JPH09285614A - 遊技機 - Google Patents

遊技機

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Publication number
JPH09285614A
JPH09285614A JP8129158A JP12915896A JPH09285614A JP H09285614 A JPH09285614 A JP H09285614A JP 8129158 A JP8129158 A JP 8129158A JP 12915896 A JP12915896 A JP 12915896A JP H09285614 A JPH09285614 A JP H09285614A
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JP
Japan
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special symbol
special
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JP8129158A
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English (en)
Inventor
Kanehisa Watanabe
兼久 渡辺
Michiyo Yamamori
倫代 山盛
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Toyomaru Industry Co Ltd
Original Assignee
Toyomaru Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、特別図柄始動信号を記憶する特別
図柄始動記憶部の格納数によって、その後の遊技状態を
制御し、途中で遊技を中止したりする行為を減少させる
ことによって遊技店の売り上げ減少をなくすることを目
的とする。 【解決手段】 本発明の遊技機は、図柄が変動表示する
特別図柄表示部L1、L2、L3を有し、特別図柄始動
信号により特別図柄表示部の図柄が変動を開始し、所定
時間後に前記特別図柄表示部に予め設定の図柄が停止表
示されると遊技者に価値をもたらす特別遊技状態を生起
可能な遊技機であって、特別図柄始動信号を記憶可能な
特別図柄記憶手段を有し、その特別図柄記憶手段の格納
数によって、その後、遊技者に価値をもたらす優遇状態
で遊技可能とするものである。従って、遊技者は特別図
柄記憶手段の格納数を多くなるように遊技を継続するこ
ととなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、特別図柄始動信号
を記憶する特別図柄始動記憶部の格納数によって、その
後の遊技状態を制御をすることに関する。
【0002】
【従来の技術】遊技機としてのパチンコ機には、複数図
柄を変動表示可能な複数(或は単数)の特別図柄表示部
を有する図柄表示装置が配設してあり、遊技球が特別図
柄始動領域(例えば、普通図柄電動役物(チューリップ
形式)を使用)を通過すると特別図柄始動信号が発生し
て、前記各特別図柄表示部の図柄が変動を開始し、所定
時間後に、順次図柄が停止し、その停止図柄の組合せ
が、例えば、全て同じ図柄であるとき、遊技者にとって
有利となる特別遊技状態(大当たり)が生起するものが
ある。このパチンコ機は、遊技球が普通図柄始動ゲート
を通過すると普通図柄表示装置の普通図柄が変動を開始
し、所定時間後に停止した普通図柄が当たり図柄である
と、前記普通電動役物が所定時間開成し、前記したよう
に、遊技球がこの普通電動役物に入賞することによって
特別図柄始動信号が発生して、前記各特別図柄表示部の
図柄変動を行う。尚、前記特別図柄が変動中に、遊技球
が普通電動役物に入賞すると、最大、4個まで特別図柄
記憶手段に記憶され、順次、大当たりか否かの判定と共
に特別図柄の変動処理をなす。
【0003】前記形式のパチンコ機(第1種パチンコ
機)は、通常時、前記普通図柄の変動時間が30秒であ
ったものが、大当たりが終了後、特別図柄の変動回数が
所定回数(例えば、50回)になるまで、普通図柄の変
動時間を5秒とする普通図柄変動短縮機能(変短機能)
を有するものがある。このため、大当たりが終了後、普
通図柄の変動時間が短いため、通常時に比べて、単位時
間当たりの普通図柄の当たり回数が多くなり、普通電動
役物の開成回数が多くなって、遊技球をあまり減少させ
ずに遊技することができる。
【0004】又、他の形式のパチンコ機には、特別図柄
表示部で大当たりが表示された図柄が、予め決められた
図柄であるとき、大当たりが終了後、次の大当たりが生
起するまで、大当たりの確率を高くする確率変動機能を
有するものがある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前記変短機能を有する
パチンコ機にあっては、大当たり(特別遊技状態)が終
了後、特別図柄の変動回数が50回まで変短機能を発揮
して、普通図柄と特別図柄の変動時間を短縮する。その
結果、消費する遊技球数の減少を食い止めることができ
るが、その間の特別図柄の大当たりの割合は、大当たり
の確率が1/250のパチンコ機にあっては約18.2
%と固定されているため、大当たりに対する期待がいつ
も同じであり遊技者は飽きてしまう。
【0006】又、確率変動機能を有するパチンコ機にあ
っては、リーチとなった時点で、大当たり終了後に、大
当たりの確率が高確率となるか否かが判り、大当たり中
の遊技がおもしろくない等の課題がある。又、遊技内容
を熟知している遊技者のなかには、次回以降の特別図柄
を変動可能な回数(特別図柄記憶表示部LRに表示)が
4となった場合には、それ以後に普通電動役物に入賞し
ても特別図柄記憶手段に記憶されないので、遊技球の発
射を停止して、記憶が可能となった後に開始したり、特
別図柄が変動して大当たりとなる前提のリーチとなった
ら遊技球の発射を止めてしまう遊技者がいる。このよう
な操作を行うと、遊技球の減り方が少なくなり、遊技内
容を良く知らない遊技者との間に不公平感が生じると共
に、遊技店にとっても売り上げ減少を招来する可能性が
ある。そこで、本発明は係る不都合を解消可能な遊技機
を提供するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1の遊技機は、図
柄が変動表示する特別図柄表示部を有し、特別図柄始動
信号により特別図柄表示部の図柄が変動を開始し、所定
時間後に前記特別図柄表示部に予め設定の図柄が停止表
示されると遊技者に価値をもたらす特別遊技状態を生起
可能な遊技機であって、特別図柄始動信号を記憶可能な
特別図柄記憶手段を有し、その特別図柄記憶手段の格納
数によって、その後、遊技者に価値をもたらす優遇状態
で遊技可能とするものである。従って、遊技者は特別図
柄記憶手段の格納数を多くなるように遊技を継続するこ
ととなる。請求項2の遊技機は、優遇状態で遊技可能と
する時期を特別遊技状態が終了後とするものである。請
求項3の遊技機は、優遇状態中において、普通図柄の変
動時間が通常状態と異なるものとすることによって、多
くの賞品球の払出しを可能とする。請求項4の遊技機
は、優遇状態中において、特別遊技状態が生起する確率
を変更するものであり、その確率は特別図柄記憶手段の
格納数によって選定されるため、遊技者は特別図柄記憶
手段の格納数が多くなるように打球を行う。
【0008】
【発明の実施の形態】図1(正面図)は遊技機として、
よく知られた形式のパチンコ機10を示す。このパチン
コ機10は球貸機20と対をなし、球貸機20にはカー
ドリーダ(図示略)を内蔵してある。又、この球貸機2
0の正面パネル21には、この球貸機の作動が有効であ
るときの表示ランプやカード挿入口22が設けてある。
一方、パチンコ機の前面パネル11に取り付けてある上
皿12には、前記球貸機20の操作釦等が配設してあ
り、具体的には、前記カード挿入口22に挿入されたカ
ードの残高(度数)等を表示する表示器13a、遊技者
の操作により球貸機20を介してパチンコ機に貸球を供
給する変換釦13b、カード返却用の返却釦13cが設
けてある。
【0009】尚、上皿12の下には下皿17が配設して
あって、上皿12が満杯となったときオーバーフローし
た賞品球を貯留する。又、発射装置のハンドル18の操
作により前記上皿12からの1球毎に供給される遊技球
をガイドレール31で案内して遊技領域19に発射す
る。
【0010】その遊技領域19のほぼ中央部には、複数
の図柄を介して変動表示ゲームを行う液晶表示の図柄表
示装置Lが配置してあり、この図柄表示装置Lは特別図
柄表示部L1、L2、L3を備える。この特別図柄表示
部L1、L2、L3に表示可能な図柄は「0〜9」の1
0種類の図柄であり、図柄変動は順序通り行う。尚、特
別図柄表示部L1、L2、L3の上部には、特別図柄記
憶手段としての特別図柄記憶表示部LR(4個のLE
D)が配置してあり、後記で詳述するように、記憶して
いる特別図柄変動回数を示す。
【0011】図柄表示装置Lの下部には、特別図柄始動
口(チューリップ式の普通電動役物)Aが配設してあ
り、遊技球が特別図柄始動口Aに入賞すると特別図柄始
動信号を発生して、後記で詳述する制御方式で特別図柄
表示部L1、L2、L3が変動表示を開始し、判定カウ
ンタHcによって、リーチか、大当たり(特別遊技状
態)か、外れかを選定すると共に、それらに対応して特
別図柄表示部L1、L2、L3の図柄は所定時間後(通
常状態中は8〜25秒後、優遇状態中は3〜5秒後)に
停止表示する。
【0012】前記特別図柄始動口(普通電動役物)Aの
左右上部には、普通図柄始動ゲート23a、23bが備
えてあり、遊技球が通過すると後述の大入賞口58に付
設の普通図柄表示器56の図柄が変動を開始し、後記で
詳述する所定時間経過後(通常状態中は30秒後、優遇
状態中は5秒後)に停止し、その停止図柄が予め設定し
た図柄と一致したとき当たりとなり、前記特別図柄始動
口Aを所定時間開成して、遊技球が入賞すると特別図柄
の変動を行う。尚、この普通図柄表示器56の周囲に
は、普通図柄記憶表示器56a(8個のLED)が配置
してあり、図柄変動中に普通図柄始動ゲート23a、2
3bを通過した遊技球を最大4個まで記憶すると共に普
通図柄記憶表示器56aを2個毎点灯して図柄変動の残
りの回数を示す。
【0013】そして、大当たりが選定されたときには、
特別図柄表示部L1、L2、L3に大当たり図柄、例え
ば、「777」を表示し、大入賞口58の開閉扉58a
は、t秒間、開成を維持するか、遊技球がa個入賞する
と閉成する。又、前記開閉扉58aが開成中に、大入賞
口58内に設けられている特定領域(図示略)を遊技球
が通過すると、大入賞口58が再度開成し、この動作を
最大X回行って、多量の賞品球の払出しを可能とする。
【0014】次に、前記構成のパチンコ機の制御(ゲー
ム内容)について説明する。図2は本発明の全体概念を
示すものであって、電源を投入すると、普通図柄判定カ
ウンタFcと判定カウンタHcは初期化される。そし
て、普通図柄判定カウンタFcは2ms毎に1加算され
る0〜2の循環カウンタを形成し、普通図柄が当たりか
否かの判定に用いられ、判定カウンタHcは、2ms毎
に1加算され0〜249の循環カウンタを形成し、大当
たりか否かの判定に用いられる。
【0015】尚、この電源投入時は通常状態であり(S
51)、この「通常状態」においては、特別図柄表示部
L1、L2、L3の表示図柄は図柄変動開始後8〜25
秒後に停止し、普通図柄表示器56の表示図柄は図柄変
動後30秒後に停止する。そして、大当たり(特別図柄
表示部L1、L2、L3には同じ「777」等の図柄を
表示)が生起したか否かを判定し(S52)、大当たり
が生起したときには、特別図柄記憶手段としての特別図
柄始動記憶部の格納数(又は、特別図柄記憶表示部LR
の表示数:図3の制御フロー参照))によって、「優遇
状態(後記する各実施の形態参照)」の設定を行う(S
53)。
【0016】そして、大当たり中において、例えば、後
記の第1の実施の形態の様な優遇状態の条件が設定して
あれば、その条件に基づいて遊技を行う(S54)。そ
して、大当たりが終了したときには、後記の第2〜5の
実施の形態のような設定に基づく「優遇状態」で遊技を
行った後に、或は、後述の第3の実施の形態における
(図6に示すS22)ように優遇状態での遊技をするこ
となく、元の通常状態に戻る(S55)。
【0017】以上の概念に基づいて、本発明の遊技機は
遊技を行うが、次に、各部の制御について説明する。 (イ)「当たり」の生起 この当たりか否かを判定する制御フローは図示していな
いが、遊技球が普通図柄始動ゲート23a、23bを通
過したときには、図柄変動を開始すると共に、普通図柄
判定カウンタFc(0〜2の循環カウンタ)が「2」で
あるか否かを判定する。 その結果、普通図柄判定カウ
ンタFcの値が「2」であるとき(確率1/3)には、
当たりとして普通図柄表示器56に「7」を、外れのと
きには「ー」を、30秒後に停止表示する。そして、当
たりのときには、普通電動役物Aを所定時間(3秒)開
成するため、遊技球は、ほぼ、この特別図柄始動口(普
通電動役物)Aに入賞する。
【0018】(ロ)特別図柄表示部L1〜L3の表示態
様(図3) この特別図柄表示部L1〜L3の表示は、通常状態中と
優遇状態中において行うものであり(大当たり中は行わ
ない)、優遇状態中においての図柄変動時間は通常状態
中より短縮して行う。遊技球が特別図柄始動口Aに入賞
したか否かを検出する(S1)。そして、遊技球が特別
図柄始動口Aに入賞したときには、判定カウンタHcの
値が「7」(確率1/250)であるか、即ち、大当た
りか否かの判定を行う(S2)。そして、次に、特別図
柄記憶手段としての特別図柄始動記憶部(第0〜4エリ
ア)の格納状態(内容)の検定を行う(S3)。この特
別図柄始動記憶部(第0エリア)には、現在の図柄変動
中の状態を記憶し、第1〜4のエリアには、特別図柄表
示部L1〜L3の図柄変動中に特別図柄始動口Aに入賞
したとき、大当たりか否かの判定結果を最大4回、記憶
可能とする。従って、特別図柄始動記憶部には、現在変
動中を含めて5回の判定結果を記憶可能であり、既に5
エリアとも記憶しているときには、前記判定結果を無視
してステップ7へ進む。
【0019】他方、特別図柄始動記憶部の格納数が5未
満であるときには、前記判定結果を付加格納し(S
4)、特別図柄記憶表示部LRを1個、追加点灯する
(S5)。即ち、特別図柄記憶表示部LRの点灯数は、
前記特別図柄始動記憶部に格納されている数、即ち、特
別図柄変動の残りの回数である。一方、前記ステップ1
で、特別図柄始動口Aに入賞しないときには、特別図柄
始動記憶部の各エリアに判定結果がないか否かを検定し
(S6)、ない場合には主ルーティンに戻るが、ある場
合にはステップ7に進む。
【0020】ステップ7では、特別図柄表示部L1〜L
3の図柄が変動中であるか否かを判定し、変動中である
ときには主ルーティンに戻って変動を継続するが、特別
図柄変動が停止中のときには、特別図柄表示部L1〜L
3の図柄を変動開始し、特別図柄記憶表示部LRを1個
消灯して残りの図柄変動回数を示すと共に、特別図柄始
動記憶部(第0〜4エリア)の値をシフト(第1エリア
の値を第0エリアに、第2エリアの値を第1エリアに、
…)する。以上の処理過程で、特別図柄表示部L1〜L
3の図柄変動の処理を開始すると共に、順次、残りの回
数の処理を行う。
【0021】(ハ)優遇状態の設定(図2のS53の実
行) (第1の実施の形態)本実施の形態の優遇状態の設定例
は、大当たり中(図2のS54の実行中)の大入賞口5
8の開成回数Xを設定するものである(図4参照)。先
ず、大当たりとなったとき、誤報を避けるため、停止表
示する特別図柄を確認すると共に、大当たり(特別遊技
状態)が生起したか否かを判定する(S11、S1
2)。そして、大当たりが選定されたときの特別図柄記
憶手段(特別図柄始動記憶部の格納数(後述)又は、特
別図特別図柄記憶表示部LRの表示数)に依存して、例
えば、特別図柄始動記憶部の格納数が「4」のときには
40回、「3」のときには30回、…の様に選定する
(S13)。このよう開成回数Xを選定することによっ
て、遊技者は大当たりのときにできるだけ多くの特別図
柄始動記憶部の格納数となるように、特別図柄始動口A
に入賞すべく打球操作を継続する。
【0022】(第2の実施の形態)本実施の形態の優遇
状態の設定例は、大当たりが終了後に実行するものであ
り(図2中のS55)、図5を参照して説明するが、ス
テップ11、12は第1実施の形態と同じであるため説
明を略す。大当たりが生起したときには、特別図柄記憶
手段としての特別図柄始動記憶部の記憶格納数(又は、
特別図柄記憶表示部LRの点灯数)が、4以上であるか
否かを判定し(S15)、4以上であるときには変短回
数を100回とする(S16)。一方、特別図柄記憶手
段の内容が0〜3の場合には10回とする(S17)。
即ち、大当たりが終了後に、特別図柄の変動が、一方は
100回、他方は10回行われるまでは普通図柄と特別
図柄の変動時間が短縮制御される。従って、遊技者は大
当たりの生起のときに特別図柄記憶表示部LRの点灯数
が多くなるように特別図柄始動口Aに入賞すべく打球操
作を継続して、変短回数が100回となるように遊技を
行う。この変短回数が多いと、大当たり終了後の優遇状
態において、遊技球の減少を阻止できると共に次の大当
たりとなる機会が多くなる。
【0023】(第3の実施の形態)本実施の形態の優遇
状態の設定例は、大当たりが終了後に実行するものであ
り(図2中のS55)、図6を参照して説明するが、ス
テップ11、12は第1実施の形態と同じであるため説
明を略す。大当たりが生起したときには、特別図柄記憶
手段としての特別図柄始動記憶部の記憶格納数(又は、
特別図柄記憶表示部LRの点灯数)が、「0〜2」、
「3」、「4」であるか否かを判定し(S21)、「0
〜2」のときには優遇状態をを実施せず通常状態に戻る
(S22)。従って、遊技者は、大当たり終了後のメリ
ットがないため、特別図柄記憶表示部LRの点灯数が多
くなるように特別図柄始動口Aに入賞すべく打球を行
う。又、「3」のときには、変短回数が50回に設定し
(S23、S24)、大当たりが終了後の変短回数とし
て遊技可能とする。この変短回数が50回のときには、
変短中に大当たりが生起する割合は、約18.2%であ
る。「4」のときには、更に、他の選定カウンタ(例え
ば、0、1の循環カウンタ)を用いて、変短回数を「1
00回」とするか「200回」とするかを選定する(S
25)。「100回」の場合の大当たりの割合は約3
3.0%であり、「200回」の場合には約55.1%
であるため、遊技者は、特別図柄記憶表示部LRの点灯
数が多いほど有利であるため特別図柄始動口Aに入賞す
べく打球すると共に、更に、「200回」を選定される
か否かに興味を抱く。尚、この「100回」か「200
回」かの表示は、特別図柄表示部L1〜L3で行っても
よいし、他の表示器で行ってもよい。又、表示時期は、
大当たりの最中であっても、終了時でもよい。
【0024】(第4の実施の形態)本実施の形態の優遇
状態の設定例は、大当たりが終了後に実行するものであ
り(図2中のS55)、図7を参照して説明するが、ス
テップ11、12は第1実施の形態と同じであるため説
明を略す。大当たりが生起したときには、変短回数を
「10回」か「200回」の何れかに選定する。この選
定方法は、特別図柄記憶手段としての特別図柄始動記憶
部の記憶格納数(又は、特別図柄記憶表示部LRの点灯
数)によって、異なる確率で選定する。具体的な例をス
テップ31に示せば、特別図柄記憶手段の内容が「0」
のときには確率100%で「10回」、「1」のときに
は確率95%で「10回」、「2」のときには確率90
%で「10回」、「3」のときには確率80%で「10
回」、「4」のときには確率50%で「10回」と順
次、「200回」を選定する割合を増加させる。従っ
て、遊技者は、大当たりの生起のとき、より多く特別図
柄記憶表示部LRを点灯させることを願いながら遊技を
する。
【0025】(第5の実施の形態)本実施の形態の優遇
状態の設定は、大当たりが終了後に実行するものであり
(図2中のS55)、図8を参照して説明するが、前記
第2〜4の実施の形態と異なり、特別図柄表示部L1〜
L3と普通図柄表示器56の図柄変動時間は通常状態を
維持するが、特別図柄記憶手段としての特別図柄始動記
憶部の格納数(又は、特別図柄記憶表示部LRの点灯
数)によって、次の大当たりが生起する確率を変更す
る。具体的に例示すると、大当たりが生起したときに
は、特別図柄記憶手段としての特別図柄始動記憶部の格
納数(又は、特別図柄記憶表示部LRの点灯数)が
「0」のときには1/250で同じとする。しかし、特
別図柄記憶手段の格納数が「1」のときには1/23
0、「2」のときには1/200、「3」のときには1
/180、「4」のときには1/150と、順次、高確
率とする。従って、遊技者は、このような条件において
も、特別図柄記憶表示部LRの点灯数を多くするように
遊技をなす。
【0026】尚、前記変短回数の表示は、特別図柄表示
器L1〜L3を使用したり、別途表示器を設けて表示す
る。又、前記各実施の形態における数字等は、その例に
限定されないことはいうまでもないし、優遇状態の遊技
開始時期は大当たり終了後としているが、パチンコ機の
形式を考慮して、適宜の時間間隔毎としたり、連続した
大当たりが生起した後、等に設定してもよい。又、優遇
状態を第2〜4の実施の形態に示す変短回数の設定と共
に、第5の実施の形態の大当たり確率の変動を組み合わ
せて設定してもよいし、更には、第1の実施の形態の大
当たり中の大入賞口58の開成回数Xとを組み合わせて
構成してもよい。更に、特別図柄表示部に表示の図柄
は、前記実施の形態での「0〜9」に限定されず、アニ
メーション、競馬シーン等の遊技者に対して興味を抱く
図柄で変動表示すると共に、大当たりは、それらのシー
ンに対応する、例えば競馬のゴールシーンで構成するこ
とであってもよい。
【0027】
【発明の効果】本発明の遊技機(パチンコ機等)は、特
別図柄始動記憶部の格納数によって、その後の遊技価値
を設定するので、遊技者は特別図柄始動記憶部の格納数
を増加させるように打球するので、遊技店にとっても稼
働率が上がって好ましい。
【図面の簡単な説明】
【図1】パチンコ機の正面図である。
【図2】本発明の全体概念を示す制御フローを示す図で
ある。
【図3】特別図柄表示部の制御フローを示す図である。
【図4】第1の実施の形態の優遇状態の設定を示す制御
フローを示す図である。
【図5】第2の実施の形態の優遇状態の設定を示す制御
フローを示す図である。
【図6】第3の実施の形態の優遇状態の設定を示す制御
フローを示す図である。
【図7】第4の実施の形態の優遇状態の設定を示す制御
フローを示す図である。
【図8】第5の実施の形態の優遇状態の設定を示す制御
フローを示す図である。
【符号の説明】
23a、23b 普通図柄始動ゲート A 特別図柄始動口(普通電動役物) 56 普通図柄表示器 58 大入賞口 L 図柄表示装置 L1〜L3 特別図柄表示部 LR 特別図柄記憶表示部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 図柄が変動表示可能な特別図柄表示部を
    有し、特別図柄始動信号により特別図柄表示部の図柄が
    変動を開始し、所定時間後に前記特別図柄表示部に予め
    設定の図柄が停止表示されると遊技者に価値をもたらす
    特別遊技状態を生起可能な遊技機であって、 前記特別図柄始動信号を記憶可能な特別図柄記憶手段を
    有し、その特別図柄記憶手段の格納数によって、その
    後、遊技者に価値をもたらす優遇状態で遊技可能とする
    ことを特徴とする遊技機。
  2. 【請求項2】 優遇状態で遊技可能とする時期を特別遊
    技状態が終了後とすることを特徴とする請求項1の遊技
    機。
  3. 【請求項3】 優遇状態中において、普通図柄の変動時
    間が通常状態と異なることを特徴とする請求項1又は請
    求項2の遊技機。
  4. 【請求項4】 優遇状態中において、特別遊技状態が生
    起する確率を変更することを特徴とする請求項1、請求
    項2又は請求項3の遊技機。
JP8129158A 1996-04-24 1996-04-24 遊技機 Pending JPH09285614A (ja)

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