JPH0929112A - 無水式洗米方法及びその装置 - Google Patents
無水式洗米方法及びその装置Info
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- JPH0929112A JPH0929112A JP20751995A JP20751995A JPH0929112A JP H0929112 A JPH0929112 A JP H0929112A JP 20751995 A JP20751995 A JP 20751995A JP 20751995 A JP20751995 A JP 20751995A JP H0929112 A JPH0929112 A JP H0929112A
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- rice
- cloth
- drum
- rotating
- bran
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 洗浄水を一切使用せず、精米の表面に付着し
たものだけでなく、米表面の溝内に侵入した糠や微細な
不純物をも確実に容易に除去することができる無水式洗
米方法及びその装置を提供する。 【構成】 精米された米を起毛状の布2面に沿って滑ら
しつつ転がすようにして、米の表面に付着した糠質及び
粉塵、並びに米の表面溝内に侵入した糠質及び粉塵等の
異物を、前記布2面に吸着させて除去する。
たものだけでなく、米表面の溝内に侵入した糠や微細な
不純物をも確実に容易に除去することができる無水式洗
米方法及びその装置を提供する。 【構成】 精米された米を起毛状の布2面に沿って滑ら
しつつ転がすようにして、米の表面に付着した糠質及び
粉塵、並びに米の表面溝内に侵入した糠質及び粉塵等の
異物を、前記布2面に吸着させて除去する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、無水式洗米方法及
びその装置、特に水を一切用いずに精米の表面に付着し
た、さらには溝に侵入した糠質、ごみ類を確実に除去す
るようにした無水式洗米方法及びその装置に関するもの
である。
びその装置、特に水を一切用いずに精米の表面に付着し
た、さらには溝に侵入した糠質、ごみ類を確実に除去す
るようにした無水式洗米方法及びその装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来、従来家庭においての精米の洗浄方
法としては、洗い桶、その他器に所定量の精米を入れ、
水を注ぎもみ洗いを何回か繰り返して洗浄するか、また
は連続的に洗浄水を一定圧にて供給し、その水流にて精
米を撹拌して、その表面に付着した糠、ごみ等を洗浄除
去しているのが一般的である。また業務用としては、水
流を利用した水洗式、あるいは機械式にて撹拌洗浄する
方法が提案されている。さらには、共剤(糠)吸着凝集
法がある。これは、精米中に糖に少量の水を混ぜた塊を
混入させて撹拌することにより、精米に付着された糠を
塊に吸着凝集させる方法である。
法としては、洗い桶、その他器に所定量の精米を入れ、
水を注ぎもみ洗いを何回か繰り返して洗浄するか、また
は連続的に洗浄水を一定圧にて供給し、その水流にて精
米を撹拌して、その表面に付着した糠、ごみ等を洗浄除
去しているのが一般的である。また業務用としては、水
流を利用した水洗式、あるいは機械式にて撹拌洗浄する
方法が提案されている。さらには、共剤(糠)吸着凝集
法がある。これは、精米中に糖に少量の水を混ぜた塊を
混入させて撹拌することにより、精米に付着された糠を
塊に吸着凝集させる方法である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の水洗式洗米
方法においては、精米表面に付着した糠やごみの除去を
行うことができるが、次のような問題点があった。 洗浄時間を短くしないと糠の臭気が米に浸透して、炊
きあがった飯が糠臭くなり、また洗浄時間が短すぎると
完全な洗浄ができず洗浄除去すべき糠が残る。 洗浄時間を長くすると急速な吸水が始まり、いわゆる
吸水公邸に入ってしまう。 水洗後水切り乾燥工程を取る場合は、洗浄米にひび割
れが発生することがあり、出来上がった炊飯の旨さを害
す。 米粒の表面の縦溝に入った糠を完全に除去することは
困難である。また、糠吸着凝集法においては、 上記水洗浄方式による問題点(浸透、吸水、ひび割
れ)等は解消されるが、精米に付着した糠が完全には除
去できず、むしろ精米に塗り付けたような状態、すなわ
ち糠によるコーティング状態となる。 米粒の表面の縦溝に入った糠を完全に除去することは
困難である。などの問題点があった。 本発明は、上記従来の水洗式及び無水式の糠吸着凝集法
による洗米方法の有する問題点を解決し、洗浄水を一切
使用せず、精米の表面に付着したものだけでなく、米表
面の溝内に侵入した糠や微細な不純物をも確実に容易に
除去することができる無水式洗米方法及びその装置を提
供することを目的とする。
方法においては、精米表面に付着した糠やごみの除去を
行うことができるが、次のような問題点があった。 洗浄時間を短くしないと糠の臭気が米に浸透して、炊
きあがった飯が糠臭くなり、また洗浄時間が短すぎると
完全な洗浄ができず洗浄除去すべき糠が残る。 洗浄時間を長くすると急速な吸水が始まり、いわゆる
吸水公邸に入ってしまう。 水洗後水切り乾燥工程を取る場合は、洗浄米にひび割
れが発生することがあり、出来上がった炊飯の旨さを害
す。 米粒の表面の縦溝に入った糠を完全に除去することは
困難である。また、糠吸着凝集法においては、 上記水洗浄方式による問題点(浸透、吸水、ひび割
れ)等は解消されるが、精米に付着した糠が完全には除
去できず、むしろ精米に塗り付けたような状態、すなわ
ち糠によるコーティング状態となる。 米粒の表面の縦溝に入った糠を完全に除去することは
困難である。などの問題点があった。 本発明は、上記従来の水洗式及び無水式の糠吸着凝集法
による洗米方法の有する問題点を解決し、洗浄水を一切
使用せず、精米の表面に付着したものだけでなく、米表
面の溝内に侵入した糠や微細な不純物をも確実に容易に
除去することができる無水式洗米方法及びその装置を提
供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の無水式洗米方法は、精米された米を起毛状
の布面に沿って滑らしつつ転がすようにして、米の表面
に付着した糠質及び粉塵、並びに米の表面溝内に侵入し
た糠質及び粉塵等の異物を、前記布面に吸着させて除去
することを特徴とする。
め、本発明の無水式洗米方法は、精米された米を起毛状
の布面に沿って滑らしつつ転がすようにして、米の表面
に付着した糠質及び粉塵、並びに米の表面溝内に侵入し
た糠質及び粉塵等の異物を、前記布面に吸着させて除去
することを特徴とする。
【0005】上記の構成からなる本発明の無水式洗米方
法は、糠等の異物を吸着し易い表面を持った布に、精米
を滑らしながら転がすことにより、精米の表面に付着し
た異物を吸着除去できるとともに、米の表面の縦溝に入
った異物も布の起毛によって掻き取った後に布面に吸着
除去することができ、従来の洗米機よりも確実、完全で
ある。。
法は、糠等の異物を吸着し易い表面を持った布に、精米
を滑らしながら転がすことにより、精米の表面に付着し
た異物を吸着除去できるとともに、米の表面の縦溝に入
った異物も布の起毛によって掻き取った後に布面に吸着
除去することができ、従来の洗米機よりも確実、完全で
ある。。
【0006】この場合において、張設した布を移動させ
ることにより精米された米をこの布面に沿って滑らしつ
つ転がすようにすることができる。
ることにより精米された米をこの布面に沿って滑らしつ
つ転がすようにすることができる。
【0007】上記の構成からなる本発明の無水式洗米装
置は、個々の米の全表面を布面に接触させることがで
き、米の全表面に付着した糠等の異物を布面に吸着さ
せ、また米の表面に付着した糠等の異物を布面に強制的
に吸着除去できる。
置は、個々の米の全表面を布面に接触させることがで
き、米の全表面に付着した糠等の異物を布面に吸着さ
せ、また米の表面に付着した糠等の異物を布面に強制的
に吸着除去できる。
【0008】また、本発明の無水式洗米装置は、精米さ
れた米を滑らしつつ転がすようにして、米の表面に付着
した糠質及び粉塵、並びに米の表面溝内に侵入した糠質
及び粉塵等の異物を吸着する起毛状の布と、前記布を張
設して回動または揺動させる回動手段と、布面に吸着さ
れてた糠質及び粉塵等の異物を除去するため布面に当接
し吸引除去する真空除去手段とよりなることを特徴とす
る。
れた米を滑らしつつ転がすようにして、米の表面に付着
した糠質及び粉塵、並びに米の表面溝内に侵入した糠質
及び粉塵等の異物を吸着する起毛状の布と、前記布を張
設して回動または揺動させる回動手段と、布面に吸着さ
れてた糠質及び粉塵等の異物を除去するため布面に当接
し吸引除去する真空除去手段とよりなることを特徴とす
る。
【0009】上記の構成からなる本発明の無水式洗米装
置は、起毛状の布を回転または揺動するドラム内周面に
張設し、かつこの布の清掃手段を設けて構成しているの
で、構成が簡単で、しかも精米が布面に対し滑動と転動
を確実に行え、布による精米に付着した糠、ごみ等の除
去が確実に行えるものとなる。
置は、起毛状の布を回転または揺動するドラム内周面に
張設し、かつこの布の清掃手段を設けて構成しているの
で、構成が簡単で、しかも精米が布面に対し滑動と転動
を確実に行え、布による精米に付着した糠、ごみ等の除
去が確実に行えるものとなる。
【0010】この場合において、精米された米を滑らし
つつ転がすようにした布は、回動装置にて回動する回動
篭内に張設することができる。
つつ転がすようにした布は、回動装置にて回動する回動
篭内に張設することができる。
【0011】上記の構成からなる本発明の無水式洗米装
置は、回動篭内に布を張設しているので、精米との接触
及び吸着が確実に行える。
置は、回動篭内に布を張設しているので、精米との接触
及び吸着が確実に行える。
【0012】この場合において、精米された米を滑らし
つつ転がすようにした布は、回動装置にて回動する回動
篭内に張設され、かつこの回動篭の一端に米の供給用ホ
ッパーを、他端に異物を除去された洗米を取り出す取出
用ホッパーを備えることができる。
つつ転がすようにした布は、回動装置にて回動する回動
篭内に張設され、かつこの回動篭の一端に米の供給用ホ
ッパーを、他端に異物を除去された洗米を取り出す取出
用ホッパーを備えることができる。
【0013】上記の構成からなる本発明の無水式洗米装
置は、内周面に布を張設した回動篭の一端より供給した
精米は、連続的に、自動的に他端より取り出されるとと
もに、この回動篭内を搬送時、糠、微細ごみ等が自動的
に除去される。
置は、内周面に布を張設した回動篭の一端より供給した
精米は、連続的に、自動的に他端より取り出されるとと
もに、この回動篭内を搬送時、糠、微細ごみ等が自動的
に除去される。
【0014】この場合において、精米された米を滑らし
つつ転がすようにした布は、回動装置にて回動する回動
篭内に張設されると共に、この回動篭の内周面に沿って
米を回動篭の長手方向へ移動搬送するための搬送手段を
形成することができる。
つつ転がすようにした布は、回動装置にて回動する回動
篭内に張設されると共に、この回動篭の内周面に沿って
米を回動篭の長手方向へ移動搬送するための搬送手段を
形成することができる。
【0015】上記の構成からなる本発明の無水式洗米装
置は、回動篭内にスクリュー等の搬送手段を備えている
ので、篭内に投入された精米は自動的に排出側へ搬送さ
れ、その途中で布面上を滑動・転動して付着した糠、ご
み等が除去される。
置は、回動篭内にスクリュー等の搬送手段を備えている
ので、篭内に投入された精米は自動的に排出側へ搬送さ
れ、その途中で布面上を滑動・転動して付着した糠、ご
み等が除去される。
【0016】この場合において、精米された米を滑らし
つつ転がすようにした布を内周面に張設した回動する回
動篭を、この回動篭の内周面に沿って米を回動篭の長手
方向へ移動搬送するため、回動篭を傾斜させることがで
きる。
つつ転がすようにした布を内周面に張設した回動する回
動篭を、この回動篭の内周面に沿って米を回動篭の長手
方向へ移動搬送するため、回動篭を傾斜させることがで
きる。
【0017】上記の構成からなる本発明の無水式洗米装
置は、回動篭が傾斜して回動するので構成が簡易となる
とともに、篭が回動するのみで自然に投入された精米は
篭内を排出側へ搬送され、その途中で布面上を滑動・転
動して付着した糠、ごみ等が除去される。
置は、回動篭が傾斜して回動するので構成が簡易となる
とともに、篭が回動するのみで自然に投入された精米は
篭内を排出側へ搬送され、その途中で布面上を滑動・転
動して付着した糠、ごみ等が除去される。
【0018】この場合において、精米された米を滑らし
つつ転がすようにした布を内周面に張設した回動する回
動篭を、一定角度内で揺動させるようにした揺動手段を
設けることができる。
つつ転がすようにした布を内周面に張設した回動する回
動篭を、一定角度内で揺動させるようにした揺動手段を
設けることができる。
【0019】上記の構成からなる本発明の無水式洗米装
置は、内面に布を張設した回動篭を揺動させるようにし
ているので、精米の布面上の滑りと転動が確実となり、
精米に付着した糠、ごみ等の除去がより確実に行えるも
のとなる。
置は、内面に布を張設した回動篭を揺動させるようにし
ているので、精米の布面上の滑りと転動が確実となり、
精米に付着した糠、ごみ等の除去がより確実に行えるも
のとなる。
【0020】この場合において、精米された米を滑らし
つつ転がすようにした布をエンドレスベルト状とし、こ
れを対向するドラム間に回動可能に、かつ傾斜して張設
することができる。
つつ転がすようにした布をエンドレスベルト状とし、こ
れを対向するドラム間に回動可能に、かつ傾斜して張設
することができる。
【0021】上記の構成からなる本発明の無水式洗米装
置は、傾斜して張設された布製のベルトを駆動しつつ、
その上部側端上より精米を供給するのみで、精米はこの
ベルト駆動方向と反対向きに滑落するため、精米と布面
との接触が均一になり、付着した糠、ごみの除去が自動
的に、かつ確実に行える。
置は、傾斜して張設された布製のベルトを駆動しつつ、
その上部側端上より精米を供給するのみで、精米はこの
ベルト駆動方向と反対向きに滑落するため、精米と布面
との接触が均一になり、付着した糠、ごみの除去が自動
的に、かつ確実に行える。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明の無水式洗米方法及
びその装置の実施の形態を図面に基づいて説明する。
びその装置の実施の形態を図面に基づいて説明する。
【0023】図1乃至図3に示す実施例はバッチ式回転
ドラム洗米方式で、図4乃至図6に示す実施例は連続式
洗米方式で、図1はバッチ式回転ドラム洗米方式の第1
実施例を示す。
ドラム洗米方式で、図4乃至図6に示す実施例は連続式
洗米方式で、図1はバッチ式回転ドラム洗米方式の第1
実施例を示す。
【0024】図1において1は、球形もしくは球形に近
似した形状のドラムで、このドラム1の内周面に起毛状
の布2を張設するとともに、このドラム内周面の一部
に、望ましくはドラムが回動する際、ほぼ布2の全面に
摺接もしくは可及的に近接して布面に吸着された糠、微
細ゴミ等を真空にて吸着除去するようにして真空吸着除
去手段3を配設する。この真空吸着除去手段3は、回動
するドラムに対し固定式にして配設する。
似した形状のドラムで、このドラム1の内周面に起毛状
の布2を張設するとともに、このドラム内周面の一部
に、望ましくはドラムが回動する際、ほぼ布2の全面に
摺接もしくは可及的に近接して布面に吸着された糠、微
細ゴミ等を真空にて吸着除去するようにして真空吸着除
去手段3を配設する。この真空吸着除去手段3は、回動
するドラムに対し固定式にして配設する。
【0025】またドラム1は、下部に突設した支軸11
を駆動装置4にて回動自在に支持するとともに、ベース
5に対し予め定めた傾斜角にて支持される。またこのド
ラム1の上部には開口12を設け、ドラム1内への精米
の投入または取り出しを行えるようにする。
を駆動装置4にて回動自在に支持するとともに、ベース
5に対し予め定めた傾斜角にて支持される。またこのド
ラム1の上部には開口12を設け、ドラム1内への精米
の投入または取り出しを行えるようにする。
【0026】ドラム内周面に張設される布2は、この布
面上を滑りつつ転がる際、精米表面に付着した糠、ごみ
あるいは溝内に侵入した糠、微細なごみ等を吸着除去、
さらには掻き、除去する性質を有するもの、例えば糠等
の異物を吸着し易い材質、布表面に電荷を付加しまたは
解除し易い材質、摩擦に対して強固で擦り切れたり繊維
破片が発生しない、加工性・洗浄性のよい等の特質を備
えたものを採用する。この条件に適合するものとして、
手術用の不織布、テフロン膜等がある。この布において
も、起毛した毛足の直径・長さ等を精米表面に付着また
は溝内に侵入した糠、ごみ等の異物(不純物)を掻取・
吸着除去するのに適当なものとして選定する。
面上を滑りつつ転がる際、精米表面に付着した糠、ごみ
あるいは溝内に侵入した糠、微細なごみ等を吸着除去、
さらには掻き、除去する性質を有するもの、例えば糠等
の異物を吸着し易い材質、布表面に電荷を付加しまたは
解除し易い材質、摩擦に対して強固で擦り切れたり繊維
破片が発生しない、加工性・洗浄性のよい等の特質を備
えたものを採用する。この条件に適合するものとして、
手術用の不織布、テフロン膜等がある。この布において
も、起毛した毛足の直径・長さ等を精米表面に付着また
は溝内に侵入した糠、ごみ等の異物(不純物)を掻取・
吸着除去するのに適当なものとして選定する。
【0027】また、図2に示す実施例は、図1に示す実
施例とドラム1の形状が異なる。この実施例では、切頭
円錐形または切頭円錐多角形をしたドラム1を用い、こ
の内周面には前記布2を張設し、かつ布の吸着清掃を行
う真空吸着除去手段3をドラム内に設置し、かつ下部の
支軸11を駆動装置4にて回動自在に支持される。
施例とドラム1の形状が異なる。この実施例では、切頭
円錐形または切頭円錐多角形をしたドラム1を用い、こ
の内周面には前記布2を張設し、かつ布の吸着清掃を行
う真空吸着除去手段3をドラム内に設置し、かつ下部の
支軸11を駆動装置4にて回動自在に支持される。
【0028】図3に示す実施例は、短筒形のドラム1の
一側面中央部を開口12としたもので、これをベース5
上に設けた駆動装置4にドラム1の支軸11を水平に、
すなわちドラムの中心軸を水平になるように回動自在に
支持したものである。そしてこのドラム1の内周面に
は、図1、図2と同様の材質である布2を張設し、かつ
ドラム内天部に真空吸着除去手段3を配設する。この真
空吸着除去手段3には、すべての実施例と同じように真
空源に接続される管31が接続されている。
一側面中央部を開口12としたもので、これをベース5
上に設けた駆動装置4にドラム1の支軸11を水平に、
すなわちドラムの中心軸を水平になるように回動自在に
支持したものである。そしてこのドラム1の内周面に
は、図1、図2と同様の材質である布2を張設し、かつ
ドラム内天部に真空吸着除去手段3を配設する。この真
空吸着除去手段3には、すべての実施例と同じように真
空源に接続される管31が接続されている。
【0029】上述の如く図1乃至図3に示す実施例にお
いては、ドラムの外形状や支軸方向が異なるのみで、こ
れらの装置を用いて精米の無水式洗浄を行う方法は同じ
である。従って、次に図1に示す実施例に基づいて洗浄
方法を説明する。
いては、ドラムの外形状や支軸方向が異なるのみで、こ
れらの装置を用いて精米の無水式洗浄を行う方法は同じ
である。従って、次に図1に示す実施例に基づいて洗浄
方法を説明する。
【0030】ドラム1内にドラムのサイズに適合する予
め定められた量の精米を投入した後、駆動装置4にてド
ラム1を回動させると、ドラム内の精米はドラム内周面
に沿って滑りつつ転がる。これを所定時間行うことによ
り精米表面に付着している糠、ごみ等の異物は、布2の
面に付着されて除去される。そしてこの布2が真空吸着
除去手段3の位置では、布面に付着または吸着されてい
る糠等は真空にて除去され、ドラム外へ排出され、清浄
化された布面で再び精米と接触して糠等を吸着除去す
る。
め定められた量の精米を投入した後、駆動装置4にてド
ラム1を回動させると、ドラム内の精米はドラム内周面
に沿って滑りつつ転がる。これを所定時間行うことによ
り精米表面に付着している糠、ごみ等の異物は、布2の
面に付着されて除去される。そしてこの布2が真空吸着
除去手段3の位置では、布面に付着または吸着されてい
る糠等は真空にて除去され、ドラム外へ排出され、清浄
化された布面で再び精米と接触して糠等を吸着除去す
る。
【0031】このようにして、予め定めた時間ドラムを
回動させることにより、精米表面に付着していた糠、ご
み等が吸着除去されるとともに、精米の表面に刻設され
る溝(ひび割)内に侵入している糠や微細なごみ等の異
物は、布面の起毛すなわち布の毛足にて掻き出すように
して掻き出されて除去され、布面に吸着除去されるもの
である。
回動させることにより、精米表面に付着していた糠、ご
み等が吸着除去されるとともに、精米の表面に刻設され
る溝(ひび割)内に侵入している糠や微細なごみ等の異
物は、布面の起毛すなわち布の毛足にて掻き出すように
して掻き出されて除去され、布面に吸着除去されるもの
である。
【0032】ドラム回動にて精米が無水式で洗浄された
後、ドラム1を停止し、開口部より取り出し、炊飯可能
とするものである。
後、ドラム1を停止し、開口部より取り出し、炊飯可能
とするものである。
【0033】また、図4乃至図7に示す実施例は、図1
乃至図3及び図8に示す実施例のようにバッチ式ではな
く、連続式に精米の無水式洗浄を行うものである。この
連続式洗浄方法においては、その一端の供給ホッパー8
より精米を供給し、他端の排出ホッパー9より洗浄後の
精米を連続的に取り出すようにするもので、より大量に
洗浄するのに適している。
乃至図3及び図8に示す実施例のようにバッチ式ではな
く、連続式に精米の無水式洗浄を行うものである。この
連続式洗浄方法においては、その一端の供給ホッパー8
より精米を供給し、他端の排出ホッパー9より洗浄後の
精米を連続的に取り出すようにするもので、より大量に
洗浄するのに適している。
【0034】図4に示す実施例は、両端面が開口した円
筒形または多角形のドラム6を、その下部外周部におい
て複数の回転ディスク7,7にて当接支持するととも
に、この回転ディスク7を駆動することによりドラム6
を回動するようにする。さらにこのドラム6内周面に
は、リング状の隔壁61をドラム長手軸心方向に予め定
めた間隔で配設固定し、これによりドラム6内周面部を
複数の室6a,6b,6c・・・に仕切る。なおドラム
中央部分の隔壁61のない部分においては、互いに導通
した状態とする。
筒形または多角形のドラム6を、その下部外周部におい
て複数の回転ディスク7,7にて当接支持するととも
に、この回転ディスク7を駆動することによりドラム6
を回動するようにする。さらにこのドラム6内周面に
は、リング状の隔壁61をドラム長手軸心方向に予め定
めた間隔で配設固定し、これによりドラム6内周面部を
複数の室6a,6b,6c・・・に仕切る。なおドラム
中央部分の隔壁61のない部分においては、互いに導通
した状態とする。
【0035】そしてこの隔壁61にて仕切られた各室6
a,6b,6c・・・のドラム内周面には、図1乃至図
3に示す実施例と同様の材質及び構成で布2を張設し、
かつこのドラム内天面においてこの布面と当接もしくは
近接して真空吸着除去手段3を各室毎に配設し、これに
管31を接続する。
a,6b,6c・・・のドラム内周面には、図1乃至図
3に示す実施例と同様の材質及び構成で布2を張設し、
かつこのドラム内天面においてこの布面と当接もしくは
近接して真空吸着除去手段3を各室毎に配設し、これに
管31を接続する。
【0036】またドラム6の一端面には、精米を供給す
る供給ホッパー8を、他端面には排出用ホッパー9を夫
々配設する。なお、隔壁61にはゲートを設け、ドラム
回転時おいては各室内の精米は同一室内に溜まるが、ド
ラム逆回転時にはこのゲートより精米は隣接する他の室
へ移動するようにする。
る供給ホッパー8を、他端面には排出用ホッパー9を夫
々配設する。なお、隔壁61にはゲートを設け、ドラム
回転時おいては各室内の精米は同一室内に溜まるが、ド
ラム逆回転時にはこのゲートより精米は隣接する他の室
へ移動するようにする。
【0037】図5に示す実施例は、図4の実施例と同様
両端が開口した円形もしくは多角形のドラム6を回転デ
ィスク7,7にて回動自在に支持し、このドラム6の内
周面にスクリュー型隔壁62を設けるとともに、このド
ラム内周面に沿って布2を張架する。さらにこのドラム
内周面の布2に接触もしくは近接して、図4の実施例と
同様に真空吸着除去手段3を配設する。
両端が開口した円形もしくは多角形のドラム6を回転デ
ィスク7,7にて回動自在に支持し、このドラム6の内
周面にスクリュー型隔壁62を設けるとともに、このド
ラム内周面に沿って布2を張架する。さらにこのドラム
内周面の布2に接触もしくは近接して、図4の実施例と
同様に真空吸着除去手段3を配設する。
【0038】これにより一端側の供給用ホッパー8より
ドラム6内に供給される精米Gは、ドラムの回動にてス
クリュー62の作用にて順次ドラム他端側へ搬送される
際、ドラム内周面に張架した布面上を滑りつつ転がり、
精米表面に付着している糠、ごみ等の不純物を吸着除去
するとともに、毛足にて溝内の糠、微細ごみ等の異物を
も掻き取り除去し、無水式にて洗浄された精米は排出用
ホッパー9よりドラム外へ排出される。
ドラム6内に供給される精米Gは、ドラムの回動にてス
クリュー62の作用にて順次ドラム他端側へ搬送される
際、ドラム内周面に張架した布面上を滑りつつ転がり、
精米表面に付着している糠、ごみ等の不純物を吸着除去
するとともに、毛足にて溝内の糠、微細ごみ等の異物を
も掻き取り除去し、無水式にて洗浄された精米は排出用
ホッパー9よりドラム外へ排出される。
【0039】なおこの場合、ドラムの回動にてスクリュ
ーピッチ及び回転に応じてドラム内周面の布面と対向し
た真空吸着除去手段3は、左右すなわちドラムの長手方
向に沿って左右に往復及び離間近接運動を繰り返し、ド
ラム内周面に追従して動くようにする。
ーピッチ及び回転に応じてドラム内周面の布面と対向し
た真空吸着除去手段3は、左右すなわちドラムの長手方
向に沿って左右に往復及び離間近接運動を繰り返し、ド
ラム内周面に追従して動くようにする。
【0040】図6に示す実施例は、キルン型で、両端面
が開口した円形または多角形のドラム6を予め定めた角
度で傾斜させ、下部面を回転ディスク7,7にて回動自
在に支持するとともに、ドラム6の内周面に前記条件に
適合する布2を張架し、かつドラム上端側に供給用ホッ
パー8を、同下端側に排出用ホッパー9を夫々配設して
なるものである。
が開口した円形または多角形のドラム6を予め定めた角
度で傾斜させ、下部面を回転ディスク7,7にて回動自
在に支持するとともに、ドラム6の内周面に前記条件に
適合する布2を張架し、かつドラム上端側に供給用ホッ
パー8を、同下端側に排出用ホッパー9を夫々配設して
なるものである。
【0041】この実施例では、ドラム内に供給された精
米はドラムの回動にてドラムの傾斜と協同して、ドラム
内周面に張架した布面上を滑りつつ転がり、精米表面に
付着している糠、ごみ等の不純物を吸着除去するととも
に、毛足にて溝内の糠、微細ごみ等の異物をも掻き取り
除去し、無水式にて洗浄された精米は排出用ホッパー9
よりドラム外へ排出される。
米はドラムの回動にてドラムの傾斜と協同して、ドラム
内周面に張架した布面上を滑りつつ転がり、精米表面に
付着している糠、ごみ等の不純物を吸着除去するととも
に、毛足にて溝内の糠、微細ごみ等の異物をも掻き取り
除去し、無水式にて洗浄された精米は排出用ホッパー9
よりドラム外へ排出される。
【0042】図7に示す実施例は、図1その他の図にて
示す実施例と同様に前記条件に適した布2をもってエン
ドレス状の所要幅のベルト2Bを形成し、このベルト2
Bの両端に対向したドラムD,D間に張架し、いずれか
一方もしくは双方のドラムを回動させることによりベル
ト2Bも回動するようにする。そしてこのベルト2Bの
往路側が下方から上方に向かって移動するように傾斜し
て配設する。従ってベルト2Bの上端側上方位置に配設
した供給用ホッパー8より供給された精米は、ベルト2
上に落下し、下方向へはベルト2Bの駆動に返してその
自重にて自然に落下すなわち流下する際、ベルト表面上
を滑落転動するようにして、精米表面上に付着あるいは
溝内に侵入した糠等の異物を除去するもので、下端部下
方に配置した排出用ホッパー9より排出するものであ
る。そして、真空吸着除去手段3は、ベルト2Bの復路
側に当接するように配設され、ベルト面の清掃を行うも
のである。
示す実施例と同様に前記条件に適した布2をもってエン
ドレス状の所要幅のベルト2Bを形成し、このベルト2
Bの両端に対向したドラムD,D間に張架し、いずれか
一方もしくは双方のドラムを回動させることによりベル
ト2Bも回動するようにする。そしてこのベルト2Bの
往路側が下方から上方に向かって移動するように傾斜し
て配設する。従ってベルト2Bの上端側上方位置に配設
した供給用ホッパー8より供給された精米は、ベルト2
上に落下し、下方向へはベルト2Bの駆動に返してその
自重にて自然に落下すなわち流下する際、ベルト表面上
を滑落転動するようにして、精米表面上に付着あるいは
溝内に侵入した糠等の異物を除去するもので、下端部下
方に配置した排出用ホッパー9より排出するものであ
る。そして、真空吸着除去手段3は、ベルト2Bの復路
側に当接するように配設され、ベルト面の清掃を行うも
のである。
【0043】また図8に示す実施例は、図1に示すよう
に上面が開口した球形、多角形状のドラム1の内周面に
上記布2を張架し、これを予め定めた角度内で左右また
は前後あるいは回動して揺動させるようにしたものであ
る。そしてドラム内には布面に当接もしくは近接するよ
うにして真空吸着除去手段3を1または2以上配設し、
布面の清掃を行うものである。
に上面が開口した球形、多角形状のドラム1の内周面に
上記布2を張架し、これを予め定めた角度内で左右また
は前後あるいは回動して揺動させるようにしたものであ
る。そしてドラム内には布面に当接もしくは近接するよ
うにして真空吸着除去手段3を1または2以上配設し、
布面の清掃を行うものである。
【0044】なお、上記実施例において精米表面に付着
または溝内に侵入した糠、ごみ等の異物の除去をより確
実に行うため、布2の表面が供給用ホッパー8より供給
される精米が接触する前において、布表面に静電気発生
装置にて帯電させ、これによって静電吸着効果にて布面
の吸着作用を促進させ、より確実に糠等の除去を行うよ
うにすることがある。この静電気発生装置による布の帯
電作用は、上記図示の実施例において適用することが可
能である。
または溝内に侵入した糠、ごみ等の異物の除去をより確
実に行うため、布2の表面が供給用ホッパー8より供給
される精米が接触する前において、布表面に静電気発生
装置にて帯電させ、これによって静電吸着効果にて布面
の吸着作用を促進させ、より確実に糠等の除去を行うよ
うにすることがある。この静電気発生装置による布の帯
電作用は、上記図示の実施例において適用することが可
能である。
【0045】
【発明の効果】本発明の請求項1記載の無水式洗米方法
よれば、精米を布面上を滑らしつつ転がすため、米の全
表面が満遍なく布面に当たり、さらに精米された米の表
面及び縦溝中に機械的に固着された糠等の異物を布面に
分子間力により吸着することができ、これにより、水を
使用することなく完全に除去することができると共に、
異物が米の表面をコートすることも排除できる。
よれば、精米を布面上を滑らしつつ転がすため、米の全
表面が満遍なく布面に当たり、さらに精米された米の表
面及び縦溝中に機械的に固着された糠等の異物を布面に
分子間力により吸着することができ、これにより、水を
使用することなく完全に除去することができると共に、
異物が米の表面をコートすることも排除できる。
【0046】また、本発明の請求項2記載の無水式洗米
方法によれば、米の自力による滑転動の代わりに、布を
動かすことにより、米の滑転動に機械的な回転強制力を
与え、自動的に異物の除去を行うことができる。
方法によれば、米の自力による滑転動の代わりに、布を
動かすことにより、米の滑転動に機械的な回転強制力を
与え、自動的に異物の除去を行うことができる。
【0047】また、本発明の請求項3記載の無水式洗米
装置によれば、装置が簡単で、しかも米の表面の異物、
米の縦溝中の異物等を完全に布面に吸着除去でき、さら
に布面に吸着された異物を強制的に吸引し布面を再生で
きる。
装置によれば、装置が簡単で、しかも米の表面の異物、
米の縦溝中の異物等を完全に布面に吸着除去でき、さら
に布面に吸着された異物を強制的に吸引し布面を再生で
きる。
【0048】また、本発明の請求項4記載の無水式洗米
装置によれば、布を回動篭に張設することにより布の回
動を可能とし、この布面での米の滑転動により異物除去
ができる。
装置によれば、布を回動篭に張設することにより布の回
動を可能とし、この布面での米の滑転動により異物除去
ができる。
【0049】また、本発明の請求項5記載の無水式洗米
装置によれば、無水式洗米の連続化を行うことができ
る。
装置によれば、無水式洗米の連続化を行うことができ
る。
【0050】また、本発明の請求項6記載の無水式洗米
装置によれば、精米から異物を連続的に除去できると共
に、滞留時間を調整可能にすることのでき、これにより
さらに異物の除去程度の均一化を図ることができる。
装置によれば、精米から異物を連続的に除去できると共
に、滞留時間を調整可能にすることのでき、これにより
さらに異物の除去程度の均一化を図ることができる。
【0051】また、本発明の請求項7記載の無水式洗米
装置によれば、米は重力による移動のため落下角度の調
整により滞留時間を調整することができ、また回転籠の
内部機構が簡単で製作費用が少なくてすむ。トラブルの
発生も少なくなる。
装置によれば、米は重力による移動のため落下角度の調
整により滞留時間を調整することができ、また回転籠の
内部機構が簡単で製作費用が少なくてすむ。トラブルの
発生も少なくなる。
【0052】また、本発明の請求項8記載の無水式洗米
装置によれば、揺動による攪拌効果により、米と布との
接触の機会が大きくなり、異物をより多く除去すること
ができる。
装置によれば、揺動による攪拌効果により、米と布との
接触の機会が大きくなり、異物をより多く除去すること
ができる。
【0053】また、本発明の請求項9記載の無水式洗米
装置によれば、装置の簡素化をさらに図ることができ
る。
装置によれば、装置の簡素化をさらに図ることができ
る。
【図1】本発明の無水式洗米方法及びその装置の第1実
施例を示す断面図である。
施例を示す断面図である。
【図2】本発明の無水式洗米方法及びその装置の第2実
施例を示す断面図である。
施例を示す断面図である。
【図3】本発明の無水式洗米方法及びその装置の第2実
施例を示す断面図である。
施例を示す断面図である。
【図4】本発明の第4実施例を示し、(A)は縦断正面
図、(B)は同側面図である。
図、(B)は同側面図である。
【図5】本発明の第5実施例を示す断面図である。
【図6】本発明の第6実施例を示す断面図である。
【図7】本発明の第7実施例を示す断面図である。
【図8】本発明の第8実施例を示す断面図である。
【符号の説明】 1 ドラム 11 支軸 12 開口 2 布 3 真空吸着除去手段 31 管 4 駆動装置 5 ベース 6 ドラム 61 隔壁 62 スクリュー型隔壁 7 回転ディスク 8 供給用ホッパー 9 排出用ホッパー 2B ベルト D ドラム
Claims (9)
- 【請求項1】 精米された米を起毛状の布面に沿って滑
らしつつ転がすようにして、米の表面に付着した糠質及
び粉塵、並びに米の表面溝内に侵入した糠質及び粉塵等
の異物を、前記布面に吸着させて除去することを特徴と
する無水式洗米方法。 - 【請求項2】 張設した布を移動させることにより精米
された米をこの布面に沿って滑らしつつ転がすようにし
たことを特徴とする請求項1記載の無水式洗米方法。 - 【請求項3】 精米された米を滑らしつつ転がすように
して、米の表面に付着した糠質及び粉塵、並びに米の表
面溝内に侵入した糠質及び粉塵等の異物を吸着する布
と、前記布を張設して回動または揺動させる回動手段
と、布面に吸着された糠質及び粉塵等の異物を除去する
ため布面に当接し吸引除去する真空除去手段とよりなる
ことを特徴とする無水式洗米装置。 - 【請求項4】 精米された米を滑らしつつ転がすように
した布は、回動装置にて回動する回動篭内に張設された
ことを特徴とする請求項3記載の無水式洗米装置。 - 【請求項5】 精米された米を滑らしつつ転がすように
した布は、回動装置にて回動する回動篭内に張設され、
かつこの回動篭の一端に米の供給用ホッパーを、他端に
異物を除去された洗米を取り出す取出用ホッパーを備え
たことを特徴とする請求項3記載の無水式洗米装置。 - 【請求項6】 精米された米を滑らしつつ転がすように
した布は、回動装置にて回動する回動篭内に張設される
と共に、この回動篭の内周面に沿って米を回動篭の長手
方向へ移動搬送するための搬送手段を形成したことを特
徴とする請求項3記載の無水式洗米装置。 - 【請求項7】 精米された米を滑らしつつ転がすように
した布を内周面に張設した回動する回動篭を、この回動
篭の内周面に沿って米を回動篭の長手方向へ移動搬送す
るため、回動篭を傾斜させたことを特徴とする請求項3
記載の無水式洗米装置。 - 【請求項8】 精米された米を滑らしつつ転がすように
した布を内周面に張設した回動する回動篭を、一定角度
内で揺動させるようにした揺動手段を設けたことを特徴
とする請求項3記載の無水式洗米装置。 - 【請求項9】 精米された米を滑らしつつ転がすように
した布をエンドレスベルト状とし、これを対向するドラ
ム間に回動可能に、かつ傾斜して張設したことを特徴と
する請求項3記載の無水式洗米装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20751995A JPH0929112A (ja) | 1995-07-21 | 1995-07-21 | 無水式洗米方法及びその装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20751995A JPH0929112A (ja) | 1995-07-21 | 1995-07-21 | 無水式洗米方法及びその装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0929112A true JPH0929112A (ja) | 1997-02-04 |
Family
ID=16541071
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20751995A Pending JPH0929112A (ja) | 1995-07-21 | 1995-07-21 | 無水式洗米方法及びその装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0929112A (ja) |
-
1995
- 1995-07-21 JP JP20751995A patent/JPH0929112A/ja active Pending
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