JPH09285371A

JPH09285371A - 展示台

Info

Publication number: JPH09285371A
Application number: JP10252996A
Authority: JP
Inventors: Akiyasu Furuya; 晃康古谷; Hachiro Doi; 八郎土井; Osamu Arakawa; 荒川　　修
Original assignee: Ahresty Corp
Current assignee: Ahresty Corp
Priority date: 1996-04-24
Filing date: 1996-04-24
Publication date: 1997-11-04

Abstract

(57)【要約】【課題】陳列・展示した商品の照明効果（ライトア
ップ効果）を簡便に図ることが出来るようにする。【解決手段】上部を開放した浅い箱型に形成された
台枠１内に照明用光源２を設置し、該台枠１の上部に多
数の透孔３ａを有する台パネル３を設置すると共に、台
パネル３の上面または下部に、透明板又は透光性を有す
る不透明板６を設置せしめた。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、自動車やオートバ
イ等の比較的大型の商品を屋内或いは屋外で陳列・展示
するのに適した展示台に関するものである。

【０００２】

【従来の技術】従来、自動車やオートバイの販売店で
は、その商品（自動車やオートバイ）を陳列・展示する
場合、単に屋内のフロア上又は屋外の地面に置いて展示
するか、展示台上に置いて展示していた。しかし、いず
れの場合でも、陳列・展示した商品に照明を当ててライ
トアップ効果を図る場合には、そのための照明器具を展
示台とは別個に用意して設備しなければならなかった。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】本発明はこの様な現状
に鑑みてなされたものであり、陳列・展示した商品の照
明効果（ライトアップ効果）を簡便に図ることが出来る
展示台を提供せんとするものである。

【０００４】

【課題を解決するための手段】斯る目的を達成する本発
明の請求項１に記載の展示台は、上部を開放した浅い箱
型に形成された台枠内に照明用光源を設置すると共に、
該台枠の上部開放部に多数の透孔を有する台パネルを設
置せしめてなる事を特徴としたものである。又、本発明
の請求項２に記載の展示台は、前記台パネルの上面に、
透明板又は透光性を有する不透明板を設置してなる事を
特徴としたものである。そして、請求項３に記載の展示
台は、前記台パネルの下部に、透明板又は透光性を有す
る不透明板を設置してなる事を特徴としたものである。
更に、請求項４に記載の展示台は、前記透明板又は透光
性を有する不透明板を、前記台枠の側面部分から抜き差
し可能に設置してなる事を特徴としたものである。

【０００５】

【発明の実施の形態】以下、本発明の具体的な実施例を
図面に基づいて説明する。本発明に係る展示台Ａは、基
本的に、１個の台枠１と、１個又は複数個の照明用光源
２と、１枚又は複数枚の台パネル３とで構成され、屋内
のフロア上又は屋外の地面などに設置される。

【０００６】台枠１は、木材や合成樹脂材，アルミ押出
材，或いは金属プレス成形材などを用いて、矩形状をし
た所用の大きさを有する上部を開放した浅い箱型に形成
し、必要に応じて外側表面に所望の着色や模様を施して
なる。

【０００７】そして、この台枠１の内部に照明用光源２
を設置すると共に、上部開放部に多数の透孔３ａを有す
る台パネル３を設置する。尚、図中４は補強用の梁を示
し、５はＬ型アングル材を示し、それぞれ台枠１を構成
している上下の外枠材１ａ，１ｂにビス等で固着されて
いる。

【０００８】照明用光源２は、白熱電球や蛍光灯等、図
示実施例では直管型蛍光灯を用い、台枠１の内部、詳し
くは台枠１を構成している底板１１の上面に１本又は複
数本を配設する。尚、照明用光源２の種類並びに配設本
数や配設位置は、台枠１の形状や大きさ或いは陳列・展
示する商品に応じて適宜選択される。

【０００９】台パネル３は、ダイカスト鋳造或いはスチ
ール等の金属板をプレス加工して、適宜大きさの正方形
や長方形等の定型矩形状に形成すると共に、表側から裏
側に通じる平面略円形や角形等に形成した多数の透孔３
ａを形成し、必要に応じてその表面に所望の着色や模様
を施してなる。ちなみに、図示実施例の台パネル３は、
アルミダイカスト鋳造により１辺が約５０〜６０ｃｍの
正方形状に形成すると共に、表側から裏側に通じる多数
の透孔３ａを平面略長方形状に形成してなる。

【００１０】尚、台枠１及び台パネル３の形状並びに大
きさや構造は上述した図示実施例のものに限定されるも
のではなく、例えば図４に示した如く台枠１を、台パネ
ル３を載承させるための載承段部１２を有する１枚もの
の部材で形成したり、或いは台枠１を三角形等の多角形
状に形成したり分解可能なユニット化することが可能で
ある。

【００１１】而して、この台パネル３を台枠１の上部開
放部に台枠１に対して分離可能に設置する。具体的に
は、図２に詳しく示した通り、台枠１の上部内側に設置
したＬ型アングル材５上に台パネル３の縁辺を載承さ
せ、台パネル３の表面が上部外枠材１ａと面一状となる
ように設置するものである。

【００１２】また、上記台パネル３の上面全体に、透明
板又は透光性を有する不透明板を設置するか、或いは台
パネル３の下部、詳しくは台パネル３の下部と照明用光
源２との間に、透明板又は透光性を有する不透明板６を
設置する。

【００１３】台パネル３の上面に設置する透明板又は透
光性を有する不透明板（図示せず）は、台枠１の内部に
ゴミが落下侵入しないようにするためのものであり、着
色した又は着色していない強化ガラスや合成樹脂性等を
用いて、台枠１の上部開放部とほぼ同じ形状大きさに形
成し、台パネル３の上面にわたって取外し可能に設置す
る。

【００１４】また、台パネル３の下部に設置する透明板
又は透光性を有する不透明板６は、照明用光源２等の台
枠１の内部が外部から見えないように体裁良く覆い隠す
と同時に、所望の照明効果（ライトアップ効果）を期す
るためのものであり、透光性を有するガラス板又は合成
樹脂板を用いて、乳白色や求める照明効果（ライトアッ
プ効果）に応じて適宜所望な色に着色した透明又は不透
明に形成する。そして、この透明板又は透光性を有する
不透明板６は、台枠１の側面部分から抜き差し可能に設
置する。即ち、台枠１の側面部分、図示実施例では短辺
側の側面部分にスリット状の挿入取出し口７を開口形成
せしめ、その挿入取出し口７からこの透明板又は透光性
を有する不透明板６を抜き差しすると共に、台枠１の内
側に形成した載承部１３上にわたって架設するものであ
る。

【００１５】

【発明の効果】本発明の展示台は斯様に構成したので、
展示台とは別個に照明器具等を用意して設備せずとも、
陳列・展示した商品の照明効果（ライトアップ効果）を
簡便に図ることが出来る。

【００１６】しかも、特に請求項２に記載した展示台で
は、台パネルの上面に、透明板又は透光性を有する不透
明板を設置してなるので、台枠の内部にゴミ等が落下侵
入する恐れがなくなり、メンテナンスが容易となる。

【００１７】また、特に請求項３に記載した展示台で
は、台パネルの下部に透明板又は透光性を有する不透明
板を設置してなるので、台枠の内部にゴミ等が落下侵入
するのを防止出来るだけでなく、台枠の内部を体裁良く
覆い隠して展示台としての外観の見栄えを向上させるこ
とが出来ると同時に、透明板又は透光性を有する不透明
板に適宜所望な着色を施す等してより効果的な照明効果
（ライトアップ効果）を期することが出来る。

【００１８】更に、特に請求項４に記載した展示台で
は、透明板又は透光性を有する不透明板を、台枠の側面
部分から抜き差し可能に設置してなるので、台枠からい
ちいち台パネルを取り外さなくとも、透明板又は透光性
を有する不透明板を容易簡便に装着交換が出来る。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明実施の一例を示す外観斜視図。

【図２】図１の（Ｘ）−（Ｘ）線に沿う拡大半断面
図。

【図３】図１の分解斜視図。

【図４】本発明の他の実施例を示す半断面図。

【符号の説明】

Ａ………展示台１………台枠２………照明用光源３………台パネル６………透明板又は透光性を有する不透明板

Claims

【特許請求の範囲】

【請求項１】上部を開放した浅い箱型に形成された
台枠、該台枠内に照明用光源を設置すると共に、該台枠
の上部開放部に多数の透孔を有する台パネルを設置せし
めてなる事を特徴とする展示台。
【請求項２】前記台パネルの上面に、透明板又は透
光性を有する不透明板を設置してなる事を特徴とする請
求項１記載の展示台。
【請求項３】前記台パネルの下部に、透明板又は透
光性を有する不透明板を設置してなる事を特徴とする請
求項１記載の展示台。
【請求項４】前記透明板又は透光性を有する不透明
板を、前記台枠の側面部分から抜き差し可能に設置して
なる事を特徴とする請求項３記載の展示台。