JPH09291705A - 鉄筋、ボルト、パイプ等の保護キャップ - Google Patents

鉄筋、ボルト、パイプ等の保護キャップ

Info

Publication number
JPH09291705A
JPH09291705A JP13133596A JP13133596A JPH09291705A JP H09291705 A JPH09291705 A JP H09291705A JP 13133596 A JP13133596 A JP 13133596A JP 13133596 A JP13133596 A JP 13133596A JP H09291705 A JPH09291705 A JP H09291705A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pipe
protective cap
umbrella
bolts
cylindrical body
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP13133596A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsuhiko Ikeyama
捷彦 池山
Tomio Nishikawa
富雄 西川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NIPPON HOAN KIZAI SEIZO KK
Original Assignee
NIPPON HOAN KIZAI SEIZO KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NIPPON HOAN KIZAI SEIZO KK filed Critical NIPPON HOAN KIZAI SEIZO KK
Priority to JP13133596A priority Critical patent/JPH09291705A/ja
Publication of JPH09291705A publication Critical patent/JPH09291705A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Buffer Packaging (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明はパイプや種々の口径の鉄筋に対応す
ることができると共にボルト等の多種類の端部にも適用
可能な保護キャップであって、資材部品の少数化を図る
ものである。 【解決手段】 本発明の保護キャップは、傘体2と外筒
体3と内筒体10を有し、傘体の内周に形成のリブ2b
と外筒体の外周に形成のリブ6とでパイプを挟着可能で
あり、内筒体10の端部から傘体2の天井に向けてスリ
ットで区分の締付片10aを形成し、その締付片10a
に弾性リング体14を装着してなるものである。従っ
て、パイプに対しては外筒体3と傘体2に形成のリブ2
b、6で装着可能であり、口径を異にする鉄筋、ボルト
等に対しては、内筒体10に形成の締付片10aを弾性
リング体14を介して挟着して保護キャップを抜け難く
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、鉄筋、ボルト、パ
イプ等に適用できる保護キャップに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、建築現場等において、鉄筋、クラ
ンプボルト(ボルト)或はパイプが露出している端部を
保護するキャップは存在し、作業者がつまずいたり服を
引っ掛けて怪我をする等の防止を図っている。この保護
キャップの一例として、実公平7ー28316号公報が
ある。この公報には、突条とリブとでパイプに装着して
パイプの端部の保護を図ると共に、内部に形成のリブに
鉄筋を装着して鉄筋の保護を図るものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記開示の保護キャッ
プにおいて、内部に形成のリブは単に直線状に形成して
あるため、多少の鉄筋の口径の相違には対応することが
できるが、大きく異なる口径の鉄筋には対応することが
できない。そこで、本発明は、パイプと種々の口径の鉄
筋に対応することができると共にボルト等の多種類の端
部にも適用可能な保護キャップを提供するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】請求項1の保護キャップ
は、傘体と外筒体と内筒体を有し、傘体の内周に形成の
リブと外筒体の外周に形成のリブとでパイプを挟着可能
な保護キャップであって、内筒体の端部から傘体の天井
に向けてスリットで区分の締付片を形成し、その締付片
に弾性リング体を装着してなるものである。この保護キ
ャップは、パイプに対しては外筒体と傘体に形成のリブ
で装着可能であり、口径を異にする鉄筋、ボルト等に対
しては、内筒体に形成の締付片を弾性リング体を介して
挟着することによって、保護キャップを抜け難くする。
【0005】請求項2の保護キャップは、傘体と外筒体
と内筒体を有し、傘体の内周と外筒体の外周に形成のリ
ブとでパイプを挟着可能とし、内筒体に口径を異にする
複数の嵌挿部を形成して異なる口径の鉄筋、ボルト等を
装着可能ならしめるものである。この保護キャップは、
パイプに対しては外筒体と傘体に形成のリブで装着可能
であり、口径を異にする鉄筋、ボルト等に対しては、内
筒体に形成の口径を異にする嵌挿部に装着することによ
って対処する。又、請求項3の保護キャップは、請求項
2において、弾性リング体で締付片を締めることによっ
て、内径を変更できて挟着するため、保護キャップをよ
り抜け難くする。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明の鉄筋、ボルト、パイプ等
の保護キャップの一実施例を図面を参照して説明する。
図1(A)は保護キャップ1の平面図、図1(B)は正
面図、図2(A)は内筒体10を図示しない保護キャッ
プの正面断面図、図2(B)は外筒体3を図示しない保
護キャップの正面断面図、図2(C)は図2(B)にお
けるA〜A断面図である。保護キャップ1は、合成樹脂
等で傘体2と外筒体3及び内筒体10を一体に形成す
る。この傘体2は、略半球面状であり、端部2aは指で
掴み易く垂直状で且つ表面を凹凸状に形成して滑り防止
を図っている。又、傘体2の端部2aに対応する内周部
には、後述するリブ6とでパイプを挟着するリブ2b
が、傘体2の天井から垂設してある。
【0007】外筒体3は、前記傘体2の天井部から4箇
所のスリット5を形成の筒体であり、その外周部には4
個のリブ6が天井から垂設してある。尚、このリブ6の
先端部6aは、傾斜切欠を形成してパイプの挿入を容易
とすると共に、前記スリット5によって、保護するパイ
プを前記傘体の端部内側とで弾性挟着をなして、異なる
厚みのパイプに対応可能としてある。
【0008】前記外筒体3の内部には、傘体2の天井部
から内筒体10が設けてあり、その内筒体10の端部
(ボルト等の挿入を容易とするテーパ開き部11)から
傘体の天井に向けて4個のスリット10bで区分の締付
片10aが四角に配列形成してある。そして、その内筒
体10の締付片10aの周囲に、弾性リング体14(ス
プリングリング、ゴム等)を嵌挿することによって、前
記締付片10aの内径が変更でき、種々の口径の鉄筋、
ボルト等に対応可能としてある。
【0009】又、内筒体10の天井部から、適宜の長さ
の四角筒状の上嵌挿部12と下嵌挿部13がそれぞれ設
けてあり、上嵌挿部12は下嵌挿部13より口径を小さ
くし、2種類の鉄筋、ボルト等の口径に対応可能として
ある。尚、これらの上嵌挿部12と下嵌挿部13の内周
を傘体の天井に向かって幅狭なテーパ状とすることが、
合成樹脂の弾性力により、鉄筋、ボルト等をより堅固に
装着可能とする。また、上嵌挿部12と下嵌挿部13の
断面形状は四角状である必要はなく円筒、楕円状等に形
成してもよい。更に、前記締付片10aも同様に、四角
配列である必要はなく円形状等に形成してもよい。
【0010】次に前記構成の保護キャップ1の使用方法
について説明する。 (1)先ず、パイプ15の先端を保護する場合につい
て、保護キャップをパイプ15の先端部に装着した正面
断面図を示す図3(A)、図3(A)のB〜B断面図を
示す図3(B)を参照して説明する。保護キャップ1を
パイプ15の先端から挿入すると、パイプ15は外筒体
のリブ6と傘体のリブ2bとで弾性挟着をなす。従っ
て、パイプ15の先端は保護キャップ1で堅固に装着さ
れて覆われるため、服を引っ掛けたりすることがなくな
る。
【0011】(2)鉄筋、ボルト等の保護する場合を図
4を参照して説明する。図4(A)は、クランプボルト
20、ナット21に保護キャップ1を装着した正面断面
を示す。保護キャップ1の内筒体10にクランプボルト
20の先端部を挿入すると、クランプボルト20の先端
は下嵌挿部13に挿入され、上嵌挿部12の端部で停止
して装着される。そして、弾性リング体14によって、
クランプボルトに取付けのナット21を内筒体10に形
成の締付片10aの内周で挟着することによって、より
保護キャップ1を抜け難くする。このように、保護キャ
ップ1を内筒体10に挿入することによって、クランプ
ボルト20の端部(突起)を覆うことができて、服等を
引っ掛けることを防止できる。
【0012】又、図4(B)に示すように、前記のクラ
ンプボルトより小口径のクランプボルト20aに使用す
る場合には、クランプボルト20aの先端部は上嵌挿部
12に装着されると共に、ナット21aが弾性リング体
14で挟着されて保護キャップの脱抜を防止する。以上
のように、保護キャップの内筒体10に上嵌挿部12と
下嵌挿部13を形成することによって、口径を異にする
クランプボルト(又は鉄筋等)に対応可能となり、保護
キャップの共通化を図ることができて資材部品数の少数
化となる。
【0013】尚、前記したように、クランプボルト(又
は鉄筋)を保護するためには、保護キャップに上嵌挿部
12又は(及び)下嵌挿部13を有すればよく、図4
(C)に示すように、締付片10aと弾性リング体14
を具備する必要は必ずしもないことは明らかであるし、
図4(A)と同様に締付片10aと弾性リング体14を
具備することによってより堅固に装着できる。
【0014】又、図4(D)に示すように、上嵌挿部を
形成することなく、下嵌挿部13をテーパ状に形成する
と共に、内筒体10に形成の締付片10aを弾性リング
体14を介して挟着する構成でもよい。
【0015】更には、図4(E)に示すように、上嵌挿
部12、下嵌挿部13を形成することなく、内筒体10
に締付片10aを形成し、弾性リング体14を介して内
筒体の内径を変更可能として、異なる口径のボルト、鉄
筋等に対応する保護キャップを構成できる。
【0016】又、図5に示すように、傘体2の端部2a
に対応する内周部には突状リブ2Xを形成し、外筒体3
の外周部にも同様に突状リブ6を形成してパイプを挟着
可能に構成してもよい。このように、リブ2b、2X、
6、6Xは種々の形状に形成できるし、内筒体10の上
嵌挿部12、下嵌挿部13、締付片10aの内周形状に
ついても同様に突状等の形状に形成してもよい。
【0017】以上から、上嵌挿部12、下嵌挿部13及
び締付片10aと弾性リング体14を具備する構成の保
護キャップは、より確実に、異なる口径のボルト、鉄筋
等に装着することができる。又、上嵌挿部12と下嵌挿
部13の形状、外筒体の形状は、鉄筋、ボルト又はパイ
プの形状(円形、四角形、楕円形等)にあわせて作成す
ることはいうまでもない。
【0018】前記したように、保護キャップを構成する
ことによって、異なる口径の鉄筋、ボルトに対応できる
ため、部品の共通化による資材部品数の少数化を図るこ
とができる。
【0019】
【発明の効果】本発明の請求項1の保護キャップは、外
筒体と傘体とでパイプを装着できると共に、内筒体に締
付片と弾性リング体を具備することによって、種々の口
径の鉄筋、ボルト等に対処することができるため、部品
の共通化による資材部品の少数化を図ることができる。
又、請求項2の保護キャップは内筒体に異なる口径の複
数の嵌挿部を形成する構成であり、請求項1と同様の効
果を奏する。請求項3の保護キャップは鉄筋等をより確
実に挟着して抜け難くなり、安全性の向上を図ることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】保護キャップの平面図と正面図である。
【図2】保護キャップの外筒体、内筒体の正面断面図と
A〜A断面図である。
【図3】パイプに保護キャップを装着した正面断面図と
B〜B断面図である。
【図4】異なる口径の鉄筋に種々の保護キャップを装着
した正面断面図である。
【図5】リブの他の形状を示す図である。
【符号の説明】
2 傘体 2b リブ 2X リブ 3 外筒体 5 スリット 6 リブ 6X リブ 10 内筒体 10a 締付片 10b スリット 12 上嵌挿部 13 下嵌挿部 14 弾性リング体

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 傘体と外筒体と内筒体を有し、傘体の内
    周に形成のリブと外筒体の外周に形成のリブとでパイプ
    を挟着可能な保護キャップであって、内筒体の端部から
    傘体の天井に向けてスリットで区分の締付片を形成し、
    その締付片に弾性リング体を装着してなることを特徴と
    する鉄筋、ボルト、パイプ等の保護キャップ。
  2. 【請求項2】 傘体と外筒体と内筒体を有し、傘体の内
    周に形成のリブと外筒体の外周に形成のリブとでパイプ
    を挟着可能な保護キャップであって、前記内筒体に口径
    を異にする複数の嵌挿部を形成して異なる口径の鉄筋を
    装着可能とすることを特徴とする鉄筋、ボルト、パイプ
    等の保護キャップ。
  3. 【請求項3】 内筒体の端部から傘体の天井に向けてス
    リットで区分の締付片を形成し、その締付片に弾性リン
    グ体を装着してなることを特徴とする請求項2の鉄筋、
    ボルト、パイプ等の保護キャップ。
JP13133596A 1996-04-26 1996-04-26 鉄筋、ボルト、パイプ等の保護キャップ Pending JPH09291705A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13133596A JPH09291705A (ja) 1996-04-26 1996-04-26 鉄筋、ボルト、パイプ等の保護キャップ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13133596A JPH09291705A (ja) 1996-04-26 1996-04-26 鉄筋、ボルト、パイプ等の保護キャップ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09291705A true JPH09291705A (ja) 1997-11-11

Family

ID=15055545

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP13133596A Pending JPH09291705A (ja) 1996-04-26 1996-04-26 鉄筋、ボルト、パイプ等の保護キャップ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH09291705A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101145760B1 (ko) * 2009-03-27 2012-05-16 코오롱글로벌 주식회사 비계 구조물용 보호 캡
KR101435018B1 (ko) * 2012-12-26 2014-08-28 갑을오토텍(주) 열교환기용 단부 캡
WO2015114454A1 (en) * 2014-02-03 2015-08-06 Acteuro Limited Improvements in safety caps
KR20170002055U (ko) * 2015-12-02 2017-06-12 김규섭 파이프 안전캡
CN107201749A (zh) * 2016-03-17 2017-09-26 黑龙江省送变电工程公司 装配式基础安装调整器

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101145760B1 (ko) * 2009-03-27 2012-05-16 코오롱글로벌 주식회사 비계 구조물용 보호 캡
KR101435018B1 (ko) * 2012-12-26 2014-08-28 갑을오토텍(주) 열교환기용 단부 캡
WO2015114454A1 (en) * 2014-02-03 2015-08-06 Acteuro Limited Improvements in safety caps
KR20170002055U (ko) * 2015-12-02 2017-06-12 김규섭 파이프 안전캡
CN107201749A (zh) * 2016-03-17 2017-09-26 黑龙江省送变电工程公司 装配式基础安装调整器

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5627342A (en) Open and close-ended grommets having one or more flange cut-out and crease-marks for further flexibility in their attachment to apertures of metal studs or panels
EP0702766B1 (en) Plastic liquid tight connector for cable, tubes or rods
US6079673A (en) Transmission line hanger
DE29521903U1 (de) Montageeinheit aus einem Montageteil, einem Fixierteil und einer Hülse als Verliersicherung
JPH09291705A (ja) 鉄筋、ボルト、パイプ等の保護キャップ
US4186906A (en) Concrete mold fastening device and tool for said device
CZ62497A3 (en) Reinforcing structure of a reinforcing basket for reinforcing concrete pile
US4614207A (en) Thread protector
KR100837954B1 (ko) 차량의 후드 스테이 로드의 프로텍터
JP3003723U (ja) 鉄筋、鋼管兼用安全キャップ
JP3036952B2 (ja) インサート埋設用治具
KR960000863Y1 (ko) 동파이프 포장용 드럼
JP3013092U (ja) シリンダ錠
JPH0124448Y2 (ja)
CN209760934U (zh) 架空电力线路柱防盗装置
JPS5843034Y2 (ja) ドラム用締枠
KR200155193Y1 (ko) 밴드 클램프
JPH084314A (ja) 止め具および止め具付防護カバー
JP3792044B2 (ja) 締め付け用ナットの保護構造及び保護方法
JP3720407B2 (ja) 電気柵用電線碍子
JP3076138U (ja) パイプクランプカバー
JPS631540Y2 (ja)
KR200272403Y1 (ko) 안전모용 활선접근경보기의 고정 장치
JP2886791B2 (ja) 手すり
KR200331401Y1 (ko) 거푸집용 간격유지구