JPH092854A - モルタルまたはコンクリート用添加剤 - Google Patents

モルタルまたはコンクリート用添加剤

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JPH092854A
JPH092854A JP15012795A JP15012795A JPH092854A JP H092854 A JPH092854 A JP H092854A JP 15012795 A JP15012795 A JP 15012795A JP 15012795 A JP15012795 A JP 15012795A JP H092854 A JPH092854 A JP H092854A
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mortar
water
concrete
heat
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Mitsuru Akashi
満 明石
Takamasa Harada
隆正 原田
Toshiaki Nonaka
敏章 野中
Ikuo Imaizumi
郁雄 今泉
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HOECHST IND KK
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    • C04CEMENTS; CONCRETE; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES
    • C04BLIME, MAGNESIA; SLAG; CEMENTS; COMPOSITIONS THEREOF, e.g. MORTARS, CONCRETE OR LIKE BUILDING MATERIALS; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES; TREATMENT OF NATURAL STONE
    • C04B24/00Use of organic materials as active ingredients for mortars, concrete or artificial stone, e.g. plasticisers
    • C04B24/24Macromolecular compounds
    • C04B24/26Macromolecular compounds obtained by reactions only involving carbon-to-carbon unsaturated bonds
    • C04B24/2652Nitrogen containing polymers, e.g. polyacrylamides, polyacrylonitriles
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 コンクリートやモルタル用添加剤であって、
水分調整機能を発揮して、セメントの混練時には多量の
水分を高分子内に取り込み吸収し、逆にセメントの凝結
時(打設後)は、取り込んだ水を放出する機能を有する
高分子材料及びそれを用いたコンクリートまたはモルタ
ルの製造方法を提供することを目的とする。 【構成】 モルタルまたはコンクリート材料に混合添加
して使用する添加剤において、該添加剤が、熱感応性高
吸水性ポリマー、例えば、N−ビニルイソブチルアミド
をモノマー成分として含む重合体、またはその誘導体を
主成分とした構成とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、モルタルまたはコンク
リート用材料に混合添加して使用する添加剤及びそれを
用いたモルタルまたはコンクリートの製造方法に関し、
特に、優れた機械的強度を有し、ひび割れ等の少ないモ
ルタルまたはコンクリートを提供するための添加剤等に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、セメントが水和反応により硬化
してコンクリートやモルタルとなる際に、水セメント比
で22〜27%の水分が適当であると言われているが、
実際はセメントとその他の砂利や砂との混合作業等のワ
ーカビリティーの向上のため粘度を下げる必要があり、
かかる値よりもはるかに多くの水が必要とされている。
【0003】しかしながら、セメントの硬化時に多量の
水が存在すると耐久性のあるコンクリートやモルタルが
得られないという問題があり、セメントの硬化時には可
及的に小さな水セメント比の状態を作り出すことが好適
である。
【0004】そこで、リグニンスルホン酸カルシウム、
ポリオキシエチレンアルキルフェノールエーテル等の分
散剤等が混合使用されているものの、水和反応を遅くし
たり、コンクリートの強度を低下させたりする等の問題
があり、また使用したとしても一般に単位水量として1
0〜15%程度の減少に止まり、不十分であった。
【0005】一方、セメントを打ち終わった後、すなわ
ち凝結後は、耐久性のある高強度のコンクリートやモル
タルを得るために、十分な水分環境下でいわゆる“養生
(キュアリング)”をする必要があった。例えば、低水
セメント比のコンクリートの場合には、打設後のコンク
リート表面が日光や風に曝されて乾燥し、無数のひび割
れが発生して、良好なコンクリートを得ることができな
かった。すなわち、コンクリートの強度はセメントペー
ストの強度に支配され、セメントペーストの強度はセメ
ントの水和反応速度に関係しているので、セメントの水
和反応を早く起こさせるような養生を行えば、早期強度
が得られるとともに、長期強度の増進にも役立つことに
なるのである。
【0006】そこで、例えば、土木学会、建築学会の標
準仕様書においては、濡れたむしろ、布、砂等で打設後
のコンクリート表面を覆って、1月程放置する方法を教
示している。また、特開昭62−212277、特開平
4−198075では、水を含ませたポリマーシートで
打設面を被覆した後、散水する方法を、特公平2−79
13や特開平4−95177では、ポリマーによる表面
被覆の方法を開示している。しかし、いずれもセメント
の表面のみの水分調整であり、外部温度、湿度等に大き
く影響され、養生としてばらつきが大きかったり、不十
分であった。また、散水装置や排水設備等が必要となる
などの問題もあった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、従来の問題
に鑑みなされたものであり、コンクリートやモルタル用
添加剤であって、水分調整機能を発揮して、セメントの
混練時には多量の水分を高分子内に取り込み吸収し、逆
にセメントの凝結時(打設後)は、取り込んだ水を放出
する機能を有する高分子材料及びそれを用いたコンクリ
ートまたはモルタルの製造方法の提供を目的としてい
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、モルタルまた
はコンクリート材料に混合添加して使用する添加剤にお
いて、該添加剤が、熱感応性高吸水性ポリマーであるこ
とを特徴とする構成であって、かかる構成により従来の
問題を解決できるものである。以下、本発明を構成要件
等に分けて説明する。
【0009】(モルタルまたはコンクリート材料)本発
明の添加剤が適用できるモルタルまたはコンクリート材
料は、セメントの水和反応を利用するものであれば、特
に限定されるものでもなく、一般にセメント及び砂から
なるモルタル、セメント、砂及び砂利からなるコンクリ
ート、さらにはこれらとAE剤、分散剤、凝結促進剤、
硬化促進剤、凝結遅延剤、防水剤、防凍剤、発泡剤、着
色剤、混合剤、耐火性増進剤等との混合物にも適用可能
である。
【0010】(熱感応性高吸水性ポリマー)本発明にお
いて、熱感応性高吸水性ポリマーを添加剤の主成分とす
ることを必須要件とする。ここで、熱感応性高吸水性ポ
リマーとは、ポリマーが存在する環境の湿度に大きく左
右されずに、水分調整機能を発揮して、セメントの混練
等の低温時には、多量の水分を高分子内に取り込み吸収
し、逆にセメントの凝結等(打設後)のように、水和熱
による高温時には、取り込んだ水を放出する機能を有す
る高分子材料と定義され、かかる機能を有する高分子で
あれば好適に使用可能である。
【0011】具体的な熱感応性高吸水性ポリマーとして
は、例えばN−ビニルアシルアミドをモノマー成分とし
て含む重合体またはその誘導体を主成分としたものが好
適であり、特に、N−ビニルアシルアミドとして、N−
ビニルイソブチルアミドのホモポリマーやN−ビニルイ
ソブチルアミドをモノマー成分として含む共重合体(コ
ポリマー)が好適である。
【0012】また、熱感応性高吸水性ポリマーが、N−
ビニルアセトアミド及びN−ビニルイソブチルアミドと
の共重合体を主成分としたものも好適である。かかる共
重合体高分子は、共重合体比率を任意に選択することに
より、自由に水分の吸収、放出温度を変更できるためで
ある。
【0013】さらに、ポリ(N−ビニルイソブチルアミ
ド)またはその誘導体、N−ビニルイソブチルアミドと
N−ビニルアセトアミドとの共重合体またはその誘導体
等であって、ジビニル化合物を用いて架橋されている重
合体が好適である。かかる重合体は、不織布等への応用
が可能である点で本発明に好適である。
【0014】また、前記ジビニル化合物としては、分子
内に重合可能な二重結合を二つ以上有する化合物と定義
されるが、具体的にN,N−メチレンビスアクリルアミ
ド、N,N−メチレン−ビス−Nビニルアセトアミド、
N,N−ブチレン−ビス−Nビニルアセトアミド及びそ
の誘導体からなるグループのうちの、少なくとも1つが
好適である。
【0015】その他、単独で用いた場合には、熱感応性
を示さないポリマーであっても、塩などの助剤を加える
ことにより、熱感応性を示すポリマーであれば、本発明
に好適に使用可能である。例えば、単独では熱感応性を
示さないポリビニルアセトアミドに、塩化ナトリウムや
硫酸ナトリウム等を一定量加えたポリマーも、所定の熱
感応性を示すようになり、用途が広がる点で本発明に好
適である。
【0016】なお、これらの熱感応性高吸水性ポリマー
の合成法の一例については、実施例1、2に後述する。
【0017】次に、本発明の添加剤における主成分以外
の成分について説明する。
【0018】すなわち、熱感応性高吸水性ポリマーと好
適に併用使用可能なものとしては、アクリル系モノマー
から重合される高分子、例えば、アクリル酸メチル、ア
クリル酸エチル、アクリルアミド、メタクリル酸メチル
等、あるいはアクリル系モノマー以外ではあるが、酢酸
ビニル、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体、酢酸セルロ
ース、塩化ビニル、ポリアミド、ポリビニルホルマー
ル、ポリビニルブチラール、フェノキシ樹脂、ポリエス
テル樹脂さらには架橋可能なフェノール樹脂、エポキシ
樹脂等である。
【0019】特に、アクリル系のものは、用途により本
発明の添加剤のガラス転移点の変更が容易に可能であ
り、また相溶性も良い点で最適である。
【0020】また、酸化防止剤、紫外線吸収剤、着色
剤、無機フィラー、有機フィラー、金属粒子等のポリマ
ー中への添加も用途により好適である。
【0021】(モルタルまたはコンクリートの製造方
法)本発明は、さらに上述した添加剤を用いてモルタル
またはコンクリートを製造する方法をも含んでいる。
【0022】すなわち、モルタルまたはコンクリート用
材料に熱感応性高吸水性ポリマーを主成分とした添加剤
を混合添加して使用することを特徴とするモルタルまた
はコンクリートの製造方法である。
【0023】ここで、熱感応性高吸水性ポリマーを主成
分とした添加剤の使用量について説明すると、当該熱感
応性高吸水性ポリマーを、モルタルまたはコンクリート
用材料100重量部に対して、0.1〜10重量部の範
囲で添加するのが好適である。0.1重量部未満では、
添加効果に乏しく、優れた機械的強度を有するモルタル
やコンクリートが得られないおそれがあり、一方、10
重量部を超えると、セメントの物性が変化するおそれが
あるためである。
【0024】また、本発明のモルタルまたはコンクリー
トの製造方法における、温度条件についても特に限定さ
れるものではないが、より優れた水分調整機能を発揮す
べく、セメントの混練時には比較的低温に、セメントの
凝結時には、比較的高温になるように、加熱、冷却手段
を用いることが好適である。
【0025】その他、熱感応性高吸水性ポリマーを主成
分とした添加剤の混合方法や混合時期も、本発明におい
て特に限定されるものではないことは言うまでもない。
【0026】
【実施例】以下に実施例を挙げて、本発明を具体的に説
明する。但し、本発明は、これらの実施例に限定される
ものではない。
【0027】(実施例1) A ポリ(N−ビニルイソブチルアミド)(NVIB)
の合成 以下に示す合成法により、NVIBポリマーを得た。
【0028】 B NVIBポリマーの特性評価 1)熱感応性の時間応答性試験 容器に水を注ぎ、その中にNVIBポリマーを入れ、さ
らにそれをオーブン内において、20℃と40℃の温度
条件で、12時間ごとのサイクル試験を行った。そし
て、NVIBポリマーのゲル膨張度を、体積変化の測定
により調べた。
【0029】その結果、図1に示すように、20℃の温
度では、ゲル膨張度が放置時間が長い程、水分を吸収し
て大きくなる一方、40℃においてはかかる傾向が見ら
れず、NVIBポリマーの熱感応性の時間応答性が確認
された。
【0030】2)熱感応性試験 容器に水を注ぎ、その中にNVIBポリマーを入れ、さ
らにそれをオーブン内において、5℃から40℃まで、
1℃づつ昇温させ、それぞれの温度でポリマーが平衡状
態になった時の光透過率を調べた。その後、逆に40℃
から5℃まで冷却しながら、同様の実験を行った。
【0031】ここで、NVIBポリマーの光透過率は、
フォトダイオードを用いて測定した。
【0032】その結果、図2に示すように、25℃近辺
で、急激な光透過率の変化が観測され、NVIBポリマ
ーの熱感応性が確認された。
【0033】なお、光透過率が0%のときは、ポリマー
中に水が存在していないことを示し、一方、光透過率が
100%のときは、ポリマー中に含むことのできる最大
限の水が存在していることを示す。
【0034】(実施例2〜4) A NVIB−NVA共重合体の重合 先ずN−ビニルアセトアミド(NVA)を、以下に示す
合成法により得た。
【0035】 次に、実施例1で合成したNVIBモノマーと上記のN
VAモノマーから、重合開始剤としてアゾビスイソブチ
ロニトリル(AIBN)を用いて、溶液重合を行い、N
VIB−NVA共重合体を得た。
【0036】なお、NVIBモノマーとNVAモノマー
の仕込み重量比を、80/20(実施例2)、60/4
0(実施例3)、50/50(実施例4)と変えて共重
合させた。
【0037】B NVIB−NVA共重合体の特性評価 実施例1と同様に、熱感応性試験を行い、NVIB−N
VA共重合体の熱感応性が確認された。また、図3に示
すように、NVIBの仕込み重量比が大きいものほど、
光透過率の変化点が低い傾向が見られた。
【0038】(実施例5、6) A NVIBポリマー及びNVIB−NVA共重合体の
架橋体の作成 実施例1で合成したNVIBモノマー(100重量部)
及び架橋剤としてのN,N−メチレンビスアクリルアミ
ド(BisA)(5重量部)から、重合開始剤としてア
ゾビスイソブチロニトリル(AIBN)を用い、NVI
Bポリマーの架橋体を溶液重合した(実施例5)。
【0039】また、同様に、実施例1で合成したNVI
Bモノマー(80重量部)と実施例2で合成したNVA
モノマー(20重量部)及び架橋剤としてのN,N−メ
チレンビスアクリルアミド(5重量%)から、重合開始
剤としてアゾビスイソブチロニトリル(AIBN)を用
い、NVIB−NVA共重合体の架橋体を溶液重合した
(実施例6)。
【0040】B NVIBポリマー及びNVIB−NV
A共重合体の架橋体の特性評価 実施例1と同様に、熱感応性試験を行い、NVIBポリ
マー及びNVIB−NVA共重合体の架橋体のそれぞれ
のポリマーの熱感応性が確認された。
【0041】但し、本実施例においては、オーブン内に
おいて、5℃ずつ昇温させ、ゲル膨張度(倍)を、体積
変化を調べることにより、熱感応性が確認された。
【0042】また、特に図4に示すように、NVIB−
NVA共重合体(80/20重量部)の架橋体は、50
℃近辺で吸水率が大きく変化し、結果としてゲル膨張度
が変化し、熱感応性が生じていることがわかる。
【0043】(実施例7)実施例3で合成したNVIB
−NVA共重合体を、セメント98重量部に対して、約
2重量部添加し、更に、砂利、砂及び水を混練し、コン
クリート原料とした。
【0044】そして、長さ350mm、幅50mm、厚
さ15mmのコンクリートサンプルを作成した後、強度
を、曲げ強度試験器を用いて測定したところ、NVIB
−NVA共重合体未添加のコンクリートと比較して、高
い初期値が得られた。
【0045】(実施例8)実施例6で合成したNVIB
−NVA共重合体のN,N−メチレンビスアクリルアミ
ドによる架橋体を、セメント98重量部に対して、約2
重量部添加し、更に、砂利、砂及び水を混練し、コンク
リート原料とした。
【0046】そして、長さ350mm、幅50mm、厚
さ15mmのコンクリートサンプルを作成した後、強度
を曲げ強度試験器を用いて測定したところ、添加剤未添
加のコンクリートと比較して、高い初期値が得られた。
【0047】
【発明の効果】本発明によれば、コンクリートやモルタ
ル用添加剤であって、水分調整機能を発揮して、セメン
トの混練時には多量の水分を高分子内に取り込み吸収
し、逆にセメントの凝結時(打設後)は、取り込んだ水
を放出する機能を有する高分子材料及びそれを用いたコ
ンクリートまたはモルタルの製造方法の提供が可能にな
った。
【0048】従って、優れた機械的強度等を有するコン
クリートまたはモルタルが得られるようになった。
【図面の簡単な説明】
【図1】 NVIBポリマーの熱感応性の時間応答特性
を示す図面である。
【図2】 NVIBポリマーの温度変化に対する光透過
率の変化を示す図面である。
【図3】 NVIB−NVA共重合体の温度変化に対す
る光透過率の変化を示す図面である。
【図4】 NVIBポリマー及びNVIB−NVA共重
合体の架橋体の温度変化に対するゲル膨張度の変化を示
す図面である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 野中 敏章 埼玉県川越市南台1−3−2 ヘキストイ ンダストリー株式会社先端材料技術研究所 内 (72)発明者 今泉 郁雄 東京都港区赤坂八丁目10番16号 ヘキスト インダストリー株式会社内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 モルタルまたはコンクリート材料に混合
    添加して使用する添加剤において、該添加剤が、熱感応
    性高吸水性ポリマーであることを特徴とするモルタルま
    たはコンクリート用添加剤。
  2. 【請求項2】 前記熱感応性高吸水性ポリマーが、N−
    ビニルアシルアミドをモノマー成分として含む重合体、
    またはその誘導体を主成分としたものであることを特徴
    とする請求項1に記載のモルタルまたはコンクリート用
    添加剤。
  3. 【請求項3】 前記熱感応性高吸水性ポリマーが、ポリ
    (N−ビニルイソブチルアミド)、またはN−ビニルア
    セトアミドとN−ビニルイソブチルアミドとの共重合体
    を主成分としたものであることを特徴とする請求項1ま
    たは2に記載のモルタルまたはコンクリート用添加剤。
  4. 【請求項4】 前記熱感応性高吸水性ポリマーが、ジビ
    ニル化合物を用いて架橋されていることを特徴とする請
    求項1〜3のいずれか1項に記載のモルタルまたはコン
    クリート用添加剤。
  5. 【請求項5】 前記ジビニル化合物が、N,N−メチレ
    ンビスアクリルアミド、N,N−メチレン−ビス−Nビ
    ニルアセトアミド、N,N−ブチレン−ビス−Nビニル
    アセトアミド及びその誘導体からなるグループのうち
    の、少なくとも1つであることを特徴とする請求項4に
    記載のモルタルまたはコンクリート用添加剤。
JP15012795A 1995-06-16 1995-06-16 モルタルまたはコンクリート用添加剤 Pending JPH092854A (ja)

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Cited By (2)

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