JP3779528B2 - 電気機器の電源制御回路 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、電源の通断電制御を行うための電気機器の電源制御回路に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、電気機器として例えば洗濯機においては、省電力化を図るため、電源スイッチをオンして初めて商用電源が電源制御回路に通電されるように構成されたものがある。このような電源制御回路は、一般的に、通断電を兼用した電源スイッチや、通電専用の電源入りスイッチ及び断電専用の電源切りスイッチが個別に設けられて構成された電源スイッチにより、通断電制御が行われるようになっている。
【0003】
図6は、通断電を兼用した電源スイッチたる電磁式メカスイッチ100を使用した洗濯機の電源制御回路101の構成を示すものである。商用電源102は、母線103a及び103bに接続されている。母線103aには、後述する電磁式メカスイッチ100の一方の接点100aが接続され、もう一方の接点100bは、母線104に接続されている。
【0004】
以下、この電磁式メカスイッチ100の原理的な構成について説明する。接点100a及び100b間には、接触子100cが装着されており、この接触子100cの中央下部には、係合子100dが装着されている。係合子100dの下側部には、係合凹部100d’が形成されている。係合子100dの下方には、係合突部105が設置されている。この係合突部105は、ソレノイド106の電磁誘導作用でソレノイド106方向に揺動するようになっている。ソレノイド106の一方の端は、母線103aに接続され、もう一方の端は、母線103cを介して、後述する制御回路107の図示しない遮断信号出力端子に接続されている。これら接点100a及び100b、接触子100c、係合子100d、係合突部105及びソレノイド106で電磁式メカスイッチ100が構成されている。
【0005】
この電磁式メカスイッチ100は、ボタン式でノーマルオープンタイプのスイッチである。このノーマルオープンタイプのスイッチとは、接触子100cを押さない状態では、接触子100cが図示しないばねにより上方に移動されて、接点100a及び100b間を遮断しており、接触子100cを押すことにより接点100a及び100b間が導通するものである。また、電磁式メカスイッチ100は、接触子100cを押して離す操作を行うことにより、係合突部105が係合子100dの係合凹部100d’に嵌合し、導通状態が保持される。
【0006】
そして、接点100a及び100b間の導通を遮断する場合は、以下の二通りの方法で行われる。一つは、再度、接触子100cを押して離す操作を行うことにより、係合突部105が、係合子100dの係合凹部100d’からはずれて接点100a及び100b間が遮断される。もう一つは、ソレノイド106に電流を流すことにより、ソレノイド106の電磁誘導作用で係合突部105が揺動し、係合突部105が係合子100dの係合凹部100d’からはずれて、接点100a及び100b間が遮断される。
【0007】
母線10及び103b間には、商用用電源102で駆動する負荷回路108が接続されている。この負荷回路108は、図示しないが、負荷たる給水弁、排水弁、洗濯機モータ及びこれらに通電するトライアックからなる。また、母線10及び103bは、電源検知回路109及び電源回路110の図示しない交流入力端子に接続されている。電源検知回路109は、商用電源102が電源回路110に印加されていることを検知し、図示しない検知信号出力端子から、商用電源102と同じ周期のパルス状の検知信号を出力する。商用電源102の印加が検知されない場合には、ロウレベルの検知信号を出力する。検知信号出力端子は、信号線111を介して制御回路107の図示しない検知信号入力端子に接続されている。
【0008】
電源回路110は、図示しないブリッジ回路、平滑化コンデンサ、スイッチング電源等からなり、商用電源102を整流し、後述する制御回路107を駆動するための直流を生成する。この直流を出力する図示しない電源出力端子は、母線112a及び112bに接続されている。母線112a及び112b間には、制御回路107の図示しない電源入力端子が接続されている。制御回路107は、図示しないマイクロコンピュータ(以下、単にマイコンと称す)を主体として構成されており、このマイコンにより、前記トライアックの通電制御が行われ、給水弁、排水弁及び洗濯機モータの動作が制御される。また、制御回路107内には、図示しないリレースイッチが設置されており、母線103bがこのリレースイッチを介して、前記遮断信号出力端子に接続されている。
【0009】
次に、この電源制御回路101の作用について説明する。まず初めに、電源制御回路101の通電時の作用について説明する。電磁式メカスイッチ100の接触子100cを押して離す操作を行うことにより、係合子100dの係合凹部100d’が係合突部105に嵌合されて、接点100a及び100b間が導通し、商用電源102は、負荷回路108、電源検知回路109及び電源回路110に印加される。電源回路110では、制御回路107を駆動する直流が生成され、この直流は、制御回路107に印加される。この直流は、母線112b側が高電位であり、母線112a側が低電位(グランドレベル)である。これにより、制御回路107が動作を開始する。これら一連の動作は、実際には、接触子100cを押すと同時に極短時間で行われる。
【0010】
また、電源検知回路109では、商用電源102の電源回路110への印加が検知され、商用電源102と同じ周期のパルス状の検知信号が制御回路107に出力される。洗濯動作中の制御回路107では、この検知信号より商用電源102の周波数が検出され、この周波数よりゼロクロス点が検出され、このゼロクロス点に基づいて、トライアックの通電制御が行われる。
【0011】
次に、電磁式メカスイッチ100の接触子100cが再び押された場合、及び通電が自動停止する場合の電源制御回路101の断電時の作用について説明する。
<電磁式メカスイッチ100の接触子100cが再び押された場合>
電磁式メカスイッチ100の接触子100cを押して離す操作を行うことにより、係合子100dが係合部105からはずれて、接点100a及び100b間が遮断される。
【0012】
<通電が自動停止する場合>
通電が自動停止する場合とは、例えば、洗濯の一連の動作が完了した時点における電源制御回路101の通電の自動停止である。制御回路107では、洗濯の一連の動作が完了したと判定すると、前記リレースイッチがオンして、母線100bと100cとが導通する。これにより、ソレノイド106に交流電流が流れ、ソレノイド106の電磁誘導作用で係合突部105が揺動し、係合子100dの係合凹部100d’が係合突部105からはずれて、接点100a及び100b間が遮断される。
これらにより、電源回路110に交流が印加されなくなると、制御回路107に印加される直流電源のレベルは、電源回路110内の前記平滑化コンデンサと抵抗成分で決まる時定数に従って、徐々に低下する。そして、この直流電源のレベルが所定値以下になると、制御回路107は動作を停止する。
【0013】
このようにして電源制御回路101の通電及び断電が行われる。しかしながら、この電磁式メカスイッチ100は、実際には、機構が複雑で部品点数も多いため、コストが上がるという欠点があった。しかも、この電磁式メカスイッチ100は、機械的機構を有するため形状が大きく、電磁式メカスイッチ100の設置面積を大きくとらなければならなかった。そのため、最近は、コストが低く、形状の小さい電子式スイッチを使用した電源制御回路も、広く普及している。
【0014】
図7は、通電専用の電源入りスイッチ113(後述)及び断電専用の電源切りスイッチ114(後述)が個別に設けられた電気機器たる洗濯機の電源制御回路115の構成を示すものである。この電源制御回路115の構成について、電源制御回路101と同等な部分については説明を省略し、以下異なる部分についてのみ説明する。
【0015】
接点100a及び100b間には、接触子113cが装着されている。そして、これら接点100a及び100b、接触子113cによりボタン式でノーマルオープンタイプの電源入りスイッチ113が構成されている。このノーマルオープンタイプの電源入りスイッチ113とは、接触子113cを押さない状態では、接点113a及び113b間が遮断されており、接触子113cを押すことにより、接点113a及び113b間が導通するものである。
【0016】
また、母線103a及び104には、接点100a及び100bと並列に、接点116a及び116bが接続されている。これらの接点116a及び116b間には、ノーマルオープンタイプの接触子116cが装着されており、この接触子116cがソレノイド117の電磁誘導作用で動作することにより、接点116a及び116b間の導通及び遮断が行われる。ソレノイド117の一方の端は、母線112bに接続されており、ソレノイド117のもう一方の端は、後述する電源切りスイッチ114の一方の接点114aに接続されている。
【0017】
電源切りスイッチ114は、接点114a及び114b間に、ボタン式でノーマルクローズタイプの接触子114cが装着されて構成されている。このノーマルクローズタイプの電源切りスイッチ114とは、接触子114cを押さない状態では、接点114a及び114b間が導通しており、接触子114cを押すことにより、接点114a及び114b間が遮断されるものである。
【0018】
そして、接点114bは、母線118に接続されている。この母線118には、コンデンサ119及び抵抗120の一方の端が接続されており、コンデンサ119及び抵抗120のもう一方の端は、グランドに接地されている。これらコンデンサ119及び抵抗120で、チャタリング防止回路121が構成されている。尚、この抵抗120の抵抗値は、この抵抗120を流れる電流だけでは、接触子116cが動作しないような値に設定されている。
【0019】
また、母線118には、トランジスタ122のコレクタが接続されている。トランジスタ122のエミッタは、グランドに接地され、ベースは、信号線123を介して、制御回路107の図示しない保持信号出力端子に接続されている。また、母線118は、信号線124を介して、制御回路107の図示しない電源切り信号入力端子に接続されている。これら接点116a及び116b、接触子116c、ソレノイド117、電源切りスイッチ114、チャタリング防止回路121及びトランジスタ122で、電源入り保持回路125が構成されている。
【0020】
次に、この電源制御回路115の作用について説明する。まず初めに、電源制御回路115の通電時の作用について説明する。電源入りスイッチ113の接触子113cを押して離す操作を行うことにより、接触子113cと接点100a及び100b間が接触した瞬間に、接点100a及び100b間が導通する。これにより、電源回路110で直流が生成され、この直流が制御回路107に印加され、制御回路107が動作を開始する。
【0021】
このとき、電源検知回路109では、電源回路110への商用電源102の印加が検知され、商用電源102と同じ周期のパルス状の検知信号が制御回路107に出力される。制御回路107では、この検知信号を受けると、商用電源102が電源回路110に印加されたと判定して、保持信号出力端子からハイレベルの保持信号を出力し、この保持信号が、トランジスタ122のベースに印加される。これにより、トランジスタ122のベースに電流が流れ、コレクタ、エミッタ間が導通し、ソレノイド117に十分大きな電流が流れる。そして、ソレノイド117の電磁誘導作用によって、接触子116cが接点116a及び116bに接触し、接点116a及び116b間が導通する。このようにして、電源制御回路115の通電状態は保持される。
また、制御回路107では、この検知信号より商用電源の周波数が検出され、この周波数よりゼロクロス点が検出され、このゼロクロス点に基づいて、トライアックの通電制御が行われる。
【0022】
次に、電源切りスイッチ114の接触子114cが押された場合、及び通電が自動停止する場合の電源制御回路115の断電時の作用について説明する。
<電源切りスイッチ114の接触子114cが押された場合>
電源切りスイッチ114の接触子114cを押して離す操作を行うと、接触子114cが接点114a及び114bから一瞬離れ、その期間は、ソレノイド117に電流が流れなくなる。これにより、接触子11cは、接点11a及び11bから離れ、電源回路110は断電される。このとき、電源検知回路109では、商用電源102が電源回路110に印加されなくなったことを検知して、ロウレベルの検知信号を制御回路107に出力する。
【0023】
制御回路107では、このロウレベルの検知信号を所定時間だけ受けると、電源回路110が断電されたと判定して、保持信号出力端子からロウレベルの保持信号を出力し、この保持信号が、トランジスタ122のベースに印加される。これにより、トランジスタ122のベースに電流が流れなくなり、コレクタ、エミッタ間が遮断され、ソレノイド117に電流が流れなくなり、接点116a及び116b間は遮断される。これら一連の動作は、実際には、電源切りスイッチ114の接触子114cを押すと同時に極短時間で行われる。
【0024】
<通電が自動停止する場合>
制御回路107では、洗濯の一連の動作が完了したと判定すると、ロウレベルの保持信号が出力される。これによっても、接点116a及び116b間は遮断され、電源回路110は断電される。
このようにして電源回路110に交流が印加されなくなると、制御回路107に印加される直流のレベルは、徐々に低下し、この直流のレベルが所定値以下になると、制御回路107は動作を停止する。
このように、電子式スイッチ(電源入りスイッチ11及び電源切りスイッチ11)は、電磁式メカスイッチ100に比べて、構造が簡単でコストが低いので、電子式スイッチで電源制御回路を構成することにより、製造コストを下げることができる。
【0025】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、この電子式スイッチで構成された電源制御回路115では、電源入り保持回路125は、電源切りスイッチ114が内蔵されて構成されているため、回路構成が複雑になるという問題があった。しかも、電源切り信号及び保持信号で電源入り保持回路125の動作を制御することにより、電源制御回路115の通断電の制御を行うように構成されているために、電磁式メカスイッチ100で構成された電源制御回路101に比べて、回路構成が複雑になるという問題があり、これら回路構成に改善の余地が残されていた。
本発明は上述の事情に鑑みてなされたものであり、従ってその目的は、回路構成が簡単で、コストの低い電気機器の電源制御回路を提供するにある。
【0026】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の電気機器の電源制御回路は、電源入りスイッチをオンすることにより、商用電源を直流に変換する電源回路と、前記電源入りスイッチのオン状態を保持する電源入り保持回路と、マイクロコンピュータを主体として構成され、前記電源回路からの電源が与えられて所定の動作を制御する制御回路と、前記電源回路に商用電源が印加されていることを該電源回路の交流側で検知してその検知信号を前記制御回路に伝送する電源検知回路と、前記検知信号を前記制御回路に伝送するための信号線に設けられた電源切り手段とを具備し、前記電源入り保持回路は、前記制御回路において前記検知信号に基づいて生成される保持信号により制御されることを特徴とする。
【0027】
このような構成によれば、検知信号を制御回路に伝送するための信号線に電源切り手段を設けたので、例えば、制御回路内のマイクロコンピュータで電源切り手段の導通及び遮断の判定処理をすることにより、電源切り手段にチャタリング防止回路を設けなくてもよく、電源切り手段の回路構成を簡単にすることができる。しかも、電源入り保持回路は、保持信号で導通状態の保持及び遮断を制御するように構成すればよいので、電源入り保持回路の回路構成を簡単にすることができる。従って、電源制御回路の構成を簡単にすることができ、製造コストを下げることができる。
【0028】
請求項2記載の電気機器の電源制御回路は、電源入りスイッチをオンすることにより、商用電源を直流に変換する電源回路と、前記電源入りスイッチのオン状態を保持する電源入り保持回路と、マイクロコンピュータを主体として構成され、前記電源回路からの電源が与えられて所定の動作を制御する制御回路と、前記電源回路に商用電源が印加されていることを検知してその検知信号を前記制御回路に伝送する電源検知回路と、前記検知信号を前記制御回路及び前記電源入り保持回路に伝送するための信号線に設けられた電源切り手段とを具備し、前記電源入り保持回路は、前記電源切り手段により制御されることを特徴とする。
このような構成によれば、電源切り手段で、直接、電源入り保持回路の導通状態の保持及び遮断の制御をすることができる。
【0029】
請求項3記載の電気機器の電源制御回路は、前記電源入り保持回路は、前記制御回路において前記検知信号に基づいて生成される保持信号によっても制御されることを特徴とする。
このような構成によれば、制御回路から出力される保持信号によっても、電源入り保持回路の導通状態の保持及び遮断の制御をすることができる。
【0030】
請求項4記載の電気機器の電源制御回路は、電源切り手段は、ノーマルオープンタイプの電源切りスイッチで構成されていることを特徴とする。
このような構成によれば、ノーマルオープンタイプのスイッチは、ノーマルクローズタイプのものよりも値段が安いので、電源制御回路の製造コストを更に下げることができる。
【0031】
請求項5記載の電気機器の電源制御回路は、電源検知回路は、検知信号として、商用電源の周波数に応じたパルス信号を出力し、制御回路は、この検知信号に基づいて前記商用電源の周波数を検出することを特徴とする。
このような構成によれば、例えば、検知信号より商用電源の周波数を検出し、この周波数よりゼロクロス点を検出し、このゼロクロス点に基づいて、給水弁や排水弁等の負荷回路を駆動するためのトライアックの通電制御をすることができる。
【0032】
請求項6記載の電気機器の電源制御回路は、電源切り手段は、ノーマルオープンタイプの電源切りスイッチで構成され、電源検知回路は、検知信号として、商用電源の周波数に応じたパルス信号を出力することを特徴とする。
このような構成によれば、請求項4及び5と同様の効果がある。
【0033】
【発明の実施の形態】
[第1の実施例]
以下、本発明の第1の実施例について、図1を参照して説明する。
【0034】
まず図1は、電気機器として例えば洗濯機の電源制御回路1の構成を示すものである。この洗濯機は、全自動式であり、図示は省略するが、洗濯機の上部全面側に複数の押しボタンが設けられている。まず、その中から後述する電源入りスイッチ2をオンすることにより、電源制御回路1に商用電源3が通電される。次に、夫々の押しボタンにより、洗濯条件を設定し、スタートボタンを押すことにより、洗い、すすぎ及び脱水の洗濯動作が行われる。そして、これら一連の洗濯の動作が完了すると、電源制御回路1は自動的に断電するようになっている。
【0035】
図1に示すように、商用電源3は、母線4a及び4bに接続されている。母線4bには、電源入りスイッチ2の一方の接点2aが接続されている。もう一方の接点2bは、母線4cに接続されている。接点2a及び2b間には、接触子2cが装着されている。これら接点2a及び2b、接触子2cによりボタン式でノーマルオープンタイプの電源入りスイッチ2が構成されている。このノーマルオープンタイプの電源入りスイッチ2とは、接触子2cを押さない状態では、接点2a及び2b間が遮断されており、接触子2cを押すことにより接点2a及び2b間が導通(オン)するものである。
【0036】
母線4a及び4には、接点2a及び2bと並列に、接点5a及び5bが接続されている。これらの接点5a及び5b間には、ソレノイド5dの電磁誘導作用により接点5a及び5b間を導通及び遮断させる接触子5cが装着されている。これら接点5a及び5b、接触子5c及びソレノイド5dでノーマルオープンタイプのリレースイッチ5が構成されている。ソレノイド5dの一方の端は、後述する母線6bに接続されており、もう一方の端は、npnトランジスタ(以下、端にトランジスタと称す)7のコレクタに接続されている。このトランジスタ7のエミッタは、グランドに接地されており、ベースは、信号線8を介して、後述する制御回路9の図示しない保持信号出力端子に接続されている。これらリレースイッチ5及びトランジスタ7で、電源入り保持回路10が構成されている。
【0037】
母線4及び4c間には、商用電源3で駆動する負荷回路11が接続されている。この負荷回路11は、図示しないが、負荷たる給水弁、排水弁及びこれらに通電するトライアック、並びにインバータ駆動の洗濯機モータからなる。また、母線4b及び4cは、電源検知回路12及び電源回路13の図示しない交流入力端子に接続されている。電源検知回路12は、商用電源3が電源回路13に印加されていることを検知し、図示しない検知信号出力端子から商用電源3と同じ周期のパルス状の検知信号を出力する。商用電源3の印加が検知されない場合には、ロウレベルの検知信号を出力する。
【0038】
この検知信号出力端子は、信号線14を介して、電源切り手段たる電源切りスイッチ15の一方の接点15aに接続されている。もう一方の接点15bは、信号線16を介して、後述する制御回路9の図示しない検知信号入力端子に接続されている。接点15a及び15b間には、接触子15cが装着されている。これら接点15a及び15b、接触子15cによりボタン式でノーマルクローズタイプの電源切りスイッチ15が構成されている。このノーマルクローズタイプの電源切りスイッチ15とは、接触子15cを押さない状態では、接点15a及び15b間が導通しており、接触子15cを押すことにより接点15a及び15b間が遮断されるものである。
【0039】
電源回路13は、図示はしないが、ブリッジ回路、平滑化コンデンサ、スイッチング電源等で構成されており、商用電源3を整流し、後述する制御回路9を駆動するための直流を生成する。この直流を出力する図示しない電源出力端子は、母線6a及び6bに接続されている。この直流は、母線6b側が高電位であり、母線6a側が低電位(グランドレベル)である。この母線6a及び6bは、制御回路9の図示しない電源入力端子に接続されている。
【0040】
制御回路9は、図示しないマイクロコンピュータ(以下、単にマイコンと称す)を主体として構成されており、マイコンに書き込まれたソフトウェアにより、給水弁、排水弁及びインバータ制御の洗濯機モータの動作が制御される。
【0041】
次に、この電源制御回路1の作用について説明する。まず初めに、電源制御回路1の通電時の作用について説明する。電源入りスイッチ2の接触子2cを押して離す操作を行うことにより、接触子2cと接点2a及び2b間が接触した瞬間に、接点2a及び2b間が導通(オン)する。そして、この導通により、負荷回路11、電源検知回路12及び電源回路13には、100Vの商用電源3が印加される。電源回路13では、この商用電源13から5Vの直流が生成され、この直流は、制御回路9に印加される。これにより、制御回路9内のマイコンがリセットされ、洗濯機の各動作の制御が可能な状態となる。
【0042】
このとき、電源検知回路12では、電源回路13への商用電源3の印加が検知され、商用電源3と同じ周期のパルス状の検知信号が制御回路9に出力される。制御回路9では、このパルス状の検知信号を所定時間だけ受けると、商用電源3が電源回路13に印加されたと判定して、保持信号出力端子からハイレベルの保持信号が出力され、この保持信号は、トランジスタ7のベースに印加される。これにより、トランジスタ7のベースに電流が流れ、コレクタ、エミッタ間が導通し、ソレノイド5dに電流が流れる。そして、ソレノイド5dの電磁誘導作用によって接触子5cが接点5a及び5bに接触し、接点5a及び5b間が導通する。このようにして電源制御回路1の通電状態は保持される。これら一連の動作は、実際には、電源入りスイッチ2の接触子2cを押すと同時に極短時間で行われる。
また、動作を開始した制御回路9では、この検知信号より商用電源3の周波数が検出され、この周波数よりゼロクロス点が検出され、このゼロクロス点に基づいて、給水弁及び排水弁の動作を制御するトライアックの通電制御が行われる。
【0043】
次に、電源切りスイッチ15の接触子15cが押された場合、及び通電が自動停止する場合の電源制御回路1の断電時の作用について説明する。
<電源切りスイッチ15の接触子15c が押された場合>
電源切りスイッチ15の接触子15cを押して離す操作を行うことにより、接触子15cが接点15a及び15bから一瞬離れ、その瞬間、制御回路9の検知信号入力端子はオープン状態になる。この検知信号入力端子は、オープン状態では、ロウレベルが入力されるようになっている。制御回路9では、ロウレベルの検知信号を所定時間だけ受けると、商用電源3が電源回路13に印加されなくなったと判定し、電源入り保持回路10の導通状態を遮断するために、保持信号出力端子から、ロウレベルの保持信号が出力される。これにより、トランジスタ7のベースに電流が流れなくなってコレクタ、エミッタ間が遮断され、ソレノイド5dに電流が流れなくなる。そして、リレースイッチ5の接触子5cは、接点5a及び5bから離れ、電源回路13は断電される。これら一連の動作は、実際には、電源切りスイッチ15の接触子15cを押すと同時に極短時間で行われる。
【0044】
<通電が自動停止する場合>
制御回路9では、洗濯の一連の動作が完了したと判定した場合にも、ロウレベルの保持信号が出力される。これによっても、リレースイッチ5の接点5a及び5b間は遮断され、電源回路13は断電される。
このようにして電源回路13に商用電源3が印加されなくなると、制御回路9に印加される直流のレベルは、電源回路13内の平滑化コンデンサと抵抗成分で決まる時定数に従って、徐々に低下し、この直流のレベルが所定値以下になると、制御回路9は動作を停止する。
【0045】
このように本実施例では、電源制御回路1の通電時には、電源入りスイッチ2をオンすることにより、商用電源3が電源回路13に印加されると共に、電源検知回路12において、商用電源3が電源回路13に印加されたことを検知して検知信号を制御回路9に出力し、制御回路9において、この検知信号に基づいて、電源入り保持回路10を導通状態に保持させて、電源回路13への商用電源3の通電を保持するようにした。そして、この検知信号を伝送する信号線14及び16間に電源切りスイッチ15を設けることにより、電源制御回路1の断電時には、この電源切りスイッチ15をオフさせるか、或いは洗濯の一連の動作が完了することにより、制御回路9において、電源入り保持回路10の導通を遮断させて、電源回路13を商用電源3から断電するようにした。
【0046】
このような構成によれば、電源入り保持回路10は、保持信号で導通状態の保持を制御するように構成すればよいので、回路構成を簡単にすることができる。また、検知信号を制御回路9に伝送するための信号線14及び16間に電源切りスイッチを15設け、制御回路9内のマイコンで電源切りスイッチ15の導通及び遮断の判定処理を行うようにしたので、例えば、電源切りスイッチ15に専用のチャタリング防止回路を設けなくてもよく、電源切りスイッチ15の回路構成を簡単にすることができる。
【0047】
更に、電源検知回路12から出力される検知信号を商用電源3の周波数に応じたパルス信号とすることにより、1本の信号線で商用電源3の周波数の検出を兼用できる。しかも、電源入り保持回路10の導通及び遮断を制御する保持信号は、制御回路9と電源入り保持回路10との間に信号線を1本設けるだけでよい。これらにより、電源制御回路1の構成を簡単にすることができ、製造コストを下げることができる。
【0048】
また、電源入り保持回路10は、制御回路9から出力される保持信号で導通及び遮断制御を行うようにしたので、電源切りスイッチ15の操作によらなくても、洗濯の一連の動作が完了した時点で、電源入り保持回路10を遮断させることにより、電源制御回路1の断電を自動的に行うことができる。
また、制御回路9では、検知信号より商用電源3の周波数を検出し、この周波数よりゼロクロス点を検出するようにしたので、このゼロクロス点に基づいて、給水弁や排水弁を駆動するためのトライアックの通電制御をすることができる。
【0049】
[第2の実施例]
次に、本発明の第2の実施例について、図2を参照して説明する。尚、図1と同一部分には同一符号を付して説明を省略し、以下異なる部分についてのみ説明する。
【0050】
図2は、電気機器たる洗濯機の電源制御回路50の構成を示すものである。
【0051】
電源切り手段17は、次のように構成されている。母線14には、抵抗18の一方の端が接続されており、この抵抗18のもう一方の端は、母線19に接続されている。母線19には、pnpトランジスタ(以下、単にトランジスタと称す)20のベースが接続されている。トランジスタ20のエミッタは、母線21に接続されており、この母線21は、母線6bに接続されている。トランジスタ20のコレクタは、母線22に接続されており、この母線22には、抵抗23の一方の端が接続されている。この抵抗23のもう一方の端は、グランドに接地されている。また、この母線22には、図示しない検知信号出力端子が接続されており、この検知信号出力端子は、信号線16を介して、制御回路9の検知信号入力端子に接続されている。
【0052】
母線19及び21間には、抵抗24が接続されている。また、母線19及び21間には、この抵抗24と並列になるようにして、電源切りスイッチ25の接点25a及び25bが接続されている。これらの接点25a及び25b間には、接触子25cが装着されている。これら接点25a及び25b、接触子25cによりボタン式でノーマルオープンタイプの電源切りスイッチ25が構成されている。そして、これら電源切りスイッチ25、トランジスタ20、抵抗18、23及び24で電源切り手段17が構成されている。
【0053】
次に、電源制御回路50の通電時における電源切り手段17の作用について説明する。電源制御回路50が通電された状態では、電源検知回路12から出力された商用電源3と同じ周期のパルス状の検知信号が、トランジスタ20のベースに印加されている。また、トランジスタ20のエミッタには、5Vの直流が印加されている。
【0054】
<電源切りスイッチ25の接触子25cが押されていない場合>
電源切りスイッチ25の接触子25cが押されていない状態では、接点25a及び25b間は、遮断されているので、検知信号がロウレベルの時には、母線19及び21間には電位差が生じ、トランジスタ20のベースに電流が流れ、コレクタ、エミッタ間が導通する。このとき、抵抗23に電流が流れることにより、母線22の電位は、ハイレベルとなる。それ故、制御回路9の検知信号入力端子には、ハイレベルの検知信号が出力される。
【0055】
また、検知信号がハイレベルの時には、母線19及び21は、同電位(ハイレベル)となり、トランジスタ20のベースには電流が流れないので、コレクタ、エミッタ間は遮断される。このとき、抵抗23に電流が流れないので、母線22の電位はロウレベルとなる。それ故、制御回路9の検知信号入力端子には、ロウレベルの検知信号が出力される。
従って、電源切りスイッチ25の接触子25cが押されていない状態では、電源切り手段17に入力されるパルス状の検知信号は、電源切り手段17においてロウレベルとハイレベルが反転されたパルス状の検知信号となって、制御回路9に出力される。
【0056】
<電源切りスイッチ25の接触子25cが押された場合>
電源切りスイッチ25の接触子25cが押された状態では、接点25a及び25b間は、導通しているので、母線19及び21は、同電位(ハイレベル)となり、トランジスタ20のベースに電流が流れず、コレクタ、エミッタ間は遮断される。従って、電源切りスイッチ25の接触子25cが押された状態では、制御回路9の検知信号入力端子には、ロウレベルの検知信号が出力される。
【0057】
このような構成によれば、ノーマルオープンタイプのスイッチは、ノーマルクローズタイプのものよりも値段が安いので、トランジスタ20及び抵抗18、23及び24を付加して電源切り手段17を構成しても、ノーマルクローズタイプのスイッチだけを使用した電源切り手段に比べて、製造コストを下げることができる。
【0058】
[第3の実施例]
次に、本発明の第3の実施例について、図3を参照して説明する。尚、図1と同一部分には同一符号を付して説明を省略し、以下異なる部分についてのみ説明する。
【0059】
図3は、電気機器たる洗濯機の電源制御回路51の構成を示すものである。
【0060】
電源検知回路26は、次のようにして構成されている。母線4bには、抵抗27を介して、後述するフォトトランジスタ28bとフォトカプラ28を構成するフォトダイオード28aのアノードが接続されている。フォトダイオード28aのカソードは、抵抗29を介して、母線4cに接続されている。これら抵抗27及び29は、フォトダイオード28aに流れる電流を調整するためのものである。フォトトランジスタ28bのコレクタは、母線6bに接続されており、エミッタは、母線30に接続されている。この母線30は、抵抗31を介してグランドに接地されている。また、この母線30は、図示しない検知信号出力端子に接続されている。これらフォトカプラ28、抵抗27、29及び31で電源検知回路26が構成されている。
【0061】
次に、電源制御回路51の通電時における電源検知回路26の作用について説明する。母線4b及び4c間に印加される商用電源3が、母線4cよりも母線4bの方が電位の高いサイクルの場合には、フォトダイオード28aには順方向電圧が印加されるので、電流が流れ、フォトダイオード28aは発光する。従って、フォトトランジスタ28bのコレクタ、エミッタ間が導通し、抵抗31にほぼ一定の電流が流れ、検知信号出力端子からは、ハイレベルの検知信号が出力される。また、母線4cよりも母線4bの方が電位が低いサイクルの場合には、フォトダイオード28aには電流が流れないので、検知信号出力端子からは、ロウレベルの検知信号が出力される。従って、電源制御回路51が通電状態の場合には、検知信号出力端子からは、商用電源3と同じ周期のパルス状の検知信号が出力される。
【0062】
このような構成によれば、制御回路9では、1本の信号線14及び16によって伝送される検知信号に基づいて、電源回路13に商用電源3が印加されていることを検知できると共に、商用電源3の周波数を検出することもできる。また、この電源検知回路26は、回路構成が簡単なので、製造コストを低く抑えることができる。
【0063】
[第4の実施例]
次に、本発明の第4の実施例について、図4を参照して説明する。尚、図3と同一部分には同一符号を付して説明を省略し、以下異なる部分についてのみ説明する。
【0064】
図4は、電気機器たる洗濯機の電源制御回路52の構成を示すものである。
【0065】
電源検知回路32の送光側は、第3の実施例で示した電源検知回路26と同様に構成されており、電源検知回路32の受光側は、次のようにして構成されている。フォトトランジスタ28bのエミッタは、グランドに接地されている。フォトトランジスタ28bのコレクタは、抵抗33を介して母線34に接続されている。この母線34には、抵抗35の一方の端が接続されており、この抵抗35のもう一方の端は、母線6bに接続されている。母線34には、図示しない検知信号出力端子が接続されている。
【0066】
また、母線34及び6b間には、電源切り手段たる電源切りスイッチ36の接点36a及び36bが接続されている。これらの接点36a及び36c間には、接触子36cが装着されており、これら接点36a及び36b、接触子36cによりボタン式でノーマルオープンタイプの電源切りスイッチ36が構成されている。
【0067】
次に、電源制御回路52の通電時における電源切りスイッチ36の作用について説明する。
<電源切りスイッチ36の接触子36cが押されていない場合>
電源切りスイッチ36の接触子36cが押されていない状態では、接点36a及び36b間は、遮断されているので、電源検知回路32では、検知信号出力端子から商用電源3と同じ周期のパルス状の検知信号が出力される。
【0068】
<電源切りスイッチ36の接触子36cが押された場合>
電源切りスイッチ36の接触子36cが押された状態では、接点36a及び36b間は、導通しているので、母線34もハイレベルとなる。従って、電源検知回路32の検知信号出力端子からは、ハイレベルの検知信号が出力される。
制御回路9では、検知信号入力端子からパルス状の検知信号を所定時間だけ受けると、商用電源3が電源回路13に印加されていると判定し、同様にして、ハイレベルの検知信号を所定時間だけ受けると、商用電源3が電源回路13に印加されていないと判定する。
このような構成によれば、電源切り手段をコストの低いノーマルオープンタイプの電源切りスイッチ36だけで構成することができるので、電源制御回路52の製造コストを更に下げることができる。
【0069】
[第5の実施例]
次に、本発明の第5の実施例について、図5を参照して説明する。尚、図1と同一部分には同一符号を付して説明を省略し、以下異なる部分についてのみ説明する。
【0070】
図5は、電気機器たる洗濯機の電源制御回路53の構成を示すものである。
【0071】
電源入り保持回路37において、ソレノイド5dの一方の端は、npnトランジスタ (以下、単にトランジスタと称す)38のコレクタに接続されている。ソレノイド5dのもう一方の端は、図示しないソレノイド通電端子に接続されている。トランジスタ38のエミッタは、母線39を介して、グランドに接地されている。トランジスタ38のベースは、母線40を介して、抵抗41の一方の端に接続されており、この抵抗41のもう一方の端は、制御回路9の図示しない保持信号力端子に接続されている。
【0072】
また、母線39及び40間には、抵抗42が接続されている。これらトランジスタ38、抵抗41及び42、接点5a及び5b、接触子5c、ソレノイド5dで電源入り保持回路37が構成されている。また、電源切りスイッチ15の接点15bは、信号線43を介して、制御回路9の検知信号入力端子に接続されると共に、電源入り保持回路37のソレノイド通電端子に接続されている。
【0073】
次に、この電源制御回路53の作用について説明する。まず初めに、電源制御回路53の通電時の作用について説明する。電源入りスイッチ2が押されて、電源回路13に商用電源3が印加されると、電源検知回路12から商用電源3と同じ周期のパルス状の検知信号が出力され、この検知信号は、制御回路9の検知信号入力端子及び電源入り保持回路37のソレノイド通電端子に印加される。
【0074】
制御回路9では、このパルス状の検知信号を所定時間だけ受けると、商用電源3が電源回路13に印加されたと判定して、保持信号出力端子からハイレベルの保持信号が出力され、この保持信号が、トランジスタ38のベースに印加される。これにより、トランジスタ38のベースに電流が流れて、コレクタ、エミッタ間が導通し、ソレノイド5dがグランドと導通する。このとき、ソレノイド通電端子には、パルス状の検知信号が入力されているので、ソレノイド5dには断続的な電流が流れ、ソレノイド5dの電磁誘導作用によって接触子5cが接点5a及び5bに接触し、接点5a及び5b間が導通する。このようにして、電源制御回路53の通電状態は保持される。これら一連の動作は、実際には、電源入りスイッチ2を押すと同時に極短時間で行われる。
【0075】
次に、電源切りスイッチ15の接触子15cが押された場合、及び通電が自動停止する場合の電源制御回路の断電時の作用について説明する。
<電源切りスイッチ15の接触子15cが押された場合>
電源切りスイッチ15の接触子15cを押して離す操作を行うと、接触子15cが接点15a及び15bから一瞬離れ、その瞬間、制御回路9の検知信号入力端子はオープン状態になるので、ソレノイド5dに電流が流れなくなって電磁誘導作用が働かなくなり、接触子5cは接点5a及び5bから離れ、接点5a及び5b間は遮断される。
【0076】
また、制御回路9では、ロウレベルの検知信号を所定時間だけ受けると、商用電源3が電源回路13に印加されていないと判定し、電源入り保持回路37の導通状態を遮断するために、保持信号出力端子から、ロウレベルの保持信号を出力する。これにより、トランジスタ38のベースに電流が流れなくなり、コレクタ、エミッタ間が遮断される。このようにして、電源回路13は断電される。これら一連の動作は、実際には、電源切りスイッチ15の接触子15cを押すと同時に極短時間で行われる。
【0077】
<通電が自動停止する場合>
制御回路9では、洗濯の一連の動作が完了したと判定すると、ロウレベルの保持信号を出力する。これによっても、トランジスタ38のコレクタ、エミッタ間は遮断されるので、接点5a及び5b間も遮断され、電源回路13は断電される。
このような構成によれば、電源切りスイッチ15の接触子15cを押す操作をすることにより、直接、電源入り保持回路37の接点5a及び5b間を遮断することができる。
【0078】
尚、本発明は、上記し、且つ図面に示す実施例にのみ限定されるものではなく、次のような変形、拡張が可能である。
上記実施例では、電源検知回路において、商用電源3と同じ周期のパルス状の信号を検知信号として出力するようにしたが、制御回路内で、商用電源3の周波数を検出する必要が無い場合には、直流成分の信号を検知信号として出力するようにしてもよい。
【0079】
上記実施例では、洗濯機に適用したが、これに限定されるものではなく、オンオフの通電制御をするための電気機器全般に適用できる。
本発明の第5の実施例では、ソレノイド5dにトランジスタ38を接続して、制御回路9から保持信号を出力することにより、電源入り保持回路37の導通状態の保持及び遮断を制御するように構成したが、この保持信号による制御は、必要に応じて無くしてもよい。
【0080】
【発明の効果】
以上の記述で明らかなように、本発明の電気機器の電源制御回路は、電源検知回路から出力される検知信号を制御回路に伝送するための信号線に電源切り手段を設け、電源切り手段の導通及び遮断の処理を制御回路内のマイコンで処理するようにしたので、電源切り手段の回路構成を簡単にすることができる。しかも、電源入り保持回路は、保持信号で導通状態の保持及び遮断を制御するように構成すればよいので、電源入り保持回路の回路構成も簡単にすることができる。従って、電源制御回路の回路構成を簡単にすることができ、製造コストを下げることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示す電気機器の電源制御回路の構成図
【図2】本発明の第2の実施例を示す図1相当図
【図3】本発明の第3の実施例を示す図1相当図
【図4】本発明の第4の実施例を示す図1相当図
【図5】本発明の第5の実施例を示す図1相当図
【図6】第1の従来例を示す図1相当図
【図7】第2の従来例を示す図1相当図
【符号の説明】
図面中、1,50,51,52,53は洗濯機の電源制御回路(電気機器の電源制御回路)、2は電源入りスイッチ、3は商用電源、9は制御回路、10,37は電源入り保持回路、11は負荷回路、12,26,32は電源検知回路、13は電源回路、15,36は電源切りスイッチ(電源切り手段)、17は電源切り手段、25は電源切りスイッチを示す。

Claims (6)

  1. 電源入りスイッチをオンすることにより、商用電源を直流に変換する電源回路と、
    前記電源入りスイッチのオン状態を保持する電源入り保持回路と、
    マイクロコンピュータを主体として構成され、前記電源回路からの電源が与えられて所定の動作を制御する制御回路と、
    前記電源回路に商用電源が印加されていることを該電源回路の交流側で検知してその検知信号を前記制御回路に伝送する電源検知回路と、
    前記検知信号を前記制御回路に伝送するための信号線に設けられた電源切り手段とを具備し、
    前記電源入り保持回路は、前記制御回路において前記検知信号に基づいて生成される保持信号により制御されることを特徴とする電気機器の電源制御回路。
  2. 電源入りスイッチをオンすることにより、商用電源を直流に変換する電源回路と、
    前記電源入りスイッチのオン状態を保持する電源入り保持回路と、
    マイクロコンピュータを主体として構成され、前記電源回路からの電源が与えられて所定の動作を制御する制御回路と、
    前記電源回路に商用電源が印加されていることを検知してその検知信号を前記制御回路に伝送する電源検知回路と、
    前記検知信号を前記制御回路及び前記電源入り保持回路に伝送するための信号線に設けられた電源切り手段とを具備し、
    前記電源入り保持回路は、前記電源切り手段により制御されることを特徴とする電気機器の電源制御回路。
  3. 前記電源入り保持回路は、前記制御回路において前記検知信号に基づいて生成される保持信号によっても制御されることを特徴とする請求項2記載の電気機器の電源制御回路。
  4. 電源切り手段は、ノーマルオープンタイプの電源切りスイッチで構成されていることを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載の電気機器の電源制御回路。
  5. 電源検知回路は、検知信号として、商用電源の周波数に応じたパルス信号を出力し、
    制御回路は、この検知信号に基づいて前記商用電源の周波数を検出することを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載の電気機器の電源制御回路。
  6. 電源切り手段は、ノーマルオープンタイプの電源切りスイッチで構成され、
    電源検知回路は、検知信号として、商用電源の周波数に応じたパルス信号を出力し、
    制御回路は、この検知信号に基づいて前記商用電源の周波数を検出することを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載の電気機器の電源制御回路。
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