JPH09283682A - 複合半導体装置 - Google Patents
複合半導体装置Info
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- JPH09283682A JPH09283682A JP11948896A JP11948896A JPH09283682A JP H09283682 A JPH09283682 A JP H09283682A JP 11948896 A JP11948896 A JP 11948896A JP 11948896 A JP11948896 A JP 11948896A JP H09283682 A JPH09283682 A JP H09283682A
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Abstract
たとしても外部導出端子の下端が半導体チップの電極金
属上等から離れることなく、所定の位置に確実に半田固
着できるようする。 【解決手段】 係止ピン8の先端部8aを放熱板1の係
止穴9に抜け出さないように掛止させる構成とし、蓋体
5に挿通した外部導出端子4の先端部を確実に所定の位
置に当接させる置くことができ、半田固着させる場合に
作業性が向上すると共に、確実に半田固着させることが
できる。
Description
関し、特に蓋体の外部に導出される外部導出端子の下端
の半田固着位置での位置決めと、半田固着を確実にした
複合半導体装置に関するものである。
示したようなものがある。図6において、1は放熱板で
あり、この放熱板1上に絶縁基板2が搭載固着され、こ
の絶縁基板2上に半導体チップ3が半田固着されてい
る。なお、他の回路部品も搭載固着されているが、ここ
では本発明の要旨に直接関係しないためその説明と図示
を省略する。上記の半導体チップ3上の電極金属(図示
省略)には外部導出端子4の下端が半田固着されるが、
この固着方法として次のような方法がとられている。す
なわち、樹脂製の絶縁ケース12の開口部を閉塞する蓋
体5の内側から下方に向けて複数、例えば3本の位置決
めピン6を突出させ、この位置決めピン6の先端部6a
を図7に示すように放熱板1の所定の位置3箇所に設け
た位置決めピン挿入穴7に挿入し、蓋体5の上部から若
干の押圧力を加えている。このようにすることにより外
部導出端子4には端子係止部4aを介して所定の押圧力
が加わり、該端子4の下端が半導体チップ3の電極金属
上に押し付けられる。この状態で該端子4を半田固着す
るようにしている。
では、上記のように位置決め用ピン6により外部導出端
子4の下端の位置を決定しつつ、蓋体5に若干を押圧力
を加えた状態で半田固着している。蓋体5への押圧力を
解放すると、即座に外部導出端子4の下端と半導体チッ
プ3の電極金属との接触は、該端子4の自重のみとな
り、このため、外部からの振動等が加わるとすぐに移動
してしまい、外部導出端子4の下端6aを確実に半導体
チップ3の電極金属上に半田固着することが困難であっ
た。また、別に押圧力を加える治具を用意しなけばなら
ず、作業性が悪かった。
ためになされたもので、半田固着時に外部からの若干の
振動等を受けたとしても外部導出端子の下端が半導体チ
ップの電極金属上から移動することなく、しかも何等の
治具を使用することなく確実に半田固着できるように
し、また作業性良く組み立てることができる複合半導体
装置を提供することを目的とするものである。
は、放熱板上に絶縁基板を介して搭載固着された半導体
チップ上に一端が半田固着され、他端が絶縁ケースの蓋
体外へ導出される外部導出端子を有し、前記蓋体から突
出させた位置決めピンを放熱板の位置決めピン挿入穴に
差し込んで位置決めし、前記端子の先端部を半導体チッ
プ上に半田固着させた複合半導体装置において、前記蓋
体から前記放熱板まで延在する係止ピンを設け、該係止
ピンの下端が放熱板に設けた係止穴に圧入され、前記端
子の先端部が半田付けされる位置に加圧接触されて半田
固着せれることを特徴とするものである。
を参照して説明する。図1は、本発明の複合半導体装置
を模式的に示した断面図である。図において、蓋体5の
内面には従来と同様に下方に突出する複数の位置決めピ
ン6と共に、少なくとも2本の係止ピン8を設ける。一
方、放熱板1には、これらの位置決めピン6及び係止ピ
ン8の位置に対応させて位置決めピン挿入穴7及び係止
穴9を設ける。上記係止ピン8の下端部8aの形状は、
例えば図3に示すように鍔状部10を形成する。一方、
放熱板1の係止穴9の内面にはねじ部9aが形成される
ようにする。また、図4及び図5に示すように該係止ピ
ン8の下端部8aの形状を、放射状に複数のひだ11が
形成されるようにしても良い。なお、図6に示した従来
の複合半導体装置と同一部分には同一符号を付してその
詳しい説明は省略する。
して係止ピン8の下端部8aを放熱板1の係止穴9に圧
入すれば、外部導出端子4の端子係止部4aを介して該
端子4の先端部には所定の押圧力が加わる。その後、蓋
体5の押圧を解放しても係止ピン8の下端部8aが係止
穴9に圧入されているので、外部導出端子4の先端部は
半導体チップ3の電極金属等に所定の押圧力が加わった
状態で弾性的に接触しいる。このため、若干の振動等が
加わっても位置ずれすることなく、また特別の治具を使
用しなくても所定の位置に作業性良く確実に半田固着す
ることが可能となる。なお、上記の実施例では係止ピン
8を位置決めピン7と別に設けるようにしたが、これら
を兼用させるようにしても良い。かかる場合には、構成
部材の数が減少し、製造コストの低減に資する利点があ
る。
ンの先端部を放熱板の係止穴に抜け出さないように掛止
させる構成としたので、蓋体に挿通した外部導出端子の
先端部を確実に所定の位置に弾性的に当接させる置くこ
とができ、半田固着させる場合に作業性が向上すると共
に、所定位置へ確実に半田固着させることができるなど
の効果がある。
ある。
図である。
施例を示す断面図である。
実施例を示す断面図である。
図である。
る。
図である。
Claims (5)
- 【請求項1】 放熱板上に絶縁基板を介して搭載固着さ
れた半導体チップ上に一端が半田固着され、他端が絶縁
ケースの蓋体外へ導出される外部導出端子を有し、前記
蓋体から突出させた位置決めピンを放熱板の位置決めピ
ン挿入穴に差し込んで位置決めし、前記端子の先端部を
半導体チップ上に半田固着させた複合半導体装置におい
て、 前記蓋体から前記放熱板まで延在する係止ピンを設け、
該係止ピンの下端が放熱板に設けた係止穴に圧入され、
前記端子の先端部が半田付けされる位置に加圧接触され
て半田固着されることを特徴とする複合半導体装置。 - 【請求項2】 前記係止ピンが位置決めピンを兼用する
ようにしたことを特徴とする請求項1に記載の複合半導
体装置。 - 【請求項3】 前記係止ピンは、蓋体から少なくとも2
本以上突出するように設けられていることを特徴とする
請求項1又は請求項2に記載の複合半導体装置。 - 【請求項4】 前記係止ピンの下端には、前記係止穴に
圧入された際に該穴に掛止するように、鍔状部が形成さ
れていることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいず
れかに記載の複合半導体装置。 - 【請求項5】 前記係止ピンの下端は、前記係止穴に圧
入された際に該穴に掛止するように、放射状の複数のひ
だが形成されていることを特徴とする請求項1乃至請求
項3のいずれかに記載の複合半導体装置。
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---|---|---|---|
JP11948896A JP3519211B2 (ja) | 1996-04-18 | 1996-04-18 | 複合半導体装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP11948896A JP3519211B2 (ja) | 1996-04-18 | 1996-04-18 | 複合半導体装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JPH09283682A true JPH09283682A (ja) | 1997-10-31 |
JP3519211B2 JP3519211B2 (ja) | 2004-04-12 |
Family
ID=14762519
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11948896A Expired - Fee Related JP3519211B2 (ja) | 1996-04-18 | 1996-04-18 | 複合半導体装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3519211B2 (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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-
1996
- 1996-04-18 JP JP11948896A patent/JP3519211B2/ja not_active Expired - Fee Related
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