JPH0928244A - スピニングリール - Google Patents
スピニングリールInfo
- Publication number
- JPH0928244A JPH0928244A JP18751695A JP18751695A JPH0928244A JP H0928244 A JPH0928244 A JP H0928244A JP 18751695 A JP18751695 A JP 18751695A JP 18751695 A JP18751695 A JP 18751695A JP H0928244 A JPH0928244 A JP H0928244A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- brake
- reel
- lever
- reverse rotation
- braking member
- Prior art date
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【課題】 構造を簡易にすることにより、リール全体の
小型化を図るとともに、アンチON、OFFの切替え操
作をブレーキレバーで行なう。 【解決手段】 リール本体1には筒状の軸受ホルダ8が
管軸3と同心状に螺着され、軸受ホルダ8の外周部には
軸受9、9が嵌着されている。軸受9の外周のブレーキ
体10には2個のブレーキ爪11が回動可能に設けら
れ、回転体4の内周部にはブレーキ爪11が係合しうる
第一ラチェット部4aが形成されている。ブレーキレバ
ー16の先端部にはブレーキシュー18が設けられ、ブ
レーキ体10の回動に制動を掛けるように構成されてい
る。リール本体1には回転体4の筒部4cの内部を覆う
ようにフランジ部1dが形成され、アンチレバーカム1
9が回動可能に設けられ、回動操作するアンチレバー2
0が固着されている。フランジ部1dには逆転止め爪が
回転可能に設けられ、回転体4に形成された第二ラチェ
ット部4dに係脱しうるように構成されている。ブレー
キレバー16には連結部材の一端が取付けられ、その他
端はアンチレバーカム19に当接されている。
小型化を図るとともに、アンチON、OFFの切替え操
作をブレーキレバーで行なう。 【解決手段】 リール本体1には筒状の軸受ホルダ8が
管軸3と同心状に螺着され、軸受ホルダ8の外周部には
軸受9、9が嵌着されている。軸受9の外周のブレーキ
体10には2個のブレーキ爪11が回動可能に設けら
れ、回転体4の内周部にはブレーキ爪11が係合しうる
第一ラチェット部4aが形成されている。ブレーキレバ
ー16の先端部にはブレーキシュー18が設けられ、ブ
レーキ体10の回動に制動を掛けるように構成されてい
る。リール本体1には回転体4の筒部4cの内部を覆う
ようにフランジ部1dが形成され、アンチレバーカム1
9が回動可能に設けられ、回動操作するアンチレバー2
0が固着されている。フランジ部1dには逆転止め爪が
回転可能に設けられ、回転体4に形成された第二ラチェ
ット部4dに係脱しうるように構成されている。ブレー
キレバー16には連結部材の一端が取付けられ、その他
端はアンチレバーカム19に当接されている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、スピニングリール
に関する。
に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、スプールを軸方向に移動させな
がら、回転体を回転させて釣糸を巻き取るといったスピ
ニングリールが広く知られている。
がら、回転体を回転させて釣糸を巻き取るといったスピ
ニングリールが広く知られている。
【0003】このようなスピニングリールにあっては、
正逆回転可能なアンチOFF状態と、逆回転不可能なア
ンチON状態とに切替えが可能な構造となっている。ま
た、回転体の回転を制動する制動機構を備えたものがあ
る。
正逆回転可能なアンチOFF状態と、逆回転不可能なア
ンチON状態とに切替えが可能な構造となっている。ま
た、回転体の回転を制動する制動機構を備えたものがあ
る。
【0004】図13は従来(実公昭60−10381
号)のスピニングリールの断面図である。図中符号10
1はリール本体であり、このリール本体101には管軸
102が回転可能に設けられている。この管軸102に
は回転体103が固定されている。また、管軸102内
にはスプール軸104が軸方向に移動可能に挿通されて
おり、このスプール軸104の先端部にスプール105
が固着されている。さらに、管軸102にはラチェット
106が形成されており、このラチェット106の後方
(図中右側)にはピニオン107が設けられている。こ
のピニオン107はハンドル108に連結されたマスタ
ーギア109に噛合されている。さらに、リール本体1
01には逆転止め爪110がラチェット106に係脱可
能に設けられており、この逆転止め爪110はスイッチ
111によってラチェット106への係脱が行なわれる
ように構成されている。一方、リール本体101には操
作杆112が回転可能に螺着されており、この操作杆1
12の先端にはばね部材113が設けられている。ま
た、このばね部材113の前方(図中左方)には制動部
材114が設けられ、回転体103の回転に制動が掛け
られるように構成されている。
号)のスピニングリールの断面図である。図中符号10
1はリール本体であり、このリール本体101には管軸
102が回転可能に設けられている。この管軸102に
は回転体103が固定されている。また、管軸102内
にはスプール軸104が軸方向に移動可能に挿通されて
おり、このスプール軸104の先端部にスプール105
が固着されている。さらに、管軸102にはラチェット
106が形成されており、このラチェット106の後方
(図中右側)にはピニオン107が設けられている。こ
のピニオン107はハンドル108に連結されたマスタ
ーギア109に噛合されている。さらに、リール本体1
01には逆転止め爪110がラチェット106に係脱可
能に設けられており、この逆転止め爪110はスイッチ
111によってラチェット106への係脱が行なわれる
ように構成されている。一方、リール本体101には操
作杆112が回転可能に螺着されており、この操作杆1
12の先端にはばね部材113が設けられている。ま
た、このばね部材113の前方(図中左方)には制動部
材114が設けられ、回転体103の回転に制動が掛け
られるように構成されている。
【0005】また、アンチONからOFFへの切替えを
ブレーキレバーで行ない、アンチOFFからONへの切
替えをアンチボタンで行なうようにした構造のスピニン
グリールが提案されている(実開平3−67572
号)。
ブレーキレバーで行ない、アンチOFFからONへの切
替えをアンチボタンで行なうようにした構造のスピニン
グリールが提案されている(実開平3−67572
号)。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、実公昭60
−10381号記載のものでは、ピニオンの前方にラチ
ェットが配設されているため、ラチェットの設置部分だ
け、余分にスペースが必要になるといった問題点があ
る。さらに、上述のような構造ではラチェットの歯数が
少ないので、逆転ガタが大きくなるといった問題点があ
る。また、実開平3−67572号ではアンチONから
OFFへの切替えと、アンチOFFからONへの切替え
を別の部材で行なっているために、例えば魚がヒットし
た際には、魚の引きにあわせて糸を出すため、アンチO
NからOFFへの切替えを行なう。釣人はアンチボタン
にてアンチONからOFF、アンチOFFからONへの
切替え操作をしようとするが、このリールではアンチO
NからOFFへの切替えができない。しかし、釣人はと
っさにアンチONからOFFへの切替えをブレーキレバ
ーで行なわなければならないにもかかわらず、アンチO
FFからONへの切替えを行なうアンチボタンを操作し
ようとしてしまうため、切替え操作が遅れ、結果的に魚
を逃がしてしまうといったおそれがある。
−10381号記載のものでは、ピニオンの前方にラチ
ェットが配設されているため、ラチェットの設置部分だ
け、余分にスペースが必要になるといった問題点があ
る。さらに、上述のような構造ではラチェットの歯数が
少ないので、逆転ガタが大きくなるといった問題点があ
る。また、実開平3−67572号ではアンチONから
OFFへの切替えと、アンチOFFからONへの切替え
を別の部材で行なっているために、例えば魚がヒットし
た際には、魚の引きにあわせて糸を出すため、アンチO
NからOFFへの切替えを行なう。釣人はアンチボタン
にてアンチONからOFF、アンチOFFからONへの
切替え操作をしようとするが、このリールではアンチO
NからOFFへの切替えができない。しかし、釣人はと
っさにアンチONからOFFへの切替えをブレーキレバ
ーで行なわなければならないにもかかわらず、アンチO
FFからONへの切替えを行なうアンチボタンを操作し
ようとしてしまうため、切替え操作が遅れ、結果的に魚
を逃がしてしまうといったおそれがある。
【0007】本発明は、構造を簡易にすることにより、
リール全体の小型化を図るとともに、アンチON、OF
Fの切替え操作をブレーキレバーで行なうことができる
スピニングリールを提供することを目的とする。
リール全体の小型化を図るとともに、アンチON、OF
Fの切替え操作をブレーキレバーで行なうことができる
スピニングリールを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、リール本体
と、このリール本体に回転可能に設けられた管軸と、こ
の管軸に固定された回転体と、上記リール本体に軸方向
に移動可能に設けられたスプール軸と、このスプール軸
の一端に設けられたスプールと、上記回転体内に上記管
軸と同軸上に回転可能に設けられるとともに、上記回転
体の回転に制動をかける制動部材と、この制動部材と上
記回転体との間に配設された一方向クラッチ機構部と、
上記リール本体に設けられるとともに、上記制動部材を
操作する制動部材操作レバーとを備えたスピニングリー
ルにおいて、上記回転体または上記制動部材に形成され
たラチェット部と、上記リール本体部の外方に設けられ
るとともに、上記ラチェット部に係脱可能な逆転止め爪
と、この逆転止め爪の係脱切替え操作を行なうととも
に、上記リール本体のフランジ部に設けられた逆転止め
爪操作部材とを備えていること;制動部材操作レバーと
逆転止め爪操作部材との間には連結部材が介在せしめら
れ、上記制動部材操作レバーを操作し、回転体に制動を
かけた際に、上記制動部材操作レバーの動きが上記連結
部材を介して上記逆転止め爪操作部材に伝達され、ラチ
ェット部から逆転止め爪が離脱すること;リール本体の
筐体内部には、ハンドル軸に設けられたマスターギアが
収納され、上記リール本体の脚部には上記筐体内部とは
遮断された凹部が形成され、この凹部内には制動部材操
作レバーの一部が収納された状態で保持され、上記凹部
と上記マスターギアとはそれぞれ上記ハンドル軸の軸方
向に偏位した位置に設けられ、上記制動部材操作レバー
の一部は上記マスターギアの外形と重なる位置に配設さ
れていることを特徴とする。
と、このリール本体に回転可能に設けられた管軸と、こ
の管軸に固定された回転体と、上記リール本体に軸方向
に移動可能に設けられたスプール軸と、このスプール軸
の一端に設けられたスプールと、上記回転体内に上記管
軸と同軸上に回転可能に設けられるとともに、上記回転
体の回転に制動をかける制動部材と、この制動部材と上
記回転体との間に配設された一方向クラッチ機構部と、
上記リール本体に設けられるとともに、上記制動部材を
操作する制動部材操作レバーとを備えたスピニングリー
ルにおいて、上記回転体または上記制動部材に形成され
たラチェット部と、上記リール本体部の外方に設けられ
るとともに、上記ラチェット部に係脱可能な逆転止め爪
と、この逆転止め爪の係脱切替え操作を行なうととも
に、上記リール本体のフランジ部に設けられた逆転止め
爪操作部材とを備えていること;制動部材操作レバーと
逆転止め爪操作部材との間には連結部材が介在せしめら
れ、上記制動部材操作レバーを操作し、回転体に制動を
かけた際に、上記制動部材操作レバーの動きが上記連結
部材を介して上記逆転止め爪操作部材に伝達され、ラチ
ェット部から逆転止め爪が離脱すること;リール本体の
筐体内部には、ハンドル軸に設けられたマスターギアが
収納され、上記リール本体の脚部には上記筐体内部とは
遮断された凹部が形成され、この凹部内には制動部材操
作レバーの一部が収納された状態で保持され、上記凹部
と上記マスターギアとはそれぞれ上記ハンドル軸の軸方
向に偏位した位置に設けられ、上記制動部材操作レバー
の一部は上記マスターギアの外形と重なる位置に配設さ
れていることを特徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、添附図面を参照して本発明
の一実施例について説明する。図1は本発明におけるス
ピニングリールの断面図である。図中符号1はリール本
体であり、このリール本体1には軸受2を介して管軸3
が回転可能に設けられている。この管軸3には回転体4
がナット5によって固定されている。また、管軸3内に
はスプール軸6が軸方向に移動可能に貫通されており、
このスプール軸6の先端部にはスプール7が固着されて
いる。また、リール本体1には筒状の軸受ホルダ8が管
軸3と同心状に螺着されており、この軸受ホルダ8の外
周部には軸受9、9が嵌着されている。さらに、この軸
受9の外周にはブレーキ体10が嵌め込まれており、軸
受ホルダ8に対して回転しうるように構成されている。
の一実施例について説明する。図1は本発明におけるス
ピニングリールの断面図である。図中符号1はリール本
体であり、このリール本体1には軸受2を介して管軸3
が回転可能に設けられている。この管軸3には回転体4
がナット5によって固定されている。また、管軸3内に
はスプール軸6が軸方向に移動可能に貫通されており、
このスプール軸6の先端部にはスプール7が固着されて
いる。また、リール本体1には筒状の軸受ホルダ8が管
軸3と同心状に螺着されており、この軸受ホルダ8の外
周部には軸受9、9が嵌着されている。さらに、この軸
受9の外周にはブレーキ体10が嵌め込まれており、軸
受ホルダ8に対して回転しうるように構成されている。
【0010】図2において、ブレーキ体10には相対向
する位置に2個のブレーキ爪11、11がピン12を介
して回動可能に設けられており、回転体4の内周部には
ブレーキ爪11が係合しうる第一ラチェット部4aが形
成されている。また、ブレーキ爪11はばね13によっ
て、ピン12を中心として反時計方向に付勢され、常時
ブレーキ爪11が第一ラチェット部4aに係合しうる状
態で保持されている。また、回転体4には溝部4bが形
成されており、この溝部4bにはガイドスプリング14
が装着されている。このガイドスプリング14の両端部
はブレーキ爪11に形成された長穴11aに挿入されて
いる。
する位置に2個のブレーキ爪11、11がピン12を介
して回動可能に設けられており、回転体4の内周部には
ブレーキ爪11が係合しうる第一ラチェット部4aが形
成されている。また、ブレーキ爪11はばね13によっ
て、ピン12を中心として反時計方向に付勢され、常時
ブレーキ爪11が第一ラチェット部4aに係合しうる状
態で保持されている。また、回転体4には溝部4bが形
成されており、この溝部4bにはガイドスプリング14
が装着されている。このガイドスプリング14の両端部
はブレーキ爪11に形成された長穴11aに挿入されて
いる。
【0011】一方、図1において、リール本体1には凹
部1aが形成されており、この凹部1aはリール本体1
の筐体部1bと隔壁1cによって遮断された状態で形成
されている。この凹部1a内にはブレーキレバー軸15
を介してブレーキレバー16が揺動可能に設けられてお
り、このブレーキレバー16とリール本体1との間には
ばね17が介在されている。このばね17はブレーキレ
バー16を常時図1中ブレーキレバー軸15を中心とし
て反時計方向に付勢している。また、ブレーキレバー1
6の先端部にはブレーキシュー18が設けられており、
ブレーキレバー16を図1中時計方向に回動させた際
に、ブレーキ体10に当接し、ブレーキ体10の回動に
制動を掛けるように構成されている。
部1aが形成されており、この凹部1aはリール本体1
の筐体部1bと隔壁1cによって遮断された状態で形成
されている。この凹部1a内にはブレーキレバー軸15
を介してブレーキレバー16が揺動可能に設けられてお
り、このブレーキレバー16とリール本体1との間には
ばね17が介在されている。このばね17はブレーキレ
バー16を常時図1中ブレーキレバー軸15を中心とし
て反時計方向に付勢している。また、ブレーキレバー1
6の先端部にはブレーキシュー18が設けられており、
ブレーキレバー16を図1中時計方向に回動させた際
に、ブレーキ体10に当接し、ブレーキ体10の回動に
制動を掛けるように構成されている。
【0012】また、リール本体1には回転体4の筒部4
cの内部を覆うようにフランジ部1dが形成されてお
り、このフランジ部1dにはアンチレバーカム19が回
動可能に設けられている。さらに、このアンチレバーカ
ム19には、このアンチレバーカム19を回動操作する
アンチレバー20が固着されている。また、図3におい
て、フランジ部1dには逆転止め爪21が回転可能に設
けられており、回転体4に形成された第二ラチェット部
4dに係脱しうるように構成されている。逆転止め爪2
1にはばね22が設けられており、図中常時反時計方向
に付勢している。さらに、逆転止め爪21には当接部2
1aが形成されており、アンチレバーカム19に形成さ
れたカム部19aが当接される。また、アンチレバーカ
ム19にはデッドポイントばね23が設けられており、
アンチレバーカム19が所定角度回転した際に、アンチ
レバーカム19の回転を付勢するように構成されてい
る。一方、ブレーキレバー16にはピン24を介して連
結部材25の一端が取付けられており、この連結部材2
5の他端はアンチレバーカム19に形成された当接部1
9bに当接されている。
cの内部を覆うようにフランジ部1dが形成されてお
り、このフランジ部1dにはアンチレバーカム19が回
動可能に設けられている。さらに、このアンチレバーカ
ム19には、このアンチレバーカム19を回動操作する
アンチレバー20が固着されている。また、図3におい
て、フランジ部1dには逆転止め爪21が回転可能に設
けられており、回転体4に形成された第二ラチェット部
4dに係脱しうるように構成されている。逆転止め爪2
1にはばね22が設けられており、図中常時反時計方向
に付勢している。さらに、逆転止め爪21には当接部2
1aが形成されており、アンチレバーカム19に形成さ
れたカム部19aが当接される。また、アンチレバーカ
ム19にはデッドポイントばね23が設けられており、
アンチレバーカム19が所定角度回転した際に、アンチ
レバーカム19の回転を付勢するように構成されてい
る。一方、ブレーキレバー16にはピン24を介して連
結部材25の一端が取付けられており、この連結部材2
5の他端はアンチレバーカム19に形成された当接部1
9bに当接されている。
【0013】また、図1において、ハンドル軸26には
マスターギア27および連動歯車28が設けられてい
る。このマスターギア27は管軸3に形成されたピニオ
ン3aと噛合されており、マスターギア27の回転によ
り、ピニオン3aを介して管軸3が回転するように構成
されている。また、連動歯車28はオシレート歯車29
に噛合されている。このオシレート歯車29にはピン2
9aが形成されており、スプール軸6の端部に設けられ
た駒体30に形成されたガイド溝30aに係合されてい
る。また、図4において、リール本体1の筐体部1b内
はマスターギア27収納用に段状に形成されており、ブ
レーキレバー16とマスターギア27とはハンドル軸2
6(図1)の軸方向(図4中左右方向)に偏位した状態
で設けられている。そして、このように偏位させたこと
により、図1において、設計上ブレーキレバー16を筐
体部1bに食込むように配設することができ、マスター
ギア27とブレーキレバー16とが図1上において重な
り合い、結果的に筐体部を大きくすることなく、リール
全体の小型化を図ることができる。
マスターギア27および連動歯車28が設けられてい
る。このマスターギア27は管軸3に形成されたピニオ
ン3aと噛合されており、マスターギア27の回転によ
り、ピニオン3aを介して管軸3が回転するように構成
されている。また、連動歯車28はオシレート歯車29
に噛合されている。このオシレート歯車29にはピン2
9aが形成されており、スプール軸6の端部に設けられ
た駒体30に形成されたガイド溝30aに係合されてい
る。また、図4において、リール本体1の筐体部1b内
はマスターギア27収納用に段状に形成されており、ブ
レーキレバー16とマスターギア27とはハンドル軸2
6(図1)の軸方向(図4中左右方向)に偏位した状態
で設けられている。そして、このように偏位させたこと
により、図1において、設計上ブレーキレバー16を筐
体部1bに食込むように配設することができ、マスター
ギア27とブレーキレバー16とが図1上において重な
り合い、結果的に筐体部を大きくすることなく、リール
全体の小型化を図ることができる。
【0014】このように構成されたスピニングリールの
作用について以下に説明する。ハンドルを回転させ、マ
スターギア27が回転すると、ピニオン3a、管軸3を
介して回転体4が回転する。一方、ハンドルの回転によ
り、連動歯車28、オシレート歯車29、ピン29a、
ガイド溝30a、駒体30、スプール軸6を介してスプ
ール7が軸方向(図1中左右方向)に往復移動する。こ
れにより、釣糸がスプール7に巻き取られる。このと
き、通常は回転体4は正回転のみ可能な状態、すなわち
アンチON状態に保持されている(図3)。そして、例
えば魚がヒットした等により、回転体4を逆回転可能に
したいといったような場合には、アンチレバー20を介
してアンチレバーカム19を図3中反時計方向に回転さ
せ、アンチOFF状態とする。このとき逆転止め爪21
が図5中時計方向に回転し、回転体4の第二ラチェット
部4dから離脱する。これにより回転体4の正逆回転が
可能となる。
作用について以下に説明する。ハンドルを回転させ、マ
スターギア27が回転すると、ピニオン3a、管軸3を
介して回転体4が回転する。一方、ハンドルの回転によ
り、連動歯車28、オシレート歯車29、ピン29a、
ガイド溝30a、駒体30、スプール軸6を介してスプ
ール7が軸方向(図1中左右方向)に往復移動する。こ
れにより、釣糸がスプール7に巻き取られる。このと
き、通常は回転体4は正回転のみ可能な状態、すなわち
アンチON状態に保持されている(図3)。そして、例
えば魚がヒットした等により、回転体4を逆回転可能に
したいといったような場合には、アンチレバー20を介
してアンチレバーカム19を図3中反時計方向に回転さ
せ、アンチOFF状態とする。このとき逆転止め爪21
が図5中時計方向に回転し、回転体4の第二ラチェット
部4dから離脱する。これにより回転体4の正逆回転が
可能となる。
【0015】また、回転体4の逆回転を全く規制するま
でもないが、回転体4の逆回転に制動を掛けたいような
場合には、図1においてブレーキレバー16をブレーキ
レバー軸15を中心として時計方向に回動させる。する
と、ブレーキレバー16の先端に設けられたブレーキシ
ュー18がブレーキ体10に当接し、ブレーキ体10の
回動に制動が掛けられる。このとき、ブレーキ体10と
回転体4とは、図2に示すように、ブレーキ爪11が第
一ラチェット部4aに係合しているため、逆回転方向
(図2中反時計方向)では回転体4とブレーキ体10と
が一体回転可能な状態にあるため、ブレーキ体10に制
動が掛けられるということは、結果的に回転体4の逆回
転に制動が掛けられるということになる。
でもないが、回転体4の逆回転に制動を掛けたいような
場合には、図1においてブレーキレバー16をブレーキ
レバー軸15を中心として時計方向に回動させる。する
と、ブレーキレバー16の先端に設けられたブレーキシ
ュー18がブレーキ体10に当接し、ブレーキ体10の
回動に制動が掛けられる。このとき、ブレーキ体10と
回転体4とは、図2に示すように、ブレーキ爪11が第
一ラチェット部4aに係合しているため、逆回転方向
(図2中反時計方向)では回転体4とブレーキ体10と
が一体回転可能な状態にあるため、ブレーキ体10に制
動が掛けられるということは、結果的に回転体4の逆回
転に制動が掛けられるということになる。
【0016】また、アンチONの状態(逆回転規制状態
(図3))からアンチOFFの状態(逆回転可能状態
(図5))に切替える際には、アンチレバー20を操作
してアンチレバーカム19を図3中反時計方向に回動せ
しめ、カム部19aを当接部21aに当接させて逆転止
め爪21を時計方向に回動させることにより、逆転止め
爪21が第二ラチェット部4dから離脱する(図5)。
上述においては、アンチレバー20を直接操作した場合
について説明したが、その他例えばアンチONの状態
で、ブレーキレバー16を図1中時計方向に回動させる
と、図3中ブレーキレバー16が図中上方に移動し、こ
れにより連結部材25もまた上方に移動し、当接部19
bを介してアンチレバーカム19が図3中反時計方向に
回動する。このアンチレバーカム19の回動は、さらに
カム部19a、当接部21aを介して逆転止め爪21を
図3中時計方向に回動せしめ(図5)、アンチOFF状
態に切替えることができる。
(図3))からアンチOFFの状態(逆回転可能状態
(図5))に切替える際には、アンチレバー20を操作
してアンチレバーカム19を図3中反時計方向に回動せ
しめ、カム部19aを当接部21aに当接させて逆転止
め爪21を時計方向に回動させることにより、逆転止め
爪21が第二ラチェット部4dから離脱する(図5)。
上述においては、アンチレバー20を直接操作した場合
について説明したが、その他例えばアンチONの状態
で、ブレーキレバー16を図1中時計方向に回動させる
と、図3中ブレーキレバー16が図中上方に移動し、こ
れにより連結部材25もまた上方に移動し、当接部19
bを介してアンチレバーカム19が図3中反時計方向に
回動する。このアンチレバーカム19の回動は、さらに
カム部19a、当接部21aを介して逆転止め爪21を
図3中時計方向に回動せしめ(図5)、アンチOFF状
態に切替えることができる。
【0017】図6は本発明における第二実施例を示す図
である。なお、上述実施例と同一部材には同一符号を付
し、詳細な説明は省略する。すなわち、上述実施例では
図3に示すようにブレーキレバー16に連結部材25を
設けたものが開示されているが、この他に図6に示すよ
うにブレーキレバー16に当接部16aを形成し、この
当接部16aに一端が当接するレバー31をフランジ部
1dに回動可能に設ける。さらに、アンチレバーカム1
9の当接部19bにピン19cを形成し、レバー31の
他端に形成されたガイド溝31aにピン19cを係合さ
せたものである。このような構造であっても、ブレーキ
レバー16の図中上方への移動により、レバー31が時
計方向に回動し、ガイド溝31a、ピン19cを介して
アンチレバーカム19が反時計方向に回動され、逆転止
め爪21が図中時計方向に回動する。これにより、アン
チON状態からアンチOFF状態への切替えを行なうこ
とができる。
である。なお、上述実施例と同一部材には同一符号を付
し、詳細な説明は省略する。すなわち、上述実施例では
図3に示すようにブレーキレバー16に連結部材25を
設けたものが開示されているが、この他に図6に示すよ
うにブレーキレバー16に当接部16aを形成し、この
当接部16aに一端が当接するレバー31をフランジ部
1dに回動可能に設ける。さらに、アンチレバーカム1
9の当接部19bにピン19cを形成し、レバー31の
他端に形成されたガイド溝31aにピン19cを係合さ
せたものである。このような構造であっても、ブレーキ
レバー16の図中上方への移動により、レバー31が時
計方向に回動し、ガイド溝31a、ピン19cを介して
アンチレバーカム19が反時計方向に回動され、逆転止
め爪21が図中時計方向に回動する。これにより、アン
チON状態からアンチOFF状態への切替えを行なうこ
とができる。
【0018】図7は本発明における第三実施例を示す図
である。なお、上述実施例と同一部材には同一符号を付
し、詳細な説明は省略する。すなわち、本実施例のスピ
ニングリールはブレーキレバー16の先端に設けられた
ブレーキシュー18の形状を断面鋸刃状に形成し、この
ブレーキシュー18が当接されるブレーキ体10もま
た、このブレーキシュー18の形状に対応させて、断面
鋸刃状にし、ブレーキシュー18がブレーキ体10を前
方に押すようにしたものである。
である。なお、上述実施例と同一部材には同一符号を付
し、詳細な説明は省略する。すなわち、本実施例のスピ
ニングリールはブレーキレバー16の先端に設けられた
ブレーキシュー18の形状を断面鋸刃状に形成し、この
ブレーキシュー18が当接されるブレーキ体10もま
た、このブレーキシュー18の形状に対応させて、断面
鋸刃状にし、ブレーキシュー18がブレーキ体10を前
方に押すようにしたものである。
【0019】図8は本発明における第四実施例を示す図
である。なお、上述実施例と同一部材には同一符号を付
し、詳細な説明は省略する。すなわち、本実施例は、ブ
レーキ体10と回転体4との間に第一ラチェット部4
a、ブレーキ爪11(図1)によって、ブレーキ体10
と回転体4との逆回転時の一体回転を行なうようにした
ものではなく、回転体4とブレーキ体10との間に一方
向クラッチ41を配設し、逆回転時にブレーキ体10と
回転体4とが一体回転を行なうようにしたものである。
また、上述第一実施例が回転体4に形成された第二ラチ
ェット部4d(図1)に逆転止め爪21(図3)を係合
させるようにした場合について説明したが、本実施例は
ブレーキ体10に複数個の係合突起部10a、10a、
……を形成し(図9)、この係合突起部10a間に逆転
止め爪21の係合部21bを係合させるようにしたもの
である。このように回転体4のアンチ機能は回転体4に
設ける必要はなく、ブレーキ体10に形成するようにし
ても良い。なお、図10は本実施例のアンチOFF状態
を示す図である。
である。なお、上述実施例と同一部材には同一符号を付
し、詳細な説明は省略する。すなわち、本実施例は、ブ
レーキ体10と回転体4との間に第一ラチェット部4
a、ブレーキ爪11(図1)によって、ブレーキ体10
と回転体4との逆回転時の一体回転を行なうようにした
ものではなく、回転体4とブレーキ体10との間に一方
向クラッチ41を配設し、逆回転時にブレーキ体10と
回転体4とが一体回転を行なうようにしたものである。
また、上述第一実施例が回転体4に形成された第二ラチ
ェット部4d(図1)に逆転止め爪21(図3)を係合
させるようにした場合について説明したが、本実施例は
ブレーキ体10に複数個の係合突起部10a、10a、
……を形成し(図9)、この係合突起部10a間に逆転
止め爪21の係合部21bを係合させるようにしたもの
である。このように回転体4のアンチ機能は回転体4に
設ける必要はなく、ブレーキ体10に形成するようにし
ても良い。なお、図10は本実施例のアンチOFF状態
を示す図である。
【0020】図11は本発明における第五実施例を示す
図である。なお、上述実施例と同一部材には同一符号を
付し、詳細な説明は省略する。すなわち、本実施例は上
述第四実施例の他の実施例であり、連結部材25の代わ
りに、ブレーキレバー16に当接部16aを形成し、こ
の当接部16aに一端が当接するレバー31をフランジ
部1dに回動可能に設け、さらに、アンチレバーカム1
9の当接部19bにピン19cを形成し、レバー31の
他端に形成されたガイド溝31aにピン19cを係合さ
せるようにしたものである。このような構造であって
も、ブレーキレバー16の図中上方への移動により、レ
バー31が時計方向に回動し、ガイド溝31a、ピン1
9cを介してアンチレバーカム19が反時計方向に回動
され、逆転止め爪21が図中時計方向に回動する。これ
により、アンチON状態からアンチOFF状態への切替
えを行なうことができる。
図である。なお、上述実施例と同一部材には同一符号を
付し、詳細な説明は省略する。すなわち、本実施例は上
述第四実施例の他の実施例であり、連結部材25の代わ
りに、ブレーキレバー16に当接部16aを形成し、こ
の当接部16aに一端が当接するレバー31をフランジ
部1dに回動可能に設け、さらに、アンチレバーカム1
9の当接部19bにピン19cを形成し、レバー31の
他端に形成されたガイド溝31aにピン19cを係合さ
せるようにしたものである。このような構造であって
も、ブレーキレバー16の図中上方への移動により、レ
バー31が時計方向に回動し、ガイド溝31a、ピン1
9cを介してアンチレバーカム19が反時計方向に回動
され、逆転止め爪21が図中時計方向に回動する。これ
により、アンチON状態からアンチOFF状態への切替
えを行なうことができる。
【0021】図12は本発明における第六実施例を示す
図である。なお、上述実施例と同一部材には同一符号を
付し、詳細な説明は省略する。すなわち、本実施例は上
述第四実施例の他の実施例であり、ブレーキレバー16
の先端に設けられたブレーキシュー18の形状を断面鋸
刃状に形成し、このブレーキシュー18が当接されるブ
レーキ体10もまた、このブレーキシュー18の形状に
対応させて、断面鋸刃状にしたものである。
図である。なお、上述実施例と同一部材には同一符号を
付し、詳細な説明は省略する。すなわち、本実施例は上
述第四実施例の他の実施例であり、ブレーキレバー16
の先端に設けられたブレーキシュー18の形状を断面鋸
刃状に形成し、このブレーキシュー18が当接されるブ
レーキ体10もまた、このブレーキシュー18の形状に
対応させて、断面鋸刃状にしたものである。
【0022】なお、上述した各実施例にあっては、アン
チON、OFF切替えはアンチレバー20を回動操作す
る構造の場合について説明したが、必ずしも回動操作さ
せるアンチレバー20である必要はなく、スライド式、
シーソースイッチ式の構造であっても良い。また、ブレ
ーキ体10はリール本体1に設けられた軸受ホルダ8に
回転可能に設けた場合について説明したが、必ずしも軸
受ホルダ8に設ける必要はなく、管軸3、または回転体
4に対して回転可能に設けるようにしても良い。
チON、OFF切替えはアンチレバー20を回動操作す
る構造の場合について説明したが、必ずしも回動操作さ
せるアンチレバー20である必要はなく、スライド式、
シーソースイッチ式の構造であっても良い。また、ブレ
ーキ体10はリール本体1に設けられた軸受ホルダ8に
回転可能に設けた場合について説明したが、必ずしも軸
受ホルダ8に設ける必要はなく、管軸3、または回転体
4に対して回転可能に設けるようにしても良い。
【0023】
【発明の効果】本発明は制動部材操作レバーを備えたス
ピニングリールを、上述のように、逆転止め爪と、逆転
止め爪操作部材とをリール本体のフランジ部に設けたの
で、リール本体の小型化を図ることができる。また、ラ
チェット部を回転体または制動部材に設けたので、ラチ
ェット部の歯数を多くすることができ、逆転ガタを小さ
くすることができる。さらに、制動部材操作レバーを有
するスピニングリールであるにもかかわらず、逆転止め
爪操作部材により逆転止め爪の係脱切替えを行なうこと
ができる。また、ラチェット部と、逆転止め爪と、逆転
止め爪操作部材とがリール本体の外部に設けられている
ので、リール本体内部に水やごみが侵入するのを有効に
防止することができる。さらに、制動部材操作レバーと
逆転止め爪との間には連結部材が介在されているので、
制動部材操作レバーにおいても、逆転止め爪の切替えを
行なうことができる。また、制動部材操作レバーとマス
ターギアとが重なり合うように配設したことにより、マ
スターギアを回転体側に近付けて配設することができる
ので、リール本体の小型化を図ることができ、制動部材
操作レバーの断面積を大きくとることができ、強度を確
保することができる等の効果を奏する。
ピニングリールを、上述のように、逆転止め爪と、逆転
止め爪操作部材とをリール本体のフランジ部に設けたの
で、リール本体の小型化を図ることができる。また、ラ
チェット部を回転体または制動部材に設けたので、ラチ
ェット部の歯数を多くすることができ、逆転ガタを小さ
くすることができる。さらに、制動部材操作レバーを有
するスピニングリールであるにもかかわらず、逆転止め
爪操作部材により逆転止め爪の係脱切替えを行なうこと
ができる。また、ラチェット部と、逆転止め爪と、逆転
止め爪操作部材とがリール本体の外部に設けられている
ので、リール本体内部に水やごみが侵入するのを有効に
防止することができる。さらに、制動部材操作レバーと
逆転止め爪との間には連結部材が介在されているので、
制動部材操作レバーにおいても、逆転止め爪の切替えを
行なうことができる。また、制動部材操作レバーとマス
ターギアとが重なり合うように配設したことにより、マ
スターギアを回転体側に近付けて配設することができる
ので、リール本体の小型化を図ることができ、制動部材
操作レバーの断面積を大きくとることができ、強度を確
保することができる等の効果を奏する。
【図1】本発明におけるスピニングリールの断面図であ
る。
る。
【図2】図1中II−II矢視図である。
【図3】図1中III−III矢視図である。
【図4】図1中IV−IV矢視図である。
【図5】図1中III−III矢視の他の状態図であ
る。
る。
【図6】本発明におけるスピニングリールの第二実施例
を示す図である。
を示す図である。
【図7】本発明におけるスピニングリールの第三実施例
を示す図である。
を示す図である。
【図8】本発明におけるスピニングリールの第四実施例
を示す図である。
を示す図である。
【図9】図8中IX−IX矢視図である。
【図10】図8中IX−IX矢視の他の状態図である。
【図11】本発明におけるスピニングリールの第五実施
例を示す図である。
例を示す図である。
【図12】本発明におけるスピニングリールの第六実施
例を示す図である。
例を示す図である。
【図13】従来のスピニングリールの断面図である。
1 …リール本体 3 …管軸 4 …回転体 4a…第一ラチェット部(一方向クラッチ機構部) 4d…第二ラチェット部(ラチェット部) 6 …スプール軸 7 …スプール 10 …ブレーキ体(制動部材) 10a…係合突起部(ラチェット部) 11 …ブレーキ爪(一方向クラッチ機構部) 16 …ブレーキレバー(制動部材操作部材) 19 …アンチレバーカム(逆転止め爪操作部材) 20 …アンチレバー(逆転止め爪操作部材) 21 …逆転止め爪 26 …ハンドル軸 27 …マスターギア 41 …一方向クラッチ(一方向クラッチ機構部)
Claims (3)
- 【請求項1】 リール本体と、このリール本体に回転可
能に設けられた管軸と、この管軸に固定された回転体
と、上記リール本体に軸方向に移動可能に設けられたス
プール軸と、このスプール軸の一端に設けられたスプー
ルと、上記回転体内に上記管軸と同軸上に回転可能に設
けられるとともに、上記回転体の回転に制動をかける制
動部材と、この制動部材と上記回転体との間に配設され
た一方向クラッチ機構部と、上記リール本体に設けられ
るとともに、上記制動部材を操作する制動部材操作レバ
ーとを備えたスピニングリールにおいて、上記回転体ま
たは上記制動部材に形成されたラチェット部と、上記リ
ール本体部の外方に設けられるとともに、上記ラチェッ
ト部に係脱可能な逆転止め爪と、この逆転止め爪の係脱
切替え操作を行なうとともに、上記リール本体のフラン
ジ部に設けられた逆転止め爪操作部材とを備えているこ
とを特徴とするスピニングリール。 - 【請求項2】 制動部材操作レバーと逆転止め爪操作部
材との間には連結部材が介在せしめられ、上記制動部材
操作レバーを操作し、回転体に制動をかけた際に、上記
制動部材操作レバーの動きが上記連結部材を介して上記
逆転止め爪操作部材に伝達され、ラチェット部から逆転
止め爪が離脱することを特徴とする請求項1に記載のス
ピニングリール。 - 【請求項3】 リール本体の筐体内部には、ハンドル軸
に設けられたマスターギアが収納され、上記リール本体
の脚部には上記筐体内部とは遮断された凹部が形成さ
れ、この凹部内には制動部材操作レバーの一部が収納さ
れた状態で保持され、上記凹部と上記マスターギアとは
それぞれ上記ハンドル軸の軸方向に偏位した位置に設け
られ、上記制動部材操作レバーの一部は上記マスターギ
アの外形と重なる位置に配設されていることを特徴とす
る請求項1または請求項2のいずれかに記載のスピニン
グリール。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18751695A JPH0928244A (ja) | 1995-07-24 | 1995-07-24 | スピニングリール |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18751695A JPH0928244A (ja) | 1995-07-24 | 1995-07-24 | スピニングリール |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0928244A true JPH0928244A (ja) | 1997-02-04 |
Family
ID=16207449
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18751695A Pending JPH0928244A (ja) | 1995-07-24 | 1995-07-24 | スピニングリール |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0928244A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006129775A (ja) * | 2004-11-05 | 2006-05-25 | Shimano Inc | スピニングリールのワンウェイクラッチ |
-
1995
- 1995-07-24 JP JP18751695A patent/JPH0928244A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006129775A (ja) * | 2004-11-05 | 2006-05-25 | Shimano Inc | スピニングリールのワンウェイクラッチ |
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