JP3682338B2 - 乾燥機の電源スイッチ回路 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、電源入り用または電源切り用の電源スイッチとしてプッシュスイッチを備えて成る乾燥機の電源スイッチ回路に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、乾燥機においては、操作パネルにそれぞれプッシュスイッチからなる電源入り用スイッチ及び電源切り用スイッチを設け、これら電源入り用スイッチ及び電源切り用スイッチからのスイッチ信号を受けるマイクロコンピュータを設け、このマイクロコンピュータにより負荷の電源ラインに設けた電源リレーをオンオフ制御するように構成されている。この構成の場合、電源入り用スイッチがオン操作されると、マイクロコンピュータは電源リレーをオンし、電源切り用スイッチがオン操作されると、マイクロコンピュータは電源リレーをオフするように構成されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来構成では、電源入り用及び電源切り用のスイッチとして2個のプッシュスイッチが必要であるので、スイッチの個数が多くなり、製造コストが高くなったり、スイッチの操作性が悪くなったりするという問題点があった。
【0004】
そこで、本発明の目的は、電源入り用及び電源切り用のスイッチの個数を削減できて、製造コストを安くできると共に、スイッチの操作性を向上させることができる乾燥機の電源スイッチ回路を提供するにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明の乾燥機の電源スイッチ回路は、オンされたときにヒータ及びモータをオン可能な状態とすると共に、オフされたときにヒータ及びモータを共通にオフするスイッチング手段と、マイクロコンピュータを備えて構成され、前記スイッチング手段をオンオフ制御するスイッチング手段制御部と、プッシュスイッチからなり電源入りと電源切りとを兼用する電源スイッチと、この電源スイッチのオンオフ状態を検知する電源スイッチ状態検知部と、プッシュスイッチからなる運転開始スイッチと、この運転開始スイッチのオンオフ状態を検知する運転開始スイッチ状態検知部とを備え、前記マイクロコンピュータは、前記ヒータ及び前記モータをそれぞれ通電制御するように構成され、そして、前記スイッチング手段制御部は、前記電源スイッチ状態検知部により検知した検知出力と前記運転開始スイッチ状態検知部により検知した検知出力に基づいて、前記電源スイッチがオン操作されて電源入りが指示された状態となった後、前記運転開始スイッチがオン操作されて運転開始が指示されたときに、前記スイッチング手段をオンするように構成されているところに特徴を有する。
【0006】
上記構成によれば、電源入り用及び電源切り用のスイッチとしては1個の電源スイッチを設け、この電源スイッチと元から存在する運転開始スイッチとからのスイッチ信号に応じて電源を入り切りする構成とした。このため、スイッチの個数を削減することができるから、製造コストが安くなると共にスイッチの操作性も向上する。
【0007】
また、上記構成の場合、スイッチング手段制御部は、マイクロコンピュータ等を備えて成る通電制御部と、電源スイッチを備えて成る強制遮断部とから構成されていることが好ましい。更に、スイッチング手段制御部は、電源スイッチ状態検知部により電源スイッチオン状態を検知した後、運転開始スイッチ状態検知部により検知した検知出力が運転開始スイッチオン状態となってから第1の所定時間が経過した時点でスイッチング手段をオンし、この後、前記検知出力が運転開始スイッチオン状態となってから第2の所定時間が経過した時点で負荷の制御を許可するように構成されていることが良い。
【0008】
更にまた、スイッチング手段をリレーで構成すると共に、第1の所定時間と第2の所定時間との時間差を、前記リレーのリレーコイルを通電開始してから前記リレーのリレー接点が動作するまでに要する動作時間よりも長く設定することが好ましい。この場合、スイッチング手段制御部は、運転開始スイッチ状態検知部により検知した検知出力が運転開始スイッチオン状態となってから第2の所定時間が経過する前に、前記検知出力が運転開始スイッチオン状態でなくなった場合には、スイッチング手段をオフするように構成されていることが良い。また、運転開始スイッチ状態検知部により検知した検知出力が運転開始スイッチオン状態であることを判定する第1の基準値と、前記検知出力がスイッチング手段オン状態であることを判定する第2の基準値とを備える構成とすることが好ましい構成である。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を衣類乾燥機に適用した一実施例について図面を参照しながら説明する。まず、図1は衣類乾燥機の電気的構成の要部を示す電気回路図である。この図1において、交流電源1から導出された電源ライン2、3間には、第1のヒータ4と第1のリレー5のリレー接点5aとを直列接続した直列回路、第2のヒータ6と第2のリレー7のリレー接点7aとを直列接続した直列回路、及び、トライアック8とモータ9と第3のリレー10のリレー接点10aとを直列接続した直列回路が並列に接続されている。
【0010】
この場合、第1のヒータ4は第1のリレー5により通断電され、第2のヒータ6は第2のリレー7により通断電され、モータ9はトライアック8及び第3のリレー10により通断電されるように構成されている。尚、第3のリレー10は、ノイズ等によりトライアック8が誤動作したような場合でもモータ9を確実に断電するためのスイッチである。
【0011】
そして、上記3個のリレー5、7、10のリレーコイル5b、7b、10bは、その各一方の端子をそれぞれ3個の例えばPNP形のトランジスタ11、12、13の各コレクタに接続し、各他方の端子を例えば−19Vの電源端子14に共通接続している。上記トランジスタ11、12、13の各エミッタは、例えば第4のリレー15のリレー接点15aの一端に共通接続されている。この第4のリレー15のリレー接点15aの他端は、例えば+5Vの電源端子16に接続されている。
【0012】
この場合、第4のリレー15のリレー接点15aがオンした状態で、3個のリレー5、7、10のリレーコイル5b、7b、10bは、それぞれ3個のトランジスタ11、12、13によりオンオフ(通断電)されるように構成されている。そして、第4のリレー15のリレー接点15aがオフされると、3個のリレー5、7、10のリレーコイル5b、7b、10bは全て同時にオフされる。この構成の場合、3個のリレー5、7、10、並びに、ヒータ4、6、モータ9が負荷を構成し、第4のリレー15がスイッチング手段を構成している。
【0013】
また、第4のリレー15のリレーコイル15bの一方の端子は、例えばPNP形のトランジスタ17のコレクタに接続され、他方の端子は−19Vの電源端子14に接続されている。上記トランジスタ17のエミッタは、例えば常開形のプッシュスイッチからなるスタート一時停止スイッチ18の一端に接続されている。このスタート一時停止スイッチ18の他端は、例えば+5Vの電源端子16に接続されている。この場合、上記スタート一時停止スイッチ18が運転開始スイッチを構成している。このスタート一時停止スイッチ18は、衣類乾燥機の操作パネル(図示しない)に配設されている。
【0014】
更に、スタート一時停止スイッチ18の一端(トランジスタ17のエミッタ)は、抵抗19を介して第4のリレー15のリレー接点15aの一端(トランジスタ11、12、13のエミッタ)に接続されている。この場合、スタート一時停止スイッチ18がオンした状態で、第4のリレー15のリレーコイル15bはトランジスタ17によりオンオフ(通断電)されるように構成されている。そして、第4のリレー15のリレーコイル15bがオンされると、リレー接点15aがオンすることから、第4のリレー15のオン状態を保持する自己保持回路が形成されるようになっている。
【0015】
また、トランジスタ17のベースは、抵抗20、21を介してマイクロコンピュータ22の出力ポートP3に接続されている。これにより、マイクロコンピュータ22は、スタート一時停止スイッチ18がオンされている状態で、トランジスタ17をオンオフ制御することが可能になっている。上記マイクロコンピュータ22は、衣類乾燥機の運転全般を制御する機能を有しており、そのための制御プログラムを記憶している。この場合、マイクロコンピュータ22とトランジスタ17と第4のリレー15とから通電制御部23が構成されている。
【0016】
更に、3個のトランジスタ11、12、13の各ベースも、抵抗24、25、26を介してマイクロコンピュータ22の図示しない3個の出力ポートに接続されている。これにより、マイクロコンピュータ22は、リレー接点15aがオンされている状態で、トランジスタ11、12、13を各別にオンオフ制御することが可能になっている。尚、上記4個のトランジスタ11、12、13、17のエミッタとベース間には、それぞれ抵抗27、28、29、30が接続されている。
【0017】
一方、スタート一時停止スイッチ18の一端(トランジスタ17のエミッタ)は、図示極性のダイオード31を介してマイクロコンピュータ22の入力ポートP1に接続されている。そして、上記入力ポートP1とアース(0V)との間に抵抗32が接続されている。これにより、マイクロコンピュータ22は、入力ポートP1の電圧レベルに基づいてスタート一時停止スイッチ18がオン操作されたか否か(オン状態であるか否か)と、第4のリレー15のリレー接点15aがオンしているか否か(電源オン表示状態であるか否か)とを判定することが可能になっている(詳しくは後述する)。この場合、スタート一時停止スイッチ18とダイオード31とマイクロコンピュータ22と抵抗32とから運転開始スイッチ状態検知部33が構成されている。
【0018】
また、+5Vの電源端子16と、抵抗20及び抵抗21の中間接続点との間には、例えばPNP形のトランジスタ34が接続されている。このトランジスタ34のベースは、抵抗35を介して例えば常開形のプッシュスイッチからなる電源スイッチ36の一端に接続されていると共に、マイクロコンピュータ22の入力ポートP2に接続されている。上記電源スイッチ36の他端は、アースされている。この電源スイッチ36は、電源を入り、または、切りするためのスイッチである。そして、電源スイッチ36は、前記スタート一時停止スイッチ18と共に衣類乾燥機の操作パネルに配設されている。尚、トランジスタ34のベースとエミッタとの間には、抵抗37が接続されている。
【0019】
この場合、電源スイッチ36をオン操作することにより、トランジスタ34をオンすることが可能になっている。そして、このトランジスタ34がオンすると、抵抗20、21の中間接続点がハイレベルとなり、トランジスタ17が強制的にオフされる。これにより、第4のリレー15のリレーコイル15bが断電され、リレー接点15aが強制的にオフされるようになっている。この構成の場合、トランジスタ34と電源スイッチ36とマイクロコンピュータ22とから強制遮断部38が構成されている。この強制遮断部38と前記通電制御部23とからスイッチ手段制御部39が構成されている。
【0020】
また、マイクロコンピュータ22は、入力ポートP2の電圧レベルに基づいて電源スイッチ36がオン操作されたか否か(オン状態であるか否か)を判定可能に構成されている。具体的には、電源スイッチ36がオン操作されたときは入力ポートP2がロウレベル(0V)となり、オン操作されていないときは入力ポートP2がハイレベル(5V)となっている。この構成の場合、電源スイッチ36とマイクロコンピュータ22とから電源スイッチ状態検知部40が構成されている。尚、図示はしないが、+5V及び−19Vの定電圧を供給する定電圧回路が設けられている。
【0021】
更に、前記操作パネルには、電源スイッチ36やスタート一時停止スイッチ18の他に乾燥運転コース等を設定する各種の操作スイッチが配設されていると共に、乾燥運転コースや運転状態等を表示する表示装置が配設されている。そして、マイクロコンピュータ22は、上記各種の操作スイッチからのスイッチ信号を受けると共に、上記表示装置を駆動制御するように構成されている。また、マイクロコンピュータ22は、乾燥運転に必要な種々のセンサ(温度センサや乾燥率検知用電極等)からのセンサ信号を受けるように構成されている。
【0022】
次に、上記構成の作用、特には、電源スイッチ35またはスタート一時停止スイッチ18を操作したときの動作について、図2ないし図7も参照して説明する。ここで、図2ないし図4に示すフローチャートは、マイクロコンピュータ22に記憶されている制御プログラムのうちの部分制御、即ち、電源スイッチ36またはスタート一時停止スイッチ18を操作したときの動作の制御内容を示している。まず、電源スイッチ36を操作して電源を入れる場合及び電源を切る場合の動作について説明する。この場合、電源が切れている状態で、電源スイッチ36を押圧操作すると、電源が入り、反対に、電源が入っている状態で、電源スイッチ36を押圧操作すると、電源が切れるようになっている。
【0023】
具体的には、図2のステップS1において、まず電源オン表示がなされているか否かを判断する。この電源オン表示とは、マイクロコンピュータ22により操作パネルの表示装置が点灯駆動された状態であり、使用者から見ると、電源が入っている状態である。ここで、電源オン表示がなされていなければ、即ち、電源が切れた状態であれば、ステップS1にて「NO」へ進み、電源スイッチ36が操作されたか否かを判断する。この場合、電源スイッチ36がオン操作されたか否かは、マイクロコンピュータ22のポートP2のレベルで判定可能になっている。
【0024】
そして、マイクロコンピュータ22は、電源スイッチ36のスイッチ状態を例えば5.89ms毎にポーリング判定し、例えば連続6回電源スイッチ36がオン状態(ポートP2がロウレベル)であることを判定したときに、具体的には、図5の時刻t1において、電源スイッチ36がオン操作されたと判定するように構成されている(ステップS2、S3、S4参照)。この場合、連続6回電源スイッチ36のオン状態を判定する前に、電源スイッチ36がオフ状態になった場合には、電源スイッチ36がオン操作されたとは判定しない。尚、図5の(a)のタイムチャートでは、電源スイッチ36のオン状態を「閉」で示し、オフ状態を「開」で示している。続いて、電源スイッチ36がオン操作されたと判定した後は、ステップS5へ進み、マイクロコンピュータ22は、操作パネルの表示装置を駆動して電源オン表示を行うように構成されている。
【0025】
一方、ステップS1において、電源が入った状態であれば、「YES」へ進み、電源スイッチ36がオン操作されたか否かを判断する(ステップS6、S7、S8)。この場合の判断処理は、上述したステップS2、S3、S4の処理と同じである。そして、電源スイッチ36がオン操作されたと判定した後は、ステップS9へ進み、マイクロコンピュータ22は、操作パネルの表示装置を駆動停止して電源オフ表示を行うと共に、電源ラッチ出力、具体的には、マイクロコンピュータ22のポートP3のレベルをオフ状態(ハイレベル)にする。尚、電源オフ表示とは、操作パネルの表示装置が消灯された状態であり、使用者から見ると、電源が切れている状態である。
【0026】
次に、スタート一時停止スイッチ18を操作して乾燥運転を開始させる場合及び乾燥運転を一時停止させる場合の動作について説明する。この場合、電源が入っている状態で、且つ、運転が開始されていない状態で、スタート一時停止スイッチ18を押圧操作すると、運転が開始され、反対に、運転が実行(開始)されている状態で、スタート一時停止スイッチ18を押圧操作すると、運転が一時停止されるようになっている。
【0027】
具体的には、図3のステップS101において、まず電源オン表示がなされているか否かを判断する。ここで、電源オン表示がなされていれば、即ち、電源が入った状態であれば、ステップS101にて「YES」へ進み、モータ9やヒータ4、6等が通電駆動されているか否か(以下、「モータ9等の出力がオンされているか否か」という)を判断する(ステップS102)。この場合、乾燥運転が開始されていなければ、モータ9等の出力がオフであるから、ステップS102にて「NO」へ進む。
【0028】
続いて、スタート一時停止スイッチ18が操作されたか否かを判断する(ステップS103)。この場合、スタート一時停止スイッチ18がオン操作されたか否かは、マイクロコンピュータ22のポートP1のレベルで判定可能になっており、この判定処理については詳しくは後述する。そして、マイクロコンピュータ22は、スタート一時停止スイッチ18のスイッチ状態を例えば5.89ms毎にポーリング判定し、例えば連続4回スタート一時停止スイッチ18がオン状態である(即ち、ポートP1のレベルが第1の基準値である例えば3.5Vを越えている)ことを判定したときに、電源ラッチリレー(第4のリレー15)をオンするように構成されている(ステップS103、S104、S105、S106参照)。
【0029】
具体的には、マイクロコンピュータ22は、図6の時刻t12において、ポートP3をロウレベルにして、トランジスタ17をオンし、第4のリレー15のリレーコイル15bを通電することにより、第4のリレー15のリレー接点15aをオンするように構成されている。そして、マイクロコンピュータ22は、スタート一時停止スイッチ18のスイッチ状態のポーリング判定を続け、例えば連続7回スタート一時停止スイッチ18がオン状態であることを判定したとき、具体的には、図6の時刻t13において、スタート一時停止スイッチ18がオン操作されたと判定するように構成されている(ステップS107、S108、S109参照)。この場合、上記した連続4回ポーリング判定するのに要する時間が第1の所定時間であり、連続7回ポーリング判定するのに要する時間が第2の所定時間である。
【0030】
続いて、マイクロコンピュータ22は、トランジスタ11〜13を適宜オンすることにより、モータ9やヒータ4、6等を通電駆動し(即ち、モータ9等の出力をオンし)、乾燥運転を開始する(ステップS110)。尚、連続7回スタート一時停止スイッチ18のオン状態を判定する前に、スタート一時停止スイッチ18がオフ状態になった場合には、スタート一時停止スイッチ18がオン操作されたとは判定しない。この場合、連続4回スタート一時停止スイッチ18のオン状態を判定する前に、スタート一時停止スイッチ18がオフ状態になった場合には、上記ステップS103にて「NO」へ進み、何もしない。
【0031】
また、連続4回スタート一時停止スイッチ18のオン状態を判定した後、連続7回スタート一時停止スイッチ18のオン状態を判定する前に、スタート一時停止スイッチ18がオフ状態になった場合には、上記ステップS107にて「NO」へ進み、電源ラッチリレー(第4のリレー15)をオフする、具体的には、マイクロコンピュータ22のポートP3をハイレベルにするように構成されている(ステップS111)。尚、上記ステップS101において、電源オン表示がなされていない場合、即ち、電源が切れた状態の場合も、ステップS101にて「NO」へ進み、何もしないでリターンする。また、上記構成では、スタート一時停止スイッチ18が操作されたと判定された時点(時刻t13)で、モータ9等の出力をオンする構成としたが、これに限られるものではなく、上記時刻t13から予め決められた設定時間(例えば35.34ms)だけ遅れた時点でモータ9等の出力をオンするように構成しても良い。
【0032】
次に、運転が実行(開始)されている状態で、スタート一時停止スイッチ18が押圧操作されたときの動作について説明する。この場合、運転が実行されている、即ち、モータ9等の出力がオンであるから、上記ステップS102にて「YES」へ進む。そして、スタート一時停止スイッチ18が操作されたか否かを判断する(ステップS112)。ここで、マイクロコンピュータ22は、例えば連続7回スタート一時停止スイッチ18がオン状態であることをポーリング判定したとき、具体的には、図6の時刻t14で、スタート一時停止スイッチ18がオン操作されたと判定するように構成されている(ステップS112、S113、S114参照)。
【0033】
続いて、マイクロコンピュータ22は、第4のリレー15(電源ラッチリレー)をオフすると共に、モータ9等の出力をオフするように構成されている(ステップS115)。具体的には、マイクロコンピュータ22は、図6の時刻t14において、ポートP3をハイレベルにして、トランジスタ17をオフし、第4のリレー15のリレーコイル15bを断電することにより、第4のリレー15のリレー接点15aをオフする。これと共に、マイクロコンピュータ22は、3個のトランジスタ11〜13をオフするように各トランジスタ制御用のポートのレベルを設定制御するように構成されている。
【0034】
さて、ここで、マイクロコンピュータ22のポートP1のレベルに基づいて、スタート一時停止スイッチ18がオン操作されたか否かを判定する処理と、第4のリレー15のリレー接点15aがオン状態であるか否かを判定する処理とについて説明する。この場合、図7において、時刻t21でスタート一時停止スイッチ18がオンしたとすると、マイクロコンピュータ22のポートP1が例えば4.30V(図7(b)参照)になる。この電圧は、図1に示されるように、+5Vをダイオード31と抵抗32で分圧した電圧であり、第1の基準値(3.5V)を越えるように設定されている。
【0035】
一方、第4のリレー15のリレー接点15aがオンし、更に、スタート一時停止スイッチ18がオフすると、図1に示されるように、+5Vを抵抗19とダイオード31と抵抗32で分圧した電圧、例えば2.52V(図7(b)参照)がマイクロコンピュータ22のポートP1に入力されるようになる。上記電圧は、第2の基準値(1.5V)を越えると共に、第1の基準値(3.5V)よりも低い電圧となるように設定されている。これにより、ポートP1のレベルを上記二つの基準値と比較することにより、スタート一時停止スイッチ18がオン操作されたか否か、並びに、第4のリレー15のリレー接点15aがオン状態であるか否かを判定することが可能である。以下、この判定処理について、具体的に説明する。
【0036】
まず、図4のステップS201において、マイクロコンピュータ22のポートP1の電圧レベルが第2の基準値である1.5V以上であるか否かを判断する。ここで、スタート一時停止スイッチ18がオン操作されていれば、または、第4のリレー15のリレー接点15aがオン状態であれば、ポートP1のレベルが1.5V以上であるから、ステップS201にて「YES」へ進む。そして、マイクロコンピュータ22は、第4のリレー15のリレー接点15aがオン状態であること(即ち、電源リレーがオン状態であること)を読み込む(記憶する)ように構成されている(ステップS202)。
【0037】
続いて、マイクロコンピュータ22のポートP1の電圧レベルが第1の基準値である3.5V以上であるか否かを判断する(ステップS203)。ここで、スタート一時停止スイッチ18がオン操作されていれば、ポートP1のレベルが3.5V以上であるから、ステップS203にて「YES」へ進む。そして、マイクロコンピュータ22は、スタート一時停止スイッチ18がオン状態であることを読み込む(記憶する)ように構成されている(ステップS204)。また、上記ステップS203において、スタート一時停止スイッチ18がオン操作されていなければ、ポートP1のレベルが3.5V以上にならないから、ステップS203にて「NO」へ進み、リターンするようになっている。
【0038】
一方、上記ステップS201において、スタート一時停止スイッチ18がオン操作されておらず、しかも、第4のリレー15のリレー接点15aがオフ状態であれば、マイクロコンピュータ22のポートP1のレベルが1.5V以上にならないから、ステップS201にて「NO」へ進む。続いて、マイクロコンピュータ22は、電源オン表示がなされているか否かを判断する(ステップS205)。ここで、電源オン表示がなされていなければ、ステップS205にて「NO」へ進み、何もしないでリターンするようになっている。
【0039】
また、電源オン表示がなされておれば、ステップS205にて「YES」へ進み、マイクロコンピュータ22は、第4のリレー15(電源ラッチリレー)をオフすると共に、モータ9等の出力をオフするように構成されている(ステップS206)。具体的には、マイクロコンピュータ22は、ポートP3をハイレベルにしてトランジスタ17をオフすると共に、3個のトランジスタ11〜13をオフするように各トランジスタ制御用のポートのレベルを設定制御するように構成されている。
【0040】
ここで、スタート一時停止スイッチ18をオン操作することにより、第4のリレー15のリレー接点15aがオン状態となる場合のポートP3のレベルの変化を図7(b)に示す。この場合、スタート一時停止スイッチ18をオン操作すると、ポートP3のレベルが4.30Vまで上昇し、この後、連続7回スタート一時停止スイッチ18のオン状態を判定した後、時刻t24でスタート一時停止スイッチ18の操作を止めると、このときには、第4のリレー15のリレー接点15aがオン状態となっているから、ポートP3のレベルが2.52Vに低下してそのレベルで保持されるようになる。
【0041】
更に、この後、スタート一時停止スイッチ18がオン操作されると、図示はしないが、ポートP3のレベルが再び4.30Vまで上昇するようになっている。そして、この場合は、運転中にスタート一時停止スイッチ18のオン操作が行われた場合であるから、この後は前述したようにして第4のリレー15のリレー接点15aがオフされるから、ポートP3のレベルは0Vに低下する。
【0042】
尚、上述した3つの制御(図2ないし図4の各フローチャート)はマイクロコンピュータ22の割り込み処理により例えば0.1ms或いはそれよりも短い時間間隔で繰り返し実行されるように構成されている。これにより、上記3つの制御は、ほぼパラレル(同時)に実行されるようになっている。
【0043】
また、上記構成において、乾燥運転の実行中に電源スイッチ36をオン操作すると、電源を強制的に切ることが可能である。以下、この電源を切る場合の動作について説明する。この場合、運転の実行中は、第4のリレー15のリレー接点15aがオン状態であると共に、トランジスタ11〜13が適宜オンされている。この状態で、電源スイッチ36がオン操作されると、トランジスタ34がオンされるため、抵抗20、21の中間接続点の電位がハイレベルになる。これにより、トランジスタ17がオフされるから、第4のリレー15のリレーコイル15bが断電され、もって第4のリレー15のリレー接点15aがオフされる(即ち、電源が実質的に切れた状態となる)。この結果、3個のリレー5、7、10のリレーコイル5b、7b、10bが断電され、モータ9やヒータ4、6が強制的に断電されるように構成されている。
【0044】
このような構成の本実施例によれば、電源入り用及び電源切り用のスイッチとして1個の電源スイッチ36を設け、この電源スイッチ36と元から存在するスタート一時停止スイッチ18とからのスイッチ信号に応じて電源を入り切りすると共に、乾燥運転を開始または停止する構成とした。このため、従来構成に比べて、スイッチの個数を削減することができるから、製造コストを安くすることができると共に、スイッチの操作性を向上させることができる。
【0045】
また、上記実施例では、第4のリレー15(即ち、電源ラッチリレー)をオンオフ制御するスイッチング手段制御部39を、マイクロコンピュータ22等を備えて成る通電制御部23と、電源スイッチ36を備えて成る強制遮断部38とから構成した。これにより、通電制御部23のマイクロコンピュータ22が正常に動作しているときは、運転開始スイッチ状態検知部33及び電源スイッチ状態検知部40からの各検知出力(即ち、電源スイッチ36及びスタート一時停止スイッチ18からのスイッチ信号)に基づいて上記マイクロコンピュータ22が電源を入り切りする(即ち、電源オン表示または電源オフ表示する)と共に、第4のリレー15をオンオフ制御し、また、第1ないし第3のリレー5、7、10(即ち、モータ9等)をオンオフ制御するように構成されている。
【0046】
そして、乾燥運転中にマイクロコンピュータ22が暴走することがあったとしても、電源スイッチ36を操作すると、強制遮断部38のトランジスタ34がオンすることにより、トランジスタ17がオフされ、もって第4のリレー15をオフし、第1ないし第3のリレー5、7、10及びモータ9等を全て断電停止することができるようになっている。即ち、マイクロコンピュータ22の暴走時にも、電源スイッチ36の操作により複数の負荷を確実に遮断すること(実質的に電源をオフすること)ができる。
【0047】
更に、上記実施例では、スイッチング手段制御部39(通電制御部23)のマイクロコンピュータ22は、電源スイッチ状態検知部40により電源スイッチ36のオン状態を検知した後、運転開始スイッチ状態検知部33により検知した検知出力がスタート一時停止スイッチ18のオン状態となってから第1の所定時間(ポーリング判定が連続4回オンとなる時間)が経過した時点で第4のリレー15のリレーコイル15bを通電開始(オン)し、この後、前記検知出力がスタート一時停止スイッチ18のオン状態となってから第2の所定時間(ポーリング判定が連続7回オンとなる時間)が経過した時点で負荷の制御を許可する(具体的には、リレー11〜13を適宜オンする)ように構成した。
【0048】
この構成によれば、第4のリレー15の接点タイムディレイ、即ち、リレーコイル15bを通電開始してから、リレー接点15aが実際にオンするまでの遅れ時間を補償することができる。これにより、上記第4のリレー15のリレー接点15aがオンする前の(オン未完了の)状態で、マイクロコンピュータ22がスタート一時停止スイッチ18のスイッチ状態を誤判定するようなことを確実に防止できる。この結果、装置の信頼性を高くすることができる。上記構成の場合、第1の所定時間と第2の所定時間との時間差を、第4のリレー15のリレーコイル15bを通電開始してから該リレー15のリレー接点15aが動作するまでに要する動作時間よりも長く設定することが好ましい。
【0049】
更に、上記構成の場合、スイッチング手段制御部39(通電制御部23)のマイクロコンピュータ22は、運転開始スイッチ状態検知部33により検知した検知出力がスタート一時停止スイッチ18のオン状態となってから第2の所定時間が経過する前に、上記検知出力がスタート一時停止スイッチ18のオン状態でなくなった場合には、第4のリレー15をオフするように構成した。これにより、第4のリレー15のリレー接点15aがオンする前の(オン未完了の)状態では、マイクロコンピュータ22がスタート一時停止スイッチ18のスイッチ状態を判定しないから、該スイッチ状態を誤判定することがなくなる。
【0050】
また、上記実施例では、運転開始スイッチ状態検知部33により検知した検知出力、具体的には、マイクロコンピュータ22のポートP1の電圧レベルがスタート一時停止スイッチ18のオン状態であるか否かを判定する第1の基準値(3.5V)と、前記ポートP1の電圧レベルが第4のリレー15(のリレー接点15a)のオン状態であるか否かを判定する第2の基準値(1.5V)とをマイクロコンピュータ22に備える(記憶する)構成とした。これにより、マイクロコンピュータ22は、1つのポートP1により2つの状態を検知(判定)することができる。尚、マイクロコンピュータ22のポートP1は、A/D変換入力ポートから構成されている。
【0051】
【発明の効果】
本発明は、以上の説明から明らかなように、オンされたときにヒータ及びモータをオン可能な状態とすると共に、オフされたときにヒータ及びモータを共通にオフするスイッチング手段と、マイクロコンピュータを備えて構成され、前記スイッチング手段をオンオフ制御するスイッチング手段制御部と、プッシュスイッチからなり電源入りと電源切りとを兼用する電源スイッチと、この電源スイッチのオンオフ状態を検知する電源スイッチ状態検知部と、プッシュスイッチからなる運転開始スイッチと、この運転開始スイッチのオンオフ状態を検知する運転開始スイッチ状態検知部とを備え、前記マイクロコンピュータは、前記ヒータ及び前記モータをそれぞれ通電制御するように構成され、そして、前記スイッチング手段制御部は、前記電源スイッチ状態検知部により検知した検知出力と前記運転開始スイッチ状態検知部により検知した検知出力に基づいて、前記電源スイッチがオン操作されて電源入りが指示された状態となった後、前記運転開始スイッチがオン操作されて運転開始が指示されたときに、前記スイッチング手段をオンするように構成したので、電源入り用及び電源切り用のスイッチの個数を削減して、製造コストを安くできると共に、スイッチの操作性を向上させることができるという優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す電気回路図
【図2】電源入り切り処理のフローチャート
【図3】スタート一時停止処理のフローチャート
【図4】スタート一時停止スイッチのオン状態判定処理及び第4のリレーのオン状態の判定処理のフローチャート
【図5】電源入り切り処理のタイムチャート
【図6】スタート一時停止処理のタイムチャート
【図7】スタート一時停止スイッチのオン状態判定処理及び第4のリレーのオン状態の判定処理のタイムチャート
【符号の説明】
1は交流電源、4は第1のヒータ、5は第1のリレー、5aはリレー接点、6は第2のヒータ、7は第2のリレー、7aはリレー接点、8はトライアック、9はモータ、10は第3のリレー、10aはリレー接点、11、12、13はトランジスタ、15は第4のリレー、15aはリレー接点、15bはリレーコイル、17はトランジスタ、18はスタート一時停止スイッチ(運転開始スイッチ)、22はマイクロコンピュータ、23は通電制御部、31はダイオード、32は抵抗、33は運転開始スイッチ状態検知部、34はトランジスタ、36は電源スイッチ、38は強制遮断部、39はスイッチング手段制御部、40は電源スイッチ状態検知部を示す。
Claims (6)
- オンされたときにヒータ及びモータをオン可能な状態とすると共に、オフされたときにヒータ及びモータを共通にオフするスイッチング手段と、
マイクロコンピュータを備えて構成され、前記スイッチング手段をオンオフ制御するスイッチング手段制御部と、
プッシュスイッチからなり電源入りと電源切りとを兼用する電源スイッチと、
この電源スイッチのオンオフ状態を検知する電源スイッチ状態検知部と、
プッシュスイッチからなる運転開始スイッチと、
この運転開始スイッチのオンオフ状態を検知する運転開始スイッチ状態検知部とを備え、
前記マイクロコンピュータは、前記ヒータ及び前記モータをそれぞれ通電制御するように構成され、
前記スイッチング手段制御部は、前記電源スイッチ状態検知部により検知した検知出力と前記運転開始スイッチ状態検知部により検知した検知出力に基づいて、前記電源スイッチがオン操作されて電源入りが指示された状態となった後、前記運転開始スイッチがオン操作されて運転開始が指示されたときに、前記スイッチング手段をオンするように構成されていることを特徴とする乾燥機の電源スイッチ回路。 - スイッチング手段制御部は、マイクロコンピュータ等を備えて成る通電制御部と、電源スイッチを備えて成る強制遮断部とから構成されていることを特徴とする請求項1記載の乾燥機の電源スイッチ回路。
- スイッチング手段制御部は、電源スイッチ状態検知部により電源スイッチオン状態を検知した後、運転開始スイッチ状態検知部により検知した検知出力が運転開始スイッチオン状態となってから第1の所定時間が経過した時点でスイッチング手段をオンし、この後、前記検知出力が運転開始スイッチオン状態となってから第2の所定時間が経過した時点で負荷の制御を許可するように構成されていることを特徴とする請求項1または2記載の乾燥機の電源スイッチ回路。
- スイッチング手段をリレーで構成すると共に、
第1の所定時間と第2の所定時間との時間差を、前記リレーのリレーコイルを通電開始してから前記リレーのリレー接点が動作するまでに要する動作時間よりも長く設定したことを特徴とする請求項3記載の乾燥機の電源スイッチ回路。 - スイッチング手段制御部は、運転開始スイッチ状態検知部により検知した検知出力が運転開始スイッチオン状態となってから第2の所定時間が経過する前に、前記検知出力が運転開始スイッチオン状態でなくなった場合には、スイッチング手段をオフするように構成されていることを特徴とする請求項3または4記載の乾燥機の電源スイッチ回路。
- 運転開始スイッチ状態検知部により検知した検知出力が運転開始スイッチオン状態であることを判定する第1の基準値と、前記検知出力がスイッチング手段オン状態であることを判定する第2の基準値とを備えたことを特徴とする請求項3ないし5のいずれかに記載の乾燥機の電源スイッチ回路。
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