JPH09288907A - 照明器具 - Google Patents

照明器具

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Publication number
JPH09288907A
JPH09288907A JP8100532A JP10053296A JPH09288907A JP H09288907 A JPH09288907 A JP H09288907A JP 8100532 A JP8100532 A JP 8100532A JP 10053296 A JP10053296 A JP 10053296A JP H09288907 A JPH09288907 A JP H09288907A
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JP
Japan
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light
wall surface
luminaire
main body
shielding plate
Prior art date
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Pending
Application number
JP8100532A
Other languages
English (en)
Inventor
Mitsuhiko Nakatsuji
光彦 中辻
Ryoji Yokoya
良二 横谷
Fumihiro Komatsubara
史裕 小松原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
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  • Arrangement Of Elements, Cooling, Sealing, Or The Like Of Lighting Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 器具の外郭の温度上昇を抑制する。 【解決手段】 内部にランプ2が収容され前面側に開口
する器具本体1と、この器具本体1に収容されランプ2
の背面側からランプ2の周を略覆うように配設されると
共に、赤外線を背面側に透過させ可視光を前面側に反射
させる反射鏡3と、器具本体1の内壁面1bに対向して
配設され反射鏡3の前面側に突出する遮光板9とを備え
てなる照明器具において、器具本体1の内壁面1bと遮
光板9の外壁面9aとを金属生地を露出させて形成し、
器具本体1の内壁面1bの赤外線の反射率を高くさせ、
遮光板9の外壁面9aの赤外線の放射率を低くさせて、
それらの間の熱抵抗を大きくさせて、遮光板9から器具
本体1への輻射による伝熱を抑制した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、照明器具に関し、
特に、赤外線を透過させ可視光を反射させる選択反射膜
が形成されると共にランプの周を略覆うように配設され
る反射鏡を備えてなる照明器具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図11は、従来の照明器具(第1の従来
例)を示すもので、この照明器具は、器具本体1内に、
ランプ2として例えばミニハロゲンランプ2aを収容し
てなる小型のスポットライトであって、主に、器具本体
1と、反射鏡3と、遮熱板4とを有して構成され、照射
面での所望の配光を得ると共に、照射面の温度上昇を抑
制することが要望される場所に使用されている。
【0003】器具本体1は、金属製であって前面側に開
口1aを備えて略筒状に形成され、内外面が黒色塗装さ
れると共に、その内部であって奥側にはランプ2である
ミニハロゲンランプ2aを開口1aと垂直方向に向けて
装着させるソケット5が取り付けられている。また、器
具本体1の背面側には、器具本体1の取付部6が設けら
れている。
【0004】反射鏡3は、ガラス製であって前面側に広
がるような略碗状に形成され、その内表面には赤外線を
背面側に透過させ可視光を反射させる選択透過膜3aが
形成されており、ランプ2を背面側から略覆うように器
具本体1内に配設されている。そして、このような構成
の反射鏡3は、その前面側から器具本体1の内壁面1b
に設けられた溝に係合するように配設される略C字状の
リング7により器具本体1に取り付けられるようにされ
ている。
【0005】遮熱板4は、反射鏡3の背面側であって器
具本体1との間を遮蔽するように配設され、反射鏡3と
器具本体1に挟まれて固定されるようにされている。こ
のような照明器具では、ランプ2から放射される赤外線
のうちの大半が器具本体1の内壁に直射されて、つま
り、全エネルギーのうちの大半が器具本体1を加熱する
熱源となって器具本体1の外郭温度を上昇させるため
に、その外郭温度の上昇を抑制するために遮熱板4は設
けられ、反射鏡3を透過した赤外線が直接、器具本体1
の内壁面に到達するのを防止して器具本体1が加熱され
るのを抑制しようとしている。
【0006】図12は、従来の別の照明器具(第2の従
来例)を示すもので、前記第1の従来例と異なる点は、
遮熱板4の前面側先端を反射鏡3の前面側に突出させて
形成し、その内外両面を黒色塗装すると共に、その遮熱
板4に反射鏡3を第1の従来例と同様にリング7により
取り付け、遮熱板4を器具本体1にねじ止めした点と、
遮熱板4の前面側に前面パネル8を取り付けた点であ
り、他は前記第1の従来例と同様に構成されている。
【0007】なお、この照明器具の遮熱板4は、反射鏡
3の前面側先端近傍で前後方向に2分割されて構成され
ており、組立時には、まず遮熱板4の背面側部分を器具
本体1に固定して前面側から反射鏡3を取り付け、その
後に、前面パネル8を装着した遮熱板4の前面側部分を
背面側部分に爪(図示せず)によって取り付けるという
方法がとられている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うに構成された従来の照明器具(第1の従来例)におい
ては、反射鏡3を透過した赤外線は、遮熱板4により遮
られて直接には器具本体1の内壁面1bに到達すること
はないものの、器具本体1の反射鏡3よりも前面側で
は、ランプ2からの直射光を含む反射鏡3側からの光が
器具本体1の内壁面1bに直接当たると共に、器具本体
1の内壁面1bの全面が塗装されているため、その光に
含まれた赤外線が内壁面1bに吸収されて器具本体1が
加熱され、器具本体1の外郭温度が上昇してしまうとい
う問題点があった。
【0009】また、従来の別の照明器具(第2の従来
例)においては、遮熱板4により遮られてランプ2から
の直射光は器具本体1の内壁面1bに到達することはな
いものの、器具本体1及び遮熱板4の内外面は、それぞ
れ塗装されていて器具本体1の内壁面1bと遮熱板4の
外壁面の間の熱抵抗は小さく、したがって、ランプ2か
ら放射された赤外線により遮熱板4に蓄熱されて、その
外壁面側から輻射される赤外線により器具本体1が加熱
されて、器具本体1の外郭温度が上昇してしまうという
問題点があった。
【0010】本発明は、上記問題点に鑑みてなされもの
で、その目的とするところは、外郭の温度上昇を抑制し
た照明器具を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の問題点を
解決するため、請求項1記載の発明にあっては、内部に
ランプ2が収容され前面側に開口する器具本体1と、こ
の器具本体1に収容され前記ランプ2の背面側から前記
ランプ2の周を略覆うように配設されると共に赤外線を
背面側に透過させ可視光を前面側に反射させる反射鏡3
と、前記器具本体1の内壁面1bに対向して配設され前
記反射鏡3の前面側に突出する遮光板9とを備えてなる
照明器具において、前記器具本体1の内壁面1bと前記
遮光板9の外壁面9aの少なくとも一方を、それらの間
の熱抵抗を大きくするような表面に形成して前記遮光板
9から前記器具本体1への輻射による伝熱を抑制したこ
とを特徴とするものである。
【0012】請求項2記載の発明にあっては、請求項1
記載の照明器具において、前記器具本体1の内壁面1b
を、赤外線の反射率が高い面に形成して、前記器具本体
1と前記遮光板9の間の熱抵抗を大きくしたことを特徴
とするものである。
【0013】請求項3記載の発明にあっては、請求項2
記載の照明器具において、前記器具本体1の内壁面1b
に、赤外線を反射させる赤外線反射膜を形成したことを
特徴とするものである。
【0014】請求項4記載の発明にあっては、請求項
1、乃至請求項3のうち1つの請求項記載の照明器具に
おいて、前記遮光板9の外壁面9aを、赤外線の放射率
が低い面として、前記器具本体1と前記遮光板9の間の
熱抵抗を大きくしたことを特徴とするものである。
【0015】請求項5記載の発明にあっては、請求項1
記載の照明器具において、前記器具本体1の内壁面1b
と前記遮光板9の外壁面9aの少なくとも一方を、金属
生地を露出させて形成したことを特徴とするものであ
る。
【0016】請求項6記載の発明にあっては、請求項1
記載の照明器具において、前記器具本体1の内壁面1b
と前記遮光板9の外壁面9aとの少なくとも一方を、鏡
面仕上げしたことを特徴とするものである。
【0017】請求項7記載の発明にあっては、請求項
1、乃至請求項6のうち1つの請求項記載の照明器具に
おいて、前記遮光板9を、前記反射鏡3よりも前面側に
位置する遮光部9cと、この遮光部9cの背面側に位置
して前記反射鏡3を透過した赤外線を反射、または吸収
させる遮熱板部9bにより構成したことを特徴とするも
のである。
【0018】請求項8記載の発明にあっては、請求項7
記載の照明器具において、前記遮光部9cと前記遮熱板
部9bとを一体で形成したことを特徴とするものであ
る。
【0019】請求項9記載の発明にあっては、請求項
1、乃至請求項8のうち1つの請求項記載の照明器具に
おいて、前記器具本体1の内壁面1bに前記ランプ2か
らの直射光が当たらないように、前記遮光板9の前面側
先端を、前記ランプ2の発光部2bの前面側先端と前記
器具本体1の開口1a周端とを結ぶ線よりも前面側に突
出させたことを特徴とするものである。
【0020】請求項10記載の発明にあっては、請求項
1、乃至請求項9のうち1つの請求項記載の照明器具に
おいて、前記遮光板9の前面側に、透光性部材で形成さ
れた前面パネル8を設けたことを特徴とするものであ
る。
【0021】請求項11記載の発明にあっては、請求項
1、乃至請求項9のうち1つの請求項記載の照明器具に
おいて、前記器具本体1の開口1a側に、透光性部材で
形成された前面パネル8を枠状体10を介して取り付け
ると共に、前記枠状体10に前記ランプ2からの直射光
が当たらないように、前記遮光板9の前面側先端を、前
記ランプ2の発光部2bの前面側先端と前記枠状体10
の前面側周端とを結ぶ線よりも前面側に突出させたこと
を特徴とするものである。
【0022】請求項12記載の発明にあっては、請求項
11記載の照明器具において、前記前面パネル8を前記
遮光板9に当接させたことを特徴とするものである。
【0023】請求項13記載の発明にあっては、請求項
11、または請求項12記載の照明器具において、前記
前面パネル8を、枠状体10を介して前記器具本体1に
取り付けると共に、前記前面パネル8と前記器具本体1
間の伝熱経路中に、前記前面パネル8の熱が前記枠状体
10を介して前記器具本体1に伝導するのを防止する断
熱部材11を介在させたことを特徴とするものである。
【0024】請求項14記載の発明にあっては、請求項
11、または請求項12記載の照明器具において、前記
前面パネル8を、枠状体10を介して前記器具本体1に
取り付けると共に、前記枠状体10と前記器具本体1の
前面側先端との間に、前記前面パネル8の熱が前記枠状
体10を介して前記器具本体1に伝導するのを防止する
空隙12を設けたことを特徴とするものである。
【0025】
【発明の実施の形態】図1及び図2は、本発明の照明器
具の第1の実施の形態を示すものであり、この照明器具
は、器具本体1内に、ランプ2として例えばミニハロゲ
ンランプ2aを収容してなる小型のスポットライトであ
って、主に、器具本体1と、反射鏡3と、遮光板9とを
有して構成されており、照射面での所望の配光を得ると
共に、照射面の温度上昇を抑制することが要望される場
所に多用されている。
【0026】器具本体1は、例えば金属製であって、前
面側に開口1aを備えた略筒状に形成され、外面が例え
ば黒色に塗装されると共に、内壁面1bは輻射により内
壁面1bに到達した赤外線が吸収されにくくして器具本
体1の温度が上昇するのを抑制するように、金属生地を
露出させて熱抵抗が大きくなるように形成されている。
つまり、この金属生地仕上げの内壁面は、塗装面に比べ
て赤外線の反射率が高い熱抵抗の高い面とされ、その面
に輻射により到達した赤外線を反射させて、熱が伝わり
にくい状態とされているのである。また、器具本体1の
内部の背面側である奥側には、器具本体1の略中心軸上
に、ランプ2であるミニハロゲンランプ2aを開口1a
と垂直方向に向けて装着させるソケット5が、ねじ止め
されて取り付けられている。また、器具本体1の外側に
は、器具本体1を構造物に取り付けるための取付部6が
回動自在に設けられており、器具本体1はその開口1a
の向けられる方向である照射方向が変更できるように構
成されている。
【0027】反射鏡3は、ガラス製であって前面側に広
がるような略碗状に形成されており、その内表面、また
は外表面には、赤外線を背面側に透過させ可視光を前面
側に反射させる選択透過膜3aが形成されて、ランプ2
を背面側から略覆うように器具本体1に収容されてい
る。
【0028】遮光板9は、例えば金属製であって、器具
本体1に収容される略円筒状の形状で、その内面側に反
射鏡3の先端側周端が略当接する寸法の遮光部9cと、
背面側に設けられた例えば3本の取付脚9dを備えて構
成され、その取付脚9dで器具本体1の背面側である奥
側に取り付けられるようにされている。また、遮光部9
cの取付脚9d側には、略C字状のリング7が係合する
係合溝9eが形成されており、反射鏡3は、その前面側
から配設されて係合溝9eに係合するリング7により遮
光板9を介して器具本体1に固定されるようにされてい
る。また、遮光部9cは、その内壁面が黒色塗装仕上げ
され、外壁面9aは、ランプ2からの赤外線により温め
られた遮光部9cから器具本体1の内壁面1b側に熱が
輻射されるのを抑制できるように、金属生地を露出させ
て放射率(輻射率)が低い表面とし、器具本体1の内壁
面1bとの間の熱抵抗が大きくなるように形成されてい
る。
【0029】このように構成されているため、本実施の
形態における照明器具においては、器具本体1の内壁面
1bが金属生地であるため、ランプ2から放射されて反
射鏡3を透過した赤外線は、熱抵抗の高い器具本体1の
内壁面1bで吸収されにくく、多くが反射されて器具本
体1の温度が上昇することが抑制できる。また、ランプ
2から反射鏡3よりも先端側の器具本体1の内壁面1b
側に放射された赤外線を含む光は、その大部分が遮光板
9の塗装された内壁面に当たって遮光され、多くの光が
吸収されて器具本体1の内壁面1bに直接当たることが
少なくなり、赤外線により遮光板9は温められるもの
の、遮光板9の外壁面9aは熱抵抗の高い金属生地仕上
げとされて放射率が低いため、器具本体1の内壁面1b
側への熱の輻射は抑制される。さらには、器具本体1の
内壁面1bが熱抵抗の高い金属生地であるため、輻射に
より器具本体1の内壁面1bに到達した赤外線を反射し
て器具本体1が加熱されることを防いで、器具本体1の
外郭温度やランプ2の封止部の温度上昇を抑制できる。
また、器具本体1の内壁面1bと遮光板9の外壁面9a
とは、金属生地のままで形成できるため、それらの面に
塗装等をする必要がなくなり、略筒状の器具本体1の内
側に塗装をする作業が削減されて製造が容易となってコ
ストを削減できる。
【0030】図3は、本発明の照明器具の第2の実施の
形態を示すものであり、前記第1の実施の形態と異なる
点は、遮光板9の遮光部9cの前面側先端を、器具本体
1の内壁面1bにランプ2からの直射光が当たらないよ
うに、ランプ2の発光部2bであるフィラメントの前面
側先端と器具本体1の開口1a周端とを結ぶ線よりも前
面側に突出させた点であり、他は前記第1の実施の形態
と同様に構成されている。
【0031】このように構成されているため、本実施の
形態における照明器具においては、前記第1の実施の形
態の効果に加えて、ランプ2の発光部2bであるフィラ
メントから反射鏡3の前面側の器具本体1の内壁面1b
側に放射された赤外線を含む光は、全て遮光板9の遮光
部9cで遮られて器具本体1の内壁面1bに直接照射さ
れることはなくなって、さらに器具本体1の加熱を抑え
ることができ、さらに外郭温度の上昇を抑制できる。
【0032】図4は、本発明の照明器具の第3の実施の
形態を示すものであり、前記第2の実施の形態と異なる
点は、遮光板9を、反射鏡3の前面側に位置する遮光部
9cと、その背面側であって先端が遮光部9cと係合す
るように設けられ、反射鏡3と器具本体1の間を遮蔽し
て赤外線を反射、または吸収させる遮熱板部9bとによ
り構成した点であり、他は前記第2の実施の形態と同様
に構成されている。
【0033】そして、この遮熱板部9bの内面側である
反射鏡3側の面では、赤外線の一部は反射されるが、そ
の反射された赤外線による配光は、可視光の配光よりも
広がりを持ついわゆる広照形であって、可視光とは配光
が異なり、この照明器具の狙いを損なわないように照射
面での温度上昇が抑制できるようにされている。
【0034】このように構成しても、前記第2の実施の
形態と同様の効果を奏すると共に、反射鏡3を透過した
赤外線が、遮熱板部9bに遮られて器具本体1の内壁面
1bに直接到達することがなくなり、その一部は反射さ
れて器具本体1の外部に放出されるため、器具本体1が
加熱されることを抑えて器具本体1の外郭温度の上昇を
さらに抑制できる。
【0035】図5は、本発明の照明器具の第4の実施の
形態を示すものであり、前記第3の実施の形態と異なる
点は、遮光板9を、遮光部9cの背面側に遮熱板部9b
を一体で設けて形成すると共に、ランプ2の前面側であ
る器具本体1の開口1a側先端に、枠状体10を介し
て、器具本体1の開口1aを略塞ぐように前面パネル8
を取り付けた点と、遮光部9cと一体で形成された遮熱
板部9bを含む遮光板9の外壁面9aとそれに対向する
器具本体1の内壁面1bとを金属生地を露出させて形成
した点であり、他は前記第3の実施の形態と同様に構成
されている。
【0036】この前面パネル8は、透光性部材であるガ
ラス製の円板状であって、その背面側であるランプ2側
に異物が侵入するのを防止したり、ランプ2が不意に割
れたような場合に、その破片の落下を防ぐために設けら
れている。また、枠状体10は、略環状であって前面パ
ネル8の周端に係合し、器具本体1の開口1aの周端に
装着されるもので、この枠状体10は、遮光板9の前面
側先端とランプ2の発光部2bであるフィラメントの先
端とを結ぶ線よりも外側に位置して、発光部2bからの
直射光が当たることがないように構成されている。
【0037】このように構成しても前記第3の実施の形
態と同様の効果を奏すると共に、遮光板9が、遮光部9
cの背面側に遮熱板部9bを一体で設けて形成されてい
るため、部品点数が削減できてコストダウンが図れ、ま
た、前面パネル8を装着させる枠状体10には、ランプ
2からの直射光が当たることがないため、前面パネル8
を装着させた場合であっても器具本体1の外郭温度の上
昇を抑制できる。
【0038】図6は、本発明の照明器具の第5の実施の
形態を示すものであり、前記第4の実施の形態と異なる
点は、遮光板9が、第3の実施の形態と同様に遮光部9
cと遮熱板部9bを爪等により係合させて構成された点
と、前面パネル8を、器具本体1に代えて遮光板9の前
面側先端に略環状のパネル押さえ13により取り付けた
点であり、他は前記第4の実施の形態と同様に構成され
ている。
【0039】このように構成しても、遮光板9が遮光部
9cと遮熱板部9bを一体として構成された効果を除い
て、前記第4の実施の形態と同様の効果を奏すると共
に、前面パネル8が遮光板9に取り付けられて器具本体
1とは接触することがないため、ランプ2からの赤外線
を吸収して遮光板9に伝達された熱が、前面パネル8に
伝導されて前面パネル8を介して放熱されて、器具本体
1の外郭温度の上昇をさらに抑制できる。
【0040】図7は、本発明の照明器具の第6の実施の
形態を示すものであり、前記第4の実施の形態と異なる
点は、遮光板9が、第3の実施の形態と同様に遮光部9
cと遮熱板部9bを爪等により係合させて構成された点
と、遮光板9の前面側先端を、前面パネル8の内面側に
当接させた点であり、他は前記第4の実施の形態と同様
に構成されている。
【0041】このように構成しても、遮光板9が遮光部
9cと遮熱板部9bを一体として構成された効果を除い
て、前記第4の実施の形態と同様の効果を奏すると共
に、ランプ2からの赤外線を吸収して遮光板9に伝達さ
れた熱が、前面パネル8に伝導されて前面パネル8を介
して放熱されて、器具本体1の外郭温度の上昇をさらに
抑制できる。
【0042】図8は、本発明の照明器具の第7の実施の
形態を示すものであり、前記第6の実施の形態と異なる
点は、前面パネル8と器具本体1間の熱伝導経路中であ
る枠状体10と器具本体1の開口1a周端との間に、前
面パネル8の熱が枠状体10を介して器具本体1に伝導
するのを防止する断熱部材11としてのシリコンゴム1
1aを介在させ、枠状体10をその周方向の数点で器具
本体1にねじ止めさせた点と、遮光板9の前面パネル8
への当接部に鍔状部9fを設け、遮光板9から前面パネ
ル8へ熱を伝え易くした点であり、他は前記第6の実施
の形態と同様に構成されている。
【0043】このように構成しても前記第6の実施の形
態と同様の効果を奏すると共に、遮光板9の鍔状部9f
が前面パネル8に当接しており、その鍔状部9fにより
当接する部分の面積を広くできるため、遮光板9から前
面パネル8へ熱が伝わり易く、遮光板9の熱が前面パネ
ル8に蓄熱されて、前面パネル8を介して外部に放熱さ
れ易くなる。また、前面パネル8を装着させる枠状体1
0と器具本体1の間には、断熱部材11としてのシリコ
ンゴム11aが介在するため、前面パネル8側から器具
本体1に伝導される熱が抑制されて、器具本体1の外郭
温度の上昇をさらに抑制できる。
【0044】なお、本実施の形態においては、断熱部材
11としてのシリコンゴム11aを枠状体10と器具本
体1の開口1a周端との間に介在させるものを例示した
が、本発明はこれに限らず、前面パネル8と器具本体1
間の熱伝導経路中であれば、例えば前面パネル8と枠状
体10の間に介在させたものであっても良く、この場合
においては、前面パネル8の周端を断熱部材11で挟持
させれば、前面パネル8と枠状体10の間の接触部に熱
伝導性の良い部分が完全になくなって、さらに効果的に
熱伝導を抑制させることができる。
【0045】図9及び図10は、本発明の照明器具の第
8の実施の形態を示すものであり、前記第6の実施の形
態と異なる点は、前面パネル8と器具本体1間の熱伝導
経路中である枠状体10と器具本体1の開口1a周端と
の間に、前面パネル8の熱が枠状体10を介して器具本
体1に伝導するのを防止する空隙12を設けた点であ
り、他は前記第6の実施の形態と同様に構成されてい
る。
【0046】つまり、図9に示す照明器具は、前面パネ
ル8を装着した枠状体10の周端に、蝶番14を設けて
器具本体1の開口1a周端に、器具本体1との間に空隙
12が形成されるように取り付けると共に、その枠状体
10の蝶番14を設けた側の周端と反対側の周端を、ね
じ等により器具本体1に固定して構成されたものであ
る。また、図10に示す照明器具では、枠状体10また
は器具本体1の開口1a周端の一部に複数の突出片15
を設け、この突出片15を器具本体1にねじ止めするこ
とにより、器具本体1と枠状体10との間に空隙12を
形成させたものである。
【0047】このように構成しても前記第6の実施の形
態と同様の効果を奏すると共に、枠状体10と器具本体
1の間には空隙12が存在するため、その周方向の大部
分では枠状体10と器具本体1とが接触することはな
く、前面パネル8側から器具本体1に伝導される熱が抑
制されて、器具本体1の外郭温度の上昇をさらに抑制で
きる。
【0048】なお、前記各実施の形態においては、器具
本体1の内壁面1bと、遮光板9の外壁面9aとを、金
属生地を露出させて形成するものを例示したが、本発明
はこれに限らず、それらが鏡面仕上げされたものであっ
ても良く、この場合においては、赤外線の反射率が金属
生地よりも高く、その放射率が低くできるため、上述の
効果をさらに顕著なものとできる。また、器具本体の内
壁面には、赤外線反射膜である、例えば高屈折率を有す
るTiO2 と、低屈折率のMg2 F2 を交互にした多層
膜のような特定の波長域の赤外線を高反射させる多層膜
を形成させたものであっても良い。さらには、前記各実
施の形態においては、照明器具をランプ2としてミニハ
ロゲンランプ2aを使用した小型のスポットライトを例
示して説明を行ったが、本発明はこれに限らず、ランプ
は例えば白熱ランプや、メタルハライドランプの片口金
コンパクト形のようなその他のランプであっても良く、
照明器具のタイプもダウンライトや、吊り下げ型、ある
いは直付型等のどのような器具であっても良いことは勿
論である。
【0049】
【発明の効果】このように構成されているため本発明
は、請求項1、乃至請求項4記載の発明にあっては、器
具本体の内壁面と遮光板の外壁面の少なくとも一方が、
熱抵抗の高い表面に形成されているため、遮光板の外壁
面から放射されて器具本体の内壁面に吸収される赤外線
が減少すると共に、ランプから放射されて反射鏡よりも
先端の器具本体側に向かう赤外線は、その大部分が遮光
板に当たって器具本体1の内壁面に直接当たることが少
なくなるため、器具本体の外郭温度が上昇することを抑
制できる。
【0050】請求項5記載の発明にあっては、請求項1
記載の発明の効果に加えて、器具本体の内壁面と遮光板
の外壁面の少なくとも一方が、金属生地を露出させて熱
抵抗の高い面を形成させており、それらの面に塗装等の
表面処理を必要としないため、製造が容易となる。
【0051】請求項6記載の発明にあっては、請求項1
記載の発明の効果に加えて、器具本体の内壁面と遮光板
の外壁面の少なくとも一方が、鏡面仕上げして熱抵抗の
高い面を形成させているため、それらの面の熱抵抗が高
くできて器具本体の外郭温度が上昇することをさらに抑
制できる。
【0052】請求項7記載の発明にあっては、請求項
1、乃至請求項6のうち1つの請求項記載の発明の効果
に加えて、反射鏡を透過した赤外線が、遮熱板部に遮ら
れて器具本体の内壁面に直接到達することがなくなり、
その一部は反射されて器具本体の外部に放出されるた
め、器具本体が加熱されることを抑えて器具本体の外郭
温度の上昇をさらに抑制できる。
【0053】請求項8記載の発明にあっては、請求項7
記載の発明の効果に加えて、遮光板の背面側に、遮熱板
部が一体で形成されているため、部品点数を削減できて
コストダウンが図れる。
【0054】請求項9記載の発明にあっては、請求項
1、乃至請求項8のうち1つの請求項記載の発明の効果
に加えて、ランプの発光部から反射鏡の前面側の器具本
体の内壁面側に放射された赤外線を含む光は、全て遮光
板の遮光部で遮られて器具本体の内壁面に直接照射され
ることはなくなって、さらに器具本体の加熱を抑えるこ
とができ、さらに外郭温度の上昇を抑制できる。
【0055】請求項10記載の発明にあっては、請求項
1、乃至請求項9のうち1つの請求項記載の発明の効果
に加えて、前面パネルが遮光板に取り付けられて器具本
体とは接触することがないため、ランプからの赤外線を
吸収して遮光板に伝達された熱が、前面パネルに伝導さ
れて前面パネルを介して放熱できて、器具本体の外郭温
度の上昇をさらに抑制できる。
【0056】請求項11記載の発明にあっては、請求項
1、乃至請求項9のうち1つの請求項記載の発明の効果
に加えて、前面パネルを装着させる枠状体には、ランプ
からの直射光が当たることがないため、前面パネルを装
着させた場合であっても器具本体の外郭温度の上昇を抑
制できる。
【0057】請求項12記載の発明にあっては、請求項
11記載の発明の効果に加えて、ランプからの赤外線を
吸収して遮光板に伝達された熱が、前面パネルに伝導さ
れて前面パネルを介して放熱できて、器具本体の外郭温
度の上昇をさらに抑制できる。
【0058】請求項13記載の発明にあっては、請求項
11、または請求項12記載の発明の効果に加えて、前
面パネルを装着させる枠状体と器具本体の間には、断熱
部材が介在するため、断熱部材により前面パネル側から
器具本体に伝導される熱が抑制されて、器具本体の外郭
温度の上昇をさらに抑制できる。
【0059】請求項14記載の発明にあっては、請求項
11、または請求項12記載の発明の効果に加えて、枠
状体と器具本体の間には空隙が存在するため、その周方
向の大部分では枠状体と器具本体とが接触することはな
く、前面パネル側から器具本体に伝導される熱が抑制さ
れて、器具本体の外郭温度の上昇をさらに抑制できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の照明器具の第1の実施の形態を示す要
部断面の模式図である。
【図2】同上の一部を破断した状態の正面図である。
【図3】本発明の照明器具の第2の実施の形態を示す要
部断面の模式図である。
【図4】本発明の照明器具の第3の実施の形態を示す要
部断面の模式図である。
【図5】本発明の照明器具の第4の実施の形態を示す一
部を破断した状態の正面図である。
【図6】本発明の照明器具の第5の実施の形態を示す一
部を破断した状態の正面図である。
【図7】本発明の照明器具の第6の実施の形態を示す要
部断面の模式図である。
【図8】本発明の照明器具の第7の実施の形態を示す一
部を破断した状態の正面図である。
【図9】本発明の照明器具の第8の実施の形態を示す一
部を破断した状態の要部の正面図である。
【図10】同上の変形例を示す一部を破断した状態の要
部の正面図である。
【図11】従来の照明器具(第1の従来例)の一部破断
状態の正面図である。
【図12】従来の照明器具(第2の従来例)の一部破断
状態の正面図である。
【符号の説明】
1 器具本体 1a 開口 1b 内壁面 2 ランプ 2b 発光部 3 反射鏡 8 前面パネル 9 遮光板 9a 外壁面 9b 遮熱板部 9c 遮光部 10 枠状体 11 断熱部材 12 空隙

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内部にランプが収容され前面側に開口す
    る器具本体と、この器具本体に収容され前記ランプの背
    面側から前記ランプの周を略覆うように配設されると共
    に赤外線を背面側に透過させ可視光を前面側に反射させ
    る反射鏡と、前記器具本体の内壁面に対向して配設され
    前記反射鏡の前面側に突出する遮光板とを備えてなる照
    明器具において、前記器具本体の内壁面と前記遮光板の
    外壁面の少なくとも一方を、それらの間の熱抵抗を大き
    くするような表面に形成して前記遮光板から前記器具本
    体への輻射による伝熱を抑制したことを特徴とする照明
    器具。
  2. 【請求項2】 前記器具本体の内壁面を、赤外線の反射
    率が高い面に形成して、前記器具本体と前記遮光板の間
    の熱抵抗を大きくしたことを特徴とする請求項1記載の
    照明器具。
  3. 【請求項3】 前記器具本体の内壁面に、赤外線を反射
    させる赤外線反射膜を形成したことを特徴とする請求項
    2記載の照明器具。
  4. 【請求項4】 前記遮光板の外壁面を、赤外線の放射率
    が低い面として、前記器具本体と前記遮光板の間の熱抵
    抗を大きくしたことを特徴とする請求項1、乃至請求項
    3のうち1つの請求項記載の照明器具。
  5. 【請求項5】 前記器具本体の内壁面と前記遮光板の外
    壁面の少なくとも一方を、金属生地を露出させて形成し
    たことを特徴とする請求項1記載の照明器具。
  6. 【請求項6】 前記器具本体の内壁面と前記遮光板の外
    壁面との少なくとも一方を、鏡面仕上げしたことを特徴
    とする請求項1記載の照明器具。
  7. 【請求項7】 前記遮光板を、前記反射鏡よりも前面側
    に位置する遮光部と、この遮光部の背面側に位置して前
    記反射鏡を透過した赤外線を反射、または吸収させる遮
    熱板部により構成したことを特徴とする請求項1、乃至
    請求項6のうち1つの請求項記載の照明器具。
  8. 【請求項8】 前記遮光部と前記遮熱板部とを一体で形
    成させたことを特徴とする請求項7記載の照明器具。
  9. 【請求項9】 前記器具本体の内壁面に前記ランプから
    の直射光が当たらないように、前記遮光板の前面側先端
    を、前記ランプの発光部の前面側先端と前記器具本体の
    開口周端とを結ぶ線よりも前面側に突出させたことを特
    徴とする請求項1、乃至請求項8のうち1つの請求項記
    載の照明器具。
  10. 【請求項10】 前記遮光板の前面側に、透光性部材で
    形成された前面パネルを設けたことを特徴とする請求項
    1、乃至請求項9のうち1つの請求項記載の照明器具。
  11. 【請求項11】 前記器具本体の開口側に、透光性部材
    で形成された前面パネルを枠状体を介して取り付けると
    共に、前記枠状体に前記ランプからの直射光が当たらな
    いように、前記遮光板の前面側先端を、前記ランプの発
    光部の前面側先端と前記枠状体の前面側周端とを結ぶ線
    よりも前面側に突出させたことを特徴とする請求項1、
    乃至請求項9のうち1つの請求項記載の照明器具。
  12. 【請求項12】 前記前面パネルを前記遮光板に当接さ
    せたことを特徴とする請求項11記載の照明器具。
  13. 【請求項13】 前記前面パネルを、枠状体を介して前
    記器具本体に取り付けると共に、前記前面パネルと前記
    器具本体間の伝熱経路中に、前記前面パネルの熱が前記
    枠状体を介して前記器具本体に伝導するのを防止する断
    熱部材を介在させたことを特徴とする請求項11、また
    は請求項12記載の照明器具。
  14. 【請求項14】 前記前面パネルを、枠状体を介して前
    記器具本体に取り付けると共に、前記枠状体と前記器具
    本体の前面側先端との間に、前記前面パネルの熱が前記
    枠状体を介して前記器具本体に伝導するのを防止する空
    隙を設けたことを特徴とする請求項11、または請求項
    12記載の照明器具。
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