JPH09284034A - 衛星信号受信装置 - Google Patents

衛星信号受信装置

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JPH09284034A
JPH09284034A JP9534096A JP9534096A JPH09284034A JP H09284034 A JPH09284034 A JP H09284034A JP 9534096 A JP9534096 A JP 9534096A JP 9534096 A JP9534096 A JP 9534096A JP H09284034 A JPH09284034 A JP H09284034A
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JP
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signal
satellite
display
reception
level
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JP9534096A
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English (en)
Inventor
Jun Uemura
順 植村
Seiki Oyama
清貴 大山
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Maspro Denkoh Corp
Original Assignee
Maspro Denkoh Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 アンテナ方向の調整時に、屋外装置側にて受
信レベルを表示して、その調整作業を容易に行えるよう
にするだけでなく、アンテナ方向を、受信すべき電波を
送信している人工衛星に向けて確実に調整できるように
する。 【解決手段】 デジタル放送用の人工衛星からの送信電
波を受信するパラボラアンテナ2と、パラボラアンテナ
2に同軸ケーブルを介して接続され、受信信号の中から
所定衛星,所定チャンネルの放送データを復元する受信
ユニット6とからなり、パラボラアンテナ2のコンバー
タ20に受信レベル表示用の表示部22を設けて、アン
テナ方向調整時に受信レベルを表示できるようにした衛
星信号受信装置において、受信ユニット6側で所望衛星
からのデータを復元できている場合にのみ、表示部22
への受信レベルの表示を許可し、所望衛星からのデータ
を復元できていなければ受信レベルの表示を禁止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、人工衛星からの送
信電波を受信し、受信信号を所定の中間周波数に変換し
て出力するアンテナ,コンバータからなる屋外装置と、
この屋外装置から出力される受信信号の中から所定衛星
・所定チャンネルの衛星信号を選局・復調する選局・復
調手段を備えた屋内装置とからなる衛星信号受信装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】この種の装置では、衛星信号の受信状態
が最良となるように、アンテナの開口面を、受信すべき
人工衛星に正確に向ける必要がある。そこで従来より、
この種の装置においては、アンテナ方向の調整作業を簡
単且つ正確に行えるようにするために、屋外装置或いは
屋内装置側に、受信信号の信号レベルを検出する検出回
路を設け、屋外装置側に、この検出回路にて検出された
受信レベルを表示する表示器を設けることが提案され、
実用化されている(例えば特開昭63−74202号公
報)。
【0003】そして、この装置によれば、アンテナ方向
の調整時に表示器に受信レベルを表示させることによ
り、その表示状態から受信レベルが最大となるアンテナ
方向を簡単に見つけることができ、アンテナ方向の調整
作業を短時間で正確に行うことができるようになる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来装置では、表示器に受信レベルを表示させる際には、
受信レベルを検出する検出回路の出力信号をそのまま用
いるようにしていたため、アンテナの開口面が受信すべ
き人工衛星からずれており、アンテナが、例えば、静止
軌道上で受信すべき人工衛星の隣に配置された他の人工
衛星からの送信電波を受信しているような場合であって
も、表示器に、その受信レベルが表示されてしまい、ア
ンテナ方向を誤調整してしまうといった問題があった。
【0005】つまり、従来では、受信信号を検波してそ
の電圧レベルを直接検出するとか、或いは受信信号を所
定レベルまで増幅する自動利得調整回路(AGC回路)
を内蔵した増幅回路内での自動利得調整用の制御信号
(AGC信号)の電圧レベルを検出すること等により、
受信レベルを検出し、その検出結果に応じて表示器を駆
動するようにしている。しかし、静止軌道上には、所定
間隔(例えば4度間隔)で人工衛星が配置されているの
で、アンテナの開口面を所望の人工衛星に向けて設置し
ても、アンテナが受信すべき人工衛星からの送信電波を
受波できるとは限らず、受信すべき人工衛星とは異なる
人工衛星からの送信電波を受波してしまうことがある。
そして、このような場合には、アンテナにて受波された
希望しない人工衛星からの送信電波が、コンバータにて
中間周波数に変換されることから、検出回路にて、その
受信信号の信号レベルが検出されて、受信レベルが表示
器に表示されることになり、アンテナ設置後のアンテナ
方向調整時に、アンテナ方向を、受信すべき人工衛星と
は異なる人工衛星に向けて調整してしまう、といった問
題が生じるのである。
【0006】本発明は、こうした問題に鑑みなされたも
ので、アンテナ方向の調整時に、屋外装置側にて受信レ
ベルを表示して、その調整作業を容易に行えるようにす
るだけでなく、アンテナ方向を、受信すべき電波を送信
している人工衛星に向けて確実に調整できるようにした
衛星信号受信装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めになされた請求項1に記載の衛星信号受信装置は、従
来装置と同様、手動で開口面の向きを変更可能なアンテ
ナと、アンテナにて受信された人工衛星からの送信電波
を所定の中間周波数に変換して出力するコンバータとを
備えた屋外装置と、屋外装置にケーブルを介して接続さ
れ、コンバータにて中間周波数に変換された受信信号の
中から、外部から指定された所定衛星・所定チャンネル
の衛星信号を選局・復調する選局・復調手段を備えた屋
内装置と、から構成されている。
【0008】そして、本発明では、屋外装置及び屋内装
置のいずれか一方に設けられたレベル検出手段が、コン
バータから出力される受信信号の信号レベルを検出し、
屋外装置に設けられた表示手段が、このレベル検出手段
にて検出された受信レベルを表示する。
【0009】従って、本発明の衛星信号受信装置によれ
ば、従来装置と同様、アンテナ方向の調整時に、レベル
検出手段にて検出された受信レベルを表示手段に表示さ
せ、その表示状態を見ながらアンテナ方向を調整するこ
とにより、アンテナ方向を人工衛星からの送信電波の受
信状態が最良となるように簡単に調整することができる
ようになる。
【0010】また、本発明では、屋内装置に、衛星判定
手段及びレベル表示許可手段が備えられている。そし
て、衛星判定手段は、選局・復調手段にて復調された衛
星信号の中から、その信号を送信してきた人工衛星を特
定するデータを抽出すると共に、その抽出したデータに
基づき選局・復調手段にて外部から指定された所定衛星
からの衛星信号が復調されているか否かを判定し、レベ
ル表示許可手段は、衛星判定手段にて衛星信号が所定衛
星からの信号であると判断されているときにだけ、表示
手段での受信レベルの表示を許可し、選局・復調手段に
て所定衛星からの衛星信号が復調されていない場合には
表示手段での受信レベルの表示を禁止する。
【0011】この結果、表示手段には、選局・復調手段
にて、外部から指定された所定衛星からの衛星信号が復
調されている場合にだけ、レベル検出手段にて検出され
た受信レベルが表示されることになり、選局・復調手段
にて所定衛星からの衛星信号が復調されていなければ、
たとえレベル検出手段にて検出された受信レベルが高く
ても、その受信レベルは表示されない。
【0012】従って、本発明によれば、アンテナが受信
すべき人工衛星とは異なる方向に向いており、コンバー
タにて、受信すべき人工衛星とは異なる人工衛星からの
送信電波が受信信号として中間周波数に変換されている
場合に、その信号の受信レベルが表示手段に表示されて
しまうようなことはなく、アンテナ方向調整時に、受信
すべき人工衛星とは異なる人工衛星に向けてアンテナ方
向を調整してしまうといった問題を確実に防止できる。
このため、アンテナ方向を一旦調整(誤調整)した後、
誤調整に気付いて、アンテナ調整を再度行うといったこ
とが生じることはなく、アンテナ方向を1回の調整作業
で、簡単且つ正確に調整することが可能になる。
【0013】ここで、本発明(請求項1)は、人工衛星
からの送信電波を受信する衛星信号受信装置であれば適
用できるが、特に、請求項2に記載のように、選局・復
調手段にて、人工衛星から送信されてくるデジタル放送
信号を選局・復調する、デジタル放送受信用の衛星信号
受信装置に適用すれば、より効果を発揮できる。
【0014】つまり、アナログ放送信号を受信する衛星
信号受信装置においても、アンテナ方向の調整作業は必
要であるが、復調すべき信号がアナログ信号であるた
め、アンテナ方向のずれ等によって受信レベルが多少変
動しても、衛星信号を復調して、映像・音声等を再生す
ることは可能である。しかし、デジタル放送信号を受信
する衛星信号受信装置の場合、信号レベルがデジタルデ
ータを復元(デコード)可能なレベルから少しでも低下
すると、衛星信号を復元して、映像・音声等を再生する
ことができなくなる。また、人工衛星を利用したデジタ
ル放送では、放送電波一波当たりに複数チャンネル分の
データが多重化され、しかも、こうした放送電波は、多
数の人工衛星から送信されてくる。従って、デジタル放
送信号を受信する衛星信号受信装置では、アンテナ方向
を極めて正確に調整する必要がある。そして、本発明に
よれば、アンテナ方向を、受信すべき所望の人工衛星に
向けて、簡単且つ正確に調整できるようになるので、こ
のようなデジタル放送受信用の衛星信号受信装置に本発
明を適用すれば、その効果を充分発揮することができる
ようになるのである。
【0015】なお、このようなデジタル放送を行う人工
衛星では、地上からの放送電波を中継する各トランスポ
ンダ毎に、上記複数チャンネル分の番組情報に加えて、
この放送電波を中継した衛星名等を表す衛星情報等も同
時に送信するようにされているため、請求項2に記載の
衛星判定手段において、選局・復調手段にて復調された
衛星信号の中から人工衛星を特定する際には、復調され
たデジタル放送信号の中から衛星名データを抽出するよ
うにすればよく、本発明を容易に実現することができ
る。
【0016】また、コンバータから出力される受信信号
の信号レベルを検出するレベル検出手段としては、前述
した従来装置のように、例えば、屋外装置側にて、コン
バータにて周波数変換された受信信号を検波してその電
圧レベルを直接検出するように構成してもよく、或い
は、屋内装置側にて、選局・復調手段に受信信号を所定
レベルにするために通常設けられているAGC回路付き
増幅回路からAGC信号を取り出し、そのAGC信号の
電圧レベルから受信信号の信号レベル(受信レベル)を
検出するように構成してもよい。
【0017】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施例を図面と共
に説明する。まず図1は、地上からのデジタル放送用の
電波を中継する多数のトランスポンダからなるデジタル
放送用人工衛星からの送信電波を受信し、その受信信号
の中から所望チャンネルのデジタル放送データを復元す
る、デジタル放送信号受信用の衛星信号受信装置全体の
構成を表す斜視図である。
【0018】図1に示す如く、本実施例の衛星信号受信
装置は、屋外装置としてのパラボラアンテナ2と、屋内
装置としての受信ユニット6とから構成されている。パ
ラボラアンテナ2は、支柱12に取付具14を介して開
口面方向を調整可能に固定された反射鏡10と、この反
射鏡10の焦点位置に支持腕18を介して固定された一
次放射器16及びコンバータ20とから構成されてい
る。また、コンバータ20は、一次放射器16で受波さ
れた人工衛星からの送信電波を所定の中間周波数帯(例
えば1GHz帯)の受信信号に変換し、この受信信号を
同軸ケーブルを介して受信ユニット6に出力するための
ものであり、本実施例では、表示手段として、受信信号
の信号レベルを表示するためのLEDからなる表示部2
2が備えられている。
【0019】一方、受信ユニット6は、コンピュータ本
体4a,キーボード4b,ディスプレイ4c等からなる
汎用パーソナルコンピュータ(以下、単にパソコンとい
う)4に対する拡張ボードとして、パソコン4の拡張用
スロットに着脱自在に構成されている。
【0020】そして、この受信ユニット6は、パソコン
4の拡張用スロットに装着され、更に、使用者が、パソ
コン4をCD−ROM等の記憶媒体4dに格納された衛
星信号受信用のアプリケーションソフトにて動作させ
て、パソコン4側から受信ユニット6に対して各種サー
ビス選択信号を入力することにより、コンバータ20側
より同軸ケーブルを介して伝送されてくる受信信号の中
から、所定衛星,所定チャンネルのデジタル放送信号を
選局・復調して、映像・音声再生用のデジタルデータを
パソコン4側に出力する。
【0021】また、受信ユニット6には、商用電源(例
えばAC100V)を所定の直流電圧(例えばDC15
V)に変換するAC/DC変換器8が接続されており、
受信ユニット6は、このAC/DC変換器8から直流電
圧を受けて動作する。次に、図2は、コンバータ20の
構成を表すブロック図である。
【0022】図2に示す如く、コンバータ20は、一次
放射器16で受波された人工衛星からの送信電波を所定
中間周波数(例えば1GHz帯)の受信信号に変換する
周波数変換回路24を備えている。この周波数変換回路
24は、一次放射器16に設けられた水平偏波の送信電
波を受波するプローブ16hからの信号(水平偏波信
号)を周波数変換する部分と、一次放射器16に設けら
れた垂直偏波の送信電波を受波するプローブ16vから
の信号(垂直偏波信号)を周波数変換する部分との2系
統に分離されている。
【0023】そして、このように2系統に分離された各
部は、夫々、各プローブ16h,16vからの水平偏波
信号及び垂直偏波信号を夫々増幅する低雑音増幅器(L
NA)24ah,24avと、各LNA24ah,24
avにて増幅された水平偏波信号及び垂直偏波信号の中
から受信に不要な周波数帯の信号を除去するバンドパス
フィルタ(BPF)24bh,24bvと、各BPF2
4bh,24bvを通過した水平偏波信号及び垂直偏波
信号を夫々受け、これら各信号と、局部発振器(局発)
24cから出力され、分配器24dにて2分配された所
定周波数の高周波信号(局発信号)とを夫々混合して、
その差分の信号を中間周波信号(つまり受信信号)とし
て生成するミキサ24eh,24evと、各ミキサ24
eh,24evにて中間周波信号に変換された水平偏波
信号及び垂直偏波信号を夫々増幅する中間周波増幅器
(IFA)24fh,24fvと、から構成されてい
る。
【0024】また、周波数変換回路24内では、上記各
部にて中間周波数に変換され、増幅された水平偏波信号
及び垂直偏波信号のいずれか一方を、偏波選択回路24
gにて選択し、その選択した水平偏波又は垂直偏波の受
信信号を更に中間周波増幅器(IFA)24hにて増幅
して、受信ユニット6側に出力する。
【0025】一方、このように周波数変換回路24にて
周波数変換された受信信号(水平偏波信号又は垂直偏波
信号)を受信ユニット6側に出力する伝送経路上には、
受信ユニット6側から伝送されてきた電源供給信号を分
離する電源分離回路26が設けられている。そして、こ
の電源分離回路26にて分離された電源供給信号は、電
源回路27,偏波判別回路28,及び表示許可信号検出
回路38に、夫々入力される。
【0026】電源回路27は、受信ユニット6から伝送
されてきた電源供給信号から、コンバータ20の内部回
路を動作させるための所定の直流定電圧(例えばDC5
V)を生成して、内部回路各部へ電源供給を行なう。ま
た偏波判別回路28は、電源供給信号が、予め設定され
た水平偏波受信用の所定電圧(例えば15V)か垂直偏
波受信用の所定電圧(例えば11V)かを判定すること
により、受信ユニット6側に受信信号として出力すべき
信号は水平偏波信号であるか垂直偏波信号であるかを判
別する。そして、その判別結果を表わす偏波判別信号
は、偏波切換制御回路30に入力され、偏波切換制御回
路30は、この偏波判別信号に従い、周波数変換回路2
4内の偏波選択回路24gが受信信号として選択する偏
波信号を切り換える。
【0027】つまり本実施例では、受信ユニット6から
コンバータ20に対して電源供給を行なうと共に、受信
ユニット6側で、その電源供給信号を15V及び11V
のいずれかに設定することにより、コンバータ20が出
力する受信信号を水平偏波信号にするか垂直偏波信号に
するかを切り換えることができるようにされている。
【0028】また後述するが、受信ユニット6は、電源
供給信号に所定の高周波信号(搬送波)を表示許可信号
として重畳することにより、コンバータ20に対して、
表示部22に受信レベルを表示する許可を与えるように
されており、表示許可信号検出回路38は、電源分離回
路26にて分離された電源供給信号に表示許可信号が重
畳されているか否かを検出する。
【0029】そして、この表示許可信号検出回路38か
らの検出信号は、表示部22を駆動する表示部駆動回路
36に入力され、表示部駆動回路36は、表示許可信号
検出回路38から検出信号が入力されている場合(つま
り電源供給信号に表示許可信号が重畳されている場合)
にのみ、表示信号発生回路34から出力される表示信号
に従い、表示部22を駆動する。
【0030】次に、表示信号発生回路34は、周波数変
換回路24から出力される受信信号の電圧レベル(受信
レベル)を検出し、受信レベルに応じた大きさの検出信
号を出力する受信レベル検出回路32に接続されてお
り、この受信レベル検出回路32が出力する検出信号に
応じた周波数の表示信号を発生する。
【0031】つまり、本実施例では、コンバータ20側
に、レベル検出手段としての受信レベル検出回路32及
び表示信号発生回路34を設け、受信レベル検出回路3
2にて、例えば受信信号を検波した検波電圧等から、受
信信号の信号レベルを表わす検出信号を生成し、表示信
号発生回路34にて、その検出信号に基づき、表示部2
2を構成するLEDを受信レベルに応じた周波数で点滅
させるための表示信号を生成するようにされている。
【0032】そして、表示部駆動回路36は、表示許可
信号検出回路38から検出信号が入力されている場合に
のみ、表示信号発生回路34からの表示信号に従い、表
示部22を構成するLEDを点滅させる。従って、本実
施例によれば、表示部22を構成するLEDの点滅周期
から受信レベルを確認できる。
【0033】なお、表示信号発生回路34は、例えば図
3に示す如く、受信レベル検出回路32からの検出信号
に基づき、受信レベルが所定のレベル表示範囲(例えば
−61dBm〜−28dBmの範囲)内にある場合に
は、受信レベルの大きさに応じて、受信レベルが大きい
程、LEDの点滅周波数が高くなり、受信レベルがレベ
ル表示範囲を越えている場合には、LEDの点滅周波数
がレベル表示範囲の上限レベルに対応した周波数とな
り、受信レベルがレベル表示範囲を下回っている場合に
は、LEDの点滅周波数がレベル表示範囲の下限レベル
に対応した周波数となるように、表示信号を生成する。
【0034】次に、図4は、パソコン4の拡張ボードと
して構成された受信ユニット6の構成を表わすブロック
図である。図4に示す如く、受信ユニット6には、選局
復調手段として、コンバータ20から同軸ケーブルを介
して伝送されてくる受信信号がコンデンサC1を介して
入力され、その受信信号の中から、トランスポンダ選局
信号によって外部から指定された所定衛星・所定トラン
スポンダの受信信号を選局して復調する選局・復調回路
62と、外部から入力される衛星・プログラム選択信号
に従い、この選局・復調回路62にて復調された受信信
号を番組情報,スクランブル情報,衛星情報等の各種パ
ケットデータに分離すると共に、その分離した各パケッ
トデータの中から所定チャンネルのパケットデータを選
択して、そのパケットデータに含まれる映像データや音
声データ等の各種データを復元(デコード)するマルチ
チャンネルデコーダ66とが備えられている。そして、
マルチチャンネルデコーダ66にてデコードされたパケ
ットデータは、バスを介してパソコン4内に取り込まれ
る。
【0035】つまり、デジタル放送用の中継局となる人
工衛星は、地上からの放送電波を中継する各トランスポ
ンダ毎に、複数チャンネル分の番組情報に加えて、この
放送電波を中継した衛星名等を表す衛星情報や番組情報
を復元するためのスクランブル情報等の付加情報も同時
に送信するようにされているため、受信ユニット6側で
は、選局復調手段としての、選局・復調回路62及びマ
ルチチャンネルデコーダ66を用いて、外部から指定さ
れた衛星・プログラムに対応した所定チャンネルのデー
タを復元し、これをパソコン4内に入力することによ
り、パソコン4側で、所定チャンネルの映像・音声を再
生できるようにされているのである。
【0036】また受信ユニット6には、AC/DC変換
器8から入力される直流電圧を受けて、内部回路を動作
させるための所定の直流定電圧(例えばDC5V)を生
成する電源回路68、同じくAC/DC変換器8から入
力される直流電圧を受けて、コンバータ20に電源供給
を行なうための電源供給信号を発生すると共に、その電
源供給信号を15Vにするか11Vにするかを切り換え
る偏波切換回路76と、外部から入力される制御信号に
従い、電源供給信号に重畳する前述の表示許可信号を発
生する表示許可信号出力回路74と、この表示許可信号
出力回路74から出力された表示許可信号を電源供給信
号に重畳する表示許可信号重畳回路78とが備えられ、
この表示許可信号重畳回路78通過後の電源供給信号
を、受信信号遮断用のチョークコイルL1を介してコン
バータ20側に伝送するようにされている。
【0037】また受信ユニット6には、パソコン4側か
ら入力されるサービス選択信号に応じて上記各部を制御
する、1チップマイクロコンピュータからなるシステム
マイコン70、及び、システムマイコン70の動作プロ
グラムや、システムマイコン70が上記各部を制御する
ための各種データが格納されたメモリ72が備えられて
いる。
【0038】そして、システムマイコン70は、パソコ
ン4側から、サービス選択信号として、所定衛星,所定
チャンネルのデジタル放送信号を復元せよとの受信指令
が入力されると、受信衛星,受信チャンネルに対応した
トランスポンダ選局データ,パケット選択データ等をメ
モリ72から読み出し、選局・復調回路62及びマルチ
チャンネルデコーダ66にこれら各データに対応したト
ランスポンダ選局信号及び衛星・プログラム選択信号を
出力すると共に、受信衛星,受信チャンネルの送信電波
が水平偏波であるか垂直偏波であるかをメモリ72に格
納された偏波面データに基づき検出し、その検出結果に
対応した偏波切換信号を偏波切換回路76に出力するこ
とにより、偏波切換回路76から受信すべき送信電波の
偏波面に対応した15V又は11Vの電源供給信号を発
生させる、衛星受信処理を実行する。
【0039】また、この衛星受信処理実行時に、パラボ
ラアンテナ2の開口面が、受信すべき人工衛星とは異な
る方向を向いていると、パソコン4側から指定されたデ
ジタル放送を受信できず、パソコン4側にて、その放送
内容を再生することができなくなってしまうことから、
パラボラアンテナ2の設置時には、その開口面を受信す
べき人工衛星方向に調整しておく必要がある。そして、
本実施例では、このアンテナ方向の調整時には、調整作
業者によるパソコン操作によって、パソコン4側からシ
ステムマイコン70に対して、受信すべき人工衛星を表
わす受信衛星情報と共に、アンテナ方向の調整指令を入
力できるようにされており、システムマイコン70は、
サービス選択信号としてパソコン4側よりこの調整指令
を受けると、図5に示すアンテナ方向調整処理を実行す
る。
【0040】このアンテナ方向調整処理は、本発明の衛
星判定手段及びレベル表示許可手段としての機能を実現
するための処理であり、処理が開始されると、まずS1
10(S:ステップを表わす)にて、パソコン4側より
入力された受信衛星情報に基づき、パラボラアンテナ2
の開口面を向けるべき人工衛星を特定して、その人工衛
星からの受信信号の内、1日の内で最も長く(例えば2
4時間連続して)放送されているアンテナ方向調整用チ
ャンネルに対応したトランスポンダの選局データをメモ
リ72から読み出す。
【0041】そして、続くS120にて、その読み出し
た選局データに対応したトランスポンダ選局信号及び偏
波切換信号を、選局・復調回路62及び偏波切換回路7
6に夫々出力する。この結果、偏波切換回路76から
は、アンテナ方向調整用チャンネルの送信電波の偏波面
に対応した15V又は11Vの電源供給信号が出力さ
れ、コンバータ20からは、この電源供給信号に応じ
て、アンテナ方向調整用チャンネルの送信電波に対応し
た偏波面信号が、受信信号として出力されることにな
る。また、選局・復調回路62は、コンバータ20側よ
り伝送されてきた受信信号の中から、アンテナ方向調整
用チャンネルに対応したトランスポンダの受信信号を選
局し、マルチチャンネルデコーダ66は、この選局され
た受信信号を、番組情報,スクランブル情報,衛星情報
等の各種パケットデータに分離する。
【0042】そこで続くS130では、このマルチチャ
ンネルデコーダ66にてパケットデータに分離された受
信データを順次検索(サーチ)することにより、衛星情
報を含むパケットデータを抽出すると共に、その抽出し
たパケットデータの中から、選局・復調回路62が選局
・復調した受信信号を送信してきた衛星名を特定する衛
星名データを検出し、続くS140にて、その衛星名デ
ータと、パソコン4側より入力された受信衛星情報とを
比較することにより、現在パラボラアンテナ2にて受信
されている送信電波は、受信すべき人工衛星からの電波
であるか否か、つまりパラボラアンテナ2は受信衛星方
向に調整できているか否かを判断する。
【0043】そして、パラボラアンテナ2が受信衛星方
向に調整できていなければ、再度S130に移行するこ
とにより、S130,S140の処理を繰返し実行し、
S140にて、パラボラアンテナ2が受信衛星方向に調
整できていると判断されると、S150に移行して、表
示許可信号出力回路74に制御信号を出力して、表示許
可信号出力回路74から表示許可信号を出力させ、再度
S130に移行する。
【0044】つまり、本実施例では、パラボラアンテナ
2にて受信すべき人工衛星からの送信電波が受信され、
選局・復調回路62にてコンバータ20から伝送されて
きた受信信号の中からアンテナ方向調整用チャンネルを
含むトランスポンダの受信信号が選局されている場合に
だけ、表示許可信号出力回路74から表示許可信号を出
力させて、表示許可信号重畳回路78が、コンバータ2
0に伝送する電源供給信号に表示許可信号を重畳するよ
うにされている。
【0045】本実施例の表示許可信号とは、周波数40
kHzのパルス列信号で、表示許可信号が重畳された電
源供給信号とは、40kHzのパルス列信号が重畳され
た11V又は15Vの直流電圧である。なお、上記アン
テナ方向調整処理は、パソコン4側よりアンテナ方向調
整の解除指令が入力されるまで、システムマイコン70
において繰返し実行される。
【0046】以上説明したように、本実施例の衛星信号
受信装置においては、アンテナ方向の調整時に、受信ユ
ニット6側で、受信すべき人工衛星からの所定チャンネ
ルの受信信号を選局,復調すると共に、その復調した受
信信号の中から衛星名データを検出するようにし、衛星
名データとして、受信すべき人工衛星の衛星名データを
検出できた場合にのみ、コンバータ20側に表示許可信
号を重畳した電源供給信号を出力するようにされてい
る。このため、コンバータ20側では、パラボラアンテ
ナ2の開口面が、略受信衛星方向に向いている場合にの
み、受信レベル検出回路32にて検出された受信レベル
に対応して表示部22を点滅させることができ、パラボ
ラアンテナ2の開口面が受信衛星とは異なる方向に向い
ている場合には、表示部22は消灯した状態となる。
【0047】従って、本実施例によれば、パラボラアン
テナ2が受信すべき人工衛星とは異なる方向に向いてお
り、コンバータ20にて、受信すべき人工衛星とは異な
る人工衛星からの送信電波が受信信号として中間周波数
に変換されている場合に、その信号の受信レベルが表示
部22に表示されることはなく、アンテナ方向調整時
に、受信すべき人工衛星とは異なる人工衛星に向けてア
ンテナ方向を調整してしまうといった問題を確実に防止
できる。
【0048】なお、本実施例では、受信ユニット6側
で、選局,復調した受信信号の中から衛星名データを検
出することにより、現在受信している送信電波を送信し
てきた人工衛星を特定するように構成したが、例えば、
選局,復調した受信信号の中から、その受信信号が属す
るネットワーク名を表すネットワーク名データとプログ
ラム名(チャンネル名)を表すプログラム名データとを
抽出して、これら各データから人工衛星を特定するよう
にしてもよい。
【0049】ここで、上記実施例では、コンバータ20
側に、レベル検出手段としての受信レベル検出回路32
及び表示信号発生回路34を設け、受信ユニット6側か
ら、表示部駆動回路36が表示信号発生回路34からの
表示信号に従い表示部22を駆動するのを許可する表示
許可信号を出力するものについて説明したが、例えば、
受信ユニット6側に、受信レベルを検出してその受信レ
ベルに対応した表示信号を発生する、レベル検出手段と
しての機能を持たせ、コンバータ20側では、受信ユニ
ット6から伝送されてきた表示信号に従い、表示部22
を駆動するようにしてもよい。
【0050】以下、このように構成した衛星信号受信装
置において実行されるアンテナ方向調整処理の一例を図
6に示すフローチャートに沿って説明する。なお、以下
に説明するアンテナ方向調整処理を実行するに当たって
は、図4に示した受信ユニット6を、選局・復調回路6
2内に設けられたAGC回路付き増幅器からAGC信号
を取り出し、このAGC信号をシステムマイコン70に
入力するように構成すると共に、表示許可信号出力回路
74及び表示許可信号重畳回路78に代えて、システム
マイコン70から出力される制御信号に従い所定周波数
の搬送波を表示信号として出力する表示信号出力回路と
この表示信号を電源供給信号に重畳する表示信号重畳回
路を設けるようにすればよい。
【0051】また、コンバータ20は、図2に示したも
のから、受信レベル検出回路32,表示信号発生回路3
4を除去すると共に、表示許可信号検出回路38に代え
て、電源分離回路26にて分離された電源供給信号の中
から表示信号を検出し、電源供給信号に表示信号が重畳
されている場合にのみ、表示部駆動回路36に表示部2
2点灯用の表示信号を入力する表示信号再生回路を設け
るようにすればよい。
【0052】図6に示す如く、受信ユニット6側にて受
信信号の信号レベルを検出して、その検出した受信レベ
ルを表わす表示信号をコンバータ20側に送信するため
に実行されるアンテナ方向調整処理では、まずS210
にて、前述のS110と同様、マイコン4側より入力さ
れる受信衛星情報に基づき、パラボラアンテナ2の開口
面を向けるべき人工衛星を特定して、その人工衛星から
の受信信号の中から選局すべきトランスポンダの選局デ
ータをメモリ72から読み出す。そして、続くS220
では、前述のS120と同様、その読み出した選局デー
タに対応したトランスポンダ選局信号及び偏波切換信号
を、選局・復調回路62及び偏波切換回路76に夫々出
力する。
【0053】次に、S230では、選局・復調回路62
にて人工衛星からの受信信号が選局・復調され、マルチ
チャンネルデコーダ66にて何等かの受信データが復元
されているか否かを判断する。そして、マルチチャンネ
ルデコーダ66にて受信データが復元されていなけれ
ば、S230の処理を繰返し実行することにより、マル
チチャンネルデコーダ66にて何等かの受信データが復
元されるのを待ち、マルチチャンネルデコーダ66にて
何等かの受信データが復元されていれば、続くS240
にて、前述のS130と同様、その復元された受信デー
タをサーチすることにより、衛星情報を含むパケットデ
ータを抽出すると共に、その抽出したパケットデータの
中から、選局・復調回路62が選局・復調した受信信号
を送信してきた衛星名を特定する衛星名データを検出す
る。
【0054】次に、続くS250では、前述のS140
と同様、その衛星名データと、パソコン4側より入力さ
れた受信衛星情報とを比較することにより、現在パラボ
ラアンテナ2にて受信されている送信電波は、受信すべ
き人工衛星(受信衛星)からの電波であるか否かを判定
し、パラボラアンテナ2にて受信衛星からの送信電波を
受信できていなければ、S260に移行して、表示信号
出力回路に制御信号を連続的に出力することにより、コ
ンバータ20側にて表示部22を連続点灯させるための
表示信号(連続点灯用信号)を発生させる。
【0055】この結果、コンバータ20に出力される電
源供給信号には、所定周波数の表示信号が連続的に重畳
され、コンバータ20側では、この表示信号に従い、表
示部22のLEDが連続点灯されることになる。一方、
S250にて、パラボラアンテナ2が受信衛星からの送
信電波を受信できていると判断されると、S270に移
行して、上記のように選局・復調回路62から入力され
るAGC信号の電圧値から、受信信号の信号レベル(受
信レベル)を検出し、続くS280にて、この受信レベ
ルに応じて、表示信号出力回路から表示信号を周期的に
出力させて、表示部22を点滅させる点滅用信号のデュ
ーティ比DUTYを設定する。そして、S290にて、
この設定した点滅用信号のデューティ比DUTYに応じ
た時間割合で、制御信号を周期的に出力することによ
り、表示信号出力回路から表示部22を点滅させるため
の表示信号(点滅用信号)を発生させる。
【0056】つまりS270〜S290では、図7に示
す如く、コンバータ20側にて、検出した受信レベルに
応じて表示部22を構成するLEDを点滅させるため
に、検出した受信レベルに応じて、点滅用信号の一定周
期B当たりのオン時間Aの割合を表わすデューティ比D
UTY(=A/B)を設定し、このデューティ比DUT
Yに応じた制御信号を表示信号出力回路に出力すること
により、表示信号出力回路から、その制御信号のオン時
間だけ、所定周波数の表示信号(搬送波)を発生させ、
この表示信号を11V又は15Vの電源供給信号に重畳
する。この結果、コンバータ20側では、電源供給信号
に表示信号が重畳された時間と、表示信号が重畳されて
いない時間との比率(つまりデューティ比DUTY)に
応じて、表示部22が点滅することになり、アンテナ方
向の調整作業者は、その点滅状態から受信レベルを検知
できるようになる。
【0057】なお、S260又はS290にて、表示信
号出力回路から連続点灯用又は点滅用の表示信号を出力
させた後は、再度S230に移行し、その後、パソコン
4側からアンテナ方向調整の解除指令が入力されるま
で、上記処理が繰返し実行される。
【0058】以上のように、受信ユニット6側にて受信
信号の信号レベルを検出して、その検出した受信レベル
を表わす表示信号をコンバータ20側に送信するように
しても、受信ユニット6側で、受信すべき人工衛星から
のデータを復元できていない場合に、受信レベル表示用
の表示信号(点滅用信号)をコンバータ20側に出力す
るのを禁止して、受信希望の衛星からの電波が受信でき
ていないことを示す表示信号(連続点灯用信号)の方を
出力するようにしていることから、アンテナ方向の調整
作業者が、受信すべき人工衛星とは異なる人工衛星に向
けてアンテナ方向を調整してしまうのを防止できる。
【0059】そして、図6に示したアンテナ方向調整処
理では、受信ユニット6側で何等かの受信データを復元
できている場合には、表示信号として、コンバータ20
の表示部22を連続点灯させる連続点灯用信号を出力す
るようにされているため、使用者は、この表示部22の
連続点灯状態から、アンテナ方向が受信すべき人工衛星
とは異なる人工衛星に向いている旨を検知できると共
に、その連続点灯状態から、パラボラアンテナ2と受信
ユニット6との結線状態は正常である旨を確認すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施例の衛星信号受信装置の構成を表す斜視
図である。
【図2】 屋外装置であるパラボラアンテナに設けられ
たコンバータの構成を表わすブロック図である。
【図3】 コンバータに設けられた表示信号発生回路の
動作を説明する説明図である。
【図4】 屋内装置である受信ユニットの構成を表わす
ブロック図である。
【図5】 受信ユニットのシステムマイコンにて実行さ
れるアンテナ方向調整処理の一例を表わすフローチャー
トである。
【図6】 受信ユニット側にて受信信号のレベルを検出
するように構成した場合に実行されるアンテナ方向調整
処理の一例を表わすフローチャートである。
【図7】 図6のアンテナ方向調整処理によりコンバー
タ側に出力する表示信号の生成過程を説明する説明図で
ある。
【符号の説明】
2…パラボラアンテナ 4…パソコン(パーソナルコ
ンピュータ) 6…受信ユニット 8…AC/DC変換器 10…
反射鏡 12…支柱 14…取付具 16…一次放射器 18…支持腕
20…コンバータ 22…表示部 24…周波数変換回路 26…電源
分離回路 27…電源回路 28…偏波判別回路 30…偏波
切換制御回路 32…受信レベル検出回路 34…表示信号発生回路 36…表示部駆動回路 38…表示許可信号検出回路 62…選局・復調回路 66…マルチチャンネルデコ
ーダ 68…電源回路 70…システムマイコン 72…
メモリ 74…表示許可信号出力回路 76…偏波切換回路 78…表示許可信号重畳回路

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 手動で開口面の向きを変更可能なアンテ
    ナと、該アンテナにて受信された人工衛星からの送信電
    波を所定の中間周波数に変換して出力するコンバータと
    を備えた屋外装置と、 該屋外装置にケーブルを介して接続され、前記コンバー
    タにて中間周波数に変換された受信信号の中から、外部
    から指定された所定衛星・所定チャンネルの衛星信号を
    選局・復調する選局・復調手段を備えた屋内装置と、 からなり、前記屋外装置及び屋内装置のいずれか一方
    に、前記コンバータから出力される受信信号の信号レベ
    ルを検出するレベル検出手段を備え、前記屋外装置に、
    該レベル検出手段にて検出された受信レベルを表示する
    表示手段を備えた衛星信号受信装置において、 前記屋内装置に、 前記選局・復調手段にて復調された衛星信号の中から、
    該衛星信号を送信してきた人工衛星を特定するデータを
    抽出し、該データに基づき前記選局・復調手段にて外部
    から指定された所定衛星からの衛星信号が復調されてい
    るか否かを判定する衛星判定手段と、 該衛星判定手段にて、前記復調された衛星信号が所定衛
    星からの信号であると判断されているときにだけ、前記
    表示手段での受信レベルの表示を許可し、前記選局・復
    調手段にて所定衛星からの衛星信号が復調されていない
    場合には、前記表示手段での受信レベルの表示を禁止す
    るレベル表示許可手段と、 を設けたことを特徴とする衛星信号受信装置。
  2. 【請求項2】 前記選局・復調手段は、人工衛星から送
    信されてくるデジタル放送信号を選局・復調し、前記衛
    星判定手段は、該復調されたデジタル放送信号の中から
    衛星名データを抽出して、該信号を送信してきた衛星を
    特定することを特徴とする衛星信号受信装置。
JP9534096A 1996-04-17 1996-04-17 衛星信号受信装置 Pending JPH09284034A (ja)

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