JPH09288212A - 位相差板 - Google Patents

位相差板

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JPH09288212A
JPH09288212A JP12243896A JP12243896A JPH09288212A JP H09288212 A JPH09288212 A JP H09288212A JP 12243896 A JP12243896 A JP 12243896A JP 12243896 A JP12243896 A JP 12243896A JP H09288212 A JPH09288212 A JP H09288212A
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film
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retardation
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JP12243896A
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Inventor
Yoshihiro Kimura
佳宏 木村
Hiroko Inoue
寛子 井上
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Nippon Synthetic Chemical Industry Co Ltd
Original Assignee
Nippon Synthetic Chemical Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 太陽光暴露時の耐久性に優れ、更に各種機能
を有する位相差板を提供すること。 【解決手段】 位相差フィルムの少なくとも片面に引張
強度が13kgf/mm2以上のセルロース系フィルム
を貼着してなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、位相差板に関し、
更に詳しくは太陽光暴露時の耐久性に優れた位相差板及
び機能層を設けた位相差板に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、電子卓上計算機、電子時計、
ワープロ、自動車や機械類の計器類等に液晶表示装置が
用いられており、該表示装置の視認性の向上を目的とし
てポリビニルアルコール系樹脂、ポリカーボネート系樹
脂、ポリエステル系樹脂、ポリエーテルスルフォン系樹
脂、ポリアリレート系樹脂等の光学フィルムを用いた位
相差フィルムや位相差板が多用されている。該位相差板
に用いられている光学フィルム、即ち位相差フイルムと
して実用に供されているものとして、入射光線の波長λ
に対して1/4λの位相差が生じる機能を有する、いわ
ゆる1/4波長板がある。これは直線偏光と円偏光との
相互交換素子として、レーザー光線のビームスプリッタ
ー等に使用されている。また、STN型液晶ディスプレ
イ(STN−LCD)において、STN−LCDの色ず
れ防止のために位相差フイルムが用いられるようになっ
ている。そして、該位相差フィルムとしては、延伸処理
等により複屈折性が付与されたポリビニルアルコールフ
ィルム等の光学フィルムが用いられており、該フィルム
の両面に三酢酸セルロースフィルム等の保護層(保護フ
ィルム)が積層されて、位相差板(保護層/位相差フィ
ルム/保護層)として用いられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、最近で
は液晶ディスプレイの屋外での使用頻度も増えつつあ
り、太陽光暴露時の耐久性能の改善も望まれているので
ある。
【0004】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明者は上記
の如き現況に鑑み鋭意研究した結果、位相差フィルムの
少なくとも片面に引張強度が13kgf/mm2以上
(好ましくは13〜50kgf/mm2)のセルロース
系フィルムを貼着した位相差板が上記の耐久性能を十分
満足し、更に各種機能層を積層しても十分にその機能を
発揮することを見いだし本発明の完成に至った。また、
本発明においては、該セルロース系フィルムの100
℃,100時間における縦(MD)方向の寸法変化率が
0.20%以下(好ましくは0.001〜0.20%)
であるとき、本発明の作用効果を顕著に得ることがで
き、更には該セルロース系フィルムの70℃,90%R
H,500時間における縦(MD)方向の寸法変化率が
0.50%以下(好ましくは0.0001〜0.50
%)であるとき更なる作用効果を得ることができる。な
お、縦方向とはセルロース系フィルムの製造時における
フィルムの長手方向、即ちMD(machine direction)
方向を意味し、寸法変化率(%)は[(100℃,10
0時間処理後の長さ−処理前の長さ)/(処理前の長
さ)]×100より算出される値である。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、本発明を詳細に説明する。
本発明に用いられる位相差フイルムとしては、ポリビニ
ルアルコール系樹脂、エチレン−ビニルアルコール共重
合体、ポリ塩化ビニル系樹脂、ポリメチルメタクリレー
ト系樹脂、ポリカーボネート系樹脂、ポリスチレン系樹
脂、ポリエステル系樹脂、セルロース系樹脂、ポリアリ
レート系樹脂、ポリスルフォン系樹脂、ポリエーテルス
ルフォン系樹脂などの高分子からなる分子配向されたフ
ィルムが挙げられるが、加工性等の点でポリビニルアル
コール系樹脂のフィルムが好適に用いられ、以下該フィ
ルムについて具体的に説明するが、該フィルムに限定さ
れるものではない。
【0006】ポリビニルアルコール系樹脂は、通常酢酸
ビニルを重合したポリ酢酸ビニルをケン化して製造され
るものであるが、本発明では、必ずしもこれに限定され
るものではなく、少量の不飽和カルボン酸(塩、エステ
ル、アミド、ニトリル等を含む)、オレフィン類、ビニ
ルエーテル類、不飽和スルホン酸塩等、酢酸ビニルと共
重合可能な成分を含有していてもよい。また、ポリビニ
ルアルコール樹脂を酸の存在下でアルデヒド類と反応さ
せたポリビニルブチラール樹脂、ポリビニルホルマール
樹脂などのいわゆるポリビニルアセタール樹脂及びその
他ポリビニルアルコール系樹脂誘導体も挙げられるが、
これらに限定されるものではない。これらのうちでは、
耐熱性が良好であるという点から、高ケン化度で高重合
度のPVAが好ましい。即ち、ケン化度は95モル%以
上が好ましく、更には99モル%以上、とくには99.
5モル%以上であって、平均重合度は1000〜600
0が好ましく、更には平均重合度1500〜5000が
好ましく、殊に平均重合度2500〜4000が好まし
い。上記のフイルムの製造法としては、ポリビニルアル
コール系樹脂を水又は有機溶媒に溶解した原液を流延製
膜する方法が挙げられる。
【0007】位相差フィルムは、上記の如く製膜された
ポリビニルアルコール系樹脂原反フイルム又はシートを
続いて一軸延伸を施したもので、必要に応じて任意の段
階でホウ素化合物等で耐水化処理を行い得る。かくして
得られたフイルムは厚さ30〜100μm程度、好まし
くは40〜80μm程度のものであり、物性的にはレタ
ーデーション値が10〜700nm程度で、未だ耐湿性
を有しない基材である。
【0008】光学主軸が一定で、かつ光学的色斑が少な
い位相差フイルムを得るためには原反フイルム又はシー
トは、厚さ精度が良好であり、できるだけ光学的に均質
なものであるのが好ましい。フイルム又はシートに製膜
時にダイラインなどが発生することは好ましくない。
【0009】かかる位相差フィルムに貼着されるセルロ
ース系フィルムは、従来より位相差フィルムの保護フィ
ルム(保護層)として用いられているものであるが、本
発明においてはかかるセルロース系フィルムとして、引
張強度が13kgf/mm2以上(好ましくは13〜5
0kgf/mm2、更には14〜40kgf/mm2)の
ものを用いることを最大の特徴とするもので、従来の如
き引張強度が13kgf/mm2未満のフィルムでは本
発明の目的を達成することはできない。なお、かかる引
張強度はASTM−D 638に準じて測定される値で
ある。
【0010】また、本発明では、該セルロース系フィル
ムの100℃,100時間における縦(MD)方向の寸
法変化率が0.20%以下(好ましくは0.001〜
0.20%、更には0.001〜0.15%)であるこ
とが好ましく、更には該セルロース系フィルムの70
℃,90%RH,500時間における縦(MD)方向の
寸法変化率が0.50%以下(好ましくは0.0001
〜0.50%、更には0.0001〜0.40%)であ
ることが好ましい。
【0011】該セルロース系フィルムの100℃,10
0時間における縦(MD)方向の寸法変化率が0.20
%を越える場合や70℃,90%RH,500時間にお
ける縦(MD)方向の寸法変化率が0.50%を越える
場合には液晶パネル等に用いたときの表示品位が劣って
好ましくない。かかるセルロース系フィルムを得るため
には該フィルムの製造時に可塑剤の含有量を調節した
り、製膜後に加熱処理を行ったりする方法等が挙げられ
るがこれらに限定されることはない。かかるセルロース
系フィルムとしては、具体的に「フジタックFT−UV
DE80」(富士写真フィルム社製)等を挙げることが
できる。
【0012】また、該セルロース系フィルムの原料とな
るセルロースエステルとしてはセルロースと脂肪酸との
エステルで、セルロースジアセテート、セルローストリ
アセテート、セルローストリプロピオネート、セルロー
ストリブチレート等が挙げられ、これらの単独または複
数が使用される。これらの中でもセルローストリアセテ
ート(三酢酸セルロース)が好適に用いられる。該セル
ロース系フィルムの厚みは特に限定されないが50〜1
50μmが好ましく、更には70〜120μmが好まし
い。かかる位相差フィルムとセルロース系フィルムの積
層に関しては、天然或いは合成ゴム、アクリル系樹脂、
ブチラール系樹脂、エポキシ系樹脂、ポリエステル系樹
脂、ポリアミド系樹脂、ポリビニルアルコール系樹脂等
を主成分とする接着剤ないし粘着剤等を用いて、風乾
法、化学硬化法、熱硬化法、熱溶融法等により接着せし
めることができる。
【0013】かくして、セルロース系フィルム/位相差
フィルムまたはセルロース系フィルム/位相差フィルム
/セルロース系フィルム等の積層構造を有する本発明の
位相差板は、かかるセルロース系フィルム面あるいは位
相差フィルム面に後述するが如きアクリル系粘着剤を用
いてガラス板等の基材に貼着されて、後述するが如き用
途に利用される訳であるが、本発明ではかかるセルロー
ス系フィルムの更に外側に各種の機能層を積層して機能
層付き位相差板とすることも有用である。
【0014】かかる機能層としては、具体的にはアンチ
グレア層、ハードコート層、アンチリフレクション層、
ハーフリフレクション層、反射層、蓄光層、エレクトロ
ルミネッセンス層などが挙げられ、更に各種2種以上の
組み合わせをすることも可能で、例えば蓄光層と反射
層、蓄光層とハーフリフレクション層、蓄光層と光拡散
層、蓄光層とエレクトロルミネッセンス層、ハーフリフ
レクション層とエレクトロルミネッセンス層、アンチグ
レア層とアンチリフレクション層などの組み合わせが挙
げられる。但し、これらに限定されることはない。
【0015】アンチグレア層とは、位相差板表面への蛍
光灯等の写り込み像を拡散し表示を見やすくしたり、指
紋等の付着を防止するためのもので、具体的には粒子径
が0.1〜20μmのシリカビーズ等の無機充填剤やア
クリル、スチレン、ジビニルベンゼン、メラミン、ベン
ゾグアナミン等の有機充填剤を配合したメラミン系樹
脂、ウレタン系樹脂、アクリル系樹脂、アルキッド系樹
脂、シリコーン系樹脂等の熱硬化性樹脂や多官能アクリ
ル系の紫外線或いは電子線等のエネルギー線硬化性樹脂
等が用いられ、セルロース系フィルム表面に、バーコー
ト、ロールコート、グラビアコート、エアナイフコート
等の公知の塗工方法により塗工される。該アンチグレア
層の厚みは1〜20μm程度である。
【0016】ハードコート層とは、表面硬度をH(鉛筆
硬度)以上にして耐擦傷性を付与するもので、具体的に
はメラミン系樹脂、ウレタン系樹脂、アクリル系樹脂、
アルキッド系樹脂、シリコーン系樹脂等の熱硬化性樹脂
や多官能アクリル系樹脂を主成分とし、紫外線或いは電
子線等によるエネルギー線硬化性樹脂やSiO2等の金
属酸化物等が用いられ、セルロース系フィルム表面に形
成される。該層の形成方法としては、樹脂の場合にはバ
ーコート、ロールコート、グラビアコート、エアナイフ
コート等の公知の塗工方法が、又金属酸化物の場合には
真空蒸着方法が好適に採用される。該ハードコート層の
厚みは0.1〜20μm程度である。
【0017】アンチリフレクション層とは、位相差板表
面での外光反射を抑制し表示を見やすくするためのもの
で、具体的にはフッ素系樹脂やSiO2、MgF2、Zr
2、AlO3、TiO2等の金属酸化物等が用いられ、
セルロース系フィルム表面に形成される。該層の形成方
法としては、樹脂の場合にはバーコート、ロールコー
ト、グラビアコート、エアナイフコート等の公知の塗工
方法が、又金属酸化物の場合には真空蒸着方法が好適に
採用され、該金属酸化物は2層以上積層されることが多
く、該アンチリフレクション層の厚みは0.01〜1μ
m程度である。又、アンチリフレクション層とアンチグ
レア層を組み合わせて使用することも有効である。
【0018】ハーフリフレクション層とは、昼間は外光
反射を利用し、夜間はバックライトからの透過光を利用
してディスプレイを表示させて低消費電力化を図るため
のもので、具体的には、鱗片状雲母、二酸化チタン被覆
雲母、板状魚鱗箔、六角板状塩基性炭酸鉛、酸塩化ビス
マス等の微細雲母又は真珠顔料、微小ガラスビーズ、ガ
ラス粉砕粒等のガラス製品、プラスチックチップ、プラ
スチック粉砕粒等のプラスチック製品等の透明及び/又
は半透明粒子を含有した粘着剤を用いて、(メタ)アク
リル系樹脂、アセテート、ポリカーボネート、ポリエス
テル、ポリウレタン等の光学的透明性を有する合成樹脂
層を偏光板と貼り合わせたり、上記合成樹脂層上に上記
透明及び/又は半透明粒子を被着したフィルムを粘着剤
を介して位相差板と貼り合わせたりする等の方法が採ら
れるが、これに限られるものではない。該ハーフリフレ
クション層付き位相差板は実用的には液晶パネルの下位
相差板として用いられ、ハーフリフレクション層が下層
となるように、即ちハーフリフレクション層が設けられ
ていないセルロース系フィルム面が液晶パネルに貼合さ
れる。
【0019】反射層とは、昼間に外光反射を利用してデ
ィスプレイを表示させてバックライトを省略するための
もので、具体的には三酢酸セルロースフィルム等の酢酸
セルロース系フィルムやポリエチレンテレフタレート
(PET)などの基材上にアルミニウム、銀等の高反射
率を有する金属を蒸着したもので、粘着剤を介して位相
差板(一方のセルロース系フィルム)に貼合される。該
反射層付き位相差板は実用的には液晶パネルの下位相差
板として用いられ、反射層が下層となるように、即ち反
射層が設けられていない他方のセルロース系フィルム面
が液晶パネルに貼合されたり、場合によっては有機系白
色光拡散フィルムが貼着される。
【0020】蓄光層とは、昼間に外光を蓄えることで夜
間にはバックライト無しでディスプレイを表示させるこ
とができるためのもので、具体的には、硫化亜鉛、或い
は硫化カルシウムを母体とし、これに賦活剤として銅を
添加し、融剤を混ぜて焼成した緑色の蛍光体がよく用い
られたり、又、該蓄光型の塗料にラジウムやストロンチ
ウム等のα線、β線を放射する元素を微量加えて自ら発
光する発光型の塗料とし用いられる。該蓄光層は位相差
板の片面(一方のセルロース系フィルム)にアクリル樹
脂等のバインダー樹脂とともにコーティングされ、該蓄
光層付き位相差板は実用的には液晶パネルの下偏光板と
して用いられ、蓄光層が下層となるように、即ち蓄光層
が設けられていない他方のセルロース系フィルム面が液
晶パネルに貼合される。又、蓄光層の下層に反射層を設
けたり、蓄光層と位相差板の間にハーフリフレクション
層を設けたりすることも有効である。
【0021】エレクトロルミネッセンス層とは、従来の
バックライトに代わり軽量化、薄膜化が図られるための
もので、実用的には液晶パネルの下位相差板の更に下層
に設けられる。エレクトロルミネッセンス材料として
は、無機材料のものと有機材料のものとがあり、無機材
料としては硫化亜鉛等の蛍光体粒子が挙げられ、有機材
料としてはトリス(8−キノリノラト)アルミニウム錯
体、ビス(ベンゾキノリノラト)ベリリウム錯体等が挙
げられる。実際の使用に際しては、エレクトロルミネッ
センス層の片面(偏光板側)にITO電極を、もう片面
に誘電体層及び背面電極を設けて、ITO電極と背面電
極に電流を通し発光させる。又、エレクトロルミネッセ
ンス層と位相差板の間に蓄光層又はハーフリフレクショ
ン層を設けたりすることも有効である。
【0022】本発明では、上記の各種機能層を位相差板
に設けること、又、各種機能層を上記の如く種々組み合
わせて位相差板に設けることで、各種機能層の機能を十
分発揮し、かつ太陽光暴露時の耐久性に優れた効果を発
揮するのである。
【0023】更に本発明の機能層付き位相差板において
は、機能層が設けられていないセルロース系フィルム側
(場合によってはセルロース系フィルムが省略されて位
相差フィルムに直接)に更にアクリル系粘着剤層が設け
られて、液晶表示装置などのガラス基材に貼着されて実
装に供される場合が多い。該アクリル系粘着剤として
は、公知のものが用いられ、該アクリル系粘着剤の主成
分であるアクリル系樹脂の構成成分としては、ガラス転
移温度の低く柔らかい主モノマー成分やガラス転移温度
の高く硬いコモノマー成分、更に必要に応じ少量の官能
基含有モノマー成分が挙げられる。
【0024】具体的には、アクリル酸エチル、アクリル
酸n−ブチル、アクリル酸イソブチル、アクリル酸2−
エチルヘキシル、アクリル酸ラウリル、アクリル酸ベン
ジル、アクリル酸シクロヘキシル等のアルキル基の炭素
数2〜12程度のアクリル酸アルキルエステルやメタク
リル酸n−ブチル、メタクリル酸イソブチル、メタクリ
ル酸2−エチルヘキシル、メタクリル酸ラウリル、メタ
クリル酸ベンジル、メタクリル酸シクロヘキシル等のア
ルキル基の炭素数4〜12程度のメタクリル酸アルキル
エステルなど主モノマー成分が挙げられ、前記のコモノ
マー成分としては、アクリル酸メチルやメタクリル酸メ
チル、メタクリル酸エチル、メタクリル酸プロピル等の
アルキル基の炭素数1〜3のメタクリル酸アルキルエス
テル、酢酸ビニル、アクリロニトリル、メタクリロニト
リル、スチレンなどが挙げられる。
【0025】前記以外に官能基含有モノマー成分として
は、アクリル酸、メタクリル酸、クロトン酸等のモノカ
ルボン酸、マレイン酸、フマール酸、シトラコン酸、グ
ルタコン酸、イタコン酸等の多価カルボン酸、及びこれ
らの無水物等のカルボキシル基含有モノマーや2−ヒド
ロキシエチル(メタ)アクリレート、2−ヒドロキシプ
ロピル(メタ)アクリレート、3−クロロ−2−ヒドロ
キシルプロピル(メタ)アクリレート、ジエチレングリ
コールモノ(メタ)アクリレート等やN−メチロールア
クリルアミド等のヒドロキシル基含有モノマー等の他に
(メタ)アクリルアミド、ジメチルアミノエチルメタク
リレート、グリシジルメタクリレート、アリルグリシジ
ルエーテル等が挙げられる。
【0026】かかる官能基含有モノマー成分のうちで、
特にカルボキシル基含有モノマーの使用が好ましい。か
かる主モノマー成分の含有量は、他に含有させるコモノ
マー成分や官能基含有モノマー成分の種類や含有量によ
り一概に規定できないが、一般的には上記主モノマーを
50重量%以上含有させることが好ましい。本発明のア
クリル系樹脂は、主モノマー、コモノマー、更に必要に
応じて官能基含有モノマーを有機溶剤中でラジカル共重
合させる如き、当業者周知の方法によって容易に製造さ
れる。
【0027】前記重合に用いられる有機溶剤としては、
トルエン、キシレンなどの芳香族炭化水素類、酢酸エチ
ル、酢酸ブチルなどのエステル類、n−プロピルアルコ
ール、イソプロピルアルコールなどの脂肪族アルコール
類、メチルエチルケトン、メチルイソブチルケトン、シ
クロヘキサノンなどのケトン類などが挙げられる。前記
ラジカル重合に使用する重合触媒としては、通常のラジ
カル重合触媒であるアゾビスイソブチロニトリル、ベン
ゾイルパーオキサイド、ジ−t−ブチルパーオキサイ
ド、クメンハイドロパーオキサイドなどが具体例として
挙げられる。
【0028】上記のアクリル系樹脂は、必要に応じて架
橋剤、カップリング剤(シリコーン、アルミニウム、チ
タン)等の添加剤が0.001〜5重量%配合されて最
終的にガラス基材用の該アクリル系粘着剤となる。該架
橋剤としては、イソシアネート系化合物、エポキシ系化
合物、アルデヒド系化合物、アミン化合物、金属塩、金
属アルコキシド、金属キレート化合物、アンモニウム塩
及びヒドラジン化合物等が例示される。上記の架橋剤の
配合量は、アクリル系樹脂100重量部に対して0.0
01〜8重量部程度である。また、必要に応じて、カッ
プリング(密着付与)助剤や架橋助剤(エポキシ化合
物、アミン化合物等)を用いる場合もある。
【0029】かくして本発明の位相差板は、太陽光暴露
時の耐久性に優れ、かつ各種の機能層を積層することが
できて、各種機能層の機能を充分に発揮し、電子卓上計
算機、電子時計、ワープロ、自動車や機械類の計器類等
の液晶表示装置、サングラス、防目メガネ、立体メガ
ネ、表示素子(CRT、LCD等)用反射低減層、医療
機器、建築材料、玩具等に用いられ、特に自動車や機械
類の計器類等の液晶表示装置に有用である。
【0030】
【実施例】次に実施例を挙げて本発明の位相差板を更に
詳しく説明する。尚、実施例中「%」とあるのは特に断
りのない限り重量基準である。 実施例1 膜厚75μのポリビニルアルコール位相差フィルム(平
均重合度3500、平均ケン化度99.8モル%、1.
12倍延伸、R値400nm)(1)の両側にポリビニ
ルアルコール系接着剤(3%水溶液、乾燥塗布厚み0.
01μm)を用いてセルロース系フィルムとして「フジ
タックFT−UVDE80」(富士写真フィルム(株)
製、三酢酸セルロース系フィルム、引張強度16.5k
gf/mm2、80μm厚み)を貼着後、100℃で1
分間乾燥させて位相差板を得た。なお、上記セルロース
系フィルム単体の100℃,100時間における縦(M
D)方向の寸法変化率は0.06%で、70℃,90%
RH,500時間における縦(MD)方向の寸法変化率
は0.20%であった。得られた位相差板を用いて、太
陽光暴露前のRd0値及び太陽光暴露200時間後のR
1値をバビネ型コンペンサーター付の偏光顕微鏡(ニ
コンPOH−1型)を用いて測定して、下式により変化
率ΔRdを算出し、耐久性を以下の通り評価した。 変化率ΔRd=|Rd0値−Rd1値|/Rd0値 尚、上記のRd0値及びRd1値はレターデーション値を
意味するもので、位相差板(位相差フィルム)の主延伸
方向(MD方向)及びこれに垂直な方向(TD方向)に
おける屈折率差(IIMD−IITD)と位相差フィルムの厚さ
(d)との積で定義されるものである。 評価基準 ○ −−− ΔRd<0.20 × −−− ΔRd≧0.20
【0031】実施例2〜3、比較例1 表1に示されるポリビニルアルコール系位相差フィルム
及びセルロース系フィルムを用いて実施例1と同様に位
相差板を作製して、同様に試験を行った。実施例及び比
較例の評価結果も表1に併せて示す。
【表1】 位相差フィルム セルロース系フィルム 耐久性 平均重合度 平均ケン化度 延伸倍率 膜厚 (モル%) (倍) (μm) 実施例1 3500 99.8 1.12 75 UVDE80 ○ 〃 2 2600 99.5 1.12 75 UVDE80 ○ 〃 3 1700 99.5 1.12 75 UVDE80 ○ 比較例1 3500 99.8 1.12 75 UV80 × 註)UVDE80;「フジタックFT−UVDE80」(富士写真フィルム( 株)製、三酢酸セルロース系フィルム、引張強度16.5k gf/mm2、80μm厚み、100℃×100時間の縦( MD)方向の寸法変化率0.06%、70℃×90%RH× 500時間の縦(MD)方向の寸法変化率0.20%) UV80;「フジタックFT−UV80」(富士写真フィルム(株)製、三酢 酸セルロース系フィルム、引張強度12.6kgf/mm2、8 0μm厚み、100℃×100時間の縦(MD)方向の寸法変化 率0.40%、70℃×90%RH×500時間の縦(MD)方 向の寸法変化率0.67%)
【0032】実施例4 実施例1で得られた位相差板の片面に、表2に示す如き
機能層を設けて、各種機能層付き位相差板の機能性評価
を下記の如き方法により評価した。 (アンチグレア層) 蛍光灯の拡散性 蛍光灯を該位相差板に写し込んだときの該像による表示
品位を下記の基準で評価した。 A・・・蛍光灯の形状が認識できない B・・・蛍光灯の形状が認識できる ヘイズ値変化 該位相差板を上記条件下での放置前後のヘイズ値を測定
し、下記の基準により評価した。 ○・・・放置前後のヘイズ値の変化率が30%未満 ×・・・放置前後のヘイズ値の変化率が30%以上
【0033】(ハードコート層) 耐擦傷性 スチールウールで該位相差板の表面を1kg/cm2
10回擦った際のキズの有無を測定し、下記の基準で評
価した。 ○・・・キズなし ×・・・キズあり 表面鉛筆硬度 JIS K 5400に準じて該位相差板の表面硬度を
測定し、下記の基準で評価した。 ○・・・H以上の表面硬度を有する ×・・・H未満の表面硬度を有する
【0034】(アンチリフレクション層) 蛍光灯の写り込み 蛍光灯を該位相差板に写し込んだときの該像による表示
品位を下記の基準で評価した。 A・・・蛍光灯の写り込みにより他の表示が阻害されな
い B・・・蛍光灯の写り込みにより他の表示が阻害される 表面反射率 該位相差板を上記条件下での放置前後の反射率を測定
し、下記の基準で評価した。 ○・・・放置前後の反射率の変化率が30%未満 ×・・・放置前後の反射率の変化率が30%以上
【0035】(ハーフリフレクション層) 夜間及び昼間の実表示品位 夜間及び昼間において、該位相差板の表示を下記の基準
により評価した。 A・・・夜間及び昼間とも短時間で表記が認識できる B・・・夜間及び昼間とも短時間で表記が認識できない 透過率 該位相差板を上記条件下での放置前後の透過率を測定
し、下記の基準で評価した。 ○・・・放置前後の透過率の変化率が30%未満 ×・・・放置前後の透過率の変化率が30%以上 反射率 該位相差板を上記条件下での放置前後の反射率を測定
し、下記の基準で評価した。 ○・・・放置前後の反射率の変化率が30%未満 ×・・・放置前後の反射率の変化率が30%以上
【0036】(反射層) 昼間の実表示品位 昼間に該位相差板の表示を下記の基準により評価した。 A・・・短時間で表記が認識できる B・・・短時間で表記が認識できない 反射率 該位相差板を上記条件下での放置前後の反射率を測定
し、下記の基準で評価した。 ○・・・放置前後の反射率の変化率が30%未満 ×・・・放置前後の反射率の変化率が30%以上
【0037】(蓄光層) 夜間の実表示品位 夜間に該位相差板の表示を下記の基準により評価した。 A・・・表記が認識可能である B・・・表記が認識不可能である 表面輝度 該位相差板を上記条件下での放置前後の輝度を測定し、
下記の基準で評価した。 ○・・・放置前後の輝度の変化率が30%未満 ×・・・放置前後の輝度の変化率が30%以上
【0038】(エレクトロルミネッセンス層) 夜間の実表示品位 夜間に該位相差板の表示を下記の基準により評価した。 A・・・短時間で表記が認識可能である B・・・短時間で表記が認識不可能である 表面輝度 該位相差板を上記条件下での放置前後の輝度を測定し、
下記の基準で評価した。 ○・・・放置前後の輝度の変化率が30%未満 ×・・・放置前後の輝度の変化率が30%以上
【0039】
【表2】 機能層 機能層の構成 膜厚(μ) 実施例4 (1) AG層 アクリル樹脂中に粒径3μmのシリカフィ 5 ラーを1%配合したものをコート (2) HC層 アクリル樹脂をコート 1 (3) AR層 フッ素系樹脂をコート 0.1 (4) HR層 アクリル樹脂中に二酸化チタン被覆雲母を 10 10%配合したものをコート (5) GR層 PETフィルムに銀を蒸着させたフィルムを 1 積層 (6) 蓄光層 アクリル樹脂中に硫化亜鉛5%と銅5%から 5 なる蓄光材料を配合したものをコート (7) EL層 アクリル樹脂中にビス(ベンゾキノリノライ 5 ト)ベリリウム錯体を5%配合したものPE Tフィルムにコートし、更にITOにより透 明電極を形成したものを積層 注)AG層:アンチグレア層、HC層:ハードコート層、 AR層:アンチリフレクション層、HR層:ハーフリフレクション層、 GR層:反射層、EL層:エレクトロルミネッセンス層、 PET:ポリエチレンテレフタレート
【0040】実施例5 実施例2で得られた位相差板を用いて実施例4と同様に
機能層を設けて、実施例4と同様に評価した。
【0041】実施例6 実施例3で得られた位相差板を用いて実施例4と同様に
機能層を設けて、実施例4と同様に評価した。実施例4
〜6の評価結果を表3に示す。
【表3】 注)表中、機能層の評価〜は上記各々の評価項目を
示す。
【0042】
【発明の効果】本発明の位相差板は、特定のセルロース
系フィルムを積層しているため、太陽光暴露時の耐久性
に優れ、また、各種機能層を積層してもその機能を充分
に発揮し、電子卓上計算機、電子時計、ワープロ、自動
車や機械類の計器類等の液晶表示装置、サングラス、防
目メガネ、立体メガネ、表示素子(CRT、LCD等)
用反射低減層等に用いられ、特に自動車や機械類の計器
類等の液晶表示装置に有用である。

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 位相差フィルムの少なくとも片面に引張
    強度が13kgf/mm2以上のセルロース系フィルム
    を貼着したことを特徴とする位相差板。
  2. 【請求項2】 セルロース系フィルムの100℃,10
    0時間における縦(MD)方向の寸法変化率が0.20
    %以下であることを特徴とする請求項1記載の位相差
    板。
  3. 【請求項3】 セルロース系フィルムの70℃,90%
    RH,500時間における縦(MD)方向の寸法変化率
    が0.50%以下であることを特徴とする請求項1また
    は2記載の位相差板。
  4. 【請求項4】 位相差フィルムとして平均重合度100
    0〜6000のポリビニルアルコール系フィルムを用い
    ることを特徴とする請求項1〜3いずれか記載の位相差
    板。
  5. 【請求項5】 位相差フィルムとして平均重合度150
    0〜5000のポリビニルアルコール系フィルムを用い
    ることを特徴とする請求項1〜3いずれか記載の位相差
    板。
  6. 【請求項6】 位相差フィルムとして平均重合度250
    0〜4000のポリビニルアルコール系フィルムを用い
    ることを特徴とする請求項1〜3いずれか記載の位相差
    板。
  7. 【請求項7】 セルロース系フィルムの外側に機能層を
    設けたことを特徴とする請求項1〜6いずれか記載の位
    相差板。
  8. 【請求項8】 機能層がアンチグレア層であることを特
    徴とする請求項7記載の位相差板。
  9. 【請求項9】 機能層がハードコート層であることを特
    徴とする請求項7記載の位相差板。
  10. 【請求項10】 機能層がアンチリフレクション層であ
    ることを特徴とする請求項7記載の位相差板。
  11. 【請求項11】 機能層がハーフリフレクション層であ
    ることを特徴とする請求項7記載の位相差板。
  12. 【請求項12】 機能層が反射層であることを特徴とす
    る請求項7記載の位相差板。
  13. 【請求項13】 機能層が蓄光層であることを特徴とす
    る請求項7記載の位相差板。
  14. 【請求項14】 機能層がエレクトロルミネッセンス層
    であることを特徴とする請求項7記載の位相差板。
  15. 【請求項15】 機能層がアンチグレア層とアンチリフ
    レクション層からなることを特徴とする請求項7記載の
    位相差板。
  16. 【請求項16】 機能層が蓄光層と反射層からなること
    を特徴とする請求項7記載の位相差板。
  17. 【請求項17】 機能層が蓄光層とハーフリフレクショ
    ン層からなることを特徴とする請求項7記載の位相差
    板。
  18. 【請求項18】 機能層が蓄光層と光拡散層からなるこ
    とを特徴とする請求項7記載の位相差板。
  19. 【請求項19】 機能層が蓄光層とエレクトロルミネッ
    センス層からなることを特徴とする請求項7記載の位相
    差板。
  20. 【請求項20】 機能層がハーフリフレクション層とエ
    レクトロルミネッセンス層からなることを特徴とする請
    求項7記載の位相差板。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH11227026A (ja) * 1997-11-07 1999-08-24 Rohm & Haas Co プラスチックシートの製造方法および装置
KR20040024013A (ko) * 2002-09-12 2004-03-20 김진곤 위상판 제조방법 및 이에 의하여 제조된 위상판
KR20180039648A (ko) * 2015-08-31 2018-04-18 닛토덴코 가부시키가이샤 광학 보상층 부착 편광판 및 이를 이용한 유기 el 패널

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