JPH0630748A - もやしの処理方法及び処理装置 - Google Patents

もやしの処理方法及び処理装置

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JPH0630748A
JPH0630748A JP4192213A JP19221392A JPH0630748A JP H0630748 A JPH0630748 A JP H0630748A JP 4192213 A JP4192213 A JP 4192213A JP 19221392 A JP19221392 A JP 19221392A JP H0630748 A JPH0630748 A JP H0630748A
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JP
Japan
Prior art keywords
rotary drum
sprouts
bean sprout
bean
small holes
Prior art date
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Pending
Application number
JP4192213A
Other languages
English (en)
Inventor
Takashi Sato
隆 佐藤
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KYUSHU G G C KK
Original Assignee
KYUSHU G G C KK
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Publication date
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  • Apparatuses For Bulk Treatment Of Fruits And Vegetables And Apparatuses For Preparing Feeds (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】化学処理によらずにもやしの根除去や汚れ落と
しを行い、日持ちの向上並びに流通過程における取扱性
の向上を図る。 【構成】処理装置2には、下面に調整脚4を有するベー
ス6と、このベース6の上に設けられる回転ドラム8と
が備えられ、回転ドラム8は駆動源としての電動モータ
10で駆動機構12を介して回転駆動されるようになっ
ている。回転ドラム8の一端側にはもやし投入口14が
形成されているとともに他端側にはもやし排出口16が
形成され、胴部の略全域にはメッシュ穴態様をもって多
数の小孔18...が形成されている。また、回転ドラ
ム8の内面には投入されたもやし群をもやし排出口16
側へ強制移動させるスクリュ−20が螺旋状に形成され
ている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、生産されたもやしを
食用に適した状態に加工処理するためのもやしの処理方
法及び処理装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】生産過程におけるもやしは細長い根や豆
殻、子葉等を有しているとともに、表皮や毛根部分は培
土ないし培液の付着等によって薄汚れた状態となってい
る。
【0003】このため、薄汚れによる食用としての見劣
りを回避するために、漂白剤等による化学的処理等も行
われている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述の化学
的処理によれば、食用としての外観の悪さを解消できる
とともに一挙大量的に処理できるものの、食品における
薬剤使用という汚染問題に加えて日持ちがしないという
欠点があり、流通過程での取扱いに制約があった。ま
た、薬剤処理のため腐敗化が早く、袋詰めされたもので
は開封時に不快な臭いがあった。
【0005】また、根や豆殻、子葉等は食用物としては
歓迎されない付随部分であり、その除去が望まれている
が、もやし自体が小さくて取扱にくいもので且つ分量取
引されるものであることから効率的な除去手段が無く、
またこれらは化学的に処理できないためにそのままの状
態で供給されている現状にある。
【0006】そこで、この発明は、化学的処理に因るこ
となく食用としての外観の悪さを解消できるとともに一
挙大量的に効率的に処理でき、且つ、根や豆殻、子葉等
も効率的に除去でき、よってもやしの日持ちの向上並び
に食用性の向上を図れる処理方法並びにその装置の提供
をその目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記目的を
達成するために創案されたもので、その特徴は、胴部に
多数の小孔が形成された回転ドラムの一端側からもやし
を投入して回転ドラム内を軸方向に移動させ、他端側か
ら排出させて根や豆殻等の除去並びにもやし表皮の擦り
合わせによる汚れ落とし、毛根除去を行う工程にある。
【0008】また、この発明に係る処理装置の特徴は、
一端側にもやし投入口を有するとともに他端側にもやし
排出口を有し胴部の略全域に多数の小孔が形成された回
転ドラムと、この回転ドラムを駆動する駆動源と、前記
回転ドラムの内面に設けられ回転ドラムの回転に伴って
もやしを前記排出口側へ移動させるスクリュ−とが備え
られている構成にある。
【0009】また、この発明によれば、回転ドラムは前
記排出口側が下がる傾斜状態に設置されている構成とす
ることができる。
【0010】
【作用】この発明によれば、回転ドラムの一端側から投
入されたもやしは小孔に引っ掛かりながら密集状態、す
なわちいわゆる芋洗い状態で排出口側へ移動させられ
る。小孔に引っ掛かることによって根が剪断されたり、
あるいは豆殻や子葉が分離・除去され、また表皮が削ら
れる。また、密集状態の移動によるもやし間相互の擦り
合わせによっても汚れ落としや毛根除去がなされるとと
もに豆殻等の分離がなされ、もやし排出口から排出され
る。
【0011】また、もやしはスクリュ−によって強制移
動させられ、回転ドラムが傾斜状態に設置される構成で
は、もやしの処理並びに排出移動が助長される。
【0012】
【実施例】図1乃至図5はこの発明の一実施例を示す。
処理装置2には、下面に調整脚4を有するベース6と、
このベース6の上に設けられる回転ドラム8とが備えら
れ、回転ドラム8は駆動源としての電動モータ10で駆
動機構12を介して回転駆動されるようになっている。
【0013】回転ドラム8の一端側にはもやし投入口1
4が形成されているとともに他端側にはもやし排出口1
6が形成され、胴部の略全域にはメッシュ穴態様をもっ
て多数の小孔18...が形成されている。また、図2
及び図4に示すように、回転ドラム8の内面には投入さ
れたもやし群をもやし排出口16側へ強制移動させるス
クリュ−20が螺旋状に形成されている。また、もやし
投入口14ともやし投入口14の各外面にはそれぞれ回
転ドラム8の軸方向の位置を規制するためのフランジ部
22,24が形成されている。
【0014】駆動機構12には回転ドラム8の下方両側
をもって駆動軸26,26が備えられているとともに、
電動モータ10の回転力を駆動軸26,26に伝達する
ための中間軸28が備えられている。各駆動軸26,2
6の両端にはそれぞれもやし投入口14ともやし投入口
14の外面に接する駆動輪30が設けられており、回転
ドラム8は駆動輪30で4点支持される概略構成となっ
ている。駆動輪30はフランジ部22,24の外方に位
置しており、これによって回転ドラム8の軸方向の位置
ずれが規制される。
【0015】また、各駆動軸26,26のもやし投入口
14側にはプ−リ32,32が取り付けられており、中
間軸28に取り付けられたプ−リ34,34に伝動ベル
ト36,36を介して連絡されている。また、中間軸2
8にはプ−リ38が取り付けられており、電動モータ1
0のプーリ40に伝動ベルト42を介して連絡されてい
る。
【0016】さらに、駆動機構12には、回転ドラム8
の駆動輪30への載置構成による不安定を回避するため
に、もやし投入口14側をもって保持部材44が形成さ
れており、保持部材44にはもやし投入口14の外面に
接する支持ロ−ラ46と、フランジ部22に接する支持
ローラ48,48が設けられている。なお、図3におい
て符号50はインバータ制御盤を示す。
【0017】また、この例では、図2に示すように、回
転ドラム8は床面Fに対してもやし排出口16側がθ°
下がる傾斜状態に設置されており、スクリュ−20の排
出力に加えて重力による排出移動の促進がなされるよう
になっている。
【0018】次に処理装置2によるもやしの処理工程を
説明する。まず、回転ドラム8が駆動されている状態で
もやし投入口14からもやしが投入される。投入された
もやし群Mは、図4に示すようにスクリュ−20の排出
作用によってもやし排出口16側へ強制的に移動させら
れる。この場合、図5に示すように、各もやしmは密集
状態で小孔18に引っ掛かりながら移動するため、主根
1 が小孔18のエッジで剪断されたり、あるいは豆殻
2 が除去される。
【0019】また、密集移動であるためにもやしm間相
互の摩擦が生じ、擦り合わせによって食用主部としての
表皮m3 の汚れ落としや豆の皮剥きがなされ、生産時の
薄汚れが除去される。無論、小孔18によっても皮剥き
がなされるほか、スクリュ−20自体も豆殻m2 の切断
や茎部m3 の皮剥きに寄与するものである。
【0020】もやし排出口16から排出されたもやし群
Mは、厳密には処理残しが点在するものの総体的には根
や豆殻の除去並びに表皮の皮剥きが効率的になされた状
態となる。
【0021】この例に示した回転ドラム8は直径が約6
00mmで長さが2000mm、スクリュ−20の羽根
高さが約400mmである。また、小孔18の直径は約
7mmで回転ドラム8の回転速度は約20rpmとし
た。実験の結果、回転ドラム8内におけるもやしmの処
理滞留時間は約2分であり、連続投入によって約100
0kg/時間の処理能力を得ることができた。小孔18
の径は、もやしmが進入し易いとともに容易に抜け落ち
ない程度の大きさをもって適宜に設定することができる
ものである。
【0022】このように、多数の小孔18を有する回転
ドラム8内を強制的に通過させることによってもやしm
の不要部分の除去並びに汚れ落としを一挙大量的に行う
ことができる。また、化学的処理に因らないので、日持
ち並びに早期腐敗化を防止することができる。もやし排
出口16から排出されたもやしmは、ベルトコンベア等
で移動させながら水洗をすることによって一層の処理向
上がなされる。
【0023】なお、上記例では各構成要素において特定
の形状を示したが、これに限られるものではなく、例え
ば電動モータ10からの伝動ベルトを直接回転ドラム8
に掛けて駆動するなど、適宜に設計変更できるものであ
る。
【0024】
【発明の効果】この発明によれば、薬剤処理に因ること
なくもやしの汚れを取ることができるとともに根や豆殻
等の不要部分を効率的に除去でき、且つ一挙大量的に処
理できるので、日持ちの向上並びに食用性の向上を図る
ことができるとともに、流通過程における取扱性の向上
を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る処理方法の一実施例における処
理装置の概要斜視図である。
【図2】処理装置の概要側面図である。
【図3】処理装置の概要正面図である。
【図4】回転ドラム内におけるもやしの移動状態を示す
一部切欠の概要斜視図である。
【図5】回転ドラム内におけるもやしの処理状態を示す
要部拡大断面図である。
【符号の説明】
8 回転ドラム 10 電動モータ(駆動源) 14 もやし投入口 16 もやし排出口 18 小孔 20 スクリュ− m もやし m1 主根 m2 豆殻

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】胴部に多数の小孔が形成された回転ドラム
    の一端側からもやしを投入して回転ドラム内を軸方向に
    移動させ、他端側から排出させて根や豆殻等の除去並び
    にもやし表皮の擦り合わせによる汚れ落としを行うもや
    しの処理方法。
  2. 【請求項2】一端側にもやし投入口を有するとともに他
    端側にもやし排出口を有し胴部の略全域に多数の小孔が
    形成された回転ドラムと、この回転ドラムを駆動する駆
    動源と、前記回転ドラムの内面に設けられ回転ドラムの
    回転に伴ってもやしを前記もやし排出口側へ移動させる
    スクリュ−とが備えられているもやし処理装置。
  3. 【請求項3】回転ドラムは前記もやし排出口側が下がる
    傾斜状態に設置されている請求項2記載のもやし処理装
    置。
JP4192213A 1992-07-20 1992-07-20 もやしの処理方法及び処理装置 Pending JPH0630748A (ja)

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JP4192213A JPH0630748A (ja) 1992-07-20 1992-07-20 もやしの処理方法及び処理装置

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JPH0630748A true JPH0630748A (ja) 1994-02-08

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JP4192213A Pending JPH0630748A (ja) 1992-07-20 1992-07-20 もやしの処理方法及び処理装置

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20010058409A (ko) * 1999-11-04 2001-07-06 김상구 콩나물 두부 절단기
US7134240B1 (en) * 2003-10-16 2006-11-14 Lincoln Neal Rock-a-bye rotary sprouter and sanitizer
CN104369205A (zh) * 2014-10-29 2015-02-25 孙继发 豆芽切根机

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6141477A (ja) * 1984-08-06 1986-02-27 友近 シズコ 交通人形

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19950307