JPH0819A - 無人走行装置 - Google Patents

無人走行装置

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JPH0819A
JPH0819A JP7103556A JP10355695A JPH0819A JP H0819 A JPH0819 A JP H0819A JP 7103556 A JP7103556 A JP 7103556A JP 10355695 A JP10355695 A JP 10355695A JP H0819 A JPH0819 A JP H0819A
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vehicle
traveling
bag
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Tetsuzo Fujikawa
哲三 藤川
Yoichi Yamaguchi
洋一 山口
Akira Takahashi
昭 高橋
Yasuo Ono
安夫 大野
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 芝刈機等を完全に無人化した時に発生する万
一の進路外れ対策、不意の障害物に対する対策、負荷条
件変動に対する対策、作業の区切り(完了)時の対策等
に対応できるようにすることを目的としている。 【構成】 地中に埋めた物体を無人走行車に設置した検
知センサが検知することにより、予め設定された走行経
路を無人で自動走行する無人走行装置において、制御手
段により、検知センサが一定時間以上誘導ガイドを検知
しないときに、無人走行車を所定時間後進させ、その間
に検知センサが誘導ガイドを検知しなければ無人走行車
を停止させる構成としたことを特徴とする無人走行装置
である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、無人芝刈機のような無
人走行装置に関する。
【0002】
【従来の技術】芝刈機等を完全に無人化すると、万一の
進路外れ対策、不意の障害物に対する対策、負荷条件変
動に対する対策、作業の区切り(完了)時の対策等が必
要になるが、従来はそれらに充分対応することができな
かった。
【0003】
【発明の目的】本発明は、芝刈機等を完全に無人化した
時に発生する万一の進路外れ対策、不意の障害物に対す
る対策、負荷条件変動に対する対策、作業の区切り(完
了)時の対策等に対応できるようにすることを目的とし
ている。
【0004】
【発明の構成】請求項1の発明は、地中に埋めた物体を
無人走行車に設置した検知センサが検知することによ
り、予め設定された走行経路を無人で自動走行する無人
走行装置において、制御手段により、検知センサが一定
時間以上誘導ガイドを検知しないときに、無人走行車を
所定時間後進させ、その間に検知センサが誘導ガイドを
検知しなければ無人走行車を停止させる構成としたこと
を特徴とする無人走行装置である。
【0005】請求項2の発明は、地中に埋めた物体を無
人走行車に設置した検知センサが検知することにより、
予め設定された走行経路を無人で自動走行する無人走行
装置において、無人走行車に障害物検知センサと報知手
段とを搭載し、制御手段により、障害物の検知時に無人
走行車の走行を一旦停止させ、所定時間以内に障害物の
検知が解除されれば無人走行車の走行を再開させ、障害
物の検知状態が所定時間以上継続すれば無人走行車のエ
ンジンを停止させる構成としたことを特徴とする無人走
行装置である。
【0006】請求項3の発明は、地中に埋めた物体を無
人走行車に設置した検知センサが検知することにより、
予め設定された走行経路を無人で自動走行する無人走行
装置において、地上側に、作業エリヤに侵入者が侵入し
たことを検知する侵入者検知センサと、この侵入者検知
センサが侵入者を検知したときにそれを送信する送信装
置とを設け、無人走行車に、前記送信装置からの送信信
号を受信する受信装置を搭載し、制御手段により、前記
侵入者検知センサが侵入者を検知したときに無人走行車
を停止させる構成としたことを特徴とする無人走行装置
である。
【0007】請求項4の発明は、地中に埋めた物体を芝
刈装置に設置したセンサが検知することにより、予め設
定された走行経路を無人で自動走行しながら芝刈作業を
する無人芝刈装置において、制御手段により、芝刈機の
カッタ部の回転数が設定値以下に低下したときに、無人
走行車を一旦後進させてから再度前進させる構成とした
ことを特徴とする無人走行装置である。
【0008】請求項5の発明は、地中に埋めた物体を無
人走行車に設置した検知センサが検知することにより、
予め設定された走行経路を無人で自動走行しながら芝刈
作業をする無人芝刈装置において、無人走行車に、刈取
った芝を収容する収草袋と、この収草袋の満量を検知す
る満量検知センサと、報知手段とを搭載し、制御手段に
より、満量検知センサが満量を検知したときに無人走行
車および芝刈機を停止させると共に報知手段を作動させ
る構成としたことを特徴とする無人走行装置である。
【0009】請求項6の発明は、地中に埋めた物体を無
人走行車に設置した検知センサが検知することにより、
予め設定された走行経路を無人で自動走行しながら芝刈
作業をする無人芝刈装置において、無人走行車に、刈取
った芝を収容する収草袋と、この収草袋の満量を検知す
る満量検知センサとを搭載し、制御手段により、満量検
知センサが満量を検知したときに芝刈機を停止させると
共に無人走行車を所定の位置まで走行させる構成とした
ことを特徴とする無人走行装置である。
【0010】請求項7の発明は、地中に埋めた物体を無
人走行車に設置した検知センサが検知することにより、
予め設定された走行経路を無人で自動走行しながら芝刈
作業をする無人芝刈装置において、無人走行車に、刈取
った芝を収容する収草袋と、この収草袋の満量を検知す
る満量検知センサと、前記収草袋の口を閉じる収草袋封
止手段と、前記収草袋を無人走行車の外部に排出する収
草袋排出手段と、別の収草袋をセットする収草袋供給手
段とを搭載し、制御手段により、満量検知センサが満量
を検知したときに、無人走行車および芝刈機を停止さ
せ、収草袋封止手段により収草袋の口を閉じ、収草袋排
出手段により収草袋を無人走行車の外部に排出し、収草
袋供給手段により別の収草袋をセットし、その後に無人
走行車を走行させかつ芝刈機を作動させる構成としたこ
とを特徴とする無人走行装置である。
【0011】
【実施例】図1は本発明の一実施例における走行制御装
置を利用した無人芝刈装置の概略平面図、図2は同概略
正面図で、無人走行車1は、走行車本体2と、走行車本
体2に回動自在に支持された2本の車軸3と、車軸3の
両端に固着された車輪4とにより構成されている。走行
車本体2には、交番磁界を発生する磁界発生器5と、磁
界発生器5の両側に位置して磁界発生器5の交番磁界の
変化を検出する検知センサ6a,6bとが設置されてい
る。磁界発生器5は、例えばコアに巻回されたコイル
と、このコイルに交流電流を通電する発振器とにより構
成されており、検知センサ6a,6bは例えばコイルに
より構成されている。
【0012】走行車本体2にはさらに図3のように、エ
ンジン8とクラッチ9,10と変速機11と減速機12
と芝刈機13とが搭載されており、エンジン8の動力
は、クラッチ9と前進と後進とを切換える変速機11と
車軸3とを介して車輪4に伝達されると共に、クラッチ
10と減速機12とを介して芝刈機13のカッタ部14
に伝達され、無人走行車1が自走すると共に芝刈機13
のカッタ部14が回転して芝刈作業が行われる。
【0013】走行車本体2にはさらに図3,図4のよう
に、無人走行車1および芝刈機13の動作を制御する制
御手段としての例えばマイクロコンピュータ等からなる
制御装置16と、後述の終点信号発生器からの信号を検
知する終点検知センサ17と、例えば超音波や光等を利
用して無人走行車1の前方の障害物を検知する障害物検
知センサ18と、例えば重量や圧力を検知したりあるい
は光や音波等を利用して芝刈機13により刈取った刈草
を収容する収草袋(本実施例については図示せず)が満
量になったことを検知する満量検知センサ19と、カッ
タ部14の回転数を直接あるいはエンジン8の回転数か
ら間接的に検知するカッタ部回転数検知センサ20と、
後述の送信装置からの信号を受信する受信装置21と、
無人走行車1および芝刈機13の自動運転と手動運転と
を切換える自動・手動切換スイッチ22とが搭載されて
いる。また走行車本体2(図2)には、電気的な制御信
号により作動して変速機11を前進と後進とに切換える
変速機用アクチュエータ23と、エンジン8の点火系統
24と、電気的な制御信号により作動して無人走行車1
のクラッチ9を駆動するクラッチ用アクチュエータ25
と、電気的な制御信号により作動して芝刈機13のクラ
ッチ10をオン・オフするクラッチ用アクチュエータ2
6と、電気的な制御信号により作動して無人走行車1の
ブレーキ(図示せず)を駆動するブレーキ用アクチュエ
ータ27と、電気的な制御信号により作動して芝刈機1
3のブレーキ(図示せず)を駆動するブレーキ用アクチ
ュエータ28と、電気的な制御信号により作動して無人
走行車1の操舵装置(図示せず)を駆動する操舵用アク
チュエータ29と、電気的な制御信号により作動してリ
セット操作を行なうまで例えば光や音等により連続的あ
るいは断続的に警報を発し続ける報知手段30とが搭載
されている。制御装置16は、CPU32と、CPU3
2に各種の入力信号を供給する入力インターフェイス3
3と、CPU32からの制御信号を各種の制御対象に供
給する出力インターフェイス34と、各種の情報を記憶
するメモリ35とにより構成されている。検知センサ6
a,6b(図2)、終点検知センサ17、障害物検知セ
ンサ18、満量検知センサ19、カッタ部回転数検知セ
ンサ20、受信装置21、自動・手動切換スイッチ22
からの信号は入力インターフェイス33を介してCPU
32に入力され、CPU32からの制御信号は出力イン
ターフェイス34を介して点火系統24、クラッチ用ア
クチュエータ25,26、ブレーキ用アクチュエータ2
7,28、操舵用アクチュエータ29、報知手段30に
適宜出力される。
【0014】無人走行車1の走行経路には、図5のよう
に、誘導ガイドとして線状の強磁性体38が連続的に埋
設されており、無人走行車1の終点および起点となるホ
ームポジションPの上流側近傍には光あるいは超音波等
を発信してホームポジションPが近いことを知らせる終
点信号発生器39が設置されている。なお強磁性体38
は無人走行車1の走行経路に沿って断続的に埋設しても
よい。無人走行車1による芝刈作業の作業エリヤ40の
各コーナー部には、送信器41と受信器42とからなり
例えば光や超音波等を利用して外部侵入者を検知する侵
入者検知センサ43が設置されている。侵入者検知セン
サ43は手動操作により作動状態と非作動状態とに切換
可能である。侵入者検知センサ43の出力端は送信装置
44の入力端に接続されており、送信装置44は侵入者
検知センサ43が侵入者を検知したことを例えば電波や
光等を利用して送信し、これを無人走行車1側の受信装
置21(図4)が受信する。
【0015】次に動作を説明する。無人走行車1は強磁
性体38に沿ってホームポジションPから図5の矢印方
向に自走し、芝刈機13により芝が刈取られていく。こ
のとき、磁界発生器5により発生する磁界と強磁性体3
8とが結合し、磁界発生器5が強磁性体38の真上に位
置している場合は、検知センサ6aに鎖交する磁束と検
知センサ6bに鎖交する磁束とが等しい。この場合CP
U32は操舵用アクチュエータ29を作動させず、無人
走行車1を直進させる。無人走行車1が図6のように強
磁性体38に対して左側にずれると、検知センサ6aに
鎖交する磁束が検知センサ6bに鎖交する磁束よりも多
くなる。CPU32は検知センサ6a,6bからの信号
によりこれを検知し、操舵用アクチュエータ29を作動
させて無人走行車1を右側に移動させる。逆に図7のよ
うに無人走行車1が強磁性体38に対して右側にずれる
と、検知センサ6bに鎖交する磁束が検知センサ6aに
鎖交する磁束よりも多くなる。CPU32は検知センサ
6a,6bからの信号によりこれを検知し、操舵用アク
チュエータ29を作動させて無人走行車1を左側に移動
させる。かくして無人走行車1は、自動的に軌道修正し
ながら強磁性体38に沿って自走するのである。そして
無人走行車1が芝刈作業をしながら自走してホームポジ
ションPの直前まで戻ってくると、終点検知センサ17
が終点信号発生器39の信号を検知し、CPU32が点
火系統24を遮断してエンジン8を停止させる。これに
より無人走行車1は惰性で若干走行し、ホームポジショ
ンPにて停止する。
【0016】ところで、無人走行車1の走行中に前方に
障害物が存在する場合、障害物検知センサ18がこれを
検知し、無人走行車1は走行を一旦停止し、検知状態が
一定時間以内に解除されれば走行を再開するが、検知状
態が一定時間以上継続すればエンジン8を停止すると共
に報知手段30により警報を発する。このときのCPU
32の動作を図8のフローチャートを参照しながら述べ
る。通常時にはCPU32は所定時間毎に障害物検知の
ルーチンに入り、まずステップaでプログラムタイマー
をセットし、ステップbに進んで障害物検知センサ18
からの検知信号により障害物が検知されているか否かを
判断し、検知されていればステップcに進んでブレーキ
用アクチュエータ27,28に制御信号を出力して無人
走行車1および芝刈機13のブレーキを作動させ、さら
にステップdに進んでクラッチ用アクチュエータ25,
26に制御信号を出力して無人走行車1のクラッチ9お
よび芝刈機13のクラッチ10を切る。そしてステップ
eに進んでプログラムタイマーがタイムオーバーしてい
るか否かを判断する。タイムオーバーしていればステッ
プfに進んで点火系統24を遮断してエンジン8を停止
させ、さらにステップgに進んで報知手段30の作動を
開始させ、さらにステップhに進んでプログラムタイマ
ーをリセットした後、リターンする。ステップbにおい
て障害物が検知されていなければステップiに進んでク
ラッチ用アクチュエータ25,26に制御信号を出力し
て無人走行車1のクラッチ9および芝刈機13のクラッ
チ10を接続させ、さらにステップjに進んでブレーキ
用アクチュエータ27,28に制御信号を出力して無人
走行車1および芝刈機13のブレーキを解除させた後、
ステップhに進む。ステップeにおいてタイムオーバー
していなければステップbに戻る。なお報知手段30の
作動タイミングは、上記のようにステップfとステップ
hとの間に位置させてもよいし、またステップdとステ
ップeとの間に位置させてもよい。
【0017】また芝刈作業中にカッタ部14の負荷が増
大して回転数が設定値以下に低下すれば、無人走行車1
はカッタ部14の回転数が設定値を越えるまで一旦後進
し、その後再度前進する。このときのCPU32の動作
を図9のフローチャートを参照しながら述べる。通常時
にはCPU32は所定時間毎にカッタ部回転数検知のル
ーチンに入り、まずステップaでカッタ部回転数検知セ
ンサ20からの検知信号によりカッタ部14の回転数が
設定値を越えているか否かを判断し、設定値以下であれ
ばステップbに進んでクラッチ用アクチュエータ25に
制御信号を出力してクラッチ9を切り、さらにステップ
cに進んで変速機用アクチュエータ23に制御信号を出
力して変速機11の前進ギヤをオフさせ、さらにステッ
プdに進んで変速機用アクチュエータ23に制御信号を
出力して変速機11の後進ギヤをオンさせ、さらにステ
ップeに進んでクラッチ用アクチュエータ25に制御信
号を出力してクラッチ9を接続させた後にリターンす
る。ステップaにおいて回転数が設定値を越えていると
判断すれば、ステップfに進んで変速機11が後進状態
であるか否かを判断し、後進状態であればステップgに
進んでクラッチ用アクチュエータ25に制御信号を出力
してクラッチ9を切り、さらにステップhに進んで変速
機用アクチュエータ23に制御信号を出力して変速機1
1の後進ギヤをオフし、さらにステップiに進んで変速
機用アクチュエータ23に制御信号を出力して変速機1
1の前進ギヤをオンさせ、さらにステップjに進んでク
ラッチ用アクチュエータ25に制御信号を出力してクラ
ッチ9を接続させた後、リターンする。ステップfにお
いて変速機11が後進状態でないと判断すればリターン
する。
【0018】また芝刈機13により刈取った刈り草で収
草袋が満量になれば、無人走行車1は走行を停止し、報
知手段30が作動して警報を発する。このときのCPU
32の動作を図10のフローチャートを参照しながら述
べる。通常時にはCPU32は所定時間毎に満量検知の
ルーチンに入り、まずステップaで満量検知センサ19
からの検出信号により収草袋が満量であるか否かを判断
し、満量であればステップbに進んでブレーキ用アクチ
ュエータ27,28に制御信号を出力して無人走行車1
および芝刈機13のブレーキを作動させ、さらにステッ
プcに進んで点火系統24を遮断してエンジン8を停止
させ、さらにステップdに進んで報知手段30の作動を
開始させた後、リターンする。ステップaにおいて収草
袋が満量でないと判断すればリターンする。なお報知手
段30の作動タイミングは、上記のようにステップcの
次に位置させてもよいし、またステップbとステップc
との間に位置させてもよい。この場合はステップdを一
定時間継続する設定とする。
【0019】また作業エリヤ40内に外部の侵入者が侵
入すれば、無人走行車1は走行を停止し、報知手段30
が作動して警報を発する。このときのCPU32の動作
を図11のフローチャートを参照しながら述べる。通常
時にはCPU32は所定時間毎に侵入者検知のルーチン
に入り、まずステップaで受信装置21の受信信号から
侵入の有無を判断し、侵入者があればステップbに進ん
でブレーキ用アクチュエータ27,28に制御信号を出
力して無人走行車1および芝刈機13のブレーキを作動
させ、さらにステップcに進んで点火系統24を遮断し
てエンジン8を停止させ、さらにステップdに進んで報
知手段30の作動を開始させた後、リターンする。ステ
ップaにおいて侵入者がないと判断すればリターンす
る。なお報知手段30の作動タイミングは、上記のよう
にステップcの次に位置させてもよいし、またステップ
bとステップcとの間に位置させてもよい。この場合は
ステップdを一定時間継続する設定とする。
【0020】このように、強磁性体38を地中に埋設
し、無人走行車1側に磁界発生器5と検知センサ6a,
6bとを搭載して自動走行の制御を行なうので、従来装
置のように遠隔制御するものと比較して製作コストを低
減でき、また従来装置のように走行経路全長にわたる電
線に交流電流を通電して交番磁界を発生させるものと比
較して省エネルギーでありランニングコストを低減でき
る。
【0021】図12〜図14のように、磁界発生器5と
して、非磁性体からなりかつ車軸3に嵌合固定された回
転体47の外周部に永久磁石48を取付けたものを用い
てもよい。このようにすれば、交番磁界を発生させるの
に電力を必要とせず、ランニングコストをさらに低減で
きる。しかも単に強磁性体38を地中に埋設するだけで
あるので、磁石を埋設する場合と比較して製作コストを
低減できる。またこの実施例のように永久磁石48を取
付けた回転体47と検知センサ6a,6bとを走行車本
体2の前後に取付ければ、後進時にも前進時と同様の制
御を行なうことが可能となる。また図15および図16
のように、永久磁石48を取付けた回転体47を1本の
車軸3に2個嵌合固定してもよい。
【0022】図17および図18のように、誘導ガイド
として永久磁石51を無人走行車1の走行経路に沿って
所定間隔おきに埋設し、走行車本体2に永久磁石51の
磁界と結合する強磁性体52を設けてもよい。この場合
も図19および図20のように無人走行車1の偏りによ
り検知センサ6aに鎖交する磁束と検知センサ6bに鎖
交する磁束との間に差が生じ、第1の実施例と同様に走
行制御することができる。このようにすれば、磁界を発
生させるのに電力を必要とせず、ランニングコストをさ
らに低減できる。なお永久磁石51は無人走行車1の走
行経路に沿って連続的に埋設してもよい。また図21お
よび図22のように、強磁性体として芝刈機13のカッ
タ部14を利用してもよい。カッタ部14は図23のよ
うにほぼ卍状であり、この場合も図24および図25の
ように無人走行車1の偏りにより検知センサ6aに鎖交
する磁束と検知センサ6bに鎖交する磁束との間に差が
生じ、第1の実施例と同様に走行制御することができ
る。また強磁性体として、縦軸芯回りに回転する非磁性
体からなる回転体に強磁性体を取付けたものを用いても
よい。またこれらの実施例のように誘導ガイドとして永
久磁石51を用いる場合においても、図12および図1
3の実施例と同様に、無人走行車1の前後に各々検知セ
ンサ6a,6bを設けてもよい。
【0023】図26のように、検知センサ6a,6bが
一定時間誘導信号を検出しない場合、無人走行車1を停
止させるようにしてもよい。すなわち通常時にはCPU
32は所定時間毎に誘導信号検知のサブルーチンに入
り、まずステップaでプログラムタイマーをセットし、
ステップbに進んで検知センサ6a,6bが誘導信号す
なわち磁束を検知しているか否かを判断する。検知して
いなければステップcに進んでプログラムタイマーがタ
イムオーバーしているか否かを判断し、していればステ
ップdに進んでブレーキ用アクチュエータ27,28に
制御信号を出力して無人走行車1および芝刈機13のブ
レーキを作動させ、さらにステップeに進んで点火系統
24を遮断してエンジン8を停止させ、さらにステップ
fに進んでプログラムタイマーをリセットした後、リタ
ーンする。ステップbにおいて検知センサ6a,6bが
磁束を検知していると判断すればステップfに進む。ス
テップcにおいてプログラムタイマーがタイムオーバー
していないと判断すればステップbに戻る。
【0024】また図27のように、検知センサ6a,6
bが一定時間誘導信号を検出しない場合、無人走行車1
を後進させ、それでも所定時間内に誘導信号を検知しな
ければ停止させるようにしてもよい。すなわち通常時に
はCPU32は所定時間毎に誘導信号検知のサブルーチ
ンに入り、まずステップaで第1および第2のプログラ
ムタイマーをセットし、ステップbに進んで検知センサ
6a,6bが誘導信号すなわち磁束を検知しているか否
かを判断する。検知していなければステップcに進んで
第1のプログラムタイマーがタイムオーバーしているか
否かを判断し、していればステップdに進んでクラッチ
用アクチュエータ25に制御信号を出力してクラッチ9
をオフさせ、さらにステップeに進んで変速機用アクチ
ュエータ23に制御信号を出力して変速機11の前進ギ
ヤをオフさせ、さらにステップfに進んで変速機用アク
チュエータ23に制御信号を出力して変速機11の後進
ギヤをオンさせ、さらにステップgに進んでクラッチ用
アクチュエータ25に制御信号を出力してクラッチ9を
接続させ、さらにステップhに進んで第2のプログラム
タイマーがタイムオーバーしているか否かを判断する。
タイムオーバーしていればステップiに進んでブレーキ
用アクチュエータ27,28に制御信号を出力して無人
走行車1および芝刈装置13のブレーキを作動させ、さ
らにステップjに進んで点火系統24を遮断してエンジ
ン8を停止させ、さらにステップkに進んで第1および
第2のプログラムタイマーをリセットした後、リターン
する。ステップbにおいて検知センサ6a,6bが磁束
を検知していると判断すれば、ステップlに進んで変速
機11の後進ギヤがオンしているか否かを判断し、オン
していればステップmに進んでクラッチ用アクチュエー
タ25に制御信号を出力してクラッチ9をオフさせ、さ
らにステップnに進んで変速機用アクチュエータ23に
制御信号を出力して変速機11の後進ギヤをオフさせ、
さらにステップoに進んで変速機用アクチュエータ23
に制御信号を出力して変速機11の前進ギヤをオンさ
せ、さらにステップpに進んでクラッチ用アクチュエー
タ25に制御信号を出力してクラッチ9を接続させた
後、ステップkに進む。ステップcにおいて第1のプロ
グラムタイマーがタイムオーバーしていないと判断すれ
ば、ステップbに戻る。ステップhにおいて第2のプロ
グラムタイマーがタイムオーバーしていないと判断すれ
ば、ステップbに戻る。ステップlにおいて変速機11
の後進ギヤがオンしていなければ、ステップkに進む。
【0025】誘導ガイドとして永久磁石51を断続的に
地中に埋設する場合、図28のように、曲線部分には直
線部分よりも蜜に強磁性体38を埋設するようにすれ
ば、円滑に無人走行車1をカーブさせることができるの
で好ましい。また走行経路の直線部分には永久磁石51
を断続的に埋設し、曲線部分には連続的に埋設してもよ
い。これらは、誘導ガイドとして強磁性体を地中に埋設
する場合も同様である。
【0026】誘導ガイドとして永久磁石51を地中に埋
設する場合、図29のように、非磁性体からなるケース
55を地中に埋設し、ケース55の内部に永久磁石51
を収容してもよい。このようにすれば永久磁石51の腐
蝕等を良好に防止できる。これは、誘導ガイドとして強
磁性体を地中に埋設する場合も同様である。
【0027】誘導ガイドとして強磁性体を地中に埋設す
る場合、図30のように、非磁性体からなるケース55
を地中に埋設し、ケース55の内部に粉粒体あるいは微
細片状の強磁性体56を収容してもよい。このような誘
導ガイドは、走行経路の曲線部分にのみ用いてもよい。
またケース55の内部に鉄棒や鉄パイプ等の強磁性体を
収容してもよい。
【0028】図31のように、満量検知センサ19が収
草袋の満量を検知したときに、無人走行車1をホームポ
ジションPに戻すようにしてもよい。すなわち通常時に
はCPU32は所定時間毎に満量検知のサブルーチンに
入り、まずステップaで満量検知センサ19が収草袋の
満量を検知しているか否かを判断し、検知していればス
テップbに進んでクラッチ用アクチュエータ26に制御
信号を出力して芝刈機13のクラッチ10を切り、さら
にステップcに進んでブレーキ用アクチュエータ28に
制御信号を出力して芝刈機13のブレーキを作動させ、
さらにステップdに進んで終点検知センサ17が終点信
号発生器39からの信号を検知しているか否かを判断す
る。検知していれば点火系統24を遮断してエンジン8
を停止させた後、リターンする。ステップaにおいて満
量検知センサ19が収草袋の満量を検知していないと判
断すればリターンする。ステップdにおいて終点検知セ
ンサ17が終点信号発生器39からの信号を検知してい
ないと判断すればステップaに戻る。
【0029】図32〜図34のように、収草袋が刈り草
で満量になったとき、その地点で収草袋を放出し、新た
な収草袋をセットして芝刈作業を継続するようにしても
よい。すなわち走行車本体2上には、芝刈機13のガイ
ド59の開口部に対向する開口部を有する収草袋収容箱
60が配置されており、この収草袋収容箱60は側板6
0aの上端部がヒンジにより支持されて開閉可能なよう
になされている。走行車本体2上には支柱61が立設さ
れており、支柱61には収草袋排出手段としての可動ア
ーム62が水平軸芯周りに回動自在に支持されている。
可動アーム62の支柱61への取付部分からは突出部6
2aが直角に突出しており、突出部62aの先端部と支
柱61の上端部との間にはコイルばね63が介装されて
いる。可動アーム62の一端部は収草袋収容箱60の開
口部と対向する壁面の中央部に固着されており、可動ア
ーム62の他端部は走行車本体2上に設置された例えば
ソレノイド等からなる駆動装置64により出退駆動され
るロッド65の先端部に連結されている。走行車本体2
の下方には長い帯状の網66を巻回したドラム67が回
動自在に設置されており、収草袋収容箱60の内部には
図外の駆動装置により収草袋収容箱60の内面に沿って
移動させられるほぼロール状の移動体68が設置されて
いる。移動体68は、網66を切断するカッタ部や、網
66を把持する把持部等を備えており、収草袋封止手段
および収草袋供給手段として機能する。
【0030】満量時の動作を図35のフローチャートを
参照しながら説明する。通常時にはCPU32は所定時
間毎に満量検出のサブルーチンに入る。まずステップa
で満量検知センサ19が満量を検知しているか否かを判
断し、検知していればステップbに進んで移動体68の
駆動装置に制御信号を出力して網66の口を閉じさせ
る。すなわち移動体68は図34に示す状態から真直ぐ
下側に移動し、移動体68が把持している網66の先端
部と収草袋収容箱60の開口部の下端に位置している網
66の中間部とを縫合する。これにより刈り草は網66
により巻鮨のように巻かれた状態になり、網66によっ
て拘束される。次に移動体68は網66の縫合部よりも
ドラム67に近い側の位置で網66を把持し、把持位置
と縫合位置との間で網66を切断する。これにより初め
て刈り草を巻込んで拘束した網66が収草袋69として
独立する。次にCPU32はステップcに進んで駆動装
置64に制御信号を出力して収草袋69を収草袋収容箱
60から排出させる。すなわち駆動装置64はロッド6
5を伸展させる。これにより可動アーム62が図33の
反時計回りの方向に90度回動し、収草袋収容箱60も可
動アーム62と一体に回動して図33に仮想線で示す状
態になる。このとき、コイルばね63の付勢力が可動ア
ーム62の回動を補助する方向に作用する。収草袋収容
箱60が90度回動すると、図33に仮想線で示すように
側板60aが重力により開き、収草袋69が地上に落下
する。この後、駆動装置64がロッド65を縮退させる
と、可動アーム62はコイルばね63の付勢力に抗して
図33の時計回りの方向に90度回動し、元の状態に戻
る。次にCPU32はステップdに進んで移動体68の
駆動装置に制御信号を出力し、新たな収草袋をセットさ
せた後、リターンする。すなわち移動体68は収草袋収
容箱60の内面に沿って移動し、図34の状態に戻る。
これにより網66は図34のようにほぼ収草袋収容箱6
0の内面に沿ってセットされ、新たな刈り草を収容す
る。なおCPU32はステップaにおいて満量検知セン
サ19が満量を検知していないと判断すればリターンす
る。
【0031】なお、誘導ガイドを断続的に埋設する場
合、終点検知センサ17および終点信号発生器39を設
ける代わりに、誘導ガイドの通過数をカウントすること
により終点検出を行なってもよい。
【0032】また緊急停止のために、無人走行車1に例
えば押釦スイッチからなる停止用スイッチを設けるか、
あるいはリモートコントロールにより無人走行車1のエ
ンジン8を停止させるようにしてもよい。
【0033】なお、図8や図11や図27のフローチャ
ートのような制御を行なう無人走行装置は、図1,2や
図12〜図22に示したような無人走行装置に限られる
ものではなく、地中に埋めた物体を無人走行車に設置し
た検知センサが検知することにより予め設定された走行
経路を無人で自動走行するあらゆる無人走行装置に適用
可能である。
【0034】また、図9や図10や図31や図35のフ
ローチャートのような制御を行なう無人芝刈装置は、図
1,2や図12〜図22に示したような無人芝刈装置に
限られるものではなく、地中に埋めた物体を無人走行車
に設置した検知センサが検知することにより予め設定さ
れた走行経路を無人で自動走行しながら芝刈作業をする
あらゆる無人芝刈装置に適用可能である。
【0035】
【発明の効果】請求項1の発明によると、検知センサが
一定時間以上誘導ガイドを検知しない時に対応すること
ができ、完全無人化が達成できる。
【0036】請求項2の発明によると、障害物の検知時
に対応することができ、完全無人化が達成できる。
【0037】請求項3の発明によると、侵入者検知セン
サが侵入者を検知した時対応することができ、完全無人
化が達成できる。
【0038】請求項4の発明によると、負荷条件変動に
対応することができ、完全無人化が達成できる。
【0039】請求項5、6、7の発明によると、収草袋
の満量検知センサが満量を検知した時対応することがで
き、完全無人化が達成できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 無人芝刈装置の概略平面図である。
【図2】 同概略正面図である。
【図3】 同無人芝刈装置の駆動系統のブロック図であ
る。
【図4】 同無人芝刈装置の制御系統のブロック図であ
る。
【図5】 同無人芝刈装置の走行経路の説明図である。
【図6】 同無人芝刈装置の走行制御の説明図である。
【図7】 同無人芝刈装置の走行制御の説明図である。
【図8】 同無人芝刈装置の障害物検知制御の動作を説
明するフローチャートである。
【図9】 同無人芝刈装置のカッタ部回転数検知制御の
動作を説明するフローチャートである。
【図10】 同無人芝刈装置の収草袋満量検知制御の動
作を説明するフローチャートである。
【図11】 同無人芝刈装置の侵入者検知制御の動作を
説明するフローチャートである。
【図12】 別の実施例における無人芝刈装置の概略平
面図である。
【図13】 同概略正面図である。
【図14】 同無人芝刈装置における回転体の正面図で
ある。
【図15】 さらに別の実施例における無人芝刈装置の
概略平面図である。
【図16】 同概略正面図である。
【図17】 さらに別の実施例における無人芝刈装置の
概略平面図である。
【図18】 同概略正面図である。
【図19】 同無人芝刈装置の走行制御の説明図であ
る。
【図20】 同無人芝刈装置の走行制御の説明図であ
る。
【図21】 さらに別の実施例における無人芝刈装置の
概略平面図である。
【図22】 同概略正面図である。
【図23】 同無人芝刈装置のカッタ部の正面図であ
る。
【図24】 同無人芝刈装置の走行制御の説明図であ
る。
【図25】 同無人芝刈装置の走行制御の説明図であ
る。
【図26】 同無人芝刈装置の磁界検知制御の動作を説
明するフローチャートである。
【図27】 さらに別の実施例における無人芝刈装置の
磁界検知制御の動作を説明するフローチャートである。
【図28】 別の実施例における走行経路の説明図であ
る。
【図29】 別の実施例における誘導ガイドの断面図で
ある。
【図30】 別の実施例における誘導ガイドの断面図で
ある。
【図31】 別の実施例における収草袋満量検知制御の
動作を説明するフローチャートである。
【図32】 さらに別の実施例における無人芝刈装置の
概略平面図である。
【図33】 同概略正面図である。
【図34】 同概略側面図である。
【図35】 同無人芝刈装置の収草袋満量検知制御の動
作を説明するフローチャートである。
【符号の説明】
1 無人走行車 6a、6b 検知センサ 38 強磁性体(物体)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 高橋 昭 兵庫県明石市川崎町1−1 川崎重工業株 式会社明石工場内 (72)発明者 大野 安夫 東京都港区浜松町2−4−1世界貿易セン タービル 川崎重工業株式会社東京本社内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 地中に埋めた物体を無人走行車に設置し
    た検知センサが検知することにより、予め設定された走
    行経路を無人で自動走行する無人走行装置において、制
    御手段により、検知センサが一定時間以上誘導ガイドを
    検知しないときに、無人走行車を所定時間後進させ、そ
    の間に検知センサが誘導ガイドを検知しなければ無人走
    行車を停止させる構成としたことを特徴とする無人走行
    装置。
  2. 【請求項2】 地中に埋めた物体を無人走行車に設置し
    た検知センサが検知することにより、予め設定された走
    行経路を無人で自動走行する無人走行装置において、無
    人走行車に障害物検知センサと報知手段とを搭載し、制
    御手段により、障害物の検知時に無人走行車の走行を一
    旦停止させ、所定時間以内に障害物の検知が解除されれ
    ば無人走行車の走行を再開させ、障害物の検知状態が所
    定時間以上継続すれば無人走行車のエンジンを停止させ
    る構成としたことを特徴とする無人走行装置。
  3. 【請求項3】 地中に埋めた物体を無人走行車に設置し
    た検知センサが検知することにより、予め設定された走
    行経路を無人で自動走行する無人走行装置において、地
    上側に、作業エリヤに侵入者が侵入したことを検知する
    侵入者検知センサと、この侵入者検知センサが侵入者を
    検知したときにそれを送信する送信装置とを設け、無人
    走行車に、前記送信装置からの送信信号を受信する受信
    装置を搭載し、制御手段により、前記侵入者検知センサ
    が侵入者を検知したときに無人走行車を停止させる構成
    としたことを特徴とする無人走行装置。
  4. 【請求項4】 地中に埋めた物体を芝刈装置に設置した
    センサが検知することにより、予め設定された走行経路
    を無人で自動走行しながら芝刈作業をする無人芝刈装置
    において、制御手段により、芝刈機のカッタ部の回転数
    が設定値以下に低下したときに、無人走行車を一旦後進
    させてから再度前進させる構成としたことを特徴とする
    無人走行装置。
  5. 【請求項5】 地中に埋めた物体を無人走行車に設置し
    た検知センサが検知することにより、予め設定された走
    行経路を無人で自動走行しながら芝刈作業をする無人芝
    刈装置において、無人走行車に、刈取った芝を収容する
    収草袋と、この収草袋の満量を検知する満量検知センサ
    と、報知手段とを搭載し、制御手段により、満量検知セ
    ンサが満量を検知したときに無人走行車および芝刈機を
    停止させると共に報知手段を作動させる構成としたこと
    を特徴とする無人走行装置。
  6. 【請求項6】 地中に埋めた物体を無人走行車に設置し
    た検知センサが検知することにより、予め設定された走
    行経路を無人で自動走行しながら芝刈作業をする無人芝
    刈装置において、無人走行車に、刈取った芝を収容する
    収草袋と、この収草袋の満量を検知する満量検知センサ
    とを搭載し、制御手段により、満量検知センサが満量を
    検知したときに芝刈機を停止させると共に無人走行車を
    所定の位置まで走行させる構成としたことを特徴とする
    無人走行装置。
  7. 【請求項7】 地中に埋めた物体を無人走行車に設置し
    た検知センサが検知することにより、予め設定された走
    行経路を無人で自動走行しながら芝刈作業をする無人芝
    刈装置において、無人走行車に、刈取った芝を収容する
    収草袋と、この収草袋の満量を検知する満量検知センサ
    と、前記収草袋の口を閉じる収草袋封止手段と、前記収
    草袋を無人走行車の外部に排出する収草袋排出手段と、
    別の収草袋をセットする収草袋供給手段とを搭載し、制
    御手段により、満量検知センサが満量を検知したとき
    に、無人走行車および芝刈機を停止させ、収草袋封止手
    段により収草袋の口を閉じ、収草袋排出手段により収草
    袋を無人走行車の外部に排出し、収草袋供給手段により
    別の収草袋をセットし、その後に無人走行車を走行させ
    かつ芝刈機を作動させる構成としたことを特徴とする無
    人走行装置。
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