JPH09290073A - 落下式遊戯装置 - Google Patents

落下式遊戯装置

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JPH09290073A
JPH09290073A JP13065696A JP13065696A JPH09290073A JP H09290073 A JPH09290073 A JP H09290073A JP 13065696 A JP13065696 A JP 13065696A JP 13065696 A JP13065696 A JP 13065696A JP H09290073 A JPH09290073 A JP H09290073A
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JP
Japan
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counterweight
moving
drop
rigid member
wire
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JP13065696A
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English (en)
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Yasushi Ochi
泰 越智
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ORIENTAL SANGYO KK
Original Assignee
ORIENTAL SANGYO KK
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Publication date
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  • Cage And Drive Apparatuses For Elevators (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 限られた落下距離で自由落下に近いスリルと
恐怖感を搭乗者に与えることができる落下式遊技装置を
提供する。 【解決手段】 立設された左右一対のガイドレールRに
沿って昇降する移動体としての客席ケージ10と、この
客席ケージ10を落下位置まで持ち上げる駆動手段20
と、落下させた客席ケージ10の落下速度を減速させて
所定の高さ位置で停止させる減速手段30とを備え、減
速手段30は、剛性を備えた支持杆32を介して揺動自
在に吊り下げられたカウンタウエイト31と、前記客席
ケージ10の落下に伴って前記カウンタウエイト31を
斜め上方に引き上げるように、客席ケージ10とカウン
タウエイト31とを連結する連結部材39とによって構
成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、人間を乗せる搭
乗部を備えた昇降自在の移動体を所定の高さから落下さ
せ、落下中の前記移動体を減速手段によって減速させな
がら所定の高さ位置で停止させる落下式遊戯装置、特
に、移動体を途中まで自由落下に近い状態で落下させる
ことのできる落下式遊戯装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の落下式遊戯装置としては、図1
0(a)に示すようなものがある。この落下式遊戯装置
70は、人間を乗せる搭乗部を備えた移動体71と、人
間を乗せた移動体71の重量よりも小さい重量のカウン
タウエイト72とをワイヤ73によって相互に連結する
と共に、このワイヤ73を高所位置に配設された滑車7
4にかけることによって両者を昇降自在に吊り下げたも
のであり、重量の大きい移動体71を高所位置に引き上
げる図示しない駆動手段と、移動体71を高所位置に引
き上げた状態に保持する図示しない保持手段と、落下す
る移動体71を減速させて所定位置に停止させる減速手
段80とを備えている。
【0003】前記減速手段80は、高所位置から吊り下
げられた所定重量の鎖81と、この鎖81の受部82と
から構成されており、前記受部82は、前記カウンタウ
エイト72に取り付けられている。
【0004】従って、同図に示すように、前記移動体7
1を高所位置に引き上げた状態に保持した後、その保持
状態を解除すると、同図(b)に示すように、カウンタ
ウエイト72より重量の大きい移動体71が下方に落下
し始めると共にカウンタウエイト72が逆に上昇し始め
る。このとき、前記受部82は、カウンタウエイト72
の上昇に伴って、前記鎖81を徐々に持ち上げていくの
で、持ち上げた鎖81の重量分だけ、カウンタウエイト
72に加えられる付加重量が大きくなり、カウンタウエ
イト72の重量と付加重量との和が前記移動体71の重
量とバランスする高さ位置で、移動体71が最終的に停
止する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述したよ
うに、鎖81を持ち上げることによって移動体71の落
下速度を減速させる減速手段80では、カウンタウエイ
ト72自体の重量と鎖81を持ち上げることによってカ
ウンタウエイト72に徐々に加えられる付加重量との和
を移動体71の重量に等しくすることで、落下中の移動
体71を停止させるようにしているため、限られた落下
距離で移動体71を停止させるためには、カウンタウエ
イト72の重量を予め大きく設定しておく必要がある。
【0006】しかし、カウンタウエイト72自体の重量
を大きくしておくと、落下初期から移動体71の落下速
度が減速されて、自由落下とかけ離れた状態で移動体7
1が落下することになるため、落下した瞬間に搭乗者が
味わう体感加速度の変化量が小さくなると共に、移動体
71の最大落下速度も小さくなってしまい、落下式遊戯
装置が本来目的としている自由落下に近いスリルと恐怖
感を搭乗者に与えることができないといった問題があ
る。
【0007】一方、上述したように、落下距離を大きく
すると、カウンタウエイト72自体の重量を小さく抑え
ることができるが、移動体71の案内路を形成する鉄塔
等の構造物の高さが高くなって、多大の設備費がかかる
といった問題がある。
【0008】また、大きな重量の鎖81を吊すために
は、吊り下げる鉄塔等の構造物の強度を大きくする必要
があるため、この点からも設備コストが大きくなり、し
かも、鎖81を持ち上げる際に騒音が発生するといった
問題もある。
【0009】そこで、この発明の課題は、減速手段を改
良することにより、上述した種々の問題点を解決でき、
限られた落下距離で自由落下に近いスリルと恐怖感を搭
乗者に与えることができる落下式遊技装置を提供するこ
とにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、この発明は、人間を乗せる搭乗部を備えた昇降自在
の移動体を所定の高さから落下させ、落下中の前記移動
体を減速手段によって減速させながら所定の高さ位置で
停止させる落下式遊戯装置において、前記減速手段を、
剛性部材を介して揺動自在に吊り下げられた所定重量の
カウンタウエイトと、前記移動体の落下に伴って、前記
カウンタウエイトを斜め上方に引き上げるように、前記
移動体と、前記カウンタウエイト又は前記剛性部材のい
ずれかとを連結する連結部材とを備える構成を採用した
のである。
【0011】また、前記減速手段として、回動自在に支
持された剛性部材と、前記移動体の落下に伴って、前記
剛性部材を回動させるように、前記移動体と前記剛性部
材とを連結する連結部材と、前記剛性部材に連結され、
前記移動体の落下に伴う前記剛性部材の回動運動を所定
位置で停止させるダンパとを備える構成を採用すること
もできる。
【0012】また、前記カウンタウエイト又は剛性部材
と、前記連結部材との接続部分に、前記移動体の落下初
期において、前記連結部材が前記カウンタウエイトを直
ちに引き上げないような遊び機構や、前記連結部材が前
記剛性部材を直ちに回動させないような遊び機構を設け
ておくと、落下初期においては、移動体の落下速度はほ
とんど減速されず、自由落下に近い状態で移動体が落下
するようになる。
【0013】また、前記剛性部材及び前記カウンタウエ
イトを複数に分割すると共に、分割したカウンタウエイ
ト又は剛性部材の内いずれかのカウンタウエイト又は剛
性部材に前記連結部材を接続し、前記連結部材を接続し
たカウンタウエイト又は剛性部材に、他のカウンタウエ
イト又は剛性部材を任意に連結する連結手段を設けてお
くと、移動体への搭乗者数に応じてカウンタウエイトの
重量を変えたり、カウンタウエイトの重量を変えること
によって移動体の落下状態にバリエーションを持たせる
ことができる。
【0014】また、前記カウンタウエイトを、その揺動
支点に対して接近離反可能に前記剛性部材に保持し、前
記カウンタウエイトを、揺動支点に対して接近離反させ
る駆動手段と、揺動支点に対して接近離反する前記カウ
ンタウエイトを、複数位置において前記剛性部材に保持
する保持手段とを設けておくと、カウンタウエイトの重
量自体を変化させずに、カウンタウエイトを分割した場
合と同様の効果が得られる。
【0015】また、前記連結部材を前記剛性部材に接続
し、前記剛性部材に、前記連結部材と前記剛性部材との
接続位置を揺動支点に対して接近離反させる接続位置変
更機構を設ける構成を採用することによっても、カウン
タウエイトを分割した場合と同様の効果が得られる。
【0016】また、前記連結部材をワイヤと動滑車とに
よって構成し、前記移動体に連結されたワイヤを、動滑
車を介してワイヤの巻き上げ手段に接続すると共に、前
記動滑車と、前記カウンタウエイトや前記剛性部材とを
別のワイヤを介して相互に連結し、前記動滑車を所定位
置に位置決めする動滑車位置決め手段を設けておくと、
カウンタウエイトや剛性部材の小さな変位量で、移動体
の移動距離、即ち落下距離を大きくすることができ、さ
らに、前記移動体を下方位置に位置決めする移動体位置
決め手段を設けておくと、前記減速手段自体を、移動体
の打ち上げ手段として利用することもできる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、実施の形態について図面を
参照して説明する。図1に示すように、この落下式遊戯
装置1は、立設された左右一対のガイドレールRに沿っ
て昇降する移動体としての客席ケージ10と、この客席
ケージ10を落下位置まで持ち上げる駆動手段20と、
落下させた客席ケージ10の落下速度を減速させて所定
の高さ位置で停止させる減速手段30とを主たる構成要
素としている。
【0018】前記客席ケージ10は、図4に示すよう
に、ガイドレールRに係合して上下方向に摺動するスラ
イダー11に水平に固定された支持架台12と、この支
持架台12に取り付けられたケージフレーム13と、こ
のケージフレーム13によって形作られたケージの底面
及び周面下部を覆う安全ネット14と、前記支持架台1
2からケージフレーム13内に吊り下げられた搭乗部1
5とから構成されている。
【0019】前記搭乗部15は、上端が前記支持架台1
2に固定されたポール15aと、このポール15aの下
端に取り付けられた円盤15bとから構成されており、
同図(a)及び(c)に示すように、乗客は、前記円盤
15b上に立ってポール15aに掴まった状態で、その
体が、図示しない安全ベルト等でポール15aに固定さ
れるようになっている。
【0020】なお、この客席ケージ10への乗客の搭乗
は、落下路の下方に設定した搭乗位置において行われる
が、客席ケージ10をその搭乗位置に保持するためのケ
ージ固定装置16が落下路の下部に設けられている(図
1参照)。
【0021】前記駆動手段20は、図1に示すように、
前記客席ケージ10を吊り下げる第1ワイヤ21と、こ
の第1ワイヤ21の巻き上げ手段としての客席ケージ用
昇降ウインチ22と、前記第1ワイヤ21を客席ケージ
10の落下路から前記客席ケージ用昇降ウインチ22ま
で案内する、3個の定滑車23、24、25及び上下動
する1個の動滑車26とによって構成されている。
【0022】前記動滑車26には、下方位置に設置され
た滑車固定爪27に係合する係合部26aが設けられて
おり、前記滑車固定爪27を前記係合部26aに係合さ
せることで、動滑車26を下方位置に位置決めすること
ができるようになっている。
【0023】また、前記動滑車26、定滑車25間の第
1ワイヤ21には、その間の上方側に設置されたワイヤ
固定装置28に係止される係止部21aが取り付けられ
ており、この係止部21aがワイヤ固定装置28に係止
されることによって第1ワイヤ21が固定されるように
なっている。
【0024】従って、前記滑車固定爪27を前記係合部
26aに係合させることにより前記動滑車26を下方位
置に位置決めした状態で、前記客席ケージ用昇降ウイン
チ22によって第1ワイヤ21を巻き上げると、客席ケ
ージ10がガイドレールRに沿って上昇し、前記係止部
21aがワイヤ固定装置28に係止されると、上昇した
客席ケージ10がその高さ位置(落下位置)に保持され
る。
【0025】なお、前記定滑車23、24間には、客席
ケージ10の重量を検出する加重検出器29が設けられ
ており、客席ケージ10の重量が規定値を越えた場合
は、乗客の数を減らす等の措置を行って客席ケージ10
の重量を規定値以下にしなければ、前記客席ケージ用昇
降ウインチ22による第1ワイヤ21の巻き上げ作業が
行われないようになっている。
【0026】前記減速手段30は、図1に示すように、
剛性を備えた支持杆32を介して揺動自在に吊り下げら
れたカウンタウエイト31と、前記客席ケージ10の落
下に伴って前記カウンタウエイト31を斜め上方に引き
上げるように、客席ケージ10とカウンタウエイト31
とを連結する連結部材39とによって構成されており、
前記連結部材39は、前記客席ケージ10の落下直後か
ら直ちに前記カウンタウエイト31を引き上げずに客席
ケージ10の落下途中からカウンタウエイト31を引き
上げるための遊び機構38を備えている。
【0027】前記カウンタウェイト31は、図2及び図
3に示すように、2個の主ウエイト31aと、10個の
補助ウエイト31bとに分割されており、これに対応し
て前記支持杆32も、2個の主ウエイト31aを吊り下
げる一対の長い主支持杆32aと、前記補助ウエイト3
1bを2個づつ吊り下げる5本の短い補助支持杆32b
とに分割され、この主支持杆32a及び補助支持杆32
bのそれぞれの上端部が、図示しない支持部材によって
水平に固定支持された支軸33に揺動自在に支持されて
いる。
【0028】一対の前記主支持杆32aの下端部には、
その揺動方向にそれぞれ水平に張り出す一対の支持フレ
ーム34aが取り付けられており、同方向に並列的に張
り出した支持フレーム34a上には、前記主ウエイト3
1aがそれぞれ載置され、固定されている。また、一対
の前記主支持杆32aは、その上部、中間部及び下部
が、それぞれ上位フレーム35a、中位フレーム35
b、下位フレーム35cによって相互に連結されること
で一体的に揺動するようになっており、前記下位フレー
ム35cには、2個の前記主ウエイト31aが固定され
ている。
【0029】5本の前記補助支持杆32bは、前記主支
持杆32aの間に配置されており、各補助支持杆32b
の下端部には、揺動方向にそれぞれ水平に張り出す一対
の支持フレーム34bが取り付けられ、その支持フレー
ム34b上に前記補助ウエイト31bがそれぞれ載置さ
れ、固定されている。
【0030】前記各補助支持杆32bの下端には下方に
突出する連結片36bが設けられていると共に、前記下
位フレーム35cには各連結片36bに対応して上方に
突出する連結片36aが設けられており、両連結片36
a、36bに形成された穴にピン37を挿入することに
よって、前記主支持杆32aと各補助支持杆32bとを
任意に連結できるようになっている。従って、主支持杆
32aに連結する補助支持杆32bの数を変えることに
よって、主ウエイト31aと一体的に揺動させる補助ウ
エイト31bの重量を段階的に変化させることができ
る。即ち、カウンタウエイト31全体の重量を段階的に
変化させることができる。
【0031】前記遊び機構38は、図2及び図3に示す
ように、カウンタウエイト31の引き上げ方向に所定の
角度まで回動するように、前記主支持杆32aを相互に
連結する中位フレーム35bに取り付けられたアーム3
8aと、このアーム38aの先端に取り付けられ、この
アーム38aと共に回動する動滑車38bとによって構
成されている。
【0032】前記連結部材39は、図1に示すように、
前記駆動手段20の構成要素である第1ワイヤ21及び
動滑車26と、この動滑車26に接続された第2ワイヤ
40と、この第2ワイヤ40を前記カウンタウエイト3
1まで案内する3個の定滑車41、42、43及び前記
遊び機構38の構成要素である動滑車38bとによって
構成されており、前記第2ワイヤ40は、前記定滑車4
1、42によって下方に案内された後、前記定滑車43
によって一旦カウンタウエイト31の斜め上方に案内さ
れ、更に前記動滑車38bを介して、その端部が前記定
滑車43の近傍に固定されている。
【0033】従って、前記動滑車26が上方に引き上げ
られると、この動滑車26に接続されている前記第2ワ
イヤ40が、まず、前記アーム38aを斜め上方に引き
上げるが、このアーム38aがその回動範囲を越える
と、前記主支持杆32aが遅れて斜め上方に引き上げら
れる。この時、前記主支持杆32aに連結された補助支
持杆32bも同時に回動するので、主支持杆32aに固
定された主ウエイト31aと主支持杆32aに連結され
ている補助支持杆32bに固定された補助ウエイト31
bとが同時に引き上げられる。
【0034】また、この落下式遊戯装置1には、前記客
席ケージ10の下方に配置され、前記ガイドレールRに
沿って昇降する非常用ステージ50と、この非常用ステ
ージ50を昇降駆動させる非常用ステージ駆動手段60
とが備えられており、何らかの原因によって客席ケージ
10が落下路の上方位置に異常停止した場合は、前記非
常用ステージ駆動手段60を作動させることで、非常用
ステージ50を客席ケージ10の近傍まで上昇させ、乗
客を客席ケージ10から非常用ステージ50に移した
後、非常用ステージ50を降下させることによって、乗
客を客席ケージ10から安全に脱出させることができる
ようになっている。
【0035】前記非常用ステージ駆動手段60は、前記
非常用ステージ50を吊り下げる第3ワイヤ61と、こ
の第3ワイヤ61の巻き上げ手段としての非常用ステー
ジ用昇降ウインチ62と、前記第3ワイヤ61を客席ケ
ージ10の落下路から前記非常用ステージ用昇降ウイン
チ62まで案内する、3個の定滑車63、64、65及
び上下動する1個の動滑車66とによって構成されてお
り、前記定滑車63及び64間には、その間の第3ワイ
ヤ61を下方に押さえつけてテンションを与えるテンシ
ョン滑車67が設けられていると共に、前記動滑車66
には所定重量のテンションウエイト68が吊り下げられ
ている。
【0036】従って、第1ワイヤ21が切れる等の不測
の事態が発生した場合、客席ケージ10が落下して非常
用ステージ50に衝突することになるが、その衝突の際
に、テンションウエイト68を吊り下げた動滑車66が
上方に移動することで、非常用ステージ50が下方に移
動し、衝突の衝撃を吸収することができるといった効果
がある。
【0037】以上のように構成された落下式遊戯装置1
の動作について、図1、図5及び図6に基づいて説明す
る。まず、図1に示すように、ケージ固定装置16によ
って客席ケージ10が搭乗位置に位置決めされた状態
で、客席ケージ10に乗客が搭乗する。なお、この時、
滑車固定爪27を係合部26aに係合させることで、動
滑車26を下方位置に位置決めしてある。
【0038】そして、ケージ固定装置16による客席ケ
ージ10の位置決めを解除した後、客席ケージ用昇降ウ
インチ22を作動させることで、第1ワイヤ21を巻き
上げると、客席ケージ10がガイドレールRに沿って上
昇し、所定の高さ位置(落下位置)に到達すると、図5
(a)に示すように、係止部21aがワイヤ固定装置2
8によって係止され、客席ケージ10がその高さ位置
(落下位置)に保持される。
【0039】この状態で、滑車固定爪27による係合部
26aへの係合を解除すると、同図(b)に示すよう
に、客席ケージ10の自重によって、客席ケージ10が
ガイドレールRに沿って落下し始める。この時、ワイヤ
固定装置28によって第1ワイヤ21が定滑車25と動
滑車26との間で固定されているので、客席ケージ10
の落下に伴って動滑車26が上方へ引き上げられ、これ
に接続されている第2ワイヤ40によってアーム38a
が斜め上方に引き上げられる。
【0040】従って、アーム38aが上述した回動範囲
の限界まで回動する間は、客席ケージ10にカウンタウ
エイト31の重量が全くかからず、客席ケージ10は自
由落下に近い状態で落下していくことになる。また、カ
ウンタウエイト31と客席ケージ10とを連結する連結
部材39は、2個の動滑車26、38bを有しているの
で、前記アーム38aの先端の変位量の4倍の落下距離
を無負荷状態で落下させることができる。図7は、客席
ケージ10にかかる加重と、客席ケージ10の落下距離
との関係を、図8は、客席ケージ10の落下速度と、客
席ケージ10の落下距離との関係をそれぞれ示したグラ
フである。図7及び図8において、アーム38aの回動
限界点に相当する客席ケージ10の落下距離をαで示し
ているが、落下距離αまでは客席ケージ10にほとんど
加重がかかっておらず、客席ケージ10の落下速度も、
図8に一点鎖線で示す自由落下の場合の落下速度に近づ
いていることがわかる。
【0041】更に、客席ケージ10が落下して、アーム
38aの回動限界点を越えると、図6(a)に示すよう
に、支持杆32に固定されたカウンタウエイト31が斜
め上方に引き上げられる。この時、カウンタウエイト3
1は、支持杆32と共に円運動するので、カウンタウエ
イト31の引き上げ初期においては、カウンタウエイト
31の全重量の内僅かな重量しか客席ケージ10にかか
らず、その引き上げ量が大きくなるに従って急激に客席
ケージ10にかかるカウンタウエイト31の重量が大き
くなっていく。このため、カウンタウエイト31の引き
上げ初期においては、客席ケージ10の落下速度がそれ
ほど減速されず、客席ケージ10が停止位置に近づくに
つれて落下速度が急激に減速されることになる。このこ
とは、図7及び図8に示すグラフにおいてもはっきりと
現れている。
【0042】そして、客席ケージ10の重量と客席ケー
ジ10にかかるカウンタウエイト31の重量とがバラン
スするまでカウンタウエイト31が引き上げられると、
客席ケージ10は停止するが、落下している客席ケージ
10にはある程度の慣性力が働くので、即座に停止位置
(バランス位置)で停止することはなく、停止位置を中
心に上下振動を繰返しながら、最終的に停止位置で客席
ケージ10は停止する。
【0043】このようにして客席ケージ10が停止位置
に停止した後は、前記客席ケージ用昇降ウインチ22を
フリーの状態にした後、ワイヤ固定装置28による係止
部21aに対する係止を解除すると、同図(b)に示す
ように、客席ケージ10がゆっくりと搭乗位置まで降下
すると共に、カウンタウエイト31が初期位置に復帰す
る。
【0044】以上のように、この落下式遊戯装置1で
は、客席ケージ10の落下初期における減速作用を極力
抑え、落下途中から急激に減速作用が発揮されるように
したため、落下直後に搭乗者が味わう体感加速度の変化
量も、従来は3.5m/s2程度であったのが、この落
下式遊戯装置1では、8.6m/s2程度に増大すると
共に、最高落下速度も従来のものに比べてかなり大きく
なっており、落下距離が短くても、搭乗者は自由落下に
近いスリルと恐怖感を味わうことができる。
【0045】また、従来のように、鎖を吊す構成を採用
していないため、鉄塔等の構造物に必要以上の強度が要
求されず、設備コストの軽減を図ることができると共
に、鎖を持ち上げる際に発生していた騒音問題が解消さ
れる。また、鎖を用いる従来の装置では、高所位置から
吊り下げられた鎖の点検に手間がかかっていたが、この
落下式遊戯装置1では、カウンタウエイト31を地上に
設置できるので、その点検が容易に行えるという利点も
ある。
【0046】なお、この落下式遊戯装置1では、客席ケ
ージ10とカウンタウエイト31とを連結する連結部材
39に遊び機構38を設けているが、この遊び機構38
を設けなくても上述した効果は十分に発揮される。但
し、遊び機構38を設けておくと、その効果が顕著にな
ることはいうまでもない。また、遊び機構自体の構成及
び設置位置は、上述したものに限らず、例えば、前記第
2ワイヤ40を直接支持杆32又はカウンタウエイト3
1に接続すると共にその第2ワイヤ40を途中弛ませた
状態に蓄線する蓄線部を設ける構成を採用することもで
きる。
【0047】また、上述した実施形態では、カウンタウ
エイト31を複数に分割して任意に連結させることでカ
ウンタウエイト31自体の重量を変化させるようにして
いるが、これに限定されるものではなく、例えば、カウ
ンタウエイト31を、支軸33に対して接近離反可能に
前記支持杆32に取付け、このカウンタウエイト31を
駆動手段によって支軸33に対して接近離反させると共
に、この駆動手段によって移動させたカウンタウエイト
31を、保持手段によって、その位置に保持する構成を
採用することで、カウンタウエイト31の重量自体を変
化させずに客席ケージ10に対する加重を変化させるこ
ともできる。具体的には、カウンタウエイト31を、支
持杆32に取り付けたボールねじに螺合させ、このボー
ルねじをモータ等によって定位置回転させることで、カ
ウンタウエイト31を支持杆32に沿って連続的に移動
させたり、支持杆32の上部に取り付けたウインチ等に
よってカウンタウエイト31をワイヤを介して引き上げ
るようにし、引き上げたカウンタウエイト31を支持杆
32に沿って多段に設けたラチェット機構等によって段
階的に保持したりする方法が考えられる。
【0048】また、支持杆32に対するカウンタウエイ
ト31自体の位置を変えるのではなく、連結部材39と
支持杆32との接続位置を支軸33に対して接近離反さ
せるようにしてもよい。具体的には、アーム38aの支
持杆32への取付け位置を支軸33に対して段階的に又
は連続的に接近離反させることのできる接続位置変更機
構を設けることによって、実現することができる。
【0049】また、上述した実施形態では、連結部材3
9に2個の動滑車26、38bを使用することによっ
て、カウンタウエイト31及びアーム38aの変位量が
小さくても、客席ケージ10の落下量を十分確保できる
ようにしているが、カウンタウエイト31等の変位量を
大きくとれるのであれば、特に動滑車を使用しなくても
よい。但し、カウンタウエイト31の変位量を大きくす
ると、減速手段30全体が大型化するので、動滑車を使
用するほうが好ましい形態であるといえる。また、連結
部材39内で使用する動滑車の数を多くすると、客席ケ
ージ10の落下量を更に増大させることができることは
いうまでもない。
【0050】また、上述した実施形態では、客席ゲージ
10を落下位置まで持ち上げる駆動手段20と減速手段
30とで、その構成要素を一部共有化しているが、両者
を完全に分離させることもできる。
【0051】上述した落下式遊戯装置1では、客席ケー
ジ用昇降ウインチ22によって、客席ケージ10を所定
の高さ位置まで上昇させ、この客席ケージ10の落下速
度を前記減速手段30によって減速させて停止させてい
るが、前記減速手段30を客席ケージ10の打ち上げ手
段としても利用することができる。即ち、この落下式遊
戯装置1の客席ケージ10を下方位置から上方に打ち上
げた後、落下させることもできる。
【0052】具体的には、図1に示すように、ケージ固
定装置16によって客席ケージ10が搭乗位置に位置決
めされた状態で、客席ケージ10に乗客を搭乗させた
後、客席ケージ10の位置決め状態を保持したまま、前
記滑車固定爪27による係合部26aへの係合を解除
し、前記客席ケージ用昇降ウインチ22を作動させるこ
とで、第1ワイヤ21を巻き上げると、動滑車26が上
昇すると共にカウンタウエイト31が斜め上方に引き上
げられていき、前記客席ケージ用昇降ウインチ22が第
1ワイヤ21を所定量巻き上げると、係止部21aがワ
イヤ固定装置28によって係止される。
【0053】この時、前記カウンタウエイト31が上方
に持ち上げられているので、ここで、ケージ固定装置1
6による客席ケージ10の位置決めを解除すると、カウ
ンタウエイト31が初期位置に復帰すべく下方側に移動
し始め、このカウンタウエイト31に引っ張られて、客
席ケージ10が上方に打ち上げられる。
【0054】このようにして打ち上げられた客席ケージ
10は、やがて落下し始めるが、上述したように、前記
減速手段30が本来の減速機能を発揮して落下速度を減
速させながら客席ケージ10を所定の停止位置に停止さ
せる。
【0055】従って、この実施形態では、客席ケージ1
0を単に落下させるだけではなく、客席ケージ10を下
方位置から打ち上げた後に落下させるという2種類の運
転方法を実施することができ、乗客にバリエーションに
富んだ異なるスリルを体験させることができる。
【0056】図9は、減速手段の他の実施形態を示して
いる。この減速手段44は、同図に示すように、回動自
在に一端が支持された、剛性を有する支持杆45と、こ
の支持杆45に連結され、客席ケージ10の落下に伴っ
て回動する支持杆45を所定位置で停止させるダンパ4
6とから構成されており、前記支持杆45は、上述した
実施形態と同様にアーム38a及び動滑車38bからな
る遊び機構38を備えた連結部材(図示せず)を介して
客席ケージ10に連結されている。
【0057】前記ダンパ46は、外部シリンダ及びこの
外部シリンダ内に所定の間隔を設けて配置された内部シ
リンダとによって構成されたシリンダ本体46aと、前
記内部シリンダに挿入され、内部シリンダ内を進退する
ピストン46bとから構成されており、前記シリンダ本
体46aがある程度の自由度をもって固定設置されると
共に前記ピストン46bが前記支持杆45に連結されて
いる。
【0058】また、前記内部シリンダには多数のオリフ
ィスが形成されていると共に、前記シリンダ本体46a
内には所定量のオイルが充填されており、ピストン46
bによって内部シリンダ内のオイルが加圧されると、オ
イルがオリフィスを通って内部シリンダの外側(外部シ
リンダと内部シリンダとの間)に押出され、そのときの
抵抗によってピストン46bに加わる力(衝撃)が吸収
されるようになっている。さらに、前記内部シリンダに
は、オリフィス開閉調整機構が設けられており、このオ
リフィス開閉調整機構よって、ピストン46bの移動速
度を調整することができるようになっている。
【0059】従って、前記オリフィス開閉調整機構でオ
リフィスの開口面積を調整することによって、ピストン
46bに連結された支持杆45の回動速度、即ち、客席
ケージ10の落下速度を自由に設定することができ、上
述したように、カウンタウエイト31を持ち上げるのと
同様の速度特性(客席ケージ10の落下初期において減
速度が小さく、停止位置に近づくにつれて減速度を大き
くする)を付与することができる。また、上述した実施
形態では、客席ケージ10への搭乗者数によって、カウ
ンタウエイト31の重量や位置を変えるようにしている
が、この減速手段44を用いれば、前記オリフィス開閉
調整機構によって、オリフィスの開口面積を調整するこ
とで簡単に対応することができるので、減速手段自体の
構成が簡単になると共に作業性が向上するといった利点
もある。
【0060】また、このダンパ46の取付け位置は、支
持杆45の回動運動によってピストン46bが進退する
位置であれば、特に限定されないが、ピストン46bの
ストロークに制限があるため、支持杆45の回動支点近
傍に設けるのが望ましい。また、図9では、客席ケージ
10の落下に伴って、ピストン46bがシリンダ本体4
6a内に押し込まれる位置にダンパ46を取り付けてい
るが、これも限定されるものではなく、伸長/圧縮両用
型のダンパを用いれば、客席ケージ10の落下に伴っ
て、ピストン46bがシリンダ本体46a内から引き出
される位置に取り付けることもできる。
【0061】なお、上述した2つの実施形態における減
速手段30、44では、カウンタウエイト31又はダン
パ46を単独で使用しているが、両者を併用することも
可能である。両者を併用する場合は、例えば、カウンタ
ウエイトとして所定重量の基本ウエイトを設け、補助ウ
エイトの役割をダンパで代用させることによって、カウ
ンタウエイトやダンパ自体が大型化せず、しかも、ダン
パの調整によって客席ケージ10の重量変化に容易に対
応できるので、作業性が向上するといった利点がある。
【0062】また、減速手段としてダンパを用いた場合
も、カウンタウエイトを用いた場合と同様に、客席ケー
ジ10の打ち上げ手段として機能させることができるこ
とはいうまでもない。
【0063】
【発明の効果】以上のように、この発明の落下式遊戯装
置は、落下する前記移動体が、剛性部材を介して揺動自
在に吊り下げられた所定重量のカウンタウエイトを斜め
上方に引き上げたり、前記移動体の落下に伴って回動す
る剛性部材を所定位置で停止させるダンパを剛性部材に
連結するようにしたため、落下初期における移動体に対
する減速効果は小さく、落下距離が大きくなるに従って
減速効果が急激に大きくなり、落下直後からある程度の
落下距離に至るまでは自由落下に近い状態になるにもか
かわらず、短い落下距離で移動体を確実に停止させるこ
とができ、落下距離を極端に大きくしなくても簡単な機
構で自由落下に近いスリルと恐怖感を搭乗者に与えるこ
とができる。
【0064】特に、遊び機構を設けたものにあっては、
落下初期においてカウンタウエイトの重量やダンパによ
る減速作用が移動体に全く働かないので、より自由落下
に近い落下状態を実現することができる。
【0065】また、従来のように鎖を使用していないた
め、設備コストが軽減されると共に、鎖を持ち上げる際
の騒音も解消することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明にかかる一実施形態を示す概略構成図
である。
【図2】同上の減速手段の一部を示す正面図である。
【図3】同上の減速手段の詳細を示す図である。
【図4】同上の客席ケージを示す図である。
【図5】同上の落下式遊戯装置の動作を示す作用図であ
る。
【図6】同上の落下式遊戯装置の動作を示す作用図であ
る。
【図7】客席ケージにかかる加重と客席ケージの落下距
離との関係を示すグラフである。
【図8】客席ケージの落下速度と客席ケージの落下距離
との関係を示すグラフである。
【図9】減速手段の他の実施形態を示す詳細図である。
【図10】従来技術を示す概念図である。
【符号の説明】
1 落下式遊戯装置 10 客席ケージ 20 駆動手段 21 第1ワイヤ 26 動滑車 30 減速手段 31 カウンタウエイト 32 支持杆 38 遊び機構 38a アーム 38b 動滑車 39 連結部材 40 第2ワイヤ 44 減速手段 45 支持杆 46 ダンパ

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 人間を乗せる搭乗部を備えた昇降自在の
    移動体を所定の高さから落下させ、落下中の前記移動体
    を減速手段によって減速させながら所定の高さ位置で停
    止させる落下式遊戯装置において、 前記減速手段が、 剛性部材を介して揺動自在に吊り下げられた所定重量の
    カウンタウエイトと、 前記移動体の落下に伴って、前記カウンタウエイトを斜
    め上方に引き上げるように、前記移動体と、前記カウン
    タウエイト又は前記剛性部材のいずれかとを連結する連
    結部材とを備えていることを特徴とする落下式遊戯装
    置。
  2. 【請求項2】 人間を乗せる搭乗部を備えた昇降自在の
    移動体を所定の高さから落下させ、落下中の前記移動体
    を減速手段によって減速させながら所定の高さ位置で停
    止させる落下式遊戯装置において、 前記減速手段が、 回動自在に支持された剛性部材と、 前記移動体の落下に伴って、前記剛性部材を回動させる
    ように、前記移動体と前記剛性部材とを連結する連結部
    材と、 前記剛性部材に連結され、前記移動体の落下に伴う前記
    剛性部材の回動運動を所定位置で停止させるダンパとを
    備えていることを特徴とする落下式遊戯装置。
  3. 【請求項3】 前記連結部材は、前記移動体の落下初期
    において、前記カウンタウエイトを直ちに引き上げない
    ような遊び機構を備えている請求項1記載の落下式遊戯
    装置。
  4. 【請求項4】 前記連結部材は、前記移動体の落下初期
    において、前記剛性部材を直ちに回動させないような遊
    び機構を備えている請求項2記載の落下式遊戯装置。
  5. 【請求項5】 前記減速手段は、前記剛性部材及び前記
    カウンタウエイトが複数に分割されていると共に、分割
    されたカウンタウエイト又は剛性部材の内いずれかのカ
    ウンタウエイト又は剛性部材に前記連結部材が接続され
    ており、 前記連結部材が接続されたカウンタウエイト又は剛性部
    材に、他のカウンタウエイト又は剛性部材を任意に連結
    する連結手段を備えている請求項1又は3に記載の落下
    式遊戯装置。
  6. 【請求項6】 前記カウンタウエイトは、その揺動支点
    に対して接近離反可能に前記剛性部材に保持されてお
    り、 前記カウンタウエイトを、揺動支点に対して接近離反さ
    せる駆動手段と、 揺動支点に対して接近離反する前記カウンタウエイト
    を、複数位置において前記剛性部材に保持する保持手段
    とを備えている請求項1又は3に記載の落下式遊戯装
    置。
  7. 【請求項7】 前記連結部材は、前記移動体と前記剛性
    部材とを相互に連結するものであり、前記剛性部材は、
    前記連結部材と前記剛性部材との接続位置を揺動支点に
    対して接近離反させる接続位置変更機構を備えている請
    求項1又は3に記載の落下式遊戯装置。
  8. 【請求項8】 前記連結部材がワイヤと動滑車とによっ
    て構成されており、前記移動体に接続されたワイヤは、
    前記動滑車を介してワイヤの巻き上げ手段に接続される
    と共に、前記動滑車と、前記カウンタウエイト又は前記
    剛性部材のいずれかとが別のワイヤを介して相互に連結
    されており、前記動滑車を所定位置に位置決めする動滑
    車位置決め手段を備えている請求項1、3、5、6又は
    7に記載の落下式遊戯装置。
  9. 【請求項9】 前記連結部材がワイヤと動滑車とによっ
    て構成されており、前記移動体に接続されたワイヤは、
    前記動滑車を介してワイヤの巻き上げ手段に接続される
    と共に、前記動滑車と前記剛性部材とが別のワイヤを介
    して相互に連結されており、前記動滑車を所定位置に位
    置決めする動滑車位置決め手段を備えている請求項2又
    は4に記載の落下式遊戯装置。
  10. 【請求項10】 前記移動体を下方位置に位置決めする
    移動体位置決め手段を備えている請求項8又は9に記載
    の落下式遊戯装置。
JP13065696A 1996-04-26 1996-04-26 落下式遊戯装置 Withdrawn JPH09290073A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011194039A (ja) * 2010-03-19 2011-10-06 Nippon Pachinko Buhin Kk 遊技機用可動演出装置及びそれを備えた遊技機
JP2012110446A (ja) * 2010-11-22 2012-06-14 Taiyo Elec Co Ltd 遊技機
JP2012110447A (ja) * 2010-11-22 2012-06-14 Taiyo Elec Co Ltd 遊技機

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2012110446A (ja) * 2010-11-22 2012-06-14 Taiyo Elec Co Ltd 遊技機
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