JPH09281784A - トナーカートリッジ - Google Patents

トナーカートリッジ

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Publication number
JPH09281784A
JPH09281784A JP8095700A JP9570096A JPH09281784A JP H09281784 A JPH09281784 A JP H09281784A JP 8095700 A JP8095700 A JP 8095700A JP 9570096 A JP9570096 A JP 9570096A JP H09281784 A JPH09281784 A JP H09281784A
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JP
Japan
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lock
toner cartridge
lock pin
toner
shutter
Prior art date
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Pending
Application number
JP8095700A
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English (en)
Inventor
Hideaki Miyata
英明 宮田
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Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
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Publication date
Application filed by Fuji Xerox Co Ltd filed Critical Fuji Xerox Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】画像形成装置から取り外した状態ではシャッタ
ーが開くのを防止する機能を備え、使用後のトナーカー
トリッジの内部に異物等が入るのを未然に防止すること
により容易にリユース化を行うことができるトナーカー
トリッジを提供する。 【解決手段】画像形成装置の装置本体11に着脱可能に
取り付けられてこの画像形成装置にトナーを供給するト
ナーカートリッジであり、上記装置本体11内にトナー
を供給する開口部8を有するトナー収容部1と、開口部
8を開閉可能に密閉するシャッター2と、これらトナー
収容部1とシャッター2との間に設けられてシャッター
2の開閉を規制すると共に、トナーカートリッジが画像
形成装置の装置本体11に装着された際にこの装置本体
側に設けられたロック解除手段10でロック状態が解除
されるロック部材2a、4、5、9を備え、このロック
部材と上記ロック解除手段10とにより装置本体11に
装着されるトナーカートリッジの種類を識別する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複写機、ファクシ
ミリ、レーザービームプリンタ等の画像形成装置に用い
られるトナーカートリッジに関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、複写機やファクシミリ等の画像
形成装置では、感光体ドラム周面に形成された静電潜像
に現像装置からトナーが供給されて未定着トナー像が形
成され、この未定着トナー像が記録媒体に転写、定着さ
れて最終的な画像が得られる構造となっている。そのた
め、画像形成装置を操作する度にトナーが消費されるの
で、消費に応じてトナーを画像形成装置に補給する必要
があるが、トナーは微粉末で飛散し易く直接取り扱い難
いものであるため、トナーカートリッジと呼ばれる密閉
容器に入れた状態で取り扱われる。即ち、トナーは製造
後トナーカートリッジ内に収容され、密封された状態で
ユーザーの元に配送される。そして、画像形成装置へト
ナーを補給する際には、このトナーカートリッジをカー
トリッジホルダーと呼ばれる画像形成装置の装着部分へ
装着し、トナーが外部に漏れない状態にした上でトナー
カートリッジの開口部を覆っているシャッターを開け、
この開口部から画像形成装置側へトナーを供給する。
【0003】ところで、トナーの種類は画像形成装置に
よって異なり、その画像形成装置専用のトナー以外のト
ナーを補給して画像形成装置を作動させると、画像形成
装置の所期の性能が得られないばかりか、酷い場合には
画像形成装置に甚大な故障をもたらしたり、装置寿命を
著しく損なう虞れがある。そのため、トナーを画像形成
装置に補給する際には、補給しようとするトナーが画像
形成装置に適合するトナーか否かを識別する必要があ
る。そこで、一般的には、トナーカートリッジの形状を
全く異なるものにするか、或いは、トナーカートリッジ
の外側の一部に画像形成装置との適合性を識別するため
の特徴的な形状の切り欠き部や突起部等の識別部分を設
け、対応する画像形成装置側にはこの識別部分と嵌合す
る部分を設け、これら識別部分と嵌合する部分とが鍵と
鍵穴の関係のようになって両者の形状が噛み合った時に
のみトナーカートリッジが画像形成装置に装着できる構
造となっている。
【0004】しかし、このような方法でトナーカートリ
ッジの種類を識別する場合には、トナーの種類毎にトナ
ーカートリッジの識別部分の形状を変える必要があるた
め、トナーの種類の数だけ異なる形状のトナーカートリ
ッジが必要となる。そして、これらのトナーカートリッ
ジの識別部分は特定機種の画像形成装置に対してだけ装
着できる形状であるため、機種が異なる画像形成装置用
のトナーカートリッジとの間では互換性がない。
【0005】一方、昨今では環境保全、省資源化の要請
が高まり、画像形成装置に用いるトナーカートリッジに
ついてもリサイクル化、リユース化が求められている。
しかし、上記のようなトナーカートリッジの種類を識別
するトナーカートリッジについてリユース化を図ろうと
すると、機種の異なる画像形成装置に用いられるトナー
カートリッジ間では互換性がないため、リユースができ
るのは同一機種の画像形成装置間に限られてしまう。そ
のため、使用後に回収した空のトナーカートリッジを画
像形成装置の機種毎に分別しなければならず、この分別
作業に多大な労力を要するという問題がある。また、ト
ナーカートリッジの識別部分の形状はトナーの種類毎に
違っており、互換性がないため、需要の少ないトナーの
トナーカートリッジはリユースされずに余ってくる場合
があるが、かかる場合であっても、これを需要の多い別
のトナーのトナーカートリッジとしてリユースすること
ができない。そのため、トナーカートリッジを分別する
手間とリユースできる画像形成装置の機種が限定され、
リユース化を図る上で大きな障害となっていた。
【0006】また、従来のトナーカートリッジにはシャ
ッターが開くのを防止するロック機構が取り付けられて
いないため、回収される迄の間に使用後の空のトナーカ
ートリッジのシャッターが不用意に開けられ、トナーカ
ートリッジの中に異物等が混入し、この異物等を取り除
くのに多大な手間を要したり、場合によっては再使用で
きなくなる等の虞れもある。
【0007】上記以外のトナーカートリッジの識別方法
として、特開平第4−338990号公報には、トナー
カートリッジのシャッター支持部周縁部付近に識別用の
バーコードを取り付け、このバーコードを画像形成装置
本体側に取り付けたバーコード読み取り装置で読み取る
ことによりトナーカートリッジの識別を行う方法が開示
されている。このバーコードを用いて識別する方法は、
確実にトナーカートリッジを識別できる点とトナーカー
トリッジのリユース化が図られる点では評価できるが、
バーコード読み取り装置を取り付けるスペースの分だけ
画像形成装置が大型化し、また、バーコード読み取り装
置の信号に基づいてトナーカートリッジの種類を識別す
る電子回路を組み込む必要も生じ、画像形成装置が複雑
化してその製造コストが高くなるという問題がある。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】そこで、本発明者ら
は、上記のような問題のない画像形成装置について鋭意
研究を重ねた結果、トナー収容部とシャッターとの間に
シャッターの開閉を規制するロック部材を設け、このロ
ック部材の構造は、トナーカートリッジが画像形成装置
の装置本体に装着された際にこの装置本体側に設けられ
たロック解除手段でロック状態が解除される構造とし、
このロック部材と上記ロック解除手段とにより装置本体
に装着されるトナーカートリッジの種類を識別させるこ
とにより、上記従来の問題を解決することができること
を見出して本発明を完成した。
【0009】従って、本発明の目的は、機種が異なる画
像形成装置間でもリユース可能な、いわゆる互換性を備
えたトナーカートリッジであって、しかも簡単な構造か
らなるトナーカートリッジを提供することにある。
【0010】また、本発明の他の目的は、画像形成装置
から取り外した状態ではシャッターが開くのを防止する
機能を備え、使用後のトナーカートリッジの内部に異物
等が入るのを未然に防止することにより容易にリユース
化を行うことができるトナーカートリッジを提供するこ
とにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、画像形成装置
の装置本体に着脱可能に取り付けられてこの画像形成装
置にトナーを供給するトナーカートリッジであり、上記
装置本体内にトナーを供給する開口部を有するトナー収
容部と、このトナー収容部の開口部を開閉可能に密閉す
るシャッターと、これらトナー収容部とシャッターとの
間に設けられてシャッターの開閉を規制すると共に、ト
ナーカートリッジが画像形成装置の装置本体に装着され
た際にこの装置本体側に設けられたロック解除手段でロ
ック状態が解除されるロック部材とを備え、このロック
部材と上記ロック解除手段とにより装置本体に装着され
るトナーカートリッジの種類を識別するようにしたトナ
ーカートリッジである。
【0012】本発明において、トナーカートリッジに設
けられるロック部材は、トナーカートリッジのシャッタ
ーの開閉を規制すると共に、このトナーカートリッジが
装着される画像形成装置の装置本体側に設けたロック解
除手段と相俟ってこの画像形成装置に装着されるトナー
カートリッジの種類を識別する機能(以下、この機能を
「カートリッジの識別」という)を発揮する。
【0013】従って、ロック解除手段は、画像形成装置
の装置本体においてトナーカートリッジが装着される部
分に設けられるものである。具体的には、画像形成装置
において現像装置とは別にトナーカートリッジを装着す
るためのカートリッジホルダーが設けられている場合に
はこのカートリッジホルダーにロック解除手段が設けら
れ、また、画像形成装置の現像装置自体にトナーカート
リッジを装着するための装着部分が形成されている場合
にはこの装着部分にロック解除手段が設けられる。
【0014】また、本発明において、上記ロック部材と
ロック解除手段との間で発揮されるカートリッジの識別
は、基本的にはトナーカートリッジ側に設けられたロッ
ク部材によるシャッターのロック状態が装置本体側に設
けられたロック解除手段により解除されてこのトナーカ
ートリッジを装置本体に装着できるか否かによって行わ
れ、これによって画像形成装置とこの画像形成装置に装
着されるトナーカートリッジ、具体的にはこのトナーカ
ートリッジに充填されたトナーとの整合性が確保され
る。
【0015】本発明のトナーカートリッジに設けられる
ロック部材及び画像形成装置の装置本体側に設けられる
ロック解除手段の一例としては、ロック部材が、トナー
収容部側又はシャッター側に設けられた複数のロックピ
ンシリンダーと、このロックピンシリンダー内に着脱可
能にかつ出入り自在に取り付けられ、上記ロックピンシ
リンダーの数よりも少ない数のロックピンと、ロックピ
ンシリンダー内に着脱可能に取り付けられて上記ロック
ピンに押圧力を付与する押圧部材と、シャッター側又は
トナー収容部側に設けられて上記ロックピンが係脱可能
に係止する係止部とからなり、また、ロック解除手段
が、装置本体側に設けられたロック解除ピンで上記ロッ
クピンと係止部との間のロック状態を解除する方式のも
の(以下、「ロックピン方式」という)がある。
【0016】このロックピン方式において、トナーカー
トリッジの識別は、ロックピンシリンダー、このロック
ピンシリンダー内に組み込まれたロックピンとその押圧
部材の組み合わせ(以下、単に「ロックピン」というこ
とがある)及びロック解除ピンの数とその取付位置の組
み合わせで行われ、ロックピンが組み込まれたロックピ
ンシリンダーに対応する位置にこのロックピンの数と同
じ数のロック解除ピンが設けられている場合に、このロ
ック解除ピンがロックピンに当接してこのロックピンを
ロックピンシリンダー内に押し込み、トナーカートリッ
ジのシャッターのロック状態が解除され、このトナーカ
ートリッジを画像形成装置の装置本体に装着してトナー
カートリッジの開口部が開放される。
【0017】それ故、もしトナーカートリッジ側のロッ
ク部材が2個のロックピンシリンダーと1個のロックピ
ンとで構成され、画像形成装置側のロック解除手段が1
個のロック解除ピンで構成されている場合においては、
ロックピンが組み込まれたロックピンシリンダーに対応
する位置にロック解除ピンが設けられている場合にこれ
らトナーカートリッジと画像形成装置とは適合し、ロッ
クピンが組み込まれていないロックピンシリンダーに対
応する位置にロック解除ピンが設けられている場合には
これらトナーカートリッジと画像形成装置とは適合しな
いことになり、この場合にはこのトナーカートリッジを
2種類の機種の画像形成装置に共用させ、その機種毎に
何れかのロックピンシリンダー内にロックピンを組み込
む。
【0018】また、もしトナーカートリッジ側のロック
部材が4個のロックピンシリンダーと2個のロックピン
とで構成され、画像形成装置側のロック解除手段が2個
のロック解除ピンで構成されている場合においては、ロ
ックピンが組み込まれた2個のロックピンシリンダーに
対応する位置にそれぞれ2個のロック解除ピンが設けら
れている場合にこれらトナーカートリッジと画像形成装
置とは適合し、それ以外の場合には適合しないことにな
り、この場合にはこのトナーカートリッジを6種類の機
種の画像形成装置に共用させ、その機種毎に何れかのロ
ックピンシリンダー内にロックピンを組み込む。
【0019】従って、このロックピン方式を採用するト
ナーカートリッジにおいては、ロックピンシリンダー、
このロックピンシリンダー内に組み込むロックピン及び
ロック解除ピンの数とその取付位置を適宜組み合わせる
ことにより、複数の画像形成装置に対して共通して用い
ることができるようになる。
【0020】また、このロックピン方式において上記ロ
ック部材を構成する係止部は、ロックピンの一部が係脱
自在に係止できると共に、トナーカートリッジを画像形
成装置側に装着した際にロック解除ピンがロックピンに
作用してその係止状態(ロック状態)を解除できる構成
になっていればよく、例えば、トナーカートリッジのト
ナー収容部側又はシャッター側に設けられた透孔や切欠
等であって、その一方の側からロックピンが係止し、ト
ナーカートリッジを画像形成装置に装着した際にその他
方の側からロック解除ピンがロックピンの先端を押圧し
てその係止状態を解除するようにしたものがある。
【0021】なお、この係止部については、ロックピン
シリンダーと同じ数だけ設けておき、ロックピンが組み
込まれたロックピンシリンダーに対応していない係止部
には例えば係止部充填部材を着脱自在に取り付け、これ
によって画像形成装置の装置本体にトナーカートリッジ
を装着する際に、ロック解除ピンで係止部から脱離した
ロックピンがロック解除ピンの作用していない別の係止
部に係止するのを防止すると共に、上記係止部充填部材
を移動させてロックピンが組み込まれたロックピンシリ
ンダーとロック解除ピンとの対応関係を変更できるよう
にすることもできる。
【0022】更に、このロックピン方式のロック部材に
おいては、ロックピンシリンダー内に組み込まれたロッ
クピンは、このロックピンと共に組み込まれた押圧部材
により常時押圧され、この結果、トナーカートリッジが
画像形成装置の装置本体から取り外されている時には、
この押圧部材で押圧されてロックピンは常時係止部に係
止し、シャッターを常時閉状態にロックする。従って、
トナー収容部内のトナーがなくなり、トナーカートリッ
ジが装置本体から取り外されると、ロック部材はそのロ
ックピンが押圧部材に押圧されて自動的にロック状態に
なり、空のトナーカートリッジを回収する際に誤ってそ
の開口部が開放し、異物等がトナー収容部内に入るよう
なことがない。
【0023】また、上記ロックピン方式以外のロック部
材及びロック解除手段の例として、トナー収容部側又は
シャッター側に設けられた複数のマグネットロックピン
シリンダーと、マグネットロックピンシリンダー内に着
脱可能にかつ出入り自在に取り付けられたマグネットロ
ックピンと、シャッター側又はトナー収容部側に設けら
れて上記マグネットロックピンが係脱可能に係止する係
止部とからなり、装置本体側に設けられたロック解除マ
グネットでマグネットロックピンと係止部との間のロッ
ク状態を解除する方式のもの(以下、「マグネットロッ
クピン方式」という)が挙げられる。
【0024】このマグネットロックピン方式では、ロッ
クピン方式のロックピンとその押圧部材に代えて磁石で
できたマグネットロックピンを用い、マグネットロック
ピンの駆動にこのマグネットロックピンと磁石でできた
ロック解除マグネットとの間の磁力が利用される。それ
故、このマグネットロックピン方式によれば、ロック解
除マグネットがマグネットロックピンに直接当接する必
要がないので、マグネットロックピンシリンダー、マグ
ネットロックピン及び係止部並びにロック解除マグネッ
トについてその形状、数、取付位置、取付方向等におい
て設計上の自由度が大幅に増す。
【0025】このマグネットロックピン方式において
は、カートリッジの識別は、ロックピン方式とは異な
り、マグネットロックピンシリンダー、マグネットロッ
クピン及びロック解除マグネットの数とその取付位置並
びにマグネットロックピンとロック解除マグネットの極
性(N極及びS極)の配置等の組み合わせで行うことが
でき、多くの組み合わせが可能になる。このため、この
マグネットロックピン方式を採用するトナーカートリッ
ジにおいては、このような多くの組み合わせを自由に変
更できるようにすることにより、1つのトナーカートリ
ッジをより多くの画像形成装置に対して共通して用いる
ことができるようになる。また、このマグネットロック
ピン方式の場合にも、そのロック部材はシャッターを常
時閉状態にロックするので、空のトナーカートリッジの
回収時に異物等がトナー収容部内に入ることがない。
【0026】以上のように、本発明のトナーカートリッ
ジでは、トナーカートリッジと画像形成装置との適合性
の判断は、トナーカートリッジに設けたロック部材とこ
のトナーカートリッジが装着される画像形成装置の装置
本体側に設けたロック解除手段との間で行うようにした
ので、トナーカートリッジの外側の形状で識別する必要
がなくなり、カートリッジの形状を機種の異なる画像形
成装置間でも互換性のある形状にすることができる。
【0027】また、ロック部材の機構をロック解除手段
に合わせて組み換えられるようにしたので、使用後に回
収したトナーカートリッジを清掃し、ロック部材の部品
を適宜組み換えることにより、機種の異なる画像形成装
置のトナーカートリッジとして使用することが可能であ
る。例えば、上記ロックピン方式のトナーカートリッジ
の場合には、ロックピンはロックピンシリンダーに着脱
自在に取り付けてあり、ロックピンシリンダーは複数個
設けてあるので、画像形成装置の装置本体側のロック解
除ピンの位置に合うようにロックピンの位置を変え、ロ
ック解除ピンの位置に係止部を備えたシャッターを装着
することにより、ロック解除ピンの位置の異なる画像形
成装置用のトナーカートリッジとして使用できる。ま
た、上記マグネットロックピン方式のトナーカートリッ
ジの場合には、マグネットロックピンを次に使用する画
像形成装置のロック解除マグネットの位置に合うように
入れ換えるだけで、回収前とは異なる機種の画像形成装
置用のトナーカートリッジとして使用できるのである。
【0028】
【実施の形態】
(第一の実施形態)以下、本発明の第一の実施形態であ
る画像形成装置に基づいて本発明を説明する。図1は本
実施形態の画像形成装置の概略断面図である。本実施形
態のトナーカートリッジでは、ロック部材として2個の
ロックピン4と、このロックピン4をカートリッジホル
ダー11の方向に押圧する押圧部材として2個のバネ5
と、これらロックピン4とバネ5とが着脱自在に取り付
けられる6個のロックピンシリンダー9と、シャッター
2に設けた2個の係止部2aとを用いる。そして、図1
に示すように、ロックピンシリンダー9はトナー収容部
側のシャッター2と接する面1aの近傍でこの面1aに
沿って一列に配置し、ロックピンシリンダー9の長手方
向がトナーカートリッジのトナー収容部本体1の長手方
向と一致するように配置した。また、2個のロックピン
4は図1の位置のロックピンシリンダー9内に取り付
け、この位置に係止部2aを有するシャッター2を用い
た。
【0029】一方、このトナーカートリッジが適合する
画像形成装置のカートリッジホルダー11は図のロック
ピン4の位置と一致する位置に2個のロック解除ピンを
備えている。尚、リサイクル性を考慮してロックピン4
は樹脂製とし、図1に示したように端部の一方が大きな
形に形成されたT字形の断面を有するものを用いた。ま
た、バネ5も樹脂製で、ロックピンと一体成型したもの
を用いた。ロックピンシリンダー9は開口部9aを有
し、この開口部9aはシャッター2と相対する面1aに
設けられている。この開口部9aの幅は狭くなっている
ため、図中一番上のロックピンシリンダー9内にロック
ピン4とバネ5を装着するとロックピン4は図中左方向
に押圧され、図中左方向に移動するが、ロックピン4の
端部がこの開口部9aに係合して、この位置でロックピ
ン4が保持され、ロックピンシリンダー9から抜け落ち
ないようになっている。従って、上記のようにロックピ
ン4とバネ5とを画像形成装置のカートリッジホルダー
11側に設けたロック解除ピン10と同じ位置のロック
ピンシリンダー9内に嵌め込み、次いで、シャッター2
をスライドさせて嵌め込むことにより、トナーカートリ
ッジへのロック部材のセットが完了する。
【0030】次に、このトナーカートリッジを正しい装
着位置である、シャッター2の左側面部2bがカートリ
ッジホルダー11の面11bに突き当たる位置に装着す
るため、図1の矢印Aの方向にトナーカートリッジを押
してゆくと、ロック解除ピン10と係止部2aとの間で
トナーカートリッジの識別がなされる。即ち、トナーカ
ートリッジの種類が装着される画像形成装置の機種と適
合するものであれば、図3に示したように、ロック解除
ピン10の位置及び数がロックピン4の位置及び数とに
一致しているため、トナーカートリッジを矢印Aの方向
に移動させて行くと、ロック解除ピン10がトナーカー
トリッジ側のロックピン4に当接する。そして更にトナ
ーカートリッジを押圧するとロック解除ピン10がシャ
ッター2の係止部2aに入り、シャッター2の側面部2
bがカートリッジホルダー11のロック解除ピンが取り
付けてある面11bに突き当たる位置に達する。それと
同時にロック解除ピン10によりロックピン4が押圧さ
れてロックピンシリンダー9内に押し込まれると、ロッ
クピン4が係止部2aから外れ、シャッター2のロック
状態が解除される。次いで、トナーカートリッジを図3
の矢印Bの方向に回転させると、シャッター2は係止部
2aがロック解除ピンに係止しているので、トナーカー
トリッジの本体のみが回転し、シャッター2が開いて、
開口部8からトナーカートリッジ内部のトナーが装置本
体内へと供給される。
【0031】一方、トナーカートリッジの種類が装着さ
れる画像形成装置の機種と適合しない場合には、図4に
示したように、画像形成装置のカートリッジホルダー1
1に設けられたロック解除ピン10の位置とトナーカー
トリッジ側のロックピン4の位置とは一致しておらず、
またロック解除ピン10の位置とシャッター2の係止部
2aの位置も一致していない。そのため、トナーカート
リッジを矢印Aの方向に押して行くと、まず、ロック解
除ピン10の先端がシャッター2の側面部に当接する
が、図中下側のロック解除ピン10の位置には係止部2
aが設けられていないため、これ以上トナーカートリッ
ジを移動させることができず、トナーカートリッジを正
しい装着位置に装着することができない。このように、
本実施形態では、ロック解除ピン10と係止部2aとの
間でトナーカートリッジの識別がなされる。
【0032】次いで、使用後空になったトナーカートリ
ッジを画像形成装置から取り外す際には、図3の矢印B
と逆向きにトナーカートリッジを回転する。すると、シ
ャッター2はロック解除ピン10に係止部2aが係止し
ているため、移動が妨げられるので、トナーカートリッ
ジだけが回転してシャッター2が閉じる。それと同時
に、ロックピン4とバネ5が取り付けられたロックピン
シリンダー9が図3の位置まで移動し、ロックピン4と
ロック解除ピン10とが当接する。次に、トナーカート
リッジを図中右方向に引っ張ると、シャッター2の係止
部2aからロックピン4が抜かれ、ロック解除ピン10
と当接していたロックピン4はバネ5の押圧力により図
中左方向に押圧されて左方向に移動し、図中ロックピン
4の左側の部分がシャッター2の係止部2aに入り、シ
ャッター2と係止してシャッター2をロック状態にす
る。このように、使用後のトナーカートリッジを画像形
成装置から取り外す際にシャッター2が閉じ、そしてロ
ックされる。
【0033】次いで、回収されたトナーカートリッジ
は、清掃され、リユースに回される。このとき、機種が
異なり、使用するトナーが異なる画像形成装置であって
も、装着部を同じ形状にしておけば、それらの画像形成
装置間でトナーカートリッジのリユースが可能となる。
即ち、本発明のトナーカートリッジでは、トナーカート
リッジの種類の識別はシャッター2の側面部に設けた係
止部2aの位置及び数と、カートリッジホルダー11側
に設けたロック解除ピン10の位置及び数とが一致する
か否かにより行うので、トナーカートリッジの外側には
切り欠き部や突起部等の識別部分を設ける必要はなく、
トナーカートリッジの外側の形状を機種の異なる画像形
成装置間で共通なものとすることができる。その結果、
リユースを行う可能性のある画像形成装置の機種間で予
め同じ形状に形成されたカートリッジホルダー11を設
けておくことが可能となる。
【0034】そして、異なる機種間でリユースを図る場
合には、ロックピンの位置や数を変更すれば良い。即
ち、ロックピン4とバネ5はロックピンシリンダー9内
に着脱自在に取り付けられているので、回収した時のロ
ックピン4とバネ5の位置と、リユースしようとする画
像形成装置のロック解除ピン10の位置や数が相違して
いる場合には、ロックピン4とバネ5をロックピンシリ
ンダー9から取り外し、これから使用しようとする画像
形成装置のロック解除ピン10の位置と数とが一致する
ように取り付け、このロック解除ピン10の位置と数と
が一致する係止部2aを有するシャッター2を取り付け
れば、リユースができるようになる。
【0035】即ち、本実施形態では、6個のロックピン
シリンダー内に2個のロックピンを取り付けたが、装着
するロックピンの数は画像形成装置のロック解除ピンの
数に応じて変えれば良い。従って、ロックピンの数は1
から5までの間で変えることができ、また、ロックピン
を装着するロックピンシリンダーの位置を変えることが
できるため、組み合わせの数は何十種類にも及ぶ。例え
ば、装着するロックピンが1個の場合、組み合わせは6
通りあり、ロック解除ピンも1個だけ備えた画像形成装
置を考えても6種類の機種の間でトナーカートリッジを
リユースできる。また、装着するロックピンが2本の場
合、同様に15種類の機種間でリユースできる。更に、
ロックピンの数が3個〜5個の各場合についても相当数
の組み合わせが可能であり、これらの総和の数だけロッ
クピンの組み換えが可能である。
【0036】(第二の実施形態)本実施形態のトナーカ
ートリッジは、図5に示すように、シャッター2として
6個の係止部2aをロックピンシリンダー9と同じ位置
に備えたものを用い、これらの係止部2aのうち、ロッ
クピン4を装着する位置以外の係止部2aにT字形状の
断面を有する係止部充填ピン2bを嵌めて使用する以外
は、第一の実施形態と同じトナーカートリッジである。
【0037】本実施形態のトナーカートリッジでは、係
止部充填ピン2bを嵌め込む係止部2aの位置を変える
ことにより、シャッター2自体にも互換性を持たせるこ
とができる。そのため、ロック解除ピン10の位置が異
なる画像形成装置にトナーカートリッジを使用する場合
には、ロックピン4とバネ5の取り付け位置を変えると
同時に、シャッター2においても、係止部充填ピン2b
を嵌め込む位置を変えるだけでよい。従って、ロック解
除ピン10の位置が異なる画像形成装置間でリユースを
する場合でも、画像形成装置のロック解除ピン10の位
置にあわせて、係止部2aの位置の異なるシャッター2
を何種類も用意してシャッター2自体を取り換える必要
がなく、同じシャッター2の係止部充填ピン2bをロッ
ク解除ピン10の位置と異なる係止部2aに嵌め換える
だけで使用できるという特有の効果が得られる。
【0038】(第三の実施形態)本実施形態のトナーカ
ートリッジは、図6及び図7に示すように、ロック部材
として6個のマグネットロックピン12と、6個のマグ
ネットロックピンシリンダー9と、トナー収容部側に設
けた係止部1aと、係止部1a内に設けた磁性板13と
を用い、ロック解除機構として6個のロック解除マグネ
ット14を用いた。マグネットロックピン12を保持す
るマグネットロックピンシリンダー9はシャッター2側
に設け、図7の矢印Aの方向に一列に配置し、マグネッ
トロックピンシリンダー9の向きは図中上下方向とし
た。そして、マグネットロックピンシリンダー9の図中
上側の部分は貫通しておらず、シャッター2の画中上側
の面には穴等は設けられていない。また、マグネットロ
ックピン12が係止する係止部1aはトナー収容部本体
1側に設けた。ロック解除マグネット14はカートリッ
ジホルダー11にトナーカートリッジを装着したときに
マグネットロックピンシリンダー9と対向する位置に取
り付けてある。それ以外は第一の実施形態と同じであ
る。
【0039】本実施形態のトナーカートリッジを図7の
矢印Aの方向に押してカートリッジホルダー11の面1
1bにシャッター2の側面部2bが突き当たる装着位置
まで移動させると、マグネットロックピン12の図中上
側の磁極ととロック解除マグネット14の図中下側の磁
極とが対向し、このマグネットロックピン12とロック
解除マグネット14との間でトナーカートリッジの種類
が識別される。即ち、ロック解除マグネット14は一つ
一つが一個の永久磁石であり、N極/S極の方向は図中
上下方向に配置してある。そのため、図中ロック解除マ
グネット14の下面には、各磁石のN極或いはS極のい
ずれかが面している。一方、トナーカートリッジ側のマ
グネットロックピン12も図中上下方向に各マグネット
ロックピン12のN極/S極の方向となるように取り付
けてある。そして、このロック解除マグネット14の磁
極の配置とマグネットロックピン12の磁極の配置とが
適合した場合にロックが解除される。
【0040】本実施形態のトナーカートリッジでは、マ
グネットロックピン12の図中上側の磁極に対して反対
の磁極のロック解除マグネット14が対向したときにロ
ックが解除される。図9はマグネットロックピン12一
個の動作を示した図である。カートリッジホルダー11
に装着前は図9(a)のようにマグネットロックピン1
2はトナーカートリッジのトナー収容部1側の係止部1
a内に配設した磁性板13に吸着してマグネットロック
ピンシリンダー9内から係止部1a側に移動して係止部
1aに進入し、係止部1aと係止してシャッター2がロ
ックされている。
【0041】次に、トナーカートリッジをカートリッジ
ホルダー11に装着して、マグネットロックピン12の
図9(a)中上側のN極に対向する位置に、ロック解除
マグネット14の図中下側のS極が来ると、図9(b)
に示すように、マグネットロックピン12のN極はロッ
ク解除マグネット14のS極に吸引されて図中上方に移
動する。すると、マグネットロックピン12全体がマグ
ネットロックピンシリンダー9内に収容され、係止部1
aに進入していた部分もマグネットロックピンシリンダ
ー9内に収容されて、マグネットロックピン12と係止
部1aとの係止が解除される。このようなマグネットロ
ックピン12とロック解除マグネット14との間でN極
とS極とが対向する組み合わせが6個のマグネットロッ
クピン12と6個のロック解除マグネット14との間で
成り立ったときに総てのマグネットロックピン12はマ
グネットロックピンシリンダー9内に収容されて、シャ
ッター2のロック状態が解除される。
【0042】使用後にトナーカートリッジを画像形成装
置から取り外すときには、トナーカートリッジを回して
シャッター2を閉じ、トナーカートリッジを装着位置か
ら引き抜くと、ロック解除マグネット14とマグネット
ロックピン12とが引き離される。すると、いままでマ
グネットロックピン12をロック解除マグネット14の
方に吸引していた磁力がなくなり、その一方でマグネッ
トロックピン12の図9(b)中下側の磁極が係止部1
a内の磁性板13に吸引され、マグネットロックピン1
2は図中下方へ移動し、マグネットロックピン12の一
部が係止部1aに進入するため、再び図9(a)の状態
になり、シャッター2がロックされる。
【0043】本実施形態では、マグネットロックピン1
2はマグネットロックピンシリンダー9内に挿入しただ
けであるので、使用後に回収したトナーカートリッジの
シャッター2をはずせば簡単にマグネットロックピン1
2を取り外すことができ、また、マグネットロックピン
12の磁極の向きを反対にして挿入し直すのも簡単にで
きる。そのため、回収したトナーカートリッジを回収前
と異なる機種の画像形成装置に用いる場合には、トナー
カートリッジを清掃した後に、次に用いる画像形成装置
のロック解除マグネット14の磁極の組み合わせに合う
ように、これらとは逆の極性の配置になるように各マグ
ネットロックピン12を挿入し直し、シャッター2を装
着するだけで良い。本実施形態のトナーカートリッジで
は、マグネットロックピンシリンダー9を6個設け、マ
グネットロックピン12も6個使用したが、マグネット
ロックピン1個当たり二通りの挿入の仕方が可能である
ため、6本では26 =64通りの組み換えが可能であ
る。また、マグネットロックピンシリンダーとマグネッ
トロックピンの数を増やせば、更に多くの組み換えが可
能となる。本実施形態のトナーカートリッジでは、ロッ
ク解除マグネットとシャッター2との間ではトナーカー
トリッジの種類の識別は行われないため、機種が異な
り、従ってロック解除マグネット14の磁極の配列が異
なる画像形成装置に用いる場合でも、シャッター2自体
については取り換えたりする必要がないという特有の効
果が得られる。
【0044】
【発明の効果】本発明ではトナーカートリッジとこれを
装着しようとする画像形成装置との適合性は、画像形成
装置の装置本体側に設けたロック解除機構とトナーカー
トリッジ側に設けたロック部材との間で識別するように
したので、従来のトナーカートリッジのような識別部分
をトナーカートリッジの外側に設ける必要がなくなり、
トナーカートリッジの外部形状を異なる機種の画像形成
装置間で互換性ある形状とすることができる。また、ロ
ック部材の構造を組み換え可能な構造にしたので、機種
の異なる画像形成装置間でもトナーカートリッジをリユ
ースできる。更に、ロック部材には画像形成装置から取
り外した状態ではトナーカートリッジのシャッターが開
くのを禁ずる機能を持たせたので、使用後のトナーカー
トリッジが回収される迄の間に不用意にシャッターが開
けられて、中に異物が入る等のトラブルが未然に防止さ
れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第一の実施形態のトナーカートリッ
ジの部分断面図
【図2】 本発明の第一の実施形態のトナーカートリッ
ジの概略断面図
【図3】 本発明の第一の実施形態のトナーカートリッ
ジをこれと適合する画像形成装置に装着する際の動作を
示した概略図
【図4】 本発明の第一の実施形態のトナーカートリッ
ジをこれと適合しない画像形成装置に装着する際の動作
を示した概略図
【図5】 本発明の第二の実施形態のトナーカートリッ
ジの概略断面図
【図6】 本発明の第三の実施形態のトナーカートリッ
ジの概略断面図
【図7】 本発明の第三の実施形態のトナーカートリッ
ジの概略断面図
【図8】 本発明の第三の実施形態のトナーカートリッ
ジの動作を示す概略断面図
【図9】 本発明の第三の実施形態のトナーカートリッ
ジのマグネットロックピンの動作を示す概略面図
【符号の説明】
1…トナー収容部本体、2…シャッター、2a…係止部
(ロック部材)、4…ロックピン(ロック部材)、5…
バネ(ロック部材)、8…開口部、9…ロックピンシリ
ンダー(ロック部材)、10…ロック解除ピン(ロック
解除機構)、11…カートリッジホルダー(画像形成装
置の装置本体)。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像形成装置の装置本体に着脱可能に取
    り付けられてこの画像形成装置にトナーを供給するトナ
    ーカートリッジであり、上記装置本体内にトナーを供給
    する開口部を有するトナー収容部と、このトナー収容部
    の開口部を開閉可能に密閉するシャッターと、これらト
    ナー収容部とシャッターとの間に設けられてシャッター
    の開閉を規制すると共に、トナーカートリッジが画像形
    成装置の装置本体に装着された際にこの装置本体側に設
    けられたロック解除手段でロック状態が解除されるロッ
    ク部材とを備え、このロック部材と上記ロック解除手段
    とにより装置本体に装着されるトナーカートリッジの種
    類を識別するようにしたことを特徴とするトナーカート
    リッジ。
  2. 【請求項2】 ロック部材は、トナーカートリッジが装
    置本体から取り外されている時には常時閉状態にシャッ
    ターをロックする請求項1に記載のトナーカートリッ
    ジ。
  3. 【請求項3】 ロック部材は、トナー収容部側又はシャ
    ッター側に設けられた複数のロックピンシリンダーと、
    ロックピンシリンダー内に着脱可能かつ出入り自在に取
    り付けられ、上記ロックピンシリンダーの数よりも少な
    い数のロックピンと、ロックピンシリンダー内に着脱可
    能に取り付けられ、上記ロックピンに押圧力を付与する
    押圧部材と、シャッター側又はトナー収容部側に設けら
    れて上記ロックピンが係脱可能に係止する係止部とから
    なり、画像形成装置の装置本体側に設けられるロック解
    除手段がトナーカートリッジ装着時に上記ロックピンを
    ロックピンシリンダー内に押し込んでロック状態を解除
    するロック解除ピンである請求項1に記載のトナーカー
    トリッジ。
  4. 【請求項4】 ロック部材は、トナー収容部側又はシャ
    ッター側に設けられた複数のマグネットロックピンシリ
    ンダーと、マグネットロックピンシリンダー内に着脱可
    能に取り付けられ、このマグネットロックピンシリンダ
    ーの数と同数か或いはこれよりも少ない数のマグネット
    ロックピンと、シャッター側又はトナー収容部側に設け
    られて上記マグネットロックピンが係脱可能に係止する
    係止部とからなり、画像形成装置の装置本体側に設けら
    れるロック解除手段がトナーカートリッジ装着時に上記
    マグネットロックピンをマグネットロックピンシリンダ
    ー内に押し込んでロック状態を解除するロック解除マグ
    ネットである請求項1に記載のトナーカートリッジ。
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