を禁止することができ、コン
トローラがメモリシステムにおいては、この不良メモリ
は存在しないとして動作するため、不良メモリによるシ
ステム誤動作を防止することができる(不良メモリがア
クセスされることがないため)。
【0050】なお遅延回路76の有する遅延時間は、識
別子設定コマンド(cfgHRD)が発行され、識別子
レジスタ54にスレーブIDが格納されるまでに必要と
される時間である。この遅延回路76を用いる構成に代
えて、識別子レジスタ54にフラグ格納部を設け、この
フラグをスレーブID格納後Hレベルに設定する(コマ
ンドデコーダ52の制御の下に)構成が用いられてもよ
い。
【0051】また、図7に示すフロー図において、テス
ト実行コマンドが発行された後に、従来と同様のメモリ
のスレーブIDの設定シーケンスが発行されてもよい。
すなわち、ステップS20とステップS22とが入替え
られてもよい。
【0052】また、テスト実行コマンドが発行されず、
システム立上げ時において各メモリにおいて、組込テス
ト回路58がその初期化シーケンスとしてテスト動作を
行なうように構成されてもよい。
【0053】この実施の形態2においては、コントロー
ラは、図4に示すようなメモリ管理テーブル70におい
て、良/不良タグ(パス/フェイルフラグ)P/Fを格
納するエリアを設ける必要はない。
【0054】以上のように、この発明の実施の形態2に
従えば、各メモリに設けられた組込テスト回路による内
部回路(メモリ部)の良/不良の判別結果に従って、セ
レクト入力ノードへ与えられた信号を直接セレクト出力
ノードへ伝達する(セレクト入力ノードとセレクト出力
ノードを電気的に直接結合する)ようにしているため、
不良メモリに対するスレーブIDの設定(割当)が禁止
され、不良メモリがアクセスされるのを防止することが
でき、不良メモリ動作によるシステム誤動作を防止する
ことができ、信頼性の高いメモリシステムを構築するこ
とができる。
【0055】[実施の形態3]図8は、この発明の実施
の形態3に従うメモリ(半導体記憶装置)の要部の構成
を概略的に示す図である。図8に示す構成においては、
セレクト出力ノードSOUTを駆動するバッファ78の
前段に、組込テスト回路58からのテスト結果指示信号
BITに従って遅延回路76の出力信号と接地電位の一
方を選択する選択回路80が設けられる。他の構成は、
図6に示す構成と同じであり、対応する部分には同一の
参照番号を付し、その詳細説明は省略する。
【0056】選択回路80は、テスト結果指示信号BI
Tがメモリ部56における不良を示すときには、ノード
aに与えられた接地電位を選択し、一方、テスト結果指
示信号BITがメモリ部56の正常を示すときには、選
択回路80は入力ノードbに与えられた遅延回路76の
出力信号を選択する。この図8に示す構成において、メ
モリ部56に不良が存在した場合、選択回路80はLレ
ベル(接地電位レベル)を出力し、したがってセレクト
出力ノードSOUTは常時非活性状態のLレベルに固定
される。したがってこの半導体記憶装置の識別子レジス
タ54へのスレーブIDの格納は行なわれるものの、メ
モリシステムにおける次段のメモリのセレクト入力SI
NはLレベルの非活性状態に固定されるため、次段以降
のメモリに対するスレーブIDの設定は禁止される。次
にこの図8に示すメモリを有するメモリシステムの動作
を図9に示すフローを参照して説明する。
【0057】まずコントローラは、センドリンクを介し
て初期化コマンドrstHRDをブロードキャストモー
ドで送信し、メモリシステムに含まれる全メモリ(半導
体記憶装置)のスレーブIDを初期値(62)に設定す
る(ステップS30)。
【0058】次いで、コントローラは、ブロードキャス
トモードでテスト実行コマンドをセンドリンク上に発行
する(ステップS31)。このテスト実行コマンドに従
って、コマンドデコーダ52からのテスト動作活性化信
号に従って組込テスト回路58が活性化され、メモリ部
56に対し所定のテスト動作を行ない、該テスト結果に
従って、テスト結果指示信号BITを対応する状態に設
定する。メモリ部56が正常な場合には、選択回路80
は、遅延回路76の出力信号を選択し、一方メモリ部5
6が不良の場合には、選択回路80は、接地電位レベル
のLレベルの信号を選択する。
【0059】所定時間(テスト動作に必要な時間)が経
過すると、コントローラはこのメモリシステムに含まれ
るメモリに対するスレーブIDの設定コマンド(cfg
HRD)を発行する(ステップS32)。この設定コマ
ンド発行時において、コントローラは、先に図10を参
照して説明したように、隣接メモリのセレクト入力SI
NにHレベルの信号を出力する。これにより、スレーブ
ID(識別子)で指定されたメモリに対するスレーブI
Dの識別子レジスタ54への格納が行なわれる。
【0060】コントローラは、メモリシステムから返送
されるスレーブID設定完了信号(メモリシステムの最
終段のセレクト出力ノードSOUTから信号線30上に
伝達される信号)がHレベルとされたか否かを見ること
により、メモリシステムに含まれるすべてのメモリに対
するスレーブIDの設定が完了したか否かを判定する
(ステップS33)。図10に示す信号線30を介して
与えられる信号がHレベルのときには、コントローラ
は、メモリシステムに含まれるメモリのすべてのスレー
ブIDの設定が完了したと判定し、初期化シーケンスを
終了する。
【0061】一方、この信号線30を介して与えられる
信号がLレベルのときには、コントローラはまだすべて
のメモリに対するスレーブIDの設定は完了していない
と判定する。次いでコントローラは、現在発行中のスレ
ーブIDは最大値(62)であるか否かの判定を行な
う。スレーブIDが最大値(62)でありかつ図10に
示す信号線30から与えられる信号がLレベルに固定さ
れている場合、メモリシステムにおいて、少なくとも1
つの不良メモリが存在していることを示している。すな
わち、不良メモリの次段の(1つ大きなスレーブIDを
有するメモリ)のセレクト入力ノードSINはLレベル
に固定されており、したがってそのセレクト出力ノード
SOUTもLレベルに固定されている。または不良メモ
リのセレクト出力ノードはLレベルに固定されている。
この場合には、コントローラは、不良指示を発生し、使
用者にメモリシステムにおける不良メモリが存在するこ
とを知らせる(ステップS35)。
【0062】一方、スレーブIDが最大値でない場合に
は、コントローラはスレーブIDを1増分し、再びステ
ップS32へ戻り、スレーブID設定コマンドcfgH
RDを発行する。
【0063】この実施の形態3においては、不良指示が
与えられたとき、使用者は、このメモリシステムの全体
を交換してもよく、またコントローラに指令を与えて、
実施の形態1のように、組込テスト回路58のテスト結
果指示信号BITをシンクリンクへ送出し、不良メモリ
を同定することが行なわれてもよい。不良メモリにおい
て、スレーブIDが識別子レジスタ54に格納されてい
るため、この不良メモリは識別することができる。な
お、この図9に示すフロー図においても、ステップS3
0とステップS31とを交換し、システム起動時にテス
ト実行コマンドが発行された後にすべてのメモリのスレ
ーブIDを初期値を設定するシーケンスが行なわれても
よい。
【0064】[他の適用例]上述の説明においては、メ
モリとしては、DRAMを述べているが、このメモリと
しては、他の不揮発性メモリ(フラッシュメモリ)など
のメモリであってもよい。
【0065】また、メモリシステムのバス構造は、セン
ドリンクおよびシンクリンクを有するバス構造でなくて
もよく、コントローラに対しバスを介して複数のメモリ
が並列に接続され、これら複数のメモリが識別子により
識別されるメモリシステムであれば本発明は適用可能で
ある。
【0066】また書込テスト回路の内部構成は詳細には
説明していないが、標準のDRAMに搭載されている組
込テスト回路(BIST:ビルトイン・セルフテスト回
路)であれば利用可能である。
【0067】またコントローラは、その初期化シーケン
スとして、図示しない内蔵のカウンタを順次インクリメ
ントすることによりスレーブIDの値を送出する構成が
用いられればよく、その内部構成は任意である。
【0068】またコントローラは、メモリそれぞれにお
いてスレーブIDが格納されて、そのメモリのセレクト
出力ノードSOUTがHレベルとされるのに要する期間
(レイテンシー)が経過後に、次のスレーブID設定コ
マンドを発行することができればよく、これは内蔵のタ
イマでクロック信号をカウントすることによりこの送出
タイミングは調整することができる。
【0069】また、このコントローラは、プロセサその
ものであってもよい。またコントローラがシステムバス
を介してプロセサに接続されてもよい。
【0070】
【発明の効果】以上のように、この発明に従えば、メモ
リシステムに含まれる各メモリに組込テスト回路を設
け、メモリシステムの初期化時に、この組込テスト回路
のテスト結果をコントローラ/プロセサへ通知するよう
に構成しているため、システム動作時において不良メモ
リを使用することがなく、不良メモリに起因するシステ
ム誤動作を防止することができ、信頼性の高いメモリシ
ステムを構築することができる。
【0071】すなわち、請求項1に係る発明に従えば、
半導体記憶装置の各々は、メモリコントローラからのバ
スを介して与えられるテスト実行コマンドに従って該半
導体記憶装置の内部回路のテストを行なうためのテスト
回路手段と、このテストコントローラからのバスを介し
て与えられるテスト結果送信指令に従ってこのテスト回
路手段からのテスト結果指示信号をメモリコントローラ
へ転送するように構成したため、メモリコントローラに
おいて、不良メモリを識別することができ、不良メモリ
を不使用状態とすることができ、不良メモリによるシス
テム誤動作を防止することができる。
【0072】請求項2に係る発明に従えば、このメモリ
システムはコマンドが伝達される第1のリンクとその第
1のリンクと異なる第2のリンクへテスト結果情報を転
送しており、二重バス構造のメモリシステムにおいて、
正確に不良メモリシステムを識別することができる。
【0073】請求項3に係る発明に従えば、メモリコン
トローラから与えられた識別子が識別子格納手段に格納
された識別子と一致したときにのみ与えられたテスト結
果転送動作を実行しており、正確に、メモリコントロー
ラは不良メモリを識別することができる。
【0074】請求項4に係る発明に従えば、テスト実行
コマンドは、メモリシステムに含まれる複数の半導体記
憶装置において共通に同時に実行されており、テスト実
行に要する時間を短縮することができ、不良メモリ検出
に要する時間を短縮することができる。
【0075】請求項5に係る発明に従えば、半導体記憶
装置にテスト回路を内蔵し、このテスト回路のテスト結
果に従って、識別子入力イネーブルノードおよび識別子
出力イネーブルノードの接続状況を変更しているため、
不良メモリセルへの識別子の割当を禁止することがで
き、メモリシステムで不良メモリが使用されるのを抑制
することができる。
【0076】請求項6に係る発明に従えば、メモリシス
テムの半導体記憶装置に組込テスト回路を設け、この組
込テスト回路の出力信号に従って、識別子入力イネーブ
ルノードおよび識別子出力イネーブルノードの接続経路
を変更し、不良の場合には、識別子出力イネーブルノー
ドを常時非活性状態とするため、この不良メモリ以降の
メモリ(半導体記憶装置)への識別子の割当を禁止する
ことができ、応じてメモリコントローラは、不良メモリ
の存在を容易に識別することができる。
【0077】請求項7に係る発明に従えば、複数の半導
体記憶装置の識別子入力イネーブルノードおよび識別子
出力イネーブルノードはメモリコントローラを始点およ
び終点としてループ状に相互接続されているため、確実
にこれらの半導体記憶装置の良/不良に応じて不良メモ
リセルの識別子の割当禁止および以降のメモリへの識別
子の割当の禁止を行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1に従う半導体記憶装
置の全体の構成を概略的に示す図である。
【図2】 この発明が適用されるメモリシステムにおい
て用いられるパケットの構成を概略的に示す図である。
【図3】 この発明の実施の形態1の動作を示すフロー
図である。
【図4】 この発明の実施の形態1におけるコントロー
ラのメモリ管理手法の一例を示す図である。
【図5】 この発明の実施の形態1の変更例の動作を示
すフロー図である。
【図6】 この発明の実施の形態2に従う半導体記憶装
置の要部の構成を概略的に示す図である。
【図7】 この発明の実施の形態2の動作を示すフロー
図である。
【図8】 この発明の実施の形態3に従う半導体記憶装
置の要部の構成を概略的に示す図である。
【図9】 この発明の実施の形態3に従うメモリシステ
ムの動作を示すフロー図である。
【図10】 従来のメモリシステムの構成および初期化
シーケンスを示す図である。
【符号の説明】
DM 半導体記憶装置、50 入力バッファ、52 コ
マンドデコーダ、54識別子レジスタ、56 メモリ
部、58 組込テスト回路、60 出力バッファ、70
メモリ管理テーブル、76 コントロールユニット、
75,78 バッファ、77 選択回路、80 選択回
路。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 バスを介してメモリコントローラに並列
    に接続される複数の半導体記憶装置を有するメモリシス
    テムであって、前記複数の半導体記憶装置の各々は、 前記メモリコントローラからの前記バスを介して与えら
    れるテスト実行コマンドに従って自身の半導体記憶装置
    の内部回路のテストを行なうためのテスト回路手段と、 前記テスト回路手段のテスト結果を示す情報を格納する
    テスト結果格納手段と、 前記メモリコントローラからの前記バスを介して与えら
    れるテスト結果送信コマンドに従って前記テスト結果格
    納手段に格納されたテスト結果情報を前記メモリコント
    ローラへ転送する手段とを備える、メモリシステム。
  2. 【請求項2】 前記バスは、前記テスト結果実行コマン
    ドおよび前記テスト結果送信コマンドが伝送される第1
    のリンクと、前記第1のリンクとは異なり、前記テスト
    結果情報を伝送する第2のリンクとを含む、請求項1記
    載のメモリシステム。
  3. 【請求項3】 前記半導体記憶装置の各々は、前記メモ
    リシステム内で一意的に定められる識別子を格納する手
    段を含み、前記テスト結果送信コマンドは前記識別子と
    ともに与えられ、 前記半導体記憶装置の各々はさらに、 前記メモリコントローラから与えられた識別子が前記識
    別子格納手段に格納された識別子と一致したときに前記
    テスト結果送信コマンドを実行する手段を含む、請求項
    1または2記載のメモリシステム。
  4. 【請求項4】 前記テスト実行コマンドは、前記複数の
    半導体記憶装置に対して共通に発行されて同時に実行さ
    れるブロードキャストコマンドである、請求項1記載の
    メモリシステム。
  5. 【請求項5】 メモリシステム内で用いられる半導体記
    憶装置であって、 内部回路のテストを行なうためのテスト回路手段、 前記テスト回路手段のテスト結果情報を格納するための
    テスト結果格納手段、バスを介して与えられるテスト実
    行コマンドに応答して前記テスト回路手段を活性化させ
    て前記内部回路のテストを行なわせるための手段、 識別子入力許可を示す識別子入力イネーブルノードと識
    別子設定完了を示すための識別子出力イネーブルノー
    ド、 前記識別子入力イネーブルノードおよび前記識別子出力
    イネーブルノードがそれぞれ活性状態および非活性状態
    のときイネーブル状態とされ、前記バスを介して与えら
    れる識別子を受けて格納するための識別子格納手段、お
    よび前記テスト結果格納手段のテスト結果情報が前記内
    部回路の不良を示すとき前記識別子入力イネーブルノー
    ドと前記識別子出力イネーブルノードとを電気的に結合
    して前記識別子格納手段への識別子格納を禁止するため
    の手段を備える、半導体記憶装置。
  6. 【請求項6】 メモリシステム内で用いられる半導体記
    憶装置であって、 該半導体記憶装置の内部回路のテストを行なうためのテ
    スト回路手段と、 前記テスト回路手段のテスト結果情報を格納するための
    テスト結果格納手段と、 バスを介して与えられるテスト実行コマンドに応答して
    前記テスト回路手段を活性化する手段と、 識別子入力許可を示す識別子入力イネーブルノードと、 前記識別子の設定完了を示すための識別子出力イネーブ
    ルノードと、 前記識別子入力イネーブルノードおよび前記識別子出力
    イネーブルノードがそれぞれ活性状態および非活性状態
    のときイネーブル状態とされ、前記バスを介して与えら
    れる識別子を受けて格納するための識別子格納手段と、 前記テスト結果格納手段のテスト結果情報が前記内部回
    路の不良を示すとき前記識別子出力イネーブルノードを
    非活性状態に固定する手段とを備える、半導体記憶装
    置。
  7. 【請求項7】 前記メモリシステムは前記バスを介して
    並列に接続される複数の前記半導体記憶装置を含み、 前記識別子入力イネーブルノードは前記メモリシステム
    の前段の半導体記憶装置の識別子出力イネーブルノード
    に接続され、かつ前記識別子出力イネーブルノードは前
    記メモリシステムにおける次段の半導体記憶装置の識別
    子入力イネーブルノードに接続される、請求項5または
    6に記載の半導体記憶装置。
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