JPH09290076A - 往復式電気かみそりの内刃 - Google Patents

往復式電気かみそりの内刃

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JPH09290076A
JPH09290076A JP10785196A JP10785196A JPH09290076A JP H09290076 A JPH09290076 A JP H09290076A JP 10785196 A JP10785196 A JP 10785196A JP 10785196 A JP10785196 A JP 10785196A JP H09290076 A JPH09290076 A JP H09290076A
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JP
Japan
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inner blade
blade
section
beard
gullets
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Pending
Application number
JP10785196A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshiaki Hoya
善章 宝谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
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Priority to KR1019970012343A priority patent/KR100447912B1/ko
Priority to DE19717131A priority patent/DE19717131A1/de
Priority to CN97110388A priority patent/CN1101298C/zh
Priority to US08/842,518 priority patent/US5893211A/en
Publication of JPH09290076A publication Critical patent/JPH09290076A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 内刃の加工を極めて簡単に行うことができ
て、さらに、内刃の小型化を可能にすると共に、機械的
強度を高めることができる往復式電気かみそりの内刃を
提供する。 【解決手段】 一枚の平板状の内刃素材21の一辺に、
複数の刃溝22が形成されており、隣り合う刃溝22間
ごとに形成される各突起部分の上端面が研摩されて、髭
を切断するエッジ26が形成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は往復式電気かみそりの内
刃に関する。
【0002】
【従来の技術】往復式電気かみそりは、髭を導入する孔
を有した外刃と、外刃の内面で往復動する複数の内刃素
片を有した内刃との協働作用によって髭が切断されるよ
うになっている。往復式電気かみそりにおける外刃と内
刃の形状については、各内刃素片を円弧状に形成すると
共に、外刃を内刃の円弧に沿ってアーチ状に湾曲させた
形状が広く知られている。
【0003】また、外刃や内刃の形状を断面矩形状にし
た往復式かみそりも知られている。断面矩形状にした外
刃や内刃は、アーチ状に湾曲する場合と比較して加工が
簡単で且つ幅を細くすることができる。従って、2連刃
や3連刃のように複数の刃を備えた往復式電気かみそり
に用いることによって、ヘッド部分をコンパクトにまと
めることができる。
【0004】断面を矩形状にした従来の往復式電気かみ
そりの外刃及び内刃を図3及び図4に示す。1及び2は
それぞれ外刃と内刃を示している。外刃1は矩形状に形
成されており、水平方向に形成された上面部11と上面
部11の各端部から下方へ垂れ下がった側面部12,1
2とから形成されている。側面部12につながる上面部
11の各端部は肌当りが良いようにアール状に形成され
ている。また、上面部11から両側面部12の上部にか
けて髭導入用のスリット孔13が形成されている。尚、
この外刃1は、往復式電気かみそりの本体のヘッド部分
に固定されている。
【0005】内刃2は矩形状に形成されており、ステン
レス板等の内刃素材21を矩形状に折り曲げて、折り曲
げた部分に複数の平行な刃溝22を形成している。その
結果、刃溝22間に位置する細い部分によって、複数の
内刃素片23が形成される。各内刃素片23は、前記内
刃素材21につながる基部24と、対向する基部24の
上端どうしを連結する髭切断部25とで構成されてい
る。髭切断部25は垂直方向に形成された前記基部24
に対して略直角で水平方向に形成されている。髭切断部
25は上面が研摩されて鋭いエッジ26が形成される。
尚、この内刃2は前記外刃1の内面に摺接する位置に配
置され、往復式電気かみそりに内蔵するモータに連結さ
れて往復運動する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】図3及び図4に示され
た内刃1は、一枚のステンレス板を180度折り曲げる
ことによって断面が略コ字状となるように形成されてい
る。従って、前記内刃素材21は所定の間隔を介して対
向して存在している。このため、この間隔が存在する分
だけ内刃の幅が広くなってしまうので、小型化を阻害し
てしまっていた。さらに、前記内刃素材21は折り曲げ
る加工が必要なので、生産コストが増大してしまう。ま
た、折り曲げるために内刃素材21の厚みを厚くできな
いので、機械的強度を大きくできない欠点があった。
【0007】従って本発明は、内刃の加工を極めて簡単
に行うことができて、さらに、内刃の小型化を可能にす
ると共に、機械的強度を高めることができる往復式電気
かみそりの内刃を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】即ち、本発明の往復式電
気かみそりの内刃は、一枚の平板状の内刃素材の一辺
に、複数の刃溝が形成されており、隣り合う刃溝間ごと
に形成される各突起部分の上端面が研摩されて、髭を切
断するエッジ部が形成されていることを特徴とするもの
である。
【0009】
【作用】本発明によれば、図3及び図4に示された従来
の内刃のように、一枚の内刃素材を折り曲げて加工する
のではなく、平板状の内刃素材の一辺に刃溝を形成する
構成となっているので、折り曲げる手間が省けて組立て
が極めて簡単に行える。さらに、内刃の厚みは一枚の内
刃素材の厚みのみとなって、内刃の薄型化を図ることが
できる。また、折り曲げる必要がないので、従来と比較
して素材自体の厚みを厚くすることができるから、機械
的強度を向上させることもできる。
【0010】
【実施例】以下本発明の実施例を図面に基づいて説明す
る。図1及び図2は本発明による往復式電気かみそりの
外刃及び内刃を示している。1及び2はそれぞれ外刃と
内刃を示している。外刃1は矩形状に形成されており、
水平方向に形成された上面部11と上面部11の各端部
から下方へ垂れ下がった側面部12,12とから形成さ
れている。側面部12につながる上面部11の各端部は
肌当りが良いようにアール状に形成されている。また、
上面部11から両側面部12の上部にかけて髭導入用の
スリット孔13が形成されている。尚、この外刃1は、
往復式電気かみそりの本体のヘッド部分に固定されてい
る。
【0011】内刃2は、ステンレス板等の内刃素材21
を加工することによって形成される。内刃素材21は、
厚さが0.1mmから3mm程度の長方形状のステンレ
ス板である。この長方形状の内刃素材21の四辺の内、
長辺の一辺に複数の刃溝22が形成される。刃溝22は
前記素材21の一辺の一端から他端まで等間隔で十数列
形成されている。隣り合う刃溝22、22の間には突起
部が形成されて、この部分が内刃素片23となってい
る。内刃素片23は前記刃溝22、22間の数だけ形成
される。内刃素片23の上端面は髭切断部25を構成
し、この髭切断部25が研摩されて、外刃1と協働して
髭を切断するためのエッジ26が形成される。
【0012】尚、髭切断部25の研摩は、前記刃溝22
を形成した後でも、あるいは刃溝22を形成する前に行
ってもどちらでも構わない。
【0013】
【発明の効果】本発明によれば、図3及び図4に示され
た従来の内刃のように、一枚の内刃素材を折り曲げて加
工するのではなく、平板状の内刃素材の一辺に刃溝を形
成する構成となっているので、折り曲げる手間が省けて
組立てが極めて簡単に行える。さらに、内刃の厚みは一
枚の内刃素材の厚みのみとなって、内刃の薄型化を図る
ことができる。また、折り曲げる必要がないので、従来
と比較して素材自体の厚みを厚くすることができるか
ら、機械的強度を向上させることもできる。
【0014】その結果、本発明の内刃を3連刃や4連刃
のような複数の刃を備えた往復式電気かみそりの用いて
も、かみそり本体の刃の部分をより一層コンパクトにす
ることができるし、加工が極めて簡単なことから、かみ
そり本体の生産性を阻害することもない。また加工が簡
単なので加工精度も向上し、その分だけ切れ味の向上も
期待できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】外刃を一部破断した状態の外刃及び内刃の斜視
【図2】内刃の斜視図
【図3】外刃を一部破断した状態の従来の外刃及び内刃
の斜視図
【図4】従来の内刃の斜視図
【符号の説明】
1 外刃 11 上面部 12 側面部 13 スリット孔 2 内刃 21 内刃素材 22 刃溝 23 内刃素片 24 基部 25 髭切断部 26 エッジ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一枚の平板状の内刃素材の一辺に、複数
    の刃溝が形成されており、隣り合う刃溝間ごとに形成さ
    れる各突起部分の上端面が研摩されて、髭を切断するエ
    ッジ部が形成されていることを特徴とする往復式電気か
    みそりの内刃。
JP10785196A 1996-04-26 1996-04-26 往復式電気かみそりの内刃 Pending JPH09290076A (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10785196A JPH09290076A (ja) 1996-04-26 1996-04-26 往復式電気かみそりの内刃
KR1019970012343A KR100447912B1 (ko) 1996-04-26 1997-04-03 전기면도기와외부날의제조방법
DE19717131A DE19717131A1 (de) 1996-04-26 1997-04-23 Elektrorasierer und Verfahren zum Herstellen einer äußeren Klinge
CN97110388A CN1101298C (zh) 1996-04-26 1997-04-24 电动剃须刀及外刃的制造方法
US08/842,518 US5893211A (en) 1996-04-26 1997-04-24 Electric shaver and a method of manufacturing an outer blade

Applications Claiming Priority (1)

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JP10785196A JPH09290076A (ja) 1996-04-26 1996-04-26 往復式電気かみそりの内刃

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ID=14469678

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JP (1) JPH09290076A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20010067833A (ko) * 2001-04-02 2001-07-13 김맹기 전기 면도기
JP2015514464A (ja) * 2012-04-03 2015-05-21 コーニンクレッカ フィリップス エヌ ヴェ 毛切断機器のための刃セット及び当該刃セットの製造のための方法

Cited By (3)

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KR20010067833A (ko) * 2001-04-02 2001-07-13 김맹기 전기 면도기
JP2015514464A (ja) * 2012-04-03 2015-05-21 コーニンクレッカ フィリップス エヌ ヴェ 毛切断機器のための刃セット及び当該刃セットの製造のための方法
JP2016179288A (ja) * 2012-04-03 2016-10-13 コーニンクレッカ フィリップス エヌ ヴェKoninklijke Philips N.V. 毛切断機器のための刃セット及び当該刃セットの製造のための方法

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Effective date: 20050111

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