JPH09281815A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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Publication number
JPH09281815A
JPH09281815A JP11325596A JP11325596A JPH09281815A JP H09281815 A JPH09281815 A JP H09281815A JP 11325596 A JP11325596 A JP 11325596A JP 11325596 A JP11325596 A JP 11325596A JP H09281815 A JPH09281815 A JP H09281815A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
transfer belt
guide groove
image forming
guide
transfer
Prior art date
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Pending
Application number
JP11325596A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshiyumi Tamiya
義弓 田宮
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP11325596A priority Critical patent/JPH09281815A/ja
Publication of JPH09281815A publication Critical patent/JPH09281815A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 転写ベルトの寄り止め用の誘導リブが駆動ロ
−ラに乗り上げることを防止できる画像形成装置を提供
する。 【解決手段】 像担持体に形成された画像を所定の転写
材に転写するための転写ベルト手段を備えている。転写
ベルト手段は、案内溝113が形成された駆動ローラ1
1、駆動ローラ11に巻回される転写ベルト10、転写
ベルト10の一端側に固着された誘導リブ102とを有
している。案内溝113の端部には曲面からなる切り欠
き113aを設けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、デジタル複写機や
レーザプリンタなどの画像形成装置に関し、特に、その
像担持体に形成された画像を転写材に転写する機構を有
する画像形成装置の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】デジタル複写機などの画像形成装置で
は、感光体などの像担持体上に形成されたトナー像など
の画像を記録紙などの転写材に転写し、次いで熱定着装
置により転写材上に画像を定着する方式が採用されてい
る。
【0003】この種の画像形成装置において、像担持体
上の画像を転写材上に転写するための機構としては、例
えば特開平2−27383号公報に開示されたような転
写ベルト手段が採用されている。この転写ベルト手段
は、転写領域外に案内溝が形成された駆動ローラを含む
複数個のローラ、転写材を搬送するように各ローラに巻
回された転写ベルト、並びに転写ベルトの一端側におい
て案内溝に対応する位置に固着された誘導リブなどから
構成される。ここで、誘導リブは、案内溝内に収まった
状態で転写ベルトとともに移動するものであり、これに
よって転写ベルトの位置が規制されその寄りが防止(寄
り止め)される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記のよう
な転写ベルト手段を備えた従来の画像形成装置では、使
用中において誘導リブが案内溝から外れることがあり、
この場合には誘導リブの駆動ロ−ラへの乗り上げが発生
してしまう。この結果、転写ベルトの寄りが発生し、し
かもこの寄りが転写ベルトに従って移動することから、
例えば多色用の画像形成装置では転写材上に形成された
画像の位置ズレが生じてしまうという問題があった。ま
た、極端な場合には、転写ベルトの寄りによって転写ベ
ルトがローラから外れてしまうという欠点があった。本
発明は、転写ベルトの寄り止め用の誘導リブが駆動ロ−
ラに乗り上げることを防止することができる、画像形成
装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1の画像形成装置
は、像担持体に形成された画像を所定の転写材に転写す
るための転写ベルト手段を備え、前記転写ベルト手段
が、転写領域外に案内溝が形成された駆動ローラを含む
複数個のローラと、前記ローラに巻回されるとともに前
記像担持体に形成された画像を前記転写材に転写する転
写ベルトと、前記転写ベルトの一端側で前記案内溝に対
応する位置に固着された誘導リブとを有して構成される
画像形成装置において、前記案内溝はその端部に切り欠
きを設けたものであることを特徴とする。
【0006】請求項2の画像形成装置は、前記切り欠き
が、案内溝の端部に形成された曲面または傾斜面である
ことを特徴とする。
【0007】請求項3の画像形成装置は、前記誘導リブ
が、前記案内溝の端部における段差の少なくとも2倍以
上の厚さを持つことを特徴とする。
【0008】
【発明の実施の形態】以下に本発明の画像形成装置の実
施の形態を詳細に説明する。図1に、多色用の画像形成
装置において、像担持体上の画像を転写材上に転写する
ために使用される転写ベルト手段を示した。この転写ベ
ルト手段は、転写ベルト1、並びに転写ベルト10が巻
回された駆動ローラ11とローラ12などから構成され
る。駆動ローラ11は転写ベルト10を駆動するために
使用され、つまり、駆動ローラ11の回転により転写ベ
ルト10は駆動される。またローラ12は転写ベルト案
内保持用としてそれぞれ使用される。
【0009】転写ベルト10は、ベルト基布101、並
びに誘導リブ102から構成されている。誘導リブ10
2は、ベルト基布101の長尺方向の一側端部の内周面
側であって、転写ベルト10の転写が行われる領域外に
おいて接着されている。また、誘導リブ102に対応す
るローラ12の所定位置には、誘導リブ102の案内溝
123が設けられている。なお、誘導リブ102はベル
ト基布10に、接着剤や超音波溶接などにより固着され
て一体化されている。
【0010】駆動ローラ11は、図2に示したように、
芯金111、芯金111上に配設されたゴム層112か
らなる2層構造で構成される。ゴム層112は芯金11
1に圧入などにより固定されて一体化されている。ま
た、駆動ローラ11の一端側、つまり図2において右側
には、案内溝113が形成されている。ここで、案内溝
113は誘導リブ102に対応する位置において駆動ロ
ーラ11に形成されている。すなわち、駆動ローラ11
とローラ12に形成されている案内溝113と123は
それぞれ、転写が行われる領域外に形成される。
【0011】なお、図2において、誘導リブ102の底
面は案内溝113の底面と接触せず、また、案内溝11
3の幅は誘導リブ102の幅よりも大きくてこれらの間
に隙間を形成ている。これにより、誘導リブ102と案
内溝113とがほぼ接触しない状態となっており、これ
らの接触による摩擦抵抗発生を防止している。
【0012】また、図3に明示したように、駆動ロ−ラ
11の案内溝113の端部はR状に段差dの切り欠き1
13aを設けて曲面となっている。このような曲面を設
けることで、この案内溝113内に位置される転写ベル
ト10の誘導リブ102が多少変位した場合でも駆動ロ
ーラ11の案内溝113に隣接する外周面に乗り上げる
ことが抑制され、転写ベルト10のズレが防止される。
ここで、誘導リブ102の厚さを、図5に示したよう
に、上記の切り欠き113aの段差dの2倍以上とする
ことで、転写ベルト100のズレ阻止力の低下が防止さ
れる。
【0013】すなわち、駆動ロ−ラ11の案内溝113
の端部が直角である場合において、誘導リブ102が案
内溝113に入り込もうとした時に駆動ベルト10を寄
せようとする外力が加わったときには、誘導リブ102
が案内溝113に食い込みながら乗り上がってしまう。
そして、誘導リブ102の厚さが切り欠き113の段差
dと同等程度の場合には、誘導リブ102の端面におけ
る寄り阻止力は小さい。ところが、誘導リブ102の厚
さを上記段差dの2倍以上とすることで、誘導リブ10
2の端面における寄り阻止力をより有効に機能するよう
になる。
【0014】図5は他の実施の形態の要部を示したもの
であり、駆動ローラ11の案内溝113の端部に切り欠
き113aを傾斜面としたものである。このように切り
欠き113aを傾斜面とすることで、上記のように曲面
とした場合と同様な効果が得られる。
【0015】
【発明の効果】請求項1または2の発明によれば、転写
ベルトの寄り止め用の誘導リブが駆動ロ−ラに乗り上げ
ることを防止できる。また請求項3の発明では、上記の
乗り上げをより有効に機能させることがでいる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の画像形成装置の要部の斜
視図である。
【図2】図1の画像形成装置を構成する駆動ローラの断
面図である。
【図3】(a)と(b)は図2の駆動ローラの要部の拡
大図である。
【図4】実施の形態の画像形成装置の駆動ベルトの要部
の説明図である。
【図5】(a)と(b)は他の実施の形態の要部の説明
図である。
【符号の説明】
10 転写ベルト 11 駆動ローラ 12 ローラ 102 誘導リブ 113 案内溝 113a 切り欠き

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 像担持体に形成された画像を所定の転写
    材に転写するための転写ベルト手段を備え、前記転写ベ
    ルト手段が、転写領域外に案内溝が形成された駆動ロー
    ラを含む複数個のローラと、前記ローラに巻回されると
    ともに前記像担持体に形成された画像を前記転写材に転
    写する転写ベルトと、前記転写ベルトの一端側で前記案
    内溝に対応する位置に固着された誘導リブとを有して構
    成される画像形成装置において、前記案内溝はその端部
    に切り欠きを設けたものであることを特徴とする画像形
    成装置。
  2. 【請求項2】 前記切り欠きが、案内溝の端部に形成さ
    れた曲面または傾斜面であることを特徴とする請求項1
    記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記誘導リブが、前記案内溝の端部にお
    ける段差の少なくとも2倍以上の厚さを持つことを特徴
    とする請求項1または2記載の画像形成装置。
JP11325596A 1996-04-10 1996-04-10 画像形成装置 Pending JPH09281815A (ja)

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JP11325596A JPH09281815A (ja) 1996-04-10 1996-04-10 画像形成装置

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JP11325596A JPH09281815A (ja) 1996-04-10 1996-04-10 画像形成装置

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JPH09281815A true JPH09281815A (ja) 1997-10-31

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ID=14607522

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JP11325596A Pending JPH09281815A (ja) 1996-04-10 1996-04-10 画像形成装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2003076318A1 (fr) * 2002-03-11 2003-09-18 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Mecanisme de transport

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2003076318A1 (fr) * 2002-03-11 2003-09-18 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Mecanisme de transport
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