JP2002286456A - 車両位置認識装置 - Google Patents

車両位置認識装置

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JP2002286456A
JP2002286456A JP2001090114A JP2001090114A JP2002286456A JP 2002286456 A JP2002286456 A JP 2002286456A JP 2001090114 A JP2001090114 A JP 2001090114A JP 2001090114 A JP2001090114 A JP 2001090114A JP 2002286456 A JP2002286456 A JP 2002286456A
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vehicle position
magnetic
vehicle
magnetic sensor
magnetic field
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JP2001090114A
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Naohisa Uehara
直久 上原
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Mitsubishi Electric Corp
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Mitsubishi Electric Corp
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    • G01MEASURING; TESTING
    • G01CMEASURING DISTANCES, LEVELS OR BEARINGS; SURVEYING; NAVIGATION; GYROSCOPIC INSTRUMENTS; PHOTOGRAMMETRY OR VIDEOGRAMMETRY
    • G01C21/00Navigation; Navigational instruments not provided for in groups G01C1/00 - G01C19/00
    • G01C21/26Navigation; Navigational instruments not provided for in groups G01C1/00 - G01C19/00 specially adapted for navigation in a road network
    • G01C21/28Navigation; Navigational instruments not provided for in groups G01C1/00 - G01C19/00 specially adapted for navigation in a road network with correlation of data from several navigational instruments

Abstract

(57)【要約】 【課題】 磁気マーカの特性や相対的設置高さが変化し
た場合でも、演算対象となる磁気センサの変更時に不運
続点を生じさせることなく、演算誤差を抑制した高精度
の車両位置認識装置を得る。 【解決手段】 路面上の所定位置に設置されて磁界を形
成する磁気マーカ1と、磁気マーカによって形成された
磁界強度を検出する複数の車載磁気センサ2と、検出さ
れた磁界強度から車両位置を演算する車両位置演算手段
3と、車両位置演算手段による車両位置演算値を補正す
る車両位置補正手段6とを備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、路面上の所定位
置に所定磁界を形成し、路面上を走行する車両で検出さ
れる磁界強度に基づいて車両位置を高精度に検出する車
両位置認識装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、車両の自動ステアリング制御や車
線逸脱警報を行うために、路面上の所定位置に所定磁界
を形成する磁界形成手段を設け、路面上の走行車両で検
出される磁界強度から車両位置を高精度に検出する車両
位置認識装置は種々提案されている。
【0003】たとえば、特開平10−206173号公
報に記載された従来装置は、路面上の所定位置(1箇所
または複数箇所)に敷設されて所定磁界を形成する磁界
形成手段(磁気マーカ)と、車両に設けられて磁気マー
カからの磁界を検出する磁界強度検出手段(磁気セン
サ)とを備え、磁気センサにより検出された磁界強度に
より車両位置を演算するようになっている。
【0004】また、車両位置演算手段は、車両位置の演
算適否を判定する車両位置演算適否判定手段を有し、車
両位置演算適否判定手段の判定結果を受けて、磁気セン
サの検出磁界強度による車両位置演算を行うように構成
されている。
【0005】また、上記従来装置は、磁気マーカの影響
を受けない非磁界位置(たとえば、磁気マーカの中間
点)を判定する非磁界位置判定手段を備えており、磁気
センサは、非磁界位置での磁界強度をあらかじめ記録す
ることにより、磁気センサにより得られた磁界強度を補
正するようになっている。
【0006】上記従来装置によれば、地磁気や車両の磁
化などの影響を受けずに、磁界強度を求めることができ
るので、高精度の車両位置を認識することができる。
【0007】しかしながら、磁気マーカの特性や種類が
変化したり、磁気マーカに対する磁気センサの相対的な
設置高さが道路状況(たとえば、傾斜や圧雪など)によ
って変化する場合も起こり得る。
【0008】図7はたとえば上記公報に記載された従来
の車両位置認識装置を概略的に示すブロック構成図であ
る。図7において、車両の走行路には、磁界形成手段す
なわち磁気マーカ1が敷設されている。
【0009】なお、ここでは、代表的に1個の磁気マー
カ1のみを示しているが、磁気マーカ1は、たとえば路
面上にマーカ列として複数列敷設されている。
【0010】たとえば、各マーカ列毎の磁気マーカ1の
磁極は、走行路レーンの中央に位置するマーカ列では、
N、S、N、S、・・・となり、レーン中央から右側に
1mオフセットされたマーカ列では、N、N、N、・・
・となり、レーン中央から左側に1mオフセットされた
マーカ列では、S、S、S、・・・となるように、それ
ぞれ配列されている。
【0011】磁気マーカ1が敷設された路面上を走行す
る車両には、磁気センサ2および車載検出器3からなる
車両位置認識部4が搭載されている。磁気センサ2は、
磁気マーカ1に対向するように配設されており、磁気セ
ンサ2の各出力信号は、車載検出器3に入力されてい
る。
【0012】また、車載の磁気センサ2は、図7のよう
に、車両の横方向(走行方向に対して直角方向)に、た
とえば、右、中、左に対応する位置に複数配列されてい
る。
【0013】また、車両には、車速センサ5などの各種
センサが設けられており、車速センサ5を含む各種セン
サからの検出信号は、車載検出器3に入力されている。
車載検出器3は、磁気センサ2および車速センサ5など
からの出力信号に基づいて自車両横方向位置Phrを演
算する。
【0014】次に、図8を参照しながら、図7に示した
従来の車両位置認識装置による概略的動作について説明
する。
【0015】図8は磁気センサ2の出力信号強度(分
布)を示す説明図であり、磁気マーカ1に対する磁気セ
ンサ2の位置関係(横方向位置ずれ量Ph)に応じて、
車両の走行方向位置に対応して検出される垂直磁界強度
信号および水平磁界強度信号の強度を示している。
【0016】走行路上の少なくとも1つ以上の所定位置
に敷設された磁気マーカ1は、所定強度の磁界を路面上
に形成しており、この磁界中を、車両位置認識部4が搭
載された車両が走行する。
【0017】このとき、車両上の複数の磁気センサ2
は、磁気マーカ1の磁界強度に応じた磁界強度信号を出
力する。また、車載検出器3は、磁気センサ2からの磁
界強度信号を取り込むとともに、車速センサ5などから
の運転状態検出信号に応じて、磁気センサ2からの磁界
強度信号をサンプリングする。
【0018】これにより、車載検出器3は、磁界空間内
での磁界強度分布を取得し、この空間磁界強度分布から
自車両の横方向位置Phrを演算する。演算された自車
両横方向位置Phrは、自車両制御装置のECU(図示
せず)に入力され、自車両制御装置は、自車両横方向位
置Phrを用いて警報やステアリング制御などを行う。
【0019】たとえば図8に示すように、車両に搭載さ
れた1つの磁気センサ2が、磁気マーカ1に対して横方
向位置ずれ量Phを有した状態で、図中左側から右側方
向(矢印参照)に通過したとする。
【0020】このとき、図8のように、磁気センサ2
は、磁気マーカ1の垂直磁界強度および水平磁界強度に
応じて、垂直磁界強度信号および水平磁界強度信号を出
力し、各磁界強度信号は、磁気マーカ1に最も近づいた
位置で、それぞれ極大値Vv、Vhを示す。
【0021】車載検出器3は、こうして得られた垂直磁
界強度信号の極大値Vvと、水平磁界強度信号の極大値
Vhとから、磁気マーカ1に対する磁気センサ2の横方
向位置ずれ量Phを求める。
【0022】なお、各磁界強度信号および極大値Vv、
Vhの正負極性は、磁気マーカ1の極性に応じて決定さ
れる。
【0023】次に、図9のフローチャートおよび図10
の説明図を参照しながら、従来の車両位置認識装置によ
る車載検出器3の具体的な処理動作について説明する。
図10は演算に用いられる(演算対象の)磁気センサ2
の磁界強度極大値Vv、Vhと、設置高さhと、磁気マ
ーカ1に対する横方向位置ずれ量Phとを示している。
【0024】図9において、車載検出器3は、まず、車
速センサ5からの出力信号に基づいて車速を演算する
(ステップS1)。
【0025】続いて、ステップS1で演算された車速か
ら、磁気センサ2の出力信号を所定の距離間隔(たとえ
ば、5cm)でサンプリングするためのサンプリング時
間を設定する(ステップS2)。
【0026】次に、ステップS2で設定されたサンプリ
ング時間間隔で磁気センサ2からの出力信号をサンプリ
ングして記憶する(ステップS3)。これにより、磁気
センサ2からの磁界強度信号は、空間磁界強度分布とし
て車載検出器3内に記憶される。
【0027】なお、ここでは、ステップS1〜S3にお
いて、車速の演算処理後に、サンプリング間隔が所定の
距離間隔となるようにサンプリング時間を設定したが、
車速センサ5の出力パルスから直接走行距離を算出し
て、走行距離が所定値に達する毎に磁界強度信号をサン
プリングしてもよい。
【0028】次に、ステップS3で取得された磁気セン
サ2の空間磁界強度分布から、極大点(ピーク値)を求
め、垂直磁界強度極大値Vv、水平磁界強度極大値Vh
を算出する(ステップS4)。
【0029】続いて、複数の磁気センサ2からの各磁界
強度信号のうち、垂直磁界強度極大値の絶対値が最大出
力値を示す磁気センサ2を演算対象として選択し、演算
対象の磁気センサ2に基づく垂直磁界強度極大値Vvお
よび水平磁界強度極大値Vhを最終的な極大値とする。
【0030】また、こうして得られた最終的な極大値V
v、Vhと、演算対象となる磁気センサ2の設置高さh
(図10参照)とから、磁気マーカ1に対する磁気セン
サ2の横方向位置ずれ量Phを、以下の(1)式により
算出する(ステップS5)。
【0031】Ph=k×h×Vh/Vv ・・・(1)
【0032】ただし、(1)式において、kは所定の係
数である。なお、ここでは、(1)式から横方向位置ず
れ量Phを算出したが、実験などからあらかじめ得られ
るマップデータを用いて求めることもできる。
【0033】次に、車載検出器3は、演算対象の磁気セ
ンサ2の車両中心位置からのオフセット量Osを横方向
位置ずれ量Phに加算し、磁気マーカ1に対する自車両
の中心位置の横方向位置ずれ量Phcを、以下の(2)
式により算出する。
【0034】Phc=Ph+Os ・・・(2)
【0035】ここで、路面上の磁気マーカ1は、前述の
ように、たとえばレーン中央のマーカ列と、レーン中央
から左右にオフセットされた磁極配列の異なるマーカ列
とを構成している。
【0036】したがって、車載検出器3は、過去に検出
した磁気マーカ1の極性から、現在自車両がどのマーカ
列を走行しているかを判定する(ステップS6)。
【0037】最後に、磁気マーカ1に対する車両中心の
横方向位置ずれ量Phcに、レーン中央からのマーカ列
のオフセット量Orを加算し、レーン中央からの車両中
心のずれ量Phrを、以下の(3)式により算出する
(ステップS7)。
【0038】Phr=Phc+Or ・・・(3)
【0039】こうして、最終的なレーン中央からの自車
両の横方向位置(ずれ量Phr)が演算され、図9の処
理ルーチンを終了する。
【0040】ここで、磁気マーカ1の特性や種類が変化
したり、磁気センサ2に対する磁気マーカ1の設置高さ
が道路状況(たとえば、傾斜や圧雪など)によって変化
すると、演算対象の磁気センサ2が切り替わったとき
に、演算される車両位置に大きな誤差を生じる場合があ
る。
【0041】以下、図11〜図13の説明図を参照しな
がら、車両位置の演算誤差が生じる場合について詳細に
説明する。図11は磁気センサ2の路面からの高さhが
変化量δhだけ高くなった場合の演算値の誤差量δPh
を示している。
【0042】また、図12は自車両の実際の横方向位置
(横軸)と横方向位置演算値Phr(縦軸)との関係
を、高さ変化量δhの極性を正負に変化した場合に対応
させて示している。
【0043】また、図13は演算対象となる磁気センサ
2を切り替えた場合の実際の横方向位置(横軸)と横方
向位置演算値Phr(縦軸)との関係を示している。図
13においては、高さ変化量δhの極性が正の場合の横
方向位置演算値の特性を示している。
【0044】たとえば、図11において、磁気マーカ1
(路面)からの磁気センサ2の高さhが変化量δhだけ
高くなった場合、車載検出器3は、磁気マーカ1が実際
の位置(実線参照)よりも変化量δhだけ高い位置(点
線参照)に存在するものと見なして、横方向位置ずれ量
Phを演算する。
【0045】したがって、車載検出器3で算出される横
方向位置ずれ量Phは、実際の横方向位置ずれ量(=P
h+δPh)よりも誤差量δPhだけ小さい値となって
しまう。
【0046】すなわち、図12に示すように、自車両の
実際の横方向位置(横軸)に対する横方向位置演算値P
hrの特性直線の傾きは、高さ変化量δhが正の場合に
は傾きが小さくなり、高さ変化量δhが負の場合には大
きくなる。
【0047】この結果、複数の磁気センサ2に基づく垂
直磁界強度極大値Vvのうち、最大の絶対値出力を示す
磁気センサ2を演算対象として横方向位置Phrを求め
た場合、磁気センサ2を切り替えたときに演算値誤差が
最も大きくなるので、図13内の破線部ように、横方向
位置演算値Phrがジャンプしてしまい、不連続点を生
じてしまう。
【0048】なお、図13では、高さ変化量δhが正の
場合を示したが、高さ変化量δhが負の場合においても
同様の不連続点を生じることは言うまでもない。
【0049】このように、車両の走行時に磁界強度検出
対象(横方向位置演算対象)となる磁気センサ2が切り
替わると、横方向位置演算値Phrの不連続点が発生
し、自車両の横方向位置演算値Phrに大きな誤差が生
じるので、自動ステアリング制御や車線逸脱警報機能の
信頼性を損なうことになる。
【0050】
【発明が解決しようとする課題】従来の車両位置認識装
置は以上のように、磁気マーカの特性や種類が変化した
り、磁気センサに対する磁気マーカの設置高さが変化し
た場合に、演算対象となる磁気センサが切り替わると、
車両位置の演算誤差を生じるという問題点があった。
【0051】この発明は上記のような問題点を解決する
ためになされたもので、車両位置補正手段を設けること
により、演算対象となる磁気センサが切り替わっても不
連続点の発生を防止し、演算誤差を最小にして演算精度
を向上させた車両位置認識装置を得ることを目的とす
る。
【0052】
【課題を解決するための手段】この発明の請求項1に係
る車両位置認識装置は、路面上の少なくとも1箇所以上
の所定位置に設置されて所定強度の信号領域を形成する
信号領域形成手段と、路面上を走行する車両に搭載さ
れ、車両の走行方向に対して直角方向に沿って複数箇所
に配置されて信号領域の信号強度を検出する複数の信号
強度検出手段と、信号強度検出手段のうちの少なくとも
1つにより検出された信号強度から車両の横方向位置を
車両位置として演算する車両位置演算手段と、車両の走
行に応じて車両位置の演算に使用する信号強度検出手段
を変更する検出手段変更手段と、信号強度検出手段の変
更動作に応答して、車両位置演算手段による車両位置の
演算値を補正する車両位置補正手段とを備えたものであ
る。
【0053】また、この発明の請求項2に係る車両位置
認識装置は、請求項1において、車両位置補正手段は、
信号強度検出手段の変更動作に応答して、信号強度検出
手段の変更前後での車両位置の各演算値が、信号強度検
出手段の変更前後での各信号強度検出手段による検出信
号強度に基づく各演算値の中点となるように、車両位置
の演算値を補正するものである。
【0054】また、この発明の請求項3に係る車両位置
認識装置は、請求項1において、車両位置補正手段は、
複数の信号強度検出手段による各検出信号強度が一致し
たときに、各検出信号強度から得られる車両位置が一致
するように車両位置の演算値を補正するものである。
【0055】また、この発明の請求項4に係る車両位置
認識装置は、請求項1において、信号領域形成手段は、
所定強度の磁界を形成する磁気マーカにより構成され、
複数の信号強度検出手段は、磁界の強度を検出する複数
の磁気センサにより構成されたものである。
【0056】また、この発明の請求項5に係る車両位置
認識装置は、請求項4において、車両位置補正手段は、
検出手段変更手段による磁気センサの変更動作に応答し
て、磁気センサの変更前後での車両位置の各演算値が、
磁気センサの変更前後での各磁気センサによる検出磁界
強度に基づく各演算値の中点となるように、車両位置の
演算値を補正するものである。
【0057】また、この発明の請求項6に係る車両位置
認識装置は、請求項4において、車両位置補正手段は、
複数の磁気センサによる各検出磁界強度が一致したとき
に、各検出磁界強度から得られる車両位置が一致するよ
うに車両位置の演算値を補正するものである。
【0058】また、この発明の請求項7に係る車両位置
認識装置は、請求項6において、複数の磁気センサは、
車両の垂直方向の磁界強度を検出し、車両位置補正手段
は、複数の磁気センサからの各検出垂直磁界強度が一致
したときに、複数の磁気センサからの各検出磁界強度に
基づく車両位置が一致するように車両位置の演算値を補
正するものである。
【0059】また、この発明の請求項8に係る車両位置
認識装置は、請求項7において、磁気センサの故障を判
定する故障判定手段を備え、故障判定手段は、磁気セン
サの変更前後での各検出垂直磁界強度が一致しているに
もかかわらず、車両位置の演算値が所定値以上異なる場
合に、磁気センサが故障していることを判定するもので
ある。
【0060】また、この発明の請求項9に係る車両位置
認識装置は、請求項6において、複数の磁気センサは、
車両の水平方向の磁界強度を検出し、車両位置補正手段
は、複数の磁気センサからの各検出水平磁界強度が一致
したときに、複数の磁気センサからの各検出磁界強度に
基づく車両位置が一致するように車両位置の演算値を補
正するものである。
【0061】また、この発明の請求項10に係る車両位
置認識装置は、請求項9において、磁気センサの故障を
判定する故障判定手段を備え、故障判定手段は、磁気セ
ンサの変更前後での各検出水平磁界強度が一致している
にもかかわらず、車両位置の演算値が所定値以上異なる
場合に、磁気センサが故障していることを判定するもの
である。
【0062】また、この発明の請求項11に係る車両位
置認識装置は、請求項4から請求項10までのいずれか
において、車両位置補正手段は、複数の磁気センサのう
ちの1つの磁気センサの直下に磁気マーカが存在すると
きに、1つの磁気センサの検出磁界強度から得られる車
両位置と、1つの磁気センサの隣に位置する磁気センサ
の検出磁界強度から得られる車両位置とが一致するよう
に、車両位置の演算値を補正するものである。
【0063】また、この発明の請求項12に係る車両位
置認識装置は、請求項11において、複数の磁気センサ
は、車両の水平方向の磁界強度を検出し、車両位置補正
手段は、複数の磁気センサのうちの1つの磁気センサか
らの検出水平磁界強度が存在しないときに、1つの磁気
センサの直下に磁気マーカが存在するものと判定するも
のである。
【0064】また、この発明の請求項13に係る車両位
置認識装置は、請求項11において、複数の磁気センサ
のうちの1つの磁気センサの検出磁界強度から演算され
る磁気マーカの位置が、1つの磁気マーカの位置と一致
したときに、1つの磁気センサの直下に磁気マーカが存
在するものと判定するものである。
【0065】また、この発明の請求項14に係る車両位
置認識装置は、請求項11から請求項13までのいずれ
かにおいて、車両位置演算手段は、1つの磁気センサの
直下に磁気マーカが存在する場合に、1つの磁気センサ
の隣に位置する磁気センサの検出磁界強度に基づく車両
位置の演算値が、磁気センサ間の距離と一致するよう
に、補正係数を算出するものである。
【0066】また、この発明の請求項15に係る車両位
置認識装置は、請求項14において、磁気センサの故障
を判定する故障判定手段を備え、故障判定手段は、補正
係数が所定範囲を逸脱した場合に磁気センサの故障を判
定するものである。
【0067】また、この発明の請求項16に係る車両位
置認識装置は、請求項4から請求項10までのいずれか
において、車両位置補正手段は、複教の磁気センサの各
検出磁界強度に基づいて演算される各車両位置が一致す
るように、車両位置の演算値を補正するものである。
【0068】また、この発明の請求項17に係る車両位
置認識装置は、請求項16において、車両位置演算手段
は、複教の磁気センサのうちの2つの磁気センサの検出
磁界強度に基づく車両位置の各演算値の絶対値の和が、
磁気センサ間の距離と一致するように、補正係数を算出
するものである。
【0069】また、この発明の請求項18に係る車両位
置認識装置は、請求項17において、磁気センサの故障
を判定する故障判定手段を備え、故障判定手段は、補正
係数が所定範囲を逸脱した場合に磁気センサの故障を判
定するものである。
【0070】
【発明の実施の形態】実施の形態1.以下、図面を参照
しながら、この発明の実施の形態1について詳細に説明
する。
【0071】図1はこの発明の実施の形態1を概略的に
示すブロック構成図であり、前述(図7参照)と同様の
ものについては、同一符号を付して、または符号の後に
「A」を付して、詳述を省略する。また、磁気センサ2
の出力特性および車載検出器3Aの基本的な処理動作
は、前述(図8〜図11参照)と同様である。
【0072】図1において、車載検出器3Aは、前述と
同様の手段、すなわち、磁気マーカ1に対する自車両の
横方向位置を演算する車両位置演算手段と、演算対象の
磁気センサ2を変更する検出手段変更手段とを有するの
みならず、これに加えて、車両位置補正手段6を有す
る。
【0073】車両位置補正手段6は、検出手段変更手段
の変更動作に応答して、車両位置演算手段により演算さ
れた車両位置を補正する。これにより、車載検出器3A
は、補正後の横方向位置Phrmを演算値として出力す
るようになっている。
【0074】次に、図2を参照しながら、図1に示した
この発明の実施の形態1による概略的動作について説明
する。図2は時間経過(車両走行)につれて演算対象の
磁気センサ2が切り替わった場合の処理動作を示す説明
図であり、補正前の横方向位置演算値Phr(破線参
照)と、補正後の横方向位置演算値Phrm(実線参
照)とを示している。
【0075】図2において、時間経過につれて演算対象
の磁気センサ2が切り替わると、前述と同様に、補正前
の横方向位置演算値Phr(破線参照)には不連続点が
生じる。
【0076】すなわち、演算対象の磁気センサ2が切り
替わる前の最後の補正前の横方向位置演算値Phro
と、演算対象の磁気センサ2が切り替わった後の最初の
補正前の横方向位置演算値Phrnとの差が最大不連続
点として発生してしまう。
【0077】ここで、上記不連続点の発生を防止するた
めに、車載検出器3A内の車両位置補正手段6は、ま
ず、磁気センサ2の切り替え直前の演算値Phroと、
切り替え直後の演算値Phrnとから、補正後の横方向
位置演算値(レーン中央からの車両中心の横方向位置ず
れ量)Phrmを、以下の(4)式により算出する。
【0078】 Phrm=Phm+Os+Or ・・・(4)
【0079】ただし、(4)式において、前述と同様
に、Osは演算対象の磁気センサ2の車両中心からのオ
フセット量、Orはマーカ列のレーン中央からのオフセ
ット量である。
【0080】また、Phmは補正された磁気マーカ1に
対する磁気センサ2の横方向位置ずれ量であり、補正係
数aを用いて、以下の(5)式のように表される。
【0081】Phm=a・Ph ・・・(5)
【0082】また、(5)式内の補正係数aは、以下の
(6)式により算出される。
【0083】 a={(Phro−Phrn)/2+Ph}/Ph ・・・(6)
【0084】したがって、上記(4)式は、以下の
(7)式のように表される。
【0085】 Phrm=(Phro−Phrn)/2+Ph+Os+Or・・・(7)
【0086】(7)式から算出された補正後の横方向位
置演算値Phrmの時間特性は、図2内の実線のように
なり、補正前の横方向位置演算値Phr(破線参照)の
ような不連続点を生じることはない。
【0087】このように、自車両の横方向位置演算値P
hrを補正する車両位置補正手段6を設け、補正後の横
方向位置演算値Phrmを算出することにより、演算対
象の磁気センサ2の切り替え時における不連続点の発生
を防止することができ、高精度に自車両の横方向位置P
hrmを求めることができる。
【0088】また、車両位置補正手段6は、(7)式に
示すように、磁気センサ変更前後での補正前演算値Ph
roおよびPhrnの中点となるように、補正後の横方
向位置演算値Phrmを演算するので、非常に簡単に横
方向位置演算値を補正することができる。
【0089】また、上記補正値演算において、フィルタ
処理などが用いられることがないので、横方向位置演算
値に時間遅れを生じさせることもない。したがって、自
動ステアリング制御や車線逸脱警報機能の信頼性を損な
うこともない。
【0090】なお、ここでは、演算対象の磁気センサ2
が切り替わる前後での横方向位置演算値Phroおよび
Phrnを、それぞれ1点で演算補正したが、横方向位
置演算値PhroおよびPhrnのばらつきの影響を受
けないように、磁気センサ切り替え前後の複数点で演算
補正してもよい。
【0091】実施の形態2.なお、上記実施の形態1で
は、演算対象の磁気センサ2が切り替わる際の具体的な
演算処理について言及しなかったが、磁気センサ切り替
え時の各出力信号強度(垂直磁界強度および水平磁界強
度)の変動を以下のように抑制してもよい。
【0092】図3および図4はこの発明の実施の形態2
による車両位置補正手段6の演算処理動作を示す説明図
であり、それぞれ、磁気センサ切り替え時の磁気マーカ
1および磁気センサ2の配置関係を示している。
【0093】図3は高さ方向の誤差が存在しない場合、
図4は高さ方向の誤差δhが生じた場合をそれぞれ示し
ており、それぞれ、中心位置が横方向に異なるように配
置された2つの磁気センサ2に注目して示している。
【0094】図3において、演算対象の磁気センサ2が
切り替わる場合、各磁気センサ間の中心位置が横方向に
異なるように配置されているので、各磁気センサ2の出
力信号強度(垂直磁界強度および水平磁界強度)は同一
であり、特に演算誤差が発生することはない。
【0095】一方、図4において、演算対象の磁気セン
サ2が切り替わる場合、各磁気センサ2の出力信号に関
連する見かけ上の磁気マーカ1の位置(点線参照)は、
異なる位置となる。
【0096】ここで、車両位置補正手段6は、2つの磁
気センサ2から出力される垂直磁界強度極大値Vvが同
一値を示す場合に、各磁気センサ2の出力信号が示す横
方向位置が同一で且つ各磁気センサ間の距離Wの中心位
置となるように、以下の(8)式により補正係数aを算
出する。
【0097】a=W/(2×Ph) ・・・(8)
【0098】したがって、補正後の横方向位置演算値P
hrmは、前述の(4)式および(5)式と上記(8)
式とを用いて、以下のように表される。
【0099】Phrm=W/2+Os+Or
【0100】上記(8)式を用いることにより、前述の
効果に加えて、さらに簡単に横方向位置演算値を補正す
ることができる。
【0101】また、この場合、磁気センサ切り替え前後
の垂直磁界強度極大値Vvが同じ値であるにもかかわら
ず横方向位置演算値が大きく異なる場合、または、水平
磁界強度極大値Vhが同じ値であるにもかかわらず横方
向位置演算値が大きく異なる場合に、磁気センサ2が故
障していることを判定することができる。
【0102】なお、ここでは、垂直磁界強度を用いた
が、水平磁界強度を用いてもよく、また、垂直磁界強度
および水平磁界強度の両方を用いてもよい。すなわち、
2つの磁気センサ2で得られる各垂直磁界強度(また
は、各水平磁界強度)が一致したとき、各磁界強度から
得られる車両位置が一致するよう補正すればよい。
【0103】実施の形態3.なお、上記実施の形態1、
2では、演算対象の磁気センサ2の直下に磁気マーカ1
が配置された場合について言及しなかったが、直下に磁
気マーカ1が配置された場合の補正演算処理を以下のよ
うに実行してもよい。
【0104】図5はこの発明の実施の形態3による車両
位置補正手段6の演算処理動作を示す説明図であり、図
中右側の磁気センサ2の直下に磁気マーカ1が配置さ
れ、高さ方向の誤差δhが発生した場合を示している。
【0105】図5において、図中右側の磁気センサ2
は、高さ方向の誤差δhの有無にかかわらず、垂直磁界
強度信号のみを出力し、水平磁界強度信号を出力するこ
とはない。
【0106】この原理から明らかなように、演算対象の
磁気センサ2の直下に磁気マーカ1が配置されている場
合には、非常に高い精度で自車両の横方向位置を検出す
ることができる。したがって、この原理を用いて、横方
向位置演算値を補正することが望ましい。
【0107】したがって、横方向位置演算値が演算対象
の磁気センサ2の直下に一致した場合、演算対象の磁気
センサ2の隣に位置する磁気センサ2から出力される横
方向位置Phが、磁気センサ間の距離Wと一致するよう
に、以下の(9)式により補正係数aを算出する。
【0108】a=W/Ph ・・・(9)
【0109】したがって、補正後の横方向位置演算値P
hrmは、前述の(4)式および(5)式と上記(9)
式とを用いて、以下のように表される。
【0110】Phrm=W+Os+Or
【0111】上記(9)式を用いることにより、前述の
効果に加えて、さらに簡単に横方向位置演算値を補正す
ることができる。
【0112】すなわち、磁気センサ2から水平磁界強度
信号が得られないときに、その磁気センサ2の直下に磁
気マーカ1が存在すると判定し、その磁気センサ2の隣
の磁気センサ2から得られる車両位置が、磁気マーカ1
の位置と一致するように補正することができる。
【0113】また、この場合、補正位置精度が非常に高
いので、さらに高精度の補正演算値を求めることができ
る。また、補正係数aが所定範囲内の値であるか否かを
判定することにより、たとえば、補正係数aが所定範囲
を逸脱した場合に磁気センサ2の故障を容易に判定する
ことができる。
【0114】さらに、水平磁界強度信号が得られないこ
とのみに基づいて、磁気センサ2の直下に磁気マーカ1
が配置されていることを極めて容易に判定することがで
きる。
【0115】また、ここでは、水平磁界強度信号の有無
に基づいて磁気センサ2の直下に磁気マーカ1が配置さ
れていることを判定したが、磁気センサ2からの磁界強
度信号に基づく横方向位置演算値が磁気センサ2の位置
と一致した場合に、その磁気センサ2の直下に磁気マー
カ1が配置されていることを判定してもよい。
【0116】すなわち、磁気センサ2から演算された磁
気マーカ1の位置が磁気センサ2の位置と一致すれば、
その磁気センサ2の直下に磁気マーカ1が存在すると判
定することができる。この場合も、上記(9)式に基づ
く補正係数aを用いて、非常に簡単に横方向位置演算値
を補正することができる。
【0117】実施の形態4.なお、上記実施の形態3で
は、磁気センサ2の直下に磁気マーカ1が配置されてい
る場合のみに横方向位置演算値を補正したが、磁気マー
カ1の配置条件によらず横方向位置演算値を補正しても
よい。
【0118】図6はこの発明の実施の形態4による車両
位置補正手段6の演算処理動作を示す説明図であり、前
述と同様に、高さ方向の誤差δhが発生した場合を示し
ている。
【0119】この場合、車両の実際の横方向位置Phに
対し、図中右側の磁気センサ2に基づいて横方向位置演
算値Ph2が得られ、図中左側の磁気センサ2に基づい
て横方向位置演算値Ph1が得られた場合を示してい
る。
【0120】本来、2つの磁気センサ2に基づく各演算
値(ずれ量)Ph1およびPh2の絶対値の和(=|P
h1|+|Ph2|)は、磁気センサ間の距離Wと一致
すべきであるが、図6のように高さ方向の誤差δhが発
生した場合、両者は一致しない。
【0121】したがって、この場合、各演算値の絶対値
の和(=|Ph1|+|Ph2|)が磁気センサ間の距
離Wと一致するように、以下の(10)式により補正係
数aを算出する。
【0122】 a=W/(Ph1−Ph2) ・・・(10)
【0123】(10)式を用いることにより、前述の効
果に加えて、磁気マーカ1と磁気センサ2との相対位置
条件によらず、非常に簡単に横方向位置演算値を補正す
ることができる。
【0124】すなわち、磁気マーカ1と磁気センサ2と
が特別な配置関係(直下条件)を満たすときのみに補正
するのではなく、磁気マーカ1が検出される毎に補正演
算が行われるので、補正演算が確実で早くなり、高精度
の補正値を取得することができる。
【0125】また、この場合も、補正係数aが所定範囲
内の値から逸脱した場合に、磁気センサ2の故障を判定
することができる。
【0126】さらに、上記実施の形態1〜4では、路面
上の信号領域形成手段および車載の信号強度検出手段と
して、それぞれ、所定磁界を形成する磁気マーカ1と、
磁界強度を検出する磁気センサ2とを用いたが、他の任
意の手段を適用しても、前述と同等の作用効果を奏する
ことは言うまでもない。
【0127】たとえば、信号領域形成手段および信号強
度検出手段として、電場形成手段および電場検出手段を
用いてもよく、電磁波(光)発生手段および電磁波受信
(受光)手段を用いてもよい。
【0128】
【発明の効果】以上のように、この発明の請求項1によ
れば、路面上の少なくとも1箇所以上の所定位置に設置
されて所定強度の信号領域を形成する信号領域形成手段
と、路面上を走行する車両に搭載され、車両の走行方向
に対して直角方向に沿って複数箇所に配置されて信号領
域の信号強度を検出する複数の信号強度検出手段と、信
号強度検出手段のうちの少なくとも1つにより検出され
た信号強度から車両の横方向位置を車両位置として演算
する車両位置演算手段と、車両の走行に応じて車両位置
の演算に使用する信号強度検出手段を変更する検出手段
変更手段と、信号強度検出手段の変更動作に応答して、
車両位置演算手段による車両位置の演算値を補正する車
両位置補正手段とを備えたので、演算対象となる磁気セ
ンサが切り替わっても不連続点の発生を防止し、演算誤
差を最小にして演算精度を向上させた車両位置認識装置
が得られる効果がある。
【0129】また、この発明の請求項2によれば、請求
項1において、車両位置補正手段は、信号強度検出手段
の変更動作に応答して、信号強度検出手段の変更前後で
の車両位置の各演算値が、信号強度検出手段の変更前後
での各信号強度検出手段による検出信号強度に基づく各
演算値の中点となるように、車両位置の演算値を補正す
るようにしたので、演算対象となる磁気センサが切り替
わっても不連続点の発生を防止し、演算誤差を最小にし
て演算精度を向上させた車両位置認識装置が得られる効
果がある。
【0130】また、この発明の請求項3によれば、請求
項1において、車両位置補正手段は、複数の信号強度検
出手段による各検出信号強度が一致したときに、各検出
信号強度から得られる車両位置が一致するように車両位
置の演算値を補正するようにしたので、演算対象となる
磁気センサが切り替わっても不連続点の発生を防止し、
演算誤差を最小にして演算精度を向上させた車両位置認
識装置が得られる効果がある。
【0131】また、この発明の請求項4によれば、請求
項1において、信号領域形成手段は、所定強度の磁界を
形成する磁気マーカにより構成され、複数の信号強度検
出手段は、磁界の強度を検出する複数の磁気センサによ
り構成されたので、演算対象となる磁気センサが切り替
わっても不連続点の発生を防止し、演算誤差を最小にし
て演算精度を向上させた車両位置認識装置が得られる効
果がある。
【0132】また、この発明の請求項5によれば、請求
項4において、車両位置補正手段は、検出手段変更手段
による磁気センサの変更動作に応答して、磁気センサの
変更前後での車両位置の各演算値が、磁気センサの変更
前後での各磁気センサによる検出磁界強度に基づく各演
算値の中点となるように、車両位置の演算値を補正する
ようにしたので、演算対象となる磁気センサが切り替わ
っても不連続点の発生を防止し、演算誤差を最小にして
演算精度を向上させた車両位置認識装置が得られる効果
がある。
【0133】また、この発明の請求項6によれば、請求
項4において、車両位置補正手段は、複数の磁気センサ
による各検出磁界強度が一致したときに、各検出磁界強
度から得られる車両位置が一致するように車両位置の演
算値を補正するようにしたので、演算対象となる磁気セ
ンサが切り替わっても不連続点の発生を防止し、演算誤
差を最小にして演算精度を向上させた車両位置認識装置
が得られる効果がある。
【0134】また、この発明の請求項7によれば、請求
項6において、複数の磁気センサは、車両の垂直方向の
磁界強度を検出し、車両位置補正手段は、複数の磁気セ
ンサからの各検出垂直磁界強度が一致したときに、複数
の磁気センサからの各検出磁界強度に基づく車両位置が
一致するように車両位置の演算値を補正するようにした
ので、演算対象となる磁気センサが切り替わっても不連
続点の発生を防止し、演算誤差を最小にして演算精度を
向上させた車両位置認識装置が得られる効果がある。
【0135】また、この発明の請求項8によれば、請求
項7において、磁気センサの故障を判定する故障判定手
段を備え、故障判定手段は、磁気センサの変更前後での
各検出垂直磁界強度が一致しているにもかかわらず、車
両位置の演算値が所定値以上異なる場合に、磁気センサ
が故障していることを判定するようにしたので、演算対
象となる磁気センサが切り替わっても不連続点の発生を
防止し、演算誤差を最小にして演算精度を向上させると
ともに、センサ故障を判定可能にした車両位置認識装置
が得られる効果がある。
【0136】また、この発明の請求項9によれば、請求
項6において、複数の磁気センサは、車両の水平方向の
磁界強度を検出し、車両位置補正手段は、複数の磁気セ
ンサからの各検出水平磁界強度が一致したときに、複数
の磁気センサからの各検出磁界強度に基づく車両位置が
一致するように車両位置の演算値を補正するようにした
ので、演算対象となる磁気センサが切り替わっても不連
続点の発生を防止し、演算誤差を最小にして演算精度を
向上させた車両位置認識装置が得られる効果がある。
【0137】また、この発明の請求項10によれば、請
求項9において、磁気センサの故障を判定する故障判定
手段を備え、故障判定手段は、磁気センサの変更前後で
の各検出水平磁界強度が一致しているにもかかわらず、
車両位置の演算値が所定値以上異なる場合に、磁気セン
サが故障していることを判定するようにしたので、演算
対象となる磁気センサが切り替わっても不連続点の発生
を防止し、演算誤差を最小にして演算精度を向上させる
とともに、センサ故障を判定可能にした車両位置認識装
置が得られる効果がある。
【0138】また、この発明の請求項11によれば、請
求項4から請求項10までのいずれかにおいて、車両位
置補正手段は、複数の磁気センサのうちの1つの磁気セ
ンサの直下に磁気マーカが存在するときに、1つの磁気
センサの検出磁界強度から得られる車両位置と、1つの
磁気センサの隣に位置する磁気センサの検出磁界強度か
ら得られる車両位置とが一致するように、車両位置の演
算値を補正するようにしたので、演算対象となる磁気セ
ンサが切り替わっても不連続点の発生を防止し、演算誤
差を最小にして演算精度を向上させた車両位置認識装置
が得られる効果がある。
【0139】また、この発明の請求項12によれば、請
求項11において、複数の磁気センサは、車両の水平方
向の磁界強度を検出し、車両位置補正手段は、複数の磁
気センサのうちの1つの磁気センサからの検出水平磁界
強度が存在しないときに、1つの磁気センサの直下に磁
気マーカが存在するものと判定するようにしたので、演
算対象となる磁気センサが切り替わっても不連続点の発
生を防止し、演算誤差を最小にして演算精度を向上させ
た車両位置認識装置が得られる効果がある。
【0140】また、この発明の請求項13によれば、請
求項11において、複数の磁気センサのうちの1つの磁
気センサの検出磁界強度から演算される磁気マーカの位
置が、1つの磁気マーカの位置と一致したときに、1つ
の磁気センサの直下に磁気マーカが存在するものと判定
するようにしたので、演算対象となる磁気センサが切り
替わっても不連続点の発生を防止し、演算誤差を最小に
して演算精度を向上させた車両位置認識装置が得られる
効果がある。
【0141】また、この発明の請求項14によれば、請
求項11から請求項13までのいずれかにおいて、車両
位置演算手段は、1つの磁気センサの直下に磁気マーカ
が存在する場合に、1つの磁気センサの隣に位置する磁
気センサの検出磁界強度に基づく車両位置の演算値が、
磁気センサ間の距離と一致するように、補正係数を算出
するようにしたので、演算対象となる磁気センサが切り
替わっても不連続点の発生を防止し、演算誤差を最小に
して演算精度を向上させた車両位置認識装置が得られる
効果がある。
【0142】また、この発明の請求項15によれば、請
求項14において、磁気センサの故障を判定する故障判
定手段を備え、故障判定手段は、補正係数が所定範囲を
逸脱した場合に磁気センサの故障を判定するようにした
ので、演算対象となる磁気センサが切り替わっても不連
続点の発生を防止し、演算誤差を最小にして演算精度を
向上させるとともに、センサ故障を判定可能にした車両
位置認識装置が得られる効果がある。
【0143】また、この発明の請求項16によれば、請
求項4から請求項10までのいずれかにおいて、車両位
置補正手段は、複教の磁気センサの各検出磁界強度に基
づいて演算される各車両位置が一致するように、車両位
置の演算値を補正するようにしたので、演算対象となる
磁気センサが切り替わっても不連続点の発生を防止し、
演算誤差を最小にして演算精度を向上させた車両位置認
識装置が得られる効果がある。
【0144】また、この発明の請求項17によれば、請
求項16において、車両位置演算手段は、複教の磁気セ
ンサのうちの2つの磁気センサの検出磁界強度に基づく
車両位置の各演算値の絶対値の和が、磁気センサ間の距
離と一致するように、補正係数を算出するようにしたの
で、演算対象となる磁気センサが切り替わっても不連続
点の発生を防止し、演算誤差を最小にして演算精度を向
上させた車両位置認識装置が得られる効果がある。
【0145】また、この発明の請求項18によれば、請
求項17において、磁気センサの故障を判定する故障判
定手段を備え、故障判定手段は、補正係数が所定範囲を
逸脱した場合に磁気センサの故障を判定するようにした
ので、演算対象となる磁気センサが切り替わっても不連
続点の発生を防止し、演算誤差を最小にして演算精度を
向上させるとともに、センサ故障を判定可能にした車両
位置認識装置が得られる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1を概略的に示すブロ
ック構成図である。
【図2】 この発明の実施の形態1による磁気センサ変
更時における補正演算処理後の横方向位置演算値(実線
参照)の時間変化を示す説明図である。
【図3】 この発明の実施の形態2による磁気センサ変
更時の補正演算処理を示す説明図である。
【図4】 この発明の実施の形態2による磁気センサ変
更時の補正演算処理を示す説明図である。
【図5】 この発明の実施の形態3による補正演算処理
を示す説明図である。
【図6】 この発明の実施の形態4による補正演算処理
を示す説明図である。
【図7】 従来の車両位置認識装置を概略的に示すブロ
ック構成図である。
【図8】 図7内の磁気センサの出力信号強度を示す説
明図である。
【図9】 従来の車両位置認識装置による処理動作を示
すフローチャートである。
【図10】 従来の車両位置認識装置による横方向位置
ずれ量の演算処理を示す説明図である。
【図11】 従来の車両位置認識装置により発生する横
方向位置の演算誤差を示す説明図である。
【図12】 従来の車両位置認識装置による誤差を含む
横方向位置演算値と実際の横方向位置との関係を示す説
明図である。
【図13】 従来の車両位置認識装置による磁気センサ
変更時における誤差を含む横方向位置演算値と実際の横
方向位置との関係を示す説明図である。
【符号の説明】
1 磁気マーカ、2 磁気センサ、3A 車両検出器、
4A 車両位置認識部、5 車速センサ、Phrm 補
正後の横方向位置。

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 路面上の少なくとも1箇所以上の所定位
    置に設置されて所定強度の信号領域を形成する信号領域
    形成手段と、 前記路面上を走行する車両に搭載され、前記車両の走行
    方向に対して直角方向に沿って複数箇所に配置されて前
    記信号領域の信号強度を検出する複数の信号強度検出手
    段と、 前記信号強度検出手段のうちの少なくとも1つにより検
    出された信号強度から前記車両の横方向位置を車両位置
    として演算する車両位置演算手段と、 前記車両の走行に応じて前記車両位置の演算に使用する
    信号強度検出手段を変更する検出手段変更手段と、 前記信号強度検出手段の変更動作に応答して、前記車両
    位置演算手段による車両位置の演算値を補正する車両位
    置補正手段とを備えた車両位置認識装置。
  2. 【請求項2】 前記車両位置補正手段は、前記信号強度
    検出手段の変更動作に応答して、前記信号強度検出手段
    の変更前後での前記車両位置の各演算値が、前記信号強
    度検出手段の変更前後での各信号強度検出手段による検
    出信号強度に基づく各演算値の中点となるように、前記
    車両位置の演算値を補正することを特徴とする請求項1
    に記載の車両位置認識装置。
  3. 【請求項3】 前記車両位置補正手段は、前記複数の信
    号強度検出手段による各検出信号強度が一致したとき
    に、前記各検出信号強度から得られる車両位置が一致す
    るように前記車両位置の演算値を補正することを特徴と
    する請求項1に記載の車両位置認識装置。
  4. 【請求項4】 前記信号領域形成手段は、所定強度の磁
    界を形成する磁気マーカにより構成され、 前記複数の信号強度検出手段は、前記磁界の強度を検出
    する複数の磁気センサにより構成されたことを特徴とす
    る請求項1に記載の車両位置認識装置。
  5. 【請求項5】 前記車両位置補正手段は、前記検出手段
    変更手段による前記磁気センサの変更動作に応答して、
    前記磁気センサの変更前後での前記車両位置の各演算値
    が、前記磁気センサの変更前後での各磁気センサによる
    検出磁界強度に基づく各演算値の中点となるように、前
    記車両位置の演算値を補正することを特徴とする請求項
    4に記載の車両位置認識装置。
  6. 【請求項6】 前記車両位置補正手段は、前記複数の磁
    気センサによる各検出磁界強度が一致したときに、前記
    各検出磁界強度から得られる車両位置が一致するように
    前記車両位置の演算値を補正することを特徴とする請求
    項4に記載の車両位置認識装置。
  7. 【請求項7】 前記複数の磁気センサは、前記車両の垂
    直方向の磁界強度を検出し、 前記車両位置補正手段は、前記複数の磁気センサからの
    各検出垂直磁界強度が一致したときに、前記複数の磁気
    センサからの各検出磁界強度に基づく車両位置が一致す
    るように前記車両位置の演算値を補正することを特徴と
    する請求項6に記載の車両位置認識装置。
  8. 【請求項8】 前記磁気センサの故障を判定する故障判
    定手段を備え、 前記故障判定手段は、前記磁気センサの変更前後での前
    記各検出垂直磁界強度が一致しているにもかかわらず、
    前記車両位置の演算値が所定値以上異なる場合に、前記
    磁気センサが故障していることを判定することを特徴と
    する請求項7に記載の車両位置認識装置。
  9. 【請求項9】 前記複数の磁気センサは、前記車両の水
    平方向の磁界強度を検出し、 前記車両位置補正手段は、前記複数の磁気センサからの
    各検出水平磁界強度が一致したときに、前記複数の磁気
    センサからの各検出磁界強度に基づく車両位置が一致す
    るように前記車両位置の演算値を補正することを特徴と
    する請求項6に記載の車両位置認識装置。
  10. 【請求項10】 前記磁気センサの故障を判定する故障
    判定手段を備え、 前記故障判定手段は、前記磁気センサの変更前後での前
    記各検出水平磁界強度が一致しているにもかかわらず、
    前記車両位置の演算値が所定値以上異なる場合に、前記
    磁気センサが故障していることを判定することを特徴と
    する請求項9に記載の車両位置認識装置。
  11. 【請求項11】 前記車両位置補正手段は、前記複数の
    磁気センサのうちの1つの磁気センサの直下に前記磁気
    マーカが存在するときに、前記1つの磁気センサの検出
    磁界強度から得られる車両位置と、前記1つの磁気セン
    サの隣に位置する磁気センサの検出磁界強度から得られ
    る車両位置とが一致するように、前記車両位置の演算値
    を補正することを特徴とする請求項4から請求項10ま
    でのいずれかに記載の車両位置認識装置。
  12. 【請求項12】 前記複数の磁気センサは、前記車両の
    水平方向の磁界強度を検出し、 前記車両位置補正手段は、前記複数の磁気センサのうち
    の1つの磁気センサからの検出水平磁界強度が存在しな
    いときに、前記1つの磁気センサの直下に前記磁気マー
    カが存在するものと判定することを特徴とする請求項1
    1に記載の車両位置認識装置。
  13. 【請求項13】 前記複数の磁気センサのうちの1つの
    磁気センサの検出磁界強度から演算される前記磁気マー
    カの位置が、前記1つの磁気マーカの位置と一致したと
    きに、前記1つの磁気センサの直下に前記磁気マーカが
    存在するものと判定することを特徴とする請求項11に
    記載の車両位置認識装置。
  14. 【請求項14】 前記車両位置演算手段は、前記1つの
    磁気センサの直下に前記磁気マーカが存在する場合に、
    前記1つの磁気センサの隣に位置する磁気センサの検出
    磁界強度に基づく前記車両位置の演算値が、前記磁気セ
    ンサ間の距離と一致するように、補正係数を算出するこ
    とを特徴とする請求項11から請求項13までのいずれ
    かに記載の車両位置認識装置。
  15. 【請求項15】 前記磁気センサの故障を判定する故障
    判定手段を備え、 前記故障判定手段は、前記補正係数が所定範囲を逸脱し
    た場合に前記磁気センサの故障を判定することを特徴と
    する請求項14に記載の車両位置認識装置。
  16. 【請求項16】 前記車両位置補正手段は、前記複教の
    磁気センサの各検出磁界強度に基づいて演算される各車
    両位置が一致するように、前記車両位置の演算値を補正
    することを特徴とする請求項4から請求項10までのい
    ずれかに記載の車両位置認識装置。
  17. 【請求項17】 前記車両位置演算手段は、前記複教の
    磁気センサのうちの2つの磁気センサの検出磁界強度に
    基づく前記車両位置の各演算値の絶対値の和が、前記磁
    気センサ間の距離と一致するように、補正係数を算出す
    ることを特徴とする請求項16に記載の車両位置認識装
    置。
  18. 【請求項18】 前記磁気センサの故障を判定する故障
    判定手段を備え、前記故障判定手段は、前記補正係数が
    所定範囲を逸脱した場合に前記磁気センサの故障を判定
    することを特徴とする請求項17に記載の車両位置認識
    装置。
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