JPH09289741A - 充電器 - Google Patents
充電器Info
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- JPH09289741A JPH09289741A JP8122510A JP12251096A JPH09289741A JP H09289741 A JPH09289741 A JP H09289741A JP 8122510 A JP8122510 A JP 8122510A JP 12251096 A JP12251096 A JP 12251096A JP H09289741 A JPH09289741 A JP H09289741A
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- JP
- Japan
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- charging
- battery
- voltage
- temperature
- current
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-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E60/00—Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
- Y02E60/10—Energy storage using batteries
Abstract
(57)【要約】
【課題】 常に最適な状態で充電することにより、電池
の寿命を伸ばす。 【解決手段】 充電器１０は、電池１２の端子電圧Ｖｂ
を検出する電圧センサ１４と、電池１２に流れる充電電
流Ｉｂを検出する電流センサ１５と、電池１２の温度Ｔ
ｂを検出する温度センサ１６と、電池１２に充電を行う
充電出力部１８と、電圧センサ１４で検出された端子電
圧Ｖｂ、電流センサ１５で検出された充電電流Ｉｂ及び
温度センサ１６で検出された温度Ｔｂに基づき充電出力
部１８を制御する充電制御部２０とを備えたものであ
る。
の寿命を伸ばす。 【解決手段】 充電器１０は、電池１２の端子電圧Ｖｂ
を検出する電圧センサ１４と、電池１２に流れる充電電
流Ｉｂを検出する電流センサ１５と、電池１２の温度Ｔ
ｂを検出する温度センサ１６と、電池１２に充電を行う
充電出力部１８と、電圧センサ１４で検出された端子電
圧Ｖｂ、電流センサ１５で検出された充電電流Ｉｂ及び
温度センサ１６で検出された温度Ｔｂに基づき充電出力
部１８を制御する充電制御部２０とを備えたものであ
る。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば電動アシス
ト自転車、電気自動車、エンジン自動車等に搭載される
電池を充電するための充電器に関する。
ト自転車、電気自動車、エンジン自動車等に搭載される
電池を充電するための充電器に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来の充電器では、一定の充電電圧によ
り電池を充電する定電圧充電や、一定の充電電流により
電池を充電する定電流充電が採用されている。
り電池を充電する定電圧充電や、一定の充電電流により
電池を充電する定電流充電が採用されている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、電池
は、その温度によって被充電特性が変化する。したがっ
て、従来の充電器では、次のような問題が生じていた。
すなわち、電池の温度が低い状態で充電すると、充電量
が不足することにより、一回の充電当たりの稼働時間が
減少するとともに、電池の寿命が短くなる。逆に電池の
温度が高い状態で充電すると、充電量が過剰となること
により、電池の寿命が短くなる。
は、その温度によって被充電特性が変化する。したがっ
て、従来の充電器では、次のような問題が生じていた。
すなわち、電池の温度が低い状態で充電すると、充電量
が不足することにより、一回の充電当たりの稼働時間が
減少するとともに、電池の寿命が短くなる。逆に電池の
温度が高い状態で充電すると、充電量が過剰となること
により、電池の寿命が短くなる。
【０００４】
【発明の目的】そこで、本発明の目的は、常に最適な状
態で充電することにより、電池の寿命を伸ばすことので
きる充電器を提供することにある。
態で充電することにより、電池の寿命を伸ばすことので
きる充電器を提供することにある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明者は、電池の各温
度ごとに、充電電圧及び充電時間を様々に変えて電池を
充電する実験を行った。その結果、電池の各温度に対す
る、電池の寿命を最も伸ばせる最適の充電電圧及び充電
時間が明らかになった。本発明は、この知見に基づきな
されたものである。
度ごとに、充電電圧及び充電時間を様々に変えて電池を
充電する実験を行った。その結果、電池の各温度に対す
る、電池の寿命を最も伸ばせる最適の充電電圧及び充電
時間が明らかになった。本発明は、この知見に基づきな
されたものである。
【０００６】すなわち、請求項１記載の充電器は、電池
の端子電圧を検出する電圧センサと、前記電池に流れる
充電電流を検出する電流センサと、前記電池の温度を検
出する温度センサと、前記電池に充電を行う充電出力部
と、前記電圧センサで検出された端子電圧、前記電流セ
ンサで検出された電流及び前記温度センサで検出された
温度に基づき前記充電出力部を制御する充電制御部とを
備えている。そして、前記充電制御部は、前記温度セン
サで検出された温度に対応する充電電圧及び充電時間を
決定し、この充電電圧及び充電時間によって充電を行う
ように前記充電出力部を制御する。
の端子電圧を検出する電圧センサと、前記電池に流れる
充電電流を検出する電流センサと、前記電池の温度を検
出する温度センサと、前記電池に充電を行う充電出力部
と、前記電圧センサで検出された端子電圧、前記電流セ
ンサで検出された電流及び前記温度センサで検出された
温度に基づき前記充電出力部を制御する充電制御部とを
備えている。そして、前記充電制御部は、前記温度セン
サで検出された温度に対応する充電電圧及び充電時間を
決定し、この充電電圧及び充電時間によって充電を行う
ように前記充電出力部を制御する。
【０００７】電池は、その温度によって被充電特性が変
化する。そこで、電池の温度を検出し、この温度に対応
する最も適切な充電電圧及び充電時間によって電池を充
電する。電池の温度と最適な充電電圧及び充電時間との
関係は、予め実験的に求められており、充電制御部に記
憶されている。
化する。そこで、電池の温度を検出し、この温度に対応
する最も適切な充電電圧及び充電時間によって電池を充
電する。電池の温度と最適な充電電圧及び充電時間との
関係は、予め実験的に求められており、充電制御部に記
憶されている。
【０００８】請求項２記載の充電器において、前記充電
制御部は、請求項１記載の充電器としての動作の後に、
所定の充電電流及び充電時間で充電を行うように前記充
電出力部を制御する。
制御部は、請求項１記載の充電器としての動作の後に、
所定の充電電流及び充電時間で充電を行うように前記充
電出力部を制御する。
【０００９】本発明者は、電池を過不足なく適正に充電
した後、さらに所定の充電電流及び充電時間で充電する
（以下、「押し込み充電」という。）ことにより、電池
の寿命をより伸ばせることを、実験的に見い出した。こ
の押し込み充電は、電池を適正に充電した後という条件
を満たして、初めて効果を奏するものである。請求項２
の発明では、請求項１の発明を利用することによって、
この条件を満たしている。従来技術では、電池を適正に
充電できないので、押し込み充電を行っても、却って電
池の寿命を短くしかねない。
した後、さらに所定の充電電流及び充電時間で充電する
（以下、「押し込み充電」という。）ことにより、電池
の寿命をより伸ばせることを、実験的に見い出した。こ
の押し込み充電は、電池を適正に充電した後という条件
を満たして、初めて効果を奏するものである。請求項２
の発明では、請求項１の発明を利用することによって、
この条件を満たしている。従来技術では、電池を適正に
充電できないので、押し込み充電を行っても、却って電
池の寿命を短くしかねない。
【００１０】請求項３記載の充電器において、前記充電
制御部は、請求項２記載の充電器としての動作の後に、
前記温度センサで検出された温度に対応する充電電圧及
び充電時間を決定し、この充電電圧及び充電時間によっ
て充電を行うように前記充電出力部を制御する、
制御部は、請求項２記載の充電器としての動作の後に、
前記温度センサで検出された温度に対応する充電電圧及
び充電時間を決定し、この充電電圧及び充電時間によっ
て充電を行うように前記充電出力部を制御する、
【００１１】本発明者は、押し込み充電後、電池の温度
に対応する充電電圧及び充電時間で充電する（以下、
「トリクル充電」という。）ことにより、電池の寿命を
より伸ばせることを、実験的に見い出した。電池の温度
と最適な充電電圧及び充電時間との関係は、予め実験的
に求められており、充電制御部に記憶されている。この
トリクル充電は、電池を適正に充電し、続いて押し込み
充電をした後という条件を満たして、初めて効果を奏す
るものである。請求項３の発明では、請求項２の発明を
利用することによって、この条件を満たしている。従来
技術では、電池を適正に充電できないので、トリクル充
電を行っても、却って電池の寿命を短くしかねない。
に対応する充電電圧及び充電時間で充電する（以下、
「トリクル充電」という。）ことにより、電池の寿命を
より伸ばせることを、実験的に見い出した。電池の温度
と最適な充電電圧及び充電時間との関係は、予め実験的
に求められており、充電制御部に記憶されている。この
トリクル充電は、電池を適正に充電し、続いて押し込み
充電をした後という条件を満たして、初めて効果を奏す
るものである。請求項３の発明では、請求項２の発明を
利用することによって、この条件を満たしている。従来
技術では、電池を適正に充電できないので、トリクル充
電を行っても、却って電池の寿命を短くしかねない。
【００１２】
【発明の実施の形態】図１は、本発明に係る充電器の一
実施形態を示すブロック図である。以下、この図面に基
づき説明する。
実施形態を示すブロック図である。以下、この図面に基
づき説明する。
【００１３】充電器１０は、電池１２の端子電圧Ｖｂを
検出する電圧センサ１４と、電池１２に流れる充電電流
Ｉｂを検出する電流センサ１５と、電池１２の温度Ｔｂ
を検出する温度センサ１６と、電池１２に充電を行う充
電出力部１８と、電圧センサ１４で検出された端子電圧
Ｖｂ、電流センサ１５で検出された充電電流Ｉｂ及び温
度センサ１６で検出された温度Ｔｂに基づき充電出力部
１８を制御する充電制御部２０とを備えたものである。
検出する電圧センサ１４と、電池１２に流れる充電電流
Ｉｂを検出する電流センサ１５と、電池１２の温度Ｔｂ
を検出する温度センサ１６と、電池１２に充電を行う充
電出力部１８と、電圧センサ１４で検出された端子電圧
Ｖｂ、電流センサ１５で検出された充電電流Ｉｂ及び温
度センサ１６で検出された温度Ｔｂに基づき充電出力部
１８を制御する充電制御部２０とを備えたものである。
【００１４】充電制御部２０は、例えば、入出力インタ
フェース、ＲＯＭ、ＲＡＭ、ＣＰＵ等からなるマイクロ
コンピュータ及びそのプログラムから構成され、次の手
順で充電出力部１８を制御する。．始めに、充電電流
Ｉ1 で定電流充電をする（定電流充電）。．次に、端
子電圧Ｖｂが温度Ｔｂに対応する充電電圧Ｖth1 に達し
たら、充電電圧Ｖth1 及び充電時間ｔ1 で定電圧充電を
する（定電圧充電）。．次に、充電電流Ｉ2 及び充電
時間ｔ2 で定電流充電をする（押し込み充電）。．最
後に、温度Ｔｂに対応する充電電圧Ｖth2 及び充電時間
ｔ3 で定電圧充電をする（トリクロ充電）。
フェース、ＲＯＭ、ＲＡＭ、ＣＰＵ等からなるマイクロ
コンピュータ及びそのプログラムから構成され、次の手
順で充電出力部１８を制御する。．始めに、充電電流
Ｉ1 で定電流充電をする（定電流充電）。．次に、端
子電圧Ｖｂが温度Ｔｂに対応する充電電圧Ｖth1 に達し
たら、充電電圧Ｖth1 及び充電時間ｔ1 で定電圧充電を
する（定電圧充電）。．次に、充電電流Ｉ2 及び充電
時間ｔ2 で定電流充電をする（押し込み充電）。．最
後に、温度Ｔｂに対応する充電電圧Ｖth2 及び充電時間
ｔ3 で定電圧充電をする（トリクロ充電）。
【００１５】電池１２は、例えばシール型鉛蓄電池であ
る。温度センサ１６は、例えば熱電対、サーミスタ、バ
イメタル等であり、電池１２の外周に付着させている。
充電出力部１８は、定電圧充電機能、定電流充電機能及
びこれらの制御端子等を有し、従来の充電器とほぼ同じ
構成である。充電出力部１８の入力側には商用電源２４
が接続され、充電出力部１８の出力側には、逆流防止用
のダイオード２６が接続されている。また、充電出力部
１８は、充電制御部２２から送られた制御信号Ｓｃによ
り、動作の開始及び停止、充電電圧及び充電電流の設定
変更等が制御される。
る。温度センサ１６は、例えば熱電対、サーミスタ、バ
イメタル等であり、電池１２の外周に付着させている。
充電出力部１８は、定電圧充電機能、定電流充電機能及
びこれらの制御端子等を有し、従来の充電器とほぼ同じ
構成である。充電出力部１８の入力側には商用電源２４
が接続され、充電出力部１８の出力側には、逆流防止用
のダイオード２６が接続されている。また、充電出力部
１８は、充電制御部２２から送られた制御信号Ｓｃによ
り、動作の開始及び停止、充電電圧及び充電電流の設定
変更等が制御される。
【００１６】図２は、電池１２の温度Ｔｂと最適な充電
電圧Ｖth1 ，Ｖth2 との関係の一例を示すグラフであ
る。以下、図１及び図２に基づき説明する。
電圧Ｖth1 ，Ｖth2 との関係の一例を示すグラフであ
る。以下、図１及び図２に基づき説明する。
【００１７】電池１２は、温度Ｔｂが低いほど充電しに
くくなる。そこで、低い温度Ｔemp1以下では、充電電圧
（Ｖth1 ＝Ｖ1a，Ｖth2 ＝Ｖ2a）を高くし、高い温度Ｔ
emp2以上では、充電電圧（Ｖth1 ＝Ｖ1b，Ｖth2 ＝Ｖ2
b）を低くしている。また、Ｔemp1＜Ｔｂ＜Ｔemp2で
は、Ｖ1a＜Ｖth1 ＜Ｖ1b，Ｖ2a＜Ｖth2 ＜Ｖ2bとなるよ
うに、充電電圧Ｖth1 ，Ｖth2 を直線的に変化させてい
る。これらの関係は、実験により得られたものである。
くくなる。そこで、低い温度Ｔemp1以下では、充電電圧
（Ｖth1 ＝Ｖ1a，Ｖth2 ＝Ｖ2a）を高くし、高い温度Ｔ
emp2以上では、充電電圧（Ｖth1 ＝Ｖ1b，Ｖth2 ＝Ｖ2
b）を低くしている。また、Ｔemp1＜Ｔｂ＜Ｔemp2で
は、Ｖ1a＜Ｖth1 ＜Ｖ1b，Ｖ2a＜Ｖth2 ＜Ｖ2bとなるよ
うに、充電電圧Ｖth1 ，Ｖth2 を直線的に変化させてい
る。これらの関係は、実験により得られたものである。
【００１８】図３乃至図６は充電器１０の動作の一例を
示し、図３はタイムチャート、図４乃至図６はフローチ
ャートである。以下、図１乃至図６に基づき、充電器１
０の動作を充電制御部２０を中心に説明する。なお、以
下にいう「タイマ」とは、充電制御部２０に内蔵されて
いるものである。
示し、図３はタイムチャート、図４乃至図６はフローチ
ャートである。以下、図１乃至図６に基づき、充電器１
０の動作を充電制御部２０を中心に説明する。なお、以
下にいう「タイマ」とは、充電制御部２０に内蔵されて
いるものである。
【００１９】まず、充電器１０のプラグ３０を電池１２
に接続し、充電を開始する。始めに、充電電流Ｉ1 で定
電流充電を行う（ステップ１０１）。続いて、温度セン
サ１６から電池１２の温度Ｖｂを入力し（ステップ１０
２）、温度Ｖｂに対応する充電電圧Ｖth1 を図２の関係
に基づき決定する（ステップ１０３）。そして、電圧セ
ンサ１４から端子電圧Ｖｂを入力し（ステップ１０
４）、端子電圧Ｖｂが充電電圧Ｖth1 に達したか否かを
判断する（ステップ１０５）。端子電圧Ｖｂが充電電圧
Ｖth1 に達していなければ、ステップ１０２へ戻り、定
電流充電を続行する。
に接続し、充電を開始する。始めに、充電電流Ｉ1 で定
電流充電を行う（ステップ１０１）。続いて、温度セン
サ１６から電池１２の温度Ｖｂを入力し（ステップ１０
２）、温度Ｖｂに対応する充電電圧Ｖth1 を図２の関係
に基づき決定する（ステップ１０３）。そして、電圧セ
ンサ１４から端子電圧Ｖｂを入力し（ステップ１０
４）、端子電圧Ｖｂが充電電圧Ｖth1 に達したか否かを
判断する（ステップ１０５）。端子電圧Ｖｂが充電電圧
Ｖth1 に達していなければ、ステップ１０２へ戻り、定
電流充電を続行する。
【００２０】ここで、何らかの不都合により端子電圧Ｖ
ｂが充電電圧Ｖth1 に達しないと、いつまでも定電流充
電が続くことになる。そこで、図示しないが、一定時間
が経過すると自動的にステップ１０６へ進むように、並
列処理が行われている。この一定時間は、例えば、（電
池１２の容量〔Ａ・ｈ〕）／（充電電流Ｉ1 〔Ａ〕）に
よって算出される。
ｂが充電電圧Ｖth1 に達しないと、いつまでも定電流充
電が続くことになる。そこで、図示しないが、一定時間
が経過すると自動的にステップ１０６へ進むように、並
列処理が行われている。この一定時間は、例えば、（電
池１２の容量〔Ａ・ｈ〕）／（充電電流Ｉ1 〔Ａ〕）に
よって算出される。
【００２１】端子電圧Ｖｂが充電電圧Ｖth1 に達した
ら、充電電圧Ｖth1 で定電圧充電を行う（ステップ１０
６）。続いて、温度Ｖｂを入力し（ステップ１０７）、
温度Ｖｂに対応する充電時間ｔ1 を図示しない関係に基
づき決定する（ステップ１０８）。そして、タイマをリ
セットした後スタートさせ（ステップ１０９）、再び温
度Ｖｂを入力し（ステップ１１０）、再び温度Ｖｂに対
応する充電電圧Ｖth1 を図２の関係に基づき決定する
（ステップ１１１）。そして、充電電圧Ｖth1 で定電圧
充電を続行し（ステップ１１２）、時間ｔが充電時間ｔ
1 に達したか否かを判断する（ステップ１１３）。時間
ｔが充電時間ｔ1 に達していなければ、ステップ１１０
へ戻り、定電圧充電を続行する。
ら、充電電圧Ｖth1 で定電圧充電を行う（ステップ１０
６）。続いて、温度Ｖｂを入力し（ステップ１０７）、
温度Ｖｂに対応する充電時間ｔ1 を図示しない関係に基
づき決定する（ステップ１０８）。そして、タイマをリ
セットした後スタートさせ（ステップ１０９）、再び温
度Ｖｂを入力し（ステップ１１０）、再び温度Ｖｂに対
応する充電電圧Ｖth1 を図２の関係に基づき決定する
（ステップ１１１）。そして、充電電圧Ｖth1 で定電圧
充電を続行し（ステップ１１２）、時間ｔが充電時間ｔ
1 に達したか否かを判断する（ステップ１１３）。時間
ｔが充電時間ｔ1 に達していなければ、ステップ１１０
へ戻り、定電圧充電を続行する。
【００２２】時間ｔが充電時間ｔ1 に達したら、充電電
流Ｉ2 及び充電時間ｔ2 で定電流充電すなわち押し込み
充電を行う（ステップ１１４）。続いて、タイマをリセ
ットした後スタートさせ（ステップ１１５）、時間ｔが
充電時間ｔ2 に達したか否かを判断する（ステップ１１
６）。時間ｔが充電時間ｔ2 に達していなければ、ステ
ップ１１６へ戻り、押し込み充電を続行する。
流Ｉ2 及び充電時間ｔ2 で定電流充電すなわち押し込み
充電を行う（ステップ１１４）。続いて、タイマをリセ
ットした後スタートさせ（ステップ１１５）、時間ｔが
充電時間ｔ2 に達したか否かを判断する（ステップ１１
６）。時間ｔが充電時間ｔ2 に達していなければ、ステ
ップ１１６へ戻り、押し込み充電を続行する。
【００２３】時間ｔが充電時間ｔ2 に達したら、温度Ｖ
ｂを入力し（ステップ１１８）、温度Ｖｂに対応する充
電電圧Ｖth2 を図２の関係に基づき決定する（ステップ
１１９）。そして、充電電圧Ｖth2 及び充電時間ｔ3 で
定電圧充電すなわちトリクロ充電を行う（ステップ１２
０）。続いて、時間ｔが充電時間ｔ3 に達したか否かを
判断する（ステップ１２１）。時間ｔが充電時間ｔ3 に
達していなければ、ステップ１１８へ戻り、トリクロ充
電を続行する。時間ｔが充電時間ｔ3 に達したら終了す
る。なお、図３に示すように、充電時間ｔ3 を限定せず
に、充電器１０のプラグ３０を電池１２から離脱するま
で、トリクロ充電を続けてもよい。
ｂを入力し（ステップ１１８）、温度Ｖｂに対応する充
電電圧Ｖth2 を図２の関係に基づき決定する（ステップ
１１９）。そして、充電電圧Ｖth2 及び充電時間ｔ3 で
定電圧充電すなわちトリクロ充電を行う（ステップ１２
０）。続いて、時間ｔが充電時間ｔ3 に達したか否かを
判断する（ステップ１２１）。時間ｔが充電時間ｔ3 に
達していなければ、ステップ１１８へ戻り、トリクロ充
電を続行する。時間ｔが充電時間ｔ3 に達したら終了す
る。なお、図３に示すように、充電時間ｔ3 を限定せず
に、充電器１０のプラグ３０を電池１２から離脱するま
で、トリクロ充電を続けてもよい。
【００２４】
【発明の効果】請求項１乃至３記載の充電器によれば、
電池の温度に対応する最適な充電電圧及び充電時間によ
って電池を充電することにより、電池を過不足なく適正
に充電できるので、電池の長寿命化を達成できる。
電池の温度に対応する最適な充電電圧及び充電時間によ
って電池を充電することにより、電池を過不足なく適正
に充電できるので、電池の長寿命化を達成できる。
【００２５】請求項２記載の充電器によれば、電池を過
不足なく適正に充電した後、さらに所定の充電電流及び
充電時間で充電することにより、電池の寿命をより伸ば
すことができる。
不足なく適正に充電した後、さらに所定の充電電流及び
充電時間で充電することにより、電池の寿命をより伸ば
すことができる。
【００２６】請求項３記載の充電器によれば、電池を過
不足なく適正に充電した後、所定の充電電流及び充電時
間で充電し、さらに電池の温度に対応する最適な充電電
圧及び充電時間によって電池を充電することにより、電
池の寿命をより伸ばすことができる。
不足なく適正に充電した後、所定の充電電流及び充電時
間で充電し、さらに電池の温度に対応する最適な充電電
圧及び充電時間によって電池を充電することにより、電
池の寿命をより伸ばすことができる。
【図１】本発明に係る充電器の一実施形態を示すブロッ
ク図である。
ク図である。
【図２】図１の充電器における、電池の温度と最適な充
電電圧との関係の一例を示すグラフである。
電電圧との関係の一例を示すグラフである。
【図３】図１の充電器の動作の一例を示すタイムチャー
トである。
トである。
【図４】図１の充電器の動作の一例を示すフローチャー
トである。
トである。
【図５】図１の充電器の動作の一例を示すフローチャー
トである。
トである。
【図６】図１の充電器の動作の一例を示すフローチャー
トである。
トである。
１０ 充電器 １２ 電池 １４ 電圧センサ １５ 電流センサ １６ 温度センサ １８ 充電出力部 ２０ 充電制御部 Ｖｂ 端子電圧 Ｔｂ 温度 Ｖth1 ，Ｖth2 充電電圧 Ｉｂ，Ｉ1 ，Ｉ2 充電電流 ｔ1 ，ｔ2 ，ｔ3 充電時間
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 ＦＩ 技術表示箇所 Ｈ０２Ｊ 7/00 Ｈ０２Ｊ 7/00 Ｐ ３０１ ３０１Ａ
Claims (3)
- 【請求項１】 電池の端子電圧を検出する電圧センサ
と、前記電池に流れる充電電流を検出する電流センサ
と、前記電池の温度を検出する温度センサと、前記電池
に充電を行う充電出力部と、前記電圧センサで検出され
た端子電圧、前記電流センサで検出された充電電流及び
前記温度センサで検出された温度に基づき前記充電出力
部を制御する充電制御部とを備え、 前記充電制御部は、前記温度センサで検出された温度に
対応する充電電圧及び充電時間を決定し、この充電電圧
及び充電時間によって充電を行うように前記充電出力部
を制御する、充電器。 - 【請求項２】 請求項１記載の充電器において、 前記充電制御部は、前記充電電圧及び充電時間によって
充電を行うように前記充電出力部を制御した後、所定の
充電電流及び充電時間で充電を行うように前記充電出力
部を制御する、充電器。 - 【請求項３】 請求項２記載の充電器において、 前記充電制御部は、所定の充電電流及び充電時間で充電
を行うように前記充電出力部を制御した後、前記温度セ
ンサで検出された温度に対応する充電電圧及び充電時間
を決定し、この充電電圧及び充電時間によって充電を行
うように前記充電出力部を制御する、充電器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8122510A JPH09289741A (ja) | 1996-04-19 | 1996-04-19 | 充電器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8122510A JPH09289741A (ja) | 1996-04-19 | 1996-04-19 | 充電器 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09289741A true JPH09289741A (ja) | 1997-11-04 |
Family
ID=14837645
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8122510A Withdrawn JPH09289741A (ja) | 1996-04-19 | 1996-04-19 | 充電器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09289741A (ja) |
Cited By (11)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009022079A (ja) * | 2007-07-10 | 2009-01-29 | Sanyo Electric Co Ltd | リチウムイオン二次電池の充電方法 |
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