JPH0928514A - シートカバーのクッション基材及びその製造方法 - Google Patents
シートカバーのクッション基材及びその製造方法Info
- Publication number
- JPH0928514A JPH0928514A JP7182914A JP18291495A JPH0928514A JP H0928514 A JPH0928514 A JP H0928514A JP 7182914 A JP7182914 A JP 7182914A JP 18291495 A JP18291495 A JP 18291495A JP H0928514 A JPH0928514 A JP H0928514A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cushion
- resin
- transfer
- base material
- seat cover
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Mattresses And Other Support Structures For Chairs And Beds (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
- Shaping Of Tube Ends By Bending Or Straightening (AREA)
Abstract
ともに、低コストで品質の良い自動車用シートカバーを
得ることができる、自動車用シートカバーのクッション
基材を得ること。 【構成】 表面に繊維性の表皮材2を重ね合わせて縫製
される自動車用シートカバーのクッション基材1であっ
て、フォーム材等よりなるシート状のクッション材の裏
面に滑り性を持つ微小な突起3を全体に突出状態に分布
させる。
Description
ト(座席)の表面構造となる自動車用などのシートカバ
ーのクッション基材及びクッション基材の製造方法に関
するものである。
用シートカバーは、クッション基材となるクッション材
の片面に表皮材を重ね合わせたものが広く採用されてい
る。クッション材は主原料を、エステルポリオールとす
るエステル系ウレタンフォームと、エーテルポリオール
とするエーテル系ウレタンフォームとが殆どを占めてい
て、総称的にスラブウレタンフォームと称されている。
日本国内ではウレタン構造の耐加水分解性を考慮して、
エーテル系ウレタンフォームが主流となっている。一
方、表皮材はポリエステル糸を主とした、経編みニット
(トリコットやwラッセル)、経編みニット(ジャー
ジ)、織物(平織り,モケット)などの組織が、表皮デ
ザインに応じて用いられている。
定の形状に裁断した後、重ね合わされて縫製され自動車
用シートカバーとなる。しかしながら、スラブウレタン
ホームと表皮材との縫製に当っては厄介な問題がある。
即ち、縫製体であるスラブフォームはミシン作業面上で
の滑りが悪く、これが原因で表皮材とのズレが起きた
り、針ピッチが不規則になったりし、安定した縫製作業
が行ない難く、自動車用シートカバーとしての品質の保
持が難しくなることである。
は従来においても為されている。その一つは、スラブウ
レタンフォームの裏面に裏地として滑り性の良い布地を
接着する方法である。滑り性を良くするための布地とし
ては、ナイロン糸又はポリエステル糸又はセルロース糸
を用い、経編みニット組織(トリコットハーフ)や緯編
みニット組織(天竺編み)の布地の他、綿糸を用いた平
織り布地や綾織り布地、さらにはナイロン又はポリエス
テルを素材とした不織布が用いられている。
は、ホットメルト系接着剤,溶剤系接着剤,水溶系接着
剤等を用いる方法の他に、図9に示すように、ドラム1
00に沿わせたスラブウレタンフォーム101の片面に
火炎102を当て、溶けたウレタンを接着剤として布地
103を接着するフレームラミネート法も採用されてい
る。さらには、表皮材とスラブウレタンフォームと布地
を一体化し三層構造にして縫製作業を高めている場合も
ある。
ル105を利用してスラブウレタンフォーム101の片
面にポリエチレン系のフィルム104を熱融着させてコ
ーティングする方法である。この場合、ポリエチレンの
フィルム104自体はウレタンとの熱融着性に問題があ
るため、比較的低融点でウレタンとの相性の良いアクリ
ル系フィルムとの二層構造とするなどの工夫が払われて
いる。この方法によれば、フィルム104の形態を殆ど
残さずにスラブウレタンフォーム101に付けることが
でき、スラブウレタンフォーム101の伸び特性を損ね
ることが少ない。
ラブウレタンフォーム101に滑り性を付与する仕方に
おいて前者では、スラブウレタンフォーム101に滑り
性を付与する為だけに布地103を貼り合わせるため、
コストもかかり過剰品質になり勝ちである。また、布地
103として比較的低コストの不織布を使った場合に
は、不織布には一般に伸縮性が殆どないため三層構造と
した場合には、曲げ部分で図11に示すような品質を落
す要因になる折れ(ラミ折れと言われている)106が
起きやすい。糸にクリンプ性を付与する特殊加工を施す
などして糸そのものに伸縮性を持つ布地として、ラミ折
れ106を防ぐこともできるが、布地がすこぶる高価な
ものとなりコスト的に引き合わない。
いもののポリエチレン系のフィルム104の溶融状態を
増す程、加工スピードが低下し生産性が悪くなる。実際
にはフレームラミネート法の加工スピードの1/2から
1/3程度とかなり低いものである。また、フレームラ
ミネート法では、一般に表皮面と裏地面を同時に加工し
て生産性を高めているが、この方法では加工スピードに
差が有り過ぎ同時工程化することはできない。
ためになされたもので、その課題は、表皮材との安定し
た縫製作業を行ない得るとともに、低コストで品質の良
い自動車用などのシートカバーを得ることができるシー
トカバーのクッション基材を提供することであり、その
クッション基材を生産性良く製造する製造方法を提供す
ることである。すなわち、本発明によれば自動車用シー
トカバー、あるいは通常の椅子用のシートカバーあるい
はソファー用のシートカバーに適するクッション基材及
びその製造方法を提供することができる。
に請求項1の発明は、表面に繊維性の表皮材を重ね合わ
せて縫製される自動車用シートカバーのクッション基材
を、シート状のクッション材の裏面に滑り性を持つ微小
な突起を全体に突出状態に分布させて構成する手段を採
用する。
は、微小な凹みを均一に分布させた転写面を外周に持つ
転写ローラのその転写面の凹みに、常温下では硬く板面
に対する滑り性を持つ樹脂を溶融状態にした溶融樹脂を
充填しながら回転させ、この回転している転写ローラの
転写面に帯状シートのクッション材の片面を、送り出し
ながら圧接させて転写面の微小な凹みに充填していた溶
融樹脂をクッション材の片面に転写して微小な樹脂粒に
よる突起を片面全体に形成する手段を採用する。
は、微小な条溝を全周にわたり均一に分布させた転写面
を外周に持つ転写ローラのその転写面の各条溝に、常温
下では硬く板面に対する滑り性を持つ樹脂を溶融状態に
した溶融樹脂を充填しながら回転させ、この回転してい
る転写ローラの上記転写面に帯状シートのクッション材
の片面を、送り出しながら圧接させて上記転写面の微小
な条溝に充填していた溶融樹脂をクッション材の片面に
転写して微小な樹脂突起を片面全体に形成する手段を採
用する。
は、一端が内部に、他端が外表に開口する複数の微小な
浸出孔を全周に有し、その各浸出孔の一方の開口端が均
一に分布する転写面を外周に構成した転写ローラの内部
に、常温下では硬く板面に対する滑り性を持つ樹脂を溶
融状態にした溶融樹脂を圧入して上記各浸出孔から転写
面に浸出させながら転写ローラを回転させ、この回転し
ている転写ローラの上記転写面に帯状シートのクッショ
ン材の片面を、送り出しながら圧接させて上記転写面の
各浸出孔の開口端に浸出する溶融樹脂をクッション材の
片面に転写して微小な樹脂粒による突起を片面全体に形
成する手段を採用する。
重ね合わせて縫製する際のクッション基材のミシン作業
面上での滑りが、裏面に分布する滑り性を持つ微小な突
起により良くなり、クッション基材の伸縮性も損なわれ
ない。
に滑り性を持つ溶融樹脂を充填しながら回転させ、回転
している転写ローラの転写面に帯状シートのクッション
材の片面を、送り出しながら圧接することにより、凹み
の溶融樹脂をクッション材の片面にクッション材の伸縮
性を損なうことなく連続的に転写することができ、微小
な樹脂粒による突起をクッション材の片面全体に連続的
に形成することができる。
に滑り性を持つ溶融樹脂を充填しながら回転させ、回転
している転写ローラの転写面に帯状シートのクッション
材の片面を、送り出しながら圧接することにより、条溝
の溶融樹脂をクッション材の片面にクッション材の伸縮
性を損なうことなく連続的に転写することができ、微小
な樹脂突起をクッション材の片面全体に連続的に形成す
ることができる。
滑り性を持つ溶融樹脂を圧入して各浸出孔から溶融樹脂
を転写ローラの転写面に浸出させながら転写ローラを回
転させ、この回転している転写ローラの転写面に帯状シ
ートのクッション材の片面を、送り出しながら圧接する
ことにより、転写面の各浸出孔の開口端に浸出する溶融
樹脂をクッション材の片面に連続的にクッション材の伸
縮性を損なうことなく転写することができ、微小な樹脂
粒による突起をクッション材の片面全体に連続的に形成
することができる。
明する。 (実施例1)図1は本発明の一実施例としての自動車用
シートカバーの構造を示す拡大断面図であり、図2はそ
のクッション基材の裏面の構造を示した平面図である。
図1に示す自動車用シートカバーは、クッション基材1
の片面に表皮材2を重ね合わせて構成されている。クッ
ション基材1は、エステルポリオールとするエステル系
ウレタンフォーム又は、エーテルポリオールとするエー
テル系ウレタンフォームよりなるシート状のクッション
材4に樹脂粒3をドット加工により成形することにより
構成されている。即ち、このクッション基材1の裏面に
はピッチが5mmから7mmで縦横に並ぶ直径2mmから3mm
の滑り性を持つ微小な樹脂粒3が全体に突出状態に結合
し分布している。
加工を施した化粧板である)との摩擦係数の少ない、ポ
リエステル系樹脂やナイロン系樹脂を主体に形成されて
いる。また、表皮材2は繊維性で、ポリエステル糸を主
とした、経編みニット(トリコットやwラッセル)、経
編みニット(ジャージ)、織物(平織り,モケット)な
どの組織が、表皮デザインに応じて用いられている。
皮材2は、所定の形状に裁断した後、重ね合わされて樹
脂粒3のあるクッション基材1の裏面をミシン台表面に
当てて縫製され、図1に示すような自動車用シートカバ
ーとなる。なお、図1、図2においてSは縫製部であ
る。この縫製において、クッション基材1のミシン作業
面上での滑りは至って良好で、表皮材2とのズレが起き
たり、針ピッチが不規則になったりする不都合は起き
ず、安定した縫製作業を行なうことができた。樹脂粒3
は微小で材料費もかからず、クッション基材1自体の伸
縮性も損なわないため、低コストで形成できる上、いわ
ゆるラミ折れなども起きない。このクッション基材1の
アクリル板間の摩擦係数は0.15〜0.30とかなり
小さい値である。因みにナイロン系の布地を貼り付けた
ものの摩擦係数は0.10〜0.18で、ポリエステル
フィルムを用いたものの摩擦係数は0.20〜0.2
2、さらにスラブウレタンフォーム(クッション材その
ものである)単独のものの摩擦係数は0.85〜1.0
0であった。なお、樹脂粒3は成形などの都合により図
3に示すように微小なリブ状の樹脂突起3aとしてもほ
ぼ同等の滑り機能が得られる。なお、図3のSは縫製部
を示す。
示した樹脂粒3を片面に有するクッション基材1を製造
する製造方法に関するもので、図4に示すように、転写
によりクッション材4に樹脂粒3を連続して成形し、ク
ッション基材1を製造することを特徴としている。即
ち、図4及び図5に示すように微小な凹み5を均一に分
布させた転写面6を外周に持つ転写ローラ7に、帯状シ
ートに形成されたクッション材4の片面を、送り出しな
がら圧接させるものである。転写ローラ7は溶融樹脂タ
ンク8にその転写面6の下側が常に溶融樹脂9に浸漬す
るように横架され、一定の速さで一定方向に回転され
る。
表面には図5に示すように全周にわたり縦横方向にピッ
チ5mmから7mmで直径2mmから3mmでかつ深さ1〜2mm
の凹み5が形成され、全面にフッソ樹脂による表面処理
が施されている。溶融樹脂タンク8には、常温下では硬
く板面に対する滑り性を持つ融点160℃前後の熱可塑
性樹脂が、その融点より20℃程度高い温度に維持され
て溶融状態で貯溜されている。熱可塑性樹脂としてはポ
リエステル系樹脂、ナイロン系樹脂が用いられ、溶融時
の粘度のコントロールやウレタンフォームとの接着性を
考慮して、蝋成分を混入したり、接着活性な分子構造に
調整されている。
の前側にはドクターナイフ10の先端縁が当てられてい
る。このドクターナイフ10は転写面6の凹み5以外の
部分に付着した溶融樹脂9を掻き落す作用をなす。ドク
ターナイフ10を通過した転写ローラ7の転写面6に
は、その凹み5だけに溶融樹脂9が充填されている。転
写ローラ7の上部の転写面6に帯状シートのクッション
材4の片面を押えローラ11で押え付けながら、巻き込
むようにして送り出していけば、クッション材4の片面
に凹み5に充填していた溶融樹脂9が連続的に転写さ
れ、案内ローラ11Aの後方の冷却工程Kにおいて、冷
風などで冷却することによりクッション材4の片面に微
小な樹脂粒3による突起が形成された実施例1で示した
クッション基材1が得られる。
加工スピードが可能であり、加工スピードを同調させう
るのでフレームラミネート法を適用した表皮材2の一体
化の加工も同一工程において行なうことが可能になる。
溶融樹脂9は点接着に近い形で接着するため、クッショ
ン材4の伸縮性は損なわれず、ラミ折れなどの起きない
安価で扱い易いクッション基材1が生産性良く製造でき
る。また、溶融樹脂9に難燃性を付与することも容易に
実施でき、難燃性を具備するクッション基材1も特別な
設備を加えることなく製造することができる。
適当な冷却機構を付設すれば、凹み5に充填している溶
融樹脂9の凹み5に接触している部分が先に硬化し、ク
ッション材4との当り面の樹脂は硬化が遅れることにな
るので、接着性を損なわずに加工スピードを一層速くす
ることも可能である。
ように微小な条溝12を全周にわたり均一に分布させた
転写面6を外周に持つ転写ローラ7でクッション材4に
微小な樹脂突起を転写により連続成形するようにしたも
ので、実施例1において図3で示した微小な樹脂突起3
aを片面全体に有するクッション基材1を製造する方法
に関するものである。実際には実施例2における転写ロ
ーラ7の凹み5を条溝12にするだけで、そのまま実施
例2の設備と方法により実施でき、得られる効果も同様
である。
同様に実施例1で示した樹脂粒3を片面に有するクッシ
ョン基材1を製造する製造方法に関するもので、やはり
転写によりクッション材4に樹脂粒3を連続して成形す
るものである。即ち、図7と図8(イ)(ロ)に示すよ
うに実施例2で示した転写ローラ7を、一端が内部に、
他端が外表に開口する複数の微小な浸出孔13を全周に
有し、その各浸出孔13の一方の開口端が均一に分布す
る転写面6を外周に構成した転写ローラ7に換え、これ
により樹脂粒3を転写することを特徴としている。
に、回転可能に軸受け20された転写ローラ7の内部に
液送管21により溶融樹脂9が供給可能な構造とされて
いる。この転写ローラ7の内部は溶融樹脂9の貯溜部1
4として構成され、実施例2で示した熱可塑性樹脂が溶
融状態で圧入される。図8(ロ)に示すように、各浸出
孔13は貯溜部14に通じ転写面6に縦横方向にピッチ
5mmから7mmで直径2mmから3mmでかつ深さ1〜2mmの
樹脂溜り15を作って開口している。即ち、転写ローラ
7の回転による遠心力及び貯溜部14の内圧により樹脂
溜り15に溜る溶融樹脂9をクッション材4に連続的に
転写する。従って、実施例2で示した溶融樹脂タンク8
やドクターナイフ10の設備は不要である。これ以外の
設備構成も、製造方法の特徴も実施例2のものと同じで
あるので、図に同一部分については同一の符号を付しそ
れらについての説明は省略する。
ーのためのクッション基材及びその製造法として主に説
明したが、本発明はこれに限定するものではなく、表面
に繊維性の表皮材を重ねて縫製するシートカバーであれ
ば、通常の椅子用のシートカバーあるいはソファー用の
シートカバーのクッション基材及びその製造法としても
採用することができる。
表皮材を重ね合わせて縫製する際のクッション基材のミ
シン作業面上での滑りが、裏面に分布する滑り性を持つ
微小な突起により良くなり、クッション基材の伸縮性も
損なわれないので、表皮材との安定した縫製作業が行な
い得、低コストで品質の良いシートカバーを得ることが
できる。
した縫製作業が行ない得、低コストで品質の良いシート
カバーを得ることができるクッション基材を生産性良く
製造することができる。
した縫製作業が行ない得、低コストで品質の良いシート
カバーを得ることができるクッション基材を生産性良く
製造することができる。
した縫製作業が行ない得、低コストで品質の良いシート
カバーを得ることができるクッション基材を生産性良く
製造することができる。
造を示す拡大断面図である。
の裏面構造を示す図である。
カバーのクッション基材の裏面構造を示す図である。
を示す設備構成図である。
ある。
に使う転写ローラの斜視図である。
を示す設備構成図である。
(ロ)は図7の転写ローラの転写面の拡大部分断面図で
ある。
明図である。
す説明図である。
図である。
Claims (4)
- 【請求項1】 表面に繊維性の表皮材を重ね合わせて縫
製されるシートカバーのクッション基材であって、シー
ト状のクッション材の裏面に滑り性を持つ微小な突起を
全体に突出状態に分布させたことを特徴とするシートカ
バーのクッション基材。 - 【請求項2】 微小な凹みを均一に分布させた転写面を
外周に持つ転写ローラのその転写面の凹みに、常温下で
は硬く板面に対する滑り性を持つ樹脂を溶融状態にした
溶融樹脂を充填しながら回転させ、この回転している転
写ローラの上記転写面に帯状シートのクッション材の片
面を、送り出しながら圧接させて上記転写面の微小な凹
みに充填していた溶融樹脂をクッション材の片面に転写
して微小な樹脂粒による突起を片面全体に形成すること
を特徴とするシートカバーのクッション基材の製造方
法。 - 【請求項3】 微小な条溝を全周にわたり均一に分布さ
せた転写面を外周に持つ転写ローラのその転写面の各条
溝に、常温下では硬く板面に対する滑り性を持つ樹脂を
溶融状態にした溶融樹脂を充填しながら回転させ、この
回転している転写ローラの上記転写面に帯状シートのク
ッション材の片面を、送り出しながら圧接させて上記転
写面の微小な条溝に充填していた溶融樹脂をクッション
材の片面に転写して微小な樹脂突起を片面全体に形成す
ることを特徴とするシートカバーのクッション基材の製
造方法。 - 【請求項4】 一端が内部に、他端が外表に開口する複
数の微小な浸出孔を全周に有し、その各浸出孔の一方の
開口端が均一に分布する転写面を外周に構成した転写ロ
ーラの内部に、常温下では硬く板面に対する滑り性を持
つ樹脂を溶融状態にした溶融樹脂を圧入して上記各浸出
孔から転写面に浸出させながら転写ローラを回転させ、
この回転している転写ローラの上記転写面に帯状シート
のクッション材の片面を、送り出しながら圧接させて上
記転写面の各浸出孔の開口端に浸出する溶融樹脂をクッ
ション材の片面に転写して微小な樹脂粒による突起を片
面全体に形成することを特徴とするシートカバーのクッ
ション基材の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18291495A JP3656287B2 (ja) | 1995-07-19 | 1995-07-19 | シートカバーのクッション基材及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18291495A JP3656287B2 (ja) | 1995-07-19 | 1995-07-19 | シートカバーのクッション基材及びその製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0928514A true JPH0928514A (ja) | 1997-02-04 |
JP3656287B2 JP3656287B2 (ja) | 2005-06-08 |
Family
ID=16126601
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18291495A Expired - Fee Related JP3656287B2 (ja) | 1995-07-19 | 1995-07-19 | シートカバーのクッション基材及びその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3656287B2 (ja) |
-
1995
- 1995-07-19 JP JP18291495A patent/JP3656287B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3656287B2 (ja) | 2005-06-08 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
TW472097B (en) | Leather-like sheet having napped surface | |
JP2627821B2 (ja) | 型付き工程紙及びその製造方法 | |
JPH0326602B2 (ja) | ||
US6620488B2 (en) | Skin material, skinned cushion, and process for producing skinned cushion | |
KR101755837B1 (ko) | 통풍 시트용 인조가죽 원단 및 이의 제조방법 | |
JPH0380885B2 (ja) | ||
US3755051A (en) | High-loft, nonwoven paneling material and covering | |
JP4540148B2 (ja) | 表皮材付きクッションの製造方法 | |
US5490890A (en) | Method for making embossed laminated foam articles | |
JP2666916B2 (ja) | タイルカーペットの製造法 | |
US5512361A (en) | Integrally molded polyurethane foam products | |
JP5172268B2 (ja) | 車両用成形内装材の表皮層 | |
JPH0928514A (ja) | シートカバーのクッション基材及びその製造方法 | |
JP4801971B2 (ja) | 合成樹脂積層体 | |
CA2122413C (en) | Multiplayer materials with adhesive and production thereof | |
CA2074425C (en) | Multi-layered sheet | |
JP2551528B2 (ja) | 防寒性射出成形ブーツとその製造方法 | |
JPH10292271A (ja) | 合成皮革及びその製造方法 | |
US3689353A (en) | Nonwoven material and method of making the same | |
JP7121242B2 (ja) | 車両用内装材、及びその製造方法 | |
JP4197766B2 (ja) | ノンハロゲン床材 | |
JP5048041B2 (ja) | 表皮材の製造方法 | |
JP6397979B2 (ja) | 積層布帛 | |
JP3371054B2 (ja) | 合成皮革の製造方法 | |
JPH0432272Y2 (ja) |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20041001 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20041026 |
|
A711 | Notification of change in applicant |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712 Effective date: 20041018 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20041220 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20050215 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20050228 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080318 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090318 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100318 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100318 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100318 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110318 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110318 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120318 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120318 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130318 Year of fee payment: 8 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130318 Year of fee payment: 8 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130318 Year of fee payment: 8 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140318 Year of fee payment: 9 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |