JPH09290087A - ミシンアーム - Google Patents

ミシンアーム

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Publication number
JPH09290087A
JPH09290087A JP10706396A JP10706396A JPH09290087A JP H09290087 A JPH09290087 A JP H09290087A JP 10706396 A JP10706396 A JP 10706396A JP 10706396 A JP10706396 A JP 10706396A JP H09290087 A JPH09290087 A JP H09290087A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
section
elastic bush
main body
hole
screw
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10706396A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenji Yoshida
田 憲 司 吉
Junro Yamaoka
岡 淳 郎 山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Aisin Corp
Original Assignee
Aisin Seiki Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Aisin Seiki Co Ltd filed Critical Aisin Seiki Co Ltd
Priority to JP10706396A priority Critical patent/JPH09290087A/ja
Priority to TW086105060A priority patent/TW346515B/zh
Publication of JPH09290087A publication Critical patent/JPH09290087A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】金属製アーム内に収容されたメカ的な機構の振
動の樹脂製カバーへの伝達を阻止する。 【解決手段】ネジ孔32が穿設された金属製の本体部1
1:前記ネジ孔32と同芯的に対峙する穴19が形成さ
れ、前記本体部11を被覆する樹脂製カバー12:一端
部、中央部および他端部には、前記本体部20側に位置
する第1大径部20a、前記樹脂製カバー12の穴の内
縁部と嵌合する環状溝部20cおよび第2大径部20b
が、夫々、形成された弾性ブッシュ20:前記弾性ブッ
シュ20を貫通し、一端部および他端部が、夫々、前記
弾性ブッシュ20の一端部および他端部側に位置する筒
部材33:ならびに前記筒部材33を挿通して前記本体
部11のネジ孔32と螺合し、頭部24bが前記筒部材
33および前記弾性ブッシュ20の他端部と係合するネ
ジ部材24とからなる、ミシンアーム。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する利用分野】本発明は、ミシンアームに関
し、更に詳しくは、アルミニュウムその他の金属で製作
されたミシンアームに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、ミシンアームをアルミニュウムで
製作する場合が多い。この場合、意匠上等の観点から、
アルミニュウム製のアームが樹脂製のカバーで被覆さ
れ、この樹脂製のカバーに、操作ツマミ等が装架される
ようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】アルミニュウム製のア
ームと樹脂製のカバーとを直接連結した場合、アーム内
に収容されたメカ的な機構の振動が、軽量の樹脂製のカ
バーに伝わり、カバーが振動し、異音ないし騒音が発生
するという不具合があった。
【0004】それ故に、本発明は、かかる不具合を除去
したミシンアームを提供することを、技術的課題とする
ものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記技術的課題を解決す
るために請求項1記載の発明において講じた技術的手段
は、ネジ孔が穿設された金属製の本体部:前記ネジ孔と
同芯的に対峙する穴が形成され、前記本体部を被覆する
樹脂製カバー:一端部、中央部および他端部には、前記
本体部側に位置する第1大径部、前記樹脂製カバーの穴
の内縁部と嵌合する環状溝部および第2大径部が、夫
々、形成された弾性ブッシュ:前記弾性ブッシュを貫通
し、一端部および他端部が、夫々、前記弾性ブッシュの
一端部および他端部側に位置する筒部材:ならびに前記
筒部材を挿通して前記本体部のネジ孔と螺合し、頭部が
前記筒部材および前記弾性ブッシュの他端部と係合する
ネジ部材とからなる、ミシンアームを構成したことであ
る。
【0006】
【作用】上記した構成においては、アーム内に収容され
たメカ的な機構の振動が、弾性ブッシュで吸収されて、
樹脂製のカバーに伝わらない。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係るミシンアーム
の一実施形態を添付図面にもとづいて説明する。
【0008】図1において、ミシンアーム10は、アル
ミニュウム製の本体部11を備える。本体部11の内部
には、図示こそしないが、周知のように、メカ的な機構
が収容されている。本体部11は、アルミニュウムで押
し出し成形された後、図示する形状を呈するように、切
削加工されたものである。本体部11の材質は、加工に
適したものであれば、アルミニュウム以外のものでも採
用可能である。
【0009】アルミニュウム製の本体部11の前面部、
後面部および左側部は、夫々、樹脂製のフロントカバー
12、樹脂製のリアカバー13および樹脂製の面板14
により被覆されている。アルミニュウム製の本体部11
の前面部と樹脂製のフロントカバー12は、連結部15
にて相互に連結されている。
【0010】図2にもとづいて、連結部15の構造を具
体的に説明する。アルミニュウム製の本体部11の前面
部に垂下する壁部31には、ネジ孔32が穿設されてい
る。このネジ孔32に同芯的に対峙すべく、樹脂製のフ
ロントカバー12のボス部17の底部34には、穴19
が形成されている。この穴19の内縁部は、弾性ブッシ
ュ20の外周の環状溝20cに嵌着されている。環状溝
20cは、弾性ブッシュ20の外周の左端部の第1大径
部20aと右端部の第2大径部20bとの間に画成され
ている。弾性ブッシュ20の第1大径部20aは、壁部
31のランド26と係合している。
【0011】弾性ブッシュ20内には、弾性ブッシュ2
0と同じ軸方向長さ若しくはそれより若干短い長さを持
つ金属製の筒部材33が挿通されており、筒部材33の
左端部が壁部31のランド26と係合している。筒部材
33の右端部は、弾性ブッシュ20の右端面と面一とな
っている。
【0012】ネジ部材24のネジ部24aは、筒部材3
3を貫通した後、ネジ孔32と螺合する。螺合深度が大
きくなる程、ネジ部材24の頭部24bが左方向に変位
するが、その変位はネジ部材24の頭部24bが筒部材
33の右端部と当接することにより規制される。この当
接により、ネジ部材24の頭部24bは、更に左方向へ
は移動しないので、弾性ブッシュ20の右端部側の第2
大径部20bがネジ部材24の頭部24bにより押しつ
ぶされるようなことはなく、ダンパーとしての効果を失
うことはない。
【0013】上記構成においては、ミシンが作動する
と、アルミニュウム製の本体部11の内部に収容された
メカ的な機構が駆動され、振動が惹起される。この振動
は、本体部11と樹脂製のフロントカバー12との間に
介設された弾性ブッシュ20にて吸収されるので、樹脂
製のフロントカバー12への振動伝達による異音・騒音
が発生するようなことはない。
【0014】なお、上記連結部15の構造を、本体部1
1と樹脂製のリアカバー13との間の連結に採用しても
良いことは、勿論である。
【0015】
【発明の効果】以上述べたように、請求項1の発明によ
れば、アルミニュウム製の本体部11の内部に収容され
たメカ的な機構からの振動は、本体部11と樹脂製のフ
ロントカバー12との間に介設された弾性ブッシュ20
にて吸収される。かくして、樹脂製のフロントカバー1
2への振動伝達による異音・騒音が発生するようなこと
はない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のミシンアームの分解斜視図である。
【図2】本発明のミシンアームの要部の断面図である。
【符号の説明】
11 本体部 12 カバー 19 穴 20 弾性ブッシュ 20a 第1大径部 20b 第2大径部 20c 環状溝 24 ネジ部材 24b 頭部 32 ネジ孔 33 筒部材

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ネジ孔が穿設された金属製の本体部:前記
    ネジ孔と同芯的に対峙する穴が形成され、前記本体部を
    被覆する樹脂製カバー:一端部、中央部および他端部に
    は、前記本体部側に位置する第1大径部、前記樹脂製カ
    バーの穴の内縁部と嵌合する環状溝部および第2大径部
    が、夫々、形成された弾性ブッシュ:前記弾性ブッシュ
    を貫通し、一端部および他端部が、夫々、前記弾性ブッ
    シュの一端部および他端部側に位置する筒部材:ならび
    に前記筒部材を挿通して前記本体部のネジ孔と螺合し、
    頭部が前記筒部材および前記弾性ブッシュの他端部と係
    合するネジ部材とからなる、ミシンアーム。
JP10706396A 1996-04-26 1996-04-26 ミシンアーム Pending JPH09290087A (ja)

Priority Applications (2)

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JP10706396A JPH09290087A (ja) 1996-04-26 1996-04-26 ミシンアーム
TW086105060A TW346515B (en) 1996-04-26 1997-04-18 Sewing machine arm

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JP10706396A JPH09290087A (ja) 1996-04-26 1996-04-26 ミシンアーム

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JPH09290087A true JPH09290087A (ja) 1997-11-11

Family

ID=14449559

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JP10706396A Pending JPH09290087A (ja) 1996-04-26 1996-04-26 ミシンアーム

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JP (1) JPH09290087A (ja)
TW (1) TW346515B (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006129944A (ja) * 2004-11-02 2006-05-25 Aisin Seiki Co Ltd ミシン
CN102817189A (zh) * 2011-06-16 2012-12-12 上海富山精密机械科技有限公司 一种多功能包缝机机头盖

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006129944A (ja) * 2004-11-02 2006-05-25 Aisin Seiki Co Ltd ミシン
CN102817189A (zh) * 2011-06-16 2012-12-12 上海富山精密机械科技有限公司 一种多功能包缝机机头盖

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Publication number Publication date
TW346515B (en) 1998-12-01

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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20060711