JPH09280357A - 自動変速機のライン圧制御装置 - Google Patents

自動変速機のライン圧制御装置

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JPH09280357A
JPH09280357A JP8849896A JP8849896A JPH09280357A JP H09280357 A JPH09280357 A JP H09280357A JP 8849896 A JP8849896 A JP 8849896A JP 8849896 A JP8849896 A JP 8849896A JP H09280357 A JPH09280357 A JP H09280357A
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pressure
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automatic transmission
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Takafumi Yamauchi
孝文 山内
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】低温時における自動変速機の応答遅れを改善す
ると共に変速時のショックを緩和する。 【解決手段】温度TATFが低温判定値TG未満の低温時、
セレクトレバーがPレンジ、Nレンジ等の初期セット状
態にありしかも該初期セット状態の継続時間が設定時間
tO内のときは、ライン圧を最大制御圧とするためプレ
ッシャレギュレータバルブに対するスロットル圧を制御
するライン圧制御バルブに対するデューティ比DUTYを最
大制御圧となる第1の設定値Aに設定して、ライン圧を
速やかに立ち上げ、Dレンジ或いはRレンジなどにセッ
トしたときの応答遅れを防止する。又セレクトレバーを
走行レンジにセットしたとき或いは初期セット状態が設
定時間以上継続したときは、デューティ比DUTYを第1の
設定値Aより低く、しかも通常設定値Cよりも高い第2
の設定値Bで設定してライン圧を低下させその後の変速
時の変速クラッチに対する係合力をやや弱める。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動変速用ライン
圧を自動変速機用油(ATF)の温度、及び変速動作等
に応じて可変設定する自動変速機のライン圧制御装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、自動変速機では、オイルポン
プから吐出されるオイルをプレッシャレギュレータバル
ブにより運転状態に応じた最適なライン圧に調圧し、こ
のライン圧を変速用の各変速クラッチやブレーキ等へ作
動圧として供給すると共に、これらの作動圧を適切に行
わせるためライン圧を元圧とした油圧が各ソレノイドバ
ルブ等にも供給されている。
【0003】そして、自動変速機の変速制御は、ライン
圧を上記各変速クラッチやブレーキに供給するライン圧
通路に介装した各シフトバルブを切換え動作させること
で行なわれ、このシフトバルブの切換え動作は、車速、
スロットル開度等に基づき予め設定されている変速特性
を参照してトランスミッション制御装置で設定され、そ
の変速制御信号により制御される。
【0004】上記各変速クラッチ及びブレーキと上記各
シフトバルブとを連通する各ライン圧通路にはオリフィ
スが介装されており、シフトバルブにより変速段が切換
えられたときの上記ライン圧によって変速クラッチを係
合させる際のショック(いわゆる変速ショック)を、上
記オリフィスによりライン圧を緩やかに上昇させること
で防止している。
【0005】しかし、例えば寒冷地において放置した状
態から始動する場合、自動変速機用油(以下、ATF)
は低温状態であるため、粘性が高く、従って、油圧回路
全体としての流動抵抗が大きくなり、エンジン始動後、
オイルポンプにより上記ATFをライン圧通路に供給し
ようとしても、上記流動抵抗により各変速クラッチ及び
ブレーキへ供給する上記ライン圧に遅れが生じ、始動後
において、セレクトレバーのレンジポジョンをN(ニュ
ートラル)レンジ或いはP(バーキング)レンジからD
(ドライブ)レンジ或いはR(リバース)レンジへのセ
レクトレバー操作、或いはDレンジヘ操作した後の自動
変速による各変速段への変速動作に応答遅れが生じ易く
なるという問題があった。
【0006】そのため、例えば特開昭61−12795
5号、或いは特開平1−307552号公報に開示され
ているように、ATF温度が設定値よりも低いときは、
上記ライン圧を通常時よりも高く設定し、ATFの流速
を速めることで、応答遅れを補償する技術が知られてい
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述した応答
遅れは、オリフィスによる流路抵抗よりは、エンジンを
停止して暫く放置したときに上記ライン圧通路からオイ
ルタンクへATFが抜けてしまい、エンジン始動時にオ
イルポンプの駆動により上記ライン圧通路へATFが充
填される迄に遅れが生じ、これが大きな要因と考えられ
る。すなわち、ライン圧通路や各バルブ等の制御油路内
にATFが一旦充填され、ライン圧が所定圧力に上昇し
た後は、ATF温度が低く、粘性が高い状態であって
も、ライン圧の抜け自体が小さくなり、常温時のATF
の場合とほぼ同じ状態を維持すると考えられる。従っ
て、エンジン始動後、ライン圧通路に充填されるライン
圧が所定圧力に上昇した後は、セレクトレバー操作、或
いは自動変速により変速動作が行われる際に応答遅れは
生じ難いにも拘わらず、上記先行技術では、ライン圧通
路内にライン圧が十分に充填された後も、ATF温度が
低い間中は、当該ライン圧を一律に高く設定する制御が
行われるため、変速時における各変速クラッチ及びブレ
ーキに対するクラッチ締結力が必要以上に強くなってし
まい、いわゆる変速ショックが増長されてしまう不都合
がある。
【0008】本発明は、上記事情に鑑み、ATF温度が
低いときの変速時の応答遅れを防止すると共に、ライン
圧を高く設定することにより生じる、いわゆる変速ショ
ックを緩和することの出来る自動変速機のライン圧制御
装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
第1の発明による自動変速機のライン圧制御装置は、自
動変速用ライン圧の油温に関する変数を検出し、該変数
と低温判定値とを比較する油温判定手段と、セレクトレ
バーが初期セット状態かを判断するレバー操作判定手段
と、上記変数が上記低温判定値以下で且つ上記セレクト
レバーが初期セット状態のときは上記ライン圧を通常制
御油圧より高い第1の制御油圧に設定し、上記変数が上
記低温判定値以下で且つ上記セレクトレバーが走行レン
ジへセットされたときは上記ライン圧を通常制御油圧よ
り高く且つ上記第1の制御油圧より低い第2の制御油圧
に設定し、又上記変数が上記低温判定値より高いときは
上記ライン圧を通常制御油圧に設定するライン圧設定手
段とを備えることを特徴とする。
【0010】第2の発明による自動変速機のライン圧制
御装置は、自動変速用ライン圧の油温に関する変数を検
出し、該変数と低温判定値とを比較する油温判定手段
と、セレクトレバーが初期セット状態かを判断するレバ
ー操作判定手段と、上記セレクトレバーの初期セット状
態の継続時間を計時し、該継続時間と設定時間とを比較
する継続時間判定手段と、上記変数が上記低温判定値以
下で且つ上記継続時間が設定時間内のときは上記ライン
圧を通常制御油圧より高い第1の制御油圧に設定し、上
記変数が上記低温判定値以下で且つ上記セレクトレバー
が走行レンジへセットされたとき、或いは上記変数が上
記低温判定値以下で且つ上記継続時間が設定時間に達し
たときは上記ライン圧を通常制御油圧より高く且つ上記
第1の制御油圧より低い第2の制御油圧に設定し、又上
記変数が上記低温判定値より高いときは上記ライン圧を
通常制御油圧に設定するライン圧設定手段とを備えるこ
とを特徴とする。
【0011】第3の発明による自動変速機のライン圧制
御装置は、自動変速用ライン圧の油温に関する変数を検
出し、該変数と低温判定値とを比較する油温判定手段
と、自動変速機の変速段が初期状態かを判断する変速動
作判定手段と、上記変数が上記低温判定値以下で且つ上
記変速段が初期状態のときは上記ライン圧を通常制御油
圧より高い第1の制御油圧に設定し、上記変数が上記低
温判定値以下で且つ上記自動変速機の変速段が初期状態
から変速動作したときは上記ライン圧を通常制御油圧よ
り高く且つ上記第1の制御油圧より低い第2の制御油圧
に設定し、又上記変数が上記低温判定値より高いときは
上記ライン圧を通常制御油圧に設定するライン圧設定手
段とを備えることを特徴とする。
【0012】第4の発明による自動変速機のライン圧制
御装置は、自動変速用ライン圧の油温に関する変数を検
出し、該変数と低温判定値とを比較する油温判定手段
と、自動変速機の変速段が初期状態かを判断する変速動
作判定手段と、上記変速段の初期状態の継続時間を計時
し、該継続時間と設定時間とを比較する継続時間判定手
段と、上記変数が上記低温判定値以下で且つ上記継続時
間が設定時間内のときは上記ライン圧を通常制御油圧よ
り高い第1の制御油圧に設定し、上記変数が上記低温判
定値以下で且つ上記自動変速機が初期状態から変速動作
したとき、或いは上記変数が上記低温判定値以下で且つ
上記継続時間が設定時間に達したときは上記ライン圧を
通常制御油圧より高く且つ上記第1の制御油圧より低い
第2の制御油圧に設定し、又上記変数が上記低温判定値
より高いときは上記ライン圧を通常制御油圧に設定する
ライン圧設定手段とを備えることを特徴とする。
【0013】第1の発明による自動変速機のライン圧制
御装置では、自動変速用ライン圧の油温に関する変数が
低温判定値より低い場合、自動変速機用油(ATF)が
低温であり、高粘性を有しているため、上記ライン圧を
通常制御油圧より高い第1の制御油圧に設定して、上記
ライン圧をライン圧通路内に速やかに充填させ、セレク
トレバーをDレンジ或いはRレンジ等の走行レンジへセ
ットしたときの応答遅れを防止する。そして、セレクト
レバーが初期セット状態から走行レンジへセットされた
とき、上記ライン圧を通常制御油圧より高く且つ上記第
1の制御油圧より低い第2の制御油圧に設定すること
で、それ以降の上記ライン圧によって変速クラッチを係
合させる際のショック(いわゆる変速ショック)を緩和
する。又、上記変数が上記低温判定値より高いときは上
記ライン圧を通常制御油圧に設定する。
【0014】第2の発明による自動変速機のライン圧制
御装置では、自動変速用ライン圧の油温に関する変数が
低温判定値より低い場合、自動変速機用油(ATF)が
低温であり、高粘性を有しているため、上記ライン圧を
通常制御油圧より高い第1の制御油圧としライン圧をラ
イン圧通路内に速やかに充填させ、セレクトレバーをD
レンジ或いはRレンジ等の走行レンジへセットしたとき
の応答遅れを防止する。そして、セレクトレバーが初期
セット状態から走行レンジへセットされたとき、又は、
上記初期セット状態の継続時間が設定時間より長いと
き、すなわちライン圧がライン圧通路内に十分に充填さ
れたときは、上記ライン圧を通常制御油圧より高く且つ
上記第1の制御油圧より低い第2の制御油圧に設定する
ことで、それ以降の上記ライン圧によって変速クラッチ
を係合させる際のショック(いわゆる変速ショック)を
緩和する。又、上記変数が上記低温判定値より高いとき
は上記ライン圧を通常制御油圧に設定する。
【0015】第3の発明による自動変速機のライン圧制
御装置では、自動変速用ライン圧の油温に関する変数が
低温判定値より低い場合、自動変速機用油(ATF)が
低温であり、高粘性を有しているため、上記ライン圧を
通常制御油圧より高い第1の制御油圧としライン圧をラ
イン圧通路内に速やかに充填させ、自動変速機の変速段
が初期状態から変速されたときの応答遅れを防止する。
そして、上記変速段が初期状態から変速されたとき、上
記ライン圧を通常制御油圧より高く且つ上記第1の制御
油圧より低い第2の制御油圧に設定することで、それ以
降の上記ライン圧によって変速クラッチを係合させる際
のショック(いわゆる変速ショック)を緩和する。又、
上記変数が上記低温判定値より高いときは上記ライン圧
を通常制御油圧に設定する。
【0016】第4の発明による自動変速機のライン圧制
御装置では、自動変速用ライン圧の油温に関する変数が
低温判定値より低い場合、自動変速機用油(ATF)が
低温であり、高粘性を有しているため、上記ライン圧を
通常制御油圧より高い第1の制御油圧としライン圧をラ
イン圧通路内に速やかに充填させ、自動変速機の変速段
が初期状態から変速されたときの応答遅れを防止する。
上記変速段が初期状態から変速されたとき、又は、上記
上記変速段の初期状態の継続時間が設定時間より長いと
き、すなわちライン圧がライン圧通路内に十分に充填さ
れたときは、上記ライン圧を通常制御油圧より高く且つ
上記第1の制御油圧より低い第2の制御油圧に設定する
ことで、それ以降の上記ライン圧によって変速クラッチ
を係合させる際のショック(いわゆる変速ショック)を
緩和する。又、上記変数が上記低温判定値より高いとき
は上記ライン圧を通常制御油圧に設定する。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて本発明の一
実施の形態を説明する。図1〜図5に本発明の第1の実
施の形態を示す。
【0018】図5の符号1はライン圧通路で、オイルタ
ンク2に貯留する自動変速機用油(以下、「ATF」)
をオイルポンプ3で汲み上げて、各変速クラッチ4等に
設けたクラッチピストン4aへライン圧として供給す
る。
【0019】上記ライン圧通路1には、上流側から上記
オイルポンプ3から吐出されるATFを運転状態に応じ
た最適なライン圧に調圧するプレッシャレギュレータバ
ルブ5、セレクトレバーによりセットされるレンジポジ
ション、すなわち、P(パーキング)レンジ、R(リバ
ース)レンジ、N(ニュートラル)レンジ、D(ドライ
ブ)レンジ、3速レンジ,2速レンジ,1速レンジ等の
各セット位置に応じ、各レンジポジションに連通するラ
イン圧通路に対してライン圧を配送するマニアルバルブ
6、運転状態に応じて変速段を自動変速させるシフトバ
ルブ7が介装され、更に、該シフトバルブ7から各変速
段毎に分岐通路1aが連通されており、上記シフトバル
ブ7の変速動作により上記各変速クラッチ4等に対する
ライン圧の供給を選択的に導通或いは遮断して変速制御
を行う。
【0020】又、上記各分岐通路1aの中途に、上記変
速クラッチ4aを付勢するライン圧を緩やかに立ち上げ
るオリフィス9が介装され、更に、このオリフィス9を
バイパスするバイパス通路1bに、当該変速クラッチ4
aに対するライン圧が減圧されたときATFを上記シフ
トバル7方向へ直ちに戻す逆止弁10が介装され、更
に、上記各分岐通路1aの上記オリフィス9の下流に変
速ショックを軽減するアキュムレータ11が連通されて
いる。
【0021】又、符号12は信号圧通路で、上流が上記
オイルポンプ3の吐出側にパイロットバルブ(図示せ
ず)を介して連通され、下流が二股に分岐されて、一方
の分岐通路が上記シフトバルブ7の背圧側に接続され、
他方の分岐通路がオリフィス13を介して上記プレッシ
ャレギュレータバルブ5の背圧側に連通されていると共
に、アキュムレータコントロールバルブ14を介して上
記各アキュムレータ11の背圧側に連通されている。
【0022】上記シフトバルブ7近傍の上記信号圧通路
12にドレーン通路12aが連通され、このドレーン通
路12aに該ドレーン通路12aの流量を制御して上記
シフトバルブ7に対するパイロット圧を設定するシフト
ソレノイド15が配設されている。更に、上記オリフィ
ス13下流の上記信号圧通路12にドレーン通路12b
が連通され、このドレーン通路12bに該ドレーン通路
12bの流量を制御して上記プレッシャレギュレータバ
ルブ5に対するスロットル圧を設定するライン圧制御バ
ルブ16が配設されている。
【0023】又、符号17はトランスミッション制御装
置(TCU)で、車速、スロットル開度等の運転状態を
表す各パラメータに基づき、上記シフト制御バルブ1
5、上記ライン圧制御バルブ16に対して駆動信号を出
力し、各制御バルブ15,16の開度を段階的に制御し
て、上記シフトバルブ7に対するパイロット圧、及び上
記ブレーキレギュレータバルブ5に対するスロットル圧
を設定する。
【0024】上記シフトバルブ7は入力される上記パイ
ロット圧に従って、各変速クラッチ4の変速ピストン4
aに連通する分岐通路を選択的に導通、或いは遮断して
自動変速させる。一方、プレッシャレギュレータバルブ
5は上記スロットル圧に従って上記オイルポンプ3から
のライン圧を運転状態に応じて最適に調圧する。
【0025】図4に上記TCU17の回路構成を示す。
このTCU17は、CPU21、ROM22、RAM2
3、バックアップRAM24、及びI/Oインターフェ
イス25をバスラインを介して互いに接続するマイクロ
コンピュータを中心として構成され、その他、上記I/
Oインターフェイス25の出力ポートからの信号により
アクチュエータ類を駆動する駆動回路26、センサ類か
らのアナログ信号をデジタル信号に変換するA/D変換
器27、及び各部へ安定化電圧を供給する定電圧回路2
8等の周辺機器が内蔵されている。
【0026】又、上記定電圧回路28はTCUリレー2
9のリレー接点を介してバッテリ30に接続されてお
り、該バッテリ30に接続するイグニッションスイッチ
31に上記TCUリレー29のリレーコイルが接続され
ており、イグニッションスイッチ31をONするとTC
Uリレー29のリレー接点が閉となり、TCU17の各
部に定電圧回路28を介して安定化電圧が供給される。
尚、上記バックアップRAM24には、バックアップ電
圧が上記定電圧回路28を介して常時供給されている。
又、上記I/Oインターフェイス25の入力ポートに
は、アクセルペダル開放でONするアイドルスイッチ3
7、車速センサ32、セレクトレバー(図示せず)のレ
ンジポジションを検出するインヒビタスイッチ33が接
続されていると共に、図示しないエンジン制御装置にお
いてクランクパルス等の出力間隔時間等に基づいて算出
したエンジン回転数信号が入力される。尚、TCU17
においてエンジン制御装置とは別個にクランクパルス等
のエンジン回転数の関数となるパラメータを直接入力し
て、エンジン回転数を算出するようにしても良い。更
に、上記I/Oインターフェイスの入力ポートには、A
/D変換器27を介してスロットル開度センサ34、ラ
イン圧の油温に関する変数の代表であるオイルタンク2
に貯留されているATFの温度を検出するATF温度セ
ンサ35(又はエンジン冷却水温センサ36)が接続さ
れている。
【0027】図1に示すように、上記TCU17にはラ
イン圧制御機能として、ATF温度検出手段41、AT
F温度判定手段42、レバー操作判定手段43、継続時
間判定手段44、及びライン圧設定手段45が備えられ
ている。上記ATF温度検出手段41では、ATF温度
センサ35からの出力信号に基づきATF温度TATFを
検出し、上記ATF温度判定手段42では上記ATF温
度TATFと予め設定した低温判定値TGとを比較してAT
Fが低温状態にあるか否かを判断する。又、上記レバー
操作判定手段43では、インヒビタスイッチ33から出
力されるレンジ信号に基づき、セレクトレバーが初期セ
ット状態、すなわち始動時のレンジポジョンであるP
(パーキング)レンジ、或いはN(ニュートラル)レン
ジにあるかを判断する。
【0028】又、上記継続時間判定手段45では上記セ
レクトレバー33が初期セット状態にあるときの継続時
間timeをイグニッションスイッチ31をON後、或
いはエンジン始動後から計時し、該継続時間timeと
設定時間tOとを比較する。この設定時間tOは、オイル
ポンプ3によってオイルタンク2から吸い上げられるA
TFがライン圧通路1を経て各変速クラッチ4へ充填さ
れるまでに要する十分な時間であり、予め実験等から求
められる。
【0029】そして、ライン圧設定手段45では、上記
ATF温度判定手段42、レバー操作判定手段43、継
続時間判定手段44での判定結果に基づき変速クラッチ
4のクラッチピストン4aに対するライン圧Pを設定す
る。
【0030】具体的には、図2に示すライン圧設定ルー
チンに従って上記ライン圧Pが設定される。このライン
圧設定ルーチンは、イグニッションスイッチ31がON
された後、所定周期毎に実行される。先ず、ステップS
1で、現在のATF温度TATFと低温判定値TGとを比較
し、ATFが低油温状態にあるかを判断する。そして、
上記ATF温度TATFが低温判定値TG未満(TATF<T
G)の低油温時には、ステップS2へ進み、又、ATF
温度TATFが低温判定値TG以上(TATF≧TG)のとき
は、ステップS6へ分岐する。
【0031】そして、ステップS2へ進むと、セレクト
レバーのレンジポジションが初期セット状態、すなわち
始動時の位置にあるか否かを、インヒビタスイッチ33
からのレンジ信号に基づいて判断し、Pレンジ、或いは
Nレンジ等の初期セット状態のときは、ステップS3へ
進み、又、初期セット状態からDレンジ、Rレンジ、或
いは1〜3速レンジ等の走行レンジにセットされたとき
は、ステップS5へ進む。
【0032】上記セレクトレバーが初期セット状態を維
持しており、上記ステップS2からステップS3へ進む
と、イグニッションスイッチ31をON後、或いはエン
ジン始動後の経過時間timeと設定時間tOとを比較
する。そして、time<tOのエンジン停止後の放置
時にライン圧通路1から抜けたATFがエンジン始動に
より駆動するオイルオイルポンプ3によって上記ライン
圧通路1に充填されるに十分な時間が経過していないと
きは、ステップS4へ進み、ライン圧制御バルブ16に
対する駆動パルスのデューティ比DUTYを最大値であ
る第1の設定値A(図3参照)に設定する。
【0033】又、上記ステップS2或いはステップS3
からステップS5へ分岐すると、上記デューティ比DU
TYを、上記第1の設定値Aより低く、通常設定値Cよ
り高い第2の設定値B(図3参照)に設定し、ステップ
S57へ進む。
【0034】一方、上記ATF温度TATFが低温判定値
TG以上(TATF≧TG)であり、ステップS1からステ
ップS6へ進むと、上記デューティ比DUTYを、通常
設定値A(図3参照)に設定し、ステップS57へ進
む。
【0035】そして、ステップS7では、上記ステップ
S4、ステップS5、或いはステップS6で設定された
デューティ比DUTYをセットしてルーチンを抜ける。
【0036】すると、図4に示すTCU17の駆動回路
26からライン圧制御バルブ16に対して、所定デュー
ティ比DUTYのパルス幅変調信号に相応する駆動パル
スが出力され、該ライン圧制御バルブ16のバルブ開度
が制御されて、上記プレッシャレギュレータ5に対する
スロットル圧が設定される。上記デューティ比DUTY
がステップS4において設定された第1の設定値Aであ
る場合、プレッシャレギュレータ5にて調圧されるライ
ン圧Pが最大制御圧である第1の制御油圧PH1とな
り、ライン圧通路1に対しATFが速やかに充填され
る。又、上記デューティ比DUTYがステップS5にお
いて設定された第2の設定値Bである場合、プレッシャ
レギュレータ5にて調圧されるライン圧Pが中間圧であ
る第2の制御油圧PH2となり、セレクトレバーを走行
レンジにセットしたときの変速ショックが緩和される。
【0037】このように、第1の実施の形態によれば、
ATF温度TATFが低いときは、イグニッションスイッ
チ31をON後、或いはエンジン始動後の設定時間tO
を経過するまで、或いは上記設定時間tO内にセレクト
レバーが初期セット状態からDレンジ、Rレンジ等の走
行レンジにセットされるまで、ライン圧Pを最大制御圧
に設定することで、ATFが高粘性となる低温時であっ
ても、上記ライン圧通路1に対し上記ATFをオリフィ
ス9による流路抵抗に抗して速やか充填させることが出
来る。その結果、ライン圧の立ち上がりが速くなり、セ
レクトレバーを走行レンジへ切換えたときの応答遅れが
解消される。又、設定時間tO経過後、或いは設定時間
tO内にセレクトレバーを走行レンジに切換えたときに
は、上記ライン圧Pを第1の制御油圧PH1より低く、
しかも通常制御油圧P0より高い第2の制御油圧PH2
に設定することで、例えば、始動後にレンジポジョンを
初期セット所帯であるPレンジ、或いはNレンジから走
行レンジであるDレンジ、或いはRレンジにセットし、
その後、シフトバルブ7により変速動作されたには、ラ
イン圧Pが幾分低下し、いわゆる変速ショックが緩和さ
れる。
【0038】尚、ライン圧の油温に関する変数はATF
温度TATFに限らず、例えばエンジンの冷却水温であっ
ても良い。
【0039】又、図6、図7に本発明の第2の実施の形
態を示す。上述した第1の実施の形態では、インヒビタ
スイッチ33からのレンジ信号によりセレクトレバーが
初期セット状態から走行レンジに切換えられたか否かを
判断したが、本実施の形態では、TCU17で演算する
シフト制御バルブ15に対するシフト信号を読込み、上
記シフト制御バルブ15が初期状態から異なる変速段へ
切換えられたか否かを判断するものである。
【0040】従って、図6に示すように、ライン圧制御
機能として、図1に示すレバー操作判定手段43に代え
て変速動作判定手段51を備え、該変速動作判定手段5
1にて上記シフト信号に基づき、上記シフトバルブ7が
初期変速状態から変速動作してたか否かを判断する。そ
して、その判断結果をライン圧設定手段45、及び継続
時間判定手段44へ出力する。
【0041】図7に本実施の形態で実行するライン圧設
定ルーチンを示す。先ず、ステップS1でATF温度T
ATFが低温判定値TG未満(TATF<TG)のとき、ステッ
プS11で、上記シフト制御バルブ15を制御するシフ
ト信号を読込み、変速段が初期状態にあるか否かを判断
し、初期状態のときはステップS3へ進み、又、初期状
態から変速動作したときはステップS5へ分岐し、以
下、前述した第1の実施の形態と同様のルーチンを経
て、ライン圧通路1中のライン圧Pを制御する。
【0042】このように、本実施の形態では、ATF温
度TATFが低温判定値TG未満の低油温時において、シフ
ト信号により変速段が初期状態のときは、ライン圧通路
1内のライン圧Pを最大制御圧である第1の制御油圧P
H1に設定して、ライン圧Pを速やかに立ち上げ応答遅
れを防止し、又、変速段が初期状態から変速動作したと
きは、上記ライン圧Pを中間制御圧である第2の制御油
圧PH2に設定することで、変速ショックを緩和するこ
とが出来る。
【0043】尚、本発明は、上記各実施の形態に限るも
のではなく、例えば、ATF温度TATFが低温判定値TG
未満の低油温時において、セレクトレバーによるレバー
操作とシフトバルブによるシフト動作との双方を検出
し、何れも初期状態のときにはライン圧Pを最大制御圧
とし、セレクトレバーとシフトバルブとの少なくとも一
方が動作したときに、ライン圧Pを第2の制御油圧PH
2に設定するようにしても良い。
【0044】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、変速動作
を行わせるライン圧の油温に関する変数が低温判定値よ
り低い高粘性時は、始動時のセレクトレバーが初期セッ
ト状態にある状態では、上記ライン圧を通常制御油圧よ
り高い第1の制御油圧に設定してライン圧を速やかに立
ち上げることで、変速操作時の応答遅れが解消され、し
かも、上記セレクトレバーを初期セット状態から走行レ
ンジ等へ操作したとき、上記ライン圧を通常制御油圧よ
り高く且つ上記第1の制御油圧より低い第2の制御油圧
に設定されるので、その後の変速時における、いわゆる
変速ショックが緩和される。
【0045】請求項2記載の発明では、変速動作を行わ
せるライン圧の油温に関する変数が低温判定値より低
く、しかも始動時のセレクトレバーが初期セット状態に
ある場合でも、該初期セット状態が設定時間以上継続さ
れているときは、上記ライン圧を上記第2の制御油圧に
設定することで、上記請求項1記載の発明の効果に加
え、ライン圧が必要以上に上昇ことを抑制し、変速操作
時の、いわゆる変速ショックをより一層緩和することが
できる。
【0046】請求項3記載の発明では、変速動作を行わ
せるライン圧の油温に関する変数が低温判定値より低い
高粘性時、自動変速機の変速段が初期状態のときは、上
記ライン圧を通常制御油圧より高い第1の制御油圧に設
定することで、ライン圧を速やかに立ち上げ、その後の
変速時の応答遅れが解消され、しかも、該変速時におい
て、上記ライン圧が通常制御油圧より高く且つ上記第1
の制御油圧より低い第2の制御油圧に設定されるので、
その後の変速、すなわち2回目以降の変速動作時におけ
る、いわゆる変速ショックが緩和される。
【0047】請求項4記載の発明では、変速動作を行わ
せるライン圧の油温に関する変数が低温判定値より低
く、自動変速機の変速段が初期状態のままであっても、
該初期状態が設定時間以上継続されているときは、上記
ライン圧を上記第2の制御油圧に設定することで、上記
請求項3記載の発明の効果に加え、ライン圧が必要以上
に上昇すること抑制し、変速時の、いわゆる変速ショッ
クをより一層緩和することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態によるライン圧制御
装置の機能ブロック図
【図2】同ライン圧設定ルーチンを示すフローチャート
【図3】同ライン圧制御バルブに対するデューティ比と
ライン圧との関係を示す図表
【図4】同トランスミッション制御装置の回路構成図
【図5】同ライン圧制御装置の油圧回路図
【図6】本発明の第2の実施の形態によるライン圧制御
装置の機能ブロック図
【図7】同ライン圧設定ルーチンを示すフローチャート
【符号の説明】
41…油温判定手段 43…レバー判定手段 44…継続時間判定手段 45…ライン圧設定手段 51…変速動作判定手段 P…ライン圧 PH1…第1の制御油圧 PH2…第2の制御油圧 P0…通常制御圧 TATF…変数 TG…低温判定値 time…継続時間 tO…設定時間

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】自動変速用ライン圧の油温に関する変数を
    検出し、該変数と低温判定値とを比較する油温判定手段
    と、 セレクトレバーが初期セット状態かを判断するレバー操
    作判定手段と、 上記変数が上記低温判定値以下で且つ上記セレクトレバ
    ーが初期セット状態のときは上記ライン圧を通常制御油
    圧より高い第1の制御油圧に設定し、上記変数が上記低
    温判定値以下で且つ上記セレクトレバーが走行レンジへ
    セットされたときは上記ライン圧を通常制御油圧より高
    く且つ上記第1の制御油圧より低い第2の制御油圧に設
    定し、又上記変数が上記低温判定値より高いときは上記
    ライン圧を通常制御油圧に設定するライン圧設定手段と
    を備えることを特徴とする自動変速機のライン圧制御装
    置。
  2. 【請求項2】自動変速用ライン圧の油温に関する変数を
    検出し、該変数と低温判定値とを比較する油温判定手段
    と、 セレクトレバーが初期セット状態かを判断するレバー操
    作判定手段と、 上記セレクトレバーの初期セット状態の継続時間を計時
    し、該継続時間と設定時間とを比較する継続時間判定手
    段と、 上記変数が上記低温判定値以下で且つ上記継続時間が設
    定時間内のときは上記ライン圧を通常制御油圧より高い
    第1の制御油圧に設定し、上記変数が上記低温判定値以
    下で且つ上記セレクトレバーが走行レンジへセットされ
    たとき、或いは上記変数が上記低温判定値以下で且つ上
    記継続時間が設定時間に達したときは上記ライン圧を通
    常制御油圧より高く且つ上記第1の制御油圧より低い第
    2の制御油圧に設定し、又上記変数が上記低温判定値よ
    り高いときは上記ライン圧を通常制御油圧に設定するラ
    イン圧設定手段とを備えることを特徴とする自動変速機
    のライン圧制御装置。
  3. 【請求項3】自動変速用ライン圧の油温に関する変数を
    検出し、該変数と低温判定値とを比較する油温判定手段
    と、 自動変速機の変速段が初期状態かを判断する変速動作判
    定手段と、 上記変数が上記低温判定値以下で且つ上記変速段が初期
    状態のときは上記ライン圧を通常制御油圧より高い第1
    の制御油圧に設定し、上記変数が上記低温判定値以下で
    且つ上記自動変速機の変速段が初期状態から変速動作し
    たときは上記ライン圧を通常制御油圧より高く且つ上記
    第1の制御油圧より低い第2の制御油圧に設定し、又上
    記変数が上記低温判定値より高いときは上記ライン圧を
    通常制御油圧に設定するライン圧設定手段とを備えるこ
    とを特徴とする自動変速機のライン圧制御装置。
  4. 【請求項4】自動変速用ライン圧の油温に関する変数を
    検出し、該変数と低温判定値とを比較する油温判定手段
    と、 自動変速機の変速段が初期状態かを判断する変速動作判
    定手段と、 上記変速段の初期状態の継続時間を計時し、該継続時間
    と設定時間とを比較する継続時間判定手段と、 上記変数が上記低温判定値以下で且つ上記継続時間が設
    定時間内のときは上記ライン圧を通常制御油圧より高い
    第1の制御油圧に設定し、上記変数が上記低温判定値以
    下で且つ上記自動変速機が初期状態から変速動作したと
    き、或いは上記変数が上記低温判定値以下で且つ上記継
    続時間が設定時間に達したときは上記ライン圧を通常制
    御油圧より高く且つ上記第1の制御油圧より低い第2の
    制御油圧に設定し、又上記変数が上記低温判定値より高
    いときは上記ライン圧を通常制御油圧に設定するライン
    圧設定手段とを備えることを特徴とする自動変速機のラ
    イン圧制御装置。
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