JPH09289841A - アワビ類の栽培方法 - Google Patents

アワビ類の栽培方法

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JPH09289841A
JPH09289841A JP8105946A JP10594696A JPH09289841A JP H09289841 A JPH09289841 A JP H09289841A JP 8105946 A JP8105946 A JP 8105946A JP 10594696 A JP10594696 A JP 10594696A JP H09289841 A JPH09289841 A JP H09289841A
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JP8105946A
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English (en)
Inventor
Shuichi Iwasa
秀一 岩佐
Original Assignee
Shuichi Iwasa
秀一 岩佐
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    • Y02ATECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
    • Y02A40/00Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production
    • Y02A40/80Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production in fisheries management
    • Y02A40/81Aquaculture, e.g. of fish

Abstract

(57)【要約】 【課題】 アワビ類の人工採苗から中間育成及び養殖ま
でを、一貫して海面を利用することによって、手軽に漁
業者が簡単な技術と安い経費で実施可能なアワビ類の栽
培技術と、人為的に剥離することなくアワビ類にやさし
い手法で行うことができる栽培技術を開発し、もって、
水産業の振興に寄与しようとするものである。 【解決手段】 アワビ、サザエ、トコブシ、ウニ等の物
体に付着し匍匍移動して棲息する水棲動物(以下「アワ
ビ類」という。)の人工栽培において、付着珪藻等の微
小藻類を主な餌料とする人工採苗の時期にはアワビ類の
付着板を平らな状態で使用し、ワカメ、カジメ、アオサ
等の大型藻類を主な餌料とする中間育成及び養殖の時期
にはアワビ類の付着板を折り曲げた状態で使用すること
を特徴とするものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、アワビ類の人工栽培に
おいて、人工採苗、中間育成及び養殖までが一貫して海
面を利用できるアワビ類の栽培方法に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】発生初期には付着珪藻等の微小藻類(以
下「珪藻等」という。)を主な餌料とし、その成長に伴
ってワカメ、カジメ、アオサ等の大型海藻(以下「ワカ
メ等」という。)を主な餌料とするアワビ類について
は、その栽培技術において若干の差があるものの、基本
的には類似した技術であるので、以下の技術的な説明
は、アワビを例にして行う。
【0003】アワビの人工採苗は、陸上水槽施設を利用
して行われているのが今日の一般的な技術である。その
方法について簡単に説明すれば、アワビの人工採苗は、
付着板を陸上水槽の海水中に垂下して、これに日光をよ
く当てて珪藻等を付着培養させる。この水槽に、別の陸
上水槽の海水中で親アワビに放精・放卵の誘発を行い受
精させた受精卵又は孵化した浮遊幼生を海水ごと投入す
る。アワビの受精卵又は浮遊幼生は、孵化発生後の5日
前後で珪藻等が付着した付着板に付着し、匍匐移動しな
がら珪藻等を摂餌する。ところが、一定期間が経過し、
アワビの成長にともなって餌料である珪藻等の増殖量を
アワビの摂餌量が上回るようになれば餌料不足を招くこ
ととなる。また、アワビは、成長にともないワカメ等の
大型海藻を摂餌するようになるとともに、成長にともな
って日中には日陰に隠れる習性が顕著になってくる。そ
のため、ワカメ等を給餌するに適し、かつ、日陰ができ
る構造の付着板もしくは付着器材が必要となる。したが
って、アワビへの給餌は、人工採苗の段階では珪藻等
を、中間育成及び養殖の段階ではワカメ等を給餌する餌
料の転換が行われ、併せて、付着板は、珪藻等の培養に
適した日光が良く当る平らな構造のものから、日陰がで
きやすい付着板もしくは付着器材への転換が行われてい
る。
【0004】ところが、一般的にアワビの人工採苗にお
いて使用されている平らな状態の波板は、日光が良く当
たり珪藻等の培養には適しているものの、その構造から
してワカメ等の給餌用には適さない。さらに、成長に伴
って日中には日陰を好むアワビの習性からしても、これ
らの付着板は、その構造上、日陰が確保しにくいもので
ある。そのため、これら付着板から人為的にアワビをい
ったん剥離して、陸上水槽内に設置したワカメ等の給餌
に適した構造の付着板、又は自然石等の付着器材に、ア
ワビを付着させ直しているのが一般的な技術である。
【0005】また、アワビの人工採苗は、陸上水槽施設
に限らず、自然の海を利用した海面人工採苗も行われて
いる。その方法を簡単に説明すれば、海面筏に張込んだ
生簀網に、ポリエチレン製の内袋を張込んで海水を湛
え、その中にポリエチレン・シートの付着板を枠体を使
って張込み設置している。この中に、アワビの受精卵又
は浮遊幼生を投入し、アワビの幼生が着底する5日目以
降に、ポリエチレン製の内袋を切り裂いて海水交換を行
い、その後は放置して自然の珪藻等の生産力を利用する
極めて粗放的な人工採苗の方法である。そのため、この
ままの状態で中間育成に移行すればアワビの歩留まり率
が低くなるので、人工採苗だけの海面利用にとどまり、
中間育成を行うには、アワビを一旦剥離して陸上水槽施
設に移し替えている。ただし、人工採苗については、自
然の海面を利用する関係上、一般的に多く利用されてい
る陸上水槽に比べて経費的に格段安く、しかも簡単な技
術で事足りるため漁業者でも手軽に実施できる点が特徴
である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】以上述べたように、ア
ワビの栽培の過程においては、アワビを剥離することが
現在の技術において常識となっている。しかしながら、
アワビの剥離作業には多大な手間を要するうえに、人工
採苗時と中間育成時及び養殖時では付着板の構造そのも
のが異なるために、余分な器材が必要である。また、ア
ワビの幼弱な時期に剥離作業を行うことは、剥離時のア
ワビの付着面の損傷によるへい死、活力低下、ストレス
等、この剥離作業がアワビに及ぼす悪影響は大きい。さ
らに、アワビ類の人工採苗、中間育成及び養殖は、一貫
して海面を利用して行うことが難しく、そのため、多大
な設備投資と維持管理を要する陸上水槽施設が必要であ
るため、全国的に資源が減少し需要が多いアワビ類の大
量生産を必要としている今日においても、漁業者が手軽
にアワビ類を生産し種苗放流及び養殖を行えるという状
況にはない。ちなみに、アワビ類の人工栽培のための陸
上水槽施設の設置には、その規模にもよるが、通常1億
円から3億円程度の設備投資をしているのが一般的な実
情である。したがって、この発明は、これらの諸問題を
解決するために、アワビ類の人工採苗から中間育成及び
養殖までを、一貫して海面を利用することによって、手
軽に漁業者が簡単な技術と安い経費で実施可能なアワビ
類の栽培技術と、人為的に剥離することなくアワビ類に
やさしい手法で行うことができる栽培技術を開発し、も
って、水産業の振興に寄与しようとするものである。
【0007】
【課題点を解決するための手段】アワビ類の人工栽培に
おいて、付着珪藻等の微小藻類を主な餌料とする人工採
苗の時期にはアワビ類の付着板を平らな状態で使用し、
ワカメ、カジメ、アオサ等の大型藻類を主な餌料とする
中間育成及び養殖の時期にはアワビ類の付着板を折り曲
げた状態で使用する。本発明は、以上のような構成によ
りなるアワビ類の栽培方法である。
【0008】
【作用】アワビの人工採苗には、塩化ビニ−ル、ポリカ
−ボネイト(商品名)等の合成樹脂製の波板状の付着板
の使用が一般的である。これらの付着板に使用されてい
る合成樹脂の特性は、粘性に富み、多少折り曲げても、
その折り曲げた箇所が、すぐに損傷することはない。こ
のことは、例えば金属板、その他の粘性に富んだ材質で
ありさえすれば同様のことが言える。したがって、この
発明は、合成樹脂、金属板、その他の粘性に富んだ材質
の特性を活用した。また、付着板を折り曲げるために
は、付着板に細長い溝状の孔をほぼ直線上に並べて穿つ
方法、付着板の折り曲げ部となる箇所を薄く加工する方
法、付着板そのものが柔らかくて折り曲げ易い材質を使
用する方法等が考えられるが、要するに、付着板を平ら
な状態にしたり折り曲げたりが自在にできる構造の付着
板であれば、その方法は問わない。
【0009】この発明の作用について、図を用いて説明
する。図1のように、付着板を折り曲げるための実施例
として、付着板(1)に細長い溝状の孔(2)をほぼ直
線上に並べて穿つ。この付着板(1)を図1(A)のよ
うに平らな状態で海水中に垂下しておけば、海水中の珪
藻等は、日光が良く当たるため、付着板(1)に自然に
付着して増殖し、この珪藻等が発生初期のアワビの餌料
となる。人工採苗したアワビの浮遊幼生は、孵化から5
日目前後で着底期に入り、付着板(1)に付着して匍匐
移動しながら付着珪藻等を舐めるようにして摂餌するよ
うになる。アワビは、その後成長を続け、孵化発生後の
4ヵ月から6ヵ月後ぐらいでワカメ等が摂餌可能とな
り、ワカメ等を給餌する中間育成及び養殖の時期とな
る。中間育成及び養殖の時期になれば、図1(B)のよ
うに、付着板(1)に細長い溝状の孔(2)がほぼ直線
上に並べて穿ってあれば、合成樹脂、金属板、その他の
粘性に富んだ材質の特性を活用し、この孔に沿って容易
に、かつ、確実に折り曲げることができ、しかも、その
折り曲げた箇所が、すぐに損傷することはない。したが
って、付着板(1)を、アワビを付着させたまま、図1
(A)から図1(B)の状態に構造を変化させることに
よって、アワビの好む日陰を提供するとともに、図1
(B)の状態の付着板を並列に隣接させて生簀又は篭状
の容器に収容すれば、ワカメ等の餌料海藻の補給が容易
に行え、しかも簡単に自然の海に垂下することができる
こととなる。
【0010】
【実施例】本発明の実施例については、従来の技術も応
用しながら実証試験を実施したので、その結果も踏ま
え、極力、誰にでも理解できるように、図を用いて具体
的に、かつ詳細な説明を行う。なお、海面を利用する場
合には、場所の選定にあたって、次の点に留意する必要
がある。 (1)目的とする天然のアワビ類の棲息が確認されてい
る場所であること。 (2)季節風、台風等による風波の影響が少ないこと。 (3)船舶の航行波を受けにくいこと。 (4)河川水の流入が少ないこと。 (5)潮通しがよいこと。 (6)海水がきれいなこと。 これらの項目が多く当てはまる場所が、アワビ類の海面
栽培に適した場所と言えるので、良い場所の選定が重要
である。なお、海面を利用したアワビ類の養殖を行う場
合には、漁業法に基づく都道府県知事の区画漁業権免許
の取得が必要であるので、詳しくは都道府県庁の水産部
(課)に照会されるよう念のため申し添える。
【0011】実施例として図2のように、海面筏を利用
して海面に生簀網(3)を紐(4)で張込み、この内側
に合成樹脂製の袋(5)を設置し、この中に、生簀篭
(6)を収容する。生簀篭(6)を垂下する水深は、日
光が良く当たるように水面近くとする。なお、海面筏の
構造により、生簀網(3)が4面、8面、16面と張込
める場合があるが、その内の1面だけ空けておけば、以
下の作業が行い易い。 (参考)実証試験では、生簀網(3)の大きさは2メー
トル角のもので、目合は120経(4mm目合)を使用
した。また、合成樹脂製の袋(5)の材質はポリエチレ
ンとし、厚さ0.15mmものを使用した。
【0012】図3のように、生簀篭(6)には付着板
(1)を付着板固定枠体(7)に装着したものを収容し
ておく。なお、生簀篭(6)は、枠体(8)に硬質網
(9)で上面を除く5面を覆ったものを使用したが、合
成樹脂の一体成形で生簀篭(6)と同等の構造のものを
制作してもかまわない。なお、硬質網(9)は、後で述
べるように、生簀篭(6)を独立した生簀の外壁とする
ため、外的な衝撃及び外敵生物からアワビを保護するた
めのものでもある。 (参考)実証試験では、硬質網(9)には、商品名“ネ
ットロンネット”を使用した。
【0013】この付着板(1)を収容した生簀篭(6)
は、アワビの受精卵又は浮遊幼生を投入する3日前から
5日前ぐらいに海中に垂下して、予め珪藻等を付着させ
ておく必要がある。ただし、あまり早くから海中に垂下
すれば珪藻等が付きすぎて良い結果とならないので注意
を要する。珪藻等が付きすぎた場合には、水中ポンプを
使って海水を噴射し、余分な珪藻等を洗い落とせばよ
い。 (参考)実証試験では、市販の付着板(310mm×4
00mmものの波板)に細工を加えたもの、及び商品名
が“コレクターホルダーS型”(福岡県小郡市、株式会
社田中三次郎商店取り扱い)という付着板固定枠体
(7)を使用したが、大きさも含めて扱いやすい適当な
ものであった。付着板固定枠体(7)の“コレクターホ
ルダーS型”には、付着板(1)を1段置きに設置した
ので、付着板(1)の数が付着板固定枠体(7)1個当
たり8枚となった。1段置きとした理由は、付着板
(1)の両面に日光が良く当たるように配慮したためで
ある。また、生簀篭(6)の大きさは、使用した付着板
の大きさと取扱い易さの点から、内寸が縦850mm×
横450mm×高さ450mm程度が適当である。この
生簀篭(6)には、付着板固定枠体(7)が3個収容で
きるので、1生簀篭(6)当たり24枚の付着板(1)
収容数となる。この大きさの生簀篭(6)が、2メート
ル角の生簀網(3)に6個であれば、余裕をもって収容
することができる。したがって、1生簀網(3)当たり
144枚の付着板(1)を収容することとなる。なお、
1生簀網(3)当たりの付着板(1)のアワビ収容能力
は、計算したところ、アワビが30mmサイズとして、
約5万個である。しかし、実際のところは、1生簀網
(3)当たり5000個から10000個のアワビが収
穫できれば十分であるので、アワビの収容能力には問題
がない。
【0014】アワビの人工採卵方法については、紫外線
殺菌海水の使用が効果的であることが既に実証され定着
している技術であるので詳細な説明を省略するが、アワ
ビの採卵作業だけは、たいして場所も取らないので陸上
で行うほうが技術管理上も望ましい。また、紫外線殺菌
海水使用のほかに、温度刺激、干出刺激を併用すれば、
より効果的に人工採卵が行える。なお、アワビの人工受
精の前準備として、親貝の仕立てが必要であるが、この
仕立てには図4に示すアワビ生簀(10)を利用して、
雌雄別々にアワビ親貝を収容しておけばよい。このアワ
ビ生簀(10)の特徴は、付着器(11)が個々に独立
しており、成熟した親アワビが付着したままの付着器
(11)ごと取り出して別の適当な網状の容器に収容し
て受精水槽に収容する。アワビの放精・放卵が始まれ
ば、卵に精子が付きすぎないように、雄が入った容器を
早めに受精水槽から取り出す必要がある。この作業に
も、付着器(11)が個々に独立しているアワビ生簀
(10)は便利であるとともに、デリケートな状態にあ
る放精・放卵前の親アワビに直接触る必要もなくて便利
である。
【0015】以上述べた諸準備が整った図2に示した生
簀網(3)に、アワビの受精卵又は浮遊幼生が入った海
水を投入する。特に、投入するアワビの受精卵は、海水
を交換しながら何回も洗い、余分の精子、その他の汚れ
を洗い落としておく必要があり、この洗卵が不十分であ
れば結果が良くない場合が多いので注意を要する。 (参考)実証試験では、2メートル角の生簀網(3)に
受精卵200万個を投入した。また、長崎県では、クロ
アワビの場合、11月前後が主産卵期であり、この最盛
期を見計らって人工採卵を行ったが、アワビ類の種類と
地域によって、産卵期に差があるので注意を要する。
【0016】アワビの受精卵は、生簀網(3)に投入し
て放置しておけば、自然に受精卵が孵化し、5日目前後
で浮遊幼生から付着幼生の着底期に入り、付着板(1)
に付着し、匍匐移動しながら付着した珪藻等を摂餌す
る。したがって、受精卵を投入してから7日目前後に、
図5に示すように合成樹脂製の袋(5)を包丁、ハサミ
等で切り裂いて切れ目(12)を入れ、内外の海水交換
を行う。この場合、切れ目(12)が海面上に出ないよ
うに、また、生簀網(3)を切らないように注意しなが
ら作業を行う。また、アワビの付着幼生は、付着板
(1)に限らず合成樹脂製の袋(5)の内側にも付着す
るが、これの活用方法については後述する。
【0017】生簀網(3)内のアワビの数と珪藻等の増
殖速度にもよるが、11月に人工採卵した場合、概ね3
月から4月ごろにかけて珪藻等が不足しはじめるととも
に、アワビの付着幼生の大きさが5mm前後になり、ワ
カメ等のうちの柔らかいものが摂餌できるようになる。
したがって、この時期になればワカメ等の餌料海藻を投
与しやすい構造の付着板(1)とする必要があるので、
図6のように、アワビが付着したままの付着板(1)を
折り曲げて中空の三角柱状にしたものを隣接して並べ、
さらに、これを多段に積み重ねる。付着板(1)を隣接
して並べたり、多段に積み重ねるに当たっては、付着板
助具(13)を使用する。このように付着板(1)の構
造を変化させたうえで、ワカメ等の餌料海藻を投与す
る。 (参考)実証試験では、人工採苗から中間育成への移行
期には、餌料として長崎県島原地方で12月初旬頃に収
穫された小型の新芽ワカメの塩蔵品を使用した。島原ワ
カメは、有明海の豊かな栄養塩によって、肉が厚く柔ら
かいことで定評があり、その新芽であるから中間育成の
初期餌料として最適と判断し好結果を得た。
【0018】付着板(1)を並べるに際し図6のよう
に、生簀篭(6)に内網(14)を装着し、これに付着
板(1)を収容する。付着板(1)の出し入れに際して
は、内網(14)に装着したファスナー(15)を開閉
することにより容易に行える。この作業は、先に述べた
筏の空いた1面を利用して移し替え作業を行えば簡単で
あり、この作業を順送りに行えばよい。 (参考)前述の、内寸が縦800mm×横410mm×
高さ450mm程度の大きさの生簀篭(6)の場合、収
容している付着板(1)の数が24枚であり、折り曲げ
て中空の三角柱状にした付着板(1)を3段に重ねれ
ば、ちょうど生簀篭(6)に収容できてしまう。
【0019】この内網(14)を装着することによっ
て、アワビの逸散防止、ワカメ等の餌料海藻の逸散防
止、外敵の侵入防止が図られる。また、付着板(1)を
折り曲げて中空の三角柱状にすれば、その内側にアワビ
が好む日陰ができることとなり、好ましい生育環境をア
ワビに提供できることとなる。この場合、付着板(1)
の材質が透明であっても、海中に約半年近く垂下してい
るので、適当に汚れがつき日光を遮蔽するので、適度な
日陰をつくるのには支障がないが、ある程度日光を遮蔽
する半透明の付着板(1)を使用すれば、日陰をつくる
のには、より効果的である。なお、付着板には必要に応
じて海水交換及びアワビの移動のための孔(16)を設
けることがある。したがって、人工採苗期には、単なる
付着板固定枠体(7)の入れ物に過ぎなかった生簀篭
(6)が、中間育成期及び養殖期には独立したアワビ生
簀となり、そのまま自然の海に垂下することができる。
【0020】アワビの付着幼生は、付着板(1)に限ら
ず合成樹脂製の袋(5)の内側にも多数付着すると先述
したが、ときには付着板(1)に付着する以上の数のア
ワビが合成樹脂製の袋(5)にも付着する。本来、合成
樹脂製の袋(5)の役目は、投入したアワビの受精卵又
は浮遊幼生が逸散するのを防ぐことであり、その初期の
役目が済めば無用の長物である。しかしながら、結果と
して、珪藻等が合成樹脂製の袋(5)にも自然に付着す
るのでアワビにとっては一応付着器材ともなるので、こ
れに付いたアワビも活用することとする。その方法とし
ては、付着板(1)を折り曲げて三角柱状にし、生簀篭
(6)に内網(14)を装着して収容する時期、即ち人
工採苗期から中間育成期に移行するときに、合成樹脂製
の袋(5)に付着したアワビを剥離して当該生簀篭
(6)に収容する。この時期にはアワビが殻長5mm前
後であるが、合成樹脂製の袋(5)は、ポリエチレン製
を使用したので、その材質が柔らかくしなやかな点を利
用して丁寧に扱えば、アワビを傷つけることなく容易に
合成樹脂製の袋(5)を折り曲げながら剥離することが
できる。これらのアワビは、予定外のものであるが、捨
ててしまうには勿体なく、したがって、このように有効
活用を図ることとする。なお、アワビがあまりにも小さ
い場合には、合成樹脂製の袋(5)から剥離する時期を
遅らせれば、多少とも歩減りするがアワビの健全飼育上
も好ましい。
【0021】中間育成したアワビを、さらに商品サイズ
まで養殖する場合には、図7のように付着板(1)をア
ワビ生簀(10)の空間に挿入して、アワビが自然にア
ワビ生簀(10)に移動するのを待てばよい。アワビの
養殖は、一般的にアワビの人工採苗に使用されている波
板を加工して利用した付着板(1)でも、そのままワカ
メ等の給餌を続ければ可能である。しかしながら、この
一般的な波板では、そのデコボコした波状が支障となっ
てアワビが30mm以上に成長した場合には、必ずしも
好適な付着器材とは言えなくなってくる。そこで、図7
に示すような平板状の付着板(17)を装着したアワビ
生簀にアワビを移し替えるほうが望ましい。ない、この
アワビの移し替えにあたっては、アワビが既に30mm
以上となっている場合には、丁寧に扱えば、麻酔を利用
するなどして剥離しても差し支えない。 (参考)図7のアワビ生簀(10)を使用して、海面で
の中間育成試験を行った結果は次のとおり歩留率88、
9%の好成績を収めた。なお、一般的に使用されている
アワビ篭を使用し10mmサイズのクロアワビの海面中
間育成の場合には、せいぜい25%から50%程度の歩
留率が長崎県下では普通である。 (1)平成7年8月28日にアワビ生簀(10)にクロ
アワビを収容 クロアワビ収容個数1600個、平均殻長約10mm、 (2)平成8年3月20日(約7ヵ月後)の歩留状況 クロアワビ生残個数1422個、平均殻長約30mm、
歩留率88、9%
【0022】アワビの栽培にあたっては、個々の成長に
大きな差がある場合がほとんどであるが、特に選別をす
る必要はない。しかしながら、種苗放流又は養殖を行う
にあたっては、サイズをそろえる必要があるので選別の
方法も考えなければならない。最も手っ取り早い方法と
しては、麻酔剥離が適当と思われる。しかしながら、無
剥離での選別方法としては、生簀篭(6)の内網(1
4)を外して蓋をし、生簀篭(6)に装着している硬質
網(9)の目合が選別したいアワビのサイズに適合して
いれば、この蓋をした生簀篭(6)が収容可能な大きさ
の生簀に収容して間に空間をつくって海中に垂下し、そ
の空間にワカメ等を給餌すれば、餌につられて硬質網
(9)を通り抜けた小型のアワビだけが外側の生簀に出
てくる。したがって、当該生簀篭(6)の中には硬質網
(9)を通り抜けきれなかった大型のアワビだけが残る
こととなり、無剥離での選別も可能である。
【0023】アワビの人工栽培においては、思いどおり
の数が確保できなく、アワビを集約させる必要がある場
合がある。この場合、図6で示したように生簀篭(6)
の中の付着板(1)を3段重ねにし、ワカメ等の餌料海
藻を下段に意識的に補給すれば、アワビは餌を求めて自
然に下段に集中してくる。この作業を繰り返せば、アワ
ビを高密度に集約することができる。さらに、生簀篭
(6)を斜めに傾ければ、深い方に餌のワカメ等が偏
り、これにつられてアワビも深い方に集中して付着す
る。このようにして集約された付着板(1)だけを集め
て生簀篭(6)に設置すれば、アワビの集約化が図られ
る。なお、ワカメ等の餌料海藻を投入しておけば、自然
の海では波に揺られて自然に下段に落ちていくので、そ
のままでもアワビの集約化が図られることもある。
【0024】第2の実施例として図8のように、付着板
(1)そのものが柔らかい材質のものであれば、図8
(A)のように付着板(1)を平らな状態で使用する人
工採苗時から、中間育成及び養殖時に移行するときに
は、図8(B)のように折り曲げて紐(4)、ゴム等で
結わえ、中空の円筒型状に構造を変更することができ
る。 (参考)310mm×400mmの大きさの波板に、
“マツロン”という商品名の柔らかい材質のものを使用
してみたところ、簡単に折り曲げることができて中空の
円筒型状になり、これを紐(4)で2箇所ほど結わえて
固定してみた。この状態でも、アワビの中間育成及び養
殖用の付着板(1)として十分に使用できる。
【0025】第3の実施例として図9のように、付着板
(1)を折り曲げるに際し、逆U字にして紐(4)で結
わえ、中空の半円筒型状に構造を変更することもある。
なお、付着板(1)の両縁辺部の適当な場所に孔を空
け、それぞれ対応する孔を紐(4)で結わえることもあ
る。
【0026】第4の実施例として図10のように、付着
板(1)を折り曲げるに際し、付着板(1)を折り曲げ
て逆U字にし、その底部に付着器(11)を装着する方
法もある。その方法の一例として、図10のように、付
着板(1)と付着器(11)に孔(16)を穿ち、その
対応する孔(16)どうしを紐(4)で結わえれば、付
着板(1)と付着器(11)を容易に装着することがで
きる。
【0027】本発明は、アワビ類の栽培において、海面
を一貫して利用できるアワビ類の栽培方法であるが、当
然ながら、自然の風波の影響を受けない陸上水槽施設を
使用したアワビ類の栽培にも応用できる。また、本発明
を利用して、人工採苗だけを海面利用とし、中間育成及
び養殖を陸上水槽で行ってもよく、その逆の利用もある
が、いずれにしても、現地の置かれた状況に合わせて本
発明を利用すればよい。アワビ類の栽培において、本発
明により海面を一貫して利用した場合、生簀網(3)を
設置する規模を4面、8面、16面、又はそれ以上とい
うふうに、実施者の管理能力と財力及び漁場環境によっ
て任意に設定と変更が簡単にできる。陸上水槽施設の場
合には、いったん施設を設置してしまえば、その能力も
規模も自ずと決まってしまう。また、海面を一貫して利
用した場合には、維持費をほとんど必要としないが、陸
上水槽施設の場合には揚水、給気等のための電気代等の
維持費が必要となる。 (参考)例えば、10メートル角の海面筏に生簀網
(3)を16面設置したとして、必要な資材費は、約1
千万円程度である。この施設で、年間75000個から
150000個ほどのアワビが生産可能であるが、これ
と同等の能力を有する陸上水槽施設の設置には少なくと
も1億円前後の設備費が必要である。また、本発明の設
備費は、生簀網(3)が4面の場合には250万円程
度、8面の場合には500万円程度であり、実施者の管
理能力と財力に合わせて、適当な規模が設定できる。
【0028】
【発明の効果】
(1)本発明によって、アワビ類の人工採苗、中間育成
及び養殖が、一貫して海面を利用して行うことができる
こととなった。その結果、陸上水槽施設と比較すれば、
格段に安い経費での、アワビ類の人工栽培が可能となっ
た。 (2)本発明によって、アワビ類の栽培過程において常
識となっていた剥離作業が省略できることとなった。そ
の結果、剥離作業に由来するアワビへの悪影響が排除で
きることとなった。 (3)本発明によって、アワビ類を人為的に剥離するこ
となく、珪藻等を摂餌する人工採苗期から、ワカメ等を
摂餌する中間育成期及び養殖期に移行するまでの間、ア
ワビを大きく養殖する場合を除き、一貫して同一の付着
板を利用した手軽で簡単なアワビ類の人工栽培技術が開
発できた。その結果、ごく基本的な知識さえあれば、漁
業者自らが手軽にアワビの人工栽培に取り組めることと
なった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す斜視図である。
【図2】本発明の実施例を示す斜視図である。
【図3】本発明の実施例を示す斜視図である。
【図4】本発明の実施例を示す斜視図である。
【図5】本発明の実施例を示す斜視図である。
【図6】本発明の実施例を示す斜視図(一部は断面
図。)である。
【図7】本発明の実施例を示す斜視図である。
【図8】本発明の第2の実施例を示す斜視図である。
【図9】本発明の第3の実施例を示す斜視図である。
【図10】本発明の第4の実施例を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 付着板 2 細長い溝状の孔 3 生簀網 4 紐 5 合成樹脂製の袋 6 生簀篭 7 付着板固定枠体 8 枠体 9 硬質網 10 アワビ生簀 11 付着器 12 切れ目 13 付着板助具 14 内網 15 フアスナー 16 孔
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成8年8月12日
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】発明の名称
【補正方法】変更
【補正内容】
【発明の名称】 アワビ類の栽培方法
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0018
【補正方法】変更
【補正内容】
【0018】 付着板(1)を並べるに際し図6のよう
に、生簀籠(6)に内網(14)を装着し、これに付着
板(1)を収容する。付着板(1)の出し入れに際して
は、内網(14)に装着したファスナー(15)を開閉
することにより容易に行える。この作業は、先に述べた
筏の空いた1面を利用して移し替え作業を行えば簡単で
あり、この作業を順送りに行えばよい。 (参考)前述の、内寸が縦850mm×横410mm×
高さ450mm程度の大きさの生簀籠(6)の場合、収
容している付着板(1)の数が24枚であり、折り曲げ
て中空の三角柱状にした付着板(1)を3段に重ねれ
ば、ちょうど生簀籠(6)に収容できてしまう。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アワビ、サザエ、トコブシ、ウニ等の物
    体に付着し匍匐移動して棲息する水棲動物(以下「アワ
    ビ類」という。)の人工栽培において、付着珪藻等の微
    小藻類を主な餌料とする人工採苗の時期にはアワビ類の
    付着板を平らな状態で使用し、ワカメ、カジメ、アオサ
    等の大型藻類を主な餌料とする中間育成及び養殖の時期
    にはアワビ類の付着板を折り曲げた状態で使用すること
    を特徴とするアワビ類の栽培方法。
JP8105946A 1996-04-26 1996-04-26 アワビ類の栽培方法 Pending JPH09289841A (ja)

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