JPH09290077A - 往復式電気かみそり - Google Patents

往復式電気かみそり

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JPH09290077A
JPH09290077A JP10785096A JP10785096A JPH09290077A JP H09290077 A JPH09290077 A JP H09290077A JP 10785096 A JP10785096 A JP 10785096A JP 10785096 A JP10785096 A JP 10785096A JP H09290077 A JPH09290077 A JP H09290077A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
beard
section
inner blade
blade
outer blade
Prior art date
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Pending
Application number
JP10785096A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshiaki Hoya
善章 宝谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
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Priority to KR1019970012343A priority patent/KR100447912B1/ko
Priority to DE19717131A priority patent/DE19717131A1/de
Priority to CN97110388A priority patent/CN1101298C/zh
Priority to US08/842,518 priority patent/US5893211A/en
Publication of JPH09290077A publication Critical patent/JPH09290077A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 外刃の側面から導入された髭が、内刃のひげ
そり領域に到達して切断されるように、外刃の側面に対
向する内刃の側面領域に、髭が導入される空間を拡大さ
せる。 【解決手段】 内刃素片23は、外刃1の上面に対して
略垂直方向に形成された基部24と、一端が前記基部2
4の上端から折曲されて前記外刃1の上面と対向して略
水平に位置する髭切断部25とで構成されており、且
つ、前記基部24と対向して髭切断部25の他端側の下
方領域で髭導入用の空間部28が形成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は外刃と内刃とを備えた往
復式電気かみそりに関する。
【0002】
【従来の技術】往復式電気かみそりは、髭を導入する孔
を有した外刃と、外刃の内面で往復動する複数の内刃素
片を有した内刃との協働作用によって髭が切断されるよ
うになっている。往復式電気かみそりにおける外刃と内
刃の形状については、各内刃素片を円弧状に形成すると
共に、外刃を内刃の円弧に沿ってアーチ状に湾曲させた
形状が広く知られている。
【0003】また、外刃や内刃の形状を断面矩形状にし
た往復式かみそりも知られている。断面矩形状にした外
刃や内刃は、アーチ状に湾曲する場合と比較して加工が
簡単で且つ幅を細くすることができる。従って、2連刃
や3連刃のように複数の刃を備えた往復式電気かみそり
に用いることによって、ヘッド部分をコンパクトにまと
めることができる。
【0004】断面を矩形状にした従来の往復式電気かみ
そりの外刃及び内刃を図4から図6に示す。1及び2は
それぞれ外刃と内刃を示している。外刃1は矩形状に形
成されており、水平方向に形成された上面部11と上面
部11の各端部から下方へ垂れ下がった側面部12,1
2とから形成されている。側面部12につながる上面部
11の各端部は肌当りが良いようにアール状に形成され
ている。また、上面部11から両側面部12の上部にか
けて髭導入用のスリット孔13が形成されている。尚、
この外刃1は、往復式電気かみそりの本体のヘッド部分
に固定されている。
【0005】内刃2は矩形状に形成されており、ステン
レス等の内刃基板21を矩形状に折り曲げて、折り曲げ
た部分に複数の平行なスリット22を形成している。そ
の結果、スリット22間に位置する細い部分によって、
複数の内刃素片23が形成される。各内刃素片23は、
前記内刃基板21につながる基部24と、対向する基部
24の上端どうしを連結する髭切断部25とで構成され
ている。髭切断部25は垂直方向に形成された前記基部
24に対して略直角で水平方向に形成されている。髭切
断部25は上面が研摩されて鋭いエッジ26が形成され
る。尚、この内刃2は前記外刃1の内面に摺接する位置
に配置され、往復式電気かみそりに内蔵するモータに連
結されて往復運動する。
【0006】前記外刃1の上面部11の長さは、前記内
刃素片23の髭切断部25の長さよりも多少大きく形成
されている。従って、外刃1の側面部12と、これに対
向する内刃素片23の基部24との間に隙間が存在す
る。この隙間の存在によって髭が側面から導入されやす
くなっている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】さて、外刃1のスリッ
ト孔13から導入された髭は、内刃素片23のエッジ2
6によって切断される。エッジ26は内刃素片23の髭
切断部25に形成されており、図6において領域Aに形
成されているので、導入された髭がこの領域Aに到達し
なければ切断されない。しかしながら、くせひげのよう
な長い髭は、外刃1の側面部12から導入されることが
多く、この場合、前記内刃基板21の存在によって髭が
導入される空間が制限されてしまう。例えば図6に示す
ように、外刃1の左の側面部12から導入されたくせひ
げは、前記内刃基板24が邪魔になって、領域Aに到達
することができない。その結果、くせひげのような長い
髭を剃ることができず、剃り残しができてしまってい
た。
【0008】
【課題を解決するための手段】従って本発明は、外刃の
側面から導入された髭が、内刃のひげそり領域に到達し
て切断されるように、外刃の側面に対向する内刃の側面
領域に、髭が導入される空間を拡大させることによっ
て、上記課題を解決する。
【0009】即ち、複数の髭導入孔を有する外刃と、外
刃の内面に摺接する複数の内刃素片を備えた内刃とから
なる往復式電気かみそりにおいて、前記外刃は、髭を導
入する面に多数の髭導入用のスリット孔を有し、一方、
前記内刃素片は、前記外刃の上面に対して略垂直方向に
形成された基部と、一端が前記基部の上端から折曲され
て前記外刃の上面と対向して略水平に位置する髭切断部
とで構成されており、且つ、前記基部と対向して髭切断
部の他端側の下方領域で髭導入用の空間部が形成されて
いることを特徴とする。
【0010】
【作用】本発明によれば、従来対向する内刃基板のうち
の一方の内刃基板が存在していた領域に空間部が形成さ
れているので、この空間部から導入された髭は、髭切断
部に到達して切断される。従って、くせひげのような長
い髭を剃る場合に、外刃の側面部から髭が導入されてき
ても、その髭を髭切断部まで到達させることができて、
くせひげの剃り残しをなくすことができる。
【0011】
【実施例】以下本発明の実施例を図面に基づいて説明す
る。図1から図3は本発明の往復式電気かみそりを示し
ている。1及び2はそれぞれ外刃と内刃を示している。
外刃1は矩形状に形成されており、水平方向に形成され
た上面部11と上面部11の各端部から下方へ垂れ下が
った側面部12,12とから形成されている。側面部1
2につながる上面部11の各端部は肌当りが良いように
アール状に形成されている。また、上面部11から両側
面部12の上部にかけて髭導入用のスリット孔13が形
成されている。尚、この外刃1は、往復式電気かみそり
の本体のヘッド部分に固定されている。
【0012】内刃2は、ステンレス等の内刃基板21を
断面が略J字を逆さにしたような形状に折り曲げて、折
り曲げた部分に複数の平行なスリット22を形成してい
る。その結果、スリット22間に位置する細い部分によ
って、複数の内刃素片23が形成される。各内刃素片2
3は、前記内刃基板21につながる基部24と、基部2
4の上端から略直角に折曲した髭切断部25と、髭切断
部25の端部から垂直方向へ下方へ折曲した垂下部27
とで構成されている。基部24と髭切断部25、及び髭
切断部25と垂下部27の折曲された部分はアール状に
形成されている。また髭切断部25は上面が研摩されて
鋭いエッジ26が形成される。尚、この内刃2は前記外
刃1の内面に摺接する位置に配置され、往復式電気かみ
そりに内蔵するモータに連結されて往復運動する。
【0013】さて、この内刃2は、略J字を逆さにした
ような形状に折り曲げているので、従来のように内刃基
板21は両方に対向して存在せず、一方にのみ存在す
る。内刃基板21が存在しない側は、空間部28となっ
ている。この空間部28の存在は外刃1の側面部からの
髭の導入を行いやすくしている。即ち、外刃1のスリッ
ト孔13から導入された髭は、髭切断部25のエッジ2
6によって切断される。エッジ26は内刃素片23の髭
切断部25に形成されており、図3において領域Aに形
成されているので、導入された髭がこの領域Aに到達し
なければ切断されない。くせひげのような長い髭は、外
刃1の側面部12から導入されることが多い。従って、
前記垂下部27の下方領域に存在する空間部28によっ
て、髭が導入されるのを阻害しないようになっている。
【0014】外刃1の側面部12から導入されたくせひ
げは、前記空間部28を通って髭切断部25のエッジ2
6まで到達し、剃ることができる。
【0015】尚、前記垂下部27は、髭切断部25の変
形を防止するための補強の役割をしており、例えば、こ
の垂下部27をなくして、内刃の断面をL字を逆さにし
たような形状にすることもできる。
【0016】また、本発明による往復式電気かみそりの
外刃及び内刃は、2連刃や3連刃のような複数の刃を備
えた往復式電気かみそりに用いることができる。例え
ば、本発明の外刃及び内刃を横に並べて2連になるよう
に配置する場合、前記内刃素片23の基部24が背中合
わせになるように配置する。その結果、前記空間部28
がかみそり本体の外側に向くようになるので、より一層
髭を導入しやすくなる。尚、3連または4連等にして、
両側の刃に本発明による外刃及び内刃を用いて、中央の
刃に従来のアーチ状に湾曲した刃を用いる等、従来の刃
と本発明の刃を組み合わせた多連式のかみそりを構成す
ることもできる。
【0017】
【発明の効果】本発明によれば、従来対向する内刃基板
のうちの一方の内刃基板が存在していた領域に空間部が
形成されているので、この空間部から導入された髭は、
髭切断部に到達して切断される。従って、くせひげのよ
うな長い髭を剃る場合に、外刃の側面部から髭が導入さ
れてきても、その髭を髭切断部まで到達させることがで
きて、くせひげの剃り残しをなくすことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】外刃を一部破断した状態の外刃及び内刃の斜視
【図2】内刃の斜視図
【図3】髭が導入された状態の内刃及び外刃の断面図
【図4】外刃を一部破断した状態の従来の外刃及び内刃
の斜視図
【図5】従来の内刃の斜視図
【図6】髭が導入された状態の従来の内刃及び外刃の断
面図
【符号の説明】
1 外刃 11 上面部 12 側面部 13 スリット孔 2 内刃 21 内刃基板 22 スリット 23 内刃素片 24 基部 25 髭切断部 26 エッジ 27 垂下部 28 空間部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の髭導入孔を有する外刃と、外刃の
    内面に摺接する複数の内刃素片を備えた内刃とからなる
    往復式電気かみそりにおいて、前記外刃は、髭を導入す
    る面に多数の髭導入用のスリット孔を有し、一方、前記
    内刃素片は、前記外刃の上面に対して略垂直方向に形成
    された基部と、一端が前記基部の上端から折曲されて前
    記外刃の上面と対向して略水平に位置する髭切断部とで
    構成されており、且つ、前記基部と対向して髭切断部の
    他端側の下方領域で髭導入用の空間部が形成されている
    ことを特徴とする往復式電気かみそり。
JP10785096A 1996-04-26 1996-04-26 往復式電気かみそり Pending JPH09290077A (ja)

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JP10785096A JPH09290077A (ja) 1996-04-26 1996-04-26 往復式電気かみそり
KR1019970012343A KR100447912B1 (ko) 1996-04-26 1997-04-03 전기면도기와외부날의제조방법
DE19717131A DE19717131A1 (de) 1996-04-26 1997-04-23 Elektrorasierer und Verfahren zum Herstellen einer äußeren Klinge
CN97110388A CN1101298C (zh) 1996-04-26 1997-04-24 电动剃须刀及外刃的制造方法
US08/842,518 US5893211A (en) 1996-04-26 1997-04-24 Electric shaver and a method of manufacturing an outer blade

Applications Claiming Priority (1)

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