JPH09288803A - 磁気ディスク記録装置の記録電流制御回路とその最適化方法 - Google Patents
磁気ディスク記録装置の記録電流制御回路とその最適化方法Info
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Abstract
やディスク特性に合うように記録電流を最適な状態に適
応的に設定及び制御して読出し/記録動作時の誤りが減
少させ得る記録電流制御回路及びその最適化方法を提供
する。 【解決手段】 本発明の回路は、予め設定された記録電
流制御値に対応するデューティを有するPWM信号によ
り記録電流を調整し、記録電流制御値をPWM信号によ
り一定な範囲内で段階的に増加させつつ、各段階ごとに
一定な回数だけ読出し試験を行い、それに従う誤りの発
生回数に基づいて最適の記録電流制御値を設定する。
Description
(magnetic disk recording) 装置に関し、特に、磁気デ
ィスク上へのデータ記録(write) 時にヘッド(またはデ
ータトランスデューサ)に印加される記録電流(write c
urrent) を制御する記録電流制御回路及び方法に関す
る。
Disk Drive:以下、「HDD」と称する。)やフロッピ
ーディスクドライブ(Floppy Disk Drive:以下、「FD
D」と称する。)等の磁気ディスク記録装置は、コンピ
ュータシステムにおける補助記録装置として広く用いら
れている。特に、HDDは多量のデータを安定して保存
でき、且つ高速でアクセスできる長所がある。
させるため、ディスク上の記録密度が段々高くなってお
り、それに沿い、ヘッドも高精密化することにより記録
電流に敏感に動作する。このような記録密度の増加及び
ヘッドの高精密化に伴い、ディスク上へのデータ記録時
ヘッドに印加する記録電流値がHDDの性能面におい
て、より重要で敏感な変数として作用してきた。単純に
記録電流値を大きくすればするほど、ディスク上からの
データ読出し時にヘッドによってピックアップされる信
号の振幅が大きくなるので良いであろうと考えられるこ
ともあるが、実際にはHDD間だけでなく、一つのHD
Dにおいてもヘッド及びディスクごとの特性により異な
るべきである。
おいて、ディスクの記憶容量を増加させるために多数の
ディスクを一つのスピンドル(spindle) にスタック(sta
ck)形態で設置し、それに沿い、それぞれのディスク面
に一つずつ対応するヘッドを使用する場合、HDDごと
は勿論のこと、一つのHDD内でもヘッドの特性分布は
一定せずに相互異なる。
aturation)特性の曲線図を示す。同図に示すように、記
録電流Iwの値に対する各ヘッドごとのTAA(Track A
verage Amplitude) 特性を3つに大別できる。即ち、曲
線SNが正規(normal)飽和特性を有するヘッドに該当す
る場合、曲線SEは、早期(early) 飽和特性を有するヘ
ッドに該当し、曲線SLは晩期(late)飽和特性を有する
ヘッドに該当する。このような場合、曲線SEに該当す
るヘッドは、記録電流がIw1の時最適の状態で記録/
読出し動作が行え、曲線SNに該当するヘッドは、記録
電流がIw2の時最適の状態で読出し/記録動作が行
え、曲線SLに該当するヘッドは、記録電流がIw3の
時に最適の状態で記録/読出し動作が行えるようにな
る。このようにヘッドごと飽和特性が異なるのは、組立
の誤差やヘッドの磁極幅(pole width)やヘッドの飛行高
度(flying height) が相互異なるためである。
めに、記録電流値をいずれか一つに固定させる場合、読
出し/記録動作時に記録電流値が適しないヘッドではデ
ータ誤りが発生する。例えば、一つのヘッドは、記録電
流が10mAの時一番良い特性を有し、他のヘッドは、
記録電流が15mAの時一番良い特性を有すると仮定す
る場合、磁気ディスク記録装置の設計及び製造時の記録
電流を10mAに設定すれば、後者のヘッドが相対的に
不適な条件で用いられることを意味する。このため、後
者のヘッドによる読出し/記録動作時は、より多くのデ
ータ誤りが発生するようになる。
に用いられるディスクごとに直径や記録周波数が同一で
ないので磁化の強さを異ならせなければならない。よっ
て、記録電流値も異ならせなければならない。
ト−デンシティ記録(constant-density recording)」ま
たは「ゾーンビット記録(zone-bit recording)」形態の
記録方式を採用している。コンスタント−デンシティ記
録形態はディスクの記憶容量を改善するために、ディス
ク上の全てのトラックが実質的に同一の情報密度を有す
るようにしたもので、従来の「コンスタント−トラック
−容量記録(constant-track-capacity recording) 」形
態に比べて、ディスク上に単位トラック当たり多量の情
報が記録できる。コンスタント−デンシティ記録形態で
ディスク上の貯蔵領域、即ち情報記録領域は、ディスク
上の円心から放射状に一定の記録密度を有する多数のゾ
ーンに分割される。 図2は、このようなコンスタント
−デンシティ記録形態におけるディスク上のゾーン割り
当てに対する例を示すもので、便宜上、一つのディスク
上の貯蔵領域が円心から放射状に分割されてn+1個の
ゾーンZ0〜Znに割り当てられる場合の配列を示して
いる。
域(maintenance cylinder)であって、一般使用者は使用
することができなく、磁気ディスク記録装置の保持管理
のための固有情報などが記録される領域である。このよ
うな固有情報としては、例えば、ディスク上のセクタに
対する欠陥リスト(defect list) 、予備セクタ情報、読
出し/記録チャンネルの変数等がある。通常、HDDに
おいて、主制御装置として備えられるマイクロコントロ
ーラ(micro controller)は、ROM(Read OnlyMemory)
から読出し/記録チャンネルの変数を読み出してディス
ク上の保持管理領域CYL_Mに記録しておき、ディス
ク上から/へのデータ読出し/記録動作時に利用する。
態においても、実際ではディスク上の全ての領域の記録
密度が同一でなく、ディスク上の領域に従って、半径、
各速度の差異が生ずるので、ゾーンごとに記録密度が異
なるようになる。即ち、内周領域にあるゾーンの記録密
度は、外周領域にあるゾーンの記録密度より高くなる。
従って、一つのディスク上において、記録密度の高いゾ
ーンでは、相対的に記録密度の低いゾーンに比べて干渉
が激しくなる。これにより、記録電流値が大き過ぎる場
合、記録密度の高いゾーンではビット間の干渉によるデ
ータ誤りが発生する。これを防止するために記録電流値
を小さくすると、相対的に記録密度の低いゾーンでも読
出し動作時ヘッドによってピックアップされる信号の振
幅が不十分であるので、雑音によるデータ誤りが発生す
るようになる。
録電流値はHDD間のみならず、一つのHDDでも、ヘ
ッド及びディスクごとの特性に従って異なるべきであ
る。これに反して、以前には一つのHDDにおいては、
一つの記録電流値を固定的に設定した。これをより詳細
に説明すると、一般に、HDDは読出し/記録回路を備
える。読出し/記録回路はヘッドに連結され、読出し動
作時は、選択された一つのヘッドによりピックアップさ
れた信号を前置増幅してアナログ読出し信号を発生し、
記録動作時は、符号化された記録データに従う記録電流
を複数のヘッド中のいずれか一つのヘッドに印加するこ
とにより、記録データがディスク上に記録されるように
する。前記読出し/記録回路は、通常ワンチップIC(o
ne chip Integrated Circuit) が用いられるが、例え
ば、米国のシリコンシステム(silicon systems) 社の読
出し/記録デバイスであるSSI 32R2210R/
2211R/2212Rがある。このような読出し/記
録回路は、外部から記録電流を制御するために設けられ
た記録電流制御端子WCを有するが、記録電流制御端子
WCに連結される外部抵抗素子の抵抗値によって記録電
流値が決定される。例えば、記録電流をIw、抵抗素子
の抵抗値をRwcとすると、記録電流Iwは下記式
(1)のように決定される。
備えられる電流ミラー(current mirror)回路の利得とし
ての定数であり、Vwcは、記録電流制御端子WCと抵
抗素子との接続点の電圧である。従って、Vwc/Rw
cは、記録電流制御端子WCから抵抗素子を通じて流れ
る電流値になる。これにより、抵抗素子の抵抗値Rwc
を変更すると、結果的に記録電流値Iwが変わる。
DDの設計及び製造時固定的に選択されることにより、
一つのHDDでは、一種類の記録電流値のみを有するこ
とになる。このような場合、HDDごとに記録電流値を
異にするためには、それぞれのHDDごとに適合な抵抗
素子を選択して使用しなければならないので、HDDご
とにハードウェアを変更しなければならない不便さがあ
った。のみならず、このようにヘッド及びディスクごと
の特性に従ってハードウェハを変更させることは不能で
あるという短所があった。
かの抵抗素子を記録電流制御端子WCに選択的に連結し
得るようにした技術があった。しかし、これは、記録電
流値を幾種類のうち一つ選択し得るのに過ぎず、依然と
して、このようにヘッド及びディスクごとの特性に従っ
て多様かつ変更自在にできないという問題がある。
一つとして、本願出願人と同一出願人によって1991
年に大韓民国に出願された特許出願第91−2820号
「磁気記録装置の記録電流制御回路」がある。前記特許
出願第91−2820号は、DAC(Digital to Analog
Converter) を用いて記録電流値をディスク上の領域に
従って相互異なるように制御する技術を開示している。
は、記録電流値の調整段階を増やさなければならない
が、前記特許出願第91−2820号のようにDACを
使用する場合、DACの分解能(resolution)を向上させ
なければならない。しかしながら、DACの分解能の向
上が容易でなく且つ費用が大きく増加するようになる。
尚、各ヘッドの特性により記録電流値を変更させること
は考慮されていない。
て、各ヘッド及びディスクの特性によって記録電流値を
変更させるためには、それぞれのヘッドとディスク上の
各領域に対する最適な記録電流値を試験して設定しなけ
ればならない。このために、従来ではHDDの製造時に
すべて試験を行わなければならなく、ただ標本HDDに
よって試験を行うことにより不正確になる問題点があっ
た。
は、読出し/記録動作時の誤りが減少させられる記録電
流制御回路及びその最適化方法を提供することにある。
装置のハードウェアを変更しなくても、記録電流が適応
的に最適な状態に制御できる記録電流制御回路及びその
最適化方法を提供することにある。
録装置の各ヘッドやディスクの特性に合うように記録電
流が最適な状態に自動設定できる記録電流最適化方法を
提供することにある。
るために、本発明は、磁気ディスク上へのデータ記録時
に記録電流制御端子の電流量に対応する記録電流値を記
録データに応じてヘッドに印加する読出し/記録素子を
備える磁気ディスク記録装置の記録電流制御回路におい
て、前記記録電流量を決定するために予め設定された記
録電流制御値に対応するデューティを有するパルス幅変
調信号(Pulse Width Modulation :以下、「PWM」と
称する。) を発生するマイクロコントローラと、読出し
/記録回路の記録電流制御端子と前記マイクロコントロ
ーラとの間に接続され、前記パルス幅変調信号のデュー
ティに対応するように前記記録電流制御端子の電流量を
調整する記録電流調整手段と、を備えてなることを特徴
とする。
の記録電流制御値をPWM信号により一定な範囲内で段
階的に増加させつつ各段階ごとに一定の回数だけ読出し
試験を行い、各段階の記録電流制御値ごと誤り発生回数
を検査する過程と、誤り発生回数に基づいて最適な記録
電流制御値を設定する過程とを備えてなることを特徴と
する。
を添付図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、図中、
同一な構成要素及び部分には、可能な限り同じ符号及び
番号を共通使用するものとする。
び各種値等の多くの特定詳細は、本発明のより全般的な
理解を助けるためのものである。これら特定詳細なくて
も、本発明が実施し得るのは、当技術分野における通常
の知識を有する者ならば明らかに分かるであろう。そし
て、本発明の要旨を不要にぼやかす虞のある公知の機能
及び構成に対する詳細な説明は省略する。
ク図であって、2つのディスクとその各面に一つずつ対
応する4つのヘッドを備えた例を示す。同図を参照して
本発明に従うHDDの構成及び動作について概略的に説
明する。 ディスク10は、一つのスピンドルにスタッ
ク形態で設置され、スピンドルモータ34によって回転
する。それぞれのヘッド12は、ディスク10中対応す
る一つのディスク面上に位置し、環状ボイスコイルアク
チュエータ(rotary voice coil actuator)30と結合し
たE- ブロックアセンブリ(E-block assembly)14から
ディスク10側へ伸張されたサポートアーム(support a
rm) にそれぞれ対応するように設置される。
回路16は、このように、読出し動作時には、ヘッド1
2によってピックアップされた信号を前置増幅してアナ
ログ読出し信号を読出し/記録チャンネル回路18に印
加し、記録動作時には、読出し/記録チャンネル回路1
8から印加される符号化された記録データによる記録電
流をヘッド12に印加することにより、記録データがデ
ィスク10上に記録されるようにする。この時、読出し
/記録回路16は、ヘッド12中のいずれか一つを選択
するためのヘッドスイッチング回路を備え、このヘッド
スイッチング回路は、ディスク信号制御部36から印加
される選択信号により一つのヘッドをスイッチングす
る。尚、読出し/記録回路16は記録電流制御端子WC
を有する。(図示せず)。
は、読出し/記録回路16から印加される読出し信号か
らデータパルスを検出し、デコードしてDDC(Disk Da
ta Controller)20に印加し、DDC20から印加され
る記録データをコード化して読出し/記録回路16に印
加する。
24によって制御され、PC(Personal Computer) のよ
うなホストコンピュータ(host computer) から受信され
るデータを読出し/記録チャンネル回路18と読出し/
記録回路16とを通じてディスク10上に記録したり、
あるいは、ディスク10上からデータを読み出してホス
トコンピュータへ送信したりする。尚、DDC20は、
ホストコンピュータとマイクロコントローラ24間の通
信をインタフェースする。バッファラム( RAM:Rand
om Access Memory) 22は、ホストコンピュータと、マ
イクロコントローラ24と、読出し/記録チャンネル回
路18との間に伝送されるデータを一時貯蔵する。
コンピュータから受信される読出しまたは書込み命令に
応じてDDC20を制御し、トラック探索及びトラック
追従を制御する。ROM26は、マイクロコントローラ
24の遂行プログラム及び各種設定値を貯蔵する。
ントローラ24から発生するヘッド12の位置制御のた
めの信号によってアクチュエータ30を駆動するための
駆動電流を発生してアクチュエータ30に印加する。ア
クチュエータ30は、サーボ駆動部28から印加される
駆動電流の方向及びレベルに対応してヘッド12をディ
スク10上に移動させる。スピンドルモータ駆動部32
は、マイクロコントローラ24から発生するディスク1
0の回転制御のための制御値に応じてスピンドルモータ
34を駆動させてディスク10を回転させる。ディスク
信号制御部36は、読出し/記録チャンネル回路18か
ら出力される読出データでサーボ情報をデコードしてマ
イクロコントローラ24に印加し、読出/書込に必要な
各種の制御信号をDDC20から印加される信号とマイ
クロコントローラ24の制御によって発生して読出し/
記録回路16、読出し/記録チャンネル回路18、DD
C20に印加する。このようなディスク信号制御部36
は、通常それぞれのHDDに適するように設計されたA
SIC(Application Specific Integrated Circuit) が
用いられる。
発明に従う記録電流制御回路図を示す。図6は、図4に
示した回路を図3のHDDに適用した例を示す構成を示
すブロック図である。図4及び図6に示した読出し/記
録回路16は、図3のものと同様であり、それに従い参
照符号も同一に付す。
を決定するために予め設定された記録電流制御値に対応
するデューティを有するPWM信号WC_PWMを発生
する。マイクロコントローラ38は、図1に示したマイ
クロコントローラ24とは異なり、PWM信号が発生し
得るマイクロコントローラを使用する。このようなマイ
クロコントローラとしては、例えば、米国INTEL社
のマイクロコントローラN80C198- 16MHzが
あり、これは、32μsの周期をデューティによって調
整することができる。従って、図6のHDDは図3のよ
うな一般的なHDDとは異なり、本発明に従う記録電流
調整回路40を追加し、マイクロコントローラ24の代
わりにマイクロコントローラ38を使用し、その他の構
成は図3のものと同一である。
とそれに対応するディスク10上の各領域の特性に応じ
て最適の記録電流制御値を試験して設定するようにな
る。このような最適の記録電流制御値は、図2に示した
ようなディスク10上の保持管理領域CYL_Mに記録
されている。
は、ディスク10上の保持管理領域CYL_Mに記録さ
れた最適の記録電流制御値を読み出し、ディスク10上
へのデータ記録時、データを記録するヘッド12の位置
したディスク10面のゾーンに対応する最適な記録電流
制御値に従うデューティにてPWM信号WC_PWMを
発生する。従って、マイクロコントローラ38から発生
するPWM信号WC_PWMは、各ヘッド12ごとにデ
ューティが変わり、のみならずディスク10上のゾーン
に応じてデューティが変わるようになる。
路16の記録電流制御端子WCとマイクロコントローラ
38のPWM出力端との間に接続され、PWM信号WC
_PWMのデューティに対応するように読出し/記録回
路16の記録電流制御端子WCの電流量を調整する。前
記記録電流調整回路40は、読出し/記録回路16の記
録電流制御端子WCと接地との間に接続される抵抗R1
と、前記抵抗R1に並列接続される抵抗R2及びキャパ
シタC1と、PWM信号WC_PWMをゲート端子に入
力し、ドレイン端子が抵抗R3を通じて抵抗R2とキャ
パシタC1との間の接続点に接続され、ソース端子が接
地されるトランジスタQ1とから構成される。
t Transistor) を使用したスイッチング素子のトランジ
スタQ1は、抵抗R3と接地との間をPWM信号WC_
PWMによってスイッチングする。即ち、トランジスタ
Q1は、PWM信号WC_PWMが論理「ハイ」の区間
では「ターンオン」となって抵抗R3を接地に連結し、
PWM信号WC_PWMが論理「ロー」の区間では「タ
ーンオフ」となって抵抗R3と接地との間を開放(open)
させる。
路の動作例を図4の各部分の動作波形図を示す図5を参
照して詳細に説明する。以下、読出し/記録回路16の
記録電流制御端子WCに流れる電流をIr、抵抗R2に
流れる電流をIa、抵抗R1に流れる電流をIbとする
とき、読出し/記録回路16の記録電流制御端子WC及
び抵抗R1間の接続点の電圧をVr、抵抗R2とキャパ
シタC1との間の接続点の電圧をVa、トランジスタQ
1のドレイン端子電圧をVdとする。この時、電圧Vr
は、読出し/記録回路16の内部から供給される電圧で
あって、定数値を有する。
生するPWM信号WC_PWMのデューティが変化する
例を示す。同図は、PWM信号WC_PWMのデューテ
ィ変換段階中、例えば、3種類の場合のみを示すもので
ある。
1周期を示すもので、前記マイクロコントローラ38と
してN80C198−16MHzを使用する場合、32
μsになる。そして、D1〜D3はPWM信号WC_P
WMのデューティを示すもので、その大きさはD1<D
2<D3になる。
録電流調整回路40のトランジスタQ1に印加される
と、トランジスタQ1は、PWM信号WC_PWMが論
理「ハイ」の区間では「ターンオン」となって抵抗R3
を接地に連結し、PWM信号WC_PWMが論理「ロ
ー」の区間では「ターンオフ」となって抵抗R3と接地
との間を開放させる。これにより、トランジスタQ1の
ドレイン端子の電圧Vdは図5のようになる。従って、
抵抗R2とキャパシタC1との間の接続点の電圧Va
は、PWM信号WC_PWMのデューティに応じてレベ
ルが反比例して変化する直流電圧であり、PWM信号W
C_PWMの平滑なレベルに対応する。
なる。
R2)の抵抗値であり、Vrは式(1)におけるVwc
と同一であり、それにより、Irは式(1)におけるV
wc/Rwcと同一である。
と、記録電流Iwは下記式(3)のようになる。
12に印加される記録電流Iwの変化につなぐ。
ィスク10上へのデータ記録時にデータを記録するヘッ
ド12の位置したディスク10面のゾーンに対応する最
適の記録電流制御値に従うデューティにてPWM信号W
C_PWMを発生させることにより記録電流値が調整で
きる。
PWMデューティの調整は、内部のPWMレジスタ値を
異ならせることにより行われる。例えば、電圧Vrが2
V、利得Avが25であるとき、抵抗R2の抵抗値を
1. 2KΩ、抵抗R1の抵抗値を12. 7KΩに設定し
た状態で、PWMレジスタ値を9段階にて変更しつつ試
験した結果、記録電流Iwの値が下記表(1)のように
変化する。この時、下記表(1)の結果はHDDごとに
異なる。
の値を調整することにより、従来のDACを別途に使用
する場合に比べて調整が容易であり、且つ調整段階もよ
り精密に制御し得る。
HDDにおいて、各HDDごとにそれぞれのヘッドとそ
れに対応するディスク上の各領域の特性に応じて最適の
記録電流制御値を試験して設定する例を、本発明に従う
記録電流最適化の流れ図を示す図7を参照して詳細に説
明する。
ログラムされ、HDDの組立時に通常「バーンイン(bur
n-in) 」と呼ばれる工程でセルフ試験(self test) 過程
中の一つに挿入して実行させるのが好ましい。バーンイ
ン工程は、主にディスク上の欠陥スキャン(scan)のため
の工程である。
00)段階でヘッド番号HNOを0にセットし、(70
2)段階でゾーン番号ZNOもセットする。これは、最
適な記録電流値をそれぞれのヘッド12に対応する図2
のようなディスク面10のゾーンに対して一つずつ順次
試験及び設定するためのもので、このような過程によっ
て一番目のヘッドに対応するディスク面の一番目のゾー
ンが選択される。この時、読出し/記録回路16は、マ
イクロコントローラ38により制御されるディスク信号
制御部36から印加される信号によってヘッド番号HN
Oに該当するヘッドを選択する。
38は、(740)段階で該当ゾーンのシリンダ中試験
するシリンダを選択する。この時、試験シリンダは該当
ゾーンで一番条件の悪いシリンダ、即ち記録密度の一番
高いシリンダを選択して設定することが好ましい。この
ようなシリンダは、該当ゾーンで一番内周領域にあるシ
リンダであろう。勿論、試験シリンダとしては欠陥ない
シリンダを選択しなければならない。
06)〜(714)段階で、記録電流値Iwcを予め一
定の範囲内で段階的に設定された記録電流制御値のうち
の最小段階の記録電流制御値MIN_Iwcから最大段
階の記録電流制御値MAX_Iwcまで段階的に増加さ
せながら読出し試験を行い、各段階の記録電流制御値ご
とに誤りの発生回数を比較テーブルに登録する。この
時、マイクロコントローラ38では、最小段階の記録電
流制御値MIN_Iwcから最大段階の記録電流制御値
MAX_Iwcまでの段階的な増加に対応してデューテ
ィが大きくなるPWM信号WC_PWMが発生すること
により、読出し/記録回路16における記録電流が変わ
る。まず、(706)段階では、最小段階の記録電流制
御値MIN_Iwcを記録電流制御値Iwcとして前記
PWMレジスタにセットする。(708)段階では、試
験シリンダに試験データをオン−トラック状態で記録す
る。(710)段階では、試験シリンダに対してデータ
を読み出して誤り発生の可否を確認する読出し試験を設
定回数だけ行うが、この時、オフ−トラック状態で読出
し試験を行なう。このようなオフ−トラックの付加は試
験条件にストレスを加えることにより読出し試験を容易
にし、データ誤りに対する敏感度を高くするためのもの
である。(712)段階では、前記誤りの発生回数を比
較テーブルに登録する。前記比較テーブルは、各段階の
記録電流制御値に対する誤りの発生回数からなり、マイ
クロコントローラ39内のレジスタまたはRAMを用い
て構成する。以後、(714)段階で、記録電流制御値
Iwcが最大段階の記録電流制御値MAX_Iwcにな
ったか否かを検査し、そうでなければ、(716)段階
で、記録電流制御値Iwcを次の段階に増加させた後前
記(708)段階から再実行する。これにより、一つの
ゾーンに対する試験動作が完了する。
られた各段階の記録電流制御値に対する誤りの発生回数
に基づいて該当ゾーンに対する最適の記録電流制御値を
設定する。 この時、最適の記録電流制御値の設定方法
は多様にあるが、その中の幾種類の実施例について説明
する。
記録電流制御値を設定する流れ図を示す図8を参照する
と、(800)段階では、比較テーブルに登録された誤
りの発生回数の一番少ない段階の記録電流制御値Iwc
を最適の記録電流制御値として設定する。これは、図9
に示すように、誤り発生回数の一番少ない値が一つであ
る場合、その値を最適の記録電流制御値として設定する
もので、OPT_Iwcは最適な記録電流制御値を示
す。このように設定された最適な記録電流制御値は、
(802)段階で、この保持管理領域CYL_Mにデフ
ォールト(default)値として記録することにより、以後
のデータ記録時に用いられるようにする。
記録電流制御値を設定する流れ図を示す図10を参照す
ると、(1000)段階では、比較テーブルに登録され
た誤りの発生回数の一番少ない段階の記録電流制御値の
最小値と最大値との平均値を求めて最適な記録電流制御
値として設定する。これは、図11に示すように、最小
の誤り発生回数が各段階の記録電流制御値の間の平衡を
成すとき、最小値Iwcminと最大値Iwcmaxと
の平均値を求め、その値を最適な記録電流制御値OPT
_Iwcとして設定する。この場合にも、設定された最
適な記録電流制御値を(1002)段階で前記保持管理
領域CYL_Mにデフォールト値として記録する。
記録電流制御値を設定する流れ図を示す図12を参照す
ると、(1200)段階では、比較テーブルに登録され
た誤りの発生回数が急激に増加する最小段階の記録電流
制御値と最大段階の記録電流制御値との平均値を求め、
最適な記録電流制御値として設定する。これは、図13
に示すように、最小の誤り発生回数が不明である時、誤
りの発生回数が急激に増加する最小段階の記録電流制御
値Iwcminと最大段階の記録電流制御値Iwcma
xとの平均値を求めて、最適な記録電流制御値OPT_
Iwcとして設定する。この場合にも、(1202)段
階で設定された最適な記録電流制御値を前記保持管理領
域CYN_Mにデフォールト値として記録する。
態に応じて適応的に実行されるように選択することもで
き、いずれか一つのみに固定して使用することもでき
る。このような過程を通じて一番目のヘッドに対応する
ディスク面の一番目のゾーンに対する試験及び最適な記
録電流制御値の設定動作が完了する。
Oが最大ゾーン番号MAX_ZNOになったか否かを検
査し、そうでなければ、(722)段階で、ゾーン番号
ZNOを増加させて次のゾーンを選択した後前記(70
4)段階から再実行する。これにより、一つのヘッドに
対応する一面のディスクに対する試験及び最適な記録電
流制御値の設定動作が完了する。(720)段階で、ゾ
ーン番号ZNOが最大ゾーン番号MAX_ZNOになれ
ば、(726)段階でヘッド番号HNOを増加させて次
のヘッドを選択した後、前記(702)段階から再実行
する。これにより、該当HDDの全てのヘッドとそれぞ
れのヘッドに対応するディスク上の領域に対する試験及
び最適な記録電流制御値の設定動作が完了する。
る応答特性を容易に調べるためのパターンを有するデー
タで予め設定されるが、これは、標本HDDによって予
め決定されることができる。尚、オフ−トラック値も適
当なストレス値を予め決定しておくか、或いは標本HD
Dによって求めることができる。これを用いて読出し/
記録回路16の予め設定された記録電流値の範囲内で標
本HDDによって記録電流制御値Iwcの範囲を十分に
広く設定できる。
スク10上へのデータ記録時データを記録するヘッド1
2の位置したディスク面10のゾーンに対応する最適な
記録電流制御値に従うデューティにてPWM信号WC_
PWMを発生することにより、記録電流値を適応的に調
整することができる。
例について説明してきたが、本発明における技術的な思
想を外れない範囲内では、多様な変形及び変化が可能で
ある。特に、本発明の説明ではHDDの例を挙げて説明
したが、HDDだけでなくFDDなどのような磁気ディ
スク記録装置に特別な変形無く全て適用することができ
る。尚、個々のHDDごとでそれぞれのヘッドとそれに
対応するディスク上の領域ごとの特性に応じて最適の記
録電流制御値を試験して設定することを例示したが、必
要に応じて、単純にPWM信号によって記録電流値を調
整する回路んみに対して選択的に使用されるか、或いは
ヘッドまたはゾーンのみに対して選択的に使用されるこ
ともできる。従って、本発明の範囲は説明された実施例
によって決められず、特許請求の範囲及びこの特許請求
の範囲と均等なものによって決められるべきである。
磁気ディスク記録装置ごとにハードウェアを変更しなく
ても、それぞれのヘッド及びディスク特性に合うように
記録電流を最適状態に適応的に設定及び制御することに
より、読出し/記録動作時の誤りを減少させることがで
きる。尚、PWM信号によって記録電流値を調整するこ
とにより、DACを別途に使用する従来の場合に比べて
調整が容易であり、且つ調整段階もより精密に制御し得
るという利点がある。
図。
HDDにおけるディスク上の領域割り当て例を示す図。
した例を示すブロック構成図。
設定するための流れ図。
例示図。
御値を設定するための流れ図。
するための例示図。
御値を設定するための流れ図。
例示図。
Claims (18)
- 【請求項1】 磁気ディスク上へのデータ記録時に記録
電流制御端子の電流量に対応する記録電流値を記録デー
タに応じてヘッドに印加する読出し/記録素子を備える
磁気ディスク記録装置の記録電流制御回路において、 前記記録電流量を決定するために予め設定された記録電
流制御値に対応するデューティを有するパルス幅変調信
号を発生する制御手段と、 前記記録電流制御端子と前記制御手段との間に接続さ
れ、前記パルス幅変調信号のデューティに対応するよう
に前記記録電流制御端子の電流量を調整する記録電流調
整手段と、から備えることを特徴とする記録電流制御回
路。 - 【請求項2】 前記記録電流調整手段は、前記パルス幅
変調信号を平滑してその直流電圧レベルに対応するよう
に前記記録電流制御端子の電流量を調整する請求項1記
載の記録電流制御回路。 - 【請求項3】 前記記録電流調整手段は、 前記記録電流制御端子と接地との間に接続される第1抵
抗素子と、 前記第1抵抗素子に並列接続される第2抵抗素子及びキ
ャパシタと、 前記パルス幅変調信号を入力する制御端子を有し、前記
第2抵抗素子及びキャパシタ間の接続点に接続される第
3抵抗素子と接地との間を前記パルス幅変調信号に応じ
てスイッチングするスイッチング素子と、から構成され
る請求項2記載の記録電流制御回路。 - 【請求項4】 前記記録電流制御値は、前記磁気ディス
ク記録装置に備えられた全てのヘッドのそれぞれに対応
するように設定された最適な記録電流制御値である請求
項1または請求項2記載の記録電流制御回路。 - 【請求項5】 前記最適な記録電流制御値は、前記磁気
ディスク記録装置の全てのヘッドのそれぞれに対応する
ディスク面の全てのゾーンのそれぞれに対応するように
設定された値である請求項4記載の記録電流制御回路。 - 【請求項6】 前記制御手段は、前記ディスク上にデー
タを記録するために選択されるヘッドの位置したディス
ク面のゾーンに対応する前記最適な記録電流制御値によ
るデューティで前記パルス幅変調信号を発生する請求項
5記載の記録電流制御回路。 - 【請求項7】 前記制御手段は、前記パルス幅変調信号
の出力端子を有するマイクロコントローラである請求項
6記載の記録電流制御回路。 - 【請求項8】 磁気ディスク上へのデータ記録時に記録
電流制御端子の電流量に対応する記録電流を記録データ
に応じてヘッドに印加する読出し/記録素子と、所定の
記録電流制御値に対応するデューティを有するパルス幅
変調信号によって前記記録電流制御端子の電流量を調整
する記録電流調整手段とを備える磁気ディスク記録装置
の記録電流最適化方法において、 前記記録電流制御値を一定の範囲内で段階的に増加させ
ながら各段階ごとに一定の回数だけ読出し試験を行っ
て、各段階の記録電流制御値ごとに誤り発生回数を検査
する試験過程と、 前記誤り発生回数の一番少ない段階の記録電流制御値を
最適な記録電流制御値として設定する設定過程と、を備
えてなることを特徴とする記録電流最適化方法。 - 【請求項9】 前記設定過程は、前記誤り発生回数の一
番少ない段階の記録電流制御値の最小値と最大値との平
均値を求め、最適な記録電流制御値として設定する請求
項8記載の記録電流最適化方法。 - 【請求項10】 前記設定過程は、前記最適な記録電流
制御値を前記ディスク上の保持管理領域にデフォールト
値として記録して、以後のデータ記録時に用いられるよ
うにする請求項9記載の記録電流最適化方法。 - 【請求項11】 前記試験過程の読出試験は、オフ−ト
ラック状態で行われる請求項10記載の記録電流最適化
方法。 - 【請求項12】 前記方法は、前記磁気ディスク記録装
置に備えられた全てのヘッドに対してそれぞれ前記過程
を行って、それぞれのヘッドごとに対応するように前記
最適な記録電流制御値を設定する過程をさらに備える請
求項9または請求項10記載の記録電流最適化方法。 - 【請求項13】 前記方法は、前記磁気ディスク記録装
置に備えられた全てのヘッドのそれぞれに対応するディ
スク面の全てのゾーンに対してそれぞれ前記過程を行っ
て、各ヘッドに対応するゾーンごとに前記最適な記録電
流制御値を設定する過程をさらに備える請求項12記載
の記録電流最適化方法。 - 【請求項14】 磁気ディスク上へのデータ記録時に記
録電流制御端子の電流量に対応する記録電流を記録デー
タに応じてヘッドに印加する読出し/記録素子と、所定
の記録電流制御値に対応するデューティを有するパルス
幅変調信号により前記記録電流制御端子の電流量を調整
する記録電流調整手段と、を備える磁気ディスク記録装
置の記録電流最適化方法において、 前記記録電流制御値を一定の範囲内で段階的に増加させ
つつ各段階ごとに一定の回数だけ読出し試験を行うこと
により、各段階の記録電流制御値ごとに誤り発生回数を
検査する試験過程と、 前記誤り発生回数が急激に増加する最小段階の記録電流
制御値と最大段階の記録電流制御値との平均を求め、最
適な記録電流制御値として設定する設定過程とを備えて
なることを特徴とする記録電流最適化方法。 - 【請求項15】 前記設定過程は、前記最適な記録電流
制御値を前記ディスク上の保持管理領域にデフォールト
値として記録して以後のデータ記録時に用いられるよう
にする請求項14記載の記録電流最適化方法。 - 【請求項16】 前記試験過程の読出し試験は、オフ−
トラック状態で行なわれる請求項15記載の記録電流最
適化方法。 - 【請求項17】 前記方法は、前記磁気ディスク記録装
置に備えられた全てのヘッドに対してそれぞれ前記過程
を行い、それぞれのヘッドごとに対応するように前記最
適な記録電流制御値を設定する過程を更に備える請求項
14または請求項15記載の記録電流最適化方法。 - 【請求項18】 前記方法は、前記磁気ディスク記録装
置に備えられた全てのヘッドのそれぞれに対応するディ
スク面の全てのゾーンに対してそれぞれ前記過程を行
い、各ヘッドに対応するゾーンごとに前記最適な記録電
流制御値を設定する過程を更に備える請求項17記載の
記録電流最適化方法。
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A912 | Removal of reconsideration by examiner before appeal (zenchi) |
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