JPH09288756A - 包装硬貨入金機 - Google Patents

包装硬貨入金機

Info

Publication number
JPH09288756A
JPH09288756A JP8098903A JP9890396A JPH09288756A JP H09288756 A JPH09288756 A JP H09288756A JP 8098903 A JP8098903 A JP 8098903A JP 9890396 A JP9890396 A JP 9890396A JP H09288756 A JPH09288756 A JP H09288756A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
packaging
packaging coin
coin
mounting table
coins
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP8098903A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3455010B2 (ja
Inventor
Hiroshi Sato
浩 佐藤
Masahiko Yoshino
正彦 吉野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Laurel Bank Machine Co Ltd
Original Assignee
Laurel Bank Machine Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Laurel Bank Machine Co Ltd filed Critical Laurel Bank Machine Co Ltd
Priority to JP09890396A priority Critical patent/JP3455010B2/ja
Publication of JPH09288756A publication Critical patent/JPH09288756A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3455010B2 publication Critical patent/JP3455010B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Testing Of Coins (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 コンパクトにできる包装硬貨入金機を提供す
る。 【解決手段】 複数の包装硬貨を一方向に並列に整列さ
せた状態で載置させる載置台48と、該載置台48の上
方を前記一方向に沿って移動可能に設けられるととも
に、該移動により載置台48上に載置された包装硬貨の
外周に当接して上下動し該上下動量を検出する検出手段
26と、該検出手段26の上下動量から各包装硬貨の金
種を識別する判別手段とを具備してなることにより、載
置台48を移動させる必要をなくす。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、包装硬貨の金種を
識別して収納する包装硬貨入金機に関する。
【0002】
【従来の技術】複数の包装硬貨を一括して受け入れ、そ
れぞれの金種を識別した後に収納する包装硬貨入金機と
して、例えば実開平5−59569号公報に開示された
ものがある。この包装硬貨入金機は、複数の包装硬貨を
整列状態で載置させる一の平面状の載置面を有するとと
もに該包装硬貨の整列方向に沿って一方向に水平移動可
能な載置台と、この載置台の水平移動により該載置台に
搭載される包装硬貨の外周面に順次当接して上下動する
可動部材とを有している。そして、載置台の一方向移動
によって、載置台上の包装硬貨が可動部材を外径に応じ
た距離だけ上下動させることにより、該可動部材の上下
動の距離から各包装硬貨の外径を算出し、該外径からそ
れぞれの金種を識別するようになっている。また、受け
入れた包装硬貨を全て識別した後、金種を識別する時と
は逆方向に載置台が移動すると、前記可動部材が載置台
上に搭載される包装硬貨の移動を規制することにより、
前記載置台の一方から下方に設けられた収納部に識別し
た包装硬貨を落とし込むようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記の包装硬貨入金機
においては、載置台上の包装硬貨の金種を識別するとき
に載置台自体を水平移動させる構成となっているため、
少なくともこの載置台が水平移動するだけのスペースが
内部に必要であり、受け入れる包装硬貨の数に対して全
体が大きくなってしまうという問題があった。
【0004】したがって、本発明の目的は、コンパクト
にできる包装硬貨入金機を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の請求項1記載の包装硬貨入金機は、複数の
包装硬貨を受け入れるとともに、受け入れた包装硬貨
を、その金種を全て識別した後、機体内の収納部に放出
して収納するものであって、複数の包装硬貨を一方向に
並列に整列させた状態で載置させる載置台と、該載置台
の上方を前記一方向に沿って移動可能に設けられるとと
もに、該移動により載置台上に載置された包装硬貨の外
周に当接して上下動し該上下動量を検出する検出手段
と、該検出手段の上下動量から各包装硬貨の金種を識別
する判別手段と、を具備してなることを特徴としてい
る。これにより、検出手段が移動することによって載置
台に載置された包装硬貨に当接しつつ上下動して上下動
量を検出するため、載置台を水平移動させる必要がな
く、当然のことながら、内部に載置台を水平移動させる
スペースが必要なくなる。
【0006】本発明の請求項2記載の包装硬貨入金機
は、請求項1記載のものに関して、前記載置台は、前記
一方向に沿う軸を中心に回動自在に設けられていること
を特徴としている。これにより、載置台の回動で、載置
台に載置された複数の包装硬貨を一度に収納部に向け落
下させることができる。
【0007】本発明の請求項3記載の包装硬貨入金機
は、請求項2記載のものに関して、前記載置台は、前記
軸を中心に水平に対し傾斜した状態で複数の包装硬貨を
載置させるとともに、該載置された複数の包装硬貨の傾
斜方向下方側にその下方側端面に当接するガイド部材を
具備してなることを特徴としている。これにより、予め
載置台を傾斜させておくことができるため、包装硬貨の
落下に必要な載置台の回動角度を減らすことができる。
【0008】本発明の請求項4記載の包装硬貨入金機
は、請求項1乃至3のいずれか一項に記載のものに関し
て、前記載置台には、包装硬貨を個別に載置させてその
姿勢を一定させる凹部が複数前記一方向に並列に形成さ
れていることを特徴としている。これにより、凹部で包
装硬貨の姿勢および位置が一定されることになるため、
検出手段が包装硬貨に倣ってその外径に応じた量だけ確
実に上下動されることになる。
【0009】本発明の請求項5記載の包装硬貨入金機
は、請求項4記載のものに関して、前記凹部は、前記一
方向において対向する一対の平面部を有し、これら平面
部同士が下側が相互に近接するよう傾斜していることを
特徴としている。これにより、載置台の包装硬貨を載置
する面が一の平面状とされている場合に比して、前記傾
斜によって包装硬貨の外径差を増幅させることができ
る。
【0010】本発明の請求項6記載の包装硬貨入金機
は、請求項4または5に記載のものに関して、前記各凹
部に載置された包装硬貨の孔の有無を検出するセンサを
それぞれ設け、前記判別手段は、前記検出手段の検出結
果と前記センサの検出結果とから包装硬貨の正常・異常
を識別することを特徴としている。これにより、外径と
孔の有無とから包装硬貨の正常・異常を識別することに
なる。
【0011】本発明の請求項7記載の包装硬貨入金機
は、請求項6記載のものに関して、さらに表示部を有
し、前記判別手段は、各凹部を他の凹部と識別するため
の番号を予め記憶しており、包装硬貨が異常であると識
別した場合、異常と識別した包装硬貨が載置されている
凹部の番号を前記表示部に表示させることを特徴として
いる。これにより、いずれの凹部の包装硬貨が異常であ
るかを確実に認識させることができる。
【0012】本発明の請求項8記載の包装硬貨入金機
は、請求項6記載のものに関して、各凹部に対応して発
光手段をそれぞれ設け、前記判別手段は、包装硬貨が異
常であると識別した場合、異常と識別した包装硬貨が載
置されている凹部に対応して設けられた発光手段のみを
発光させることを特徴としている。これにより、いずれ
の凹部の包装硬貨が異常であるかを確実に認識させるこ
とができる。
【0013】本発明の請求項9記載の包装硬貨入金機
は、請求項1乃至8のいずれか一項に記載のものに関し
て、前記判別手段は、前記検出手段の前記一方向におけ
る往行程移動および復行程移動のいずれの行程での上下
動量からも各包装硬貨の金種を識別することを特徴とし
ている。これにより、判別手段が、検出手段の往行程移
動で各包装硬貨に金種を識別した後、次に受け入れる包
装硬貨については検出手段の復行程移動で金種を識別す
れば、一の往復行程で識別する場合に比して、検出手段
の移動の効率を向上させることができる。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明の包装硬貨入金機の一の実
施の形態を図1〜図11を参照して以下に説明する。図
1は包装硬貨入金機の外観図であり、水平一方向に長く
水平一方向に短い直方体形状の機体11の上面11a
に、開閉して包装硬貨Cを内部に受け入れるための扉1
2が設けられ、また機体11の上面11aの扉12より
前面11b側に、処理を行う者に対し包装硬貨Cの識別
結果等の情報を外部表示させるための表示部13と、処
理を行う者による、スタート/ストップ/入金/取消等
の外部入力がなされる操作部14とが設けられていて、
さらに機体11の下部には前面11bからの引き出しお
よび収納が可能とされた、図2および図3に示すように
上部開口箱型をなす収納部15が設けられている。
【0015】図2および図3に示すように、扉12は、
機体11の上面11aに機体11の長手方向に長く機体
11の幅方向(短手方向)に短い形状をなして貫通形成
された開口部17に入り込んでこれを閉塞する形状をな
しており、機体11の幅方向における開口部17の一側
に機体11の長手方向に沿って配置された回動軸18に
一側が支持されている。そして、上面11aと面一をな
して閉状態とされる一方、回動軸18に対して反対側が
上昇するように回動されることにより、前記開口部17
を開かせる。
【0016】機体11内の扉12の下側には、検出機構
20が設けられている。この検出機構20は、機体11
の幅方向における両側に、機体11の長手方向に沿って
位置固定で設けられた摺動軸21,22と、これら摺動
軸21,22に、それぞれ摺動自在に嵌合された摺動ブ
ロック23,24と、両摺動ブロック23,24に水平
をなして固定された平板状の支持板部25と、該支持板
部25の下側に両摺動ブロック23,24間に配置され
た状態で取り付けられた検出部(検出手段)26とを有
している。ここで、検出部26は、その筐体27の下面
27aが機体11の長手方向に沿いかつ機体11の幅方
向における一側(上記回動軸18の配置側と同側)が他
側に対し高くなるよう傾斜されている(検出部26につ
いては後述する)。
【0017】また、検出機構20は、摺動ブロック24
の下側に配置された移動部29を有している。この移動
部29は、機体11の幅方向に回転軸線を配置しかつ機
体11の長手方向に沿って互いに離間配置された一対の
プーリ30,31と、これらプーリ30,31間に掛け
られた無端ベルト32とを有しており、該無端ベルト3
2の上辺側に摺動ブロック24が固定されている。
【0018】移動部29は、一方のプーリ30の下側
に、回転軸34を機体11の幅方向に沿わせて取り付け
られたモータ35と、このモータ35の回転軸に固定さ
れたギア36と、該ギア36に噛み合うよう回転自在の
支持軸37に固定された、該ギア36より歯数の多いギ
ア38と、支持軸37に固定されたプーリ39と、この
プーリ39と上記プーリ30との間に掛けられた無端ベ
ルト40とを有している。
【0019】これにより、移動部29のモータ35が回
転するとギア36,38、プーリ39、無端ベルト40
を介してプーリ30が回転され、このプーリ30の回転
により無端ベルト32が回転する。すると、これに固定
された摺動ブロック24が摺動軸22に沿って摺動する
とともに該摺動ブロック24に支持板部25を介して固
定された摺動ブロック23が摺動軸21に沿って摺動
し、検出部26が一体に同方向に移動する。ここで、モ
ータ35は、図12に示すコントローラ(判別手段)4
1で回転量が制御されるようになっている。コントロー
ラ41は、モータ35の回転量(あるいは駆動時間)お
よび回転方向等の作動のための制御データ等が予め記憶
されたROM41aと、該ROM41aに記憶された制
御データにしたがってモータ35等を駆動制御するCP
U41bと、検出部26による検出データ等を記憶する
ためのRAM41cとで構成されている。
【0020】検出部26と、摺動ブロック23との間に
は、鉛直に沿いかつ機体11の長さ方向に沿うガイド板
42が設けられており、摺動ブロック24との間にも、
機体11の長さ方向に沿うガイド板(ガイド部材)43
が設けられている。このガイド板43は、上側が鉛直方
向に沿っており、下側が検出部26の筐体27の下面2
7aと直交する方向に延在するよう屈曲された形状をな
している。
【0021】機体11内の摺動軸21の下側には、機体
11の長手方向に沿って位置固定で回動自在に支持され
た回動軸45が設けられており、該回動軸45には、平
板状の回転台46が、その長手方向を該回動軸45に沿
わせた状態でその幅方向における一側において嵌合固定
されている。
【0022】回転台46上には、複数の包装硬貨Cを一
方向に並列に整列させた状態で載置させるための載置台
48がその長手方向を回転台46の長手方向に沿わせ、
その幅方向を回転台46の幅方向に沿わせて固定されて
いる。この載置台48には、回転台46に対し反対側の
上面48aに、該載置台48の幅方向に全幅にわたって
延在する凹部50が、該載置台48の長さ方向に複数
(図示例は10カ所)、相互に平行をなして並列に配置
されている。
【0023】すべての凹部50は、図4等に示すよう
に、その延在方向に軸線方向を沿わせた状態で包装硬貨
Cを個別に載置させてその姿勢を一定させるためのもの
で、すべて同じ形状をなしており、載置台48の全幅に
わたって載置台48の上面48aからの深さを一定させ
た溝部51と、載置台48の全幅にわたって載置台48
の上面48aからの深さが一定となる溝部51の両側同
深さ位置から、載置台48の上面48aに対し同じ角度
(例えば45゜)をなすよう相互に反対方向に傾斜しつ
つ上面48aまで延出する一対の平面部52,52とで
構成されている。このように構成されることにより、凹
部50は、載置台48の長手方向において対向する平面
部52,52同士の下側が相互に近接するよう傾斜する
ことになる。ここで、凹部50の形状および配置は、取
り扱うすべての包装硬貨Cが両平面部52,52に線接
触で当接した状態で載置されるように、また隣り合う凹
部50,50同士に載置された包装硬貨C,C同士が干
渉せぬように、設定されている。
【0024】回転台46の下側には、機体11の長手方
向に沿って回転軸54が配置されたモータ55と、この
モータ55の回転軸54から側方に延出することにより
該モータ55で回動角度が制御されるアーム56と、該
アーム56の回転軸54に対し反対側に回転軸54と平
行をなして回転自在に取り付けられたローラ57とが設
けられている。ここで、コントローラ41のCPU41
bは、ROM41aに予め設定記憶された制御データに
したがった回転量(あるいは駆動時間)および回転方向
等でモータ55を制御するようになっている。
【0025】ここで、モータ55は、アーム56を回転
台46および載置台48の方向に延在させかつ該回転台
46および載置台48と略直交する位置で停止させたと
き(図2に示す状態)、そのローラ57で該回転台46
および載置台48を、回動軸45に対し反対側が回動軸
45側より下側に位置するよう傾斜させた状態で支持す
る。この待機状態において、載置台48のすべての凹部
50の平面部52,52に線接触で載置された包装硬貨
Cは、その傾斜方向下方側の端面が傾斜方向下方側に位
置するガイド板43の下部に当接させられて移動すなわ
ち滑り落ちが規制される。また、この待機状態におい
て、載置台48はその上面48aを検出部26の筐体2
7の下面27aに平行させる。
【0026】他方、アーム56を前記に対し所定角度
(例えば90゜)回動させた位置で停止させると(図5
に示す状態)、そのローラ57で該回転台46を、上記
よりさらに大きな角度で傾斜させた状態で支持する。こ
の収納状態において、載置台48は、すべての凹部50
に載置された包装硬貨Cがその傾斜下側の端面をガイド
板43より下方に位置させて移動の規制を解除させる。
これにより、規制が解除された包装硬貨Cは、自重で滑
って下方に落下し、機体11の下部に設けられた収納部
15に落とし込まれる。なお、コントローラ41のCP
U41bは、モータ55を、上記待機状態と収納状態と
の間で回転台46および載置台48が回動するようにR
OM41aに記憶された制御データにしたがって回転さ
せることになる。
【0027】上述した検出機構20の検出部26は、移
動部29により摺動軸21,22に沿って移動すること
によって、待機位置にある載置台48の上方を該載置台
48の長手方向に沿って水平移動する。そして、検出部
26は、図4に示すように、その筐体27内に、下面2
7aに沿いかつ移動方向に直交する方向に回転軸59が
配置されるとともに該回転軸59にギア60が固定され
たロータリエンコーダ61と、筐体27に回転自在に支
持された支持軸62にギア60に噛み合うよう固定され
た、該ギア60より歯数の多いギア63と、支持軸62
に固定された、ギア63より歯数の少ないギア64と、
筐体27に回転自在に支持された支持軸65にギア64
に噛み合うよう固定されたこれより歯数の多いギア66
とが設けられており、支持軸65にはアーム67の一端
側が固定されている。
【0028】このアーム67は、筐体27の下面27a
にほぼ沿いかつ検出部26の移動方向にほぼ沿って延在
するとともに他端側が筐体27から外側に延出してお
り、該アーム67の他端先端側には、筐体27の下面2
7aに沿いかつ移動方向に直交する方向に回転軸69が
配置された検出ローラ70が回転自在に支持されてい
る。ここで、アーム67は、筐体27内の下面27aに
沿いかつ検出部26の移動方向に沿った状態で、下面6
7aがストッパ71に当接しており、これにより、他端
側がそれ以上下側へ移動する方向の回転が規制されてい
る。また、アーム67は、ストッパ71に当接する方向
に図示せぬ付勢手段で付勢されている。
【0029】このような検出部26は、摺動軸21,2
2に沿って移動した際に、検出ローラ70が、載置台4
8上に載置されたすべての包装硬貨Cの外周に順次当接
しこれに倣いつつこれを乗り越えることになる。そし
て、この乗り越える際の検出ローラ70の上下動量に応
じてギア66,64,63,60が回転しロータリエン
コーダ61の回転軸59が回転することになる。なお、
取り扱うすべての金種の包装硬貨Cについて、検出ロー
ラ70が乗り越える際にアーム67は必ずストッパ71
から離間する方向に回動する。
【0030】なお、検出部26は、摺動軸21,22に
おける機体11の後面11c側の移動限界位置である待
機位置に位置した状態で待機するようになっており(図
3および図4に示す状態)、この状態においては、載置
台48から側方に逃げた状態となる。すなわち、載置台
48上の最も後面11c側の凹部50のさらに後面11
c側に位置することになる。また、機体11の前面11
b側の移動限界位置である検出終了位置へ移動した際に
は、最も前面11b側の凹部50にある包装硬貨Cの最
上部位置よりさらに前面11b側の位置に検出ローラ7
0を位置させるようになっている。
【0031】そして、ロータリエンコーダ61の回転軸
59の回転量は、コントローラ41に出力されるように
なっており、該コントローラ41のCPU41bでは、
検出部26の待機位置から検出終了位置への移動の間の
検出ローラ70の上下動量をロータリエンコーダ61の
回転軸59の回転量から検出するようになっている。
【0032】ここで、CPU41bは、検出部26の待
機位置から検出終了位置への移動の間の検出ローラ70
の上方への移動量の例えばピーク値(上昇と下降とが切
り換わる時点の検出ローラ70の高さ位置)をロータリ
エンコーダ61の回転軸59の回転量から検出し、該ピ
ーク値から各包装硬貨Cの金種を識別する。すなわち、
検出部26の待機位置から検出終了位置への移動の間に
おける、上昇から下降への各切り換わり時点での検出ロ
ーラ70の位置データを、包装硬貨Cの金種毎に予め設
定してROM41aに記憶された許容誤差範囲を有する
マスタ位置データとそれぞれ比較して、許容誤差範囲内
にあるマスタ位置データの金種の包装硬貨Cであると判
定する。
【0033】図4に示すように、載置台48の各凹部5
0には、該載置台48が待機位置にあるときに各凹部5
0に載置された包装硬貨Cの孔の有無を検出可能な発光
素子および受光素子からなる反射型のセンサ72が、そ
れぞれ包装硬貨Cの傾斜上方側となる位置に機体11側
に支持されて設けられている。これらセンサ72は、包
装硬貨Cが有孔硬貨である場合(5円硬貨,50円硬
貨)に、発光素子の照射が孔を通過するため受光素子が
その反射を受けずOFF状態とされることになり、包装
硬貨Cが無孔硬貨の場合(1円硬貨,10円硬貨,10
0円硬貨,500円硬貨)に、発光素子の照射が包装硬
貨Cで反射されそのの反射を受光素子が受けてON状態
とされることになって、それぞれの信号をコントローラ
41のCPU41bに出力するようになっている。
【0034】ここで、コントローラ41のCPU41b
は、検出部26による検出結果とセンサ72による検出
結果とから、ROM41aに予め設定され記憶された図
6の図表に示す判断基準にしたがって、包装硬貨Cが正
常であって検出部26の検出結果が有効であるか、包装
硬貨Cが異常であるかを判定する。すなわち、検出部2
6の検出結果からコントローラ41が、包装硬貨Cが無
孔硬貨(1円硬貨,10円硬貨,100円硬貨,500
円硬貨)のいずれかであると判定した場合に、センサ7
2の出力がONであれば包装硬貨Cが正常であって検出
部26の検出結果が有効であると判定する一方、センサ
72の出力がOFFであれば包装硬貨Cが異常であると
判定する。逆に、検出部26の検出結果から包装硬貨C
が有孔硬貨(5円硬貨,50円硬貨)のいずれかである
と判定した場合に、センサ72の出力がOFFであれば
包装硬貨Cが正常であって検出部26の検出結果が有効
である判定する一方、センサ72の出力がONであれば
包装硬貨Cが異常であると判定する。
【0035】さらに、検出部26の検出結果からいずれ
の金種の包装硬貨Cとも判断できない場合(検出ローラ
70の位置データが上記マスタ位置データのいずれの許
容誤差範囲内にも入らない場合)は、センサ72の出力
にかかわらず包装硬貨Cが異常であると判定する。加え
て、検出部26の検出結果から、凹部50に包装硬貨C
がないと判定した場合(検出ローラ70の上昇量が0の
場合)、センサ72の出力がOFFであれば包装硬貨C
がないため正常であると判定する一方、センサ72の出
力がONであれば包装硬貨Cが異常であると判定する。
【0036】そして、CPU41bは、上記いずれの場
合においても、異常と判定された場合には、該異常と判
定された包装硬貨Cのある凹部50を検出部26を移動
させるモータ35の回転量(あるいは駆動時間)から割
り出すことになる。ここで、すべての凹部50には他の
凹部50と識別するための番号がモータ35の回転量
(あるいは駆動時間)に対応してROM41aに記憶さ
れており、CPU41bは異常があった凹部50につい
てはその番号を表示部13に表示させる。
【0037】次に、上記構成の包装硬貨入金機の入金処
理についてコントローラ41の制御内容を中心に以下に
説明する。ここで、前回の入金処理の終了に伴って、コ
ントローラ41のCPU41bは、検出部26を待機位
置で停止させ、載置台48も待機状態としている。処理
を行う者は、まず、機体11の上面11aの扉12を開
いて、待機状態にある載置台48の凹部50に、それぞ
れ包装硬貨Cを一つずつ、傾斜下方側の端面をガイド板
43に当接させて載置させる。そして、扉12を閉じた
後、操作部14を操作して入金処理をスタートさせる。
【0038】すると、操作部14からのスタート信号を
受けて、CPU41bは、モータ35を駆動して、図7
に示す待機位置にあった検出部26を摺動軸21,22
に沿って水平移動させる。すると、図8に示すように、
検出部26の検出ローラ70が、凹部50に載置された
包装硬貨Cに順次当接しこれらに倣って移動する。そし
て、CPU41bは、検出部26の検出ローラ70の上
昇時のピーク値の位置データをロータリエンコーダ61
の回転量データから割り出し、これをROM41aに記
憶されたマスタ位置データと比較して各凹部50に載置
された包装硬貨Cの金種をすべて識別する。ここで、上
記のようにセンサ72からの出力と合わせて、包装硬貨
Cが正常であるか異常であるかをも判定し、正常である
と判定した場合には、検出部26で検出された金種に対
応するRAM41cのカウンタをカウントアップする。
このようにして、すべての凹部50に載置された包装硬
貨Cの金種を順次識別し、計数を行う。
【0039】そして、検出部26が、図9に示すよう
に、最も機体11の前面11b側に位置する凹部50に
載置された包装硬貨Cの最上部位置を越えて検出終了位
置まで移動すると、CPU41bはモータ35を一旦停
止させる。そして、すべての凹部50について包装硬貨
Cが正常であった場合、今回の入金処理の金種別計数値
等の検出結果を表示部13に表示させる一方、凹部50
のいずれかについて包装硬貨Cに異常があった場合、検
出部26を待機位置に移動させるとともに異常のあった
凹部50の番号を表示部13に表示させる。
【0040】次に、すべての凹部50について包装硬貨
Cが正常であった場合には、CPU41bは、図5に示
すように、モータ55を駆動して待機状態にあった載置
台48を収納状態に回動させる。すると、載置台48上
にあったすべての包装硬貨Cがガイド板43の規制が解
除されることにより、自重で載置台48から滑り落ちて
収納部15内に落下する。そして、包装硬貨Cの滑り落
ちに必要な所定時間が経過すると、CPU41は、モー
タ55を駆動して載置台48を待機状態に戻すととも
に、モータ35を駆動して検出部26を待機位置に移動
させて、今回の入金処理を終了する。
【0041】以上に述べた包装硬貨入金機によれば、検
出部26が水平移動することによって、載置台48に載
置された包装硬貨Cに当接しつつ上下動して上下動量を
ロータリエンコーダ61の回転量から検出することにな
るため、包装硬貨Cの識別のために載置台48を水平移
動させる必要がなく、当然のことながら、内部に載置台
48を水平移動させるスペースが必要なくなる。したが
って、受け入れる包装硬貨Cの数に対して全体が大きく
なってしまうことがなく、コンパクトにできる。
【0042】また、載置台48が、回動軸45を中心に
回動自在に設けられているため、載置台48の回動で、
載置台48に載置された複数の包装硬貨Cを一度に収納
部15に向け落下させることができる。したがって、識
別した包装硬貨Cを収納する場合に載置台の一方から一
本ずつ収納部に落とし込むように構成されているものに
比して、全ての包装硬貨Cを収納するのに必要な時間を
大幅に短縮することができる。
【0043】さらに、載置台48が、回動軸45を中心
に水平に対し傾斜した状態で複数の包装硬貨Cを載置さ
せて待機し、その傾斜による滑り落ちを、該傾斜方向下
方側に設けられたガイド板43で包装硬貨Cの下方側端
面を支持することにより防止しているため、予め載置台
48を落下側に傾斜させておくことができる。よって、
包装硬貨Cの落下に必要な載置台48の回動角度を減ら
すことができる。したがって、さらに、全ての包装硬貨
Cを収納するのに必要な時間を短縮することができる。
【0044】加えて、載置台48に設けられた凹部50
で包装硬貨Cの姿勢および位置が一定されることになる
ため、検出部26が包装硬貨Cに倣ってその外径に応じ
た量だけ確実に上下動されることになる。したがって、
載置台48の包装硬貨Cを載置する面が一の平面状とさ
れている場合のように、包装硬貨Cの向きが変わって誤
識別を生じてしまうことを防止できるとともに、処理を
中止して包装硬貨Cの整列を整え直す必要がなく、処理
効率を向上させることができる。
【0045】しかも、凹部50は、平面部52,52同
士が下側が相互に近接するよう傾斜しているため、載置
台48の包装硬貨Cを載置する面が一の平面状とされて
いる場合に比して、前記傾斜によって包装硬貨Cの外径
差を増幅させることができる。すなわち、図10に示す
ように、小径の包装硬貨C1が大径の包装硬貨C2より下
側に入り込んで最下部の位置が低くなるため、上部位置
の差が外径差以上となってその差が増幅することになる
のである。したがって、外径の類似する包装硬貨Cにお
いても、その金種識別を確実に行うことができる。
【0046】加えて、コントローラ41のCPU41b
が、検出部26の検出結果すなわち外径による違いとセ
ンサ72の検出結果すなわち孔の有無とから包装硬貨C
の正常・異常を識別することになる。したがって、例え
ば硬貨Cの周囲に巻き付けられた包装紙のゆるみ等に起
因して外径が異なる金種のものと誤判別してしまう可能
性を少なくすることができる。さらに、コントローラ4
1は、そのROM41aに、各凹部50を他の凹部50
と識別するための番号を予め記憶しており、包装硬貨C
が異常であると識別した場合、異常と識別した包装硬貨
Cが載置されている凹部50の番号を表示部13に表示
させることになるため、いずれの凹部50の包装硬貨C
が異常であるかを確実に、処理を行う者に認識させるこ
とができる。
【0047】なお、上記に代えあるいは加えて、凹部5
0のそれぞれに対応して発光手段を設け、コントローラ
41は異常があった凹部50についてはその位置をモー
タ35の回転量から割り出して該凹部50に対応して設
けられた発光手段のみを発光させてもよい。このように
構成すれば、どの凹部50の包装硬貨Cに異常があった
かを、処理を行う者は一目で判断することができる。
【0048】ここで、上記実施の形態においては、検出
部26の往行程移動で包装硬貨Cを識別し、識別終了後
に復行程移動させて次の入金処理に向け待機するように
構成したが、コントローラ41で、検出部26の例えば
機体11の前面11b側から後面11c側への往行程移
動の間に検出ローラ70の上下動量を上記と同様にして
検出するようにし、また検出部26の逆の例えば機体1
1の後面11c側から前面11b側への復行程移動の間
に検出ローラ72の上下動量も上記と同様にして検出す
るようにして、一の入金処理では往行程で識別を行い、
次の入金処理では復行程で識別を行うというように交互
に移動させれば、一の往復行程で一の識別を行う場合に
比して、無駄な行程を無くすことができて、検出部26
の移動の効率を向上させることができる。なお、この場
合、検出部26は、往行程および復行程のいずれにおい
ても、移動の基点となる待機位置では、包装硬貨Cの載
置を容易とするため載置台48から側方に逃げた状態と
なるように移動範囲を設定することになる。
【0049】また、凹部50を、図11に示すように、
載置台48の上面48aに対し垂直をなす互いに平行な
平面部74,74を有するものとし、上面48aと平面
部74,74との境界のエッジ部75,75において包
装硬貨Cを、その姿勢を一定させるよう支持してもよ
い。
【0050】
【発明の効果】本発明の請求項1記載の包装硬貨入金機
によれば、検出手段が移動することによって載置台に載
置された包装硬貨に当接しつつ上下動して上下動量を検
出するため、載置台を水平移動させる必要がなく、当然
のことながら、内部に載置台を水平移動させるスペース
が必要なくなる。したがって、受け入れる包装硬貨の数
に対して全体が大きくなってしまうことがなく、コンパ
クトにできる。
【0051】本発明の請求項2記載の包装硬貨入金機に
よれば、載置台の回動で、載置台に載置された複数の包
装硬貨を一度に収納部に向け落下させることができる。
したがって、識別した包装硬貨を収納する場合に載置台
の一方から一本ずつ収納部に落とし込むように構成され
ているものに比して、全ての包装硬貨を収納するのに必
要な時間を大幅に短縮することができる。
【0052】本発明の請求項3記載の包装硬貨入金機に
よれば、予め載置台を傾斜させておくことができるた
め、包装硬貨の落下に必要な載置台の回動角度を減らす
ことができる。したがって、さらに、全ての包装硬貨を
収納するのに必要な時間を短縮することができる。
【0053】本発明の請求項4記載の包装硬貨入金機に
よれば、凹部で包装硬貨の姿勢および位置が一定される
ことになるため、検出手段が包装硬貨に倣ってその外径
に応じた量だけ確実に上下動されることになる。したが
って、載置台の包装硬貨を載置する面が一の平面状とさ
れている場合のように、包装硬貨の向きが変わって誤識
別を生じてしまうことを防止できるとともに、処理を中
止して包装硬貨の整列を整え直す必要がなく、処理効率
を向上させることができる。
【0054】本発明の請求項5記載の包装硬貨入金機に
よれば、凹部の平面部の傾斜によって、載置台の包装硬
貨を載置する面が一の平面状とされている場合に比し
て、包装硬貨の外径差を増幅させることができる。した
がって、外径の類似する包装硬貨においても、その金種
識別を確実に行うことができる。
【0055】本発明の請求項6記載の包装硬貨入金機に
よれば、外径と孔の有無とから包装硬貨の正常・異常を
識別することになるため、例えば硬貨の周囲に巻き付け
られた包装紙のゆるみ等に起因して外径が異なる金種の
ものと誤判別してしまう可能性を少なくすることができ
る。
【0056】本発明の請求項7記載の包装硬貨入金機に
よれば、判別手段が、包装硬貨が異常であると識別した
場合、異常と識別した包装硬貨が載置されている凹部の
番号を前記表示部に表示させるため、いずれの凹部の包
装硬貨が異常であるかを確実に認識させることができ
る。
【0057】本発明の請求項8記載の包装硬貨入金機に
よれば、判別手段が、包装硬貨が異常であると識別した
場合、異常と識別した包装硬貨が載置されている凹部に
対応して設けられた発光手段のみを発光させるため、い
ずれの凹部の包装硬貨が異常であるかを確実に認識させ
ることができる。
【0058】本発明の請求項9記載の包装硬貨入金機に
よれば、判別手段が、検出手段の往行程移動で各包装硬
貨に金種を識別した後、次に受け入れる包装硬貨につい
ては検出手段の復行程移動で金種を識別すれば、一の往
復行程で識別する場合に比して、検出手段の移動の効率
を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の包装硬貨入金機の一の実施の形態を示
す外観斜視図である。
【図2】本発明の包装硬貨入金機の一の実施の形態を示
す正断面図であって、載置台の待機状態を示すものであ
る。
【図3】本発明の包装硬貨入金機の一の実施の形態を示
す機体正面から見て右側からの側断面図である。
【図4】本発明の包装硬貨入金機の一の実施の形態の検
出部および載置台等を示す一部を断面とした機体正面か
ら見て左側からの側面図である。
【図5】本発明の包装硬貨入金機の一の実施の形態を示
す正断面図であって、載置台の収納状態を示すものであ
る。
【図6】本発明の包装硬貨入金機の一の実施の形態のコ
ントローラによる、検出部の検出結果およびセンサの検
出結果に基づく判断を示す図表である。
【図7】本発明の包装硬貨入金機の一の実施の形態の待
機位置にある検出部等を示す機体正面から見て左側から
の側面図である。
【図8】本発明の包装硬貨入金機の一の実施の形態の検
出部による載置台上の包装硬貨の検出中の状態を示す機
体正面から見て左側からの側面図である。
【図9】本発明の包装硬貨入金機の一の実施の形態の検
出終了位置にある検出部等を示す機体正面から見て左側
からの側面図である。
【図10】本発明の包装硬貨入金機の一の実施の形態の
載置台の凹部における径の異なる包装硬貨を載置させた
場合の相違を示す側面図である。
【図11】本発明の包装硬貨入金機の一の実施の形態の
載置台の凹部の他の例を示す側面図である。
【図12】本発明の包装硬貨入金機の一の実施の形態の
制御系のブロック図である。
【符号の説明】
11 機体 13 表示部 15 収納部 26 検出部 41 コントローラ(判定手段) 43 ガイド板(ガイド部材) 48 載置台 50 凹部 52 平面部 72 センサ

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の包装硬貨を受け入れるとともに、
    受け入れた包装硬貨を、その金種を全て識別した後、機
    体内の収納部に放出して収納する包装硬貨入金機におい
    て、 複数の包装硬貨を一方向に並列に整列させた状態で載置
    させる載置台と、 該載置台の上方を前記一方向に沿って移動可能に設けら
    れるとともに、該移動により載置台上に載置された包装
    硬貨の外周に当接して上下動し該上下動量を検出する検
    出手段と、 該検出手段の上下動量から各包装硬貨の金種を識別する
    判別手段と、を具備してなることを特徴とする包装硬貨
    入金機。
  2. 【請求項2】 前記載置台は、前記一方向に沿う軸を中
    心に回動自在に設けられていることを特徴とする請求項
    1記載の包装硬貨入金機。
  3. 【請求項3】 前記載置台は、前記軸を中心に水平に対
    し傾斜した状態で複数の包装硬貨を載置させるととも
    に、該載置された複数の包装硬貨の傾斜方向下方側にそ
    の下方側端面に当接するガイド部材を具備してなること
    を特徴とする請求項2記載の包装硬貨入金機。
  4. 【請求項4】 前記載置台には、包装硬貨を個別に載置
    させてその姿勢を一定させる凹部が複数前記一方向に並
    列に形成されていることを特徴とする請求項1乃至3の
    いずれか一項に記載の包装硬貨入金機。
  5. 【請求項5】 前記凹部は、前記一方向において対向す
    る一対の平面部を有し、これら平面部同士が下側が相互
    に近接するよう傾斜していることを特徴とする請求項4
    記載の包装硬貨入金機。
  6. 【請求項6】 前記各凹部に載置された包装硬貨の孔の
    有無を検出するセンサをそれぞれ設け、前記判別手段
    は、前記検出手段の検出結果と前記センサの検出結果と
    から包装硬貨の正常・異常を識別することを特徴とする
    請求項4または5に記載の包装硬貨入金機。
  7. 【請求項7】 さらに表示部を有し、前記判別手段は、
    各凹部を他の凹部と識別するための番号を予め記憶して
    おり、包装硬貨が異常であると識別した場合、異常と識
    別した包装硬貨が載置されている凹部の番号を前記表示
    部に表示させることを特徴とする請求項6記載の包装硬
    貨入金機。
  8. 【請求項8】 各凹部に対応して発光手段をそれぞれ設
    け、前記判別手段は、包装硬貨が異常であると識別した
    場合、異常と識別した包装硬貨が載置されている凹部に
    対応して設けられた発光手段のみを発光させることを特
    徴とする請求項6記載の包装硬貨入金機。
  9. 【請求項9】 前記判別手段は、前記検出手段の前記一
    方向における往行程移動および復行程移動のいずれの行
    程での上下動量からも各包装硬貨の金種を識別すること
    を特徴とする請求項1乃至8のいずれか一項に記載の包
    装硬貨入金機。
JP09890396A 1996-04-19 1996-04-19 包装硬貨入金機 Expired - Fee Related JP3455010B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP09890396A JP3455010B2 (ja) 1996-04-19 1996-04-19 包装硬貨入金機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP09890396A JP3455010B2 (ja) 1996-04-19 1996-04-19 包装硬貨入金機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH09288756A true JPH09288756A (ja) 1997-11-04
JP3455010B2 JP3455010B2 (ja) 2003-10-06

Family

ID=14232099

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP09890396A Expired - Fee Related JP3455010B2 (ja) 1996-04-19 1996-04-19 包装硬貨入金機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3455010B2 (ja)

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006085332A (ja) * 2004-09-15 2006-03-30 Glory Ltd 釣銭補充管理システム
WO2007094180A1 (ja) 2006-02-15 2007-08-23 Glory Ltd. 棒金収納庫
JP2008192077A (ja) * 2007-02-07 2008-08-21 Laurel Seiki Kk 棒金保管庫
JP2008192078A (ja) * 2007-02-07 2008-08-21 Laurel Seiki Kk 棒金保管庫
JP2009145925A (ja) * 2007-02-07 2009-07-02 Laurel Precision Machines Co Ltd 棒金保管庫
JP2011138545A (ja) * 2011-03-14 2011-07-14 Glory Ltd 棒金収納庫および釣銭管理システム
JP2011204281A (ja) * 2011-07-14 2011-10-13 Glory Ltd 棒金収納庫および釣銭管理システム
JP2011216133A (ja) * 2011-08-05 2011-10-27 Glory Ltd 棒金収納庫

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006085332A (ja) * 2004-09-15 2006-03-30 Glory Ltd 釣銭補充管理システム
WO2007094180A1 (ja) 2006-02-15 2007-08-23 Glory Ltd. 棒金収納庫
JP2007219735A (ja) * 2006-02-15 2007-08-30 Glory Ltd 棒金収納庫
US7870942B2 (en) 2006-02-15 2011-01-18 Glory Ltd. Coin-roll storage
JP2008192077A (ja) * 2007-02-07 2008-08-21 Laurel Seiki Kk 棒金保管庫
JP2008192078A (ja) * 2007-02-07 2008-08-21 Laurel Seiki Kk 棒金保管庫
JP2009145925A (ja) * 2007-02-07 2009-07-02 Laurel Precision Machines Co Ltd 棒金保管庫
JP2011138545A (ja) * 2011-03-14 2011-07-14 Glory Ltd 棒金収納庫および釣銭管理システム
JP2011204281A (ja) * 2011-07-14 2011-10-13 Glory Ltd 棒金収納庫および釣銭管理システム
JP2011216133A (ja) * 2011-08-05 2011-10-27 Glory Ltd 棒金収納庫

Also Published As

Publication number Publication date
JP3455010B2 (ja) 2003-10-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2002508553A (ja) 販売機
JP3455010B2 (ja) 包装硬貨入金機
JP2012048363A (ja) 現金管理装置
US20080116034A1 (en) Bill acceptor for money exchanging machine
EP1542174A1 (en) Coin changing machine
JP4830864B2 (ja) 自動販売機
JP2004318602A (ja) 包装硬貨支払機
JP4723666B2 (ja) 景品払出機および景品払出システム
JP2012256293A (ja) 包装硬貨処理ユニット
JPH0142210Y2 (ja)
JP6486764B2 (ja) 包装硬貨処理装置
JPH05508501A (ja) 包装された物品のための自動分配装置
RU64802U1 (ru) Автомат и комплекс для продажи товара в твердой упаковке
JP5521075B2 (ja) 現金管理装置
JPH0749579Y2 (ja) 硬貨払い出し機
JP4486825B2 (ja) 景品払出機および景品払出システム
JPH11238162A (ja) 紙幣入出金処理装置
JPH0755651Y2 (ja) 貨幣払出機
JP2015005154A (ja) 包装硬貨処理装置及び包装硬貨処理装置を備えた両替装置
JP5121568B2 (ja) 包装硬貨処理機
JP2001307174A (ja) 硬貨処理装置
JP5501499B2 (ja) 現金管理装置
JP2014013625A (ja) 現金管理装置
KR890002234B1 (ko) 지폐 감식기
KR200309135Y1 (ko) 계수 분권기능을 갖는 현금처리기

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20030617

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090725

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120725

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130725

Year of fee payment: 10

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees