JPH09284737A - Catvコンバータ用リモコン装置 - Google Patents
Catvコンバータ用リモコン装置Info
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- JPH09284737A JPH09284737A JP8097061A JP9706196A JPH09284737A JP H09284737 A JPH09284737 A JP H09284737A JP 8097061 A JP8097061 A JP 8097061A JP 9706196 A JP9706196 A JP 9706196A JP H09284737 A JPH09284737 A JP H09284737A
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- television receiver
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 CATVコンバータ用リモコンだけでテレビ
受像機におけるビデオモード・テレビモードの切替を制
御する。 【解決手段】 CPU16は、電源操作ボタン12から
電源キー入力信号を受信すると、ビデオモードデータ記
憶部16aに記憶されている全てのビデオモードデータ
を読み出し、リモコン信号送出部18を介してリモコン
信号として出力する。そして、そのリモコン信号を受信
したテレビ受像機は、ビデオモードに設定する。
受像機におけるビデオモード・テレビモードの切替を制
御する。 【解決手段】 CPU16は、電源操作ボタン12から
電源キー入力信号を受信すると、ビデオモードデータ記
憶部16aに記憶されている全てのビデオモードデータ
を読み出し、リモコン信号送出部18を介してリモコン
信号として出力する。そして、そのリモコン信号を受信
したテレビ受像機は、ビデオモードに設定する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、CATVコンバー
タに対して制御信号を送信可能なリモコン装置に関し、
特にCATVコンバータに接続されるテレビ受像機側の
所定の制御も可能なCATVコンバータ用リモコン装置
に関するものである。
タに対して制御信号を送信可能なリモコン装置に関し、
特にCATVコンバータに接続されるテレビ受像機側の
所定の制御も可能なCATVコンバータ用リモコン装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】CAT
Vコンバータには、CATV伝送路を経由して放送セン
タから送信された複数の放送信号が入力されており、C
ATVコンバータ用リモコン装置を操作して、それらよ
り所望のチャンネルの放送信号のみを選択することがで
きるようにされている。そして、CATVコンバータの
ビデオ出力端子とテレビ受像機のデータ入力端子とが接
続されることで、CATVコンバータから出力された放
送信号がテレビ受像機にて出力できるようにされてい
る。また、CATVコンバータのAC出力端子とテレビ
受像機のAC入力端子とが接続されており、上述したC
ATVコンバータ用リモコン装置によって電源制御信号
を出力することによってテレビ受像機側の電源をオン/
オフすることができるようにもされている。
Vコンバータには、CATV伝送路を経由して放送セン
タから送信された複数の放送信号が入力されており、C
ATVコンバータ用リモコン装置を操作して、それらよ
り所望のチャンネルの放送信号のみを選択することがで
きるようにされている。そして、CATVコンバータの
ビデオ出力端子とテレビ受像機のデータ入力端子とが接
続されることで、CATVコンバータから出力された放
送信号がテレビ受像機にて出力できるようにされてい
る。また、CATVコンバータのAC出力端子とテレビ
受像機のAC入力端子とが接続されており、上述したC
ATVコンバータ用リモコン装置によって電源制御信号
を出力することによってテレビ受像機側の電源をオン/
オフすることができるようにもされている。
【0003】このように、電源操作キーを操作してCA
TVコンバータの電源をオンさせればテレビ受像機の電
源もオンになるため、わざわざテレビ受像機側で電源オ
ンさせる操作を別途行わなくてもよいという便利さはあ
るが、CATVコンバータから出力された放送信号をテ
レビ受像機にて出力させるためにはモード切替操作が必
要となる場合がある。それは、上述したようにCATV
コンバータからの映像信号はテレビ受像機のビデオ入力
端子を介して入力されるため、テレビ受像機側がビデオ
モードでなくテレビモードになっている場合には、テレ
ビ受像機本体に設けられているスイッチやテレビ用リモ
コン装置等を用いてビデオモードに切り替えなくてはな
らないのである。
TVコンバータの電源をオンさせればテレビ受像機の電
源もオンになるため、わざわざテレビ受像機側で電源オ
ンさせる操作を別途行わなくてもよいという便利さはあ
るが、CATVコンバータから出力された放送信号をテ
レビ受像機にて出力させるためにはモード切替操作が必
要となる場合がある。それは、上述したようにCATV
コンバータからの映像信号はテレビ受像機のビデオ入力
端子を介して入力されるため、テレビ受像機側がビデオ
モードでなくテレビモードになっている場合には、テレ
ビ受像機本体に設けられているスイッチやテレビ用リモ
コン装置等を用いてビデオモードに切り替えなくてはな
らないのである。
【0004】なお、最近のテレビ受像機においては電源
オフになる前のモード状態を覚えているものもある。こ
の場合、ビデオモードで電源オフした場合は次回の電源
オン時に最初からビデオモードのままとなり問題ない
が、ビデオモードでなくテレビモードで電源オフした場
合は次回の電源オン時には、やはりテレビ受像機用リモ
コンを操作する等してビデオモードに切り替える操作が
必要となる。
オフになる前のモード状態を覚えているものもある。こ
の場合、ビデオモードで電源オフした場合は次回の電源
オン時に最初からビデオモードのままとなり問題ない
が、ビデオモードでなくテレビモードで電源オフした場
合は次回の電源オン時には、やはりテレビ受像機用リモ
コンを操作する等してビデオモードに切り替える操作が
必要となる。
【0005】したがって、CATV放送を視聴する場合
にCATVコンバータ及びテレビ受像機をそれぞれ操作
しなくてはならず、たとえリモコンを用いるとしてもC
ATVコンバータ用及びテレビ受像機用の2つのリモコ
ンが必要となり不便である。またリモコンを用いても操
作が多くなるという不都合は存置される。
にCATVコンバータ及びテレビ受像機をそれぞれ操作
しなくてはならず、たとえリモコンを用いるとしてもC
ATVコンバータ用及びテレビ受像機用の2つのリモコ
ンが必要となり不便である。またリモコンを用いても操
作が多くなるという不都合は存置される。
【0006】そこで、本発明は、CATV放送を視聴す
る場合に、CATVコンバータ用リモコンだけを用いて
テレビ受像機側の所定の制御も可能として、利用者の利
便を向上させることを目的とする。
る場合に、CATVコンバータ用リモコンだけを用いて
テレビ受像機側の所定の制御も可能として、利用者の利
便を向上させることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段及び発明の効果】この目的
を達成するためになされた本発明のCATVコンバータ
用リモコン装置は、放送センタから送信された複数の放
送信号より任意のチャンネルの放送信号のみを選択して
テレビ受像機に出力可能であると共に、自装置の電源が
オンされた場合に前記テレビ受像機側への電源供給も可
能なCATVコンバータに対し、所望のチャンネルの放
送信号のみを選択するため、あるいは電源のオン・オフ
を切り替えるためのリモコン信号を送信可能なCATV
コンバータ用リモコン装置において、適用対象となるテ
レビ受像機固有のビデオモード設定用データを全て記憶
しておくビデオモードデータ記憶部を有し、前記電源の
オン・オフを切り替えるためのリモコン信号を送信する
際に、前記ビデオモードデータ記憶部に記憶されている
全ビデオモード設定用データをリモコン信号として送信
可能に構成されていることを特徴とする。
を達成するためになされた本発明のCATVコンバータ
用リモコン装置は、放送センタから送信された複数の放
送信号より任意のチャンネルの放送信号のみを選択して
テレビ受像機に出力可能であると共に、自装置の電源が
オンされた場合に前記テレビ受像機側への電源供給も可
能なCATVコンバータに対し、所望のチャンネルの放
送信号のみを選択するため、あるいは電源のオン・オフ
を切り替えるためのリモコン信号を送信可能なCATV
コンバータ用リモコン装置において、適用対象となるテ
レビ受像機固有のビデオモード設定用データを全て記憶
しておくビデオモードデータ記憶部を有し、前記電源の
オン・オフを切り替えるためのリモコン信号を送信する
際に、前記ビデオモードデータ記憶部に記憶されている
全ビデオモード設定用データをリモコン信号として送信
可能に構成されていることを特徴とする。
【0008】本CATVコンバータ用リモコン装置から
CATVコンバータにチャンネル選択用のリモコン信号
を送信すれば、所望のチャンネルでの放送信号をテレビ
受像機に出力させることができ、視聴者は所望のCAT
V放送を視聴することができる。その際、まずCATV
コンバータの電源をオンさせる必要があるが、これもC
ATVコンバータ用リモコン装置からCATVコンバー
タに電源オン・オフ切替用のリモコン信号を送信すれば
電源をオンさせることができる。そして、本CATVコ
ンバータは自装置の電源がオンされた場合にテレビ受像
機側への電源供給も可能であるため、電源オン・オフ切
替用のリモコン信号でCATVコンバータの電源をオン
させればテレビ受像機側の電源も自動的にオンさせるこ
とができる。
CATVコンバータにチャンネル選択用のリモコン信号
を送信すれば、所望のチャンネルでの放送信号をテレビ
受像機に出力させることができ、視聴者は所望のCAT
V放送を視聴することができる。その際、まずCATV
コンバータの電源をオンさせる必要があるが、これもC
ATVコンバータ用リモコン装置からCATVコンバー
タに電源オン・オフ切替用のリモコン信号を送信すれば
電源をオンさせることができる。そして、本CATVコ
ンバータは自装置の電源がオンされた場合にテレビ受像
機側への電源供給も可能であるため、電源オン・オフ切
替用のリモコン信号でCATVコンバータの電源をオン
させればテレビ受像機側の電源も自動的にオンさせるこ
とができる。
【0009】ここで、CATVコンバータ用リモコン装
置内のビデオモードデータ記憶部には、適用対象となる
テレビ受像機固有のビデオモード設定用データが全て記
憶されており、電源のオン・オフを切り替えるためのリ
モコン信号を送信する際に、ビデオモードデータ記憶部
に記憶されている全ビデオモード設定用データをリモコ
ン信号として送信することができる。
置内のビデオモードデータ記憶部には、適用対象となる
テレビ受像機固有のビデオモード設定用データが全て記
憶されており、電源のオン・オフを切り替えるためのリ
モコン信号を送信する際に、ビデオモードデータ記憶部
に記憶されている全ビデオモード設定用データをリモコ
ン信号として送信することができる。
【0010】そのため、テレビ受像機側のモードがテレ
ビモードとなっていたとしても、このビデオモード設定
用データのリモコン信号を受信して、テレビ受像機のモ
ードがビデオモードに切り替わる。CATVコンバータ
からの放送信号はテレビ受像機側がビデオモードになっ
ていないと実際には出力されないので、このようにビデ
オモードに切り替えれば、テレビ受像機にてCATVコ
ンバータからの放送信号が出力されることとなる。
ビモードとなっていたとしても、このビデオモード設定
用データのリモコン信号を受信して、テレビ受像機のモ
ードがビデオモードに切り替わる。CATVコンバータ
からの放送信号はテレビ受像機側がビデオモードになっ
ていないと実際には出力されないので、このようにビデ
オモードに切り替えれば、テレビ受像機にてCATVコ
ンバータからの放送信号が出力されることとなる。
【0011】このように、本発明のCATVコンバータ
用リモコン装置によれば、CATVコンバータ自身の電
源をオンさせる操作をするだけで、テレビ受像機側のモ
ードを、ビデオモードに自動的に切り替えることがで
き、非常に便利である。比較として従来の場合を考える
と、従来はCATVコンバータ用リモコン装置にてCA
TVコンバータの電源をオンさせればテレビ受像機の電
源もオンになるため、テレビ受像機側で電源オンさせる
操作を別途行わなくてもよいが、テレビ受像機がテレビ
モードになっているとCATVコンバータから出力され
た放送信号をテレビ受像機にて出力させることができな
くなるので、やはりテレビ受像機用リモコンを操作して
ビデオモードに切り替える操作が必要となっていた。つ
まり、CATV放送を視聴する場合にCATVコンバー
タ用及びテレビ受像機用の2つのリモコンが必要となり
不便であった。それに対して、本発明のCATVコンバ
ータ用リモコン装置であれば、テレビ受像機をビデオモ
ードに切り替えることもできるので、CATV放送を視
聴するのにテレビ用リモコン装置が不要となるのであ
る。
用リモコン装置によれば、CATVコンバータ自身の電
源をオンさせる操作をするだけで、テレビ受像機側のモ
ードを、ビデオモードに自動的に切り替えることがで
き、非常に便利である。比較として従来の場合を考える
と、従来はCATVコンバータ用リモコン装置にてCA
TVコンバータの電源をオンさせればテレビ受像機の電
源もオンになるため、テレビ受像機側で電源オンさせる
操作を別途行わなくてもよいが、テレビ受像機がテレビ
モードになっているとCATVコンバータから出力され
た放送信号をテレビ受像機にて出力させることができな
くなるので、やはりテレビ受像機用リモコンを操作して
ビデオモードに切り替える操作が必要となっていた。つ
まり、CATV放送を視聴する場合にCATVコンバー
タ用及びテレビ受像機用の2つのリモコンが必要となり
不便であった。それに対して、本発明のCATVコンバ
ータ用リモコン装置であれば、テレビ受像機をビデオモ
ードに切り替えることもできるので、CATV放送を視
聴するのにテレビ用リモコン装置が不要となるのであ
る。
【0012】また、このビデオモードに切り替えるため
に特別の操作キー等を設ける必要がなく、従来もあった
CATVコンバータの電源をオン・オフさせるための操
作キーで兼用できる。そしてさらに、物理的に操作キー
等が増加しないというだけでなく、ビデオモードに切り
替えるために別個の操作は不要なので、使用するリモコ
ン装置の数を少なくするだけでなく操作も少なくでき
る。これは、使い勝手を向上させ、特にリモコン装置の
操作に不慣れな人においても何ら支障をもたらすことは
ない。つまり、電源オンという基本的な操作に伴ってビ
デオモードへの切替が自動的になされるため、特にテレ
ビ受像機側のモードがテレビモードであるから切り替え
なくてはいけないといった意識自体もする必要がない。
に特別の操作キー等を設ける必要がなく、従来もあった
CATVコンバータの電源をオン・オフさせるための操
作キーで兼用できる。そしてさらに、物理的に操作キー
等が増加しないというだけでなく、ビデオモードに切り
替えるために別個の操作は不要なので、使用するリモコ
ン装置の数を少なくするだけでなく操作も少なくでき
る。これは、使い勝手を向上させ、特にリモコン装置の
操作に不慣れな人においても何ら支障をもたらすことは
ない。つまり、電源オンという基本的な操作に伴ってビ
デオモードへの切替が自動的になされるため、特にテレ
ビ受像機側のモードがテレビモードであるから切り替え
なくてはいけないといった意識自体もする必要がない。
【0013】また、ビデオモードデータ記憶部には、適
用対象となるテレビ受像機固有のビデオモード設定用デ
ータを全て記憶しておくことができるので、例えばテレ
ビ受像機の製造メーカー毎に固有のモード設定データで
あったとしても、それらを全て記憶させておけば、リモ
コン信号として送信した場合に、それらの内のいずれか
該当するビデオモード設定用データによってモード切替
が実現される。そのため、テレビ受像機の製造メーカー
毎に専用の装置を準備しなくてもよくなり、汎用性を持
つことができる。
用対象となるテレビ受像機固有のビデオモード設定用デ
ータを全て記憶しておくことができるので、例えばテレ
ビ受像機の製造メーカー毎に固有のモード設定データで
あったとしても、それらを全て記憶させておけば、リモ
コン信号として送信した場合に、それらの内のいずれか
該当するビデオモード設定用データによってモード切替
が実現される。そのため、テレビ受像機の製造メーカー
毎に専用の装置を準備しなくてもよくなり、汎用性を持
つことができる。
【0014】なお、CATVコンバータ用リモコン装置
からの送信信号がCATVコンバータとテレビ受像機に
受信される必要があるが、CATVコンバータはテレビ
受像機の上に載置されたり、あるいは非常に近辺に配置
されるのが一般的であるため、同じリモコン装置から送
信信号が両者の信号受信部にて受信される点は問題がな
い。
からの送信信号がCATVコンバータとテレビ受像機に
受信される必要があるが、CATVコンバータはテレビ
受像機の上に載置されたり、あるいは非常に近辺に配置
されるのが一般的であるため、同じリモコン装置から送
信信号が両者の信号受信部にて受信される点は問題がな
い。
【0015】また、請求項2に示すように、前記全ビデ
オモード設定用データに応じたリモコン信号は、前記電
源のオン・オフを切り替えるためのリモコン信号を送信
した後、所定時間経過後に送信するよう構成してもよ
い。これは、電源のオン・オフを切り替えるためのリモ
コン信号がCATVコンバータに送信され、そのCAT
Vコンバータからテレビ受像機側へ電源が供給されてか
らでないとテレビ受像機でのモード切替処理が実行され
ない場合を考慮し、確実性を向上させる狙いである。ビ
デオモード設定用データに応じたリモコン信号と電源オ
ン・オフリモコン信号の送信間に所定のディレイ時間を
設けることで、テレビ受像機側の電源がオンしてからデ
ータを受信することとなり、モード切替処理が実行でき
る状態になる。
オモード設定用データに応じたリモコン信号は、前記電
源のオン・オフを切り替えるためのリモコン信号を送信
した後、所定時間経過後に送信するよう構成してもよ
い。これは、電源のオン・オフを切り替えるためのリモ
コン信号がCATVコンバータに送信され、そのCAT
Vコンバータからテレビ受像機側へ電源が供給されてか
らでないとテレビ受像機でのモード切替処理が実行され
ない場合を考慮し、確実性を向上させる狙いである。ビ
デオモード設定用データに応じたリモコン信号と電源オ
ン・オフリモコン信号の送信間に所定のディレイ時間を
設けることで、テレビ受像機側の電源がオンしてからデ
ータを受信することとなり、モード切替処理が実行でき
る状態になる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。本実施形態のCATVコン
バータ用リモコン装置(以下、「コンバータリモコン」
と略記する。)10は、基本的にはCATVコンバータ
20(図2参照)をリモコン操作するためのものであ
り、概略的な構成要素としては、図1に示すように電源
操作ボタン12と、チャンネルボタン14と、制御手段
としてのCPU16と、リモコン信号送出部18とを備
えている。
て図面を参照して説明する。本実施形態のCATVコン
バータ用リモコン装置(以下、「コンバータリモコン」
と略記する。)10は、基本的にはCATVコンバータ
20(図2参照)をリモコン操作するためのものであ
り、概略的な構成要素としては、図1に示すように電源
操作ボタン12と、チャンネルボタン14と、制御手段
としてのCPU16と、リモコン信号送出部18とを備
えている。
【0017】電源操作ボタン12あるいはチャンネルボ
タン14が押されるとCPU16に信号が入力され、C
PU16は、電源操作ボタン12からの信号かチャンネ
ルボタン14からの信号かを判別し、入力データから送
信データへの変換と作成を行う。CPU16は、内部に
ビデオモードデータ記憶部16aを備えており、ここに
は各メーカーのテレビ受像機においてビデオモードに設
定するためのデータ(以下、「ビデオモードデータ」と
記す。)が記憶されており、電源操作ボタン12からの
信号が入力された場合にのみ読み出され、リモコン信号
送出部18に送られる。他の信号が入力された場合には
このビデオモードデータは読み出すことができない。
タン14が押されるとCPU16に信号が入力され、C
PU16は、電源操作ボタン12からの信号かチャンネ
ルボタン14からの信号かを判別し、入力データから送
信データへの変換と作成を行う。CPU16は、内部に
ビデオモードデータ記憶部16aを備えており、ここに
は各メーカーのテレビ受像機においてビデオモードに設
定するためのデータ(以下、「ビデオモードデータ」と
記す。)が記憶されており、電源操作ボタン12からの
信号が入力された場合にのみ読み出され、リモコン信号
送出部18に送られる。他の信号が入力された場合には
このビデオモードデータは読み出すことができない。
【0018】リモコン信号送出部18は、CPU16の
指示に基づいて所定のリモコン信号を作成して送出する
ものである。なお、この送出されたリモコン信号は基本
的にはCATVコンバータ20の受光部22(図2参
照)にて受信されるのであるが、CATVコンバータ2
0はテレビ受像機30に接続されて使用するものであ
り、一般的にテレビ受像機30のごく近く、例えばテレ
ビ受像機30自体の上に載置されることが多い。そのた
め、リモコン信号送出部18から送出されるリモコン信
号はテレビ受像機30側の受光部32にて受信も可能で
ある。
指示に基づいて所定のリモコン信号を作成して送出する
ものである。なお、この送出されたリモコン信号は基本
的にはCATVコンバータ20の受光部22(図2参
照)にて受信されるのであるが、CATVコンバータ2
0はテレビ受像機30に接続されて使用するものであ
り、一般的にテレビ受像機30のごく近く、例えばテレ
ビ受像機30自体の上に載置されることが多い。そのた
め、リモコン信号送出部18から送出されるリモコン信
号はテレビ受像機30側の受光部32にて受信も可能で
ある。
【0019】ここで、リモコン信号送出部18から送出
されるリモコン信号について説明しておく。図3(A)
は、電源操作ボタン12が操作された場合に送出される
リモコン信号のデータ(第1の送信データ)D1であ
り、先頭コードD11と、それに続く電源コードD12
とビデオモードデータD13から構成されている。電源
コードD12は「オン」か「オフ」かを識別するコード
である。一方、ビデオモードデータD13はCPU16
内のビデオモードデータ記憶部16aに記憶されている
全てのビデオモードデータD13a,D13b,……を
含むものである。例えば、ビデオモードデータD13a
は、Aメーカーのテレビ受像機をビデオモードに設定す
るためのデータであり、ビデオモードデータD13b
は、B及びCメーカーのテレビ受像機をビデオモードに
設定するためのデータである。
されるリモコン信号について説明しておく。図3(A)
は、電源操作ボタン12が操作された場合に送出される
リモコン信号のデータ(第1の送信データ)D1であ
り、先頭コードD11と、それに続く電源コードD12
とビデオモードデータD13から構成されている。電源
コードD12は「オン」か「オフ」かを識別するコード
である。一方、ビデオモードデータD13はCPU16
内のビデオモードデータ記憶部16aに記憶されている
全てのビデオモードデータD13a,D13b,……を
含むものである。例えば、ビデオモードデータD13a
は、Aメーカーのテレビ受像機をビデオモードに設定す
るためのデータであり、ビデオモードデータD13b
は、B及びCメーカーのテレビ受像機をビデオモードに
設定するためのデータである。
【0020】また、図3(B)は、チャンネルボタン1
4が操作された場合に送出されるリモコン信号のデータ
(第2の送信データ)D2であり、先頭コードD21
と、それに続くチャンネル指定データD22から構成さ
れている。チャンネル指定データD22は、その名の通
り、操作されたチャンネルボタン14のチャンネル番号
を指定するためのデータである。
4が操作された場合に送出されるリモコン信号のデータ
(第2の送信データ)D2であり、先頭コードD21
と、それに続くチャンネル指定データD22から構成さ
れている。チャンネル指定データD22は、その名の通
り、操作されたチャンネルボタン14のチャンネル番号
を指定するためのデータである。
【0021】続いて、図2を参照して、コンバータリモ
コン10によってリモコン制御する基本的な対象である
CATVコンバータ20及びCATVコンバータ20に
接続されるテレビ受像機30について説明する。CAT
Vコンバータ20は、制御手段としてのCPU21と、
コンバータリモコン10からのリモコン信号を受信する
ための受光部22と、分配器23と、選局部24と、ビ
デオ出力端子25と、AC出力制御部26と、AC出力
端子27とを備えている。
コン10によってリモコン制御する基本的な対象である
CATVコンバータ20及びCATVコンバータ20に
接続されるテレビ受像機30について説明する。CAT
Vコンバータ20は、制御手段としてのCPU21と、
コンバータリモコン10からのリモコン信号を受信する
ための受光部22と、分配器23と、選局部24と、ビ
デオ出力端子25と、AC出力制御部26と、AC出力
端子27とを備えている。
【0022】図示しないCATV放送センタからCAT
V伝送路15を介して送信されてきた放送信号は前記分
配器23を介して選局部24に入力される。選局部24
ではCPU21より指示されたチャンネル番号に対応す
る放送信号のみを選択してビデオ出力端子25に出力す
る。このビデオ出力端子25は後述するテレビ受像機3
0のビデオ入力端子33と接続ケーブルで接続されてい
るため、選局部24にて選択された放送信号をテレビ受
像機30にビデオ信号として出力することができるので
ある。
V伝送路15を介して送信されてきた放送信号は前記分
配器23を介して選局部24に入力される。選局部24
ではCPU21より指示されたチャンネル番号に対応す
る放送信号のみを選択してビデオ出力端子25に出力す
る。このビデオ出力端子25は後述するテレビ受像機3
0のビデオ入力端子33と接続ケーブルで接続されてい
るため、選局部24にて選択された放送信号をテレビ受
像機30にビデオ信号として出力することができるので
ある。
【0023】また、AC出力制御部26は、CPU21
からの出力指示に基づいてAC出力端子27からAC
(交流電源)出力することができるようにされている。
CATVコンバータ20は図示しないAC入力部と介し
て外部から入力したAC電源をコンバータ内部に供給す
ることができると共に、AC出力端子27と接続される
テレビ受像機30側のAC入力端子38を介してテレビ
受像機30側にもAC電源を供給することができるよう
にされている。
からの出力指示に基づいてAC出力端子27からAC
(交流電源)出力することができるようにされている。
CATVコンバータ20は図示しないAC入力部と介し
て外部から入力したAC電源をコンバータ内部に供給す
ることができると共に、AC出力端子27と接続される
テレビ受像機30側のAC入力端子38を介してテレビ
受像機30側にもAC電源を供給することができるよう
にされている。
【0024】一方、テレビ受像機30は、制御手段とし
てのCPU31と、リモコン信号を受信するための受光
部32と、ビデオ入力端子33と、切替制御部34と、
RF入力端子35と、選局部36と、映像・音声出力部
37と、AC入力端子38とを備えている。
てのCPU31と、リモコン信号を受信するための受光
部32と、ビデオ入力端子33と、切替制御部34と、
RF入力端子35と、選局部36と、映像・音声出力部
37と、AC入力端子38とを備えている。
【0025】図示しない放送センタから無線送信されて
きた放送信号は受信手段としてのアンテナ40によって
受信され、テレビ受像機30のRF入力端子35を介し
て選局部36に入力される。選局部36ではCPU31
より指示されたチャンネル番号に対応する放送信号のみ
を選択して切替制御部34に出力する。この切替制御部
34にはビデオ入力端子33からのビデオ信号も入力可
能とされており、CPU31の制御により、選局部36
からの放送信号及びビデオ入力端子33からのビデオ信
号のいずれかを映像・音声出力部37に出力する。詳し
くは、CPU31からテレビモードが指示されれば選局
部36からの放送信号を出力し、ビデオモードが指示さ
れればビデオ入力端子33からのビデオ信号を出力する
のである。
きた放送信号は受信手段としてのアンテナ40によって
受信され、テレビ受像機30のRF入力端子35を介し
て選局部36に入力される。選局部36ではCPU31
より指示されたチャンネル番号に対応する放送信号のみ
を選択して切替制御部34に出力する。この切替制御部
34にはビデオ入力端子33からのビデオ信号も入力可
能とされており、CPU31の制御により、選局部36
からの放送信号及びビデオ入力端子33からのビデオ信
号のいずれかを映像・音声出力部37に出力する。詳し
くは、CPU31からテレビモードが指示されれば選局
部36からの放送信号を出力し、ビデオモードが指示さ
れればビデオ入力端子33からのビデオ信号を出力する
のである。
【0026】また、AC入力端子38は上述したように
CATVコンバータ20側のAC出力端子27と接続さ
れており、CATVコンバータ20側からAC電源が供
給された場合には、テレビ受像機30内部にAC電源を
供給することができるようにされている。
CATVコンバータ20側のAC出力端子27と接続さ
れており、CATVコンバータ20側からAC電源が供
給された場合には、テレビ受像機30内部にAC電源を
供給することができるようにされている。
【0027】なお、テレビ受像機30側の受光部32
は、基本的には図示しないテレビ用リモコンからのリモ
コン信号を受信するためのもので、チャンネル指定用の
リモコン信号であれば、CPU31は選局部36を制御
して指定されたチャンネル番号に対応する放送信号を選
択させる制御を実行する。但し、上述したように、CA
TVコンバータ20はテレビ受像機30に接続されて使
用するものであり、例えばテレビ受像機30自体の上に
載置されることが多いため、コンバータリモコン10か
ら送出されるリモコン信号もこの受光部32にて受信す
ることができる。そして、それがビデオモードに設定す
るためのデータであれば、上述したように、CPU31
はビデオ入力端子33からのビデオ信号が映像・音声出
力部37に出力されるよう切替制御部34を制御する。
は、基本的には図示しないテレビ用リモコンからのリモ
コン信号を受信するためのもので、チャンネル指定用の
リモコン信号であれば、CPU31は選局部36を制御
して指定されたチャンネル番号に対応する放送信号を選
択させる制御を実行する。但し、上述したように、CA
TVコンバータ20はテレビ受像機30に接続されて使
用するものであり、例えばテレビ受像機30自体の上に
載置されることが多いため、コンバータリモコン10か
ら送出されるリモコン信号もこの受光部32にて受信す
ることができる。そして、それがビデオモードに設定す
るためのデータであれば、上述したように、CPU31
はビデオ入力端子33からのビデオ信号が映像・音声出
力部37に出力されるよう切替制御部34を制御する。
【0028】次に、コンバータリモコン10の動作を図
4のフローチャートを参照して説明する。最初のステッ
プS10においてはキー入力があるかどうかを判断して
おり、もし入力があれば(S10:YES)、S20に
てそれが電源キー入力かどうかを判断する。電源キー入
力でなければ(S20:NO)、チャンネルキー入力で
あるのでS60へ移行し、図3(B)に示す第2の送信
データD2に変換する。この場合のチャンネル指定デー
タD22は、上述した通り操作されたチャンネルボタン
14のチャンネル番号を指定するためのデータとなる。
4のフローチャートを参照して説明する。最初のステッ
プS10においてはキー入力があるかどうかを判断して
おり、もし入力があれば(S10:YES)、S20に
てそれが電源キー入力かどうかを判断する。電源キー入
力でなければ(S20:NO)、チャンネルキー入力で
あるのでS60へ移行し、図3(B)に示す第2の送信
データD2に変換する。この場合のチャンネル指定デー
タD22は、上述した通り操作されたチャンネルボタン
14のチャンネル番号を指定するためのデータとなる。
【0029】そして、S50へ移行し、リモコン信号と
して出力される。この出力されたリモコン信号はCAT
Vコンバータ20の受光部22にて受信され、CPU2
1がこの受信した第2の送信データD2内のチャンネル
指定データD22に対応するチャンネル番号を選局部2
4に指示する。選局部24にて選択された放送信号はビ
デオ出力端子25を介してテレビ受像機30側にビデオ
信号として出力されることとなる。
して出力される。この出力されたリモコン信号はCAT
Vコンバータ20の受光部22にて受信され、CPU2
1がこの受信した第2の送信データD2内のチャンネル
指定データD22に対応するチャンネル番号を選局部2
4に指示する。選局部24にて選択された放送信号はビ
デオ出力端子25を介してテレビ受像機30側にビデオ
信号として出力されることとなる。
【0030】図4に戻り、S20にて肯定判断、すなわ
ち電源キー入力であった場合には、S30へ移行してビ
デオモードデータ記憶部16aに記憶されている全ての
ビデオモードデータを読み出す。そして、続くS40に
て図3(A)に示す第1の送信データD1に変換する。
上述したように、この場合の電源コードD12は「オ
ン」か「オフ」かを識別するコードであり、ビデオモー
ドデータD13はS30でビデオモードデータ記憶部1
6aから読み出した全てのビデオモードデータD13
a,D13b,……を含むものである。
ち電源キー入力であった場合には、S30へ移行してビ
デオモードデータ記憶部16aに記憶されている全ての
ビデオモードデータを読み出す。そして、続くS40に
て図3(A)に示す第1の送信データD1に変換する。
上述したように、この場合の電源コードD12は「オ
ン」か「オフ」かを識別するコードであり、ビデオモー
ドデータD13はS30でビデオモードデータ記憶部1
6aから読み出した全てのビデオモードデータD13
a,D13b,……を含むものである。
【0031】そして、S50へ移行し、リモコン信号と
して出力される。この出力されたリモコン信号はCAT
Vコンバータ20の受光部22にて受信され、CPU2
1がこの受信した第1の送信データD1内の電源コード
D12に応じて電源のオン・オフをAC出力制御部26
に指示する。電源オンの指示がされた場合には、AC出
力端子27からテレビ受像機30側のAC入力端子38
を介してテレビ受像機30側にもAC電源が供給される
こととなる。
して出力される。この出力されたリモコン信号はCAT
Vコンバータ20の受光部22にて受信され、CPU2
1がこの受信した第1の送信データD1内の電源コード
D12に応じて電源のオン・オフをAC出力制御部26
に指示する。電源オンの指示がされた場合には、AC出
力端子27からテレビ受像機30側のAC入力端子38
を介してテレビ受像機30側にもAC電源が供給される
こととなる。
【0032】さらに、S50にて出力されたリモコン信
号はテレビ受像機30の受光部32にても受信される。
この場合には、テレビ受像機30のCPU31がこの受
信した第1の送信データD1内のビデオモードデータD
13に応じ、切替制御部34に対して、ビデオ入力端子
33からのビデオ信号が映像・音声出力部37に出力さ
れるよう制御する。なお、ビデオモードデータD13
は、図3(A)に示すようにAメーカーのテレビ受像機
をビデオモードに設定するためのビデオモードデータD
13aやB及びCメーカーのテレビ受像機をビデオモー
ドに設定するためのビデオモードデータD13b、ある
いはそれ以外のメーカーのテレビ受像機についても同様
にそれぞれビデオモードに設定するためのビデオモード
データを含んでいる。
号はテレビ受像機30の受光部32にても受信される。
この場合には、テレビ受像機30のCPU31がこの受
信した第1の送信データD1内のビデオモードデータD
13に応じ、切替制御部34に対して、ビデオ入力端子
33からのビデオ信号が映像・音声出力部37に出力さ
れるよう制御する。なお、ビデオモードデータD13
は、図3(A)に示すようにAメーカーのテレビ受像機
をビデオモードに設定するためのビデオモードデータD
13aやB及びCメーカーのテレビ受像機をビデオモー
ドに設定するためのビデオモードデータD13b、ある
いはそれ以外のメーカーのテレビ受像機についても同様
にそれぞれビデオモードに設定するためのビデオモード
データを含んでいる。
【0033】そのため、それらのいずれかのデータが該
当すれば、テレビ受像機30のCPU31はビデオモー
ドに設定できる。つまり、切替制御部34に対して、ビ
デオ入力端子33からのビデオ信号が映像・音声出力部
37に出力させるように制御できる。これにより、CA
TVコンバータ20のビデオ出力端子25からテレビ受
像機30のビデオ入力端子33を介して入力されたビデ
オ信号、すなわちCATV放送を映像・音声出力部37
にて出力することができる。
当すれば、テレビ受像機30のCPU31はビデオモー
ドに設定できる。つまり、切替制御部34に対して、ビ
デオ入力端子33からのビデオ信号が映像・音声出力部
37に出力させるように制御できる。これにより、CA
TVコンバータ20のビデオ出力端子25からテレビ受
像機30のビデオ入力端子33を介して入力されたビデ
オ信号、すなわちCATV放送を映像・音声出力部37
にて出力することができる。
【0034】このように、本コンバータリモコン10を
用いれば、CATVコンバータ20自身の電源をオンさ
せる操作をするだけで、テレビ受像機30側のモードを
ビデオモードに自動的に切り替えることができ、非常に
便利である。従来は、コンバータリモコンにてCATV
コンバータ20の電源をオンさせればテレビ受像機30
の電源もオンになるため、テレビ受像機側で電源オンさ
せる操作を別途行わなくてもよいという利点だけは得ら
れていた。しかし、テレビ受像機30がテレビモードに
なっているとCATVコンバータ20から出力されたビ
デオ信号をテレビ受像機30にて出力させることができ
なくなるので、やはりテレビ受像機用リモコンを操作し
てビデオモードに切り替える操作が必要となっていた。
つまり、CATV放送を視聴する場合にCATVコンバ
ータ用及びテレビ受像機用の2つのリモコンが必要とな
り不便であった。それに対して、本コンバータリモコン
10であれば、テレビ受像機30をビデオモードに切り
替えることもできるので、CATV放送を視聴するのに
テレビ用リモコン装置が不要となるのである。
用いれば、CATVコンバータ20自身の電源をオンさ
せる操作をするだけで、テレビ受像機30側のモードを
ビデオモードに自動的に切り替えることができ、非常に
便利である。従来は、コンバータリモコンにてCATV
コンバータ20の電源をオンさせればテレビ受像機30
の電源もオンになるため、テレビ受像機側で電源オンさ
せる操作を別途行わなくてもよいという利点だけは得ら
れていた。しかし、テレビ受像機30がテレビモードに
なっているとCATVコンバータ20から出力されたビ
デオ信号をテレビ受像機30にて出力させることができ
なくなるので、やはりテレビ受像機用リモコンを操作し
てビデオモードに切り替える操作が必要となっていた。
つまり、CATV放送を視聴する場合にCATVコンバ
ータ用及びテレビ受像機用の2つのリモコンが必要とな
り不便であった。それに対して、本コンバータリモコン
10であれば、テレビ受像機30をビデオモードに切り
替えることもできるので、CATV放送を視聴するのに
テレビ用リモコン装置が不要となるのである。
【0035】また、このビデオモードに切り替えるため
に特別の操作キー等を設ける必要がなく、従来もあった
CATVコンバータ20の電源をオン・オフさせるため
の電源操作ボタン12で兼用できる。そしてさらに、物
理的に操作キー等が増加しないというだけでなく、ビデ
オモードに切り替えるために別個の操作は不要なので、
使用するリモコン装置の数を少なくするだけでなく操作
も少なくできる。これは、使い勝手を向上させ、特にリ
モコン装置の操作に不慣れな人においても何ら支障をも
たらすことはない。つまり、電源オンという基本的な操
作に伴ってビデオモードへの切替が自動的になされるた
め、特にテレビ受像機30側のモードがテレビモードで
あるから切り替えなくてはいけないといった意識自体も
する必要がない。
に特別の操作キー等を設ける必要がなく、従来もあった
CATVコンバータ20の電源をオン・オフさせるため
の電源操作ボタン12で兼用できる。そしてさらに、物
理的に操作キー等が増加しないというだけでなく、ビデ
オモードに切り替えるために別個の操作は不要なので、
使用するリモコン装置の数を少なくするだけでなく操作
も少なくできる。これは、使い勝手を向上させ、特にリ
モコン装置の操作に不慣れな人においても何ら支障をも
たらすことはない。つまり、電源オンという基本的な操
作に伴ってビデオモードへの切替が自動的になされるた
め、特にテレビ受像機30側のモードがテレビモードで
あるから切り替えなくてはいけないといった意識自体も
する必要がない。
【0036】また、ビデオモードデータ記憶部16aに
は、適用対象となるテレビ受像機固有のビデオモードデ
ータを全て記憶しておくことができるので、例えばテレ
ビ受像機の製造メーカー毎に固有のモード設定データで
あったとしても、それらを全て記憶させておけば、リモ
コン信号として送信した場合に、それらの内のいずれか
該当するビデオモードデータによってモード切替が実現
される。そのため、テレビ受像機の製造メーカー毎に専
用の装置を準備しなくてもよくなり、汎用性を持つこと
ができる。
は、適用対象となるテレビ受像機固有のビデオモードデ
ータを全て記憶しておくことができるので、例えばテレ
ビ受像機の製造メーカー毎に固有のモード設定データで
あったとしても、それらを全て記憶させておけば、リモ
コン信号として送信した場合に、それらの内のいずれか
該当するビデオモードデータによってモード切替が実現
される。そのため、テレビ受像機の製造メーカー毎に専
用の装置を準備しなくてもよくなり、汎用性を持つこと
ができる。
【0037】以上、本発明はこのような実施例に何等限
定されるものではなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲
において種々なる形態で実施し得る。例えば、図3
(A)に示す第2の送信データD1を送信する場合に
は、電源コードD12を送信した後、所定時間後にビデ
オモードデータD13を送信するようにしてもよい。こ
れは、電源のオン・オフを切り替えるためのリモコン信
号がCATVコンバータ20に送信され、そのCATV
コンバータ20からテレビ受像機30側へ電源が供給さ
れてからでないとテレビ受像機30でのモード切替処理
が実行されない場合を考慮し、確実性を向上させる狙い
である。ビデオモードデータD13と電源コードD12
の送信間に所定のディレイ時間を設けることで、テレビ
受像機30の電源がオンしてからデータを受信すること
となり、モード切替処理が実行できる状態になる。
定されるものではなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲
において種々なる形態で実施し得る。例えば、図3
(A)に示す第2の送信データD1を送信する場合に
は、電源コードD12を送信した後、所定時間後にビデ
オモードデータD13を送信するようにしてもよい。こ
れは、電源のオン・オフを切り替えるためのリモコン信
号がCATVコンバータ20に送信され、そのCATV
コンバータ20からテレビ受像機30側へ電源が供給さ
れてからでないとテレビ受像機30でのモード切替処理
が実行されない場合を考慮し、確実性を向上させる狙い
である。ビデオモードデータD13と電源コードD12
の送信間に所定のディレイ時間を設けることで、テレビ
受像機30の電源がオンしてからデータを受信すること
となり、モード切替処理が実行できる状態になる。
【図1】 コンバータリモコンの概略構成を示すブロッ
ク図である。
ク図である。
【図2】 CATVコンバータ及びテレビ受像機の概略
構成を示すブロック図である。
構成を示すブロック図である。
【図3】 コンバータリモコンからの送信データのフォ
ーマットを示すデータ構成図である。
ーマットを示すデータ構成図である。
【図4】 コンバータリモコンでの処理を示すフローチ
ャートである。
ャートである。
10…コンバータリモコン 12…電源操作ボ
タン 14…チャンネルボタン 15…CATV伝
送路 16a…ビデオモードデータ記憶部 18…リモコン
信号送出部 20…CATVコンバータ 22…受光部 23…分配器 24…選局部 25…ビデオ出力端子 26…AC出力制
御部 27…AC出力端子 30…テレビ受像
機 32…受光部 33…ビデオ入力
端子 34…切替制御部 35…RF入力端
子 36…チューナ 37…映像・音声
出力部 38…AC入力端子 40…アンテナ
タン 14…チャンネルボタン 15…CATV伝
送路 16a…ビデオモードデータ記憶部 18…リモコン
信号送出部 20…CATVコンバータ 22…受光部 23…分配器 24…選局部 25…ビデオ出力端子 26…AC出力制
御部 27…AC出力端子 30…テレビ受像
機 32…受光部 33…ビデオ入力
端子 34…切替制御部 35…RF入力端
子 36…チューナ 37…映像・音声
出力部 38…AC入力端子 40…アンテナ
Claims (2)
- 【請求項1】 放送センタから送信された複数の放送信
号より任意のチャンネルの放送信号のみを選択してテレ
ビ受像機に出力可能であると共に、自装置の電源がオン
された場合に前記テレビ受像機側への電源供給も可能な
CATVコンバータに対し、所望のチャンネルの放送信
号のみを選択するため、あるいは電源のオン・オフを切
り替えるためのリモコン信号を送信可能なCATVコン
バータ用リモコン装置において、 適用対象となるテレビ受像機固有のビデオモード設定用
データを全て記憶しておくビデオモードデータ記憶部を
有し、 前記電源のオン・オフを切り替えるためのリモコン信号
を送信する際に、前記ビデオモードデータ記憶部に記憶
されている全ビデオモード設定用データをリモコン信号
として送信可能に構成されていることを特徴とするCA
TVコンバータ用リモコン装置。 - 【請求項2】 前記全ビデオモード設定用データに応じ
たリモコン信号は、前記電源のオン・オフを切り替える
ためのリモコン信号を送信した後、所定時間経過後に送
信するよう構成されていることを特徴とする請求項1に
記載のCATVコンバータ用リモコン装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8097061A JPH09284737A (ja) | 1996-04-18 | 1996-04-18 | Catvコンバータ用リモコン装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8097061A JPH09284737A (ja) | 1996-04-18 | 1996-04-18 | Catvコンバータ用リモコン装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09284737A true JPH09284737A (ja) | 1997-10-31 |
Family
ID=14182141
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8097061A Pending JPH09284737A (ja) | 1996-04-18 | 1996-04-18 | Catvコンバータ用リモコン装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09284737A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN105959766A (zh) * | 2016-07-06 | 2016-09-21 | 安徽状元郎电子科技有限公司 | 一种带滑盖的电视遥控器 |
-
1996
- 1996-04-18 JP JP8097061A patent/JPH09284737A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN105959766A (zh) * | 2016-07-06 | 2016-09-21 | 安徽状元郎电子科技有限公司 | 一种带滑盖的电视遥控器 |
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