JPH09280280A - ディスクブレーキ装置 - Google Patents
ディスクブレーキ装置Info
- Publication number
- JPH09280280A JPH09280280A JP8110535A JP11053596A JPH09280280A JP H09280280 A JPH09280280 A JP H09280280A JP 8110535 A JP8110535 A JP 8110535A JP 11053596 A JP11053596 A JP 11053596A JP H09280280 A JPH09280280 A JP H09280280A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- piston
- center
- pad
- disc rotor
- radial distance
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16D—COUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
- F16D65/00—Parts or details
- F16D65/14—Actuating mechanisms for brakes; Means for initiating operation at a predetermined position
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16D—COUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
- F16D2125/00—Components of actuators
- F16D2125/02—Fluid-pressure mechanisms
- F16D2125/06—Pistons
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Braking Arrangements (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】ディスクブレーキ装置において、ディスクロー
タに対するピストンの位置を変更することなく制動有効
径を大きくした。 【解決手段】ディスクロータ8の回転中心とパッド4を
ディスクロータ8に押圧するピストン3の中心01まで
の半径距離R1より大きい半径距離R2でディスクロー
タ8の外周方向に偏心した部位02を前記パッド4の押
圧中心とする押圧凸面7aを備えた中間部材7をピスト
ン3に設けた。
タに対するピストンの位置を変更することなく制動有効
径を大きくした。 【解決手段】ディスクロータ8の回転中心とパッド4を
ディスクロータ8に押圧するピストン3の中心01まで
の半径距離R1より大きい半径距離R2でディスクロー
タ8の外周方向に偏心した部位02を前記パッド4の押
圧中心とする押圧凸面7aを備えた中間部材7をピスト
ン3に設けた。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両のディスクブ
レーキ装置に関するものである。
レーキ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】車両のディスクブレーキ装置は、キャリ
パに形成されているシリンダに摺動自在に嵌装されたピ
ストンと、このピストンと同心に配置され、前記ピスト
ンにより車輪と一体回転するディスクロータの両側面に
押圧するパッドとから構成され、摩擦によって制動する
ものである。
パに形成されているシリンダに摺動自在に嵌装されたピ
ストンと、このピストンと同心に配置され、前記ピスト
ンにより車輪と一体回転するディスクロータの両側面に
押圧するパッドとから構成され、摩擦によって制動する
ものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、ディスクブ
レーキ装置の制動有効径、すなわち、ディスクロータに
対しピストンの押圧力をパッドを介して付与する部位は
車輪の回転中心(ディスクロータの回転中心)より極力
大きな径であることが望ましい。
レーキ装置の制動有効径、すなわち、ディスクロータに
対しピストンの押圧力をパッドを介して付与する部位は
車輪の回転中心(ディスクロータの回転中心)より極力
大きな径であることが望ましい。
【0004】ディスクブレーキ装置の制動有効径を大き
くするためには、ディスクロータに対するピストンの位
置を変更する必要があり、これに伴い、キャリパも変更
しなけらばならず、その結果、大型化し質量及びコスト
が大になる。
くするためには、ディスクロータに対するピストンの位
置を変更する必要があり、これに伴い、キャリパも変更
しなけらばならず、その結果、大型化し質量及びコスト
が大になる。
【0005】本発明の目的は、ディスクロータに対する
ピストンの位置を変更することなく制動有効径を大きく
したディスクブレーキ装置を提供することである。
ピストンの位置を変更することなく制動有効径を大きく
したディスクブレーキ装置を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの本発明の構成は、キャリパに形成されているシリン
ダに摺動自在に嵌装されたピストンと、このピストンと
同心に配置され、前記ピストンによりディスクロータに
押圧するパッドとからなるディスクブレーキ装置におい
て、前記ピストンに前記ディスクロータの回転中心とピ
ストンの中心までの半径距離より大きい半径距離でディ
スクロータの外周方向に偏心した部位を前記パッドの押
圧中心とする押圧凸面を備えた中間部材を設けたことを
特徴とするものである。
めの本発明の構成は、キャリパに形成されているシリン
ダに摺動自在に嵌装されたピストンと、このピストンと
同心に配置され、前記ピストンによりディスクロータに
押圧するパッドとからなるディスクブレーキ装置におい
て、前記ピストンに前記ディスクロータの回転中心とピ
ストンの中心までの半径距離より大きい半径距離でディ
スクロータの外周方向に偏心した部位を前記パッドの押
圧中心とする押圧凸面を備えた中間部材を設けたことを
特徴とするものである。
【0007】また、キャリパに形成されているシリンダ
に摺動自在に嵌装されたピストンと、このピストンと同
心に配置され、前記ピストンによりディスクロータに押
圧するパッドとからなるディスクブレーキ装置におい
て、前記ピストンに中間部材を設け、前記パッドに前記
ディスクロータの回転中心とピストンの中心までの半径
距離より大きい半径距離でディスクロータの外周方向に
偏心した部位を前記ピストンの中間部材によるパッドの
押圧中心とする押圧凸面を形成したことを特徴とするも
のである。
に摺動自在に嵌装されたピストンと、このピストンと同
心に配置され、前記ピストンによりディスクロータに押
圧するパッドとからなるディスクブレーキ装置におい
て、前記ピストンに中間部材を設け、前記パッドに前記
ディスクロータの回転中心とピストンの中心までの半径
距離より大きい半径距離でディスクロータの外周方向に
偏心した部位を前記ピストンの中間部材によるパッドの
押圧中心とする押圧凸面を形成したことを特徴とするも
のである。
【0008】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態を図面に
基づいて説明する。図1は本発明の第1実施例を示すも
ので、1はキャリパであり、このキャリパ1に形成され
ているシリンダ2にピストン3が摺動自在に嵌装されて
いる。4は前記ピストン3によりディスクロータ8に押
圧されるパッド(インナパッド)であり、このパッド4
は前記ピストン3の中心01と同心線上に配置されてい
る。5はパッド4のバックプレートである。尚、9はデ
ィスクロータ8の他側面を押圧するパッド(アウタパッ
ド)である。
基づいて説明する。図1は本発明の第1実施例を示すも
ので、1はキャリパであり、このキャリパ1に形成され
ているシリンダ2にピストン3が摺動自在に嵌装されて
いる。4は前記ピストン3によりディスクロータ8に押
圧されるパッド(インナパッド)であり、このパッド4
は前記ピストン3の中心01と同心線上に配置されてい
る。5はパッド4のバックプレートである。尚、9はデ
ィスクロータ8の他側面を押圧するパッド(アウタパッ
ド)である。
【0009】前記ピストン3の前端面に前記パッド4の
バックプレート5を押圧する中間部材7が設けられてい
る。
バックプレート5を押圧する中間部材7が設けられてい
る。
【0010】この中間部材7は、前記ディスクロータ8
の回転中心とピストン3の中心01までの半径距離R1
より大きい半径距離R2でディスクロータ8の外周方向
に偏心した部位02を前記パッド4の押圧中心とする押
圧凸面7aを備えており、バックプレート5と中間部材
7との対接面には回り止めの凹凸係合部6が設けられて
いる。
の回転中心とピストン3の中心01までの半径距離R1
より大きい半径距離R2でディスクロータ8の外周方向
に偏心した部位02を前記パッド4の押圧中心とする押
圧凸面7aを備えており、バックプレート5と中間部材
7との対接面には回り止めの凹凸係合部6が設けられて
いる。
【0011】上記第1実施例の構造においては、前記し
たようにパッド4を押圧するピストン3の中心01はデ
ィスクロータ8の回転中心までの半径距離R1は不変で
あるが、中間部材7にディスクロータ8の回転中心とピ
ストン3の中心01までの半径距離R1よりも大きい半
径距離R2でディスクロータ8の外周方向に偏心した部
位02を前記パッド4の押圧中心とする押圧凸面7aが
バックプレート5を介してパッド4を押圧する。
たようにパッド4を押圧するピストン3の中心01はデ
ィスクロータ8の回転中心までの半径距離R1は不変で
あるが、中間部材7にディスクロータ8の回転中心とピ
ストン3の中心01までの半径距離R1よりも大きい半
径距離R2でディスクロータ8の外周方向に偏心した部
位02を前記パッド4の押圧中心とする押圧凸面7aが
バックプレート5を介してパッド4を押圧する。
【0012】従って、ディスクロータ8に作用するパッ
ド4の押圧力は、ディスクロータ8の回転中心とピスト
ン3の中心01までの半径距離R1より大きい半径距離
R2の部位であり、ディスクロータ8に対するピストン
3の位置を変更することなくディスクブレーキ装置の制
動有効径を大きくし、従来の形態で制動効果の向上が得
られる。
ド4の押圧力は、ディスクロータ8の回転中心とピスト
ン3の中心01までの半径距離R1より大きい半径距離
R2の部位であり、ディスクロータ8に対するピストン
3の位置を変更することなくディスクブレーキ装置の制
動有効径を大きくし、従来の形態で制動効果の向上が得
られる。
【0013】図2は本発明の第2実施例を示すものであ
る。この第2実施例は、前記ピストン3にフラットな中
間部材7を設け、前記パッド4のバックプレート5に前
記ディスクロータ8の回転中心とピストン3の中心01
までの半径距離R1より大きい半径距離R2でディスク
ロータ8の外周方向に偏心した部位02を前記ピストン
3の中間部材7によるパッド4の押圧中心とする押圧凸
面5aを形成した構造である。
る。この第2実施例は、前記ピストン3にフラットな中
間部材7を設け、前記パッド4のバックプレート5に前
記ディスクロータ8の回転中心とピストン3の中心01
までの半径距離R1より大きい半径距離R2でディスク
ロータ8の外周方向に偏心した部位02を前記ピストン
3の中間部材7によるパッド4の押圧中心とする押圧凸
面5aを形成した構造である。
【0014】上記第2実施例の構造においては、ピスト
ン3に設けたフラットな中間部材7がパッド4のバック
プレート5に形成されているディスクロータ8の回転中
心とピストン3の中心01までの半径距離R1より大き
い半径距離R2でディスクロータ8の外周方向に偏心し
た部位02をパッド4の押圧中心とする押圧凸面5aを
押圧する。
ン3に設けたフラットな中間部材7がパッド4のバック
プレート5に形成されているディスクロータ8の回転中
心とピストン3の中心01までの半径距離R1より大き
い半径距離R2でディスクロータ8の外周方向に偏心し
た部位02をパッド4の押圧中心とする押圧凸面5aを
押圧する。
【0015】従って、第2実施例においても、ディスク
ロータ8に作用するパッド4の押圧力は、ディスクロー
タ8の回転中心とピストン3の中心01までの半径距離
R1より大きい半径距離R2の部位であり、ディスクロ
ータ8に対するピストン3の位置を変更することなくデ
ィスクブレーキ装置の制動有効径を大きくし、従来の形
態で制動効果の増大が得られる。
ロータ8に作用するパッド4の押圧力は、ディスクロー
タ8の回転中心とピストン3の中心01までの半径距離
R1より大きい半径距離R2の部位であり、ディスクロ
ータ8に対するピストン3の位置を変更することなくデ
ィスクブレーキ装置の制動有効径を大きくし、従来の形
態で制動効果の増大が得られる。
【0016】前記増大される制動有効径は、前記半径距
離R2をディスクロータ8の径の許容範囲で任意に設定
することができる。
離R2をディスクロータ8の径の許容範囲で任意に設定
することができる。
【0017】
【発明の効果】以上述べたように本発明によると、装置
形態の大型化並びに重量を増大せずにディスクロータに
対するピストンの位置の変更および装置の大型化並びに
重量を増大することなく制動有効径を大きくし、従来の
形態で制動効果を向上することができる。
形態の大型化並びに重量を増大せずにディスクロータに
対するピストンの位置の変更および装置の大型化並びに
重量を増大することなく制動有効径を大きくし、従来の
形態で制動効果を向上することができる。
【図1】本発明の第1実施例の要部断面図
【図2】本発明の第2実施例の要部断面図
1 キャリパ 2 シリンダ 3 ピストン 4 パッド 5 バックプレート 5a 押圧凸面 6 凹凸係合部 7 中間部材 7a 押圧凸面 8 ディスクロータ 01 ピストンの中心 02 ディスクロータの外周方向に偏心した部位 R1 ディスクロータの回転中心とピストンの中心ま
での半径距離 R2 ディスクロータの回転中心とピストンの中心ま
での半径距離より大きい半径距離
での半径距離 R2 ディスクロータの回転中心とピストンの中心ま
での半径距離より大きい半径距離
Claims (2)
- 【請求項1】 キャリパに形成されているシリンダに摺
動自在に嵌装されたピストンと、このピストンと同心に
配置され、前記ピストンによりディスクロータに押圧す
るパッドとからなるディスクブレーキ装置において、 前記ピストンに前記ディスクロータの回転中心とピスト
ンの中心までの半径距離より大きい半径距離でディスク
ロータの外周方向に偏心した部位を前記パッドの押圧中
心とする押圧凸面を備えた中間部材を設けたことを特徴
とするディスクブレーキ装置。 - 【請求項2】 キャリパに形成されているシリンダに摺
動自在に嵌装されたピストンと、このピストンと同心に
配置され、前記ピストンによりディスクロータに押圧す
るパッドとからなるディスクブレーキ装置において、 前記ピストンに中間部材を設け、前記パッドに前記ディ
スクロータの回転中心とピストンの中心までの半径距離
より大きい半径距離でディスクロータの外周方向に偏心
した部位を前記ピストンの中間部材によるパッドの押圧
中心とする押圧凸面を形成したことを特徴とするディス
クブレーキ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8110535A JPH09280280A (ja) | 1996-04-08 | 1996-04-08 | ディスクブレーキ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8110535A JPH09280280A (ja) | 1996-04-08 | 1996-04-08 | ディスクブレーキ装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09280280A true JPH09280280A (ja) | 1997-10-28 |
Family
ID=14538282
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8110535A Pending JPH09280280A (ja) | 1996-04-08 | 1996-04-08 | ディスクブレーキ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09280280A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE112008000216T5 (de) | 2007-01-26 | 2009-12-17 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha, Toyota-shi | Scheibenbremseinrichtung |
-
1996
- 1996-04-08 JP JP8110535A patent/JPH09280280A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE112008000216T5 (de) | 2007-01-26 | 2009-12-17 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha, Toyota-shi | Scheibenbremseinrichtung |
US8205724B2 (en) | 2007-01-26 | 2012-06-26 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Disc brake device |
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