JPH0928867A - パチンコ機玉打ち用ソレノイド駆動回路 - Google Patents

パチンコ機玉打ち用ソレノイド駆動回路

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JPH0928867A
JPH0928867A JP18116195A JP18116195A JPH0928867A JP H0928867 A JPH0928867 A JP H0928867A JP 18116195 A JP18116195 A JP 18116195A JP 18116195 A JP18116195 A JP 18116195A JP H0928867 A JPH0928867 A JP H0928867A
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JP
Japan
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circuit
solenoid
electric power
ball
pachinko machine
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Pending
Application number
JP18116195A
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English (en)
Inventor
Kazuyoshi Hanabusa
一義 花房
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TDK Corp
Original Assignee
TDK Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】小型で消費電力が小さく、あわせて負荷側の電
子部品の破壊等が仮に発生した場合でも発火、発煙等の
不具合を防ぐ機能を有するパチンコ機玉打ち用ソレノイ
ド駆動回路を提供する。 【解決手段】パチンコ機玉打ち用ソレノイド駆動回路に
チョッパ回路を設けることにより、降圧動作を主にスイ
ッチング素子のスイッチング動作で行うので、スイッチ
ング素子の電力損失はわずかとなり、又過電流保護回路
を設けることによって、電子部品の破壊等によって生じ
る異常発熱等を防止し安全性を更に向上させることがで
きる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、パチンコ機における玉
の打撃力を制御するソレノイドの駆動回路に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来より、電動式のパチンコ機において
玉を打撃するためにソレノイドが用いられており、遊戯
者がハンドルによって操作される可変抵抗器の抵抗値を
変えることによりその打撃力を制御している。即ち、遊
戯者がハンドルを操作すると可変抵抗器の抵抗値が変わ
り、ソレノイドに印加される電圧又はソレノイドを流れ
る電流を制御して玉を打撃する打撃力を調整する構成と
なっている。
【0003】打撃力調整回路には実公平6ー27927
号公報等に開示されているようなシリーズレギュレータ
ー回路や特開平6ー86849号公報等に開示されてい
るような定電流回路が用いられている。
【0004】シリーズレギュレーター回路はソレノイド
に印加される電圧を制御し打撃力を調整するのに対し、
定電流回路はソレノイドに流れる電流を制御することに
よって打撃力を調整している。
【0005】これらの打撃力調整回路は原理的に図3
(a)のような等価回路で表すことができる。
【0006】該等価回路は入力電源からの入力電圧(V
in)1をパワートランジスタ(Q2)18にて安定化
させている。パワートランジスタ(Q2)18のエミッ
タに直列に接続している制御抵抗(R1)19はパワー
トランジスタ(Q2)18および制御抵抗(R1)19
と直列に接続されているソレノイド6に流れる電流を検
出すること、およびパワートランジスタ(Q2)18に
流れる電流を制限しパワートランジスタ(Q2)18の
コレクタ損失PQ1Cをおさえて、異常な発熱等をおさえ
る効果をもっている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、該等価
回路で表される全ての回路方式は図3(b)のパワート
ランジスタの動作波形に示すようにパワートランジスタ
(Q2)18にて電力を消費させ遊戯者が玉を打撃する
のに必要な打撃力を発生させる安定した電力をソレノイ
ドに供給することとなるため、パチンコ機1台当たりの
電力損失は大きなものとなる。
【0008】パチンコ機は遊戯店に何台も設置されるた
め、パチンコ機が設置されている場所で熱がこもり周囲
温度を上昇させてパチンコ機に用いられる電子部品の信
頼性が著しく低下する。
【0009】また、パワートランジスタ(Q2)18が
発熱するためヒートシンク等で熱処理が必要であり、小
型化が困難である。そして、何より問題となるのが多く
のパチンコ機を設置する遊戯店全体の消費電力が非常に
大きなものとなり、環境破壊の要因となっている。
【0010】そこで、本発明は前記のような問題を解決
するため小型で消費電力が小さく、あわせて電子部品の
破壊等が仮に発生した場合でも発火、発煙等の不具合を
防ぐことのできる機能を有するパチンコ機玉打ち用ソレ
ノイド駆動回路を提供するものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明は、リアクトルと、コンデンサと、ダイオード
と、スイッチング用素子と、抵抗から構成された降圧チ
ョッパ回路を設け、該降圧チョッパ回路により電源電圧
を降圧して玉打ち出し用ソレノイドに電力を供給するこ
とを特徴とするパチンコ機玉打ち用ソレノイド駆動回路
を供給する。
【0012】更に本発明は、チョッパ回路の入力端に供
給される入力電流を検出して、過電流が流れた場合に前
記チョッパ回路のスイッチング素子に過電流を流さない
ように制御し、回路を保護するような回路をチョッパ回
路の内に設ける。
【0013】
【作用】パチンコ機玉打ち用ソレノイド駆動回路に降圧
チョッパ回路を設けることにより、降圧の動作を主にス
イッチング素子のスイッチング動作で行うため、スイッ
チング素子の電力損失はスイッチング素子の飽和電圧に
よるものや漏れ電流によるもののわずかなものしかな
い。
【0014】したがって、発熱も少なく大きなヒートシ
ンクの必要性がなく、電子部品の信頼性も低下しないの
で、小型で、高信頼性のパチンコ機玉打ち用ソレノイド
駆動回路を提供することができる。
【0015】また、過電流保護回路を設けることによっ
て、電子部品の破壊等によって生じる異常発熱等を防止
し安全性を更に向上させることができる。
【0016】
【実施例】次に、図を用いて本発明につき更に詳細な説
明をおこなう。
【0017】図1(a)に、本発明にかかるパチンコ機
玉打ち用ソレノイド駆動回路の等価回路を示す。
【0018】入力電源(Vin)1からの電圧をスイッ
チング素子(Q1)2でスイッチングし、リアクトル
(L)4、整流用ダイオード(CR1)3、整流用コン
デンサ(C1)5で整流して負荷となるソレノイド(L
o)6へ電力を供給する。
【0019】このとき、スイッチング素子(Q1)2の
デューティーファクターを制御することによってリアク
トルにかかる電力を調整することができ、玉を打撃する
打撃力を遊戯者が求める最適値に調整することができ
る。
【0020】本等価回路にかかるスイッチング素子(Q
1)2の動作波形を図1(b)に示す。スイッチング素
子(Q1)2は入力電源(Vin)1からの電圧を連続
的にスイッチングしているのにすぎないため、スイッチ
ング素子(Q1)2そのものは原理的に電力を消費する
ことがなく、実際にもスイッチング損失の電力が若干消
費されているにすぎない。
【0021】したがって、ソレノイド(Lo)6にかか
る電力を調整するため本等価回路に示すような動作をす
る降圧型スイッチング回路を用いることによって、パチ
ンコ機玉打ち用ソレノイド駆動回路の消費電力を小さく
することができる。
【0022】図2に、前記等価回路をもつ降圧型スイッ
チング回路を用いたパチンコ機玉打ち用ソレノイド駆動
回路の構成概念図を示す。
【0023】商用電源7より入力されて電圧は、平滑回
路8を通ることによって前記等価回路で示した入力電源
(Vin)1と同等の直流の電圧を降圧チョッパー回路
14に供給する。
【0024】降圧チョッパー回路14は降圧チョッパー
回路14の出力電圧を分圧抵抗15、16と遊戯者がハ
ンドルによって調節する抵抗10によって分圧した電圧
をスイッチング制御回路12によって基準電圧13と比
較しスイッチング素子17のデューティーファクターを
決定することによってリアクトル6にかかる電力を調整
し、玉を打撃する打撃力を遊戯者が求める最適値に調整
している。
【0025】リアクトル6にかかる電力はスイッチング
制御用トランジスタ11によって断続的に寸断され玉を
打撃している。
【0026】さらに、本回路は降圧チョッパー回路14
の前段に過電流保護回路9が接続され、過大な電流が流
れた場合その電流を感知して降圧チョッパー回路14の
スイッチング素子17をオフさせることによって、負荷
側の電子部品の破壊等によって生じる異常発熱等を防止
し安全性を図っている。
【0027】本実施例では、前記等価回路をもつ回路と
して降圧型スイッチング回路を用いたが、スイッチング
動作によって同等の動作をするものであれば、例えば絶
縁型のスイッチング回路等であってもよい。
【0028】
【発明の効果】本発明によって、小型で消費電力が小さ
く、あわせて負荷側の電子部品の破壊等が発生した場合
でも発火、発煙等の不具合を防ぐ機能を有するパチンコ
機玉打ち用ソレノイド駆動回路を提供することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかるパチンコ機玉打ち用ソレノイド
駆動回路の等価回路
【図2】本発明の等価回路を有する実施例
【図3】従来のパチンコ機玉打ち用ソレノイド駆動回路
の等価回路
【符号の説明】
1 入力電源 2 スイッチング素子 3 整流用ダイオード 4 リアクトル 5 整流用コンデンサ 6 ソレノイド 7 商用電源 8 平滑回路 9 過電流保護回路 10 遊戯者がハンドルによって調節する抵抗 11 スイッチング制御用トランジスタ 12 スイッチング制御回路 13 基準電圧 14 降圧チョッパー回路 15 分圧抵抗 16 分圧抵抗 17 スイッチング素子 18 パワートランジスタ 19 制御抵抗

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】パチンコ機玉打ち用ソレノイド駆動回路に
    おいて、リアクトルと、コンデンサと、ダイオードと、
    スイッチング用素子と、抵抗から構成された降圧チョッ
    パ回路を設け、該降圧チョッパ回路により電源電圧を降
    圧して玉打ち出し用ソレノイドに電力を供給することを
    特徴とするパチンコ機玉打ち用ソレノイド駆動回路。
  2. 【請求項2】チョッパ回路の入力端に供給される入力電
    流を検出して、過電流が流れた場合に前記チョッパ回路
    のスイッチング素子に過電流が流れないように制御する
    回路をチョッパ回路の内に設けたことを特徴とする請求
    項1記載のパチンコ機玉打ち用ソレノイド駆動回路。
JP18116195A 1995-07-18 1995-07-18 パチンコ機玉打ち用ソレノイド駆動回路 Pending JPH0928867A (ja)

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JP30626397A Division JPH10146424A (ja) 1997-11-10 1997-11-10 パチンコ機玉打ち用ソレノイド駆動回路

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JP18116195A Pending JPH0928867A (ja) 1995-07-18 1995-07-18 パチンコ機玉打ち用ソレノイド駆動回路

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011173023A (ja) * 2011-06-17 2011-09-08 Fujishoji Co Ltd 遊技機

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05130730A (ja) * 1991-11-01 1993-05-25 Fuji Electric Co Ltd Dc−dcコンバータの保護回路
JPH06303769A (ja) * 1993-04-09 1994-10-28 Sanken Electric Co Ltd 降圧チョッパ型スイッチング電源

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19980707