JPH09292238A - 車両の走行情報収集装置 - Google Patents

車両の走行情報収集装置

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JPH09292238A
JPH09292238A JP8129076A JP12907696A JPH09292238A JP H09292238 A JPH09292238 A JP H09292238A JP 8129076 A JP8129076 A JP 8129076A JP 12907696 A JP12907696 A JP 12907696A JP H09292238 A JPH09292238 A JP H09292238A
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啓二 青木
Akihide Tachibana
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 走行レーンに車両の走行方向に沿って配置さ
れた磁気マーカにより生じる磁束密度から車両の走行情
報を収集する車両の走行情報収集装置において、左右方
向の偏位、磁気マーカの極性の検出精度を向上させるこ
とである。 【解決手段】 磁気マーカ1の磁束密度を検出する複数
の磁気検出手段2a,2b,2cを車両4の左右方向に
配置し、制御コンピュータ3が磁気検出手段2a〜2c
のうち磁束密度が最も強く感じられる基準の磁気検出手
段を選択し、該磁気検出手段により車両の左右方向の偏
位を演算するとともに、上記磁気検出手段の相隣れる両
側に配置された磁気検出手段により磁気マーカ1の位置
を判定し、該位置と、上記基準の磁気検出手段で検出さ
れた磁束密度の方向から磁気マーカ1の磁極11の極性
を判定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は自動走行システム等
に用いられる車両の走行情報収集装置に関する。
【0002】
【従来の技術】車両の走行情報収集装置は、車両の自動
運転を実現する自動走行システムに用いられるもので、
路面等に設けられたマーカから車両の左右の偏位やカー
ブ等の走行情報を収集する役割をする。かかる車両の走
行情報収集装置には、米国特許第5,347,456号
のINTELLIGENT ROADWAY REFERENCE SYSTEM FOR VEHICLE
LATERAL GUIDANCE AND CONTROLLのように、走行レーン
の中央に路面に沿って1列に間隔をおいて磁気マーカを
設け、車載の磁気センサにより路面に垂直な面の磁束密
度を検出し、検出した磁束密度より車両の左右方向の偏
位を演算するようにしたものがある。磁気マーカを用い
た走行情報収集装置ではまた、走行に伴い順次現れる磁
気マーカのN極、S極よりなる二値コードを読み取って
カーブ等の走行情報を得るようにしたものがある。磁気
マーカの極性は、磁気センサで検出される垂直方向の磁
束密度の方向から判定している。
【0003】また路面等に設けられたマーカから車両の
走行情報を得るものとして、工場や倉庫等で用いられる
無人搬送車の誘導システムがある。これは路面に敷設し
た誘導線の作る磁界を検出し、誘導線に沿って無人搬送
車を走行させるものである。特開昭58−203520
号公報記載の走行車の誘導装置では、誘導線の真上では
垂直方向の磁界が最小になることを利用し、垂直方向の
磁界を検出する検出コイルを車両の左右方向に複数設け
て、各検出コイルの検出信号を所定の閾値で二値化した
信号の分布から車両の左右方向の偏位を検出している。
【0004】特開平6−214641号公報には、垂直
方向の磁界を検出する検出コイルを車両の中心線に対称
に左右に設け、各検出コイルの検出信号が同相の場合は
検出コイルが両方とも誘導線に対して同じ側に偏位して
いるものと判断し、所定の操舵量を指令するようにして
いる。そしてかかる検出コイルを車両の外側から車両の
中心付近の範囲に複数設けるとともに上記操舵量を段階
的に変化させてより細かい操舵を可能にしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら米国特許
第5,347,456号記載のものでは、車両が左右に
大きく偏位したときに磁気センサで検出される磁束密度
が小さくなり、距離の演算の精度が十分ではない。また
車両が偏位した位置によっては垂直方向の磁束密度が小
さくなり、その検出誤差の大きさによっては図8に示す
ように磁気マーカ6Aの磁極(N極)61から磁気セン
サ7へ向かう磁束密度なのか(図8(A))、磁気セン
サ7から磁気マーカ6の磁極(S極)62へ向かう磁束
密度なのか(図8(B))正確に区別がつかず、磁気マ
ーカ6が磁気センサ7の左右いずれに位置するのかにつ
いて確度の高い情報を得るには、検出精度が極めて高い
磁気センサや磁力の大きい磁気マーカが必要で必ずしも
実用的とはいえない。
【0006】また垂直方向の磁束密度が小さい位置で磁
気マーカの磁極の極性についてN極とS極とを正確に判
断するのにも検出精度が極めて高い磁気センサや磁力の
大きい磁気マーカが必要で必ずしも実用的とはいえな
い。
【0007】上記特開昭58−203520号公報記載
の走行車の誘導装置や特開平6−214641号公報記
載の無人搬送車の電磁誘導式操舵システムでは、要求さ
れる分解能の間隔で多数の検出コイルを設ける必要があ
り、複雑化は免れない。また誘導線を用いる方式のた
め、走行情報は別の手段から得る必要があり、また一般
の道路で用いるには信頼性が必ずしも十分とは言えな
い。
【0008】そこで本発明は、車両の左右方向の偏位を
精度良好に検出することができる実用的な車両の走行情
報収集装置を提供することを目的とする。また本発明
は、磁気マーカの極性を正確に判断することができる実
用的な車両の走行情報収集装置を提供することを別の目
的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明で
は、走行レーンに配置された磁気マーカにより生じる磁
束密度のうち路面に垂直な面における二次元方向の磁束
密度を検出する複数の磁気検出手段を、車両の左右方向
に等間隔に配置し、検出された磁束密度に基づいて磁気
検出手段と磁気マーカ間の水平距離を推定する水平距離
推定手段を設けるとともに、上記磁気検出手段のうち磁
束密度が最も強く感じられた磁気検出手段を基準の磁気
検出手段として選択する選択手段と、上記基準の磁気検
出手段と上記磁気マーカ間の水平距離から上記車両の左
右方向の偏位を演算する偏位演算手段とを具備すること
を特徴とする。
【0010】車両の左右方向の偏位位置によらず、一定
以上の磁束密度に基づいて車両の左右方向の偏位が演算
されるから、車両の偏位が精度良好に検出される。
【0011】請求項2記載の発明では、偏位演算手段
は、基準の磁気検出手段と磁気マーカ間の水平距離を、
上記磁気マーカをはさんで上記基準の磁気検出手段と相
隣れる磁気検出手段と上記磁気マーカ間の水平距離で補
正する補正手段を具備することにより、さらに車両の偏
位が精度良好に検出される。
【0012】請求項3記載の発明では、偏位演算手段
が、基準の磁気検出手段の隣れる両側に配置された磁気
検出手段から上記基準の磁気検出手段の左右の磁束密度
の分布を得る左右判定手段を具備することにより、垂直
方向の磁束密度が小さい位置においても上記分布より上
記磁気マーカが上記基準の磁気検出手段の左右いずれに
位置するかを正確に判定できる。
【0013】請求項4記載の発明では、上記基準の磁気
検出手段の左右の磁束密度の大小を比較することによ
り、容易に上記磁気マーカが上記基準の磁気検出手段の
左右いずれに位置するかが判定できる。
【0014】請求項5記載の発明では、走行レーンに配
置された磁気マーカにより生じる磁束密度のうち路面に
垂直な面における二次元方向の磁束密度を検出する複数
の磁気検出手段を上記車両の左右方向に等間隔に配置
し、上記磁気検出手段のうち磁束密度が最も強く感じら
れた磁気検出手段を基準の磁気検出手段として選択する
選択手段を設け、左右判定手段が上記基準の磁気検出手
段の左右の磁束密度の分布より上記磁気マーカが上記基
準の磁気検出手段の左右いずれに位置するかを判定し、
磁極判定手段が上記基準の磁気検出手段で検出された磁
束密度の方向から上記磁気マーカの磁極を判定すること
を特徴とする。
【0015】車両が左右方向に偏位しても、常に磁束密
度が最も強く感じられた磁気検出手段の左右の磁束密度
の分布が得られ、該分布に基づいて上記磁気マーカの磁
極の極性を判定するから垂直方向の磁束密度が小さい位
置でも正確に上記磁気マーカの磁極の極性を判定でき
る。
【0016】請求項6記載の発明では、上記基準の磁気
検出手段の左右の磁束密度の大小を比較することによ
り、容易に上記磁気マーカが上記基準の磁気検出手段の
左右いずれに位置するかが判定できる。
【0017】
【発明の実施の形態】
(第1実施形態)本発明の車両の走行情報収集装置を図
1に示す。道路5には、走行レーン5aの中央に車両の
走行方向に沿って等間隔に永久磁石よりなる磁気マーカ
1を、その磁極11を路面51より上方に向けて埋設す
る。車両4には、前部バンパーの下部に磁気検出手段た
る磁気センサ2a,2b,2cを、左右方向に間隔Lで
同一高さに取りつける。中心の磁気センサ2bは車両4
の中心線上に配置する。これら磁気センサ2a,2b,
2cは、左右方向でかつ水平方向の磁束密度Bya
yb,Bycを検出するセンシング部と、垂直方向の磁束
密度Bza,Bzb,Bzcを検出するセンシング部とからな
り、路面51に垂直な面における二次元方向の磁束密度
を検出できるようになっている(以下、磁束密度は、特
記しなければ路面51に垂直な面における二次元方向の
磁束密度をいうものとする)。車両4の内部に制御コン
ピュータ3を搭載し、磁気センサ2a,2b,2cから
の検出信号を入力として車両4の左右方向の偏位等の走
行情報を収集し、これに基づいて図略の操舵装置を制御
するようになっている。磁気センサ2a,2b,2cが
出力する検出信号は、水平方向の磁束密度が進行方向向
かって右向きを正の値として扱われ、垂直方向の磁束密
度が上向きを正の値として扱われるようになっている。
【0018】図2は制御コンピュータ3のフローチャー
トで、これにより上記走行情報収集装置の作動を説明す
る。ステップ101では磁気マーカ1の真上を車両4が
通過したときの磁気センサ2a,2b,2cで検出され
た磁束密度(Bya,Bza),(Byb,Bzb),(Byc
zc)を取り込む。次のステップ102は選択手段とし
ての作動である。磁気マーカ1に近い磁気センサほど大
きな磁束密度を感じているから、各磁気センサ2a,2
b,2cで検出された磁束密度を比較して最も大きな磁
束密度が感じられた磁気センサを選択し、基準の磁気検
出手段たる磁気マーカ1に最も近い磁気センサ(以下、
第1のセンサという)を特定する。次のステップ103
は水平距離推定手段としての作動である。第1のセンサ
で検出された磁束密度(By1,Bz1)より、制御コンピ
ュータ3内に予め記憶したマップに基づいて第1のセン
サと磁気マーカ1間の水平距離Ls1を算出する。上記マ
ップは、磁気センサで検出される磁束密度と、磁気セン
サと磁気マーカ間の水平距離の対応関係を予め調査した
結果で、磁気センサで検出される磁束密度に対し、一意
的に磁気センサと磁気マーカ間の水平距離が求められる
ようになっている。
【0019】ステップ104では上記水平距離Ls1の補
正をするかどうかを判定する。まず第1のセンサの相隣
れる両側の磁気センサで検出された磁束密度から得られ
る磁束密度の分布から、磁気マーカ1をはさんで第1の
センサと相隣れる磁気センサ(以下、第2のセンサとい
う)を特定する。そして算出した上記水平距離Ls1を、
予め制御コンピュータ3内に記憶した閾値Lthと比較
し、閾値Lthより大きい場合には、補正を行なうものと
する。上記水平距離Ls1が閾値Lthより小さい場合は上
記補正は行わないものとする。この場合には磁気マーカ
1が第1のセンサの近傍に位置し、検出精度が十分だか
らである。また第2のセンサが特定できない場合、すな
わち磁気マーカ1が左右両端の磁気センサ2a,2cの
外側に位置する場合にも上記補正は行わないものとす
る。
【0020】図2のステップ104ではかかる手順によ
り上記水平距離Ls1の補正を行なうかどうかが判断され
る。上記補正を行なう場合は、ステップ105に進む。
ステップ105は水平距離推定手段としての作動であ
る。第2のセンサで検出された磁束密度(By2,Bz2
より上記マップに基づいて第2のセンサと磁気マーカ1
間の水平距離Ls2を算出する。
【0021】次に偏位演算手段としての作動を説明す
る。ステップ106は補正手段としての作動である。第
1のセンサと磁気マーカ1間の水平距離Lm を式によ
り求める。式はLs1をLs2で補正するもので、第1の
センサで検出された磁束密度から算出した第1のセンサ
と磁気マーカ1間の水平距離Ls1と、第2のセンサで検
出された磁束密度(By2,Bz2)から算出した、第1の
センサと磁気マーカ1間の水平距離(L−Ls2)の重み
付き平均である。 Lm =f(Ls1,Ls2)Ls1+(1−f(Ls1,Ls2))(L−Ls2)…… ここでf(Ls1,Ls2)はLs1とLs2を変数とする関数
で、Ls1がLs2に比して大きいほど1に近い値を示す。
また第1のセンサとして、磁気マーカ1に最も近い磁気
センサが選択されているから、0に近い値をとることは
ない。
【0022】次いで第1のセンサと磁気マーカ1間の水
平距離Lm と第1のセンサの取付け位置とから車両4の
中心線から磁気マーカ1までの距離Lvmを算出し(ステ
ップ108)、車両の左右方向の偏位情報として上記操
舵装置に出力する(ステップ109)。
【0023】なおステップ104で補正は行わないもの
と判断された場合は、第1のセンサで検出された磁束密
度から算出した第1のセンサと磁気マーカ1間の水平距
離Ls1を第1のセンサと磁気マーカ1間の水平距離Lm
とする(ステップ107)。
【0024】このように車両4が磁気センサ2a,2
b,2cの真上を通過する度に車両4の左右方向の偏位
が演算される。
【0025】図3に上記車両の走行情報収集装置の、左
右方向の偏位の誤差の一例を示す。磁気センサの取付け
の間隔Lは25cmである。車両の左右方向の偏位位置に
応じて、磁束密度が最も強く感じられた第1のセンサが
選択されるから、磁気センサの取付け位置に対応する横
軸=0,−25,+25(cm)付近に誤差が谷となる部
分が形成されている。またハッチング部分が第2のセン
サに基づいた補正を行なった範囲であり、誤差は頭うち
になっている。これは第1のセンサで検出された磁束密
度から算出した水平距離Ls1を第2のセンサで検出され
た磁束密度から算出した水平距離Ls2で補正したことに
よる効果である。
【0026】なお上記補正を行わず、第1のセンサで検
出された磁束密度から算出した水平距離Ls1をLm
し、これと第1のセンサの取付け位置とから車両4の中
心線から磁気マーカ1までの距離Lvmを算出してもよ
く、図4はかかる場合の測定誤差を示すものある。上記
補正がない分、左右を磁気センサで挟まれた位置では、
誤差が図3ほど抑えられていないものの、車両の左右方
向の偏位位置に応じて、磁束密度が最も強く感じられた
磁気センサが選択されるから誤差は相当抑えられる。
【0027】(第2実施形態)本発明の別の実施形態を
説明する。磁気センサおよび制御コンピュータ等のハー
ド上の構成は実質的に図1のものであり、相違点を中心
に説明する。
【0028】図5に制御コンピュータ3のフローチャー
トを示す。これにより上記走行情報収集装置の作動を説
明する。ステップ201,202は図2のステップ10
1,102と同じで、基準の磁気検出手段たる磁気マー
カ1に最も近い磁気センサ(以下、基準のセンサとい
う)を特定する(ステップ202は選択手段としての作
動である)。
【0029】ステップ203では、基準のセンサの垂直
方向の磁束密度Bznの絶対値を、予め制御コンピュータ
3に記憶された閾値Bzth と比較する。閾値Bzth は磁
束密度Bznが符号が正負いずれかを特定できる大きさか
どうかを判断するためのもので、磁気センサの検出誤差
を考慮してこれより大きな値とする。磁束密度Bznの絶
対値が閾値Bzth より大きいときは上記検出誤差を考慮
に入れても磁束密度Bznの符号の正負が正確に判定でき
る。したがってステップ212に進んで磁束密度Bzn
符号を判定し、Bzn>0のときは、磁束密度が磁気マー
カ1から基準のセンサに向かっているのであるから磁気
マーカ1の磁極11の極性はN極と判定し(ステップ2
13)、Bzn<0のときは極性はS極と判定し(ステッ
プ214)、判定された磁気マーカ1の磁極11の極性
を出力する(ステップ207)。
【0030】ステップ203で磁束密度Bznが閾値B
zth より小さいときは、検出誤差を考慮して磁気マーカ
1の磁極11の極性を十分な確度でもって判定できる別
の手順で磁気マーカ1の極性を判定する。ステップ20
4は左右判定手段としての作動で、磁気マーカ1が基準
のセンサの左右いずれに位置するかを判定する。
【0031】図6にステップ204における手順を示
す。ステップ301では基準のセンサがどの位置の磁気
センサかを判定する。両端のいずれの磁気センサ2a,
2cでもない場合(ここでは2b)はステップ305に
進み、基準のセンサの隣れる両側に配置された磁気セン
サ(ここでは2a,2c)で検出された磁束密度を比較
し、大きな磁束密度が検出された磁気センサ側に磁気マ
ーカ1が位置すると判定する。磁気マーカ1により生じ
る磁束密度は、磁気マーカ1に近ければ強く、遠ければ
弱いからである。すなわち基準のセンサ(ここでは2
b)の左側の磁気センサ(ここでは2a)で検出された
磁束密度の方が大きい場合は、磁気マーカ1が基準のセ
ンサ(ここでは2b)の左側に位置するものと判定する
(ステップ306)。基準のセンサ(ここでは2b)の
右側の磁気センサ(ここでは2c)で検出された磁束密
度の方が大きい場合は、磁気マーカ1は基準のセンサの
右側に位置するものと判定する(ステップ307)。
【0032】ステップ301において、基準のセンサが
左端の磁気センサ2aの場合、ステップ302に進み、
基準のセンサ(ここでは2a)と相隣れる右側のセンサ
(ここでは2b)の磁束密度を、予め制御コンピュータ
4内に記憶した閾値Bthと比較する。磁気マーカ1によ
り生じる磁束密度は、磁気マーカ1に近ければ強く、遠
ければ弱いから、基準のセンサ(ここでは2a)と相隣
れる磁気センサ(ここでは2b)で検出される磁束密度
は、磁気マーカ1が基準のセンサ(ここでは2a)の右
側にあれば強く、磁気マーカ1が基準のセンサ(ここで
は2a)の左側にあれば弱い。しかして右側の磁気セン
サ(ここでは2b)で検出された磁束密度が閾値Bth
り大きい場合は、磁気マーカ1が基準のセンサ(ここで
は2a)の右側に位置するものと判定する(ステップ3
03)。右側の磁気センサ(ここでは2b)の磁束密度
が閾値より小さい場合は磁気マーカ1は基準のセンサ
(ここでは2a)の左側に位置するものと判定する(ス
テップ304)。
【0033】ステップ301において、基準のセンサが
右端の磁気センサ2cの場合、実質的にステップ302
〜304の手順と同様であり、ステップ308では、基
準のセンサ(ここでは2c)の左側の磁気センサ(ここ
では2b)で検出された磁束密度を上記閾値Bthと比較
し、上記磁束密度が上記閾値Bthより大きい場合は磁気
マーカ1は基準のセンサ(ここでは2c)の左側に位置
するものと判定し(ステップ309)、上記磁束密度が
上記閾値Bthより小さい場合は磁気マーカ1は基準のセ
ンサ(ここでは2c)の右側に位置するものと判定する
(ステップ310)。
【0034】図5のステップ204ではかかる手順によ
り磁気マーカ1が基準のセンサの左右いずれに位置する
かが特定され、磁極判定手段としての制御コンピュータ
3が、水平方向の磁束密度Bynの方向から磁気マーカ1
の磁極11の極性を特定する。すなわち磁気マーカ1が
基準のセンサの左側に位置する場合は、ステップ205
に進み、磁束密度Bynの方向すなわち符号を判定する。
yn>0のときは磁束密度が磁気マーカ1から基準のセ
ンサへ向かっているのであるから磁気マーカ1の磁極1
1の極性がN極と判定し(ステップ206)、Byn<0
のときは極性がS極と判定(ステップ208)する。次
いで判定した極性を出力する(ステップ207)。磁気
マーカ1が基準のセンサの右側に位置する場合はステッ
プ209に進み、磁束密度Bynの符号を判定して、Byn
>0のときは磁束密度が基準のセンサから磁気マーカ1
へ向かっているのであるから極性がS極と判定し(ステ
ップ210)、Byn<0のときは極性がN極と判定(ス
テップ211)する。
【0035】このように車両4が磁気センサ2a,2
b,2cの真上を通過する度に、磁気マーカと磁気セン
サの相対的な位置によらず磁気マーカ1の磁極11の極
性が正確に判定される。
【0036】なおステップ204における手順を別の手
順とすることもできる。図7はかかる別の手順を示すも
ので、ステップ401では図6のステップ301と同一
の手順により基準のセンサがどの位置の磁気センサかを
特定する。両端のいずれの磁気センサ2a,2cでもな
い場合(ここでは2b)はステップ405に進み、基準
のセンサ(ここでは2b)で検出された水平方向の磁束
密度Bynの方向を、基準のセンサ(ここでは2b)と相
隣れる両側にある磁気センサ(ここでは2a,2c)の
水平方向の磁束密度の方向と比較する。磁気マーカ1に
より生じる水平方向の磁束密度は、磁気マーカ1を中心
に左右逆方向を向いているから、磁束密度Bynの方向す
なわち符号が、隣れる右側の磁気センサ(ここでは2
c)と同じかまたは隣れる左側の磁気センサ(ここでは
2a)と逆の場合は、磁気マーカ1が基準のセンサ(こ
こでは2b)の左側に位置するものと判定する(ステッ
プ406)。磁束密度Bynの符号が、隣れる左側の磁気
センサ(ここでは2a)と同じかまたは隣れる右側の磁
気センサ(ここでは2c)と逆の場合は、磁気マーカ1
が基準のセンサ(ここでは2b)の右側に位置するもの
と判定する(ステップ407)。
【0037】ステップ401において基準のセンサが左
端の磁気センサ2aの場合は、ステップ402に進み、
基準のセンサ(ここでは2a)で検出された水平方向の
磁束密度Bynの方向を、その右側の磁気センサ(ここで
は2b)で検出された水平方向の磁束密度の方向と比較
する。磁束密度Bynの方向すなわち符号が右側の磁気セ
ンサ(ここでは2b)と逆の場合は、磁気マーカ1が基
準のセンサ(ここでは2a)の右側に位置するものと判
定する(ステップ403)。磁束密度Bynの符号が右側
の磁気センサ(ここでは2b)と同じ場合は、磁気マー
カ1が基準のセンサ(ここでは2a)の左側に位置する
ものと判定する(ステップ404)。
【0038】ステップ401において基準のセンサが右
端の磁気センサ2cの場合、実質的にステップ402〜
404の手順と同様であり、ステップ408では、基準
のセンサ(ここでは2c)で検出された水平方向の磁束
密度Bynの方向を、その左側の磁気センサ(ここでは2
b)で検出された水平方向の磁束密度の方向と比較す
る。Bynの方向すなわち符号が左側の磁気センサ(ここ
では2b)と逆の場合は、磁気マーカ1が基準のセンサ
(ここでは2c)の左側に位置するものと判定し(ステ
ップ409)、磁束密度Bynの符号が左側の磁気センサ
(ここでは2b)と同じ場合は、磁気マーカ1が基準の
センサ(ここでは2c)の右側に位置するものと判定す
る(ステップ410)。
【0039】なお第1実施形態と第2実施形態は一緒に
実施して車両の左右方向の偏位の演算と、磁気マーカの
磁極の極性の読み取りの両方を行なうことのできる走行
情報収集装置とし得る。
【0040】また図6、図7に示した左右判定手段とし
ての手順は、図2のステップ104に適用できる。すな
わち第1のセンサの左右いずれに位置するかを判定する
ことにより、図6ではステップ303,306,30
7,309、図7ではステップ403,406,40
7,409の場合に、磁気マーカをはさんで第1のセン
サと相隣れる磁気センサが特定できるから、この場合に
補正を行なうものと判定すればよい。
【0041】また取りつける磁気センサの数は3つに限
定されるものではなく、複数であればよく、その数は要
求される検出精度に応じて適宜、任意に選択できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の車両の走行情報収集装置を搭載した車
両の全体図である。
【図2】本発明の車両の走行情報収集装置の作動を説明
するフローチャートである。
【図3】本発明の車両の走行情報収集装置の効果を説明
する第1のグラフである。
【図4】本発明の車両の走行情報収集装置の効果を説明
する第2のグラフである。
【図5】本発明の別の車両の走行情報収集装置の作動を
説明する第1のフローチャートである。
【図6】本発明の別の車両の走行情報収集装置の作動を
説明する第2のフローチャートである。
【図7】本発明のさらに別の車両の走行情報収集装置の
作動を説明するフローチャートである。
【図8】(A),(B)は従来の技術の課題を説明する
第1、第2の概念図である。
【符号の説明】
1 磁気マーカ 11 磁極 2a,2b,2c 磁気センサ(磁気検出手段) 3 制御コンピュータ(選択手段、水平距離推定手段、
偏位演算手段、補正手段、左右判定手段、磁極判定手
段) 4 車両 5 道路 51 路面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 青木 啓二 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内 (72)発明者 橘 彰英 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 走行レーンの中央に車両の走行方向に沿
    って等間隔に、かつ磁極を上向きにして配置された磁気
    マーカと、車両の下部に設けられ上記磁気マーカにより
    生じる磁束密度のうち路面に垂直な面における二次元方
    向の磁束密度を検出する磁気検出手段であって上記車両
    の左右方向に等間隔に配置された複数の磁気検出手段
    と、磁気検出手段と磁気マーカ間の水平距離と、磁気検
    出手段で検出される磁束密度の予め記憶された対応関係
    に基づいて、磁気検出手段で検出された磁束密度を入力
    としてこれに対応する上記水平距離を推定する水平距離
    推定手段と、上記磁気検出手段のうち磁束密度が最も強
    く感じられた磁気検出手段を基準の磁気検出手段として
    選択する選択手段と、上記水平距離推定手段により推定
    された上記基準の磁気検出手段と上記磁気マーカ間の水
    平距離から上記車両の左右方向の偏位を演算する偏位演
    算手段とを具備する車両の走行情報収集装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の車両の走行情報収集装置
    において、上記偏位演算手段は、上記基準の磁気検出手
    段で検出された磁束密度を入力として上記水平距離推定
    手段が推定した上記基準の磁気検出手段と上記磁気マー
    カ間の水平距離を、上記磁気マーカをはさんで上記基準
    の磁気検出手段と相隣れる磁気検出手段で検出された磁
    束密度を入力として上記水平距離推定手段が推定した上
    記磁気検出手段と上記磁気マーカ間の水平距離で補正す
    る補正手段を具備する車両の走行情報収集装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または2記載の車両の走行情報
    収集装置において、上記偏位演算手段は、上記基準の磁
    気検出手段の隣れる両側に配置された磁気検出手段で検
    出された磁束密度から上記基準の磁気検出手段の左右の
    磁束密度の分布を得、該分布より上記磁気マーカが上記
    基準の磁気検出手段の左右いずれに位置するかを判定す
    る左右判定手段を具備する車両の走行情報収集装置。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の車両の走行情報収集装置
    において、上記左右判定手段を、上記基準の磁気検出手
    段の両側に配置された磁気検出手段で検出された磁束密
    度の大小を比較し、大きな磁束密度が検出された磁気検
    出手段側に上記磁気マーカが位置するものと判定するよ
    うに設定した車両の走行情報収集装置。
  5. 【請求項5】 走行レーンの中央に車両の走行方向に沿
    って等間隔に、かつ磁極を上向きにして配置された磁気
    マーカと、車両の下部に設けられ上記磁気マーカにより
    生じる磁束密度のうち路面に垂直な面における二次元方
    向の磁束密度を検出する磁気検出手段であって上記車両
    の左右方向に等間隔に配置された複数の磁気検出手段
    と、上記磁気検出手段のうち磁束密度が最も強く感じら
    れた磁気検出手段を基準の磁気検出手段として選択する
    選択手段と、上記基準の磁気検出手段の隣れる両側に配
    置された磁気検出手段で検出された磁束密度から上記基
    準の磁気検出手段の左右の磁束密度の分布を得、該分布
    より上記磁気マーカが上記基準の磁気検出手段の左右い
    ずれに位置するかを判定する左右判定手段と、上記基準
    の磁気検出手段で検出された磁束密度が上記磁気マーカ
    から上記基準の磁気検出手段に向かうものであるときに
    は上記磁気マーカの磁極はN極と判定し、上記基準の磁
    気検出手段で検出された磁束密度が上記基準の磁気検出
    手段から上記磁気マーカに向かうものであるときには上
    記磁気マーカの磁極はS極と判定する磁極判定手段を具
    備することを特徴とする車両の走行情報収集装置。
  6. 【請求項6】 請求項5記載の車両の走行情報収集装置
    において、上記左右判定手段を、上記基準の磁気検出手
    段の隣れる両側に配置された磁気検出手段で検出された
    磁束密度の大きさの大小を比較して、大きな磁束密度が
    検出された磁気検出手段側に上記磁気マーカが位置する
    ものと判定するように設定した車両の走行情報収集装
    置。
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