JPH0928295A - 粉末茶を固形化したお茶 - Google Patents

粉末茶を固形化したお茶

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JPH0928295A
JPH0928295A JP21092595A JP21092595A JPH0928295A JP H0928295 A JPH0928295 A JP H0928295A JP 21092595 A JP21092595 A JP 21092595A JP 21092595 A JP21092595 A JP 21092595A JP H0928295 A JPH0928295 A JP H0928295A
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tea
powdered
mixed
solidifying
powder
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JP21092595A
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English (en)
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Setsuo Togo
節男 東郷
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 茶葉を粉末にしたものを固形化することによ
り、食品製造や料理に使いやすくして、食用としての茶
の用途と需要を拡大し、茶の持つ貴重で豊富な栄養分を
日常の食生活の上で手軽かつふんだんに摂取できるよう
にする。 【構成】 粉末にしたお茶を水と混ぜあわせ、造粒機や
型を使って固形化し乾燥させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】お茶には健康を維持する豊かな栄
養分があることは近年の科学で次第に証明され、その認
識も逐次普及しつつある。この発明は一度臼などで粉末
にしたお茶を固形化し、より広範囲に製菓用や料理用お
よび食用としての利用を促そうとするものである。
【0002】
【従来の技術】従来食用のお茶としては、粉末のまま菓
子や料理に利用する抹茶などや、それよりやや大きめに
砕いた食用のお茶はあった。しかし、これらは粉末のも
のでは食品に混ぜると、混ぜた食品の色が緑に変色した
り、加熱するとそれが茶色に変色してしまうため、食品
の色彩的なイメージや製造方法から使える料理の種類や
料理方法が限られ、あるいは大きめに砕いたものは食感
に違和感があったり、食後も口の中に葉が残ったりする
ので、特別な機会や購買層を除いては一般には普及しに
くかった。また粉末のものでは湿気を帯びやすかったり
変色しやすいなど保管や取扱も難しく、混ぜるに際して
も予め水などで溶いたりしてから混ぜるという手間がか
かるため手軽に使いづらい面があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明はそれらの欠点
を除き、より広範な食品製造や料理の中に、食材として
お茶を利用しやすくし、同時にお茶の持つ栄養分を日常
の食生活の中で摂取しやすくしようとする目的で発明さ
れたものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】粉末にしたお茶そのもの
を固形化して水に溶けにくくし、それを一定の太さと長
さにした。また、その包装も、袋詰めのものと、穴のあ
いた中蓋付の防湿ビンに入れたものとし、いつでも使い
やすい包装にした。
【0005】
【作用】本発明で作られた粉末茶の固形物は、食品を製
造する際に混ぜても溶けにくいためその食品の色が変わ
らない。そのため料理や食品の本来の色のイメージを損
なわずにお茶の持つ養分や風味を付加することができ
る。かつ、溶け出さずにお茶が粒状に混じった形に料理
が仕上がるため、ハンバーグなどの肉料理や卵料理ある
いはピラフやサラダといった、これまでお茶が使われな
かった料理にまでその用途を広げることができる。また
食品が緑に染まってないのだから加熱による変色も当然
発生することがない。しかも元々が粉末にしたお茶を固
形化したものなので、それを混ぜたものと一緒に食べれ
ば口の中で自然と溶けるので口当りも抵抗がなく、かつ
食べた後も葉などが口の中に残ることもない。従来抹茶
などを混ぜていた菓子にも、それと併用して混ぜれば粒
状の茶の固まりが混入されることになり風味も一層増し
それら商品の差別化を図ることができる。また、混ぜる
手間についても粒状なのでそのまま材料に混ぜればよ
く、手軽に多岐の料理に使うことができて、取扱につい
ても粉末のものより扱いやすい。手軽に使えることによ
り、その利用目的も風味や栄養の付加に加え、肉などの
臭みを消したり茶の殺菌作用を利用するといった用途に
も広がり利用の幅が拡大する。
【0006】
【実施例】臼または粉砕機で粉末にしたお茶30〜10
0gに水30〜100gを加え混ぜあわせる。それを造
粒機に入れて極細の穴から押し出して麺状に固め、それ
に熱風を当てて乾燥する。乾燥したものを金網等を使っ
て一定の長さに揃える。または水と混ぜた粉末茶を型に
入れ、突き固める方法で固形化し乾燥する。
【0007】
【効果】この発明によれば、お茶が従来の飲料品や一部
限定された食用としての利用方法から、より広範に食材
として利用されることになる。またこのことにより、お
茶の持つビタミンCやカフェインはじめ豊かな栄養素が
食生活の中でよりふんだんにかつ手軽に摂取できること
となる。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 石臼や粉砕機で粉末にしたお茶を水と混
    合し、造粒機または型を使って固形化し乾燥させたもの
JP21092595A 1995-07-17 1995-07-17 粉末茶を固形化したお茶 Pending JPH0928295A (ja)

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