JPH09290099A - 乾燥機の電源スイッチ回路 - Google Patents

乾燥機の電源スイッチ回路

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JPH09290099A
JPH09290099A JP8107030A JP10703096A JPH09290099A JP H09290099 A JPH09290099 A JP H09290099A JP 8107030 A JP8107030 A JP 8107030A JP 10703096 A JP10703096 A JP 10703096A JP H09290099 A JPH09290099 A JP H09290099A
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relay
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power
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Satoru Matsumoto
悟 松本
Katsuyuki Shimakage
勝之 島影
Yoshiyuki Makino
嘉幸 牧野
Kazutoshi Tani
和利 谷
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Toshiba AVE Co Ltd
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Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電源入り用及び電源切り用のスイッチの個数
を削減し、製造コストを安くすると共に、スイッチの操
作性を向上させる。 【解決手段】 本発明の乾燥機の電源スイッチ回路は、
複数の負荷を同時にオフ制御する第4のリレー15とこ
のリレー15をオンオフ制御するスイッチング手段制御
部39を備え、プッシュスイッチからなる電源スイッチ
36とこの電源スイッチ36の状態を検知する電源スイ
ッチ状態検知部40を備え、プッシュスイッチからなる
スタート一時停止スイッチ18とこのスタート一時停止
スイッチ18の状態を検知する運転開始スイッチ状態検
知部33を備え、そして、電源スイッチ状態検知部40
と運転開始スイッチ状態検知部33により検知した各検
知出力に基づいてリレー15を制御するように構成した
ものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電源入り用または
電源切り用の電源スイッチとしてプッシュスイッチを備
えて成る乾燥機の電源スイッチ回路に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、乾燥機においては、操作パネ
ルにそれぞれプッシュスイッチからなる電源入り用スイ
ッチ及び電源切り用スイッチを設け、これら電源入り用
スイッチ及び電源切り用スイッチからのスイッチ信号を
受けるマイクロコンピュータを設け、このマイクロコン
ピュータにより負荷の電源ラインに設けた電源リレーを
オンオフ制御するように構成されている。この構成の場
合、電源入り用スイッチがオン操作されると、マイクロ
コンピュータは電源リレーをオンし、電源切り用スイッ
チがオン操作されると、マイクロコンピュータは電源リ
レーをオフするように構成されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来構成では、電源入り用及び電源切り用のスイッチとし
て2個のプッシュスイッチが必要であるので、スイッチ
の個数が多くなり、製造コストが高くなったり、スイッ
チの操作性が悪くなったりするという問題点があった。
【0004】そこで、本発明の目的は、電源入り用及び
電源切り用のスイッチの個数を削減できて、製造コスト
を安くできると共に、スイッチの操作性を向上させるこ
とができる乾燥機の電源スイッチ回路を提供するにあ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の乾燥機の電源ス
イッチ回路は、複数の負荷を同時にオフ制御するスイッ
チング手段と、このスイッチング手段をオンオフ制御す
るスイッチング手段制御部と、プッシュスイッチからな
る電源スイッチと、この電源スイッチの状態を検知する
電源スイッチ状態検知部と、プッシュスイッチからなる
運転開始スイッチと、この運転開始スイッチの状態を検
知する運転開始スイッチ状態検知部とを備え、そして、
前記スイッチング手段制御部は、前記電源スイッチ状態
検知部により検知した検知出力と前記運転開始スイッチ
状態検知部により検知した検知出力に基づいて前記スイ
ッチング手段を制御するように構成されているところに
特徴を有する。
【0006】上記構成によれば、電源入り用及び電源切
り用のスイッチとしては1個の電源スイッチを設け、こ
の電源スイッチと元から存在する運転開始スイッチとか
らのスイッチ信号に応じて電源を入り切りする構成とし
た。このため、スイッチの個数を削減することができる
から、製造コストが安くなると共にスイッチの操作性も
向上する。
【0007】また、上記構成の場合、スイッチング手段
制御部は、マイクロコンピュータ等を備えて成る通電制
御部と、電源スイッチを備えて成る強制遮断部とから構
成されていることが好ましい。更に、スイッチング手段
制御部は、電源スイッチ状態検知部により電源スイッチ
オン状態を検知した後、運転開始スイッチ状態検知部に
より検知した検知出力が運転開始スイッチオン状態とな
ってから第1の所定時間が経過した時点でスイッチング
手段をオンし、この後、前記検知出力が運転開始スイッ
チオン状態となってから第2の所定時間が経過した時点
で負荷の制御を許可するように構成されていることが良
い。
【0008】更にまた、スイッチング手段をリレーで構
成すると共に、第1の所定時間と第2の所定時間との時
間差を、前記リレーのリレーコイルを通電開始してから
前記リレーのリレー接点が動作するまでに要する動作時
間よりも長く設定することが好ましい。この場合、スイ
ッチング手段制御部は、運転開始スイッチ状態検知部に
より検知した検知出力が運転開始スイッチオン状態とな
ってから第2の所定時間が経過する前に、前記検知出力
が運転開始スイッチオン状態でなくなった場合には、ス
イッチング手段をオフするように構成されていることが
良い。また、運転開始スイッチ状態検知部により検知し
た検知出力が運転開始スイッチオン状態であることを判
定する第1の基準値と、前記検知出力がスイッチング手
段オン状態であることを判定する第2の基準値とを備え
る構成とすることが好ましい構成である。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明を衣類乾燥機に適用
した一実施例について図面を参照しながら説明する。ま
ず、図1は衣類乾燥機の電気的構成の要部を示す電気回
路図である。この図1において、交流電源1から導出さ
れた電源ライン2、3間には、第1のヒータ4と第1の
リレー5のリレー接点5aとを直列接続した直列回路、
第2のヒータ6と第2のリレー7のリレー接点7aとを
直列接続した直列回路、及び、トライアック8とモータ
9と第3のリレー10のリレー接点10aとを直列接続
した直列回路が並列に接続されている。
【0010】この場合、第1のヒータ4は第1のリレー
5により通断電され、第2のヒータ6は第2のリレー7
により通断電され、モータ9はトライアック8及び第3
のリレー10により通断電されるように構成されてい
る。尚、第3のリレー10は、ノイズ等によりトライア
ック8が誤動作したような場合でもモータ9を確実に断
電するためのスイッチである。
【0011】そして、上記3個のリレー5、7、10の
リレーコイル5b、7b、10bは、その各一方の端子
をそれぞれ3個の例えばPNP形のトランジスタ11、
12、13の各コレクタに接続し、各他方の端子を例え
ば−19Vの電源端子14に共通接続している。上記ト
ランジスタ11、12、13の各エミッタは、例えば第
4のリレー15のリレー接点15aの一端に共通接続さ
れている。この第4のリレー15のリレー接点15aの
他端は、例えば+5Vの電源端子16に接続されてい
る。
【0012】この場合、第4のリレー15のリレー接点
15aがオンした状態で、3個のリレー5、7、10の
リレーコイル5b、7b、10bは、それぞれ3個のト
ランジスタ11、12、13によりオンオフ(通断電)
されるように構成されている。そして、第4のリレー1
5のリレー接点15aがオフされると、3個のリレー
5、7、10のリレーコイル5b、7b、10bは全て
同時にオフされる。この構成の場合、3個のリレー5、
7、10、並びに、ヒータ4、6、モータ9が負荷を構
成し、第4のリレー15がスイッチング手段を構成して
いる。
【0013】また、第4のリレー15のリレーコイル1
5bの一方の端子は、例えばPNP形のトランジスタ1
7のコレクタに接続され、他方の端子は−19Vの電源
端子14に接続されている。上記トランジスタ17のエ
ミッタは、例えば常開形のプッシュスイッチからなるス
タート一時停止スイッチ18の一端に接続されている。
このスタート一時停止スイッチ18の他端は、例えば+
5Vの電源端子16に接続されている。この場合、上記
スタート一時停止スイッチ18が運転開始スイッチを構
成している。このスタート一時停止スイッチ18は、衣
類乾燥機の操作パネル(図示しない)に配設されてい
る。
【0014】更に、スタート一時停止スイッチ18の一
端(トランジスタ17のエミッタ)は、抵抗19を介し
て第4のリレー15のリレー接点15aの一端(トラン
ジスタ11、12、13のエミッタ)に接続されてい
る。この場合、スタート一時停止スイッチ18がオンし
た状態で、第4のリレー15のリレーコイル15bはト
ランジスタ17によりオンオフ(通断電)されるように
構成されている。そして、第4のリレー15のリレーコ
イル15bがオンされると、リレー接点15aがオンす
ることから、第4のリレー15のオン状態を保持する自
己保持回路が形成されるようになっている。
【0015】また、トランジスタ17のベースは、抵抗
20、21を介してマイクロコンピュータ22の出力ポ
ートP3に接続されている。これにより、マイクロコン
ピュータ22は、スタート一時停止スイッチ18がオン
されている状態で、トランジスタ17をオンオフ制御す
ることが可能になっている。上記マイクロコンピュータ
22は、衣類乾燥機の運転全般を制御する機能を有して
おり、そのための制御プログラムを記憶している。この
場合、マイクロコンピュータ22とトランジスタ17と
第4のリレー15とから通電制御部23が構成されてい
る。
【0016】更に、3個のトランジスタ11、12、1
3の各ベースも、抵抗24、25、26を介してマイク
ロコンピュータ22の図示しない3個の出力ポートに接
続されている。これにより、マイクロコンピュータ22
は、リレー接点15aがオンされている状態で、トラン
ジスタ11、12、13を各別にオンオフ制御すること
が可能になっている。尚、上記4個のトランジスタ1
1、12、13、17のエミッタとベース間には、それ
ぞれ抵抗27、28、29、30が接続されている。
【0017】一方、スタート一時停止スイッチ18の一
端(トランジスタ17のエミッタ)は、図示極性のダイ
オード31を介してマイクロコンピュータ22の入力ポ
ートP1に接続されている。そして、上記入力ポートP
1とアース(0V)との間に抵抗32が接続されてい
る。これにより、マイクロコンピュータ22は、入力ポ
ートP1の電圧レベルに基づいてスタート一時停止スイ
ッチ18がオン操作されたか否か(オン状態であるか否
か)と、第4のリレー15のリレー接点15aがオンし
ているか否か(電源オン表示状態であるか否か)とを判
定することが可能になっている(詳しくは後述する)。
この場合、スタート一時停止スイッチ18とダイオード
31とマイクロコンピュータ22と抵抗32とから運転
開始スイッチ状態検知部33が構成されている。
【0018】また、+5Vの電源端子16と、抵抗21
及び抵抗22の中間接続点との間には、例えばPNP形
のトランジスタ34が接続されている。このトランジス
タ34のベースは、抵抗35を介して例えば常開形のプ
ッシュスイッチからなる電源スイッチ36の一端に接続
されていると共に、マイクロコンピュータ22の入力ポ
ートP2に接続されている。上記電源スイッチ36の他
端は、アースされている。この電源スイッチ36は、電
源を入り、または、切りするためのスイッチである。そ
して、電源スイッチ36は、前記スタート一時停止スイ
ッチ18と共に衣類乾燥機の操作パネルに配設されてい
る。尚、トランジスタ34のベースとエミッタとの間に
は、抵抗37が接続されている。
【0019】この場合、電源スイッチ36をオン操作す
ることにより、トランジスタ34をオンすることが可能
になっている。そして、このトランジスタ34がオンす
ると、抵抗20、21の中間接続点がハイレベルとな
り、トランジスタ17が強制的にオフされる。これによ
り、第4のリレー15のリレーコイル15bが断電さ
れ、リレー接点15aが強制的にオフされるようになっ
ている。この構成の場合、トランジスタ34と電源スイ
ッチ36とマイクロコンピュータ22とから強制遮断部
38が構成されている。この強制遮断部38と前記通電
制御部23とからスイッチ手段制御部39が構成されて
いる。
【0020】また、マイクロコンピュータ22は、入力
ポートP2の電圧レベルに基づいて電源スイッチ36が
オン操作されたか否か(オン状態であるか否か)を判定
可能に構成されている。具体的には、電源スイッチ36
がオン操作されたときは入力ポートP2がロウレベル
(0V)となり、オン操作されていないときは入力ポー
トP2がハイレベル(5V)となっている。この構成の
場合、電源スイッチ36とマイクロコンピュータ22と
から電源スイッチ状態検知部40が構成されている。
尚、図示はしないが、+5V及び−19Vの定電圧を供
給する定電圧回路が設けられている。
【0021】更に、前記操作パネルには、電源スイッチ
36やスタート一時停止スイッチ18の他に乾燥運転コ
ース等を設定する各種の操作スイッチが配設されている
と共に、乾燥運転コースや運転状態等を表示する表示装
置が配設されている。そして、マイクロコンピュータ2
2は、上記各種の操作スイッチからのスイッチ信号を受
けると共に、上記表示装置を駆動制御するように構成さ
れている。また、マイクロコンピュータ22は、乾燥運
転に必要な種々のセンサ(温度センサや乾燥率検知用電
極等)からのセンサ信号を受けるように構成されてい
る。
【0022】次に、上記構成の作用、特には、電源スイ
ッチ35またはスタート一時停止スイッチ18を操作し
たときの動作について、図2ないし図7も参照して説明
する。ここで、図2ないし図4に示すフローチャート
は、マイクロコンピュータ22に記憶されている制御プ
ログラムのうちの部分制御、即ち、電源スイッチ36ま
たはスタート一時停止スイッチ18を操作したときの動
作の制御内容を示している。まず、電源スイッチ36を
操作して電源を入れる場合及び電源を切る場合の動作に
ついて説明する。この場合、電源が切れている状態で、
電源スイッチ36を押圧操作すると、電源が入り、反対
に、電源が入っている状態で、電源スイッチ36を押圧
操作すると、電源が切れるようになっている。
【0023】具体的には、図2のステップS1におい
て、まず電源オン表示がなされているか否かを判断す
る。この電源オン表示とは、マイクロコンピュータ22
により操作パネルの表示装置が点灯駆動された状態であ
り、使用者から見ると、電源が入っている状態である。
ここで、電源オン表示がなされていなければ、即ち、電
源が切れた状態であれば、ステップS1にて「NO」へ
進み、電源スイッチ36が操作されたか否かを判断す
る。この場合、電源スイッチ36がオン操作されたか否
かは、マイクロコンピュータ22のポートP2のレベル
で判定可能になっている。
【0024】そして、マイクロコンピュータ22は、電
源スイッチ36のスイッチ状態を例えば5.89ms毎
にポーリング判定し、例えば連続6回電源スイッチ36
がオン状態(ポートP2がロウレベル)であることを判
定したときに、具体的には、図5の時刻t1において、
電源スイッチ36がオン操作されたと判定するように構
成されている(ステップS2、S3、S4参照)。この
場合、連続6回電源スイッチ36のオン状態を判定する
前に、電源スイッチ36がオフ状態になった場合には、
電源スイッチ36がオン操作されたとは判定しない。
尚、図5の(a)のタイムチャートでは、電源スイッチ
36のオン状態を「閉」で示し、オフ状態を「開」で示
している。続いて、電源スイッチ36がオン操作された
と判定した後は、ステップS5へ進み、マイクロコンピ
ュータ22は、操作パネルの表示装置を駆動して電源オ
ン表示を行うように構成されている。
【0025】一方、ステップS1において、電源が入っ
た状態であれば、「YES」へ進み、電源スイッチ36
がオン操作されたか否かを判断する(ステップS6、S
7、S8)。この場合の判断処理は、上述したステップ
S2、S3、S4の処理と同じである。そして、電源ス
イッチ36がオン操作されたと判定した後は、ステップ
S9へ進み、マイクロコンピュータ22は、操作パネル
の表示装置を駆動停止して電源オフ表示を行うと共に、
電源ラッチ出力、具体的には、マイクロコンピュータ2
2のポートP3のレベルをオフ状態(ハイレベル)にす
る。尚、電源オフ表示とは、操作パネルの表示装置が消
灯された状態であり、使用者から見ると、電源が切れて
いる状態である。
【0026】次に、スタート一時停止スイッチ18を操
作して乾燥運転を開始させる場合及び乾燥運転を一時停
止させる場合の動作について説明する。この場合、電源
が入っている状態で、且つ、運転が開始されていない状
態で、スタート一時停止スイッチ18を押圧操作する
と、運転が開始され、反対に、運転が実行(開始)され
ている状態で、スタート一時停止スイッチ18を押圧操
作すると、運転が一時停止されるようになっている。
【0027】具体的には、図3のステップS101にお
いて、まず電源オン表示がなされているか否かを判断す
る。ここで、電源オン表示がなされていれば、即ち、電
源が入った状態であれば、ステップS101にて「YE
S」へ進み、モータ9やヒータ4、6等が通電駆動され
ているか否か(以下、「モータ9等の出力がオンされて
いるか否か」という)を判断する(ステップS10
2)。この場合、乾燥運転が開始されていなければ、モ
ータ9等の出力がオフであるから、ステップS102に
て「NO」へ進む。
【0028】続いて、スタート一時停止スイッチ18が
操作されたか否かを判断する(ステップS103)。こ
の場合、スタート一時停止スイッチ18がオン操作され
たか否かは、マイクロコンピュータ22のポートP1の
レベルで判定可能になっており、この判定処理について
は詳しくは後述する。そして、マイクロコンピュータ2
2は、スタート一時停止スイッチ18のスイッチ状態を
例えば5.89ms毎にポーリング判定し、例えば連続
4回スタート一時停止スイッチ18がオン状態である
(即ち、ポートP1のレベルが第1の基準値である例え
ば3.5Vを越えている)ことを判定したときに、電源
ラッチリレー(第4のリレー15)をオンするように構
成されている(ステップS103、S104、S10
5、S106参照)。
【0029】具体的には、マイクロコンピュータ22
は、図6の時刻t12において、ポートP3をロウレベ
ルにして、トランジスタ17をオンし、第4のリレー1
5のリレーコイル15bを通電することにより、第4の
リレー15のリレー接点15aをオンするように構成さ
れている。そして、マイクロコンピュータ22は、スタ
ート一時停止スイッチ18のスイッチ状態のポーリング
判定を続け、例えば連続7回スタート一時停止スイッチ
18がオン状態であることを判定したとき、具体的に
は、図6の時刻t13において、スタート一時停止スイ
ッチ18がオン操作されたと判定するように構成されて
いる(ステップS107、S108、S109参照)。
この場合、上記した連続4回ポーリング判定するのに要
する時間が第1の所定時間であり、連続7回ポーリング
判定するのに要する時間が第2の所定時間である。
【0030】続いて、マイクロコンピュータ22は、ト
ランジスタ11〜13を適宜オンすることにより、モー
タ9やヒータ4、6等を通電駆動し(即ち、モータ9等
の出力をオンし)、乾燥運転を開始する(ステップS1
10)。尚、連続7回スタート一時停止スイッチ18の
オン状態を判定する前に、スタート一時停止スイッチ1
8がオフ状態になった場合には、スタート一時停止スイ
ッチ18がオン操作されたとは判定しない。この場合、
連続4回スタート一時停止スイッチ18のオン状態を判
定する前に、スタート一時停止スイッチ18がオフ状態
になった場合には、上記ステップS103にて「NO」
へ進み、何もしない。
【0031】また、連続4回スタート一時停止スイッチ
18のオン状態を判定した後、連続7回スタート一時停
止スイッチ18のオン状態を判定する前に、スタート一
時停止スイッチ18がオフ状態になった場合には、上記
ステップS107にて「NO」へ進み、電源ラッチリレ
ー(第4のリレー15)をオフする、具体的には、マイ
クロコンピュータ22のポートP3をハイレベルにする
ように構成されている(ステップS111)。尚、上記
ステップS101において、電源オン表示がなされてい
ない場合、即ち、電源が切れた状態の場合も、ステップ
S101にて「NO」へ進み、何もしないでリターンす
る。また、上記構成では、スタート一時停止スイッチ1
8が操作されたと判定された時点(時刻t13)で、モ
ータ9等の出力をオンする構成としたが、これに限られ
るものではなく、上記時刻t13から予め決められた設
定時間(例えば35.34ms)だけ遅れた時点でモー
タ9等の出力をオンするように構成しても良い。
【0032】次に、運転が実行(開始)されている状態
で、スタート一時停止スイッチ18が押圧操作されたと
きの動作について説明する。この場合、運転が実行され
ている、即ち、モータ9等の出力がオンであるから、上
記ステップS102にて「YES」へ進む。そして、ス
タート一時停止スイッチ18が操作されたか否かを判断
する(ステップS112)。ここで、マイクロコンピュ
ータ22は、例えば連続7回スタート一時停止スイッチ
18がオン状態であることをポーリング判定したとき、
具体的には、図6の時刻t14で、スタート一時停止ス
イッチ18がオン操作されたと判定するように構成され
ている(ステップS112、S113、S114参
照)。
【0033】続いて、マイクロコンピュータ22は、第
4のリレー15(電源ラッチリレー)をオフすると共
に、モータ9等の出力をオフするように構成されている
(ステップS115)。具体的には、マイクロコンピュ
ータ22は、図6の時刻t14において、ポートP3を
ハイレベルにして、トランジスタ17をオフし、第4の
リレー15のリレーコイル15bを断電することによ
り、第4のリレー15のリレー接点15aをオフする。
これと共に、マイクロコンピュータ22は、3個のトラ
ンジスタ11〜13をオフするように各トランジスタ制
御用のポートのレベルを設定制御するように構成されて
いる。
【0034】さて、ここで、マイクロコンピュータ22
のポートP1のレベルに基づいて、スタート一時停止ス
イッチ18がオン操作されたか否かを判定する処理と、
第4のリレー15のリレー接点15aがオン状態である
か否かを判定する処理とについて説明する。この場合、
図7において、時刻t21でスタート一時停止スイッチ
18がオンしたとすると、マイクロコンピュータ22の
ポートP1が例えば4.30V(図7(b)参照)にな
る。この電圧は、図1に示されるように、+5Vをダイ
オード31と抵抗32で分圧した電圧であり、第1の基
準値(3.5V)を越えるように設定されている。
【0035】一方、第4のリレー15のリレー接点15
aがオンし、更に、スタート一時停止スイッチ18がオ
フすると、図1に示されるように、+5Vを抵抗19と
ダイオード31と抵抗32で分圧した電圧、例えば2.
52V(図7(b)参照)がマイクロコンピュータ22
のポートP1に入力されるようになる。上記電圧は、第
2の基準値(1.5V)を越えると共に、第1の基準値
(3.5V)よりも低い電圧となるように設定されてい
る。これにより、ポートP1のレベルを上記二つの基準
値と比較することにより、スタート一時停止スイッチ1
8がオン操作されたか否か、並びに、第4のリレー15
のリレー接点15aがオン状態であるか否かを判定する
ことが可能である。以下、この判定処理について、具体
的に説明する。
【0036】まず、図4のステップS201において、
マイクロコンピュータ22のポートP1の電圧レベルが
第2の基準値である1.5V以上であるか否かを判断す
る。ここで、スタート一時停止スイッチ18がオン操作
されていれば、または、第4のリレー15のリレー接点
15aがオン状態であれば、ポートP1のレベルが1.
5V以上であるから、ステップS201にて「YES」
へ進む。そして、マイクロコンピュータ22は、第4の
リレー15のリレー接点15aがオン状態であること
(即ち、電源リレーがオン状態であること)を読み込む
(記憶する)ように構成されている(ステップS20
2)。
【0037】続いて、マイクロコンピュータ22のポー
トP1の電圧レベルが第1の基準値である3.5V以上
であるか否かを判断する(ステップS203)。ここ
で、スタート一時停止スイッチ18がオン操作されてい
れば、ポートP1のレベルが3.5V以上であるから、
ステップS203にて「YES」へ進む。そして、マイ
クロコンピュータ22は、スタート一時停止スイッチ1
8がオン状態であることを読み込む(記憶する)ように
構成されている(ステップS204)。また、上記ステ
ップS203において、スタート一時停止スイッチ18
がオン操作されていなければ、ポートP1のレベルが
3.5V以上にならないから、ステップS203にて
「NO」へ進み、リターンするようになっている。
【0038】一方、上記ステップS201において、ス
タート一時停止スイッチ18がオン操作されておらず、
しかも、第4のリレー15のリレー接点15aがオフ状
態であれば、マイクロコンピュータ22のポートP1の
レベルが1.5V以上にならないから、ステップS20
1にて「NO」へ進む。続いて、マイクロコンピュータ
22は、電源オン表示がなされているか否かを判断する
(ステップS205)。ここで、電源オン表示がなされ
ていなければ、ステップS205にて「NO」へ進み、
何もしないでリターンするようになっている。
【0039】また、電源オン表示がなされておれば、ス
テップS205にて「YES」へ進み、マイクロコンピ
ュータ22は、第4のリレー15(電源ラッチリレー)
をオフすると共に、モータ9等の出力をオフするように
構成されている(ステップS206)。具体的には、マ
イクロコンピュータ22は、ポートP3をハイレベルに
してトランジスタ17をオフすると共に、3個のトラン
ジスタ11〜13をオフするように各トランジスタ制御
用のポートのレベルを設定制御するように構成されてい
る。
【0040】ここで、スタート一時停止スイッチ18を
オン操作することにより、第4のリレー15のリレー接
点15aがオン状態となる場合のポートP3のレベルの
変化を図7(b)に示す。この場合、スタート一時停止
スイッチ18をオン操作すると、ポートP3のレベルが
4.30Vまで上昇し、この後、連続7回スタート一時
停止スイッチ18のオン状態を判定した後、時刻t24
でスタート一時停止スイッチ18の操作を止めると、こ
のときには、第4のリレー15のリレー接点15aがオ
ン状態となっているから、ポートP3のレベルが2.5
2Vに低下してそのレベルで保持されるようになる。
【0041】更に、この後、スタート一時停止スイッチ
18がオン操作されると、図示はしないが、ポートP3
のレベルが再び4.30Vまで上昇するようになってい
る。そして、この場合は、運転中にスタート一時停止ス
イッチ18のオン操作が行われた場合であるから、この
後は前述したようにして第4のリレー15のリレー接点
15aがオフされるから、ポートP3のレベルは0Vに
低下する。
【0042】尚、上述した3つの制御(図2ないし図4
の各フローチャート)はマイクロコンピュータ22の割
り込み処理により例えば0.1ms或いはそれよりも短
い時間間隔で繰り返し実行されるように構成されてい
る。これにより、上記3つの制御は、ほぼパラレル(同
時)に実行されるようになっている。
【0043】また、上記構成において、乾燥運転の実行
中に電源スイッチ36をオン操作すると、電源を強制的
に切ることが可能である。以下、この電源を切る場合の
動作について説明する。この場合、運転の実行中は、第
4のリレー15のリレー接点15aがオン状態であると
共に、トランジスタ11〜13が適宜オンされている。
この状態で、電源スイッチ36がオン操作されると、ト
ランジスタ34がオンされるため、抵抗20、21の中
間接続点の電位がハイレベルになる。これにより、トラ
ンジスタ17がオフされるから、第4のリレー15のリ
レーコイル15bが断電され、もって第4のリレー15
のリレー接点15aがオフされる(即ち、電源が実質的
に切れた状態となる)。この結果、3個のリレー5、
7、10のリレーコイル5b、7b、10bが断電さ
れ、モータ9やヒータ4、6が強制的に断電されるよう
に構成されている。
【0044】このような構成の本実施例によれば、電源
入り用及び電源切り用のスイッチとして1個の電源スイ
ッチ36を設け、この電源スイッチ36と元から存在す
るスタート一時停止スイッチ18とからのスイッチ信号
に応じて電源を入り切りすると共に、乾燥運転を開始ま
たは停止する構成とした。このため、従来構成に比べ
て、スイッチの個数を削減することができるから、製造
コストを安くすることができると共に、スイッチの操作
性を向上させることができる。
【0045】また、上記実施例では、第4のリレー15
(即ち、電源ラッチリレー)をオンオフ制御するスイッ
チング手段制御部39を、マイクロコンピュータ22等
を備えて成る通電制御部23と、電源スイッチ36を備
えて成る強制遮断部38とから構成した。これにより、
通電制御部23のマイクロコンピュータ22が正常に動
作しているときは、運転開始スイッチ状態検知部33及
び電源スイッチ状態検知部40からの各検知出力(即
ち、電源スイッチ36及びスタート一時停止スイッチ1
8からのスイッチ信号)に基づいて上記マイクロコンピ
ュータ22が電源を入り切りする(即ち、電源オン表示
または電源オフ表示する)と共に、第4のリレー15を
オンオフ制御し、また、第1ないし第3のリレー5、
7、10(即ち、モータ9等)をオンオフ制御するよう
に構成されている。
【0046】そして、乾燥運転中にマイクロコンピュー
タ22が暴走することがあったとしても、電源スイッチ
36を操作すると、強制遮断部38のトランジスタ34
がオンすることにより、トランジスタ17がオフされ、
もって第4のリレー15をオフし、第1ないし第3のリ
レー5、7、10及びモータ9等を全て断電停止するこ
とができるようになっている。即ち、マイクロコンピュ
ータ22の暴走時にも、電源スイッチ36の操作により
複数の負荷を確実に遮断すること(実質的に電源をオフ
すること)ができる。
【0047】更に、上記実施例では、スイッチング手段
制御部39(通電制御部23)のマイクロコンピュータ
22は、電源スイッチ状態検知部40により電源スイッ
チ36のオン状態を検知した後、運転開始スイッチ状態
検知部33により検知した検知出力がスタート一時停止
スイッチ18のオン状態となってから第1の所定時間
(ポーリング判定が連続4回オンとなる時間)が経過し
た時点で第4のリレー15のリレーコイル15bを通電
開始(オン)し、この後、前記検知出力がスタート一時
停止スイッチ18のオン状態となってから第2の所定時
間(ポーリング判定が連続7回オンとなる時間)が経過
した時点で負荷の制御を許可する(具体的には、リレー
11〜13を適宜オンする)ように構成した。
【0048】この構成によれば、第4のリレー15の接
点タイムディレイ、即ち、リレーコイル15bを通電開
始してから、リレー接点15aが実際にオンするまでの
遅れ時間を補償することができる。これにより、上記第
4のリレー15のリレー接点15aがオンする前の(オ
ン未完了の)状態で、マイクロコンピュータ22がスタ
ート一時停止スイッチ18のスイッチ状態を誤判定する
ようなことを確実に防止できる。この結果、装置の信頼
性を高くすることができる。上記構成の場合、第1の所
定時間と第2の所定時間との時間差を、第4のリレー1
5のリレーコイル15bを通電開始してから該リレー1
5のリレー接点15aが動作するまでに要する動作時間
よりも長く設定することが好ましい。
【0049】更に、上記構成の場合、スイッチング手段
制御部39(通電制御部23)のマイクロコンピュータ
22は、運転開始スイッチ状態検知部33により検知し
た検知出力がスタート一時停止スイッチ18のオン状態
となってから第2の所定時間が経過する前に、上記検知
出力がスタート一時停止スイッチ18のオン状態でなく
なった場合には、第4のリレー15をオフするように構
成した。これにより、第4のリレー15のリレー接点1
5aがオンする前の(オン未完了の)状態では、マイク
ロコンピュータ22がスタート一時停止スイッチ18の
スイッチ状態を判定しないから、該スイッチ状態を誤判
定することがなくなる。
【0050】また、上記実施例では、運転開始スイッチ
状態検知部33により検知した検知出力、具体的には、
マイクロコンピュータ22のポートP1の電圧レベルが
スタート一時停止スイッチ18のオン状態であるか否か
を判定する第1の基準値(3.5V)と、前記ポートP
1の電圧レベルが第4のリレー15(のリレー接点15
a)のオン状態であるか否かを判定する第2の基準値
(1.5V)とをマイクロコンピュータ22に備える
(記憶する)構成とした。これにより、マイクロコンピ
ュータ22は、1つのポートP1により2つの状態を検
知(判定)することができる。尚、マイクロコンピュー
タ22のポートP1は、A/D変換入力ポートから構成
されている。
【0051】
【発明の効果】本発明は、以上の説明から明らかなよう
に、複数の負荷を同時にオフ制御するスイッチング手段
を備え、このスイッチング手段をオンオフ制御するスイ
ッチング手段制御部を備え、プッシュスイッチからなる
電源スイッチとこの電源スイッチの状態を検知する電源
スイッチ状態検知部を備え、プッシュスイッチからなる
運転開始スイッチとこの運転開始スイッチの状態を検知
する運転開始スイッチ状態検知部を備え、そして、スイ
ッチング手段制御部によって、電源スイッチ状態検知部
と運転開始スイッチ状態検知部により検知した各検知出
力に基づいてスイッチング手段を制御するように構成し
たので、電源入り用及び電源切り用のスイッチの個数を
削減して、製造コストを安くできると共に、スイッチの
操作性を向上させることができるという優れた効果を奏
する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す電気回路図
【図2】電源入り切り処理のフローチャート
【図3】スタート一時停止処理のフローチャート
【図4】スタート一時停止スイッチのオン状態判定処理
及び第4のリレーのオン状態の判定処理のフローチャー
【図5】電源入り切り処理のタイムチャート
【図6】スタート一時停止処理のタイムチャート
【図7】スタート一時停止スイッチのオン状態判定処理
及び第4のリレーのオン状態の判定処理のタイムチャー
【符号の説明】
1は交流電源、4は第1のヒータ、5は第1のリレー、
5aはリレー接点、6は第2のヒータ、7は第2のリレ
ー、7aはリレー接点、8はトライアック、9はモー
タ、10は第3のリレー、10aはリレー接点、11、
12、13はトランジスタ、15は第4のリレー、15
aはリレー接点、15bはリレーコイル、17はトラン
ジスタ、18はスタート一時停止スイッチ(運転開始ス
イッチ)、22はマイクロコンピュータ、23は通電制
御部、31はダイオード、32は抵抗、33は運転開始
スイッチ状態検知部、34はトランジスタ、36は電源
スイッチ、38は強制遮断部、39はスイッチング手段
制御部、40は電源スイッチ状態検知部を示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 牧野 嘉幸 名古屋市西区名西二丁目33番10号 東芝エ ー・ブイ・イー株式会社名古屋事業所内 (72)発明者 谷 和利 愛知県瀬戸市穴田町991番地 株式会社東 芝愛知工場内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の負荷を同時にオフ制御するスイッ
    チング手段と、このスイッチング手段をオンオフ制御す
    るスイッチング手段制御部と、プッシュスイッチからな
    る電源スイッチと、この電源スイッチの状態を検知する
    電源スイッチ状態検知部と、プッシュスイッチからなる
    運転開始スイッチと、この運転開始スイッチの状態を検
    知する運転開始スイッチ状態検知部とを備え、 前記スイッチング手段制御部は、前記電源スイッチ状態
    検知部により検知した検知出力と前記運転開始スイッチ
    状態検知部により検知した検知出力に基づいて前記スイ
    ッチング手段を制御するように構成されていることを特
    徴とする乾燥機の電源スイッチ回路。
  2. 【請求項2】 スイッチング手段制御部は、マイクロコ
    ンピュータ等を備えて成る通電制御部と、電源スイッチ
    を備えて成る強制遮断部とから構成されていることを特
    徴とする請求項1記載の乾燥機の電源スイッチ回路。
  3. 【請求項3】 スイッチング手段制御部は、電源スイッ
    チ状態検知部により電源スイッチオン状態を検知した
    後、運転開始スイッチ状態検知部により検知した検知出
    力が運転開始スイッチオン状態となってから第1の所定
    時間が経過した時点でスイッチング手段をオンし、この
    後、前記検知出力が運転開始スイッチオン状態となって
    から第2の所定時間が経過した時点で負荷の制御を許可
    するように構成されていることを特徴とする請求項1ま
    たは2記載の乾燥機の電源スイッチ回路。
  4. 【請求項4】 スイッチング手段をリレーで構成すると
    共に、 第1の所定時間と第2の所定時間との時間差を、前記リ
    レーのリレーコイルを通電開始してから前記リレーのリ
    レー接点が動作するまでに要する動作時間よりも長く設
    定したことを特徴とする請求項3記載の乾燥機の電源ス
    イッチ回路。
  5. 【請求項5】 スイッチング手段制御部は、運転開始ス
    イッチ状態検知部により検知した検知出力が運転開始ス
    イッチオン状態となってから第2の所定時間が経過する
    前に、前記検知出力が運転開始スイッチオン状態でなく
    なった場合には、スイッチング手段をオフするように構
    成されていることを特徴とする請求項3または4記載の
    乾燥機の電源スイッチ回路。
  6. 【請求項6】 運転開始スイッチ状態検知部により検知
    した検知出力が運転開始スイッチオン状態であることを
    判定する第1の基準値と、前記検知出力がスイッチング
    手段オン状態であることを判定する第2の基準値とを備
    えたことを特徴とする請求項3ないし5のいずれかに記
    載の乾燥機の電源スイッチ回路。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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