JPH09286233A - 幼児保護システム - Google Patents

幼児保護システム

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JPH09286233A
JPH09286233A JP10159496A JP10159496A JPH09286233A JP H09286233 A JPH09286233 A JP H09286233A JP 10159496 A JP10159496 A JP 10159496A JP 10159496 A JP10159496 A JP 10159496A JP H09286233 A JPH09286233 A JP H09286233A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
infant
detecting
sensor
closing
receiver
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP10159496A
Other languages
English (en)
Inventor
Koichi Ashino
晃一 芦野
Mayumi Ukou
真裕美 宇高
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Denso Ten Ltd
Original Assignee
Denso Ten Ltd
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Filing date
Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】車内の幼児を保護する自動車内幼児保護システ
ムを提供するものである。 【解決手段】車室内に幼児が居ることを検知する幼児検
出センサと、車室内の温度を検知する温度センサと、温
度センサが所定の開放温度値以上に達したことを検知す
ると、ウインドウガラスを開放する開放手段を有するこ
とを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車等の幼児を
保護するための幼児保護システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より自動車等にはモータの駆動によ
りウインドウガラスを自動的に開閉するパワーウインド
ウ装置、キーを使わずに微弱電波によりドアロック、ア
ンロックをリモートコントロールするキーレスエントリ
装置、そして雨滴量を検知する雨滴センサ等の検知信号
に応じてワイパの始動制御、速さ調整を行うオートワイ
パ装置等の各種電子機器が設けられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】好奇心の旺盛な幼児は
自動車室内で遊ぶことがあり、また保護者の荷物の運搬
等のため幼児を車内に置いて自動車を離れる場合があ
る。しかし、自動車等を夏期にウインドウガラスを閉め
た状態で青空駐車したとき、車内の室温が上昇し高温と
なり、車内の幼児が脱水症状等を起こして、酷い場合に
は死亡する事故が発生している。
【0004】本発明は、保護者の油断によりこのような
状況になった場合にも、このような幼児の事故の防止を
図ることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明はこのような問題
を解決するもので、車室内に幼児が居ることを検知する
幼児検出センサと、前記車室内の温度を検知する温度セ
ンサと、前記温度センサが所定の開放温度値以上に達し
たことを検知すると、ウインドウガラスを開放する開放
手段を有することを特徴とする。
【0006】また、前記温度センサが所定の閉鎖温度値
以下に達したことを検知すると、前記ウインドウガラス
が閉鎖する閉鎖手段を有することを特徴とする。また、
降雨を検知する雨滴センサと、前記雨滴センサにより降
雨が検知されると、前記ウインドウガラスを閉鎖する降
雨時閉鎖手段を有することを特徴とする。
【0007】また、接近する不審者を検知する不審者検
知センサと、前記不審者検知センサにより不審者の接近
が検出された時、前記ウインドウガラスを閉鎖する異常
時閉鎖手段を有することを特徴とする。また、前記不審
者検知センサにより不審者の接近が検出された時、検知
信号を車外に発信する送信機と、前記送信機より発信さ
れた信号を受信する受信機と、前記受信機と一体化され
前記受信機が前記検知信号を受信すると、警告音を発生
する警報手段とからなることを特徴とする。
【0008】また、車室内の幼児の泣き声を検知する音
声検知センサと、前記音声検知センサが幼児の泣き声を
検知すると検知信号を車外に発信する送信機と、前記送
信機より発信された信号を受信する受信機と、前記受信
機と一体化され前記受信機が前記検知信号を受信する
と、警告音を発生する警報手段とからなることを特徴と
する。
【0009】
【実施例】以下図面を用いて本発明の実施例を説明す
る。図1は本発明に係る制御装置を示すブロック図であ
り、図2はマイコンが行う処理動作を示すフローチャー
トである。1は自動車に搭載されている幼児保護システ
ムである。制御装置1には各種センサが装着されてお
り、10はキーシリンダからキーが抜かれたことを検知
するキーオフ検知センサでマイクロスイッチや光学セン
サ(受発光素子)からなりキーシリンダに設けられてい
る。11は車室内に幼児が置き去り(幼児を車室内に残
して買い物等のため自動車から離れた状態)にされたこ
とを検知する幼児検知センサであり、各座席の下部に設
けられ加わっている体重等により幼児だけが車室内に居
ることを検知する。
【0010】12は例えばバイメタル、熱電対等からな
る車室内温度センサであり、ダッシュボード等に取り付
けられている。13はウインドウガラスが開放状態にあ
る時、不審者(人)の接近を赤外線センサ等を利用して
検知する不審者検知センサであり、ドア内面に設置され
ている。14は降雨を検知する雨滴検知センサであり、
受発光素子を用いた光学センサや圧電素子を用いた振動
センサからなり、車外のボンネットのフロントウインド
ウ付近に設けられている。15は車室内の幼児の泣き声
を検知する音声検知センサであり、マイクロフォンによ
り構成されダッシュボード等に取り付けられている。つ
まり、音声検知センサ15は車室内の音量レベルあるい
は車室内の音の分析を行うことにより、幼児の泣き声の
有無を推定するのに用いられる。なお、これらの各セン
サ10〜15はマイクロコンピュータ16に接続されて
おり、各状態の判断はセンサからの信号を基にマイクロ
コンピュータ16が行う。更にマイクロコンピュータ1
6にはモータ17の駆動によりウインドウガラスを開閉
する開放手段または各閉鎖手段を構成するパワーウイン
ドウ装置18が接続されている。また、マイクロコンピ
ュータ16には音声検知センサ15で幼児の泣き声を検
知した時および不審者が接近したことを検知した時に警
報用の警報信号を発信する送信機19が接続されてい
る。
【0011】2は自動車のイグニッションキーであり、
送信機19からの警報信号を受信する受信機20と、受
信機20により警報信号が受信された時に警報音を発す
るブザー21が内蔵されている。つまり、イグニッショ
ンキー2には送信機19から発信された警報信号を受信
し、警報音を鳴らして保護者に警告する機能が付加され
ている。
【0012】次に、マイコンが行う処理動作を図2のフ
ローチャートにより説明する。本処理動作は、自動車の
ドアが開き、その後ドアが閉じた時点、つまり、開かれ
たドアが閉められことをドアカーテシスイッチ(ドアの
開閉を検知し、車室内灯等を制御するスイッチ)が検知
した時点より開始され、ステップS1に移る。ステップ
S1では、キーシリンダからキー2が抜かれているかど
うかを判断し、キー2が抜かれていなければステップS
2に移り、ウインドウを閉じ本処理を終了する。ステッ
プS1で、キー2がキーシリンダから抜かれていると判
断されればステップS3に移る。この判断は、キーオフ
検知センサ10の出力信号により判断される。つまり、
運転者がエンジンを切りキーシリンダからキー2を抜き
取って自動車から離れた場合に、ステップS3に移る。
【0013】ステップS3では、幼児が車室内に残され
ているかどうかを判断し、幼児のみが車室内に居ればス
テップS4に移り、幼児が車室内に居なければステップ
S5に移る。この判断は、幼児の体重を検知する加圧セ
ンサ等の幼児検知センサ11により判断する。ステップ
S4では、車室内温度が所定のウインドウ閉鎖温度(例
えば25°以下)より低いかどうかを判断し、車室内温
度が所定の閉鎖温度以下であればステップS5に移り、
閉鎖温度以下でなければステップS6に移る。この判断
は、車室内温度センサ12の出力信号により判断する。
ステップS5では、ウインドウを閉鎖(ウインドウガラ
スを閉める)してステップS1に戻る。つまり、車室内
に幼児が居ない場合および車室内温度が低い場合にはウ
インドウガラスを閉める。
【0014】ステップS6では、車室内温度が所定のウ
インドウ開放温度(例えば30°以上)より高いかどう
かを判断し、車室内温度が所定の開放温度以上であれば
ステップS7に移り、開放温度以上でなければステップ
S8に移る。これも、車室内温度センサ12により開放
温度以上かどうかが判断される。ステップS7では、ウ
インドウを開放(ウインドウガラスを開ける)してステ
ップS8に移る。ステップS8では、不審者が接近した
かどうかを判断し、不審者が接近していればステップS
9に移り、接近していなければステップS10に移る。
この判断は、不審者検知センサ13の出力信号により判
断する。ステップS9では、ウインドウを閉鎖してステ
ップS11に移る。
【0015】ステップS10では、雨が降っているかど
うかを判断し、降っていると判断されればステップS1
2に移り、雨が降っていないと判断されればステップS
13に移る。ステップS12ではウインドウを閉鎖して
ステップS13に移る。つまり、雨滴検知センサ14で
降雨が検知されれば、パワーウインドウ装置18に制御
信号を出力しウインドウを閉鎖する。ステップS13で
は、幼児の泣いているかどうかを判断し、泣いていれば
ステップS11に移り、泣いていなければステップS1
に戻る。
【0016】ステップS11では、ブザーをON(鳴ら
す)にしてステップS1に戻る。つまり、不審者が現れ
たり(不審者が現れた場合はウインドウを閉鎖した
後)、幼児が泣きだすと送信機19に検知信号を送信
さ、自動車から離れた保護者が持っているキー2のブザ
ー21を鳴らして保護者に警告する。上記のような自動
車内幼児保護システムによると、運転者(幼児の保護
者)が幼児を車室内に残して自動車から離れても、室温
が下がったり、不審者が現れたり、降雨があればウイン
ドウガラスが閉鎖され、また室温が上がればウインドウ
ガラスが開放する。また不審者が現れたり、幼児が泣き
だすとブザーを鳴らして保護者に警告する。
【0017】
【発明の効果】以上詳細に説明したように本発明に係る
自動車内幼児保護システムにあっては、車室内に幼児が
居る場合に必要に応じてウインドウガラスを開閉した
り、警告音を発生するので幼児を保護することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る制御装置を示すブロック図であ
る。
【図2】マイコンが行う処理動作を示すフローチャート
である。
【符号の説明】
1・・・・・制御装置 2・・・・・キー 10・・・・キーオフ検知センサ 11・・・・幼児検知センサ 12・・・・車室内温度センサ 13・・・・不審者検知センサ 14・・・・雨滴検知センサ 15・・・・音声検知センサ 16・・・・マイクロコンピュータ 17・・・・モータ 18・・・・パワーウインドウ装置 19・・・・送信機 20・・・・受信機 21・・・・ブザー

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車室内に幼児が居ることを検知する幼児
    検出センサと、 前記車室内の温度を検知する温度センサと、 前記温度センサが所定の開放温度値以上に達したことを
    検知すると、ウインドウガラスを開放する開放手段を有
    することを特徴とする幼児保護システム。
  2. 【請求項2】 前記温度センサが所定の閉鎖温度値以下
    に達したことを検知すると、前記ウインドウガラスが閉
    鎖する閉鎖手段を有することを特徴とする請求項1記載
    の幼児保護システム。
  3. 【請求項3】 降雨を検知する雨滴センサと、 前記雨滴センサにより降雨が検知されると、前記ウイン
    ドウガラスを閉鎖する降雨時閉鎖手段を有することを特
    徴とする請求項1記載の幼児保護システム。
  4. 【請求項4】 接近する不審者を検知する不審者検知セ
    ンサと、 前記不審者検知センサにより不審者の接近が検出された
    時、前記ウインドウガラスを閉鎖する異常時閉鎖手段を
    有することを特徴とする請求項1記載の幼児保護システ
    ム。
  5. 【請求項5】 前記不審者検知センサにより不審者の接
    近が検出された時、検知信号を車外に発信する送信機
    と、 前記送信機より発信された信号を受信する受信機と、 前記受信機と一体化され前記受信機が前記検知信号を受
    信すると、警告音を発生する警報手段とからなることを
    特徴とする幼児保護システム。
  6. 【請求項6】 車室内の幼児の泣き声を検知する音声検
    知センサと、 前記音声検知センサが幼児の泣き声を検知すると検知信
    号を車外に発信する送信機と、 前記送信機より発信された信号を受信する受信機と、 前記受信機と一体化され前記受信機が前記検知信号を受
    信すると、警告音を発生する警報手段とからなることを
    特徴とする幼児保護システム。
JP10159496A 1996-04-23 1996-04-23 幼児保護システム Withdrawn JPH09286233A (ja)

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JP10159496A JPH09286233A (ja) 1996-04-23 1996-04-23 幼児保護システム

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JP10159496A JPH09286233A (ja) 1996-04-23 1996-04-23 幼児保護システム

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JP10159496A Withdrawn JPH09286233A (ja) 1996-04-23 1996-04-23 幼児保護システム

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JP (1) JPH09286233A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107871381A (zh) * 2017-12-12 2018-04-03 温州大学 一种便携式户外安全监控装置及方法
KR20190110193A (ko) * 2018-03-20 2019-09-30 나윤성 차량용 제어장치
KR20200047807A (ko) * 2018-10-15 2020-05-08 (유)삼송 Uwb 레이더를 이용한 승탑자 감지 시스템

Cited By (3)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107871381A (zh) * 2017-12-12 2018-04-03 温州大学 一种便携式户外安全监控装置及方法
KR20190110193A (ko) * 2018-03-20 2019-09-30 나윤성 차량용 제어장치
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Effective date: 20030701