JPH06349011A - 磁気記録装置の書き込み電流設定回路 - Google Patents

磁気記録装置の書き込み電流設定回路

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JPH06349011A
JPH06349011A JP5137861A JP13786193A JPH06349011A JP H06349011 A JPH06349011 A JP H06349011A JP 5137861 A JP5137861 A JP 5137861A JP 13786193 A JP13786193 A JP 13786193A JP H06349011 A JPH06349011 A JP H06349011A
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JP
Japan
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mode
sub
main
circuit
terminal
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Application number
JP5137861A
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English (en)
Inventor
Shinichi Watanabe
慎一 渡辺
Norio Shoji
法男 小路
Michiya Sako
美智也 迫
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B15/00Driving, starting or stopping record carriers of filamentary or web form; Driving both such record carriers and heads; Guiding such record carriers or containers therefor; Control thereof; Control of operating function
    • G11B15/02Control of operating function, e.g. switching from recording to reproducing
    • G11B15/12Masking of heads; circuits for Selecting or switching of heads between operative and inoperative functions or between different operative functions or for selection between operative heads; Masking of beams, e.g. of light beams
    • G11B15/125Masking of heads; circuits for Selecting or switching of heads between operative and inoperative functions or between different operative functions or for selection between operative heads; Masking of beams, e.g. of light beams conditioned by the operating function of the apparatus
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B5/00Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
    • G11B5/012Recording on, or reproducing or erasing from, magnetic disks
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B5/00Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
    • G11B5/02Recording, reproducing, or erasing methods; Read, write or erase circuits therefor
    • G11B5/027Analogue recording
    • G11B5/035Equalising

Abstract

(57)【要約】 【目的】ICピン数の削減を図れ、またモード数の増大
に伴うICピンの増大を最小限に抑えることができる磁
気記録装置の書き込み電流設定回路を実現する。 【構成】副モード用補正電流を発生させるための外付け
抵抗素子RC1〜RC3を一つのICピンT4 に接続し、集
積回路IC内部において、アンプAMP1 と同様に出力
電圧をVREF に保持するアンプAMP2 を設けるととも
に、補正電流コントロール信号CCの入力に応じてIC
ピンT4 内部電源ラインV' CC およびアンプAMP2
の出力との接続切り替えを行う副モード用スイッチ回路
SWCを設ける。これにより、外付け抵抗素子はR1
3 ,RC1〜RC3の6個必要であるが、集積回路ICの
ICピンはT1 〜T4 の4個で6モードの設定ができ、
同じモード数の場合に、従来回路に比べてICピンを削
減できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、磁気ディスク装置やフ
ロッピ−ディスク装置などの磁気記録装置の書き込み電
流を設定する回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】磁気記録装置では、書き込み電流を磁気
ヘッドに流すことにより磁界を生じさせて、磁気記録媒
体にデータを書き込む。この書き込み電流は、磁気記録
装置の持つ主動作モードに応じて異なり、書き込み電流
設定回路において、ICの内部基準電源とモード対応で
設けられた外付け抵抗素子との接続が切り替えられ、モ
ードに応じた適切な電流値に設定される。これにより、
モードに応じた書き込み電流が発生され、磁気ヘッドに
供給される。また、各主モードには、そのモードを補助
するための副モードが設けられる場合があり、その場合
には、副モードが付加される際に書き込み電流を補正す
るための外付け抵抗素子が各主モードに対応して設けら
れる。
【0003】たとえば、4メガバイト(MB)のフロッ
ピーディスクドライブ(以下、FDDという)の書き込
み電流設定回路の場合には、1MB,2MBおよび4M
Bの3つの主モードに加えて、各モードにおいてディス
ク内外周で電流を切り替えるための副モードの計6モー
ドが設定できるように構成される。
【0004】図2は、FDDの従来の書き込み電流設定
回路の構成例を示す回路図である。図2において、IC
は集積回路、T1 〜T9 はICピン、Vref は内部基準
電源、AMP1 はアンプ、SW1 〜SW3 は主モード用
スイッチ回路、SWC1〜SW C3は副モード用スイッチ回
路、SWHDはヘッド用スイッチ回路、Q1 ,Q2 はnp
n型トランジスタ、r1 ,r2 は内部抵抗素子、R1
3 ,RC1〜RC3は外付け抵抗素子、VCCは外部電源、
MHDは磁気ヘッドをそれぞれ示している。
【0005】この書き込み電流設定回路では、集積回路
ICのICピンT1 により1MB用の端子が、ICピン
2 により2MB用の端子が、ICピンT3 により4M
B用の端子がそれぞれ構成されている。また、ICピン
4 により1MB時における内外周電流切り替え用端子
が、ICピンT5 により2MB時における内外周電流切
り替え用端子が、ICピンT6により4MB時における
内外周電流切り替え用端子がそれぞれ構成されている。
【0006】集積回路IC内において、ICピンT1
スイッチ回路SW1 の一端子に接続され、スイッチ回路
SW1 の他端子はトランジスタQ1 のコレクタおよびア
ンプAMP1 の非反転入力に接続されている。ICピン
2 はスイッチ回路SW2 の一端子に接続され、スイッ
チ回路SW2の他端子はトランジスタQ1 のコレクタお
よびアンプAMP1 の非反転入力に接続されている。I
CピンT3 はスイッチ回路SW3 の一端子に接続され、
スイッチ回路SW3の他端子はトランジスタQ1 のコレ
クタおよびアンプAMP1 の非反転入力に接続されてい
る。
【0007】ICピンT4 はスイッチ回路SWC1の一端
子に接続され、スイッチ回路SWC1の他端子は内部基準
電源Vref およびICピンT9 に接続されている。IC
ピンT5 はスイッチ回路SWC2の一端子に接続され、ス
イッチ回路SWC2の他端子は内部基準電源Vref および
ICピンT9 に接続されている。ICピンT6 はスイッ
チ回路SWC3の一端子に接続され、スイッチ回路SWC3
の他端子は内部基準電源Vref およびICピンT9 に接
続されている。
【0008】また、内部基準電源Vref はアンプAMP
1 の反転入力に接続され、アンプAMP1 の出力はトラ
ンジスタQ1 およびQ2 のベースに接続されている。ト
ランジスタQ1 およびQ2 のエミッタは、それぞれ抵抗
素子r1 ,r2 を介して接地されている。トランジスタ
2 のコレクタはスイッチ回路SWHDの端子cに接続さ
れ、スイッチ回路SWHDの端子aはICピンT7 に接続
され、端子bはICピンT8 に接続されている。
【0009】集積回路IC外部において、外付けの各抵
抗素子R1 ,R2 ,R3 の一端は外部電源VCC、端子T
9 および磁気ヘッドMHDに接続されている。抵抗素子
1 の他端はICピンT1 に接続され、これらの接続中
点とICピンT4 との間に外付け抵抗素子RC1が接続さ
れている。抵抗素子R2 の他端はICピンT2 に接続さ
れ、これらの接続中点とICピンT5 との間に外付け抵
抗素子RC2が接続されている。抵抗素子R3 の他端はI
CピンT3 に接続され、これらの接続中点とICピンT
6 との間に外付け抵抗素子RC3が接続されている。磁気
ヘッドMHDの2端子はICピンT7 ,T8 にそれぞれ
接続されている。
【0010】主モード用スイッチ回路SW1 は主モード
コントロール信号CM1の入力に応じてオン/オフさ
れ、主モード用スイッチ回路SW2 は主モードコントロ
ール信号CM2の入力に応じてオン/オフされ、主モー
ド用スイッチ回路SW3 は主モードコントロール信号C
M3の入力に応じてオン/オフされる。副モード用スイ
ッチ回路SWC1〜SWC3は副モードをコントロールする
ための補正電流コントロール信号CCの入力に応じてオ
ン/オフされる。また、ヘッド用スイッチ回路SWHD
矩形状の書き込みデータの立ち上がり、立ち下がりに応
じて端子cとの接続を端子aおよびbとで切り替える。
これにより、書き込み電流IW の磁気ヘッドMHDへの
供給方向が切り替えられる。
【0011】このような構成において、たとえば、1M
Bモードでディスクの内周側にデータを書き込む場合に
は、主モードコントロール信号CM1〜CM3のうち、
主モードコントロール信号CM1のみアクティブでスイ
ッチ回路SW1 に入力される。これにより、スイッチ回
路SW1 がオン状態に保持され、スイッチ回路SW2
SW3 はオフ状態に保持される。また、ディスク内周側
にデータを書き込む場合には、隣接するデータ間で干渉
し合うことなどを避けるため外周側より小さい電流で書
き込みを行う必要があることから、副モードによる電流
の補正は行われない。したがって、補正電流コントロー
ル信号CCは非アクティブの状態で副モード用の各スイ
ッチ回路SWC1〜SWC3に入力され、各スイッチ回路S
C1〜SWC3はオフ状態に保持される。
【0012】その結果、外付け抵抗素子R1 に内部基準
電源Vref による内部基準電圧VRE F が印加されること
になり、このときの書き込み電流IWIは次式で与えられ
る。 IWI=VREF /R1V ただし、R1Vは抵抗素子R1 の抵抗値を示す。
【0013】一方、この1MBモードにおいて、ディス
クの外周側にデータを記録する場合には、深く書き込ん
でもデータ間で干渉し合うおそれが少ないことから、上
述した内周側への書き込み時の書き込み電流IWIに補正
電流IWCが加えられ、内周側の書き込み電流より大きな
電流で書き込みが行われる。すなわち、補正電流コント
ロール信号CCがアクティブの状態で副モード用の各ス
イッチ回路SWC1〜SWC3に入力され、各スイッチ回路
SWC1〜SWC3はオン状態に保持される。
【0014】その結果、外付け抵抗素子R1 のみなら
ず、抵抗素子RC1にも内部基準電圧V REF が印加される
ことになり、このときの書き込み電流IWOは次式で示す
ように、抵抗素子R1 による電流と抵抗素子RC1による
電流との合成電流となる。 IWO=(VREF /R1V)+(VREF /RC1V ) ただし、Rc1V は抵抗素子RC1の抵抗値を示す。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た回路では、外付け抵抗素子およびICピンが共に6本
必要であり、特にICピンが外付け抵抗素子と同数必要
であることから、パッケージの大型化を招くなどの問題
がある。さらに、今後、主モード数が増えた場合には、
モード数をM、各モードでの補正用副モード数をCとす
ると、ICピン数は(M×C)となり、大幅なピン数の
増大となる。
【0016】本発明は、かかる事情に鑑みてなされたも
のであり、その目的は、集積回路の端子数の削減を図
れ、また、モード数の増大に伴う端子数の増大を最小限
に抑えることができる磁気記録装置の書き込み電流設定
回路を提供することにある。
【0017】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明では、複数の主モードと、これら主モードに
対する補正を行うための少なくとも一の副モードとを有
し、集積回路内に設けた内部基準電源と複数の外付け抵
抗素子との接続を切り替えることにより各モードに応じ
た書き込み電流を設定して磁気ヘッドに供給する磁気記
録装置の書き込み電流設定回路であって、上記各主モー
ドに対応して集積回路に設けられた複数の主モード用端
子と、集積回路に設けられた副モード用端子と、上記各
主モード用端子に接続された複数の主モード用外付け抵
抗素子と、上記各主モード用端子と各主モード用抵抗素
子との各接続中点と上記副モード用端子との間に接続さ
れた複数の副モード用外付け抵抗素子と、主モードコン
トロール信号の入力に応じて上記内部基準電源の接続を
各主モード用外付け抵抗素子との間で選択的に切り替え
る主モード用スイッチ回路と、出力を上記内部基準電源
による基準電圧レベルに保持する基準電圧レベル保持回
路と、副モードコントロール信号の入力に応じて上記副
モード用端子の接続を上記内部基準電源と上記基準電圧
レベル保持回路の出力との間で選択的に切り替える副モ
ード用スイッチ回路とを有し、上記主モード用スイッチ
回路を介して磁気ヘッドに書き込み電流を供給する。
【0018】
【作用】本発明によれば、主モードコントロール信号の
入力状態に応じて、主モード用スイッチ回路により一の
主モード用端子を介して、この端子に接続された主モー
ド用外付け抵抗素子が内部基準電源に接続され、内部基
準電源による基準電圧が選択的に接続された主モード用
外付け抵抗素子に印加される。これにより、書き込み電
流として内部基準電圧をこの主モード用外付け抵抗素子
の抵抗値で除した主電流が発生される。このとき、副モ
ードを機能させない場合には、副モードコントロール信
号がたとえば非アクティブな状態で副モード用スイッチ
回路に入力され、副モード用端子が基準電圧レベル保持
回路の出力に接続される。その結果、上述した選択的に
接続された主モード用外付け抵抗素子と主モード用端子
との接続中点および副モード用端子は同レベルとなり、
当該接続中点と副モード用端子との間に接続された副モ
ード用外付け抵抗素子による補正電流の発生が抑止され
る。したがって、副モードを機能させない場合には、内
部基準電圧を選択的に接続した主モード用外付け抵抗素
子の抵抗値で除した主電流のみが主モード用スイッチ回
路を介して磁気ヘッドに供給される。
【0019】これに対して、副モードを機能させる場合
には、副モードコントロール信号がたとえばアクティブ
な状態で副モード用スイッチ回路に入力され、副モード
用端子が内部基準電源に接続される。その結果、内部基
準電圧を、上述した選択的に接続された主モード用外付
け抵抗素子と主モード用端子との接続中点と副モード用
端子との間に接続された副モード用外付け抵抗素子の抵
抗値で除した補正電流が発生され、上述した主電流にた
しこまれる。したがって、副モードを機能させる場合に
は、主電流に補正電流が加えられた電流が書き込み電流
として主モード用スイッチ回路を介し磁気ヘッドに供給
される。
【0020】
【実施例】図1は、本発明に係るFDDの書き込み電流
設定回路の一実施例を示す回路図であって、従来例を示
す図2と同一構成部分は同一符号をもって表す。すなわ
ち、ICは集積回路、T1 〜T4 ,T7 〜T9 はICピ
ン、Vref は内部基準電源、AMP1 ,AMP2 はアン
プ、SW1 〜SW3 は主モード用スイッチ回路、SWC
は副モード用スイッチ回路、SWHDはヘッド用スイッチ
回路、Q 1 ,Q2 はnpn型トランジスタ、r1 ,r2
は内部抵抗素子、R1 〜R3 ,R C1〜RC3は外付け抵抗
素子、VCCは外部電源、MHDは磁気ヘッドをそれぞれ
示している。
【0021】この書き込み電流設定回路では、集積回路
ICのICピンT1 により1MB用の端子が、ICピン
2 により2MB用の端子が、ICピンT3 により4M
B用の端子がそれぞれ構成され、ICピンT4 が1M
B,2MBおよび4MB時における副モードとしての内
外周電流切り替え用端子を兼用するように構成されてい
る。
【0022】したがって、集積回路ICの外部において
は、外付け抵抗素子RC1〜RC3の他端は全てICピンT
4 に接続されている。そして、図2の構成と同様に、抵
抗素子RC1の一端は外付け抵抗素子R1 とICピンT1
との接続中点に接続され、抵抗素子RC2の一端は外付け
抵抗素子R2とICピンT2 との接続中点に接続され、
抵抗素子RC3の一端は外付け抵抗素子R3 とICピンT
3 との接続中点に接続されている。
【0023】また、集積回路ICの内部において、IC
ピンT4 は副モード用スイッチ回路SWCの端子cに接
続されている。スイッチ回路SWCの接点端子aは内部
基準電源Vref とICピンT9 との接続中点に接続さ
れ、接点端子bは基準電圧レベル保持回路としてのアン
プAMP 2 の出力および非反転入力に接続されている。
アンプAMP2 の反転入力はアンプAMP1 の反転入力
と内部基準電源Vrefとの接続中点に接続されている。
【0024】副モード用スイッチ回路SWCは補正電流
コントロール信号CCが非アクティブの場合には端子c
と端子bとを接続し、補正電流コントロール信号CCが
アクティブの場合には端子cと端子aとを接続する。
【0025】次に、上記構成による動作を、1MBモー
ドでディスクの内外周にデータを書き込む場合を例に説
明する。1MBモードでディスクの内周側にデータを書
き込む場合には、主モードコントロール信号CM1〜C
M3のうち、主モードコントロール信号CM1のみアク
ティブでスイッチ回路SW1 に入力される。これによ
り、スイッチ回路SW1 がオン状態に保持され、スイッ
チ回路SW2,SW3 はオフ状態に保持される。
【0026】また、ディスク内周側にデータを書き込む
場合には、隣接するデータ間で干渉し合うことなどを避
けるため外周側より小さい電流で書き込みを行う必要が
あることから、副モードによる電流の補正は行われな
い。したがって、補正電流コントロール信号CCは非ア
クティブの状態で副モード用スイッチ回路SWCに入力
される。これにより、スイッチ回路SWCにおいては、
端子cと端子bとが接続される。すなわち、ICピンT
4 とアンプAMP2の出力とが接続される。
【0027】その結果、ICピンT4 は内部基準電圧V
REF レベルになり、外付け抵抗素子RC1の両端は同レベ
ルとなることから、抵抗素子RC1による電流の発生が抑
止され、このときの書き込み電流IWIは次式で与えられ
る。 IWI=(VREF /R1V)+{(VREF −VREF )/
1V}=(VREF /R1V) なお、このとき、IC外部の外付け抵抗素子R2 −RC2
およびR3 −RC3の経路によりアンプAMP2 へ電流が
流れ込むが、アンプAMP2 の出力インピーダンスが十
分低いので、VREF の電圧となり、上記した式が導かれ
る。
【0028】一方、この1MBモードにおいて、ディス
クの外周側にデータを書き込む場合には、深く書き込ん
でもデータ間で干渉し合うおそれが少ないことから、上
述した内周側への書き込み時の書き込み電流IWIに補正
電流IWCが加えられ、内周側の書き込み電流より大きな
電流で書き込みが行われる。すなわち、補正電流コント
ロール信号CCがアクティブの状態で副モード用スイッ
チ回路SWCに入力され、スイッチ回路SWCにおいて
は、端子cと端子aとが接続され、ICピンT4 が内部
基準電源Vref に接続される。
【0029】その結果、外付け抵抗素子R1 のみなら
ず、抵抗素子RC1にも内部基準電圧V REF が印加される
ことになり、このときの書き込み電流IWOは次式で示す
ように、抵抗素子R1 による電流と抵抗素子RC1による
電流との合成電流となる。 IWo=(VREF /R1V)+(VREF /RC1V
【0030】以上の動作は、他の2MBモードおよび4
MBモードの場合にも同様に行われる。
【0031】以上説明したように、本実施例によれば、
副モード用補正電流を発生させるための外付け抵抗素子
C1〜RC3を一つのICピンT4 に接続し、集積回路I
C内部において、アンプAMP1 と同様に出力電圧をV
REF に保持するアンプAMP 2 を設けるとともに、補正
電流コントロール信号CCの入力に応じてICピンT 4
と内部基準電源Vref およびアンプAMP2 の出力との
接続切り替えを行う副モード用スイッチ回路SWCを設
けたので、外付け抵抗素子はR1 〜R3 ,RC1〜RC3
6個必要であるが、集積回路ICのICピンはT1 〜T
4 の4個で6モードの設定ができる。したがって、同じ
モード数の場合に、従来回路に比べてICピンを削減で
きる。
【0032】なお、主モード数および副モード数は本実
施例に限定されるものでないことはいうまでもなく、さ
らに、今後、主モード数が増えた場合には、モード数を
M、各モードでの補正用副モード数をCとすると、IC
ピン数は(M+C)となり、従来回路の(M×C)と比
べて、大幅なピン数の削減を図れる。
【0033】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
主モード数をM、各モードでの補正用副モード数をCと
すると、集積回路の端子数は(M+C)となり、従来回
路の(M×C)と比べて、大幅な端子数の削減を図れ、
また、モード数の増大に伴う端子数の増大を最小限に抑
えることができ、ひいてはパッケージの大型化を防止で
きる利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るFDDの書き込み電流設定回路の
一実施例を示す回路図である。
【図2】従来のFDDの書き込み電流設定回路の一実施
例を示す回路図である。
【符号の説明】
IC…集積回路 T1 〜T9 …ICピン Vref …内部基準電源 AMP1 ,AMP2 …アンプ SW1 〜SW3 …主モード用スイッチ回路 SWC…副モード用スイッチ回路 SWHD…ヘッド用スイッチ回路 Q1 ,Q2 …npn型トランジスタ r1 ,r2 …内部抵抗素子 R1 〜R3 ,RC1〜RC3…外付け抵抗素子 VCC…外部電源 MHD…磁気ヘッド
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成5年8月13日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0004
【補正方法】変更
【補正内容】
【0004】図2は、FDDの従来の書き込み電流設定
回路の構成例を示す回路図である。図2において、IC
は集積回路、T1 〜T9 はICピン、Vref は内部基準
電源、AMP1 はアンプ、SW1 〜SW3 は主モード用
スイッチ回路、SWC1〜SW C3は副モード用スイッチ回
路、SWHDはヘッド用スイッチ回路、Q1 ,Q2 はnp
n型トランジスタ、r1 ,r2 は内部抵抗素子、R1
3 ,RC1〜RC3は外付け抵抗素子、VCCは外部電源、
V' CCは内部電源ライン、MHDは磁気ヘッドをそれぞ
れ示している。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0017
【補正方法】変更
【補正内容】
【0017】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明では、複数の主モードと、これら主モードに
対する補正を行うための少なくとも一の副モードとを有
し、集積回路内に設けた内部基準電源と複数の外付け抵
抗素子との接続を切り替えることにより各モードに応じ
た書き込み電流を設定して磁気ヘッドに供給する磁気記
録装置の書き込み電流設定回路であって、上記各主モー
ドに対応して集積回路に設けられた複数の主モード用端
子と、集積回路に設けられた副モード用端子と、上記各
主モード用端子に接続された複数の主モード用外付け抵
抗素子と、上記各主モード用端子と各主モード用抵抗素
子との各接続中点と上記副モード用端子との間に接続さ
れた複数の副モード用外付け抵抗素子と、主モードコン
トロール信号の入力に応じて上記内部基準電源の接続を
各主モード用外付け抵抗素子との間で選択的に切り替え
る主モード用スイッチ回路と、出力を上記内部基準電源
による基準電圧レベルに保持する基準電圧レベル保持回
路と、副モードコントロール信号の入力に応じて上記副
モード用端子の接続を上記内部電源ラインと上記基準電
圧レベル保持回路の出力との間で選択的に切り替える副
モード用スイッチ回路とを有し、上記主モード用スイッ
チ回路を介して磁気ヘッドに書き込み電流を供給する。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0019
【補正方法】変更
【補正内容】
【0019】これに対して、副モードを機能させる場合
には、副モードコントロール信号がたとえばアクティブ
な状態で副モード用スイッチ回路に入力され、副モード
用端子が内部電源ラインに接続される。その結果、内部
基準電圧を、上述した選択的に接続された主モード用外
付け抵抗素子と主モード用端子との接続中点と副モード
用端子との間に接続された副モード用外付け抵抗素子の
抵抗値で除した補正電流が発生され、上述した主電流に
たしこまれる。したがって、副モードを機能させる場合
には、主電流に補正電流が加えられた電流が書き込み電
流として主モード用スイッチ回路を介し磁気ヘッドに供
給される。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0020
【補正方法】変更
【補正内容】
【0020】
【実施例】図1は、本発明に係るFDDの書き込み電流
設定回路の一実施例を示す回路図であって、従来例を示
す図2と同一構成部分は同一符号をもって表す。すなわ
ち、ICは集積回路、T1 〜T4 ,T7 〜T9 はICピ
ン、Vref は内部基準電源、AMP1 ,AMP2 はアン
プ、SW1 〜SW3 は主モード用スイッチ回路、SWC
は副モード用スイッチ回路、SWHDはヘッド用スイッチ
回路、Q 1 ,Q2 はnpn型トランジスタ、r1 ,r2
は内部抵抗素子、R1 〜R3 ,R C1〜RC3は外付け抵抗
素子、VCCは外部電源、V' CCは内部電源ライン、MH
Dは磁気ヘッドをそれぞれ示している。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0023
【補正方法】変更
【補正内容】
【0023】また、集積回路ICの内部において、IC
ピンT4 は副モード用スイッチ回路SWCの端子cに接
続されている。スイッチ回路SWCの接点端子aは内部
電源ラインV' CC とICピンT9 との接続中点に接続さ
れ、接点端子bは基準電圧レベル保持回路としてのアン
プAMP2 の出力および非反転入力に接続されている。
アンプAMP2 の反転入力はアンプAMP1 の反転入力
と内部基準電源Vrefとの接続中点に接続されている。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0028
【補正方法】変更
【補正内容】
【0028】一方、この1MBモードにおいて、ディス
クの外周側にデータを書き込む場合には、深く書き込ん
でもデータ間で干渉し合うおそれが少ないことから、上
述した内周側への書き込み時の書き込み電流IWIに補正
電流IWCが加えられ、内周側の書き込み電流より大きな
電流で書き込みが行われる。すなわち、補正電流コント
ロール信号CCがアクティブの状態で副モード用スイッ
チ回路SWCに入力され、スイッチ回路SWCにおいて
は、端子cと端子aとが接続され、ICピンT4 内部
電源ラインV' CC に接続される。
【手続補正8】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0031
【補正方法】変更
【補正内容】
【0031】以上説明したように、本実施例によれば、
副モード用補正電流を発生させるための外付け抵抗素子
C1〜RC3を一つのICピンT4 に接続し、集積回路I
C内部において、アンプAMP1 と同様に出力電圧をV
REF に保持するアンプAMP 2 を設けるとともに、補正
電流コントロール信号CCの入力に応じてICピンT 4
内部電源ラインV' CC およびアンプAMP2 の出力と
の接続切り替えを行う副モード用スイッチ回路SWCを
設けたので、外付け抵抗素子はR1 〜R3 ,R C1〜RC3
の6個必要であるが、集積回路ICのICピンはT1
4 の4個で6モードの設定ができる。したがって、同
じモード数の場合に、従来回路に比べてICピンを削減
できる。
【手続補正9】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】符号の説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【符号の説明】 IC…集積回路 T1 〜T9 …ICピン Vref …内部基準電源 AMP1 ,AMP2 …アンプ SW1 〜SW3 …主モード用スイッチ回路 SWC…副モード用スイッチ回路 SWHD…ヘッド用スイッチ回路 Q1 ,Q2 …npn型トランジスタ r1 ,r2 …内部抵抗素子 R1 〜R3 ,RC1〜RC3…外付け抵抗素子 VCC…外部電源V' CC…内部電源ライン MHD…磁気ヘッド
【手続補正11】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図1
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【手続補正12】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図2
【補正方法】変更
【補正内容】
【図2】

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の主モードと、これら主モードに対
    する補正を行うための少なくとも一の副モードとを有
    し、集積回路内に設けた内部基準電源と複数の外付け抵
    抗素子との接続を切り替えることにより各モードに応じ
    た書き込み電流を設定して磁気ヘッドに供給する磁気記
    録装置の書き込み電流設定回路であって、 上記各主モードに対応して集積回路に設けられた複数の
    主モード用端子と、 集積回路に設けられた副モード用端子と、 上記各主モード用端子に接続された複数の主モード用外
    付け抵抗素子と、 上記各主モード用端子と各主モード用抵抗素子との各接
    続中点と上記副モード用端子との間に接続された複数の
    副モード用外付け抵抗素子と、 主モードコントロール信号の入力に応じて上記内部基準
    電源の接続を各主モード用外付け抵抗素子との間で選択
    的に切り替える主モード用スイッチ回路と、 出力を上記内部基準電源による基準電圧レベルに保持す
    る基準電圧レベル保持回路と、 副モードコントロール信号の入力に応じて上記副モード
    用端子の接続を上記内部基準電源と上記基準電圧レベル
    保持回路の出力との間で選択的に切り替える副モード用
    スイッチ回路とを有し、 上記主モード用スイッチ回路を介して磁気ヘッドに書き
    込み電流を供給することを特徴とする磁気記録装置の書
    き込み電流設定回路。
JP5137861A 1993-06-08 1993-06-08 磁気記録装置の書き込み電流設定回路 Pending JPH06349011A (ja)

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