JPH09283017A - ガス放電パネルおよびその製造方法並びにガス放電パネルの製造装置 - Google Patents

ガス放電パネルおよびその製造方法並びにガス放電パネルの製造装置

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JPH09283017A
JPH09283017A JP8089231A JP8923196A JPH09283017A JP H09283017 A JPH09283017 A JP H09283017A JP 8089231 A JP8089231 A JP 8089231A JP 8923196 A JP8923196 A JP 8923196A JP H09283017 A JPH09283017 A JP H09283017A
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gas discharge
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discharge panel
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JP8089231A
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Yoshiki Sasaki
良樹 佐々木
Isamu Inoue
勇 井上
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01JELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
    • H01J2211/00Plasma display panels with alternate current induction of the discharge, e.g. AC-PDPs
    • H01J2211/20Constructional details
    • H01J2211/34Vessels, containers or parts thereof, e.g. substrates
    • H01J2211/36Spacers, barriers, ribs, partitions or the like

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  • Gas-Filled Discharge Tubes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ガス放電パネルの隔壁を製造する際に、容易
に安定して精度の良い隔壁を提供する。 【解決手段】 一方の基板表面に複数の放電表示電極を
備えた対向する一対の基板と、前記基板を所定の間隔で
保持するとともに隣接する表示部を隔てる隔壁と、基板
周囲を封着する封着部材と、放電用ガスを備えたガス放
電パネルを製造する方法であって、所定の柔らかさを有
する隔壁部材1を所定厚さで面状に基板2の表面に形成
する工程(a)と、形成すべき隔壁4に対応する形状を
設けた押圧型3で隔壁部材1を押圧成形する工程(b)
と、押圧型3を隔壁部材1から離型する工程(c)と、
所定の温度で成形後の隔壁部材4を熱処理する工程
(d)とにより隔壁4を形成することを特徴とするガス
放電パネルの製造方法である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はガス放電パネルおよ
びその製造方法並びにそれらの製造装置に関するもので
あり、特にガス放電パネルの表示部を隔てる隔壁の製造
方法およびその製造装置並びに前記製造方法により製造
された隔壁を有するガス放電パネルに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、ガス放電パネルに関する技術で特
にカラー表示を可能にしたものは、例えば以下に示すも
のがあった。図2は従来のガス放電パネルの構成概略図
を示すものであり、図2(a)はその部分破断斜視図、
図2(b)はその部分平面図、図2(c)はその部分断
面図である。図2において4は隔壁、5aは表示電極、
5bはデータ電極、6は誘電体、7は蛍光体、10は保
護膜、25は上部基板、26は下部基板である。
【0003】これらの図に示すように、従来のガス放電
パネルは、上部基板25上に複数の表示電極5aと、そ
れら電極群を完全に覆うように誘電体6とを設け、下部
基板26上には上部基板25上に設けた表示電極5aと
は直交する複数のデータ電極5bと、それらデータ電極
5bを覆うように誘電体6と、さらに隣接する表示空間
と隔てるために隔壁4と、カラー表示を実現する蛍光体
7を設け、上部基板25と下部基板26の各電極形成面
を対向させて周囲を高い真空で封じ、その内部を例えば
ヘリウムとキセノを混合した放電ガスで置換してなるも
のである。これらガス放電パネルの表示電極5aとデー
タ電極5bの間に所定の電圧を印加し、放電ガスの原子
を励起し、それらの励起された原子が安定状態に戻る
時、例えば147nmの真空紫外線を放出し、蛍光体7
が前記真空紫外線により励起発光することによって表示
が可能となる。
【0004】ここで従来のガス放電パネルの隣接する表
示空間を隔てるための隔壁の製造工程について説明す
る。この工程は、従来印刷により行われていたが、一度
の印刷では十分な厚さが得られず印刷、乾燥の工程を多
いときには10回以上も繰り返した後、焼成を行うもの
であった。また、別の方法として、形成すべき隔壁の形
状をもつ治具の溝に隔壁部材を入れ、あらかじめペース
トを塗布したガラス基板と前記治具とを密着させ、その
後治具をガラス基板から取り外し焼成を行うことによっ
て隔壁を形成するものもあった(特開平1ー13753
4号公報)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような従来の印刷による隔壁の製造方法においては、複
数回印刷、乾燥を繰り返した後焼成を行い隔壁を形成せ
ねばならず、非常に手間と時間がかかるだけでなく、印
刷機の精度、版と基板の位置精度、スキージによる版の
伸びなどにより重ね合わせ精度が著しく悪くなり不良品
となるなどの課題があった。
【0006】また、従来例の中で説明した別の隔壁の製
造方法においては、溝に隔壁部材を入れた治具に予めペ
ーストを塗ったガラス基板を密着させ、治具をガラス基
板から取り外す際に、隔壁部材と治具との離型性が悪
く、溝に隔壁部材が残り、隔壁の形状が著しく悪化し不
良品となるとともに、治具を繰り返し使用することがで
きず量産が極めて困難となるなどの課題があった。
【0007】本発明は上記の課題を解決し、簡単な工程
で非常に精度の良い隔壁を製造することを可能にし、安
定したガス放電パネルの製造と、安価で品質のよいガス
放電パネルを実現するものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の請求項1記載の本発明のガス放電パネルの製造方法
は、隔壁形成工程において基板表面に面状に形成した所
定の柔らかさを有する隔壁部材を、形成すべき隔壁に対
応する形状を設けた押圧型で押圧成形する工程を備えた
ものである。
【0009】請求項2記載の本発明のガス放電パネルの
製造方法は、隔壁形成工程において基板表面に面状に形
成した所定の柔らかさを有する隔壁部材を、形成すべき
隔壁に対応する形状を設けた円筒状の押圧型を回転しな
がら押圧成形する工程を備えたものである。
【0010】請求項3記載の本発明のガス放電パネルの
製造方法は、隔壁形成工程において形成すべき隔壁に対
応する形状を設けた円筒状の押圧型に軸方向が前記押圧
型に平行なバックアップローラを押圧し、回転しながら
基板表面に面状に形成した所定の柔らかさを有する隔壁
部材を成形する工程を備えたものである。
【0011】請求項6記載の本発明のガス放電パネル
は、隔壁形成工程において、基板の表面に面状に形成し
た所定の柔らかさを有する隔壁部材を、形成すべき隔壁
に対応する形状を設けた押圧型で押圧成形した隔壁を備
えたものである。
【0012】請求項7記載の本発明のガス放電パネル
は、隔壁形成工程において、基板の表面に面状に形成し
た所定の柔らかさを有する隔壁部材を、形成すべき隔壁
に対応する形状を設けた円筒状の押圧型を回転させなが
ら押圧成形した隔壁を備えたものである。
【0013】請求項8記載の本発明のガス放電パネルの
製造装置は、隔壁形成工程において基板の表面に面状に
形成した所定の柔らかさを有する隔壁部材を、形成すべ
き隔壁に対応する形状を設けた押圧型で押圧成形する機
構を備えたものである。
【0014】請求項9記載の本発明のガス放電パネル
は、隔壁形成工程において、基板の表面に面状に形成し
た所定の柔らかさを有する隔壁部材を、形成すべき隔壁
に対応する形状を設けた円筒状の押圧型を回転させなが
ら押圧成形する機構を備えたものである。
【0015】
【発明の実施の形態】本発明のガス放電パネルの第1の
製造方法は、隔壁形成工程において基板表面に面状に形
成した所定の柔らかさを有する隔壁部材を、形成すべき
隔壁に対応する形状を設けた押圧型で押圧成形する工程
を備えたものである。
【0016】本発明のガス放電パネルの第2の製造方法
は、隔壁形成工程において基板表面に面状に形成した所
定の柔らかさを有する隔壁部材を、形成すべき隔壁に対
応する形状を設けた円筒状の押圧型を回転しながら押圧
成形する工程を備えたものである。
【0017】本発明のガス放電パネルの第3の製造方法
は、隔壁形成工程において、形成すべき隔壁に対応する
形状を設けた円筒状の押圧型に軸方向が前記押圧型に平
行なバックアップローラを押圧し、回転しながら基板表
面に面状に形成した所定の柔らかさを有する隔壁部材を
成形する工程を備えたものである。
【0018】本発明の第1のガス放電パネルは、隔壁形
成工程において、基板の表面に面状に形成した所定の柔
らかさを有する隔壁部材を、形成すべき隔壁に対応する
形状を設けた押圧型で押圧成形した隔壁を備えたもので
ある。
【0019】本発明の第2のガス放電パネルは、隔壁形
成工程において、基板表面に面状に形成した所定の柔ら
かさを有する隔壁部材を、形成すべき隔壁に対応する形
状を設けた円筒状の押圧型を回転させながら押圧成形し
た隔壁を備えたものである。
【0020】本発明のガス放電パネルの第1の製造装置
は、隔壁形成工程において、基板の表面に面状に形成し
た所定の柔らかさを有する隔壁部材を、形成すべき隔壁
に対応する形状を設けた押圧型で押圧成形する機構を備
えたものである。
【0021】本発明のガス放電パネルの第2の製造装置
は、隔壁形成工程において、基板の表面に面状に形成し
た所定の柔らかさを有する隔壁部材を、形成すべき隔壁
に対応する形状を設けた円筒状の押圧型を回転させなが
ら押圧成形する機構を備えたものである。
【0022】本発明によれば、基板表面に面状に形成さ
れた所定の柔らかさを有する隔壁部材の表面に、形成す
べき隔壁に対応する形状を設けた押圧型を押圧し、型の
形状を隔壁部材に転写し、隔壁部材を成形した後押圧型
を離型するため、非常に容易に隔壁を形成することを可
能にし、安定したガス放電パネルの製造を実現する。ま
た、型の形状を隔壁部材に転写するため、型の形状精度
を上げることにより非常に精度の良い隔壁を形成するこ
とを可能にする。
【0023】(実施例1)本発明の第1の実施例を図1
を用いて説明する。まず、図1(a)に示すように基板
2上に押圧型で容易に成形できる柔らかさを有する隔壁
部材1を所定の厚さで面状に形成する。ここで、隔壁部
材1は高温、高圧に耐え、真空中での出ガスが問題にな
らず、かつ下地の基板とも密着性が良く、さらに十分な
絶縁性を必要とするため、ガラスもしくはセラミックス
等の粉体と低融点ガラスを適当なバインダーと適当な溶
剤で練り合わせて所定の柔らかさにしたものが好適であ
る。
【0024】次に形成すべき隔壁4の形状として、例え
ば幅0.1mm、高さ0.2mm、ピッチ0.5mmの
ストライプ状の隔壁に対応する形状を設けた押圧型3を
準備する。押圧型3の材質は、例えばガラス、セラミッ
クスまたは金属等である。
【0025】さらに、図1(b)に示すように押圧型3
を隔壁部材1表面に密着後、所定の圧力で押圧型3上部
を加圧し、隔壁部材1を押圧成形する。その後、図1
(c)に示すように押圧型3を隔壁部材1から離型し、
所定の条件で乾燥後焼成する。ここで乾燥条件として、
例えば120℃、10〜20分、また焼成条件として、
例えば450℃、30分である。
【0026】以上の工程により、従来の方法よりも容易
に短時間で、しかも非常に精度の良い隔壁を安定して製
造することが可能になる。
【0027】(実施例2)本発明の第2の実施例につい
て図3を用いて説明する。第2の実施例は第1の実施例
の特に押圧成形工程に特徴を持ち他の工程はほぼ第1の
実施例と同様となるため、押圧成形工程のみを説明す
る。
【0028】まず、形成すべき隔壁に対応する形状を設
けた円筒状の押圧型8を準備する。ここで形成すべき形
状としては、例えば実施例1で示したストライプ状の形
状に対して、図4(a)に示すようにストライプは円筒
状の押圧型の軸方向と直角方向に形成された縦ストライ
プ状押圧型11のものを用いてもよいし、図4(b)に
示すように平行方向に形成された横ストライプ状押圧型
12を用いていてもよい。また、形成すべき隔壁の形状
が格子状の場合、図4(c)に示すような格子状押圧型
13でもよい。円筒状の押圧型の材質は、例えば金属が
ある。
【0029】次に図3に示すように上記の円筒状の押圧
型8が隔壁部材1の表面を押圧しながら回転し成形す
る。このとき隔壁部材1を形成した基板2は円筒状の押
圧型8の回転周速度に相当する速度で移動してもよい。
こうして隔壁部材1は形成すべき形状に押圧成形され
る。
【0030】(実施例3)次に本発明の第3の実施例に
ついて、図5を用いて説明する。第3の実施例は、第2
の実施例と比較して、例えば押圧成形する際に、加圧力
によって円筒状の押圧型8の曲げ変形等が問題になる場
合等より加圧力を増加させたい場合の一実施例を示すも
のである。
【0031】以上のように円筒状の押圧型8で隔壁部材
1を押圧成形する際に、加圧力によって円筒状の押圧型
8の曲げ変形等が問題になる場合は、図5に示すように
円筒状の押圧型8をバックアップローラ9で加圧し、押
圧型8の変形を低減して隔壁部材1を成形することも可
能である。
【0032】(実施例4)次に本発明の第4の実施例に
ついて図6を用いて説明する。図6に示すように、押圧
型8の回転軸中心14と隔壁部材1を面状に形成した基
板2の表面との距離15を、図示しないが例えば、回転
軸中心14を回転中心として基板2の表面に接触して自
由に回転するローラにより一定に保つ。こうして円筒状
の押圧型8が隔壁部材1の表面を回転しながら押圧し隔
壁4を形成する。基板2と円筒状の押圧型8の回転軸中
心との距離15が一定であるため形成された隔壁4は基
板2から一定の高さとなる。
【0033】(実施例5)次に本発明の第5の実施例に
ついて図7(a)を用いて説明する。まず、上部基板上
25にスパッタリング等の手段で導電性の薄膜を形成し
た後、エッチング等の手段で前記導電性薄膜をパターニ
ングして複数の表示電極5aを設け、それら表示電極5
aを完全に覆うように、たとえば印刷、焼成等の手段で
誘電体6を設け、さらに誘電体6の上部にスパッタリン
グ等の手段でMgO等の材質からなる保護膜10を形成
し上部基板25とする。
【0034】次に下部基板26上に上部基板25上に設
けた表示電極5aとは直交する複数のデータ電極5b
と、それらデータ電極5bを覆うように下部誘電体層1
6をそれぞれ上部基板25と同様の方法で形成する。
【0035】次に所定の柔らかさを有する隔壁部材を所
定の厚さで面状に下部基板26表面に形成し、形成すべ
き隔壁に対応する形状を設けた押圧型3で隔壁部材1を
全面均等な圧力で押圧成形し、続いて押圧型3を隔壁部
材1から離型し、例えば120℃、10分で乾燥した
後、450℃、30分の温度条件で熱処理することによ
り隔壁を形成する。
【0036】次に上部基板25と下部基板26の電極形
成面を対向させ、密着させる。続いて基板周辺をフリッ
トガラス等の封着材で封着し、両基板と封着材で囲まれ
た内部を真空にした後、例えばヘリウムとキセノンの混
合ガスで置換後封着してなるガス放電パネルである。
【0037】図7(a)においては下部誘電体層16を
形成後、隔壁4を形成する方法を示したが、図7(b)
に示すように隔壁部材1を誘電体材料で形成しておき、
それに押圧型8を押圧して隔壁4と同時に下部誘電体層
16を形成してもよい。
【0038】(実施例6)次に本発明の第6の実施例に
ついて説明する。本実施例は、第5の実施例において隔
壁4の形成に関わる工程に特徴をもち、その特徴は、第
2の実施例に示すところの隔壁4の形成方法を用いるも
のであり、こうして形成された隔壁4を備えたガス放電
パネルである。
【0039】(実施例7)次に本発明の第7の実施例に
ついて図8を用いて説明する。図8はガス放電パネルの
隔壁成形を可能にする製造装置の基本的な構成の一例を
示す断面図である。図8において、20は隔壁部材を面
状に形成した基板を所定の位置に設置するステージ、2
1は、例えば油圧機構あるいはボールネジ等の回転で変
位を生ずる機構を備えた加圧部である。加圧部21の下
部に押圧型3が取り付けてある。
【0040】まずステージ20上に位置決めピン等によ
り隔壁部材1を面状に形成した基板2を所定の位置に設
置し、例えば真空吸着等により固定する。次に、加圧部
21に取り付けた押圧型3で隔壁部材1を押圧し、隔壁
4を成形する。
【0041】以上のように、本実施例は第1の実施例を
実現するものであり、容易に、高精度の隔壁を形成でき
る製造装置を提供するものである。
【0042】(実施例8)次に本発明の第8の実施例に
ついて図9を用いて説明する。図9(a)はガス放電パ
ネルの隔壁成形を可能にする製造装置の基本的な構成の
一例を示す平面図であり、図9(b)はそのA−A断面
矢視図である。図9(a)において33は円筒状の押圧
型8の回転を直線運動に変えてテーブル31に伝えるピ
ニオン、34はピニオン33を受けるラック、35は基
板1の位置を決める位置決めピン、40は円筒状の押圧
型8に動力を伝えるプーリ、41は駆動モータ、42は
駆動モータ41とプーリ40をつなぐ歯付ベルトであ
る。
【0043】図9(b)において30はベースB、31
は移動可能な、基板2を設置するテーブル、32はテー
ブル31の移動を直線に導くリニアガイド、36は円筒
状の押圧型8が隔壁部材1に加える圧力を調整する加圧
調整ネジ、37は円筒状の押圧型8の回転軸を支える軸
受けA、38は軸受けA37を固定するガイドA、39
はガイドA38を支えるバネである。
【0044】まず、上記構成を有する製造装置のテーブ
ル31上に、隔壁部材1を面状に形成した基板2を、第
7の実施例と同様に所定の位置にセットする。次にテー
ブル31を基板2の端部が押圧型8の真下に来る位置に
移動する。続いて加圧調整ネジ36にて押圧型8が隔壁
部材1に加える圧力を調整する。次に駆動モータ41を
回転し、歯付ベルト42でその動力を伝達し、押圧型8
を回転させ、ラック34、ピニオン33によりテーブル
31も押圧型8の回転速度に等しい速度で移動し、隔壁
を形成する。
【0045】このように本実施例は、容易に安定して隔
壁を形成できる製造装置を提供するものである。
【0046】(実施例9)次に本発明の第9の実施例に
ついて図10を用いて説明する。ここで図10はガス放
電パネルの隔壁形成を可能にする製造装置の基本的な構
成の一例を示す断面図である。図10において、52は
軸受けB、53は軸受けBを固定するガイドBである。
ここで図9と同一構成要素は同一番号にて説明する。本
実施例は第8の実施例において、押圧型8の加圧力を増
すために押圧型8の軸部を加圧することにより円筒状の
押圧型8の曲げ変形が問題になるような場合に有効な製
造装置である。前記実施例と同様、テーブル31に基板
2をセットし所定の位置に移動後、加圧調節ネジ36で
バックアップローラ9の加圧力を調節する。以下第8の
実施例と同様に動作することにより、隔壁を形成する。
【0047】このように本実施例は、容易に安定して精
度よく隔壁を形成する製造装置を提供するものである。
【0048】
【発明の効果】以上のように本発明のガス放電パネルの
第1の製造方法は、隔壁部材を面状に形成した基板に、
形成すべき隔壁に対応する形状を有する押圧型を押圧す
ることにより、容易に安定して隔壁を形成できる。
【0049】また本発明のガス放電パネルの第2の製造
方法は、隔壁部材を面状に形成した基板に、形成すべき
隔壁に対応する形状を有する円筒状の押圧型を押圧する
ことにより、容易に安定して隔壁を形成できる。
【0050】また、本発明のガス放電パネルの第3の製
造方法は、隔壁部材を面状に形成した基板に、形成すべ
き隔壁に対応する形状を有する円筒状の押圧型をバック
アップローラで押圧し押圧型に圧力を加えて隔壁部材を
成形することにより、押圧型の曲げ変形を低減し、容易
に安定して精度よく隔壁を形成できる。
【0051】また、本発明のガス放電パネルは、容易に
安定して形成可能な隔壁を備えており、安価に提供でき
る。
【0052】また、本発明のガス放電パネルの製造装置
における第1の構成は、加圧部と押圧型を備えており、
容易に安定して隔壁を形成できるものである。
【0053】また、本発明のガス放電パネルの製造装置
における第2の構成は、円筒状の押圧型とその押圧型の
加圧調整機構を備え容易に安定して精度よく隔壁を形成
できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)〜(d)本発明の第1の実施例における
行程を示す正面図
【図2】(a)従来の技術における構造を示す部分破断
斜視図 (b)従来の技術における構造を示す部分平面図 (c)従来の技術における構造を示す部分断面図
【図3】本発明の第2の実施例における行程を示す正面
【図4】(a)本発明の第2の実施例における構造例(1
1)を示す正面図 (b)本発明の第2の実施例における構造例(12)を示す
正面図 (c)本発明の第2の実施例における構造例(13)を示す
正面図
【図5】本発明の第3の実施例における行程を示す正面
【図6】本発明の第2の実施例におけるその他の構造を
示す側面図
【図7】(a)本発明の第4の実施例における構造を示
す断面図 (b)本発明の第4の実施例における別の構造を示す断
面図
【図8】本発明の第7の実施例における断面図
【図9】(a)本発明の第8の実施例における平面図 (b)本発明の第8の実施例で示した図9(a)のAA
断面矢視図
【図10】本発明の第9の実施例における部分断面図
【符号の説明】
1 隔壁部材 2 基板 3 押圧型 4 隔壁 5a 表示電極 5b データ電極 6 誘電体 7 蛍光体 8 円筒状の押圧型 9 バックアップローラ 10 保護膜 11 縦ストライプ状押圧型 12 横ストライプ状押圧型 13 格子状押圧型 14 回転中心 15 回転中心ー基板間距離 16 下部誘電体層 20 ベースA 21 加圧部 25 上部基板 26 下部基板 30 ベースB 31 テーブル 32 リニアガイド 33 ピニオン 34 ラック 35 位置決めピン 36 加圧調整ネジ 37 軸受けA 38 ガイドA 39 スプリング 40 プーリ 41 駆動モータ 42 歯付ベルト 52 軸受けB 53 ガイドB

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】少なくとも一方の基板表面に複数の放電表
    示電極を備えた対向する一対の基板と、前記基板を所定
    の間隔で保持するとともに隣接する表示部を隔てる隔壁
    と、基板周囲を封着する封着部材と、放電用ガスとを備
    えたガス放電パネルを製造する方法であって、 所定の柔らかさを有する隔壁部材を所定の厚さで面状に
    基板表面に形成する工程と、形成すべき隔壁に対応する
    形状を設けた押圧型で前記隔壁部材を押圧成形する工程
    と、前記押圧型を前記隔壁部材から離型する工程と、所
    定の温度で成形後の隔壁部材を熱処理する工程とにより
    隔壁を形成することを特徴とするガス放電パネルの製造
    方法。
  2. 【請求項2】少なくとも一方の基板表面に複数の放電表
    示電極を備えた対向する一対の基板と、前記基板を所定
    の間隔で保持するとともに隣接する表示部を隔てる隔壁
    と、基板周囲を封着する封着部材と、放電用ガスとを備
    えたガス放電パネルを製造する方法であって、 所定の柔らかさを有する隔壁部材を所定の厚さで面状に
    基板表面に形成する工程と、形成すべき隔壁に対応する
    形状を設けた円筒状の押圧型を前記隔壁部材の表面に押
    圧しながら回転させて前記隔壁部材を成形する工程と、
    所定の温度で成形後の隔壁部材を熱処理する工程とによ
    り隔壁を形成することを特徴とするガス放電パネルの製
    造方法。
  3. 【請求項3】少なくとも一方の基板表面に複数の放電表
    示電極を備えた対向する一対の基板と、前記基板を所定
    の間隔で保持するとともに隣接する表示部を隔てる隔壁
    と、基板周囲を封着する封着部材と、放電用ガスとを備
    えたガス放電パネルを製造する方法であって、 所定の柔らかさを有する隔壁部材を所定の厚さで面状に
    基板表面に形成する工程と、形成すべき隔壁に対応する
    形状を設けた円筒状の押圧型を、前記押圧型より剛性が
    高く軸方向を同一に配置したバックアップローラで押圧
    しながら前記隔壁部材表面に押圧し、回転させて隔壁部
    材を成形する工程と、所定の温度で成形後の隔壁部材を
    熱処理する工程とにより隔壁を形成することを特徴とす
    るガス放電パネルの製造方法。
  4. 【請求項4】円筒状の押圧型の回転軸中心と隔壁部材を
    形成した基板との間隔を一定に保ちながら、前記押圧型
    を回転して隔壁を形成することを特徴とする請求項2ま
    たは3記載のガス放電パネルの製造方法。
  5. 【請求項5】円筒状の押圧型の回転周速度に相当する移
    動速度で隔壁部材を形成した基板を移動しながら隔壁を
    形成することを特徴とする請求項2または3記載のガス
    放電パネルの製造方法。
  6. 【請求項6】所定の柔らかさを有する隔壁部材を所定の
    厚さで面状に基板表面に形成する工程と、形成すべき隔
    壁に対応する形状を設けた押圧型で前記隔壁部材を押圧
    成形する工程と、前記押圧型を前記隔壁部材から離型す
    る工程と、所定の温度で成形後の隔壁部材を熱処理する
    工程とにより形成された隔壁を有するガス放電パネル。
  7. 【請求項7】所定の柔らかさを有する隔壁部材を所定の
    厚さで面状に基板表面に形成する工程と、形成すべき隔
    壁に対応する形状を設けた円筒状の押圧型を前記隔壁部
    材の表面に押圧しながら回転させて隔壁部材を成形する
    工程と、所定の温度で成形後の隔壁部材を熱処理する工
    程とにより形成された隔壁を有するガス放電パネル。
  8. 【請求項8】形成すべき隔壁に対応する形状を設けた押
    圧型を備え、所定の柔らかさを有し所定の厚さで面状に
    基板表面に形成した隔壁部材を前記押圧型で押圧しなが
    ら成形する手段を備えたガス放電パネルの製造装置。
  9. 【請求項9】形成すべき隔壁に対応する形状を設けた円
    筒状の押圧型を備え、所定の柔らかさを有し所定の厚さ
    で面状に基板表面に形成した隔壁部材を前記押圧型で押
    圧しながら回転し成形する手段を備えたガス放電パネル
    の製造装置。
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