JPH092873A - ホタル石型セリア系固体電解質 - Google Patents

ホタル石型セリア系固体電解質

Info

Publication number
JPH092873A
JPH092873A JP8001288A JP128896A JPH092873A JP H092873 A JPH092873 A JP H092873A JP 8001288 A JP8001288 A JP 8001288A JP 128896 A JP128896 A JP 128896A JP H092873 A JPH092873 A JP H092873A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
solid electrolyte
defective
type solid
fluorite
general formula
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8001288A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshiyuki Mori
利之 森
Toshihito Kuramochi
豪人 倉持
Hiroshi Yamamura
博 山村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tosoh Corp
Original Assignee
Tosoh Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tosoh Corp filed Critical Tosoh Corp
Priority to JP8001288A priority Critical patent/JPH092873A/ja
Publication of JPH092873A publication Critical patent/JPH092873A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/30Hydrogen technology
    • Y02E60/50Fuel cells

Landscapes

  • Fuel Cell (AREA)
  • Compounds Of Alkaline-Earth Elements, Aluminum Or Rare-Earth Metals (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 従来のものに比べイオン伝導度及びCe4+
耐還元性が著しく向上したホタル石型セリア系固体電解
質を提供する。 【構成】 下記一般式(1)で表される欠陥ホタル石型
固体電解質。 {(M1-aaxCe1-x}O2-y (1) (式中、MはCeを除く3価の希土類元素であり、Aは
1価のアルカリ金属又は2価のアルカリ土類金属を表
し、a、x、yはそれぞれ0<a<0.6、0.2<x
<0.5、0<y<0.55を表す)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、多量の酸素欠陥を
有し、強還元雰囲気下においても高い酸素イオン伝導性
を有するホタル石型セリア系固体電解質材料に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】CeO2はホタル石型化合物に属し、4
価のCeサイトに3価の希土類元素(Y、Sm、Nd
等)を固溶させることにより、酸素欠陥が導入され高い
酸素イオン伝導を示す固体電解質材料となることが知ら
れている(H.Yahiro,Y.Baba,K.Eg
uchi and H.Arai,J.Electro
chem.Soc.,vol.135,2077−80
(1988)及びT.Inoue,T.Setogu
chi,K.Eguchi and H.AraiSo
lid State Ionics,vol.36,7
1−75 (1989)等)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】こうした欠陥セリア系
固体電解質は、4価のCeのサイトに3価の希土類元素
を置換固溶させることにより、酸素欠陥を生じさせてい
るが、酸素欠陥量を増加させるべく3価元素の固溶量を
増加させると、C型希土類化合物が生成し、この化合物
の生成により伝導度が低下するために、酸素イオン伝導
度の向上が難しい状況にあった。
【0004】また欠陥セリア系固体電解質はCeO2
のCe4+が還元雰囲気下において容易にCe3+に還元さ
れ、この変化に伴い酸素イオン伝導性以外に電子伝導性
が現れるという欠点を有していた。電子伝導度が著しく
高くなると、燃料電池用のセル材料とした際の出力密度
が低下する。燃料電池使用状況下におけるCe4+の還元
しやすさは、欠陥セリア系固体電解質の実用化を妨げる
極めて大きな問題点であった。
【0005】本発明は上記の課題に鑑みてなされたもの
であり、その目的は、従来のものに比べイオン伝導度及
びCe4+の耐還元性が著しく向上し、燃料電池用セル材
料とした際に優れた出力密度を示すホタル石型セリア系
固体電解質を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者らは上記課題を
解決するために鋭意検討した。その結果、(1)3価の
希土類元素のサイトをさらに1価又は2価の元素で一部
置換固溶させることにより、3価の希土類元素のサイト
を平均原子価において3価以下の低価数とすることで、
伝導度低下の要因となる希土類酸化物とCeO2の固溶
体であるC型希土類化合物の生成を抑制し、酸素欠陥の
量を増加させ、かつ1価又は2価という、3価の希土類
元素に比してイオン半径の大きい元素を固溶させること
で、格子を膨脹させ、酸素イオンの通過可能な結晶格子
内の空間を増大させることによって、高い酸素イオン伝
導度を有する固体電解質材料の提供が可能となること、
(2)欠陥セリア系化合物の不定比性と酸素欠陥量の間
に相関性があるとの考えのもと多量の酸素欠陥を導入す
ることにより、還元雰囲気下においても欠陥セリア系化
合物における4価から3価への変動を極めて小さくする
ことに成功し、欠陥セリア系固体電解質の実用化を妨げ
る大きな問題点であった還元されやすいという欠点を克
服した高酸素イオン伝導度を有する固体電解質材料の提
供が可能となり、あわせて燃料電池用のセルとして用い
た場合、優れた出力密度が得られることを見出し本発明
を完成するに至った。
【0007】すなわち本発明は、下記一般式(1)で表
される欠陥ホタル石型固体電解質、 {(M1-aaxCe1-x}O2-y (1) (式中、MはCeを除く3価の希土類元素であり、Aは
1価のアルカリ金属又は2価のアルカリ土類金属を表
し、a、x、yはそれぞれ0<a<0.6、0.2<x
<0.5、0<y<0.55を表す) 下記一般式(2)で表される欠陥ホタル石型固体電解
質、 {(MαaxCe1-x}O2-y (2) (式中、MはCeを除く3価の希土類元素であり、Aは
1価のアルカリ金属又は2価のアルカリ土類金属を表
し、α、a、x、yはそれぞれ0.4<α<1,0<a
<0.1、0.2<x<0.5、0<y<0.26を表
す) 下記一般式(3)で表される欠陥ホタル石型固体電解
質、 {(M1-aax(Ce1-bb1-x}O2-y (3) (式中、MはCeを除く3価の希土類元素であり、A及
びBは1価のアルカリ金属又は2価のアルカリ土類金属
を表しA≠B、a、x、b、yはそれぞれ0<a<0.
6、0.1<x<0.4、0<b<0.4、0<y<
0.8を表す)及び下記一般式(4)で表される欠陥ホ
タル石型固体電解質 {(Mαax(Ceβb1-x}O2-y (4) (式中、MはCeを除く3価の希土類元素であり、A及
びBは1価のアルカリ金属又は2価のアルカリ土類金属
を表しA≠B、a、x、b、yはそれぞれ0.4<α<
1、0<a<0.1、0.1<x<0.4、0.6<β
<1、0<b<0.1、0<y<0.41を表す)であ
る。
【0008】
【発明の実施の形態】次に本発明を更に詳細に説明す
る。
【0009】本発明のCeO2系固体電解質は、上記一
般式(1)乃至(4)のいずれかで表される欠陥ホタル
石型固体電解質である。
【0010】下記一般式(1)において、 {(M1-aaxCe1-x}O2-y (1) MはCeを除く3価の希土類元素であり特に限定するも
のではない。これらの希土類元素のうち、8配位を仮定
した場合のイオン半径が0.97オングストロ−ム以上
1.20オングストロ−ム以下の範囲にある元素が好ま
しい。8配位を仮定した場合のイオン半径が0.97オ
ングストロ−ムを下回る元素の場合、この0.97オン
グストロ−ムは8配位を仮定した場合のCe4+のイオン
半径であるため、結晶格子が著しく収縮し、イオン伝導
の妨げとなるために好ましくない。一方1.20オング
ストロ−ムを上回る元素の場合、8配位を仮定した場合
のCe4+のイオン半径と大きく異なるため、この場合も
結晶格子が著しく歪みイオン伝導の妨げとなるために好
ましくない。
【0011】Mの具体的な例としては、Lu(0.9
7)、Yb(0.98)、Tm(0.99)、Er
(1.00)、Y(1.015)、Ho(1.02)、
Dy(1.03)、Gd(1.06)、Eu(1.0
7)、Sm(1.09)、Nd(1.12)等が挙げら
れる。ここでカッコ内の数字は、8配位を仮定した場合
のイオン半径である。
【0012】上記一般式(1)中、Aは1価のアルカリ
金属又は2価のアルカリ土類金属を表す。
【0013】上記一般式(1)中、aの値は0<a<
0.6である。aの値が0では酸素欠陥量が少なく十分
に高い酸素イオン伝導度は得られず、またaの値が0.
6以上ではCeサイトに1価又は2価の元素が固溶しき
れず、粒界に析出し、原料中にわずかに含まれるガラス
相と反応して粒界における抵抗を高め、電解質全体の酸
素イオン伝導度を低下させるために好ましくない。
【0014】上記一般式(1)中、xの値は0.2<x
<0.5である。xの値が0.2以下では活性な酸素欠
陥量が不十分で十分に高い酸素イオン伝導度は得られ
ず、またxの値が0.5以上では酸素欠陥量は増加する
が、CeO2中へのM23の固溶量が増えるため格子は
収縮し、1価又は2価元素の固溶により、格子を膨脹さ
せる効果を打ち消し、結果としてかえって多量に存在す
る可動イオンの通路を狭めるために、著しくイオン伝導
度は低下するので好ましくない。
【0015】上記一般式(1)中、yの値は上記a及び
xの値を定める際に正電荷と負電荷の値がバランスする
ように決まる値であり、通常0<y<0.55の値とな
る。
【0016】また上記一般式(1)において、特に0<
a<0.1の場合には、MとAとの量的関係であるA/
Mは、a/(1−a)に限定されず、A/M=a/α,
0.4<α<1をとることが可能となる。
【0017】すなわち、下記一般式(2)において、 {(MαaxCe1-x}O2-y (2) (式中、MはCeを除く3価の希土類元素であり、Aは
1価のアルカリ金属又は2価のアルカリ土類金属を表
し、α、a、x、yはそれぞれ0.4<α<1,0<a
<0.1、0.2<x<0.5、0<y<0.26を表
す) MはCeを除く3価の希土類元素であり特に限定するも
のではない。これらの希土類元素のうち、8配位を仮定
した場合のイオン半径が0.97オングストロ−ム以上
1.20オングストロ−ム以下の範囲にある元素が好ま
しい。8配位を仮定した場合のイオン半径が0.97オ
ングストロ−ムを下回る元素の場合、この0.97オン
グストロ−ムは8配位を仮定した場合のCe4+のイオン
半径であるため、結晶格子が著しく収縮し、イオン伝導
の妨げとなるために好ましくない。一方1.20オング
ストロ−ムを上回る元素の場合、8配位を仮定した場合
のCe4+のイオン半径と大きく異なるため、この場合も
結晶格子が著しく歪みイオン伝導の妨げとなるために好
ましくない。
【0018】Mの具体的な例としては、Lu(0.9
7)、Yb(0.98)、Tm(0.99)、Er
(1.00)、Y(1.015)、Ho(1.02)、
Dy(1.03)、Gd(1.06)、Eu(1.0
7)、Sm(1.09)、Nd(1.12)等が挙げら
れる。ここでカッコ内の数字は、8配位を仮定した場合
のイオン半径である。
【0019】上記一般式(2)中、Aは1価のアルカリ
金属又は2価のアルカリ土類金属を表す。
【0020】上記一般式(2)中、上記一般式(1)
中、aの値は0<a<0.1であり、αの値は0.4<
α<1である。これは、Aの固溶量が少ない場合には、
A/M比が比較的広くなってもホタル石構造を形成する
ことができ、微量な酸素欠陥を有効に機能させて、イオ
ン伝導度を向上させることが可能となるためであると考
えられる。
【0021】上記一般式(2)中、xの値は0.2<x
<0.5である。xの値が0.2以下では活性な酸素欠
陥量が不十分で十分に高い酸素イオン伝導度は得られ
ず、またxの値が0.5以上では酸素欠陥量は増加する
が、CeO2中へのM23の固溶量が増えるため格子は
収縮し、1価又は2価元素の固溶により、格子を膨脹さ
せる効果を打ち消し、結果としてかえって多量に存在す
る可動イオンの通路を狭めるために、著しくイオン伝導
度は低下するので好ましくない。
【0022】上記一般式(2)中、正電荷と負電荷の値
のバランスから決定されるyの値は、0<y<0.26
である。
【0023】次に下記一般式(3)において、 {(M1-aax(Ce1-bb1-x}O2-y (3) MはCeを除く3価の希土類元素であり特に限定するも
のではない。これらの希土類元素のうち、8配位を仮定
した場合のイオン半径が0.97オングストロ−ム以上
1.20オングストロ−ム以下の範囲にある元素が好ま
しい。8配位を仮定した場合のイオン半径が0.97オ
ングストロ−ムを下回る元素の場合、この0.97オン
グストロ−ムは8配位を仮定した場合のCe4+のイオン
半径であるため、結晶格子が著しく収縮しイオン伝導の
妨げとなるために好ましくない。一方1.20オングス
トロ−ムを上回る元素の場合、8配位を仮定した場合の
Ce4+のイオン半径と大きく異なり、この場合も結晶格
子が著しく歪みイオン伝導の妨げとなるために好ましく
ない。
【0024】Mの具体的な例としては、Lu(0.9
7)、Yb(0.98)、Tm(0.99)、Er
(1.00)、Y(1.015)、Ho(1.02)、
Dy(1.03)、Gd(1.06)、Eu(1.0
7)、Sm(1.09)、Nd(1.12)等である。
ここでカッコ内の数字は、8配位を仮定した場合のイオ
ン半径である。
【0025】上記一般式(3)中、A及びBは1価のア
ルカリ金属又は2価のアルカリ土類金属を表し、A≠B
である。
【0026】上記一般式(3)中、aの値は0<a<
0.6である。aの値が0では、酸素欠陥量が少なく十
分高い酸素イオン伝導度は得られず、またaの値が0.
6以上では、Yサイトに1価又は2価の元素が固溶しき
れず、粒界に析出し、原料中にわずかに含まれるガラス
相と反応して粒界における抵抗を高め、電解質全体の酸
素イオン伝導度を低下させるために好ましくない。
【0027】上記一般式(3)中、xの値は0.1<x
<0.4である。xの値が0.1以下では活性な酸素欠
陥量が不十分で、十分高い酸素イオン伝導度は得られ
ず、またxの値が0.4以上では酸素欠陥量は増加する
が、CeO2中へのY23の固溶量が増えると格子は収
縮し、1価又は2価元素の固溶により、格子を膨脹させ
る効果を打ち消し、結果としてかえって多量に存在する
可動イオンの通路を狭めるために、著しくイオン伝導度
は低下するので好ましくない。
【0028】上記一般式(3)中、bの値は0<b<
0.4である。bの値が0の場合は請求項1に該当する
以外の場合には、上述の理由により伝導度が低下するの
で好ましくなく、またbの値が0.4以上ではCeサイ
トに1価又は2価の元素が固溶しきれず、粒界に析出
し、原料中にわずかに含まれるガラス相と反応して粒界
における抵抗を高め、電解質全体の酸素イオン伝導度を
低下させるために好ましくない。
【0029】上記一般式(3)中、yの値は上記a及び
xの値を定める際に正電荷と負電荷の値がバランスする
ように決まる値であり、通常0<y<0.8の値とな
る。
【0030】また上記一般式(3)において、特に0<
a<0.1、0<b<0.1の場合には、MとA及びC
eとBの量的関係であるA/M及びB/Ceは、a/
(1−a)、b/(1−b)に限定されず、A/M=a
/α,0.4<α<1及びB/Ce=b/β,0.6<
β<0.1をとることが可能となる。
【0031】すなわち、下記一般式(4)において、 {(Mαax(Ceβb1-x}O2-y (4) (式中、MはCeを除く3価の希土類元素であり、A及
びBは1価のアルカリ金属又は2価のアルカリ土類金属
を表しA≠B、a、x、b、yはそれぞれ0.4<α<
1、0<a<0.1、0.1<x<0.4、0.6<β
<1、0<b<0.1、0<y<0.41を表す) MはCeを除く3価の希土類元素であり特に限定するも
のではない。これらの希土類元素のうち、8配位を仮定
した場合のイオン半径が0.97オングストロ−ム以上
1.20オングストロ−ム以下の範囲にある元素が好ま
しい。8配位を仮定した場合のイオン半径が0.97オ
ングストロ−ムを下回る元素の場合、この0.97オン
グストロ−ムは8配位を仮定した場合のCe4+のイオン
半径であるため、結晶格子が著しく収縮しイオン伝導の
妨げとなるために好ましくない。一方1.20オングス
トロ−ムを上回る元素の場合、8配位を仮定した場合の
Ce4+のイオン半径と大きく異なり、この場合も結晶格
子が著しく歪みイオン伝導の妨げとなるために好ましく
ない。
【0032】Mの具体的な例としては、Lu(0.9
7)、Yb(0.98)、Tm(0.99)、Er
(1.00)、Y(1.015)、Ho(1.02)、
Dy(1.03)、Gd(1.06)、Eu(1.0
7)、Sm(1.09)、Nd(1.12)等である。
ここでカッコ内の数字は、8配位を仮定した場合のイオ
ン半径である。
【0033】上記一般式(4)中、A及びBは1価のア
ルカリ金属又は2価のアルカリ土類金属を表し、A≠B
である。
【0034】上記一般式(4)中、α、a、β、bの値
は、それぞれ0.4<α<1、0<a<0.1、0.6
<β<1、0<b<0.1である。これは、A及び/又
はBの固溶量が少ない場合には、A/M比及びB/Ce
比が比較的広くなってもホタル石構造を形成することが
でき、微量な酸素欠陥を有効に機能させて、イオン伝導
度を向上させることが可能となるためであると考えられ
る。
【0035】上記一般式(4)中、xの値は0.1<x
<0.4である。xの値が0.1以下では活性な酸素欠
陥量が不十分で、十分高い酸素イオン伝導度は得られ
ず、またxの値が0.4以上では酸素欠陥量は増加する
が、CeO2中へのY23の固溶量が増えると格子は収
縮し、1価又は2価元素の固溶により、格子を膨脹させ
る効果を打ち消し、結果としてかえって多量に存在する
可動イオンの通路を狭めるために、著しくイオン伝導度
は低下するので好ましくない。
【0036】上記一般式(4)中、正電荷と負電荷の値
のバランスから決定されるyの値は、0<y<0.41
となる。
【0037】上記一般式(1)乃至一般式(4)のいず
れかの組成を選択することにより、ホタル石単一相から
なる高イオン伝導体の作製が可能となる。
【0038】本発明の合成方法として特に限定するもの
ではないが、例えば、原料粉末として酸化物を用いて乾
式及び湿式混合により混合したのち焼成する方法、原料
として無機塩の水溶液を使用し沈澱剤としてシュウ酸等
を用いることにより炭酸塩として沈澱物を作製し、この
沈澱を濾過、乾燥したのち焼成する方法や原料としてア
ルコキシド溶液を使用するアルコキシド法を用いて、液
相混合したのち加水分解反応により沈澱を作製し、この
沈澱を濾過、乾燥したのち焼成する方法等を用いて合成
することができる。
【0039】本発明の効果発現の機構については、未だ
十分には解明されていないが、CeO2に単に3価の希
土類元素を固溶させる場合には、酸素欠陥を増加させる
とC型希土類化合物が生成して伝導度を低下させてしま
うが、3価の希土類元素のサイトに1価又は2価の元素
を一部置換固溶させることにより、C型希土類化合物を
生成させることなく、酸素欠陥量を増加させ、あわせて
格子体積増大によるボトルネック径増大の効果により、
酸素イオン伝導度が向上する結果となったものと考えら
れる。
【0040】また、強還元雰囲気下において、CeO2
中のCe4+がCe3+に還元されるという従来のセリア系
固体電解質の欠点を克服した理由は、セリア系酸化物の
不定比性と酸素欠陥量の関係から説明できる。
【0041】セリア系酸化物に見られる酸素分圧と酸素
欠陥量の関係を図1に模式的に示す。図1にあるよう
に、酸素分圧が低下する、すなわち還元状態になると、
セリア系酸化物中の酸素欠陥量は増加する傾向にある。
この酸素欠陥は正の電荷を有するため、この酸素欠陥の
増加した分、セリア系化合物は自身の電気的中性を保つ
ためにCe4+をCe3+へと低下させる。このことがCe
2中のCe4+がCe3+に還元されやすい理由であると
考えられる。そこで図1中のA点に注目すると、A点で
の酸素欠陥量を持つ材料は、aの酸素分圧値を下回ると
更に酸素欠陥を発生させ、同時にCeの価数低下が生ま
れる。故に予め図1中のB点まで酸素欠陥を多量に導入
することによって、より低い酸素分圧(b点)までCe
の価数低下を生じる必然性が無くなり、還元雰囲気下に
おいても高いイオン伝導性を保つようになり、燃料電池
用のセルとした場合には、優れた出力密度を示すことが
可能となるものと考えられる。
【0042】以上説明したように、本発明は、多量の酸
素欠陥を有するホタル石型セリア系固体電解質に関する
ものであり、この酸素欠陥の働きを利用した新規固体電
解質を得ることが可能となる。
【0043】
【実施例】以下、実施例により、本発明を更に詳細に説
明するが、本発明はこれらに限定されるものではない。
【0044】実施例1〜実施例16 配合を下記に示す12種類の化学式になるように、酸化
イットリウム粉末(信越化学製)、酸化イットリビウム
(キシダ化学製)、酸化サマリウム(キシダ化学製)、
酸化ガドリウム(キシダ化学製)、炭酸セシウム粉末
(キシダ化学製)、炭酸ナトリウム(キシダ化学製)、
炭酸ストロンチウム(キシダ化学製)、酸化セリウム粉
末(三津和化学製)及び酸化リチウム粉末(キシダ化学
製)をエタノ−ル中においてボ−ルミル混合したのち、
1000℃、1h空気中において仮焼し、この粉末をペ
レット状に2t/cm2の静水圧により成形した。得ら
れた試料を1500℃、4h空気中において焼結するこ
とにより立方晶ホタル石単相の焼結体を作製した。
【0045】 (実施例1){(Y0.5Na0.50.4Ce0.6}O1.6 (実施例2){(Y0.5Cs0.50.3Ce0.7}O1.7 (実施例3){(Y0.5Cs0.50.3(Ce0.67Li
0.330.7}O1.35 (実施例4){(Y0.5Cs0.50.2(Ce0.67Li
0.33O.8}O1.4 (実施例5){(Y0.5Sr0.50.4Ce0.6}O1.7 (実施例6){(Y0.4Na0.60.4Ce0.6}O1.56 (実施例7){(Y0.4Na0.60.3(Ce0.67Li
0.330.7}O1.38 (実施例8){(Yb0.5Cs0.50.4Ce0.6}O1.6 (実施例9){(Gd0.5Cs0.50.4Ce0.6}O1.6 (実施例10){(Sm0.5Cs0.50.4Ce0.6}O
1.6 (実施例11){(Gd0.5Cs0.50.3(Ce0.67
0.330.7}O1.35 (実施例12){(Sm0.5Cs0.50.3(Ce0.67
0.330.7}O1.35 (実施例13){(Sm0.5Cs0.090.3(Ce0.67
0.080.7}O1.20 (実施例14){(Sm0.5Cs0.010.3(Ce0.67
0.010.7}O1.66 (実施例15){(Sm0.5Cs0.090.4Ce0.6}O
1.52 (実施例16){(Sm0.5Cs0.010.4Ce0.6}O
1.50 ただし、上記の酸素数は正電荷と負電荷のバランスから
計算上求めた値である。
【0046】得られた焼結体は、白金電極を塗布し、1
000℃において電極を焼き付け処理を施した後、交流
2端子法により複素インピ−ダンスを測定してイオン伝
導度を下式により算出した。
【0047】イオン伝導度:logσ=log{Zco
sθ/(l・S-1)} ここで、σは伝導度(イオン伝導度はこの値を対数とし
て示す)、Zはインピ−ダンス、θはおくれ角、lはペ
レットの厚み、Sはペレット上の白金電極面積を表す。
【0048】さらに強還元雰囲気下における還元性の評
価を行うために酸素濃淡電池を用いた起電力法により酸
素イオン輸率を測定した。酸素イオン輸率(ti)は、
以下の式により算出される。
【0049】ti=Em/Et ここでEmは測定される起電力、Etは理論起電力であ
る。
【0050】さらに、理論起電力は以下の式により算出
される。
【0051】 Et=(RT/4F)ln(P”O2/P´O2) ここで、Tは絶対温度、Rはガス定数、Fはファラデ−
定数であり、P”O2及びP´O2はそれぞれ濃淡電池の両
極における酸素分圧である。
【0052】濃淡電池の一方を酸素、他方を空気とした
場合、すなわち log(P”O2/P´O2)=−1 と一方を酸素、他方を水素とした場合、すなわち、 log(P”O2/P´O2)=−21 の2通りの環境下において950℃におけるイオン輸率
を測定した。
【0053】tiは、0≦ti≦1の値をとり、1に近
いほど電子伝導性は小さいことになり、またいずれの雰
囲気においても高いイオン輸率を有するものが、耐還元
性に優れるということになる。
【0054】表1に、950℃における伝導度の値と酸
素イオン輸率の値を示す。
【0055】
【表1】
【0056】また燃料電池用セルとして用いた場合の発
電試験については、燃料極のNiとZrO2のサーメッ
トを、空気極に(LaSr)MnO3を用い、電極径を
直径15mm、固体電極の厚さを500μmとし、空気
極側には酸素、燃料極側には加湿水素ガスを送り、出力
密度測定を1000℃及び800℃で行い、最大出力密
度を求めた。
【0057】表2に1000℃及び800℃における最
大出力密度の値を示す。
【0058】
【表2】
【0059】比較例1〜比較例7 配合を下記に示す7種類の化学式になるように、実施例
同様に酸化イットリウム粉末、酸化サマリウム粉末、炭
酸セシウム粉末、酸化セリウム粉末及び酸化リチウム粉
末をエタノ−ル中においてボ−ルミル混合したのち、1
000℃、1h空気中において仮焼し、この粉末をペレ
ット状に2t/cm2の静水圧により成形した。得られ
た試料を1500℃、4h空気中において焼結して試料
とした。 (比較例1)(Y0.3Ce0.7)O1.85 (比較例2)(Sm0.3Ce0.7)O1.85 (比較例3){(Y0.3Cs0.70.3Ce0.7}O2-y (比較例4){(Y0.5Cs0.50.5(Ce0.67Li
0.330.5}O1.25 (比較例5){(Y0.5Cs0.50.3(Ce0.5
0.50.7}O2-y (比較例6){(Sm0.3Cs0.70.3Ce0.7}O2-y (比較例7){(Sm0.5Cs0.50.5(Ce0.67Li
0.330.5}O1.25 ただし、上記の酸素数は正電荷と負電荷のバランスから
計算上求めた値である。
【0060】比較例1及び比較例4はホタル石単一相で
あったが、比較例3及び比較例6は、酸化セシウムとホ
タル石化合物の混相、比較例5は極微量の酸化リチウム
とホタル石化合物の混相状態であった。また、比較例
3、比較例5及び比較例6は単一相ではないので、酸素
数は不明確であることから上記のように記載した。
【0061】得られた焼結体の950℃における伝導度
の値と酸素イオン輸率の値を表1に合わせて示す。
【0062】
【発明の効果】本発明により従来のものに比べイオン伝
導度が著しく向上し、燃料電池用セルを作成した場合優
れた出力密度を示すホタル石型セリア系固体電解質を提
供することができる。
【0063】また本発明のホタル石型セリア系固体電解
質は多量の酸素欠陥を有し、耐還元性に優れるため、工
業的にも非常に有用である。
【図面の簡単な説明】
【図1】セリア系酸化物に見られる酸素分圧と酸素欠陥
量の関係を示す。

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下記一般式(1)で表される欠陥ホタル
    石型固体電解質。 {(M1-aaxCe1-x}O2-y (1) (式中、MはCeを除く3価の希土類元素であり、Aは
    1価のアルカリ金属又は2価のアルカリ土類金属を表
    し、a、x、yはそれぞれ0<a<0.6、0.2<x
    <0.5、0<y<0.55を表す)
  2. 【請求項2】 Mが、8配位を仮定した場合のイオン半
    径が0.97オングストロ−ム以上1.20オングスト
    ロ−ム以下の範囲にある元素であることを特徴とする請
    求項1に記載の欠陥ホタル石型固体電解質。
  3. 【請求項3】 MがYであることを特徴とする請求項1
    に記載の欠陥ホタル石型固体電解質。
  4. 【請求項4】 下記一般式(2)で表される欠陥ホタル
    石型固体電解質。 {(MαaxCe1-x}O2-y (2) (式中、MはCeを除く3価の希土類元素であり、Aは
    1価のアルカリ金属又は2価のアルカリ土類金属を表
    し、α、a、x、yはそれぞれ0.4<α<1,0<a
    <0.1、0.2<x<0.5、0<y<0.26を表
    す)
  5. 【請求項5】 Mが、8配位を仮定した場合のイオン半
    径が0.97オングストロ−ム以上1.20オングスト
    ロ−ム以下の範囲にある元素であることを特徴とする請
    求項4に記載の欠陥ホタル石型固体電解質。
  6. 【請求項6】 MがYであることを特徴とする請求項4
    に記載の欠陥ホタル石型固体電解質。
  7. 【請求項7】 下記一般式(3)で表される欠陥ホタル
    石型固体電解質。 {(M1-aax(Ce1-bb1-x}O2-y (3) (式中、MはCeを除く3価の希土類元素であり、A及
    びBは1価のアルカリ金属又は2価のアルカリ土類金属
    を表しA≠B、a、x、b、yはそれぞれ0<a<0.
    6、0.1<x<0.4、0<b<0.4、0<y<
    0.8を表す)
  8. 【請求項8】 Mが、8配位を仮定した場合のイオン半
    径が0.97オングストロ−ム以上1.20オングスト
    ロ−ム以下の範囲にある元素であることを特徴とする請
    求項7に記載の欠陥ホタル石型固体電解質。
  9. 【請求項9】 MがYであることを特徴とする請求項7
    に記載の欠陥ホタル石型固体電解質。
  10. 【請求項10】 下記一般式(4)で表される欠陥ホタ
    ル石型固体電解質。 {(Mαax(Ceβb1-x}O2-y (4) (式中、MはCeを除く3価の希土類元素であり、A及
    びBは1価のアルカリ金属又は2価のアルカリ土類金属
    を表しA≠B、a、x、b、yはそれぞれ0.4<α<
    1、0<a<0.1、0.1<x<0.4、0.6<β
    <1、0<b<0.1、0<y<0.41を表す)
  11. 【請求項11】 Mが、8配位を仮定した場合のイオン
    半径が0.97オングストロ−ム以上1.20オングス
    トロ−ム以下の範囲にある元素であることを特徴とする
    請求項10に記載の欠陥ホタル石型固体電解質。
  12. 【請求項12】 MがYであることを特徴とする請求項
    10に記載の欠陥ホタル石型固体電解質。
JP8001288A 1995-01-10 1996-01-09 ホタル石型セリア系固体電解質 Pending JPH092873A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8001288A JPH092873A (ja) 1995-01-10 1996-01-09 ホタル石型セリア系固体電解質

Applications Claiming Priority (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP202695 1995-01-10
JP9665395 1995-04-21
JP7-96653 1995-04-21
JP7-2026 1995-04-21
JP8001288A JPH092873A (ja) 1995-01-10 1996-01-09 ホタル石型セリア系固体電解質

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH092873A true JPH092873A (ja) 1997-01-07

Family

ID=27274857

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8001288A Pending JPH092873A (ja) 1995-01-10 1996-01-09 ホタル石型セリア系固体電解質

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH092873A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2002052668A1 (fr) * 2000-12-22 2002-07-04 National Institute Of Advanced Industrial Science And Technology Oxyde composite de type fluorite
GB2400486A (en) * 2003-04-09 2004-10-13 Ceres Power Ltd Densification of ceria based electrolytes
JP2005247673A (ja) * 2004-03-08 2005-09-15 National Institute For Materials Science Dyドープナノセリア系焼結体およびその製造方法
US9564653B2 (en) 2010-03-31 2017-02-07 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Method for producing fuel cell including nanofibers of metal oxide
US9829463B2 (en) 2010-03-31 2017-11-28 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Method for producing oxygen sensor

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2002052668A1 (fr) * 2000-12-22 2002-07-04 National Institute Of Advanced Industrial Science And Technology Oxyde composite de type fluorite
GB2400486A (en) * 2003-04-09 2004-10-13 Ceres Power Ltd Densification of ceria based electrolytes
GB2400486B (en) * 2003-04-09 2006-05-10 Ceres Power Ltd Densification of ceria based electrolytes
JP2005247673A (ja) * 2004-03-08 2005-09-15 National Institute For Materials Science Dyドープナノセリア系焼結体およびその製造方法
US9564653B2 (en) 2010-03-31 2017-02-07 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Method for producing fuel cell including nanofibers of metal oxide
US9829463B2 (en) 2010-03-31 2017-11-28 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Method for producing oxygen sensor

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6916570B2 (en) Oxygen ion conducting materials
CN108832136B (zh) 一种固体氧化物电池用复合氧电极及其制备方法
CN113594445A (zh) 一种多金属复合氧化物包覆改性锰酸锂正极材料及其制备方法
JP4608506B2 (ja) 混合イオン伝導体およびこれを用いたデバイス
CN103153871A (zh) 锰氧化物及其制造方法、以及使用其的锂锰系复合氧化物的制造方法
US5665482A (en) Fluorite structure type ceria type solid electrolyte
CN110790573A (zh) 一种石榴石型锂离子固体电解质彻底消除碳酸锂的方法
CN115044928A (zh) 一种质子导体型固体氧化物电化学池氧电极材料及其制备方法
JP4092106B2 (ja) La2Mo2O9から誘導された化合物及びそれらのイオン導体としての使用
KR102200967B1 (ko) 전고체 리튬이차전지용 갈륨-가돌리늄이 도핑된 고체전해질 및 그의 제조방법
Pikalova et al. Influence of the substitution with rare earth elements on the properties of layered lanthanum nickelate–Part 1: Structure, oxygen transport and electrochemistry evaluation
Kaiser et al. Electrical characterization of highly titania doped YSZ
Amira et al. La1. 5Nd0. 3Pr0. 2NiO4. 16: A New Cathode Material for IT-Solid Oxide Fuel Cells
JPWO2019194290A1 (ja) 複合酸化物、並びにそれを電解質材料に使用した電気化学デバイス
JPH092873A (ja) ホタル石型セリア系固体電解質
Thangadurai et al. AA′ 2M3O10 (A= K, Rb, Cs; A′= Ca; M= Nb) layered perovskites: low-temperature proton conductors in hydrogen atmospheres
Pikalova et al. Boosting the oxygen transport kinetics and functional properties of La2NiO4+ δ via partial La-to-Sm substitution
JP2006244810A (ja) 固体酸化物形燃料電池用電極及びその製造方法
JP3760475B2 (ja) ホタル石型ジルコニア系固体電解質
JPH10154523A (ja) 欠陥ホタル石型セリア系固体電解質
JP2001283847A (ja) 正極活物質の製造方法と正極活物質、並びに上記正極活物質を用いたリチウムイオン二次電池
JPH09295866A (ja) 混合イオン導電体
CN112117451A (zh) 混相二氧化钛改性高镍三元正极材料及其制备方法、应用
JP2019145497A (ja) 酸化物イオン伝導体及び電気化学デバイス
JP2968326B2 (ja) カルシウムド―プランタンマンガナイトと、それを用いた固体電解質燃料電池

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term