JPH09285938A - 工作機械の切粉吸引装置 - Google Patents

工作機械の切粉吸引装置

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JPH09285938A
JPH09285938A JP8126417A JP12641796A JPH09285938A JP H09285938 A JPH09285938 A JP H09285938A JP 8126417 A JP8126417 A JP 8126417A JP 12641796 A JP12641796 A JP 12641796A JP H09285938 A JPH09285938 A JP H09285938A
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JP
Japan
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enclosure
cutting tool
tip
work
surrounding body
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JP8126417A
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Shinsuke Sugata
秦介 菅田
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HOOKOSU KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 工作機械作業中に於ける切粉の吸引を行う包
囲体を負圧の作用下で浮遊状態となし、ワークの形状に
影響されないで効率良く作業が行えるようにするさい、
包囲体内に於ける音の発生を防止する。 【解決手段】 回転軸に装着された刃具の基端側周囲に
包囲体8を設けると共に、この包囲体8の刃具7先端側
に刃具を包囲させるべく本体部材14aとその内方先端
に長さ調整可能に嵌着させた延長部材14bとからなる
筒部材14を出入り自在に嵌挿し、この延長筒部材14
bは刃具先端側に設けられた開口を刃具中心へ向けてU
字状に絞った形状となすと共に、スプリングにより刃具
先端側へ付勢された状態となし、且つ包囲体には筒部材
内方から空気を吸引するための吸引管を接続させるほ
か、延長筒部材14bのU字状に絞られる根元側の筒周
に対して細孔を穿設した構成を特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ワークの加工中に
生成される切粉を空気吸引により連続的に除去すること
のできる工作機械の切粉吸引装置に関する。
【0002】
【従来の技術】刃具の周囲をカバーで覆い、このカバー
内の空気を吸引することでワーク加工中に刃具で生成さ
れる切粉を連続的に吸引除去するようにした工作機械と
して、本発明の出願人は先に実願平6−32791号を
提案した。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記した装置は、回転
軸に装着された刃具の基端側周囲に包囲体を設けると共
に、この包囲体の刃具先端側に刃具を包囲させた筒部材
を出入り自在に嵌挿し、この筒部材は刃具先端側に設け
られた開口を刃具中心へ向けてU字状に絞った形状とな
すと共に、スプリングにより刃具先端側へ付勢された状
態となし、且つ包囲体には筒部材内方から空気を吸引す
るための吸引管を接続させて包囲体内を負圧になさしめ
ると共に、加工作業で延長部材がワークに接近して刃具
が延長部材の開口pから外方へ突出すると開口pからの
空気流入が制限されることにより包囲体内の負圧が上昇
し、これにより筒部材がスプリングの弾力に抗して回転
軸の主軸側へ移動するものとなり、ワークから一定寸法
離れた位置で釣合い状態に保持されて切削切粉の吸引除
去が行われることを特徴とした構成である。
【0004】上記した装置によれば、筒部材先端とワー
クとの距離により包囲体内の負圧が変化し、この負圧が
スプリング力に抗して筒部材を包囲体内に引き寄せるた
め、筒部材はワークの加工中、人為的操作を要すること
なく常にワークと一定長離れた状態に保持されるのであ
り、このためドリル加工のような主軸方向の加工であっ
てもまたエンドミル加工のような主軸と直交した方向の
加工であっても筒部材がワークと接触することの生じな
いものとなって、ワークの損傷が防止されると共に特に
後者の加工において筒部材がワークに引っ掛かるような
事態が防止されて作業効率の向上するものであるが、作
業中筒部材内で音が発生する問題がある。本発明は、上
記問題点を解決せんとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、回転軸に装着
された刃具の基端側周囲に包囲体8を設けると共に、こ
の包囲体8の刃具7先端側に刃具を包囲させるべく本体
部材14aとその内方先端に長さ調整可能に嵌着させた
延長部材14bとからなる筒部材14を出入り自在に嵌
挿し、この延長筒部材14bは刃具先端側に設けられた
開口を刃具中心へ向けてU字状に絞った形状となすと共
に、スプリングにより刃具先端側へ付勢された状態とな
し、且つ包囲体には筒部材内方から空気を吸引するため
の吸引管を接続させるほか、延長筒部材14bのU字状
に絞られる根元側の筒周に対して細孔を穿設した構成を
特徴とする。このさい、細孔は複数箇となして筒周の均
等な寸法間隔位置に設けしめると良く、且つそのさいの
孔径は2mm〜5mmとなしたものを2〜6個設けるよ
うになしたものが好結果が得られた。
【0006】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の実施例に係る工
作機械の主軸ヘッド部を示す断面図である。図におい
て、1は主軸をなす回転軸で、軸受2及び止めリング部
材3などを介して主軸ヘッド本体部材4に回転自在に支
持されている。
【0007】5は主軸1にボルト固定されたキーであ
り、6はシャンク部6aが主軸に嵌合固定されたホルダ
である。
【0008】ホルダ6の先端部にはチャック6bを設
け、このチャック6bを介して刃具(エンドミル)7が
固定されている。
【0009】8は、止めリング部材3の先端面にボルト
固定された包囲体で、全体を概ね筒体となし、内側に仕
切壁部8aを設け、この仕切壁部8aの先側にホルダ6
の周囲を囲むものした案内孔8bを形成し、案内孔8b
の主軸1側周壁に案内孔8b内の空気を吸引するための
吸引管9をネジ接続し、包囲体周壁の肉厚部にホルダ6
軸方向に沿った案内孔8cを設けてなる。
【0010】ホルダ6の仕切壁部8aの先端面にはリン
グ溝mが設けてあり、このリング溝m内にはシールパッ
キン10が嵌着してある。
【0011】11はホルダ6の長手方向中央箇所に設け
た鍔部材で、一端はホルダ6の突条部8dで支持され、
他端はホルダ6のネジ部8eに螺着されたナット12に
よりワッシャ13を介して係止されている。この鍔部材
11は半径方向面11aをシールパッキン10と密接さ
れ、ホルダ6の回転の許容された状態で仕切壁面8aの
左右区画を気密状に仕切るものとなしてある。
【0012】突条部8dの直径位置両端部には前記キー
5,5の嵌合される切欠k,kが設けてあって、切欠k
とキー5の嵌合により主軸1とホルダ6が一体的に結合
されるものとなしてある。
【0013】14は筒部材で、案内孔8bに摺動変位自
在に嵌挿させた本体部材14aとこの本体部材14aの
先側に嵌着した延長部材14bからなる。
【0014】本体部材14aは先端に鍔部sを有し、こ
の鍔部sの特定箇所に案内棒15がホルダ6軸方向に沿
って固定してある。この案内棒15は長手方向途中に膨
大摺動部15aを形成され、この膨大摺動部15aが包
囲体8の肉厚部に形成された案内孔8c内を摺動するも
のとなしてある。そして案内孔8cの段部h1と膨大摺
動部15aの段部h2との間に圧縮状態となされたスプ
リング17が装着してある。k1は本体部材14aに設
けた切欠で、同部材14aの摺動変位時にその内部空気
が吸引管9と連通状態となるようになすためのものであ
る。
【0015】延長部材14bは筒体の根元側から刃具中
心へ向けて絞った形態即ち断面U字状となしてあって先
端の中心箇所に刃具7断面よりも幾分大きい直径となさ
れた開口pが形成されたものとなすのであり、このさ
い、その根元部は本体部材14aに出入り自在に嵌挿す
ると共に本体部材14aの鍔部sに螺着した固定ネジ1
8で締結される構造となし、この固定ネジ18の操作に
より延長部材14bの張出寸法が調整されるものとなっ
ている。
【0016】19は上記断面U字状に絞られる根元側の
筒周に穿設した細孔であって、孔径2mm〜5mmとな
したものを筒周の均等の寸法間隔位置に複数個設けてあ
る。
【0017】なお、20は包囲体8の先端面に固定した
止めリング板で、案内棒15の抜止め部材として機能す
るものである。
【0018】上記の如く構成した本発明品の使用例及び
その作用を説明すると、図示しない空気吸引装置の停止
時には吸引管9から空気は吸引されず、筒部材14は案
内棒15を介してスプリング17の弾力で刃具7先端側
へ押出され、刃具7の先端は筒部材14の内方へ没入し
た状態となる。
【0019】作業開始に先立って空気吸引装置が作動を
開始されると、包囲体8内の空気は吸引管9を通じて排
出され、一方では開口pから空気が吸引されるものとな
るが、空気の流動抵抗により包囲体8内は負圧となる。
【0020】この負圧は筒部材14を取り巻く大気圧と
の関連で筒部材14をスプリング17の弾力に抗して主
軸1側へ引き寄せる傾向となるが、この時点では空気の
流動抵抗は大きくないため筒部材14は余り変位せず、
刃具7はいまだ筒部材14の開口pから外方へ突出しな
い。
【0021】この後、ワークwを加工すべく筒部材14
先端をワークwへ接近させると、筒部材14の開口pが
ワークw表面で覆われる状態となり、このさい開口pか
らの空気の流入が制限されてその流動抵抗が増大するた
め、包囲体8内の負圧はさらに上昇し、筒部材14は一
層強い力でスプリング17力に抗して引き寄せられる。
このため筒部材14は主軸1側へ移動するが、この移動
量が大きくなると、開口pから流入する空気の流動抵抗
が減少し、開口pから包囲体8内に流入する空気の量は
再び増加する。これに関連して包囲体8内の負圧は低下
し、筒部材14はスプリング17力で刃具7先端側へ戻
るものとなり、これにより包囲体8内の負圧は再び上昇
し、結局、斯かる作動の繰返しで、筒部材14はワーク
wから一定寸法離れた位置でスプリング17力と釣り合
った状態に保持される。
【0022】このような筒部材14の作動はワークwに
対する刃具7の切込み深さの大小に拘らず得られるもの
となり、したがって筒部材14は加工中、常にワークw
から一定長離れた状態となるのであり、これにより筒部
材14とワークwの接触により生じる虞のあるワークw
の損傷は防止されるものとなる。
【0023】また、ワークwの加工中には刃具7が切粉
を生成するものとなるが、この切粉は筒部材14の先端
とワークwの間を経て開口pから吸引される空気の流れ
に乗って連続的に包囲体8内に運ばれ、その後空気と共
に吸引管9を経て特定の場所へ収集される。
【0024】刃具7がエンドミルなどである場合は、刃
具7はワークwを切削しつつその表面に沿って移動する
が、このような場合も、筒部材14はワークwから一定
長離れた状態となるため、筒部材14がワークw表面を
傷つけたり或は同表面の段部などに引っ掛かるような事
態は生じないのである。
【0025】図2は、上記実施例の変形例を示す断面図
で、上記実施例と異なる部分について説明する。
【0026】ホルダ6の中心部に縦通路6eが設けてあ
り、突条部6dの直径位置には縦通路6eと連通された
横通路6fが設けてある。このさい横通路6fは両端を
包囲体8の仕切壁部8aの主軸側空間21に開口させ
る。
【0027】主軸側空間21の包囲体8周壁には透孔2
1aが設けてあって、同空間20内を大気に開口させて
ある。
【0028】刃具7は、ワークwを比較的深く切り込む
ように作用するもの(ドリルなど)となしてあり、その
軸方向部位には通気孔7aが設けてあって、その一端は
刃具7の先端に開口させ、その他端はホルダ6の縦通路
6eと連通されるものとなしてある。図示の刃具7はド
リルであるため、通気孔7aはその螺旋溝に沿って二つ
設けてある。
【0029】この実施例によっても、断面U字状に絞ら
れた筒体の根元側の筒周に対し複数個の細孔19が均等
な寸法間隔で穿設してある。筒部材14はワークwの加
工中、常にワークwから一定長離れた状態となり、この
ことによる同様な利益が得られるものとなる。
【0030】また本実施例において包囲体8内が負圧と
なったときは、大気が透孔20a、横通路6f、縦通路
6e、通気孔7a,7aを経て刃具7先端から流入し、
続いて刃具7の螺旋溝を経て包囲体8内に達するのであ
り、このため刃具7の切り込み深さが大となっても刃具
7先端で生成される切粉は空気の流れにより円滑に包囲
体8内に達し、その後、吸引管9から排出される。
【0031】さらに刃具7の通気孔7a,7aを流れる
大気は刃具7の摩擦熱を連続的かつ効果的に奪い去り、
その温度上昇を防止するものとなる。
【0032】図3は本発明の別の実施例を示す断面図で
あり、先の実施例と異なる部分について説明する。
【0033】22及び23は、包囲体8の仕切壁部8a
の内周の径大部に嵌着された二つの軸受で、ホルダ6を
その軸廻りへ回転自在に支持すると共に、その主軸1側
端面を包囲体8の主軸1側端面にボルト固定された抜止
めリング板24に係止させてある。
【0034】鍔部材11の左端は、前記軸受23の端面
に支持されている。
【0035】包囲体8は、その周壁の特定箇所をホルダ
6軸と直交した横方向へ張り出させ、その内部に包囲体
8内の案内孔8b内空間と連続させた横吸引路25及
び、この横吸引路25と連続した縦吸引路26を設けた
ものとなしてある。
【0036】27は縦吸引路26の端部に連続させて包
囲体8に固定した口金部材である。
【0037】28は止めリング部材3に固定した口金板
であり、前記口金部材27の左端面の当接される部位に
透孔28aを設けると共にこの孔28aの周囲に口金部
材27と透孔28aを気密状に連通させるためのOリン
グ29が嵌着してある。そして透孔28aには吸引管9
が接続してある。
【0038】突条部6dは溝m1を介して図示しない自
動工具交換装置の工具交換アームと係合されるグリップ
部となしてある。
【0039】30は突条部6dの特定箇所に係合されて
ホルダ6の回転中心軸廻り位置を特定位置に係止するた
めの係合片で、包囲体8に出入り自在に埋設された案内
棒31、この案内棒31を主軸1側へ弾圧するものとし
たスプリング32、案内棒31に係合片30を固定する
ためのボルト33及びキャップ部材34を介して、主軸
1方向への変位可能に支持されている。
【0040】28bは、キャップ部材33の嵌入される
溝で、包囲体8のホルダ6軸廻りの回転を規制するもの
となしてある。
【0041】この実施例では、口金板28よりも右側と
なる部分、即ちホルダ6、包囲体8、筒部材14、刃具
7、口金部材27及び係合片30などからなる刃具構成
品が突条部6dを介して工具交換アームに把握される。
このさい、係合片30がホルダ6の位置決め及びその解
除を行うものとなり、このことと主軸1のオリエンテー
ション機能との関連で刃具構成品は適正に主軸1に脱着
されるものとなる。
【0042】包囲体8内の空気は横吸引路25、縦吸引
路26、口金部板27、透孔28a及び吸引管9を通じ
て排出される。
【0043】図4は図3に示したものの変形例を示す断
面図であり、図3のものと異なる点について説明する
と、図2に示すものに準じてホルダ6に縦通路6eと横
通路6fを設けると共に刃具7の軸方向部位に通気孔7
a,7aを設けてなる。
【0044】これによれば、包囲体8内が負圧となった
とき、図2に示したものに準じて大気が横通路6f、縦
通路6e、通気孔7a,7aを経て刃具7の先端から包
囲体8内へ向けて流入するものとなり、これに関連した
同様な作用が得られる。
【0045】
【発明の効果】以上の如く構成した本発明によれば、筒
部材先端とワークとの距離により包囲体内の負圧が変化
し、この負圧がスプリング力に抗して筒部材を包囲体内
に引き寄せるため、筒部材はワークの加工中、人為的操
作を要することなく常にワークと一定長離れた状態に保
持されるのであり、このためドリル加工のような主軸方
向の加工であってもまたエンドミル加工のような主軸と
直交した方向の加工であっても筒部材がワークと接触す
ることの生じないものとなって、ワークの損傷が防止さ
れると共に特に後者の加工において筒部材がワークに引
っ掛かるような事態が防止されるのである。ところで、
本発明に於ける筒部材14bのU字状に絞られる根元側
の筒周には細孔19が穿設してあり、該細孔を介し外方
の空気を上記負圧バランスを崩さない少量程度にして筒
体内へ吸込むようになすのであり、従って該U字状内面
部に発生するものとなる渦流が解消され、且つ該渦流に
より生じていた音の発生が防止されるものとなる。この
さい、該細孔19の複数個を筒周に対し均等穿設したも
のでは、U字状内面部に於ける渦流の均一な分散解消の
図れるものとなって音のより効果的な低減化の図れるも
のとなる。本発明者の実験結果によれば筒部材内の上記
負圧を実質上崩すことなくスプリング力に抗して筒部材
が包囲体内側へ引き寄せられて、ワークとの間に一定の
隙間が形成されることに支障のない細孔径寸法は、2m
m〜5mmとすることが好ましいものであった。また、
その個数も2〜6個とするのが適当なものであった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係る工作機械の主軸ヘッド部
分を示す側面図である。
【図2】同実施例の変形例を示す断面図である。
【図3】本発明の別の実施例を示す断面図である。
【図4】図3の実施例の変形例を示す断面図である。
【符号の説明】
1 主軸(回転軸) 7 刃具 7a 通気孔 8 包囲体 9 吸引管 14 筒部材 17 スプリング 19 細孔 p 開口

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転軸に装着された刃具の基端側周囲に
    包囲体8を設けると共に、この包囲体8の刃具7先端側
    に刃具を包囲させるべく本体部材14aとその内方先端
    に長さ調整可能に嵌着させた延長部材14bとからなる
    筒部材14を出入り自在に嵌挿し、この延長筒部材14
    bは刃具先端側に設けられた開口を刃具中心へ向けてU
    字状に絞った形状となすと共に、スプリングにより刃具
    先端側へ付勢された状態となし、且つ包囲体には筒部材
    内方から空気を吸引するための吸引管を接続させるほ
    か、延長筒部材14bのU字状に絞られる根元側の筒周
    に対して細孔を穿設した構成を特徴とする工作機械の切
    粉吸引装置。
  2. 【請求項2】 複数個の細孔を筒周の均等な寸法間隔位
    置に設けしめたことを特徴とする請求項1記載の工作機
    械の切粉吸引装置。
  3. 【請求項3】 孔径を2mm〜5mmとなした細孔の2
    〜6個を設けたことを特徴とする請求項2記載の工作機
    械の切粉吸引装置。
JP8126417A 1996-04-22 1996-04-22 工作機械の切粉吸引装置 Pending JPH09285938A (ja)

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